同期REDO転送のベスト・プラクティス
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- しょうすけ すずがみね
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1 同期 REDO 転送のベスト プラクティス Oracle Data Guard と Oracle Active Data Guard Oracle ホワイト ペーパー 2015 年 3 月
2 目次概要... 1 Data Guard の同期転送 概要... 2 同期転送のパフォーマンス... 3 同期転送の機能強化... 5 Oracle Database 11g Release Oracle Database 12c... 6 構成のベスト プラクティス... 6 tcpソケット バッファ サイズをBDPの3 倍に設定する... 6 スタンバイREDOログの構成... 8 SDUサイズは65535に設定します... 9 最適なシステム パフォーマンスのための十分なリソースの構成... 9 Fast Sync(SYNC NOAFFIRM) の使用... 9 データ損失ゼロの構成での Exadataのパフォーマンス向上の検討... 9 チューニング 同期転送でデータ整合性を維持する方法について パフォーマンスの評価 Oracle Database 11.2のSYNCパフォーマンスの評価方法 Oracle Database 12cのSYNCパフォーマンスの評価方法 ログ ファイル同期待機の診断 Data Guard Fast Sync 結論... 24
3 概要 Oracle Maximum Availability Architecture(Oracle MAA) とOracle Data Guardの組み合わせは ミッション クリティカルなOracle Databaseのシングル ポイント障害を排除できるもっとも包括的なソリューションです このソリューションは 本番データベースの同期された1つ以上の物理レプリカを遠隔地に保持することによって もっとも単純かつ経済的な方法でデータの損失と停止時間の発生を防ぎます 何らかの理由で本番データベースが使用できなくなると クライアント接続が 迅速に ( また一部の構成では透過的に ) 同期されているレプリカにフェイルオーバーされ すぐにサービスがリストアされます Active Data GuardはData Guardの基本機能を拡張したもので レポート作成アプリケーション 非定型の問合せ データ抽出 および高速増分バックアップを本番データベースの読取り専用コピーにオフロードできるため コストのかかる無駄な冗長性がなくなります Active Data Guardはリアルタイムなデータ保護と可用性に完全に特化しており Oracle Databaseと緊密に統合されているため ストレージのリモート ミラー化やその他のホストベースのレプリケーション ソリューションとは違い データ保護 パフォーマンス 可用性の低下や複雑さの問題がありません Data GuardとActive Data GuardはOracle 対応の唯一のレプリケーション ソリューションであり 実行中の本番データベースの同期済みコピーにデータ損失ゼロで確実にフェイルオーバーできます Active Data Guard 12cの新機能では 本番データベースからさまざまな距離にある同期レプリカを使用した データ損失ゼロの保護が拡張されています 本番データベースのパフォーマンスに影響したり フェイルオーバー操作が複雑になったりすることはありません このため データベース クラスタ サイト 地域 および地理的に停止が発生しても Oracleデータベースの高可用性とデータ保護を実現できます 本書では Data GuardやActive Data Guardの構成で同期 REDO 転送を使用するための Oracle MAAのベスト プラクティスについて説明します 本書は 最大可用性モードや最大保護モードを使用したData Guard とActive Data Guardの構成について 実用的な知識を持っているデータベース管理者を対象としています これらのモードでは 同期 REDO 転送とData Guard 管理リカバリ プロセス (MRP) の統合によって 本番データベースの計画外停止が発生してもデータ損失ゼロが保証されます 1 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
4 Data Guard の同期転送 概要 Data Guardの構成には プライマリ データベースと呼ばれる本番データベースと スタンバイ データベースと呼ばれる最大 30の直接接続レプリカが含まれます プライマリ データベースとスタンバイ データベースは Oracle Net Servicesを使用したTCP/IPを介して接続されます データベース同士の通信が可能であれば 設置場所に関する制約はありません スタンバイ データベースは 最初はプライマリ データベースのバックアップから作成されます Data Guardは プライマリ データベースのREDO( トランザクションを保護するためにすべてのOracle Databaseによって使用される情報 ) を送信し スタンバイ データベースに適用して プライマリ データベースとすべてのスタンバイ データベースを自動的に同期します Data Guardの転送サービスは プライマリ データベースからスタンバイ データベースへのREDOの送信に関するすべての側面を処理します ユーザーがプライマリ データベースでトランザクションをコミットすると REDOレコードが生成され ローカルのオンライン ログ ファイルに書き込まれます Data Guardの転送サービスは プライマリ データベースのログ バッファ ( システム グローバル領域内で割り当てられているメモリ ) からスタンバイ データベースへ同じREDOを同時に直接送信し スタンバイ データベースはスタンバイREDOログ ファイルにREDOを書き込みます Data Guardによる転送は 以下の理由から非常に効率的です» Data Guardを使ったメモリからの直接送信により プライマリ データベースでのディスクI/Oオーバーヘッドが回避されます これは 他の多くのホストベース レプリケーション ソリューションで ディスクからのデータ読取りと変更の送信によって プライマリ データベースのI/Oが増加するのとは異なります» Data Guardでは データベースREDOだけが送信されます これは リアルタイム同期を維持するためにすべてのファイルのすべての変更ブロックを送信しなければならないストレージのリモート ミラー化とは完全に対照的です オラクルが実施したテストによると ストレージのリモート ミラー化では Data Guardよりも 最大 7 倍のネットワーク データが送信され 27 倍のネットワークI/O 操作が必要であることが示されています ストレージのリモート ミラー化と比較した場合のData Guardの利点について詳しくは Oracle Active Data Guardとストレージのリモート ミラー化の比較 を参照してください 1 Data Guardでは 同期と非同期の2つの転送サービスを選択できます 同期 REDO 転送 ( 本書のテーマ ) では REDOが受信され ディスク ( スタンバイREDOログ ファイル ) に書き込まれたというスタンバイ データベースからの確認を待ってから プライマリ データベースがコミットの成功を伝える信号をアプリケーションに送信します 同期転送と Data Guardの適用サービスによるトランザクション セマンティクスの高度な認識との結合により プライマリ データベースに突然障害が発生しても データ損失ゼロの保護が保証されます また Data Guardには3 種類の操作モードがあり コスト 可用性 パフォーマンス データ保護のバランスを調整できます 表 1を参照してください 各モードでは プライマリ データベースとスタンバイ データベースの接続が失われた場合のData Guard 構成の動作を定義します 3つのモードのうち 2つは同期転送を使用します 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
5 表 1:Data Guard の保護モード モードデータ損失のリスク転送スタンバイ データベースからの確認がない場合 : 最大保護 データ損失ゼロ SYNC トランザクションの REDO がディスクに書き込まれたことを示すスタンバイ データベー 二重障害からの保護 スからの確認を受信してから コミットの成功をアプリケーションに通知します 通知が受信されるまで 本番データベースは処理を進めることができません 最大可用性 データ損失ゼロ SYNC スタンバイ データベースからの確認を受信するか または NET_TIMEOUT しきい値に指 単一障害からの保護 FAST SYNC FAR SYNC 定された期間が過ぎたら ( いずれか早い方によって ) コミットの成功をアプリケーションに通知します ネットワークやスタンバイ データベースの停止は 本番データベース の可用性に影響しません 最大パフォーマンス 最小限のデータ損失の可能性 ASYNC プライマリはスタンバイからの確認を待つことなく コミットの成功をアプリケーション に通知します データ損失ゼロは保証できません 同期転送のパフォーマンスまたData Guardには ストレージのリモート ミラー化に基づく同期ソリューションと比べて 多くのパフォーマンス上の利点があります 前述のとおり Data GuardではREDOが送信されるだけです これに対し ストレージのリモート ミラー化でData Guardと同じリアルタイム保護を維持するには すべての変更をすべてのブロックに送信する必要があります つまり ストレージのリモート ミラー化の場合 Data Guardだけでなく すべての書込み先によって送信されるデータ量 ( データファイル オンライン ログ ファイル グループの追加メンバー アーカイブ ログ ファイル 制御ファイル フラッシュバック ログ ファイルなど ) が送信されます この影響は重大です たとえば データファイルへの書込みを行うOracleプロセスはDatabase Writer(DBWR) と呼ばれ DBWRの速度低下の要因が データベース パフォーマンスに大きく影響する可能性があります ストレージの同期的リモート ミラー化は 仕様上 DBWRに影響を与えます ミラー化されたボリューム間のラウンドトリップ ネットワーク待機時間 (RTT) によって DBWRによる書込みのたびに遅延が発生するためです Data Guardは プライマリ データベースのDBWRに影響を与えないように設計されています オラクルは 本番データベースでの同期転送の影響を特定するために 徹底的にテストを行いました その代表的な2つのテスト結果は 次のとおりです このデータは パフォーマンスへの影響に関する一般的な概要を示したものです 実際の本番ワークロードへの影響の予測に使用しないでください アプリケーションによって 同期レプリケーションへの耐性は異なります アプリケーションの同時実行性 セッション数 トランザクション サイズ ( バイト単位 ) セッションのコミット頻度 およびログ スイッチの頻度が異なるため ラウンドトリップ ネットワーク待機時間 (RTT) 帯域幅 およびログ ファイルの書込みI/Oパフォーマンスがすべて同じでも 影響はアプリケーションによって異なります 一般的に ラウンドトリップ ネットワーク待機時間が5ミリ秒超の場合より 5ミリ秒未満の場合の方が同期転送に適しています 実際のワークロードでの同期レプリケーションの影響について特定の結論を出す前に 必ずテストを行ってください 3 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
6 テスト1:OLTPワークロード スモールinsert Swingbench( パブリック ドメインの負荷生成ツール 2 ) を使用して 30MB/ 秒でREDOを生成したOLTP ワークロードをシミュレートしました その結果 パフォーマンスへの影響は1ミリ秒のRTTで3% 5ミリ秒のRTTで5% でした ( 図 1を参照 ) 図 1:OLTP ワークロードの同期転送のパフォーマンスへの影響 - スモール insert テスト1のSwingbenchワークロードには 次の特性があります» ランダムDML 1ミリ秒のシンク タイム 400ユーザー 1 秒あたり6000 以上のトランザクション 30MB/ 秒のピークREDO 速度» スモールinsert: トランザクションあたり5KのREDOサイズ 120の論理読取り 30のブロック変更» 3 回のテスト実行 :Data Guardなし および2 回のData Guardテスト実行 (1ミリ秒と5ミリ秒のラウンドトリップ ネットワーク待機時間 )» Oracle Exadataの2ノードOracle Real Application Clusters(Oracle RAC) データベース Oracle Exadata Smart Flash Logging およびライトバック フラッシュ キャッシュ テスト2:OLTPワークロード ラージinsert 同じシステムとデータベース構成を使用した2 回目のテストでは 平均トランザクション サイズが440K に増加し それに対応してREDOスループットが増えた場合のOLTPワークロードへの影響をプロファイルしました パフォーマンスへの影響は 1ミリ秒未満のRTTで1% 2ミリ秒のRTTで7% 5ミリ秒のRTTで8% でした ( 図 2を参照 ) 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
7 図 2:OLTP ワークロードの同期転送のパフォーマンスへの影響 - ラージ insert テスト2のSwingbenchワークロードには 次の特性があります» ラージinsertのOLTPワークロード :1 秒当たり180 以上のトランザクション 83MB/ 秒のピークREDO 速度 ランダム表» トランザクション プロファイル440KのREDOサイズ 6000の論理読取り トランザクションあたり 2100のブロック変更» Data Guardなしのベースラインの後 1ミリ秒 2ミリ秒 5ミリ秒のRTTネットワーク待機時間でData Guardを使用 同期転送の機能強化 同期転送は 多くのOracle Databaseリリースにわたって進化してきました 同期転送の技術的詳細と 関連するOracle MAAのベスト プラクティスは Data GuardおよびActive Data Guardと同じです 本書の Data Guardのベスト プラクティスは すべてActive Data Guardにも適用できます Oracle Database 11g Release 2 Data Guard 11g Release 2では プライマリ データベースのローカル オンライン ログ ファイルに対するLGWRのREDO 書込みと並行して リモード スタンバイにREDOが送信され 同期レプリケーションに必要な合計ラウンドトリップ時間が短縮されるため 同期転送のパフォーマンス上の影響が少なくなります これは 以前のData Guardリリースから改善された点です 以前のData Guardでは転送の際 リモート スタンバイへのREDOの送信前に ローカル ログ ファイルへの書込みが完了するまで待機していました 合計ラウンドトリップ時間が短縮されるため データ損失ゼロの同期構成で プライマリ データベースとスタンバイ データベースを地理的にさらに離れた場所に配置できるようになりました または 待機時間の短いネットワークを使用することで 同期レプリケーションによるプライマリ データベースのパフォーマンスへの影響をほぼゼロにまで軽減できます この同じアーキテクチャが Oracle Database 12cで使用されています 5 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
8 Oracle Database 12c Oracle Database 12cのData Guard Fast Sync(SYNC NOAFFIRM) を使用すると データ損失ゼロの同期構成のパフォーマンスを簡単に上げることができます Fast Syncを使用すると スタンバイはスタンバイ REDOログ ファイルへのディスクI/Oを待たなくても REDOをメモリ内に受信したらすぐにプライマリ データベースを確認できます これにより プライマリとスタンバイの間の合計ラウンドトリップ時間が大幅に短縮されるため プライマリ データベースのパフォーマンスへの同期トランスポートの影響が軽減されます Fast Syncでは スタンバイ データベースのI/Oが完了する前にプライマリ データベースとスタンバイ データベースの両方で障害が同時発生するとデータが損失する危険性がごくわずかながら存在します ただし その危険性のある時間は非常に短く ( もう一方の障害が数ミリ秒の間に発生する必要がある ) そのような状況は極めて特異なものであるため 発生する可能性はほとんどありません Fast Syncは Data Guard 12cに含まれています (Active Data Guardのライセンスは不要です ) Fast Syncは 管理者が明示的に有効にする必要があります この操作を実行しないと Data Guard 12cの同期 REDO 転送のデフォルトの動作が Data Guard 11gと同じ (SYNC AFFIRM) になります Active Data Guard 12cには Far Syncという新しい機能が含まれます Active Data GuardのFar Syncを使用すると プライマリ データベースとスタンバイ データベースが数百 数千マイル離れていても データ損失ゼロの保護が可能です またこの際 広域ネットワーク全体で 本番データベースへの同期通信の影響を軽減または解消できます Far SyncとOracle Advanced Compressionを組み合わせると オフ ホストでのREDO 転送圧縮が可能になり 本番システムの帯域幅のオーバーヘッドをゼロにしておくことができます 本書では Far Syncについては説明しません Far Syncの詳細とベスト プラクティスについては Oracle Active Data Guard Far Sync - Zero Data Loss at Any Distance 3 を参照してください 構成のベスト プラクティス 次のMAAベスト プラクティスは Data Guard 同期 REDO 転送の構成のパフォーマンス上の影響を最小限に抑えて 本番データベースをデータ損失ゼロで保護できるように設計されています tcpソケット バッファ サイズをBDPの3 倍に設定する最適なネットワーク スループットを実現するための TCPの送受信ソケット バッファ サイズの最小推奨設定値は プライマリ システムとスタンバイ システムの間のネットワーク リンクの帯域幅遅延積 (BDP) と同じです また BDPより高い値を設定すると 徐々に改善される場合があります たとえば 待機時間が長い高帯域幅ネットワークをシミュレートするMAAテストの場合 TCPの送受信ソケット バッファ設定をBDPの3 倍まで増やすと スループットが少しずつ段階的 継続的に増加しました BDPは ネットワークの帯域幅と待機時間の積です ソケット バッファ サイズは Oracle NetパラメータRECV_BUF_SIZEおよびSEND_BUF_SIZEを使用して ソケット バッファ サイズ設定がOracle TCP 接続のみに影響するように設定されます オペレーティング システムのソケット バッファ サイズに制限がある場合があります このような場合 Oracleでより大きい値を使用するには調整が必要です たとえばLinuxの場合 パラメータnet.core.rmem_maxとnet.core.wmem_maxでソケット バッファ サイズが制限されており RECV_BUF_SIZEとSEND_BUF_SIZEより大きい値に設定する必要があります 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
9 たとえば 帯域幅が622Mbで待機時間が30ミリ秒の場合 パラメータRECV_BUF_SIZEとSEND_BUF_SIZEの最小サイズは次のように計算します 帯域幅遅延積 (BDP) = 帯域幅 x 待機時間 BDP = 622,000,000( 帯域幅 )/8 x 0.030( 待機時間 ) = 2,332,500バイトこの例を前提とすると 送受信ソケット バッファの最適なサイズは次のように計算されます ソケット バッファ サイズ = 3 x BDP = 2,332,500(BDP) x 3 = 6,997,500バイトソケット バッファのサイズは オペレーティング システム レベルかOracle Netレベルで設定できます ソケット バッファ サイズの要件は ( ネットワーク条件によって ) かなり大きくなる場合があります このサイズをOracle Netレベルで設定して telnetなどの通常のtcpセッションで より多くのメモリが使用されないようにすることを推奨します オペレーティング システムによっては すべての送受信ソケット バッファの最大サイズを設定するパラメータが含まれる場合があるので注意してください Oracle Netでより大きなソケット バッファ サイズを使用するには 必ずこれらの値を調整する必要があります Oracle Netの場合 sqlnet.oraで次のパラメータを使用して すべての接続の送受信ソケット バッファ サイズをグローバルに設定できます RECV_BUF_SIZE= SEND_BUF_SIZE= 単にData Guard 転送と関連する接続のバッファ サイズを増やしたい場合は 転送用のOracle Netエイリアスとスタンバイ ホストのリスナーで RECV_BUF_SIZEとSEND_BUF_SIZEを構成することを推奨します 次の例では 送受信ソケット バッファ サイズが 特定の接続記述子の説明属性として設定されています standby = (DESCRIPTION= (SEND_BUF_SIZE= ) (RECV_BUF_SIZE= ) (ADDRESS=(PROTOCOL=tcp) (HOST=stby_host)(PORT=1521)) (CONNECT_DATA= (SERVICE_NAME=standby))) ソケット バッファ サイズは Data Guard 構成内のすべてのデータベースで同一に構成する必要があります スタンバイ側や受信側では sqlnet.oraファイルかlistener.oraファイルでこの構成を行うことができます listener.oraファイルでは 特定のプロトコル アドレスまたは記述のバッファ領域パラメータを指定できます 7 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
10 LISTENER = (DESCRIPTION= (ADDRESS=(PROTOCOL=tcp) (HOST=stby_host) (PORT=1521) (SEND_BUF_SIZE= ) (RECV_BUF_SIZE= ))) スタンバイREDOログの構成オンラインREDOログとスタンバイREDOログでは REDOログ サイズを4GB またはピークREDO 速度 / 分 x 20 分以下にする必要があります ピークREDO 速度を抽出するには ピーク ワークロード期間中のAWR レポート ( バッチ処理 四半期末や年末の処理など ) を参照してください 平均ではなく ピーク ワークロードを使用することは非常に重要です ( 平均を使用すると ピークREDO 速度が分かりにくくなり ネットワーク帯域幅のプロビジョニングが不十分になる可能性があるためです ) 表 2は REDO 速度と最小 REDOログの推奨サイズの簡単なマッピングを示しています 表 2:REDO ログの推奨サイズ EM レポートまたは AWR レポートに従ったピーク REDO 速度 REDO ログ グループの推奨サイズ 5MB/ 秒以下 4GB 25 MB/ 秒以下 16 GB 50 MB/ 秒以下 32GB 50MB/ 秒未満 64 GB オンラインREDOログのサイズを適切に設定したら 同じサイズのスタンバイREDOログを作成する必要があります これは 単一メンバーしか含まれないスタンバイREDOログ グループのパフォーマンスで重要です また 各 REDOログ スレッド ( スレッドはOracle RACデータベース インスタンスに関連付けられています ) では スタンバイREDOログの数 = REDOログ グループの数 + 1です スタンバイREDOログを追加すると スタンバイREDOログでスタンバイ データベースが待機する可能性がなくなります たとえば プライマリ データベースに2つのインスタンス ( スレッド ) が含まれており 各スレッドに3つのオンライン ログ グループが含まれる場合 プライマリ データベースと各スタンバイ データベースで 8つのスタンバイREDOログを事前構成する必要があります さらに プライマリ データベースやスタンバイ データベースが対称型のReal Application Clustersでない場合 (8ノードのプライマリOracle RACクラスタと2ノードのスタンバイOracle RACクラスタなど ) ( 構成内の最大クラスタに基づいて ) プライマリ データベースとスタンバイ データベースのスタンバイREDOログの数を同じにして すべてのスレッドを表す必要があります スタンバイREDOログのサイズと プライマリのオンラインREDOログのサイズは 必ず完全に同じである必要があります 8 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
11 単一メンバーのスタンバイREDOログ グループは 必ず使用可能な最速のディスクグループに置く必要があります これは スタンバイ ログ ファイルの書込み時間を プライマリ データベースの最適なパフォーマンスのログ ファイルI/Oと同等にするためです SDUサイズは65535に設定します Oracle Net Servicesの場合 セッション データ ユニット (SDU) のOracle Net 設定のサイズを調整することで データ送信を制御できます オラクルのテスト結果によると SDUを最大値の65535に設定すると SYNC 転送のパフォーマンスを上げることができます SDUは ローカル ネーミング構成ファイル (TNSNAMES.ORA) とリスナー構成ファイル (LISTENER.ORA) のSDUパラメータを使用して接続ごとに設定するか SQLNET.ORAファイルのプロファイル パラメータDEFAULT_SDU_SIZEを使用して すべての Oracle Net 接続用に設定できます ASYNC 転送では新しいストリーミング プロトコルが使用されており SDUサイズをデフォルトより増やしても非同期構成のパフォーマンスは向上しないので 注意してください 最適なシステム パフォーマンスのための十分なリソースの構成十分なリソースを確保することは 特にプライマリ データベースとスタンバイ データベースのログ ファイルI/Oや プライマリ データベースとスタンバイ データベースの間のネットワーク帯域幅の場合 同期 Data Guard 構成のパフォーマンスにとって重要です Oracle Database 12cのFast SYNCを使用した場合 スタンバイ データベースのI/Oが低速でも本番データベースのパフォーマンスに影響しませんが 最適な結果を出すには プライマリ データベース ログ ファイルの書込み用のI/Oパフォーマンスと REDOボリュームの送信用のネットワーク帯域幅を十分に確保することも必要です Fast Sync(SYNC NOAFFIRM) の使用 Fast Sync(SYNC NOAFFIRM) を使用すると リモートRFSの書込みを待機しているすべてのセッションの処理を 書込みの完了後ではなく書込みの送信後に進めることができます この結果 全体的なSYNCリモート書込み待機イベントが減るため 最適なパフォーマンスを実現できます データ損失ゼロの構成での Exadataのパフォーマンス向上の検討 Exadataには SYNC 構成のデプロイに最適なシステムを実現するための いくつかの機能が含まれています» Smart Flash Logging:Exadata Smart Flash Cacheには ログ書込みI/Oの待機時間を短縮するための Exadata Smart Flash Loggingと呼ばれる特別なアルゴリズムが実装されています ユーザー トランザクションのコミット時間や 重要な更新の実行時間は ログ書込みの待機時間に大きく影響を受けます Smart Flash Loggingでは Exadataストレージのフラッシュ キャッシュとExadataディスク コントローラの高速 RAMメモリを組み合わせて利用することで ログ書込みの待機時間を大幅に短縮し ( フラッシュ ベースのストレージ ソリューションを含む ) すべてのストレージ ソリューションで頻繁に発生する待機時間のスパイクを回避します Exadata Smart Flash Loggingアルゴリズムは Exadata 固有のもので プライマリとスタンバイのログ書込みが高速化されます» ネットワーク :Exadataコンピュート ノードには 1GigEと10GigEの複数のネットワーク アダプタが搭載されています これらのネットワーク アダプタは高可用性のために事前構成されており 高速転送を処理するための広帯域幅を備えています» ストレージ パフォーマンス :Exadataは 業界標準のスケールアウト データベース サーバー インテリジェントなスケールアウト ストレージ サーバー 最先端のPCIフラッシュ ストレージ サー 9 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
12 バー およびすべてのサーバーとストレージを接続する超高速内部 InfiniBandファブリックを搭載した最新アーキテクチャです Exadata 独自のソフトウェア アルゴリズムには ストレージのデータベース インテリジェンス PCIベースのフラッシュ およびInfiniBandネットワークが実装されており 他のプラットフォームより高いパフォーマンスと大容量をより低コストで実現できます チューニング Data Guardのパフォーマンスは プライマリ システムとスタンバイ システム これらのシステムの接続ネットワーク およびIOサブシステムのパフォーマンスに直接依存します Data Guard 構成のトポロジと そのData Guardパフォーマンスとの関係を理解すれば Data Guardアーキテクチャに起因すると誤解されがちなインフラストラクチャの弱点を解消できます 構成の前提条件 Data Guardアーキテクチャは非常に合理的かつ効率的ですが 他のアプリケーションと同様に 十分なパフォーマンスを発揮するために必要な合理的な前提条件があります プライマリ データベース» フォアグラウンドを効率的にポストするための LGWRの十分なCPU 使用率» ピーク速度時にローカル ログ書込みで短いI/O 待機時間を維持するための 十分なI/O 帯域幅» ピークREDO 速度ボリュームと 同じインタフェースの他のネットワーク アクティビティを組み合わせて処理できるネットワーク インタフェース» チューニングやトラブルシューティング用に収集されるAWR ASH OSwatcherのプライマリ データ ネットワーク :» プライマリ データベースとスタンバイ データベースの間のラウンドトリップ ネットワーク待機時間 (RTT) は プライマリ データベースがパフォーマンスSLAに違反するほど大きくしないようにする必要があります つまり プライマリ データベースとスタンバイ データベースの間の距離には 実質的に制限があるということです ラウンドトリップの待機時間は 距離が伸びれば長くなるためです サポート可能な最長待機時間や パフォーマンスへの影響の推定に使用できる方程式の有無に関する問い合わせはよく受けますが ネットワーク待機時間への対応能力は アプリケーションによって異なります アプリケーションによって同時実行性 セッション数 トランザクション サイズ ( バイト単位 ) セッションのコミット頻度 およびログ スイッチの頻度が異なるため ラウンドトリップ ネットワーク待機時間 帯域幅 およびログ ファイルの書込みI/Oパフォーマンスがすべて同じでも 影響はアプリケーションによって異なる場合があります 一般的に ラウンドトリップ ネットワーク待機時間が5ミリ秒超の場合より 5ミリ秒未満の場合の方が同期 REDO 転送に適しています» ピークREDO 速度 ( 安定状態とギャップの解決時 ) と 同じネットワークを共有する他のネットワーク アクティビティの組み合わせをサポートするための 十分なネットワーク帯域幅 Point-to-Pointのネットワーク帯域幅は ネットワークの最小帯域幅によるネットワークのセグメント スイッチ ルーター インタフェースによって抑制されるので注意してください ネットワーク ルートの90% が10GigEであり 既存のスイッチやネットワーク インタフェースが1GigEのみをサポートしている場合 ネットワークの最大帯域幅は1GigEです» netstatやネットワーク監視のstatを収集する必要があります 10 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
13 注 : ネットワークで発生する最大の問題は 一貫性のないネットワーク応答と ネットワーク帯域幅の不足です スタンバイ データベース» スタンバイREDOログに効率的に書き込むための RFS( スタンバイ データベースでREDOを受信するData Guardプロセス ) の十分なCPU 使用率» ピーク速度時にローカル ログ書込みで短いI/O 待機時間を維持するための 十分なI/O 帯域幅» ピークREDO 速度ボリュームと 同じインタフェースの他のネットワーク アクティビティを組み合わせて受信できるネットワーク インタフェース» スタンバイのstatspackデータ ASHデータ およびOSwatcherデータを収集する必要があります 注 : スタンバイ データベースで発生する最大の問題は I/O 帯域幅の不足によって スタンバイ ログ書込みの待機時間が長くなることです この問題は Oracle 12cのData Guard Fast Syncや Exadataを使用することで軽減できます システム リソースの監視 プライマリ ホストとスタンバイ ホストのシステム リソースの監視方法に関する情報を以下に示します CPUの監視 uptime mpstat sar dstat およびtopの各ユーティリティを使用して CPU 使用率を監視できます システムのCPUコアがプロセス作業の実行用にすべて使用されている場合 他のプロセスは CPUコアやスレッドが解放されるか スケジューラによってCPUがそのプロセス コードを実行するように切り替えられるまで 待機する必要があります キューのプロセスが多すぎる状態が頻繁に発生すると システム パフォーマンスのボトルネックとなる可能性があります コマンドmpstat -P ALLとsar -u -P ALLを実行すると 各 CPUコアと すべてのCPUコアを平均した CPUの使用統計情報が表示されます %idleの値は CPUでシステム コードやプロセス コードが実行されなかった時間の割合を示しています %idleの値が0% に近い場合 すべてのCPUコアのほとんどの時間帯で システムが実行するワークロードのためにCPUが限界になっています 特に %idleが0% に近い場合 システム コード (%systemまたは%sys) の実行にかかる時間の割合は通常 30% を超えないようにする必要があります システム ロードの平均は 一定の期間内で CPUコアで実行されているプロセス 実行を待機しているプロセス またはディスクI/Oアクティビティが完了するまで待機しているプロセスの平均数を表しています ビジー状態のシステムでは uptimeやsar -qで報告されるロード平均が CPUコア数の2 倍を超えないようにする必要があります ロード平均が長期間 CPUコア数の4 倍を超えると システムがオーバーロードになります 11 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
14 ロード平均 (ldavg-*) に加えて sar -qコマンドを実行すると 現在実行を待機しているプロセス(run- queueサイズ runq-sz) の数と プロセスの合計数 (plist_sz) が報告されます runq-szの値は CPUの飽和も示します ユーザーやアプリケーションによるシステムの使用時に応答性の問題が発生しないような 通常ロードでのシステムの平均ロードを決定し このベンチマークからの経時的な逸脱を調べます ロード平均の大幅な増加は パフォーマンス上の重大な問題を示している可能性があります メモリ使用率の監視 sar -rコマンドを実行すると %memused( 使用中の物理メモリの割合 ) を含む メモリ使用率の統計情報が報告されます» sar -Bを実行すると pgscank/s(kswapd daemonによってスキャンされる1 秒あたりのメモリ ページ数 ) やpgscand/s( 直接スキャンされる1 秒あたりのメモリ ページ数 ) を含む メモリ ページングの統計情報が報告されます» sar -Wを実行すると pswpin/sとpswpout/s( スワップイン / スワップアウトされる1 秒あたりのページ数 ) を含む スワッピングの統計情報が報告されます %memusedが100% 近くで スキャン速度が継続的に200ページ / 秒である場合 システムがメモリ不足になります システムの実メモリや物理メモリが不足して スワップ領域が使用されるようになると パフォーマンスが大幅に低下します スワップ領域が不足すると プログラムやオペレーティング システム全体がクラッシュする場合があります freeやtopで 使用可能なスワップ領域がほとんど残っていないことが表示される場合は メモリも不足しているということです dmesgコマンドからの出力には 起動時に検出された 物理メモリの問題の通知が含まれる可能性があります I/Oの監視 : iostatコマンドを実行すると 平均データ転送速度に対してデバイスがアクティブである時間を監視することで ブロックI/Oデバイスのローディングを監視できます この情報を使用してシステム構成を調整し ディスクとホスト アダプタ全体でI/Oロードのバランスを取ります iostat -xを実行すると ブロックI/Oアクティビティに関するさらに詳しい統計情報が 1 秒間隔で報告されます この情報には %util( デバイスへのI/Oリクエストの処理にかかったCPU 時間の割合 ) や avgqu-sz ( そのデバイスに発行されたI/Oリクエストの平均キュー長 ) が含まれます %utilが100% 近くであるか avgqu-szが1より大きい場合は デバイスの飽和が発生しているため ディスクやストレージを追加して ストレージのI/O 帯域幅を増やす必要があります また sar -dコマンドを使用して ブロックI/Oアクティビティ(%utilとavgqu-szの値を含む) について報告することもできます iotopユーティリティを使用すると 過剰なディスクI/Oの原因となっているプロセスを特定できます iotopのユーザー インタフェースはtopと似ています iotopの上部には ディスクの入出力使用の合計がバイト / 秒単位で表示されます iotopの下部には 各プロセスのI/O 情報 ( ディスクの入出力使用 ( バイト / 秒単位 ) ディスクからのページのスワップインやI/Oの待機にかかる時間の割合 コマンド名など) が表示されます 左右の矢印キーを使用してソート フィールドを変更し [A] キーを押して I/Oユニットのバイト / 秒と合計バイト数を切り替えます または [O] キーを押して すべてのプロセスの表示と I/Oを実行しているプロセスのみの表示を切り替えます 12 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
15 ネットワークの監視 : ip -s linkコマンドを実行すると ネットワークの統計情報とすべてのネットワーク デバイスのエラー ( 送信バイト (TX) と受信バイト (RX) の数を含む ) が表示されます droppedフィールドとoverrunフィールドには ネットワーク インタフェースの飽和のインジケータが表示されます ss -sコマンドを実行すると 各プロトコルのサマリー統計情報が表示されます インタフェース経由の現在の送信速度を監視するには sar n DEVコマンドを使用します データベースの待機イベントの評価システム リソースやネットワーク リソースでボトルネックが発生していないことを確認したら データベース待機イベントを評価できます この操作は プライマリ データベースではAWRレポートを使用して実行できますが スタンバイ データベースではスタンバイStatspackレポートを使用します ( スタンバイStatspackについて詳しくは My Oracle Support Note を参照してください ) Oracle Database 11.2のData Guard 固有の待機イベントについては 表 3を参照してください 表 3:Data Guard 11.2 に関連する待機イベント イベント名 説明 ARCH wait on ATTACH ARCH wait on SENDREQ ARCH wait on DETACH LNS wait on ATTACH LNS wait on SENDREQ LNS wait on DETACH LGWR wait on LNS すべてのアーカイバ プロセスで 新しいRFS 接続の起動にかかる時間を監視します すべてのアーカイバ プロセスで アーカイブ ログのローカル ディスクへの書込みと リモート書込みにかかる時間を監視します すべてのアーカイバ プロセスで RFS 接続の削除にかかる時間を監視します すべてのLNSプロセスで 新しいRFS 接続の起動にかかる時間を監視します すべてのLNSプロセスで 受信したREDOのディスクへの書込みと リモート アーカイブREDOログの開閉にかかる時間を監視します すべてのLNSプロセスで RFS 接続の削除にかかる時間を監視します ログ ライター (LGWR) プロセスで LNSプロセスからのメッセージ受信の待機にかかる時間を監視します LNS wait on LGWR LNS プロセスで ログ ライター (LGWR) プロセスからのメッセージ受信の待機にかかる時間を監視します LGWR-LNS wait on channel ログ ライター (LGWR) プロセスまたは LNS プロセスで メッセージ受信の待機にかかる時間を監視します Oracle 11.2の待機イベントは 以降のすべてのデータベース バージョンで 次の表 4のイベントに置き換えられています 13 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
16 表 4:Oracle Database 12c 以降の Data Guard に関連する待機イベント イベント名 説明 ARCH Remote Write ASYNC Remote Write ARCnバックグラウンド プロセスが ネットワーク書込み操作が完了するまでブロックされて待機する時間 ( センチ秒単位 ) 非同期ストリーミングのRFSWRITE 操作の時間 ( センチ秒単位 ) リープの停止時間やストリーミング ネットワークの送信時間が含まれます この時間は TTnn(REDO 転送スレーブ ) のバックグラウンド プロセスによって蓄積されます Redo Transport Attach すべてのネットワーク プロセスで Connect Logon RFSATTACH の実行にかかる時間 ( センチ秒単位 ) Redo Transport Close ARCn NSSn TTnn のプロセスで RFSCLOSE と RFSRGSTR の操作にかかる時間 ( センチ秒単位 ) Redo Transport Detach すべてのネットワーク プロセスで RFSDETACH と Disconnect の実行にかかる時間 ( センチ秒単位 ) Redo Transport Open ARCn NSSn TTnn のバックグラウンド プロセスで RFSCREAT と RFSANNCE の操作にかかる時間 ( センチ秒単位 ) Redo Transport Ping ARCn のバックグラウンド プロセスで RFSPING 操作にかかる時間 ( センチ秒単位 ) Redo Transport Slave Shutdown LGWR で NSSn プロセスと TTnn プロセスのシャットダウンと終了にかかる時間 ( センチ秒単位 ) Redo Transport Slave Startup LGWR で NSSn プロセスと TTnn プロセスの起動と初期化にかかる時間 ( センチ秒単位 ) Redo Writer Remote Sync Complete LGWR で 完了したネットワーク書込みをリモートの宛先にリープするためにかかる時間 ( センチ秒単位 ) Redo Writer Remote Sync Notify LGWR で ネットワーク書込みをリモートの宛先に発行するためにかかる時間 ( センチ秒単位 ) Remote SYNC Ping LGWR と NSSn のバックグラウンド プロセスで 同期 PING 操作の実行にかかる時間 ( センチ秒単位 ) SYNC Remote Write LGWR で SYNC RFSWRITE 操作の実行にかかる時間 同期転送でデータ整合性を維持する方法について次のアルゴリズムによって Data Guard 同期構成でのデータ整合性が維持されます» プライマリ データベースでのLGWR REDO 書込みと Data GuardのNSSネットワークREDO 書込みは同じです» Data Guardのフェイルオーバー操作中 ( プライマリが使用不可の場合 ) を除き プライマリのオンライン REDOログにREDOが書き込まれないと スタンバイ データベースでData Guard 管理リカバリ プロセス (MRP) を使用してREDOを適用することはできません NSSとLGWRでは REDOを同期的に送信するほか スタンバイREDOログからスタンバイ リカバリを適用できる安全なREDOブロック境界に関する情報もやり取りします このため スタンバイで受信済みの可能性があるが プライマリのオンラインREDOログに対してコミットが通知されていないREDOが適用されることはありません 14 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
17 可能性のある障害シナリオとしては 次のようなものがあります» プライマリ データベースのLGWRでオンラインREDOログに書き込むことができないと LGWRとインスタンスがクラッシュします インスタンスやクラッシュ リカバリは オンラインREDOログの最後にコミットされたトランザクションにリカバリされます コミットされていないトランザクションはロールバックされます 現在のログは完了してアーカイブされます» スタンバイでは 対応するオンラインREDOログと一致する 正しいサイズ値を使用して 一部のスタンバイREDOログを完了しています いずれかのREDOブロックがSRLから失われた場合は (REDOログ全体を再送信せずに ) これらのブロックを送信します» プライマリ データベースがクラッシュして データ損失ゼロのフェイルオーバーが自動または手動で実行される場合 Data Guardフェイルオーバー操作の一部で " ターミナル リカバリ " が実行され 現在のスタンバイREDOログの読取りとリカバリが行われます SRLのすべてのREDOを適用してリカバリが完了すると 新しいプライマリ データベースが使用可能になり 新たに完了したログ グループがアーカイブされます 新規 / 既存のすべてのスタンバイ データベースでは オンラインREDOログのREDOがすべて破棄され 一貫性のあるSCNにフラッシュバックされて 新しいプライマリ データベースからのアーカイブのみが適用されます Data Guard 環境が ( 新しい ) プライマリ データベースと再度同期されます パフォーマンスの評価 SYNC 環境のパフォーマンスを評価する場合は さまざまな待機イベントの相関関係を把握することが重要です SYNCの有効化による影響は アプリケーションによって異なります その理由を理解するには コミットの発行時にLGWRで実行される作業に関する次の説明を参照してください 1) フォアグラウンド プロセスによって コミットするLGWRがポストされます (" ログ ファイル同期 " の開始 ) 同時コミット リクエストがキューにある場合は 未処理のコミット リクエストが LGWRによってすべてバッチ処理されるため REDOストランドが連続することになります 2) LGWRは CPUが使用できるまで待機します 3) LGWRでREDO 書込みが開始されます ("REDO 書込み時間 " の開始 ) 4) Oracle RACの場合 LGWRから他のインスタンスに対して 現在の書込みがブロードキャストされます 5) 前処理の後 SYNCスタンバイがある場合は LGWRによってリモート書込みが開始されます ( SYNC リモート書込み の開始 ) 6) LGWRでローカル書込みが発行されます (" ログ ファイル パラレル書込み ") 7) SYNCスタンバイがある場合 LGWRはリモート書込みが完了するまで待機します 8) I/Oステータスの確認後に LGWRで "REDO 書込み時間 /SYNCリモート書込み" が終了します 9) Oracle RACの場合 LGWRはbroadcast ackが使用できるまで待機します 10) LGWRによって オンディスクSCNが更新されます 11) LGWRによって フォアグラウンドがポストされます 12) フォアグラウンドは CPUが使用できるまで待機します 13) フォアグラウンドで " ログ ファイル同期 " が終了します 15 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
18 パフォーマンスを評価するには 次の方法を推奨します バッチ ロードでもっとも重要な要素は 経過時間を監視することです これらのプロセスのほとんどを 決められた期間内に完了する必要があるためです これらの操作のデータベース ワークロードは 通常のOLTPワークロードと大幅に異なります たとえば 書込みサイズがはるかに大きくなる場合があります このため ログ ファイル同期の平均を使用すると 正確な判断や比較ができません OLTPワークロードの場合は (AWRの)1 秒あたりのトランザクション ボリュームと AWRレポートの REDO 速度 (1 秒あたりのREDOサイズ ) を監視することを推奨します これで アプリケーション スループットと SYNCの有効化によるアプリケーション スループットへの影響を明確に把握できます SYNCの有効化による影響を評価しない方法 : SYNCの有効化による影響を評価する場合 通常はプライマリのログ ファイル同期待機イベントを最初に確認します SYNCを有効化する前にログ ファイル同期待機の平均が3ミリ秒であり 有効化した後に6ミリ秒であった場合 SYNCによるパフォーマンスへの影響は100% と推定されます ログ ファイル同期待機時間を使用してSYNCの影響を推定することは推奨しません 平均は非常にあてにならず SYNCによる応答時間やスループットへの実際の影響は イベントが示す内容よりはるかに小さい場合があるためです ユーザー セッションがコミットされると LGWRではCPUを確保し I/Oを送信し I/Oの完了まで待機してから 再度 CPUを確保して コミットが完了したフォアグラウンド プロセスをポストします このすべての期間が ログ ファイル同期 待機イベントとなります LGWRの作業中にはほとんどの場合 コミット処理の前に LGWRの作業終了まで待機する必要があるコミット中の他のセッションがあります 待機中のセッションのサイズと数は アプリケーションに含まれるセッション数と これらのセッションのコミット頻度によって決まります 通常 このようなコミットのバッチをアプリケーションの同時実行性と呼びます たとえば通常 ログ書込み ( ログ ファイル パラレル書込み ) に0.5ミリ秒 コミットの処理 ( ログ ファイル同期 ) に1ミリ秒かかり コミットごとに平均で100セッションを処理するとします ストレージ層に異常があり 1コミットのログ書込みI/Oの完了に20ミリ秒かかった場合 ログ ファイル パラレル書込みのための長時間の待機セッションは1つだけですが ログ ファイル同期の待機セッションは最大 2,000 にもなる可能性があります 1つの長時間の外れ値に対して 多数のセッションが待機していると ログ ファイル同期の平均が非常に偏ってしまう場合があります 特定の期間内の ログ ファイル同期待機イベントのv$event_histogramからの出力については 表 5を参照してください 16 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
19 表 5: ログ ファイル同期待機イベントの v$event_histogram からの出力 ミリ秒待機の数待機の合計に対する割合 % % % % % % % % この出力結果によると ログ ファイル同期待機時間の92% が8ミリ秒未満であり ほとんど (86%) が4 ミリ秒未満です 8ミリ秒超の待機 ( 外れ値 ) の割合は全体の8% だけですが ( コミットのバッチによる ) この外れ値に関するセッション数が原因で 平均が偏っています このように偏りが出るため ログ ファイル同期の平均待機時間をSYNCの影響の評価メトリックとして使用することは適切ではありません 外れ値の原因は何でしょうか 同期転送では プライマリやスタンバイでのI/Oの中断や ネットワーク待機時間のスパイクも ログ ファイル同期の大きな外れ値の原因となる場合があります この問題は通常 スタンバイ システムのI/O サブシステムが プライマリのI/Oサブシステムより劣っている場合に発生します スタンバイ システムに ( 開発データベースやテスト データベースなど ) 複数のデータベースをホストすることで IOの応答に悪影響を与える可能性があることは よくあります 前述のように iostatを使用してi/oを監視して ディスクが最大 IOPSに近づいているかどうかを特定することが重要です これがSYNC 書込みのパフォーマンスに影響するためです おそらく 外れ値の最大の原因の1つは 頻繁なログ スイッチです プライマリでログ スイッチが発生した場合に スタンバイで何が起こるかについて考えてみます 1. スタンバイのRFSでは スタンバイREDOログ ヘッダーへの更新を終了する必要があります 2. 次にRFSでは 追加のヘッダー更新によって 新しいスタンバイREDOログにスイッチされます 3. ログ スイッチによって スタンバイでのフル チェックポイントが強制されます このため バッファ キャッシュ内のすべての使用済みバッファがディスクに書き込まれ 書込みI/Oのスパイクの原因になります このため スタンバイ ストレージ サブシステムとプライマリ データベースのパフォーマンスが異なる非対称構成の場合は IO 待機時間が長くなります 4. 以前のスタンバイREDOログは 読取りと書込みのI/Oが増加するため アーカイブする必要があります 図 3のグラフは 約 30MB/ 秒という大きな挿入ワークロードを使用して作成しています このグラフには ログ スイッチが含まれていた期間の各リモート書込みの時間がミリ秒単位で表示されています また その増加が各ログ スイッチで発生するリモート書込み時間であることを示しています 17 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
20 図 3: ログ スイッチによるリモート メッセージ時間への影響 SYNCを有効にすると 他にどのような影響が出るでしょうか SYNCを有効にする場合は コミット処理のため 通常のローカル書込みに加えてリモート書込み ( スタンバイREDOログへのRFS 書込み ) を導入しています (Oracle Database 12cのFast Syncを使用しない場合 ) このリモート書込みを使用すると ネットワーク待機時間やリモートI/Oの帯域幅によっては コミット処理時間が長くなる可能性があります コミットの処理時間が長くなっているため LGWRの作業終了とコミット リクエストの作業開始まで待機するセッション数が増えます つまり アプリケーションの同時実行性が増加しています アプリケーションの同時実行性の増加は データベースの統計情報と待機イベントを分析すれば分かります 表 6の例を見てみましょう 表 6: アプリケーションの同時実行性が増加する SYNC 転送の影響 SYNC REDO 速度 ネットワーク待機時間 AWRからのTPS ログ ファイル同期の平均 ( ミリ秒 ) ログ ファイル パラレル書込みの平均 ( ミリ秒 ) RFSランダム I/O SYNCリモート書込みの平均 ( ミリ秒 ) REDO 書込みサイズ (kb) REDO 書込み 遅延 25MB 0 5, 該当なし該当なし ,246,356 あり 25MB 0 5, ,791 影響 % +251% +8.5% 該当なし該当なし +93.8% -55.9% 18 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
21 上記の例では syncを有効にすると REDO 書込み数は減少しても 各 REDO 書込みのサイズは増加していることが分かります REDO 書込みのサイズが増加したため ( ローカルとリモートの )I/Oの実行時間は増えることが予想されます 待機あたりの作業が増えているため ログ ファイル同期 待機時間は長くなることが予想されます ただしアプリケーション レベルでは トランザクションの速度や応答時間への影響はほとんど変わらない可能性があります コミットあたりのセッション処理数がより多いためです このため SYNCの影響の測定は データベース待機イベントに完全に依存するのではなく アプリケーション レベルで行うことが重要です ( 詳しくは 以下を参照してください ) これは アプリケーションへの実際の影響を把握するのに ログ ファイル同期待機イベントを使用すべきでない理由を示す好例でもあります Oracle Database 11.2のSYNCパフォーマンスの評価方法パフォーマンスを調べるには ローカルのREDO 書込み待機時間 書込みあたりの平均 REDO 書込みサイズ および全体的なREDO 書込み待機時間を計算することを推奨します この操作を実行するには 次の待機イベントを使用できます» ローカルのREDO 書込み待機時間 = ' ログ ファイル パラレル書込み '» 書込みあたりの平均 REDO 書込みサイズ = REDOサイズ / REDO 書込み» 全体的なREDO 書込み待機時間 ( ローカルとリモート ) = 'REDO 書込み時間 '/'REDO 書込み ' * 10» フォアグラウンドで確認できる平均コミット待機時間 = ' ログ ファイル同期 '» 1 秒あたりのトランザクション» REDO 速度 Oracle 11.2データベースのAWRレポートからの統計情報は 表 7を参照してください ローカル スタンバイへのSYNC 転送は 1ミリ秒のネットワーク待機時間で有効化されており SYNCが無効なベースラインと パフォーマンス上の影響を比較しています 表 7:Oracle Database 11.2 での SYNC パフォーマンスの評価 メトリックベースライン - SYNC なし SYNC 影響 REDO 速度 (K/ 秒 ) 3,689 3,670 変化なし ログ ファイル同期 % ログ ファイル パラレル書込み 変化なし TPS % 全体的な書込み待機時間 % 合計 REDO サイズ 3,418,477,080 3,450,849, % REDO 書込み 426, , % REDO 書込みサイズ 8,020 8, % 19 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
22 この例で分かるとおり SYNCの有効化による全体的なトランザクション / 秒への影響は アプリケーションで2% でしたが データベースREDO 速度の低下は1% 未満でした また REDO 書込み数は減っていますが サイズは増えています この原因は 同時実行性や 1 回のコミットまたはREDO 書込みで処理されるセッション数の増加です スタンバイへの平均書込み時間は1.87ミリ秒でしたが ローカルの平均書込み時間は0.5ミリ秒未満でした つまり リモート書込みの1.87ミリ秒のうち スタンバイREDOログへの書込みを完了するのに ネットワークに1ミリ秒 I/Oに残りの約 0.87ミリ秒が費やされたことになります Oracle Database 12cのSYNCパフォーマンスの評価方法パフォーマンスを調べるには ローカルのREDO 書込み待機時間 書込みあたりの平均 REDO 書込みサイズ および全体的なREDO 書込み待機時間を計算することを推奨します この操作を実行するには 次の待機イベントを使用できます» ローカルのREDO 書込み待機時間 = ' ログ ファイル パラレル書込み '» リモート書込み待機時間 = SYNCリモート書込み» 書込みあたりの平均 REDO 書込みサイズ = REDOサイズ / REDO 書込み» フォアグラウンドで確認できる平均コミット待機時間 = ' ログ ファイル同期 ' Oracle 12cデータベースのAWRレポートからの統計情報は 表 8を参照してください ローカル スタンバイへのSYNC 転送は 1ミリ秒のネットワーク待機時間で有効化されており SYNCが無効なベースラインと パフォーマンス上の影響を比較しています 表 8:Oracle Database 12c での SYNC パフォーマンスの評価 メトリックベースライン - SYNC なし SYNC 影響 REDO 速度 (MB/ 秒 ) 変化なし ログ ファイル同期 % ログ ファイル パラレル書込み % TPS 7, % RFS ランダム I/O 該当なし 2.89 該当なし SYNCリモート書込みの平均 該当なし 3.45 該当なし ( ミリ秒 ) REDO 書込み 2,312, ,751-61,2% REDO 書込みサイズ (kb) % 上記の例では SYNCを有効にすると ログ ファイル同期待機の平均が大幅に増えていることが分かります ローカル書込みは比較的一定ですが ログ ファイル同期の増加の最大要因は SYNCリモート書込みの追加でした SYNCリモート書込みのうち ネットワーク待機時間がゼロであることは分かっているため スタンバイREDOログへのリモート書込みの平均時間は2.89ミリ秒になります プライマリとスタンバイで同じハードウェアを使用していたとすれば これは緊急の問題であり リモート書込みとローカル書込みの時間を同じにする必要があります 上記の例では スタンバイREDOログ ( SRL) に複数のメンバーが含まれており パフォーマンスの低いディスクグループに配置されていました 単一メンバーに減らして高速ディスクグループに配置してから再度テストしたところ 表 9のような結果になりました 20 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
23 表 9:SRL を単一メンバーに減らして高速ディスクグループに配置した場合の SYNC パフォーマンス メトリックベースライン - SYNC なし SYNC 影響 REDO 速度 (MB/ 秒 ) 変化なし ログ ファイル同期 % ログ ファイル パラレル書込み % TPS % RFS ランダム I/O 該当なし.89 該当なし SYNCリモート書込みの平均 ( ミリ 該当なし 1.45 該当なし 秒 ) REDO 書込み 2,364, , % REDO 書込みサイズ (kb) % スタンバイのI/O 速度の向上によって 全体的なログ ファイル同期待機が短縮され 1 秒あたりのアプリケーション トランザクション速度が向上しました ログ ファイル同期待機の診断ログ書込み時間が長くなると プライマリ データベースのLGWRトレース ファイルに次のようなメッセージが書き込まれます Warning: log write elapsed time 163ms, size 18KB デフォルトでは 500ミリ秒より長いログ書込みの警告のみが出力されます 次のアンダースコア パラメータを使用して これらのメッセージのしきい値を小さくすることができます _long_log_write_warning_threshold=<some number of milliseconds> 上記の警告に関連するタイムスタンプを使用すると REDOの送受信を追跡することで スタンバイが根本原因であるかどうかを診断できます 次の追跡を設定します :» プライマリとスタンバイで event (dynamic): alter system set trace name context forever, level 16と設定します» スタンバイで クエリv$managed_standbyを実行して RFSのPIDを特定し event level 12と設定します 上記のトレース設定を使用すると メッセージIDを追跡することでリモート ログ書込みごとの所要時間を追跡できます たとえば リモート ログ書込みごとに次のメッセージを出力し メッセージの下にタイムスタンプの送信を配置します 21 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
24 Client sending SQLNET request data [kpurcs] oper='write' flag= thrd=1 seq=1584 msgid= *** :46: krsu.c スタンバイ側で 上記で特定したmsgidを探せば リモート ログ書込みの受信を確認できます...Server received SQLNET data [krsr_rfs_dsp] oper='write' flag= thrd=1 seq=1584 msgid= *** :46: krsr.c RFSでSRLへの書込みが完了すると RFSからプライマリに対して 次のメッセージでackが再送信されます...Server finished processing SQLNET data [krsr_rfs_dsp] oper='write' flag= thrd=1 seq=1584 msgid= *** :46: krsr.c プライマリでは RFSからのackをNSSが受信したことを確認できます 上部にタイムスタンプが付いた次のメッセージが出力されます *** :46: krsu.c...client received SQLNET call [kpurcs] response oper='write' flag= thrd=1 seq=1584 msgid= 例次に 追跡と 長時間のログ書込み (163ミリ秒) の分析方法の例を示します NSSトレース ファイルを見ると 163ミリ秒のほとんど全部がネットワークかRFS 内で費やされていることが分かります Client sending SQLNET request data [kpurcs] oper='write' flag= thrd=1 seq=1584 msgid= *** :46: krsu.c *** :46: krsu.c...client received SQLNET call [kpurcs] response oper='write' flag= thrd=1 seq=1584 msgid= 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
25 イベント10046と16410がRFSで有効な場合 上記のmsgidでは次のように表示されます...Server received SQLNET data [krsr_rfs_dsp] oper='write' flag= thrd=1 seq=1584 msgid= *** :46: krsr.c WAIT #0: nam='rfs random i/o' ela= 298 p1=0 p2=0 p3= obj#=-1 tim= WAIT #0: nam='rfs write' ela= p1=0 p2=0 p3=0 obj#=-1 tim= server finished processing SQLNET data [krsr_rfs_dsp] oper='write' flag= thrd=1 seq=1584 msgid= *** :46: krsr.c このため 上記のRFS 書込みの経過時間が 163ミリ秒のうちのほとんどを占めています 次の例は ログ書込みが長い (138ミリ秒) のネットワークで費やされている時間を示しています NSSトレース ファイルを見ると 138ミリ秒のほとんど全部がネットワークかRFS 内で費やされていることが分かります Client sending SQLNET request data [kpurcs] oper='write' flag= thrd=2 seq=1311 msgid= *** :46: krsu.c *** :46: krsu.c...client received SQLNET call [kpurcs] response oper='write' flag= thrd=2 seq=1311 msgid= RFS 側では ほぼ170ミリ秒に達するまで msgidが受信されていませんでした...server received SQLNET data [krsr_rfs_dsp] oper='write' flag= thrd=2 seq=1311 msgid= *** :46: krsr.c WAIT #0: nam='rfs random i/o' ela= 360 p1=0 p2=0 p3= obj#=-1 tim= WAIT #0: nam='rfs write' ela= 246 p1=0 p2=0 p3=0 obj#=-1 tim= server finished processing SQLNET data [krsr_rfs_dsp] oper='write' flag= thrd=2 seq=1311 msgid= *** :46: krsr.c 23 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
26 Data Guard Fast Sync Fast Syncは Oracle Database 12cで使用できる新しいData Guard 機能です Fast Syncでは 宛先パラメータNOAFFIRMを使用できます このパラメータを使用すると スタンバイREDOログ ファイルへの書込みが完了するまで待たなくても スタンバイでREDOの受信が認識されるように指定できます Fast Syncを使用すると 合計ラウンドトリップ時間からリモートI/Oが除外されるため SYNC 構成でのアプリケーション応答時間を短縮できます また スタンバイI/Oパフォーマンスの変動や外れ値が アプリケーションの応答時間に影響することを防ぐことができます Fast Syncを使用すると プライマリとData Guard 同期先の間の距離が伸びても対応することができ 地理的な保護が強化されます Exadataを使用したオラクルのパフォーマンス テストによると Fast Syncを構成した場合 プライマリ データベースのスループットが4% 向上しました 皮肉なことに Exadata Smart Flash Logを使用した Exadataシステムの高速 I/Oの方が パフォーマンス上のメリットが少ないという結果になりました 低速 I/Oのシステムにデプロイされた本番データベースでは より実質的なパフォーマンス上のメリットがあります たとえば NASストレージ搭載のx86 製品にデプロイされた仮想マシンで Oracle Databaseを使用したパフォーマンス テストを行った場合 Fast Syncを使用するとプライマリ データベースのスループットが12% 向上しました ( 図 4) これは 仮想マシンの例では 合計ラウンドトリップ時間のディスク I/Oの割合が高くなるためです 図 4: パフォーマンスの比較 :FAST SYNC と SYNC 結論 Data GuardとActive Data Guardの同期 REDO 転送を使用すれば データベース クラスタ サイトの停止や 広範な地域に影響を与える可能性がある自然災害やその他のイベントが発生しても データ損失ゼロの保護が可能です 同期転送と高速データベース フェイルオーバー ( 管理者が手動で開始するか Data Guardファスト スタート フェイルオーバー 4 を使用して自動的に開始 ) を組み合わせれば データ損失ゼロの保護 ディザスタ リカバリ および高可用性を実現できる 唯一のOracleレプリケーション ソリューションとなります 本質的に すべての同期レプリケーション ソリューションは本番データベースのパフォーマンスに影響を与えます 本書で説明したように Data GuardとOracle Databaseの独自統合と MAAベスト プラクティスを組み合わせれば 最高のデータ保護と最適なパフォーマンスを実現できます 同期 REDO 転送のベスト プラクティス
27 Oracle Corporation, World Headquarters 500 Oracle Parkway Redwood Shores, CA 94065, USA 海外からのお問い合わせ窓口 電話 : ファクシミリ : CONNECT WITH US blogs.oracle.com/oracle facebook.com/oracle twitter.com/oracle oracle.com Copyright 2015, Oracle and/or its affiliates.all rights reserved. 本文書は情報提供のみを目的として提供されており ここに記載されている内容は予告なく変更されることがあります 本文書は一切間違いがないことを保証するものではなく さらに 口述による明示または法律による黙示を問わず 特定の目的に対する商品性もしくは適合性についての黙示的な保証を含み いかなる他の保証や条件も提供するものではありません オラクル社は本文書に関するいかなる法的責任も明確に否認し 本文書によって直接的または間接的に確立される契約義務はないものとします 本文書はオラクル社の書面による許可を前もって得ることなく いかなる目的のためにも 電子または印刷を含むいかなる形式や手段によっても再作成または送信することはできません Oracle および Java は Oracle およびその子会社 関連会社の登録商標です その他の名称はそれぞれの会社の商標です Intel および Intel Xeon は Intel Corporation の商標または登録商標です すべての SPARC 商標はライセンスに基づいて使用される SPARC International, Inc. の商標または登録商標です AMD Opteron AMD ロゴおよび AMD Opteron ロゴは Advanced Micro Devices の商標または登録商標です
Microsoft Windows向けOracle Database 12cでのOracleホーム・ユーザーの導入
Oracle ホワイト ペーパー 2013 年 7 月 Microsoft Windows 向け Oracle Database 12c での Oracle ホーム ユーザーの導入 はじめに Oracle Database 12c Release 1(12.1) 以降では Microsoft Windows 上のOracle Databaseで インストール時に指定したOracleホーム ユーザーの使用がサポートされています
Oracle DatabaseとIPv6 Statement of Direction
Oracle ホワイト ペーパー 2011 年 2 月 Oracle Database と IPv6 Statement of Direction 免責事項 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能の提供をコミットメント ( 確約 ) するものではなく
Oracle Cloud Adapter for Oracle RightNow Cloud Service
Oracle Cloud Adapter for Oracle RightNow Cloud Service Oracle Cloud Adapter for Oracle RightNow Cloud Service を使用すると RightNow Cloud Service をシームレスに接続および統合できるため Service Cloud プラットフォームを拡張して信頼性のある優れたカスタマ
Data Guard REDO転送とネットワークのベスト・プラクティス:Oracle Database 10g Release 2
Data Guard REDO 転送とネットワークのベスト プラクティス Oracle Database 10g Release 2 Oracle Maximum Availability Architecture ホワイト ペーパー 2007 年 1 月 Maximum Availability Architecture Oracle Best Practices for High Availability
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Oracle Data Guard の構築とフェイルオーバー実行例 日本オラクル株式会社 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため 購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい
Oracle Database 11g Direct NFS Client
Oracle Database 11g Direct NFS Client Oracle ホワイト ペーパー 2007 年 7 月 ご注意 : 本書は オラクルの一般的な製品の方向性を示すことが目的です また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 下記の事項は マテリアルやコード 機能の提供を確約するものではなく また 購買を決定する際の判断材料とはなりえません
Oracle Data Pumpのパラレル機能
Oracle ホワイト ペーパー 2009 年 2 月 Oracle Data Pump のパラレル機能 はじめに Oracle Database 10gから使用できるようになったOracle Data Pumpは データベース間でのデータおよびメタデータの高速移動を実現します Data Pumpが提供するもっとも実用的な機能の1つに エクスポート ジョブとインポート ジョブのパフォーマンスの最大化を目的としたパラレル化機能があります
Oracle Warehouse Builder: 製品ロードマップ
Oracle Warehouse Builder: 製品ロードマップ Oracle ホワイト ペーパー 2006 年 10 月 Oracle Warehouse Builder: 製品ロードマップ はじめに Oracle Warehouse Builder(OWB) は オラクルの代表的な ETL ソリューションで Oracle データベースのユーザーを対象に 世界中の何千ものサイトで利用されています
自己管理型データベース: 自動SGAメモリー管理
自己管理型データベース : 自動 SGA メモリー管理 オラクル ホワイト ペーパー 2004 年 8 月 自己管理型データベース : 自動 SGA メモリー管理 概要... 3 現在の課題... 3 自動共有メモリー管理の導入... 4 SGA_TARGET パラメータ... 4 SGA コンポーネントの自動管理... 4 手動でサイズを指定する SGA コンポーネント... 6 利点... 7
SUN ORACLE EXADATA STORAGE SERVER
SUN ORACLE EXADATA STORAGE SERVER おもな機能と利点 機能 12 台の 3.5 インチ ディスク (SAS または SATA) 384GB の Exadata Smart Flash Cache 2 個の Intel 2.53Ghz クアッドコア プロセッサ 24GB メモリ デュアル InfiniBand ポート 冗長電源 Oracle Exadata Storage
今さら聞けない!? Oracle入門 ~後編~
Oracle Direct Seminar 今さら聞けない!? Oracle 入門 ~ 後編 ~ 日本オラクル株式会社 Agenda 1. Oracle の基本動作 2. Oracle のファイル群 3. Oracle のプロセス群と専用メモリ領域. データベース内部動作 今さら聞けない!? オラクル入門 ~ 後編 ~. データベース内部動作 検索時の動作更新時の動作バックアップについて
今さら聞けない!? Oracle入門 ~前編~
Oracle Direct Seminar 今さら聞けない!? Oracle 入門 ~ 前編 ~ 日本オラクル株式会社 Agenda 1. Oracle の基本動作 2. Oracle のファイル群 3. Oracle のプロセス群と専用メモリ領域 4. データベース内部動作 今さら聞けない!? オラクル入門 ~ 後編 ~ 4. データベース内部動作
Oracle Active Data Guard
Oracle Active Data Guard リアルタイム データ保護と可用性 Oracle ホワイト ペーパー 2015 年 10 月 目次 概要... 1 Oracle Active Data Guard 概要... 2 Oracle Data Guard によるスタンバイ データベースの同期... 3 転送サービス... 3 REDO Apply サービス... 6 Oracle データの継続的な検証...
ORACLE PARTITIONING
注 : 本書は情報提供のみを目的としています 下記の事項は マテリアルやコード 機能の提供を確約するものではな く また 購買を決定する際の判断材料とはなりえません 本書に記載されている機能の開発 リリースおよび時期に ついては 弊社の裁量により決定いたします ORACLE PARTITIONING Oracle Partitioning 第 8 世代の実績のある機能 市場で広範に利用されるもっとも包括的な製品
Oracle Data Pumpのパラレル機能
Oracle Data Pump のパラレル機能 Carol Palmer オラクル社 Principal Product Manager はじめに Oracle Database 10g 上の Oracle Data Pump により 異なるデータベース間のデータとメタデータを高速で移動できます Data Pump の最も便利な機能の 1 つは エクスポート ジョブとインポート ジョブをパラレルに実行しパフォーマンスを高める機能です
Oracle Solarisゾーンによるハード・パーティショニング
Oracle ホワイト ペーパー 2014 年 10 月 はじめに このドキュメントでは Oracle Solarisゾーン (Oracle Solarisコンテナとしても知られる ) によるハード パーティショニングを パーティション化された環境向けのオラクル ライセンス ポリシーに準拠するために使用する方法について説明します 以下に説明する承認済みのハード パーティション構成は あらゆるタイプのOracle
InfiniDB最小推奨仕様ガイド
最小推奨仕様ガイド Release 4.0 Document Version 4.0-1 www.calpont.com 1 InfiniDB 最小推奨仕様ガイド 2013 年 10 月 Copyright 本書に記載された InfiniDB Calpont InfiniDB ロゴおよびその他のすべての製品またはサービスの名称またはスローガンは Calpont およびそのサプライヤまたはライセンサの商標であり
Oracle Database 10gのOracle Data Guard
Oracle Database 10g Oracle Data Guard 2004 Oracle Data Guard... 3... 3... 3 Oracle Data Guard... 4 Oracle Data Guard... 4 Oracle Data Guard... 4 Oracle Data Guard... 5 Oracle Data Guard... 6 Oracle Data
Oracleデータベース監査:パフォーマンス・ガイドライン
Oracle ホワイト ペーパー 2010 年 8 月 Oracle データベース監査 : パフォーマンス ガイドライン 1 はじめに アプリケーションに対する脅威が複雑化するのに伴い データベース監査がますます重要になっています 実際 Oracleデータベース監査の使用は過去 10 年の間に確実に増えており 今日では多くの組織で必要不可欠となっています Independent Oracle User
ORACLE TUNING PACK 11G
注 : 本書は情報提供のみを目的としています 下記の事項は マテリアルやコード 機能の提供を確約するものではなく また 購買を決定する際の判断材料とはなりえません 本書に記載されている機能の開発 リリースおよび時期については 弊社の裁量により決定いたします ORACLE TUNING PACK 11G 主な機能 SQL Tuning Advisor Automatic SQL Tuning Advisor
Oracle Advanced Compression:ディスクの節約とデータベースの高速化を可能にする包括的な圧縮機能
Oracle SOA Suite Enterprise Service Bus Enterprise Manager Oracle Advanced Compression: ディスクの節約とデータベースの高速化を可能にする包括的な圧縮機能 Oracle integration Product Management Sushil Kumar Vineet Marwah 本書は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです
PowerPoint プレゼンテーション
Oracle GRID Center Flash SSD + 最新ストレージと Oracle Database で実現するデータベース統合の新しい形 2011 年 2 月 23 日日本オラクル Grid Center エンジニア岩本知博 進化し続けるストレージ関連技術 高速ストレージネットワークの多様化 低価格化 10GbE FCoE 8Gb FC ディスクドライブの多様化および大容量 / 低価格化
Oracle 製品の使い分け 2017 年 10 月日本電気株式会社クラウドプラットフォーム事業部 CLUSTERPROグループ 目次 と Database Agent を使用するメリット と を使用するメリット Database Agent と の差異 のみが有する機能と特徴 製品価格 お問い合わせ先 と Database Agent を使用するメリット に加えて Database Agent
使用する前に
この章では Cisco Secure ACS リリース 5.5 以降から Cisco ISE リリース 2.4 システムへのデー タ移行に使用される Cisco Secure ACS to Cisco ISE Migration Tool について説明します 移行の概要 1 ページ Cisco Secure ACS から データ移行 1 ページ Cisco Secure ACS to Cisco ISE
Oracle ADF 11g入門
Oracle ADF 11g 入門 Oracle Fusion Web アプリケーションの構成要素の概要 Oracle ホワイト ペーパー 2007 年 4 月 Oracle ADF 11g 入門 開発者ガイドは Oracle JDeveloper に付属されているので すぐに使用できます これらのガイドは Oracle JDeveloper のスタート ページまたはオンラインの Oracle Technology
Oracle Forms 12c
Oracle Forms 12c クライアント デプロイメントの構成オプション Oracle ホワイト ペーパー 2016 年 5 月 目次 概要 1 Oracle Forms 12c のクライアント デプロイメントの構成オプション 2 HTML に埋め込まれた Java アプレット 2 HTML に埋め込まれた JNLP 3 Java Web Start 3 Forms スタンドアロン ランチャ
富士通Interstage Application Server V10でのOracle Business Intelligence の動作検証
富士通 Interstage Application Server V10 での Oracle Business Intelligence の動作検証 Fujitsu Oracle ホワイト ペーパー 2011 年 11 月 富士通 Interstage Application Server V10 での Oracle Business Intelligence の動作検証 1. はじめに 日本オラクル株式会社と富士通株式会社は
ファスト・スタート・フェイルオーバーのベスト・プラクティス:Oracle Data Guard 10g Release 2
ファスト スタート フェイルオーバーのベスト プラクティス :Oracle Data Guard 10g Release 2 Oracle Maximum Availability Architecture ホワイト ペーパー 2007 年 1 月 Maximum Availability Architecture Oracle Best Practices for High Availability
変更履歴 項番版数内容更新日 版新規作成 2013 年 11 月 18 日 1
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EMC Data Domain Boost for Symantec NetBackup and NetBackup Storage Unit Group Failover
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Oracle Net Services 12c: Best Practices for Database Performance and Scalability
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スイッチオーバーとフェイルオーバーのベスト・プラクティス Oracle Data Guard 10g Release 2
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Oracle Data Guard 11g 次世代のデータ保護と可用性
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Oracle ホワイト ペーパー 2009 年 9 月 Oracle Database 11g Release 2 による高度な圧縮 はじめに... 3 Oracle Advanced Compression... 3 表データの圧縮... 4 OLTP 表の圧縮... 4 ファイル データの圧縮... 7 SecureFiles Deduplication... 7 SecureFiles Compression...
ExadataのHybrid Columnar Compression (HCC)
Oracle ホワイト ペーパー 2012 年 11 月 Exadata の Hybrid Columnar Compression (HCC) はじめに... 3 Hybrid Columnar Compression: テクノロジー概要... 4 ウェアハウス圧縮... 5 アーカイブ圧縮... 7 移行とベスト プラクティス... 9 結論... 12 はじめに ExadataのHybrid
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ホワイトペーパー Hitachi Gigabit Fibre Channel アダプタ - 16G FC アダプタに搭載される FC ポート数の性能への影響 について - 2014 年 4 月発行 株式会社日立製作所 1 / 9 Copyright 2014 Hitachi, Ltd. All rights reserved 目次 1. はじめに... 3 2. 用語説明... 4 3. 対象アダプタ...
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