Oracle Database 11g High Availability

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1 Oracle Database 11g High Availability Oracle ホワイト ペーパー 2007 年 6 月

2 ご注意本書は オラクルの一般的な製品の方向性を示すことが目的です また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 下記の事項は マテリアルやコード 機能の提供を確約するものではなく また 購買を決定する際の判断材料とはなりえません オラクルの製品に関して記載されている機能の開発 リリース および時期については 弊社の裁量により決定いたします Oracle Database 11g High Availability 2

3 Oracle Database 11g High Availability はじめに... 4 停止時間の原因... 4 コンピュータ障害に対する保護... 5 Oracle Real Application Clusters... 6 データベースのクラッシュ リカバリ時間の制限設定... 7 データ障害に対する保護... 7 ストレージ障害に対する保護... 8 ASM ブロックの修復... 8 ASM のローリング アップグレード... 9 サイト障害に対する保護... 9 Oracle Data Guard... 9 人為的エラーに対する保護 人為的エラーの防止 Oracle のフラッシュバック テクノロジ データ破損に対する保護 Oracle Hardware Assisted Resilient Data(HARD) バックアップとリカバリ 計画停止時間の回避 オンライン システムの再構成 オンラインのパッチとアップグレード オンライン データおよびスキーマ再編成 Maximum Availability Architecture(MAA) - ベスト プラクティス 結論 Oracle Database 11g High Availability 3

4 Oracle Database 11g High Availability はじめに 企業内の IT 需要の増加によって ビジネスの成功と IT インフラストラクチャの可用性の間に重要な関係が確立されています 企業は 情報技術 (IT) を使用して 競争で優位に立ち 運用コストを削減し 顧客とのコミュニケーションを向上させて 中心的なビジネス プロセスの管理性を高めています IT と IT Enabled Services(ITeS) の使用が業務のあらゆる側面に浸透するにつれて 現代の企業は IT インフラストラクチャに大きく依存するようになっています 重要なアプリケーションまたはデータが使用できなくなると 生産性 収益 顧客満足度 および企業イメージの低下によって企業に大きな損失をもたらします このため 現在の動きの速い " 絶えず変化する " 経済で企業が成功するには 可用性の高い IT インフラストラクチャの構築が不可欠です 可用性の高いインフラストラクチャを構築する従来の方法を使用すると 異なるベンダーによって提供される冗長なハードウェアとソフトウェア リソースを広範に使用することが必要になります この方法は 実装に非常にコストがかかり コンポーネントの疎結合 技術上の制限 管理の複雑さのためにユーザーのサービス レベルの要望を十分に満たしません これらの課題に対して オラクルは 事前に統合して最小のコストで実装できる包括的な業界最高の高可用性テクノロジを顧客に提供することに熱心に取り組んでいます このホワイト ペーパーでは アプリケーション停止時間の一般的な原因を調査し Oracle データベース テクノロジを使用して停止の長期化を防ぎ 避けられない障害から迅速にリカバリする方法について説明します また Oracle Database 11g で導入された新しいテクノロジにも注目します このテクノロジによって 企業は さらに強力でフォルト トレラントな IT インフラストラクチャを構築し 高可用性インフラストラクチャの投資利益率を最大にして サービス品質を向上できます 停止時間の原因 効果的な高可用性アーキテクチャを構築するため アプリケーション停止時間のさまざまな原因を把握することが重要です 可用性の高い IT インフラストラクチャを構築する場合 アプリケーション停止時間のさまざまな原因を最初に把握することが重要です 以下の図 1 では 停止時間を計画外停止時間と計画停止時間に大別しています 計画外停止時間の主な原因は コンピュータ障害とデータが使用できなくなるその他の障害 ( ストレージの破損 サイト障害など ) です 計画停止時間の主な原因は ハードウェア ソフトウェア アプリケーション データ変更などのシステム メンテナンス アクティビティです Oracle Database 11g High Availability 4

5 図 1: 停止時間の原因 サービス妨害の原因となるさまざまな要素を把握している IT 企業は 停止時間を回避する態勢が整っています これによって システム停止時間のすべての原因から保護されるよう設計された強力な高可用性アーキテクチャを実装できます 次の各項では 上記の各障害に対する包括的な保護を実現できるさまざまな Oracle データベース テクノロジについて説明します コンピュータ障害に対する保護 コンピュータ障害は データベース サーバーを実行するマシンで予期しない障害 ( ほとんどハードウェアの故障が原因 ) が発生した場合に発生します これは最も一般的な障害です オラクルのグリッド コンピューティング アーキテクチャの基盤である Oracle Real Application Clusters は このような障害に対して最も効果的な保護を実現できます 図 2: ハードウェア障害 Oracle Database 11g High Availability 5

6 Oracle Real Application Clusters Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC) は エンタープライズ アプリケーションの可用性 パフォーマンス およびスケーラビリティを最大にする優れたグリッド コンピューティング テクノロジです Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC) は クラスタの 2 台以上のコンピュータ (" ノード " とも呼ばれる ) が 1 つの共有データベースに同時にアクセスできる優れたデータベース クラスタ化テクノロジです このテクノロジによって 単一の統合データベースとしてアプリケーションに示される複数のハードウェア システムにまたがる 1 つのデータベース システムを効果的に作成できます このため 可用性とスケーラビリティの次のような大きな利点がすべてのアプリケーションに得られます クラスタ内のフォルト トレランス ( 特にコンピュータ障害 ) 必要に応じて またビジネス ニーズの変化に応じて システムを任意の容量に拡張できる容量計画の柔軟性と費用効率の高さ Oracle Real Application Clusters を使用すると エンタープライズ グリッドを実現できます エンタープライズ グリッドは プロセッサ サーバー ネットワーク ストレージなどの標準化された コモディティ価格のコンポーネントで構成される大規模システムです Oracle RAC は これらのコンポーネントを利用して 企業に有効な処理システムを構築できる唯一の技術です Oracle Real Application Clusters およびグリッドは システムの適応性 事前対応力および機動性を向上させるため 運用コストを大幅に削減し 新しいレベルの柔軟性を提供します ノード ストレージ CPU メモリーの動的なプロビジョニングによって サービス レベルを容易かつ効率的に維持できます また 使用率が向上するため コストがさらに削減されます Oracle Real Application Clusters は RAC データベースへアクセスするアプリケーションから完全に透過的で 既存のアプリケーションを配置するための変更は一切不要です サーバー障害からアプリケーションを保護する最適な方法です RAC データベースで実行しているアプリケーションは クラスタの 1 台を除くすべてのマシンがダウンする場合でも実行を継続します RAC アーキテクチャの主な利点は 複数のノードによって提供される固有のフォルト トレランスです 物理ノードが独立して実行されるので 1 つ以上のノードの障害がクラスタの他のノードに影響しません フェイルオーバーは グリッドのどのノードでも発生する可能性があります 極端な例をあげると RAC システムは 1 つのノード以外すべてがダウンしてもデータベース サービスを提供します このアーキテクチャを使用して メンテナンスのためにノードのグループを透過的にオンラインまたはオフラインに設定できます 残りのクラスタは 引き続きデータベース サービスを提供します RAC は Oracle Fusion Middleware の組込み統合によって 接続プールのフェイルオーバーを実現します この機能を使用すると TCP タイムアウトが発生するまで数 10 分待機することなく 即座に障害がアプリケーションに通知されます アプリケーションは 適切なリカバリ アクションを即座に実行できます グリッド ロード バランシングで ロードが次第に再分散されます Oracle Database 11g High Availability 6

7 RAC は 動的なハードウェア リソースの割当てによって柔軟性のあるスケーラビリティを実現します 必要に応じてハードウェア リソースを追加する機能によって IT コストが大幅に削減され ビジネスの要望に基づく IT インフラストラクチャの拡張が可能です また Oracle Real Application Clusters は 容量増加の要望に応じてクラスタにノードを追加できる柔軟性をユーザーに提供します 段階的にシステムを拡張してコストを削減するので 小規模な単一ノード システムから大規模なシステムへの変更は不要です 既存システムを新しい大容量ノードと交換してシステムをアップグレードする場合と比較すると 1 つ以上のノードをクラスタに段階的に追加できるため 容量のアップグレード プロセスが簡単に短期間で実現します Oracle Real Application Clusters に実装されているキャッシュ フュージョン テクノロジと InfiniBand ネットワーク サポートによって アプリケーションを変更することなく容量をほぼリニアに拡張できます Oracle Database 11g は Oracle Real Application Clusters のパフォーマンス スケーラビリティ およびフェイルオーバーのメカニズムを最適化して スケーラビリティと高可用性の利点をさらに高めます Oracle Real Application Clusters について 詳しくは を参照してください データベースのクラッシュ リカバリ時間の制限設定計画外停止時間の最も一般的な原因の 1 つは システム障害またはクラッシュです システム障害は ハードウェア障害 電源異常 オペレーティング システムまたはサーバーのクラッシュなどによって発生します このような障害による中断の範囲は 影響を受けるユーザーの数とサービスが復旧するまでの時間によって異なります 高可用性システムは 障害発生時に迅速かつ自動的にリカバリするように設計されています 重要なシステムを使用するユーザーが IT 企業に期待しているのは 障害からの迅速なリカバリと予測可能な時間内でのリカバリです この期待されている時間よりも停止時間が長くなると 運用に直接影響を及ぼし 収益と生産性の低下につながる可能性があります Oracle データベースは 迅速にシステム障害およびクラッシュからリカバリする機能を備えています 迅速であることも重要ですが 予測可能であることも重要です Oracle データベースに含まれるファスト スタート障害リカバリ テクノロジは データベースのクラッシュ リカバリ時間の制限を自動的に設定する Oracle データベース固有の機能です この機能によって データベースはチェックポイント処理を自動調整し 目標とされるリカバリ時間を守ります このため リカバリ時間が短縮され かつ予測可能になり サービス レベルの目標を達成する能力が向上します オラクルのファスト スタート障害リカバリ機能は 高負荷のデータベースのリカバリ時間を数 10 分から 10 秒未満へと短縮できます データ障害に対する保護 データ障害とは 重要な企業データの損失 損傷または破損を意味します データ障害の原因には多面性があります 多くの場合 分かりづらく識別が困難です 通常 データ障害の原因は ストレージ サブシステムの障害 サイト障害 人為的エラー 破損のいずれか またはこれらの組合せです Oracle Database 11g High Availability 7

8 図 3: データ障害 ストレージ障害に対する保護 Oracle Database 10g は Automatic Storage Management(ASM) という画期的なストレージ テクノロジを導入しました このテクノロジは オラクルのデータベース ファイル用に特別に設計されたファイル システムとボリューム マネージャ機能を統合します 低コストで管理しやすく高パフォーマンスの ASM は すぐにスタンドアロン データベースと RAC データベースの両方を管理する IT 管理者にとって最適なストレージ テクノロジとなりました パフォーマンスと高可用性を第一の目的として ASM はストライプとミラーの原則に基づいています インテリジェントなミラー化機能によって 管理者は重要なビジネス データを完全に保護する 2 重化または 3 重化のミラー化を定義できます ディスク障害が発生した場合 ミラー化されたディスクで使用できるデータを利用して システム停止時間を回避できます 障害が発生したディスクを ASM から永久に削除すると 基本となるデータは 高パフォーマンスを維持するために残りのディスクでストライプ化またはリバランスされます ASM ブロックの修復 Oracle Database 11g では ASM の信頼性と可用性を高めるために新しい機能が導入されました 1 つ目の機能は ミラー化されたディスクで使用できる有効なブロックを活用して ディスクの破損ブロックをリカバリする機能です 読取り処理でディスクの破損ブロックが識別されると ASM は ディスクの破損していない部分に不良ブロックを自動的に再配置します また 管理者は ASMCMD ユーティリティを使用して ディスクの破損による特定のブロックを手動で再配置できます Oracle Database 11g High Availability 8

9 ASM のローリング アップグレード Oracle Database 11g では ASM インスタンスのローリング アップグレード機能によって ASM を使用するデータベースの可用性が向上します Oracle Database 11g の ASM では ASM ソフトウェアのローリング アップグレード機能を使用して クラスタ環境全体の可用性を高めます ASM ローリング アップグレードによって 管理者は 移行中に使用できるクラスタの他のノードを維持して個々のノードの ASM をアップグレードする際に アプリケーションをオンラインの状態に維持できます ASM インスタンスは クラスタのすべてのノードがアップグレードされるまで 異なるソフトウェア バージョンで実行できます ASM ソフトウェアの新しいバージョンに導入された機能は クラスタのすべてのノードがアップグレードされるまで有効にはなりません サイト障害に対する保護企業は データ センター全体がオフラインになるほどの壊滅的なイベントから重要なデータとアプリケーションを保護する必要があります 自然災害 停電 通信障害などのイベントは データ センターに悪影響を与えるシナリオの一部にすぎません Oracle データベースは 完全なサイト障害による停止の長期化から企業を保護するさまざまなデータ保護ソリューションを提供します データ保護の最も基本的な形式は データベース バックアップのオフサイト ストレージです サイト全体におよぶ障害のバックアップをリストアするプロセスは HA 戦略に不可欠でありながら 企業が許容できる時間よりも長く時間がかかる可能性があるので バックアップに最新のデータが含まれない場合があります より迅速で包括的なソリューションは 物理的に離れたデータ センターに本番データベースを 1 つ以上コピーして管理することです Oracle Data Guard Oracle Data Guard は あらゆる IT インフラストラクチャにおける障害時リカバリの実装の基盤となるものです 本番データベースの 1 つ以上のスタンバイ コピーを世界各地のローカル データ センターまたはリモート データ センターに配置して管理するテクノロジを提供します また さまざまな構成オプションが使用できます これによって 管理者はビジネスに必要な保護のレベルを定義できます フェイルオーバーが必要な場合にはサーバーをスタンバイ データベースに動的に追加できるため グリッド クラスタ間で透過的に動作します Oracle Data Guard は 2 種類のスタンバイ データベース (Redo Apply テクノロジを使用するフィジカル スタンバイ データベースと SQL Apply テクノロジを使用するロジカル スタンバイ データベース ) をサポートします Oracle Data Guard Redo Apply( フィジカル スタンバイ ) フィジカル スタンバイ データベースは Redo Apply テクノロジを使用して 本番データベースの保守と同期を行います 本番データベースの REDO データは フィジカル スタンバイに付属しています メディア リカバリを使用すると REDO データからスタンバイ データベースに変更が適用されます Redo Apply を使用する場合 スタンバイ データベースは 本番データベースと物理的に同じにする必要があります フィジカル スタンバイ データベースは 障害やデータ エラーからの保護機能として有効です エラーまたは障害の発生時に フィジカル スタンバイ データベースをオープンして使用することで データ サービスをアプリケーションおよびエンド ユーザーに提供できます スタンバイ Oracle Database 11g High Availability 9

10 データベースへの変更の適用には優れたメディア リカバリ メカニズムが使用されているため スタンバイ データベースは各アプリケーションでサポートされ 最大のトランザクション ワークロードにも簡単に効率よく対処できます オラクルの高可用性戦略の焦点は 高可用性インフラストラクチャを日常的にすべて使用できることです これを実現すると 顧客は スタンバイ データベースに対するレポート ワークロードまたはバックアップ アクティビティの負荷の軽減やテスト アクティビティ用スタンバイ データベースの使用など 幅広い操作に障害時リカバリの投資を活用できます フィジカル スタンバイ データベースは REDO データが継続的に適用される場合でも読取り専用モードでオープンできます フィジカル スタンバイ データベースは 読取り専用モードでオープンする機能を常に使用でき データベースへの読取りアクセスだけが必要な本番ワークロードを軽減する方法を提供します 従来 この方法の欠点として フィジカル スタンバイ データベースを読取り専用モードでオープンしてもメディア リカバリを静止する必要があったので フィジカル スタンバイ データベースと本番データベースを同期できませんでした Oracle Database 11g の飛躍的な進歩によって フィジカル スタンバイ データベースを読取り専用モードでオープンした状態でメディア リカバリの続行が可能になりました Physical Standby with Real Time Query( リアルタイム問合せを使用したフィジカル スタンバイ ) と呼ばれる魅力的な新しい機能は 読取り専用アクティビティ用にスタンバイ データベースをオープンする前述の欠点を排除します 読取り専用アプリケーションにサービスを提供している場合でも フィジカル スタンバイ データベースと本番データベースが同期されます 本番データベースと物理的に同じスタンバイ データベースを使用する主な利点として バックアップ アクティビティのソースにこのスタンバイ データベースを利用できる点があります Oracle Database 10g では 最後の増分バックアップが実行されてから変更されたブロックのログを保持するブロック トラッキング テクノロジが導入されました これによって 増分バックアップに必要な時間が大幅に削減されます Oracle Database 11g の以前 ブロック トラッキング テクノロジを使用した高速の増分バックアップは プライマリ データベースでのみ実行できました この制限が Oracle Database 11g でなくなったので 顧客はスタンバイ データベースへのすべてのバックアップ アクティビティの負荷を軽減できます また Oracle Database 11g では " スナップショット スタンバイ " と呼ばれる新しい機能が導入されました この機能によって 障害に対する保護を損なうことなく一時的なテスト アクティビティ用の読取り / 書込みアクティビティに対してフィジカル スタンバイ データベースをオープンできます この機能を使用すると テストなどの目的でプライマリ データベースとは独立したトランザクションを処理するために読取り / 書込みでオープンできる " スナップショット スタンバイ " データベースにフィジカル スタンバイ データベースが一時的に変換されます スナップショット スタンバイ データベースは 引き続きプライマリ データベースから更新を受信およびアーカイブします ただし プライマリ データベースから受け取った REDO データは スナップショット スタンバイ データベースがフィジカル スタンバイ データベースに変換されるまで 適用されません スナップショット スタンバイ データベースのときに実行されたすべての更新は破棄されます これによって 常に保護された状態で本番データを使用 Oracle Database 11g High Availability 10

11 できます Oracle Database 11g は スタンバイ データベースの変更を並行して適用できます このため パフォーマンスが大幅に向上します Oracle Data Guard SQL Apply( ロジカル スタンバイ ) ロジカル スタンバイ データベースは SQL Apply テクノロジを使用して 本番データベースの保守と同期を行います メディア リカバリを使用して本番データベースの変更を適用するのではなく SQL Apply は REDO データを SQL トランザクションに変換して 読取り / 書込み操作用にオープンするデータベースに適用します データベースをオープンの状態にする機能によって 使用するロジカル スタンバイ データベースで本番データベースの特定のワークロードを同時に軽減できます 多くの組織は 索引とマテリアライズド ビューをスタンバイに追加することによって最適化できる レポートおよび意思決定サポート システムのロジカル スタンバイを活用します SQL Apply プロセスは 論理的な破損を回避するためにプライマリの REDO データの変更前の値とスタンバイの変更後の値を比較して 本番データベースとロジカル スタンバイ データベース間のデータの整合性を維持します このため ロジカル スタンバイ データベースは IT インフラストラクチャのスケーラビリティを向上させる拡張機能によって高可用性を実現する最も重要なデータ保護機能です Oracle Database 11g の機能強化によって ロジカル スタンバイ データベースの機能が拡張され 適用パフォーマンスが大幅に向上して使いやすくなります Oracle Database 11g の SQL Apply は 以下の機能を含む追加のデータ型 他の Oracle 機能 および PL/SQL を引き続きサポートします XMLType データ型 (CLOB として保存される場合 ) ロジカル スタンバイ データベースで並行して DDL を実行する機能 透過的データ暗号化 (TDE) DBMS_FGA( ファイングレイン監査 ) DBMS_RLS( 仮想プライベート データベース ) Oracle Data Guard Broker プライマリ データベースとスタンバイ データベース およびその間のさまざまな通信は SQL*Plus を使用して管理できます また 管理を容易にするために Oracle Data Guard Brokerと呼ばれる Data Guard 構成の作成 メンテナンス 監視を自動化して一元化するための分散型管理フレームワークも実装されています 管理者は Oracle Enterprise ManagerあるいはOracle Data Guard Brokerの特殊コマンドライン インタフェース (DGMGRL) によって Oracle Data Guard Broker の管理機能を活用できます Oracle Enterprise Managerの使いやすいGUIを使用すると マウスのシングル クリックでプライマリ データベースからスタンバイ データベースのいずれかのタイプにフェイルオーバー処理を開始できます Oracle Data Guard BrokerとOracle Enterprise Managerを使用すると DBAのスタンバイ データベースの管理および操作が容易になります フェイルオーバーおよびスイッチオーバーなどのアクティビティを容易にすることで エラーの可能性が大 Oracle Database 11g High Availability 11

12 幅に軽減されます Oracle Database 11g は Oracle Data Guard Broker を拡張して ネットワーク転送オプションのサポートを強化し 最大可用性および最大パフォーマンスから保護構成を変更して停止時間をなくし コールド フェイルオーバー クラスタとして Oracle Clusterware を使用して HA 用に構成される単一インスタンスのデータベースのサポートを追加します ファスト スタート フェイルオーバー オラクルでは ファスト スタート フェイルオーバー機能を使用して フェイルオーバー プロセスを自動化します ファスト スタート フェイルオーバーは 障害が発生した場合にスタンバイをアクティブ化するために管理者の可用性への依存を軽減します Oracle Data Guard のファスト スタート フェイルオーバーを使用すると ユーザー介入を必要とせず 本番データベースからスタンバイ データベースへのデータベース処理のフェイルオーバーを完全に自動化する機能によって フォルト トレラントなスタンバイ データベース環境を作成できます 障害が発生した場合 ファスト スタート フェイルオーバーは 管理者が複雑な手動の手順を実行してフェイルオーバー操作の呼び出しおよび実装を行うことなく 指定され同期されたスタンバイ データベースに迅速で信頼性の高いフェイルオーバーを自動的に実行します これによって 停止時間が大幅に短縮されます ファスト スタート フェイルオーバーが発生した後 Oracle Data Guard Broker によって 構成の再接続時に古いプライマリ データベースが新しいスタンバイ データベースに自動的に復元されます このため Data Guard 構成では 構成の障害に対する保護を素早く簡単にリストアできます これによって Data Guard 構成の堅牢性が向上します この機能によって Oracle Data Guard は 透過的なビジネスの継続性を維持し DR 構成の管理コストを削減します Oracle Database 11g のファスト スタート フェイルオーバー メカニズムの新しい拡張機能を使用すると フェイルオーバー時間がさらに削減されます また 管理者は フェイルオーバーのシナリオおよび動作をさらに制御できます たとえば 管理者は ファスト スタート フェイルオーバーを引き起こすデータベース エラー (ORA-xxxx) などの特定のイベントを定義できます 同様に 意図しない更新を防止するためにファスト スタート フェイルオーバーを開始する場合 管理者は Data Guard 環境を構成してプライマリ データベースを停止できます 人為的エラーに対する保護停止時間の原因に関するほとんどの調査では 最大の原因として人為的エラーがあげられています 不注意による重要データの削除や UPDATE 文の不適切な WHERE 句によって 意図した以上の行が更新されるなどの人為的エラーを可能なかぎり防止し それに対する予防措置が機能しなかった場合は 元に戻す必要があります Oracle データベースには このようなエラーが発生した場合に エラーを迅速に診断してリカバリを行うために役立つ管理者向けの使いやすい強力なツールがあります また エンド ユーザーが管理者の介入なしでリカバリを行えるようにする機能も装備しているため DBA のサポート作業が削減され 損失データや損傷データのリカバリ時間が短縮されます Oracle Database 11g High Availability 12

13 人為的エラーの防止エラーの防止に最も有効な方法は ユーザーのアクセスをそのユーザーの仕事に必要なデータおよびサービスのみに限定することです Oracle データベースには アプリケーション データへのユーザーのアクセスを制御する様々なセキュリティ ツールが用意されています これらのツールでは ユーザーを認証し 管理者がユーザーの職務に必要な権限のみをユーザーに付与できます また Oracle データベースのセキュリティ モデルは Virtual Private Database(VPD) 機能を使用してデータ アクセスを行レベルで制限できる機能を提供し アクセスする必要のないデータからユーザーを切り離します Oracle のフラッシュバック テクノロジ認可されたユーザーがミスを犯した場合 そのエラーを修復するツールが必要です Oracle Database 11g は フラッシュバックと呼ばれる人為的エラーを修復する一連のテクノロジを提供します フラッシュバックは データ リカバリを刷新します 以前は 数分で損傷したデータベースのリカバリに数時間かかる場合がありました フラッシュバックを使用することで エラーの発生にかかった時間と同じ時間内に修復を行えます フラッシュバックは非常に使いやすく 1 つの短いコマンドを使用してデータベース全体をリカバリできるため 複雑な手順は必要ありません フラッシュバックは 人為的エラーの迅速な分析および修復を行うための SQL インタフェースを提供します 顧客の注文を誤って削除した場合などの部分的な破損に対して 細分化された分析と修復を行います また ある月の顧客の注文がすべて削除された場合など 広範囲にわたる破損も短時間で修復できるため 停止時間を短縮できます フラッシュバックは Oracle データベース固有の機能で 行 トランザクション 表 表領域およびデータベース全体などすべてのレベルでのリカバリをサポートします フラッシュバック問合せ Oracle フラッシュバック問合せを使用して 管理者は過去のある時点のデータを問合せることができます この強力な機能を使用すると 誤って削除または変更された可能性がある論理的に破損したデータを表示し 再構築できます このシンプルな問合せは 特定のタイムスタンプでの EMP 表の行を表示します この機能は強力なツールです 管理者は この機能を活用して 論理データの破損をすばやく識別して解決します ただし この機能は簡単にアプリケーションに組み込むことができるので アプリケーション ユーザーは 管理者に連絡することなく データの変更をロールバックまたは元に戻すメカニズムを素早く簡単に使用できます Oracle Database 11g High Availability 13

14 フラッシュバック バージョン問合せフラッシュバック問合せと似ているフラッシュバック バージョン問合せは 管理者による過去のデータの問合せを実現する機能です フラッシュバック バージョン問合せの違いと処理能力は 特定の時間間隔で異なるバージョンの行を取得できる機能です この問合せは 特定のタイムスタンプでの各バージョンの行を表示します 管理者は この期間に異なるトランザクションによって変更された値を参照できます このメカニズムによって データ変更の日時と方法を特定する機能が管理者に提供されるので データの修復とアプリケーション デバッグの両方に大きな利点があります フラッシュバック トランザクション多くの場合 論理的な破損は 複数の行または表のデータが変更される可能性のあるトランザクションで発生します フラッシュバック トランザクション問合せを使用すると 管理者は特定のトランザクションによるすべての変更を参照できます この問合せは 特定のトランザクションによる変更を表示し トランザクションのフラッシュバックまたは取り消しに必要な SQL 文を生成します このような精密なツールを使用することで 管理者は データベース内の論理的な破損を詳細に効率よく診断して修復できます Oracle Database 11g の新機能であるフラッシュバック トランザクションは トランザクション レベルのデータ リカバリを容易にするシームレスで強力な PL/SQL インタフェースです フラッシュバック トランザクション問合せの処理能力に基づくこの新機能によって 論理データの破損を修復する さらに強力でフェイルセーフな方法が実現します 多くの場合 データ障害の識別には時間がかかります この場合 論理的に破損したデータに基づいて追加のトランザクションを実行できます フラッシュバック トランザクションは 最初のトランザクションだけではなくすべての依存するトランザクションを識別して解決します Oracle Database 11g High Availability 14

15 フラッシュバック データ アーカイブ Oracle Database 11g の新機能であるフラッシュバック データ アーカイブは 拡張された期間で以前のバージョンのデータを保存するメカニズムです Oracle によって自動的に管理されるので データが変更されるたびに 元のバージョンのデータの読取り専用コピーをフラッシュバック データ アーカイブで使用できます 上記のフラッシュバック問合せ文は UNDO 表領域の履歴データの可用性に依存します UNDO 表領域に履歴データが残される期間は 表領域のサイズ データ変更の割合 構成可能なデータベース設定によって異なります 通常 管理者は データベースを構成して日単位または週単位で UNDO データを保存します 年単位や 10 年単位では保存しません この制限を克服するため Oracle Database 11g では フラッシュバック データ アーカイブを通じて使用できる画期的な新しい機能が導入されました フラッシュバック データ アーカイブは ビジネスで必要とする期間保存できるデータベース内の通常のデータとして 以前のバージョンのデータを保存します フラッシュバック データ アーカイブは サーベンス オクスリー法や HIPPA などの絶え間なく変化する規制状況に直面する企業をサポートするため データ保存戦略を刷新しています 保存したデータの整合性を確保するため フラッシュバック データ アーカイブでは 以前のバージョンのデータへの読取り専用アクセスを許可しています フラッシュバック データ アーカイブは 重要なビジネス データを管理する際に優れた柔軟性を企業に提供する堅牢なツールセットです フラッシュバック データ アーカイブの利点は データ障害を修復するという暗黙の利点よりもはるかに優れています このテクノロジを使用すると アプリケーション開発者と管理者は ユーザーによる情報の変更の追跡および参照を有効にできます フラッシュバック データ アーカイブの不変的な性質を考慮すると 企業は 監査などを目的としたデータ保護の観点から 戦略上および財務上の利点を得ることができます アプリケーション開発者は 豊富な機能をアプリケーションに導入して フラッシュバック データ アーカイブを利用できます ユーザーは 銀行取引明細書など 過去のバージョンのデータを参照できます アプリケーション開発者と管理者は 重要なビジネス データの変更を追跡するカスタム ロジックを作成および保守する必要がなくなります フラッシュバック データベースデータベース全体を過去のある時点の状態にリストアする場合 従来の方法では RMAN バックアップのデータベースをリストアしてエラー発生前のポイント イン タイム リカバリを実行します データベースのサイズが増加すると データベース全体のリストアに数時間あるいは数日かかる場合があります フラッシュバック データベースは データベース全体を過去のある時点の状態にリストアする新しい方法です フラッシュバック ログを使用して データベースをある時点の状態に巻き戻します フラッシュバック ログを使用したフラッシュバック データベースは 変更されたブロックをリストアするだけなので 非常に高速です 使いやすく効率的なので 以前は数時間かかったデータベースのリストアが数分で完了します Oracle Database 11g High Availability 15

16 ご覧のとおり 複雑なリカバリ手順は必要ありません テープからバックアップをリストアする必要もありません フラッシュバック データベースは データベースのリストアが必要なシナリオの停止時間を大幅に短縮します フラッシュバック表多くの場合 論理的な破損は 単一の表または一連の表に切り離されます このため データベース全体をリストアする必要がありません フラッシュバック表は 管理者が単一の表または一連の表を特定の時点に素早く簡単にリカバリできる機能です この問合せは orders 表と order_items 表を巻き戻します 現在の時刻と特定のタイムスタンプの間に行われた表の更新は元に戻されます 誤って表が削除された場合 管理者は フラッシュバック表機能を使用して 削除された表 そのすべての索引 制約 およびトリガーをごみ箱からリストアできます 削除されたオブジェクトは 管理者が明示的に消去するまで またはオブジェクトの表領域で空き領域が必要になるまで ごみ箱に残ります フラッシュバック リストア ポイント IO パス フラッシュバック データベースとフラッシュバック表の上記の説明と例では リストア操作またはフラッシュバック操作の基準として時間を使用しています Oracle Database 10g Release 2 では データ障害の解決を簡素化し迅速に処理する手段として フラッシュバック リストア ポイントが用意されました リストア ポイントは 管理者がデータベースを良好な状態と判断した特定の時間をブックマークするユーザー定義ラベルです フラッシュバック リストア ポイントによって 管理者は 損害を与える不正なアクティビティからデータベースを容易に効率的に修正できます データ破損に対する保護物理的なデータ破損は IO スタックを構成するさまざまなコンポーネントのいずれかの障害によって引き起こされます 高レベルで Oracle が書込み操作を発行すると データベースの IO 操作は オペレーティング システムの IO コードに渡されます これによって さまざまなコンポーネントを通じて渡される IO スタックの IO を渡すプロセスが開始されます ファイル システムから順にボリューム マネージャ デバイス ドライバ Host-Bus Adapter ストレージ コントローラ ディスク ドライブへと渡されてデータの書込みが行われます いずれかのコンポーネントにハードウェア障害またはバグがあると 無効なデータまたは破損したデータがディスクに書き込まれる場合があります このため 内部 Oracle 制御情報やアプリケーション データ ユーザー データが破損することもあり その場合は データベースの機能性や可用性が深刻な打撃を受けるおそれがあります Oracle Database 11g High Availability 16

17 Oracle Hardware Assisted Resilient Data(HARD) 主要なストレージ ベンダーは オラクル固有の HARD プログラムを使用して 直接ストレージ デバイスにオラクルのデータ検証アルゴリズムを実装します Oracle Hardware Assisted Resilient Data(HARD) は IO スタック内の障害による物理的な破損を未然に防ぐための包括的なプログラムです この独特のプログラムは オラクルと主要なストレージ ベンダーの協力によるものです つまり ストレージ ベンダーの参加によって それぞれのストレージ デバイスにオラクルのデータ検証アルゴリズムが実装されます Oracle データベース固有の HARD は データベースとストレージ デバイス間の IO パスの破損を検出します このエンドツーエンドのデータ検証によって 破損したデータが永続ストレージに書き込まれることを防ぎます HARD の拡張によって さらに包括的な検証アルゴリズムとすべてのファイル タイプのサポートが提供されます データ ファイル オンライン ログ アーカイブ ログ およびバックアップは HARD プログラムですべてサポートされます Automatic Storage Management(ASM) は RAW デバイスを使用しないで HARD 機能を利用します バックアップとリカバリこのホワイト ペーパーで説明してきた多くの予防テクノロジやリカバリ テクノロジの機能があっても IT 企業は 包括的なデータ バックアップ手順を配置する必要があります めったにありませんが複数の障害が同時に発生する場合 管理者はバックアップからビジネスの重要なデータをリカバリできる必要があります オラクルは 効率よく適切にデータをバックアップし 以前のバックアップからデータをリストアして 障害が発生する前の時点までデータをリカバリする 業界標準のツールを提供しています Oracle Recovery Manager(RMAN) 大規模なデータベースは 多くのマウント ポイントを使用した数百のファイルで構成できます このため バックアップ アクティビティが大きな課題となります バックアップでの1つの重要なファイルの軽視や見落としによって データベース バックアップ全体が無効になる場合があります 多くの場合 緊急のシナリオで必要になるまで 不完全なバックアップは検出されません Oracle Recovery Manager(RMAN) は データベース バックアップ リストア およびリカバリ プロセスを管理する複合ツールです RMAN は 構成可能なバックアップとリカバリ ポリシーを保守し すべてのデータベースのバックアップ アクティビティとリカバリ アクティビティの履歴を保存します 包括的な機能セットを通じて RMAN は データベースの正常なリストアとリカバリに必要なすべてのファイルが完全なデータベース バックアップに含まれていることを確認します さらに RMAN バックアップ操作を通じてすべてのデータ ブロックを分析して 破損ブロックがバックアップ ファイル全体に伝播しないようにします 増分バックアップの速度を大幅に向上させるオラクルのブロック追跡テクノロジは 管理されるスタンバイ データベースで利用できるようになりました RMAN の拡張機能によって 大きなデータベースのバックアップが効率的で簡単なプロセスになります RMAN では ブロック追跡機能を利用して 増分バックアップのパフォーマンスを向上します 最後のバックアップから変更されたブロックのバックアップだけなので RMAN バックアップの時間とオーバーヘッドが大幅に削減されます Oracle Database 11g のブロック追跡機能は 管理されるスタンバイ データベースで使用できます エンタープライズ データベースのサイズが増加する場合 Bigfile 表領域を使用するとさらに効果的です Bigfile 表領域は 多くの小さなファイルではなく 1 つの大きなファイルで構成され Oracle Oracle Database 11g High Availability 17

18 データベースを 8 エクサバイトまで拡張できます Bigfile 表領域のバックアップおよびリカバリ操作のパフォーマンスを向上させるには Oracle Database 11g の RMAN を使用して 内部ファイル パラレル バックアップおよびリカバリ操作を実行できます 多くの企業は テストや品質保証に使用するため およびスタンバイ データベースを生成するために本番データベースのクローンまたはコピーを作成します RMAN には データベース複製機能を介した既存の RMAN バックアップを使用してデータベースをクローンする機能があります Oracle Database 11g 以前の必須バックアップ ファイルは クローンされたデータベースのホストでアクセス可能にする必要がありました Oracle Database 11g のネットワーク ベースの複製は ソース データベースに既存のバックアップを保存することなく ソース データベースをクローン データベースに複製します つまり ネットワーク ベースの複製は ソースからクローンに直接必要なファイルを透過的にクローンします Oracle Database 11g は Microsoft Volume Shadow Copy Service(VSS) との緊密な統合をサポートします つまり Microsoft Volume Shadow Copy Service は ボリュームの一貫性のあるポイント イン タイム バックアップの実行中にアプリケーションでディスク ボリュームへの書込みを続行できるテクノロジ フレームワークです Windows システムのサービスとして実行される個別の実行ファイルである Oracle VSS Writer は Oracle データベースと他の VSS コンポーネントを仲介します たとえば Oracle VSS Writer は ホット バックアップ モードでデータベース ファイルを配置して VSS コンポーネントによる VSS スナップショットのデータ ファイルの回復可能なコピーの取得を可能にします Oracle VSS Writer は VSS スナップショットからリストアされるファイルのリカバリを実行するツールとして RMAN を活用します また RMAN の拡張によって フラッシュ リカバリ領域に保存される増分バックアップのソースとして VSS スナップショットを利用できます Data Recovery Advisor 予測できない状況が発生して重要なビジネス データが危険にさらされる場合 すべてのリカバリと修復オプションを評価して 迅速で安全なリカバリを実行する必要があります このような状況は 非常に負担が大きく 真夜中に発生することもよくあります 管理者が修復時間のほとんどをデータ損失の内容 理由 および経緯の調査に費やしているという調査結果があります 管理者は 多くの情報を詳細に調査して 関連するエラー アラート およびトレース ファイルを識別する必要があります リカバリの調査および計画フェーズの時間を最小限に抑えるために作成された Oracle Database 11g Data Recovery Advisor は 停止時間中の不確実性と混乱を軽減します Data Guard や RMAN などのオラクルの高可用性機能と緊密に統合されている Data Recovery Advisor は すべてのリカバリ シナリオを素早く正確に分析します この統合を通じて Data Recovery Advisor は 特定の条件を考慮して実行可能なリカバリ オプションを識別できます 使用できるリカバリ オプションは リカバリ時間とデータ損失に基づいて 管理者に提供されます Data Recovery Advisor を構成して 最適なリカバリ オプションを自動的に実装できます これによって 管理者への依存性が軽減されます Oracle Database 11g High Availability 18

19 停止前に示されるエラーやトレース ファイルの正確な分析に基づいて 多くの障害シナリオを軽減できます このため Data Recovery Advisor は さまざまな状態チェックを実行して データベースの条件を自動的かつ継続的に分析します データベースが停止する可能性のある兆候を Data Recovery Advisor が識別すると 管理者は リカバリ アドバイスの取得を選択できます また 必要なアクションを実行して 関連する問題を修正してシステムの停止時間を回避できます Oracle Secure Backup 一元化されたテープ管理システムの Oracle Secure Backup は 主要な競合製品よりも最大 25% 速くデータベースをバックアップします オラクルの新製品である Oracle Secure Backup は データベースやファイル システムを含む Oracle 環境全体の一元化されたバックアップ管理を提供します また 非常にセキュアで費用効率に優れた高パフォーマンスのテープ バックアップ ソリューションを顧客に提供します Oracle データベースとの緊密な統合によって 主要な競合製品よりも最大 25% 速く Oracle データベースをバックアップできます これを実現するには データベース エンジンへのダイレクト コールと未使用のデータ ブロックをスキップする効率的なアルゴリズムを使用します Oracle Secure Backup とデータベース エンジンとの統合が強化されるため このパフォーマンスの利点が今後も増える予定です この結果 特別な最適化が行われて バックアップ パフォーマンスがさらに向上します Oracle Secure Backup は Web ベースの GUI 管理ツールである Oracle Enterprise Manager とも統合します 管理者は これまでになかった簡単な操作でテープ バックアップの設定やテープからのデータのリストアおよびリカバリを行うことができます 計画停止時間の回避 通常 計画停止時間は システムやアプリケーションのメンテナンスを実行する時間を管理者に提供するために設定されます このようなメンテナンス期間に 管理者は バックアップや修復 ハードウェア コンポーネントの追加 ソフトウェア パッケージのアップグレードまたはパッチ適用 データ コード およびデータベース構造を含むアプリケーション コンポーネントの変更を行います 今日のネットワーク化されたグローバル経済では 企業のアプリケーションとデータベースに 1 日 24 時間アクセスできる必要があります ネットワークとインターネット テクノロジの進歩はビジネスの生産性に大きな影響を与えましたが このような進歩は 高可用性アーキテクチャの新しい課題と要件ももたらしました Oracle Database 11g High Availability 19

20 図 5: システムの変更 オラクルでは システムおよびアプリケーション停止時間を回避する一方で従来のシステムとメンテナンス アクティビティを継続する管理者のニーズを認識しています Oracle Database 11g の拡張機能は この合理化された目的をさらにサポートします オンライン システムの再構成オラクルでは Oracle ハードウェア スタックのすべてのコンポーネントに対する動的なオンライン システム再構成をサポートします オラクルの Automatic Storage Management(ASM) には オンラインで ASM ディスクを追加または削除できる組込み機能があります ASM ディスク グループからディスクを追加または削除すると オラクルは ストレージ データベース およびアプリケーションがオンラインの状態で新しいストレージ構成のデータを自動的にリバランスします 前述したとおり Oracle Real Application Clusters は 優れたオンライン再構成機能を提供します 管理者は データベースまたはアプリケーションを損なうことなく クラスタ化されたノードを動的に追加および削除できます オラクルは このオンライン機能を持つ SMP サーバーの CPU の動的な追加または削除をサポートします オラクルの動的な共有メモリー調整機能によって 管理者は共有メモリーとデータベース キャッシュをオンラインで拡大および縮小できます 自動的なメモリー調整機能を使用すると 管理者は Oracle がメモリー使用特性を分析するたびに共有メモリーのサイジングおよび分散を自動化できます オラクルの広範なオンライン再構成機能によって 管理者は メンテナンス アクティビティによるシステム停止時間を最小限に抑え 必要に応じて企業の処理能力を変更できます オンラインのパッチとアップグレード高可用性の要望のある企業は Oracle テクノロジを活用して エンド ユーザーの介入なしでシステムのパッチ適用およびアップグレードを行うことができます Oracle Real Application Clusters と Oracle Data Guard を戦略的に使用すると 管理者はビジネスの要望に応じて適切なサポートを行うことができます Oracle Database 11g High Availability 20

21 ローリング パッチ更新 Oracle RAC と Oracle Data Guard は パッチ ハードウェア メンテナンス およびソフトウェア アップグレードの実行中でもアプリケーションの可用性を維持する戦略的な機能を提供します オラクルは パッチ適用プロセスでデータベースの可用性を実現するローリング方式を使用して Oracle Real Application Clusters(RAC) システムのノードへのパッチ適用をサポートします オンライン パッチ適用プロセスを以下の図 6 に示します 最初のボックスは 2 つのノードの RAC クラスタです ローリング アップグレードを実行するには インスタンスのいずれかを静止します クラスタの他のインスタンスは 引き続きエンド ユーザーにサービスを提供します 2 つ目のボックスのインスタンス 'B' では すべてのクライアント トラフィックがインスタンス 'A' に送信される間 静止してパッチが適用されます パッチがインスタンスに正しく適用された後 クラスタに再接続してオンラインに戻すことができます インスタンスが異なるメンテナンス レベルで実行されていて 任意の期間これを継続できることに注意してください これによって 管理者は クラスタの残りのインスタンスにパッチを適用する前に 新しくパッチが適用されたインスタンスをテストし検証できます パッチが検証された後 同じローリング アップグレード方法を使用して クラスタの他のインスタンスを静止してパッチを適用できます この例の 3 つ目のボックスは 静止してパッチが適用されたインスタンス 'A' とクライアント トラフィックを再度受け入れるようになったインスタンス 'B' を示しています 最後に クラスタのすべてのインスタンスにパッチが適用されます 同じメンテナンス パッチ レベルで クラスタ間のクライアント リクエストを再度オンラインでバランスします OPATCH オペレーティング システム アップグレード およびハードウェア アップグレードを使用して 緊急用の 1 回限りのデータベースと診断パッチにローリング アップグレード方法を使用できます Oracle Database 11g High Availability 21

22 図 6: オンライン パッチ オンライン ソフトウェア アップグレードオラクルの SQL Apply Data Guard テクノロジを利用すると 管理者は データベース パッチセット 主要リリース アップグレード およびエンド ユーザーに停止時間をほとんど提供しないクラスタ アップグレードを適用できます プロセスは ロジカル スタンバイ データベースのインスタンス化と Data Guard の構成から開始され 本番データベースとスタンバイ データベースの同期を維持します Data Guard 構成が完了した後に管理者が同期を一時停止すると すべての REDO データがキューに格納されます スタンバイ データベースがアップグレードされてオンラインに戻ります Data Guard はアクティブになります キューのすべての REDO データは 2 つのデータベース間のデータ損失がないように スタンバイ データベースに伝播され適用されます スタンバイ データベースと本番データベースは アップグレードが正常に終了したことがテストで確認されるまで 混合モードのままです この時点で スイッチオーバーの発生によって スタンバイ データベースが本番ワークロードを処理して本番データベースがアップグレードの準備状態になるデータベース ロール切替えが行われる可能性があります 本番データベースがアップグレードされると スイッチオーバー中にプライマリ データベースに変換されたスタンバイ データベースは REDO データをキューに格納します 本番データベースがアップグレードされて REDO データが適用されると 2 回目のスイッチオーバーが発生して 元の本番システムが本番トラフィックを再取得します 以下の図 7 に 停止時間のほとんどないデータベースのアップグレード プロセスを示します Oracle Database 11g High Availability 22

23 図 7: ローリング ソフトウェア アップグレード Oracle Database 11g では "Transient Logical Standby( 一時ロジカル スタンバイ )" という新しい機能が導入され ローリング アップグレード プロセスの魅力をさらに高めています この機能によって ユーザーは 一時的にフィジカル スタンバイ データベースをロジカル スタンバイ データベースに変換して ローリング データベース アップグレードを実行でき アップグレードが完了してからフィジカル スタンバイ データベースに戻します (KEEP IDENTITY 句を使用 ) これは 冗長ストレージに投資しないでローリング データベース アップグレードを実行したいフィジカル スタンバイ ユーザーに利点があります この機能を使用しない場合 ロジカル スタンバイ データベースを作成する必要があります オンライン データおよびスキーマ再編成オンライン データおよびスキーマ再編成では 再編成プロセスを通じてユーザーによるデータベースへの完全アクセスを許可することで 全体のデータベース可用性を向上させ 計画停止時間を削減します オラクルの各リリースでは 索引の作成と再構築 表の再配置とデフラグ 列の追加 削除 名前変更などの強化されたオンライン再編成機能が導入されました オンライン再編成機能のサポートは アドバンスト キューイング (AQ) 表 マテリアライズド ビューのログ 抽象データ型 (ADT) を使用した表 クラスタ化された表などの追加のオブジェクト タイプに継続して拡張されます Oracle Database 10g の魅力的な新しいオンライン再編成機能によって 管理者はセグメントから未使用の領域を取り戻すこ Oracle Database 11g High Availability 23

24 とができます このため エンド ユーザーの介入なしでデータベース フットプリントが削減されます オンライン データとスキーマ再編成のさらなる改善が Oracle Database 11g で導入されています 従来 デフォルト値の設定されている列を多くの行を含む表に追加する場合 多くの時間がかかり 処理が終了するまで基本的に表がロックされるので このプロセス実行中のアプリケーションの可用性が制限される可能性がありました オラクルは デフォルト値が設定されている列を追加する方法を大きく改善しました このような技術革新によって デフォルト値の指定に関連するオーバーヘッドが削除されるので デフォルト値の設定されている列の追加がデータベースの可用性およびパフォーマンスに影響しません 多くのデータ定義言語 (DDL) のメンテナンス処理が強化されています ノーウェイト ロックが不要になった DDL 処理もあります 管理者は DDL 処理を中止する前に DDL 処理でロック待ちを許可する期間を定義できます 多くの DDL 処理が拡張されて メンテナンス処理の期間に排他ロックではなく共有ロックが取得されます このような進歩によって 管理者は ルーチン メンテナンス処理やスキーマ アップグレードを実行する機能に影響を与えることなく 高可用性の環境を維持できます Oracle Database 11g では スキーマ メンテナンスとアップグレード プロセスを通じて可用性を高めるために 索引の新しい属性が導入されています 索引は Invisible 属性を使用して作成できるようになりました この属性を使用すると コストベースのオプティマイザ (CBO) で索引が無視されます SQL 文内のヒントは アプリケーション SQL で誤って索引を使用することなくメンテナンスとアップグレードの SQL 文で索引を活用できるように 非表示の索引を CBO に対して ' 可視化 ' します 索引が CBO に対して非表示の場合 非表示の索引は DML 処理によって保守されます 本番の可用性に備えて索引を決定する場合 簡単な Alter Index 文を使用して CBO に対して索引を可視化します アプリケーション アップグレードビジネス要件が向上すると ビジネスをサポートするアプリケーションとデータベースも向上します 従来は アプリケーションのアップグレードに計画停止時間が必要でした DBMS REDEFINITION パッケージ (Oracle Enterprise Manager でも使用可能 ) の戦略的な使用を通じて 管理者は オンラインの本番システムを引き続きサポートして アプリケーションのアップグレードをシームレスに管理できます この API を使用する管理者は アップグレード プロセスで表の暫定コピーを変更するので 挿入 / 更新 / 削除操作を含む元の表へのエンド ユーザーによるアクセスを許可できます 暫定表は 元の表と定期的に同期されます アップグレード手順が終了すると 管理者は 最後の同期を実行して アップグレードされた表をアクティブ化します Oracle Database 11g High Availability 24

25 パーティション化データベースが大きくなると 管理が非常に困難になることがあります パーティション化は非常に重要なテクノロジです 管理者は 大きい表と索引を管理の容易な小さい単位に分割できます ほとんどのメンテナンス アクティビティをオンラインで実行できますが 1 度に 1 パーティションずつメンテナンスを行うと ほとんどのオンライン処理で柔軟性とパフォーマンスの利点があります また パーティション化は Oracle データベースのフォルト トレランスを高めます 管理者は 個別のパーティションを異なるディスクに戦略的に配置できます このため ディスク障害は そのディスクのパーティションにのみ影響します Maximum Availability Architecture(MAA) - ベスト プラクティス オラクルの Maximum Availability Architecture(MAA) は 最も包括的で費用効率の高い高可用性テクノロジを提供する最善の組合せによるテクノロジです IT インフラストラクチャの実装を成功させる鍵は 運用のベスト プラクティスです オラクルの Maximum Availability Architecture(MAA) は オラクルの最善の組合せによる高可用性 (HA) テクノロジの統合スイートに基づくオラクルのベスト プラクティスの青写真です MAA では Oracle Real Application Clusters Oracle Data Guard Oracle Recovery Manager Oracle Enterprise Manager を含む高可用性を実現する Oracle データベース機能を統合します MAA には サーバー ストレージ システム ネットワーク システム アプリケーション サーバーなどの重要なインフラストラクチャ コンポーネントのベスト プラクティスの推奨事項も含まれます テクノロジ以外に MAA の青写真には テストによって最適なシステム可用性と信頼性を保証された特定の設計と構成の推奨事項が含まれます IT インフラストラクチャに MAA を活用する企業は 高可用性を実現するビジネス要件を満たすアプリケーションを素早く効率的に配置できます テクノロジと運用ベスト プラクティスを適切に組み合わせたオラクルの Maximum Availability Architecture によって 企業は堅牢な IT ソリューションを配置できます MAA のベスト プラクティスは 継続的に拡張されています MAA の詳細は を参照してください Oracle Database 11g High Availability 25

26 結論 企業は 重要なデータと情報システムを保護するため 高可用性テクノロジ インフラストラクチャの維持に重要な価値があることを認識しています 多くのミッション クリティカルな情報システムの中心は テクノロジ インフラストラクチャの可用性 セキュリティ 信頼性を管理する Oracle データベースです 数 10 年の技術革新に基づく Oracle Database 11g は 画期的な新しい可用性とデータ保護テクノロジを導入して データとアプリケーションの可用性を最大にする新しく効果的な方法を顧客に提供します オラクルの包括的なテクノロジによって 計画的なメンテナンス アクティビティや予期しない障害によるあらゆる種類の停止に対して今までにない保護が企業に提供されます 内蔵のグリッド機能によって データベース環境を配置して変化するビジネス ニーズに対応するためのコストは 同等の結果を実現するために過去に費やしていたコストよりも大幅に少なくなります Oracle Database 11g High Availability 26

27 Oracle Database 11g High Availability 2007 年 6 月著者 :William Hodak 共著者 :Sushil Kumar Oracle Corporation World Headquarters 500 Oracle Parkway Redwood Shores, CA U.S.A. 海外からのお問合せ窓口 : 電話 : ファクシミリ : Copyright 2007, Oracle.All rights reserved. 本文書は情報提供のみを目的として提供されており ここに記載される内容は予告なく変更されることがあります 本文書は一切間違いかないことを保証するものではなく さらに 口述による明示または法律による黙示を問わず 特定の目的に対する商品性もしくは適合性についての黙示的な保証を含み いかなる他の保証や条件も提供するものではありません オラクル社は本文書に関するいかなる法的責任も明確に否認し 本文書によって直接的または間接的に確立される契約義務はないものとします 本文書はオラクル社の書面による許可を前もって得ることなく いかなる目的のためにも 電子または印刷を含むいかなる形式や手段によっても再作成または送信することはできません Oracle は米国 Oracle Corporation およびその子会社 関連会社の登録商標です その他の名称はそれぞれの会社の商標です

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