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たつぞうしのしま
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ワイヤレス D I O DACS-96SET-DIO 取扱説明書ワイヤレス D I O D A C S - 9 6 S E T - D I O 日本国内専用のため海外での使用はできません製品には

1 ワイヤレス D I O DACS-96SET-DIO 取扱説明書ワイヤレス D I O D A C S S E T - D I O 日本国内専用のため海外での使用はできません製品には CD-ROM を添付しておりません説明書に CD-ROM の記述がある場合は弊社 HP ダウンロードページのファイルと読替えてくださいまた単にフォルダと記述のある場合はダウンロードページのフォルダを意味しています

2 機器使用に関する注意と警告 ( 1 ) 本ユニットは産業用途として製造していますのでご使用には電気一般の知識を必要とします一般家庭にてご使用になる電気機器には使用できません ( 2 ) 電波を使用する機器のため電波障害による動作の中断は避けることができません本書機能の内容をご理解ご了承いただいた上でご使用ください ( 3 ) 機器に使用している無線モジュールおよびアンテナは日本国内の技術基準適合証明を取得したものですこれらを改造したり取り替えることは法令違反となりますまたアンテナ取付用コネクタに同軸ケーブルを接続してアンテナ位置を変更するなどの改造も認められておりません違反した場合の諸問題については弊社は一切の責任を負いません ( 4 ) 接続の間違いまたは操作の誤りによって万一対象となる相手方装置または本ユニットのいずれかが故障しても本装置は一切の責任を負いません ( 5 ) 本ユニットを接続することにより対象機器の電気的な回路状態が変化する場合は直ちに使用を中止してください ( 6 ) 本ユニットから対象機器となる装置に異常電圧等がかかり相手方装置が故障した場合においても本装置は相手方装置に関する一切の責任を負いません

3 目次 1 機能 2 2 仕様 3 3 親機の接続とデバイスドライバのインストール 4 4 子機の接続 5 5 コネクタピン配置と入出力信号仕様 6 6 送受信データ形式デジタル出力コマンドデジタル入力応答形式 PWMパルス出力コマンド送受信動作の確認送信リトライ手順無線チャンネル設定 1 3 DACS-96SET-DIO 製品内容

4 1. 機能ワイヤレスデジタル入出力 DACS-96SET-DIO は親機 DACS-96HS をパソコンの U SB ポートに接続しデジタル入出力基板 DACS-9600-DIO の子機とは 2.4GHz 帯の無線により接続します子機 DACS-9600-DIO のデジタル入出力は TTL 入力 24bit TTL 出力 24bit と 3ch の PWM パルス出力です (1) 無線接続 2.4GHz 帯 14 チャンネルのうち 1 チャンネルを親機が選択します日本国内の技術基準適合証明を取得した無線モジュールを使用していますので免許申請の必要はありません *** 日本国内専用のため海外での使用はできません *** また製品には他の無線機器と区別をするための ID 番号 (PAN ID) を設定しており親機と子機は製品ごとに固有のアドレスをもっていてセットになった相手としか通信できないようになっています (2) 接続距離見通し範囲で 300m 以内ですただし途中に建物など障害物のある場所では著しく接続距離が短くなります建屋内では家庭用のコードレス電話機の使用範囲を目安としてくださいまた 10mW の小電力送信出力のうえ同一周波数帯には無線 LAN 電子レンジコードレス電話機などが使用されていますのでこれらの電波が同じチャンネルに重なった場合には無線接続が 10 秒程度中断することがありますご使用になるシステムではこのような問題をご理解の上ご検討いただきますようお願い申し上げますなお電波障害がなくなれば通信は自動的に正常復帰しますし中断があっても送受信データの誤りは極めて少ない伝送方式になっていてチャンネルが重なった場合はいわば機器相互に時分割 ( タイムシェアリング ) で動作するようになります (3) デジタル入出力と PWM 出力子機にはデジタル入力 24bit とデジタル出力 24bit があり 5V 系 TTL と LVTTL に接続できますデジタル出力 24bit のうち 3bit は PWM 出力としても使用できます PWM 出力として使用しない場合は 24bit すべてをデジタル出力に使用できますデジタル出力は一定時間 ( 約 2 秒 ) パソコンからのコマンド送信がない場合フェールセーフ機能を利用して全 bit を 0 にすることもできます PWM 出力は RC サーボ位置決め用のパルス出力です 50Hz 周期のパルスを出力し 3ch 分のパルス幅を個別に 1μ s 単位の分解能で制御することができます (4) 通信速度パソコンソフトからデジタル出力コマンドを発信して子機からのデジタル入力レスポンスを受信しパソコンソフトにてデジタル入力データを読取るまでを 1 サイクルとすると最高で毎秒 20 回の繰返しにて実行することができます毎秒 20 回は弊社製品 DACS などの USB インターフェイス ( 有線方式 ) 製品と比較しても大差のない繰返し速度となっていますただし無線モジュールは受信レベルが低いと 3 回までのリトライを実行するためたとえば目視範囲でロボットなどをリモコン操作するような応用であればこの最大速度で使用できますが親機と子機が離れた位置にある場合あるいは途中に障害物があるような応用では 1 秒程度の繰返しにおさえて電波障害による送受信中断頻度を下げる配慮が必要となります - 2 -

5 2. 仕様親機 D A C S H S 1 パソコンとの接続 USB インターフェイス ( 注 ) USB ケーブルは別売 2 子機との接続距離見通し範囲にて 300m 建物等の障害物がある場合は著しく短くなります 1 項機能接続距離の注意をご確認ください 3 電源 USBケーブルより供給外部電源不要 +5V 60mA 4 寸法重量 65( 長さ ) 45( 幅 ) 25( 高 )mm( アンテナを除く ) およびケース材質アンテナを 90 度に折り曲げた状態 ( 表紙写真 ) にてアンテナを含んだ高さ約 92mm アンテナを含んだ長さ約 104mm 重量 55g ( アンテナを含む ) ケース材質 ABS 樹脂 5 動作周囲温度 0~ 50 子機 D A C S D I O 1 デジタル入力 TTL または LV-TTL 入力 24bit 2 デジタル出力 TTL 出力 24bit ( LV-TTLにも接続可能 ) 24bitのうち 3bitは PWM 出力 3chに使用 ( 1 ) PWM 機能を使用しないときは 24bitすべてをデジタル出力に使用可能 ( 2 ) フェールセーフ機能を使用可能にすると親機との通信遮断が約 2 秒経過にて全出力を 0にすることもできます 3 電源 +4.5~ +9V 100mA 以下基板上の 3 ピンコネクタまたは別売の ACアダプタより供給 ( 1 ) 広範囲の電圧で動作するためバッテリ電源も使用できます ( 2 ) デジタル出力より負荷電流をとりだすと消費電流は上記の値よりも増加します 4 寸法 94 55mm( アンテナを除く ) 5 動作周囲温度 0~

6 3. 親機の接続とデバイスドライバのインストール ( 1 ) アンテナの取付け付属のアンテナを SMA コネクタにねじ込んで取付けてください親機 / 子機共に同じアンテナを使用していますので 2 本のアンテナに区別はありませんアンテナは取付け後に直角に折り曲げることができます ( 2 ) パソコンとの接続 USB ケーブルにてパソコンと親機 DACS-96HS を接続します USB ケーブルは別途ご購入くださいパソコン側が A タイプコネクタ DACS-96HS 側が B タイプコネクタのケーブルを使用しますケーブルの最大長は 5 m です電源はパソコンから USB ケーブルを通じて供給されますので親機には特別な電源を用意する必要はありません ( 3 ) デバイスドライバのインストールデバイスドライバには仮想 COM ポートドライバとダイレクトドライバの 2 種類があります複合版ドライバを使用すると両ドライバを同時にインストールできますドライバを変更する場合は先にインストールしているドライバ類を削除して後新たなドライバをインストールするようにしてください対応 O S Windows 1 0 / 8/ 7( 64bit/ 32bit) / Vista/ Xp 仮想 COM ポートドライバこのドライバをインストールすると拡張 COM ポートが追加となりますインストール後 Windows のデバイスマネージャーにて COM ポートが増えていることと増えた COM ポートの番号を確認してくださいアプリケーションプログラムからは通常のシリアルポートと同様の扱いにてプログラミングができますダイレクトドライバアプリケーションプログラムからはダイレクトドライバ専用の関数を使用して OPEN/READ/WRITE/CLOSE などを実行します複数の DACS-9600 シリーズを使用する場合はこのダイレクトドライバを使用してくださいダイレクトドライバ専用関数の使用方法についてはドライバと共にご提供する PDF ファイル ( 英文 ) とサンプルプログラムのソースファイルを参照してくださいインストールおよびアンインストール方法使用する OS によりインストール方法が異なりますダウンロードにてご提供している説明書 CDM_inst.pdf をご覧ください ( 4 ) 親機の LED 表示デバイスドライバをインストールすると親機の緑色 LED ランプが点灯します数秒後に 1 秒周期の点滅に変わります電波の利用状況により点滅となるまでに 1 分近くかかることがあります緑色 LED が点滅の状態にて親機が利用可能な状態を示しています - 4 -

7 4. 子機の接続 ( 1 ) アンテナの取付け付属のアンテナを SMA コネクタにねじ込んで取付けてください親機 / 子機共に同じアンテナを使用していますので 2 本のアンテナに区別はありませんアンテナは取付け後に直角に折り曲げることができます ( 2 ) デジタル入出力の接続 5 項コネクタピン配置と入出力信号仕様をご覧いただいて適切に接続を行ってください通信動作試験を行う段階ではデジタル入出力信号は解放 ( 無接続 ) のままでも問題はありませんので無接続のまままずは通信動作試験を行うことをお勧めします ( 3 ) 電源接続付属のケーブル付 3ピンコネクタを使用して CN4に +4.5V~ 9V 範囲の電源 ( +5V, 容量 500mA 以上推奨 ) を接続します赤色側が ( + ) 黒色側が ( - ) です別売の ACアダプタを用意されている場合は CN3にプラグを接続します ACアダプタを接続した場合 CN4は電源出力用として ACアダプタと同じ電圧の電源が取出せます ( 警告 ) CN3,CN4 両方から電源を供給することはできません間違って接続するといずれかの電源を壊すことになります CN4 電源用 3ピン CN1 デジタル入出力用コネクタアンテナ取付用 SMA コネクタ CN3 AC アダプタ用コネクタ緑色 LED(P1) 黄色 LED(P2) ( 4 ) 子機の LED 表示子機の電源を入れるとまず緑色の LED ランプが点灯し続いて黄色ランプが約 2 秒後に点灯します親機がパソコンに接続されていて OS( Windows) が親機を USB デバイスとして認識しているとパソコンのアプリケーションソフトとは無関係に親機と子機が自動的に無線接続を開始し無線接続範囲にあると 2 秒 ~ 30 秒程度の時間経過後緑色 LED が 0.5 秒周期の点滅に変わります緑色 LED が点滅になった状態は無線で親機と子機がつながったことを示しています ( 注 ) 緑色 LED が点滅していても例外的に無線接続がはずれている場合があります親機の設定を変更し使用チャンネルが変更になったような場合には子機はしばらく ( 約 3 分間 ) 以前のチャンネルを使用チャンネルとして維持しますので点滅をしていても接続はできていません子機の電源を再投入するか約 3 分間が経過すると子機は再び上記の自動接続手順を開始します黄色 LED はパソコンのアプリケーションソフトが動作して親機から子機にコマンドを送信したときに消灯しますこの後約 2 秒間経過しても次のコマンド送信がなければ再び黄色 LED が点灯しますこのタイムアウト時間内にパソコンからコマンドの送信が連続していると黄色ランプは消灯したままとなります - 5 -

8 5. コネクタピン配置と入出力信号仕様 C N 1 デジタル入出力コネクタ ( 5 0 P フラットケーブル用 ) 基板側型式オムロン X G 4 C ケーブル側型式オムロン X G 4 M ( 注 ) ケーブル側コネクタは 30cmケーブル付きにて標準添付となっています添付ケーブルの機器側は解放端 ( コネクタなし ) となっていますデジタル入力 b i t 0 (LSB) 2 デジタル入力 b i t 1 3 デジタル入力 b i t 2 4 デジタル入力 b i t 3 5 デジタル入力 b i t 4 6 デジタル入力 b i t 5 7 デジタル入力 b i t 6 8 デジタル入力 b i t 7 9 デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t デジタル入力 b i t 2 3 (MSB) V V 2 7 デジタル出力 b i t 0 (LSB) 2 8 デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t デジタル出力 b i t 2 3 (MSB) - 6 -

9 デジタル入力回路デジタル入力抵抗 470Ω 入力電圧範囲 0 ~ + 5 V C-MOSハッファ入力リーク電流 10μ A 以下しきい値 T T L レベル High Level 最小値 1.7V Low Level 最大値 0.9V 内部回路 ( 注意 ) 入力解放状態では High/Low のいずれになるかは不定です入力の動作試験を行うときは入力 0 とするためには 0 ~ 1 0 K Ω のシリーズ抵抗にて 0 V に接続してください入力 1 とするためには 1 0 K Ω 程度のシリーズ抵抗にて + 2 V ~ + 5 V の電源に接続してください ( 警告 ) 入力電圧範囲を超える電圧または負電圧を入力するとボードに使用してあるプログラムロジックデバイスが壊れます該当する入力回路部分だけでなくデバイス全体の機能が壊れますデジタル出力回路内部回路デジタル出力抵抗 470Ω C-MOSハッファ出力電圧範囲 0 ~ V T T L 負荷時最大負荷電流 1. 5mA フォトカプラ接続時最大電流 5mA ( 注意 ) 出力電圧の H i g h レベルは最小値で V 最大値で V となっています C N 2 アンテナ取付用 S M A コネクタ ( 警告 ) 製品添付のアンテナ以外を取付けることは法令違反となりますまたこのコネクタに同軸ケーブルなどを接続することもできません C N 3 A C アダプタ用コネクタ ACアダプタは別売品です仕様適合プラグ径外形 5.5mm 内径 2.1mm センタープラス +4.5V ~ +9V 安定化電源推奨 5V( 1A 以上 ) 別売の L 型 D C プラグも使用できます L 型 D C プラグ型式 M P L C N 4 電源入力用 3P コネクタ製品添付の 3P コネクタ付きケーブルを接続するコネクタです電圧範囲 +4.5V ~ +9V 推奨 5V( 200mA 以上 ) CN3 に AC アダプタを接続した場合は電源出力用となります - 7 -

10 6. 送受信データ形式 6. 1 デジタル出力コマンド ( PC 親機子機 ) ( 1 ) データ形式アスキーコード文字列 W W ( 大文字 ) デジタル出力コマンド識別文字コード 2 0 応答要求あり出力フェイルセーフなし ( 標準 ) 4 応答要求なし出力フェイルセーフなし 8 応答要求あり出力フェイルセーフあり C 応答要求なし出力フェイルセーフあり応答要求ありの場合子機はこのコマンドを受信にてデジタル出力を更新して後デジタル入力応答を返します応答要求なしの場合子機はデジタル出力を更新するのみでデジタル入力応答を返しません出力フェイルセーフありの場合 W P コマンドなどの送信が約 2 秒間ないとすべてのデジタル出力が 0 になります ~ F F F F F F 1 6 進数 6 桁表記 ( 英字は小文字も可 ) デジタル出力する内容を指定各桁とも 1 6 進数表記 bit 例 MSB LSB 1 にて TTL 出力 High レベル 0 にて TTL 出力 Low レベル bit ( 2 ) 動作 0 ~ 9 の数字 A ~ F ( 大文字 ) および a ~ f ( 小文字 ) 以外の文字は指定できません 3 項のデータすべてを省略した場合 ( 例 W 0 ) デジタル出力状態を変更することなくデジタル入力応答のみ受信することができます 4 区切りマークアスキー 0 D ( H ) キャリッジリターンコード子機は W コマンドを受信するとデータにしたがってデジタル出力を変更しますその後約 10ms 後にデジタル入力を読取ってその状態を親機に送信します - 8 -

11 6. 2 デジタル入力応答データ形式 ( 子機親機 PC) ご注意本項にて説明するデジタル入力データ形式はパソコンから送信するコマンドではありませんパソコンから送信する W コマンドに DACS-9600-DIO が応答するデータ形式を説明しています ( 1 ) データ形式アスキーコード文字列 R R ( 大文字 ) 応答識別文字コード 2 0 ~ 7 子機の DIPスイッチ設定 8 ~ F の設定は使用できません ~ F F F F F F 1 6 進数 6 桁表記 ( 大文字 ) デジタル入力内容各桁とも 1 6 進数表記 bit 例 MSB LSB 1 にて TTL 入力 High レベル 0 にて TTL 入力 Low レベル bit W コマンドでデータ省略があっても応答内容には省略はなく常に固定長です 4 区切りマークアスキー 0 D ( H ) キャリッジリターンコード ( 2 ) 動作子機は W コマンドを受信するとデジタル入力データとして R レスポンスを親機に返しますパソコンのアプリケーションソフトはこのデータを親機から受信します - 9 -

12 6. 3 P W M パルス出力コマンド ( PC 親機子機 ) ( 1 ) データ形式アスキーコード文字列 P P ( 大文字 ) P W M パルス出力識別文字コード 2 0 応答要求あり ( 標準 ) 4 応答要求なし応答要求ありの場合子機はこのコマンドを受信にてデジタル入力応答を返します応答要求なしの場合子機は応答を返しませんフェイルセーフ機能は PWM 出力には無関係です ~ F F F F F F 1 6 進数 6 桁表記 ( 小文字も可 ) 出力する内容を指定左端より bit23~ 20 右端が bit3~ 0 bit23~ 16 無効 ( 0を指定してください ) bit15 PWMパルス出力開始 3c h とも開始対象になります bit14 PWMパルス出力停止 3c h とも停止対象になります bit13~ 12 チャンネル指定 ( bit11~ 0に指定したパルス幅データのチャンネル番号をセット ) 0: 第 1チャンネル ( デジタル出力 bit0) 1: 第 2チャンネル ( デジタル出力 bit1) 2: 第 3チャンネル ( デジタル出力 bit2) bit11~ 0 パルス幅データ 0~ 4095 単位 1μ s 1500μ sがサーボのセンタ位置繰り返し周波数は 5 0 H z 固定 4 区切りマークアスキー 0 D ( H ) キャリッジリターンコード ( 2 ) 動作子機は P コマンドを受信すると指定内容に従って PWM パルス出力制御を実行しデジタル入力データをラッチしますデジタル出力 bit2~ 0 は PWM パルス出力開始指定にてパルス出力となり PWM パルス出力停止指定にて通常のデジタル出力動作 ( 以前に受信したデジタル出力コマンドの指定内容を出力 ) となりますラッチしたデジタル入力はデジタル入力データ形式の項に記述する形式にてレスポンスとして親機に返しますラッチタイミングはデジタル出力コマンドの場合と同じです P W M パルス出力指定データ幅 ( 単位 1 μ s ) のパルスを繰返し周波数 50Hz にて連続して出力します 1500μ s がサーボのセンタ位置一般的なサーボ可動範囲は 1000~ 2000 となります

13 7. 送受信動作の確認サンプルプログラム起動後キーボードからたとえば W ( E n t e r ) と入力してみてください正常に接続できていれば R といった応答がかえってきますデジタル入出力の動作試験 W は子機のデジタル出力の設定 R は子機からのデジタル入力状態の応答です出力の指定および入力状態の応答に関する詳細は 6.1 項および 6.2 項の説明をご覧ください ( 受信データの最後にはキャリッジリターンコードがありますがこのコードは画面上ではとなるか全く表示されないかのいずれかになります ) PWM パルス出力の動作試験 ( 1 ) 各チャンネルのパルス幅を指定します送信コマンド例 P E 8 チャンネル 1 番のパルス幅を μ s とする P D 0 チャンネル 2 番のパルス幅を μ s とする P D C チャンネル 3 番のパルス幅を μ s とする ( 3 ) パルス出力開始を指定します送信コマンド例 P パルス出力を開始するパルス出力を開始するとデジタル出力 bit2~ 0は PWM 出力となりこの後 W コマンドで出力を指定しても bit2~ 0はパルス出力を維持します開始後上記 ( 1 ) 項の例にてパルス幅を変更することにより出力を継続しながらパルス幅を変更することができます ( 3 ) パルス出力停止を指定します送信コマンド例 P パルス出力を停止するパルス出力を停止するとデジタル出力 bit2~ 0 は以前に W コマンドで指定した出力となります

14 8. 送信リトライ手順 DACS-9600 に使用している無線モジュールは送信データが相手先にて正常に受信できているかどうかを相手先からの ACK 応答にて確認しています相手先からの ACK 応答がない場合は約 50ms の間隔にて 3 回までのリトライを実行しますこれでも応答がない場合は数秒間 ( ランダムな時間 ) の経過後に再び送信を実行しますしかしながら電波状況によっては PC からのコマンド送信もしくは子機からのレスポンス送信が消滅することも考えられます確実なシステム動作とするためにも有線のデジタル入出力と同様にアプリケーションソフトにてリトライ手順を組込む必要がありますリトライのタイムアウトはシステムの繰返し動作時間に関連して 0.2 秒から 10 秒程度の範囲としてくださいコマンド再送信を実行した場合の受信データ識別方法についてタイムアウトによりコマンド送信を再度実行した場合無線モジュールのリトライと重複してレスポンス応答が複数回戻ってくることがありますこの場合アプリケーションソフトは受信したデータが再送信したコマンドに対する応答であることを確認しなければ次に進むことができませんもしも先のコマンドに対する応答を再送信の応答として進んでしまうとこの後コマンドと応答の対応がずれてしまうという問題が生じますこの問題を解決するため DACS-9600 では次のような識別コードをコマンドおよびレスポンス文字列に追加しています識別コードなし W コマンド文字列識別コードなし R レスポンス文字列識別コードあり W すべてのコマンドコマンド文字列に共通な機能です識別コードあり R レスポンス文字列識別コードを利用する場合はコマンド文字列の最後に 1 文字 ( 0~ 9,A~ F) を追加します図の識別コードありで 5 の位置が識別コードとなりますここに指定した文字はレスポンスにてそのまま 5 の位置に戻ってきます例えば通常は識別コードを 0 としておいて再送信をする場合は識別コードを 1 から順次更新してゆくといった使用方法になります受信したレスポンスにて最後に送信した識別コードと受信データの一致を確認すれば送信したコマンドと受信したレスポンスの対応をとることができます

9. 無線チャンネル設定 2.4GHz 帯で使用できる 2~ 15 番のチャンネルのうち出荷時は 5 番のチャンネルになっています設定したチャンネルは本項の手順にて変更しない限り親機の電源投入 / 遮断などで変わることはありませんチャンネル設定ツールの操作方法 dacs9600_dio ディレクトリにある D96DICHN.

15 9. 無線チャンネル設定 2.4GHz 帯で使用できる 2~ 15 番のチャンネルのうち出荷時は 5 番のチャンネルになっています設定したチャンネルは本項の手順にて変更しない限り親機の電源投入 / 遮断などで変わることはありませんチャンネル設定ツールの操作方法 dacs9600_dio ディレクトリにある D96DICHN.exe を C ドライブなどにコピーし起動します ( 注 ) 複合版またはダイレクト版デバイスドライバのインストールが必要です親機の LED が点滅していることを確認してください連続点灯の場合は 1 分ほど待てば点滅となります? キーを押すと親機が使用しているチャンネル番号と受信レベルを表示しますただし子機との接続ができていない最初の状態では受信レベルは未確定となります # キーを押すとネットリセットを実行しネットサーチを開始します親機の LED が連続点灯に変わりその後 1 分程度で再び点滅に変わります? キーを押すと新しいチャンネル番号を表示しますこの機能では親機が全チャンネルうち空いているチャンネルを探しますが電波障害となる相手先の機器から電波が出ていない限りはそのチャンネルを避けることができませんので現実的にはチャンネル設定にあまり有効な手段とはなりません下記の指定番号のチャンネル設定をお勧めします (x )# とキー入力すると指定番号のチャンネル設定を実行します (x) は 2~ 15 の 1 文字または 2 文字の数字です 15 番に設定する場合 15# 10 番に設定する場合 10# 5 番に設定する場合 5# と入力しますこの数字が設定するチャネル番号となります親機の LED が連続点灯に変わり数秒後に再び点滅となります? キーを押すと新しいチャンネル番号を表示します同一周波数帯を無線 LAN も使用しています無線 LAN を避ける意味で無線 LAN の 3 バンドの隙間になるチャンネル 5 番 10 番 15 番のうちでいずれかの利用をお勧めします無線 LAN が近くにない場合にはこれ以外のチャンネルに設定することも可能ですチャンネル設定を実行した後は上記の # キーのみを押すネットサーチは無効となります再度ネットサーチを有効とするには親機の電源を一度切断する必要があります ( 注 ) 親機のチャンネルを変更した場合子機は約 3 分間以前のチャンネルを保持していますのでただちに新しいチャンネルで送受信が実行できるわけではありませんこの 3 分間が経過するかあるいは子機の電源を再投入すると子機は親機の確認処理を開始し子機の緑色 LED が連続点灯に変わります連続点灯となって後約 1 分経過して再び子機の緑色 LED が点滅となってあらためて親機と子機の通信が可能な状態となりますこの状態で例えば W と入力すると子機から R といった応答が返ってきますづけて ( Enter) キーのみを押すと約 100msの繰返しで連続送受信試験に移行します Escキーを押すと停止します連続送受信試験では送信データと受信データの末尾にデータ識別文字を追加しています連続送受信試験を実行した後 Escキーを押して試験を停止し? キーを押すと正しい受信レベルの表示となります

16 ワイヤレス D I O D A C S S E T - D I O 製品内容製品の名称ワイヤレス D I O D A C S S E T - D I O 標準構成親機 D A C S H S 1 個子機 D A C S D I O 1 個アンテナ 2 個デジタル入出力接続用ケーブル 3 0 c m 1 本 ( 機器接続側はコネクタなしの解放端となっています ) 子機電源接続用ケーブル付 3Pコネクタ 1 本 ( 電源接続側はコネクタなしの解放端となっています ) デバイスドライバ / サンプルプログラム / 取扱説明書はダウンロードにて製造販売ダックス技研株式会社ホームページ DACS96DIO18326A

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Taro-DA96SET_RCP24manu.jtd ワイヤレス PWM24ch パルス出力 DACS-96SET-RCP24 取扱説明書ワイヤレス PWM24ch パルス出力 D A C S - 9 6 S E T - R C P 2 4 日本国内専用のため海外での使用はできません製品には CD-ROM を添付しておりません説明書に CD-ROM の記述がある場合は弊社 HP ダウンロードページのファイルと読替えてくださいまた単にフォルダと記述のある場合は