日本語‐ウズベク語機械翻訳

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れいがえんの
5 years ago
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1 情報科学概論名古屋大学における情報セキュリティについて情報基盤センター小川泰弘

2 情報セキュリティとは? 計算機の利用ネットワークの利用以前は専門家だけ最近は利用が広がり犯罪者も利用様々なセキュリティを考える必要がある情報系の学生はより専門的な理解を! 2

3 名古屋大学情報セキュリティガイドライン名古屋大学では全構成員が守るべきガイドラインを作成情報連携統括本部のサイトに掲載 ja/security/guideline.html 3

4 情報セキュリティの概念利用者は誰か? 認証 : Authentication 何ができるか? 権限権利管理 : Authorization 安全に通信しているか? 暗号化通信 : Encryption 機器は安全か? 機器の完全性 ( ウィルス対策 ): Anti-Virus 4

5 利用者は誰か? 利用者認証 : 名古屋大学 ID ユーザ ID パスワード名古屋大学 ID はすべての基盤絶対に他人友人等には貸さないこと他人が利用すると大きな問題が生じる問題の責任を問われる場合も 5

6 何ができるか? 名古屋大学 ID は多様に利用履修登録電子メール情報メディア教育センターの端末 NUCT (WebCT) その他多様な情報システム 6

7 何ができるか? 名古屋大学 ID は多様に利用履修登録電子メール情報メディア教育センターの端末 NUCT (WebCT) その他多様な情報システムしてはいけないことも! 7

8 何をしてはいけないか他人の権利を侵すこと著作権プライバシーなどを侵す誹謗中傷などをインターネットなどへ記載権限のないシステムを利用することパスワードを盗む推測するクラックツールを使う不正アクセス防止法によって処罰目的外の利用大学のシステムをバイトに利用過剰利用大量のメール送信など 8

9 著作権侵害違法なファイル共有 Gnutella, WinMX, Winny, Share, 迅雷 (Xunlei) 学内ネットワークは監視対象ソフトウェアのライセンス違反違法コピー研究室内でライセンス数以上に使用研究室のソフトを自宅で使用 9

10 著作権侵害違反事例 1 一昨年度は名古屋大学で 3 件発生 BitTorrent で映画ファイルを交換米国著作権管理団体から計算機 (IP) を特定して指摘学生もしくは所属研究室が判明学生および指導教員が研究科長から厳重注意訴訟問題に発展する可能性もありうるので注意 10

11 著作権侵害違反事例 2 大学での Winny の利用 2ちゃんねるに FQDN が掲載される 2 研究室が該当大学関係者が発見しセンターへ通報大学でのネットワーク監視へ 11

12 不適切な情報の拡散掲示板などでの誹謗中傷 Twitter などでの飲酒犯罪の告白デマの拡散炎上インターネットは世界中と繋がっている 12

13 インターネット上の匿名性基本的にはないその気になれば特定可能自分が特定されても問題ない発言行動を行う 13

14 安全な通信インターネット上の通信は他人から傍受される可能性安易にパスワードなどを入力しない暗号化されているか可能な限り確認 SSL( ブラウザの鍵マーク ) 14

15 SSL のマークの一例 15

16 SSL マークが無い例 SHA-1 署名が原因 16

17 セキュリティ上のリスクマルウェアウィルストロイの木馬スパイウェアフィッシングファーミング 17

18 マルウェア (malware) 悪意のあるソフトウェアの総称不正プログラムとも呼ばれるウィルストロイの木馬スパイウェアバックドア悪質なアドウェアなどなど悪戯から金儲け犯罪行為へ 18

19 コンピュータウィルス (virus) ファイルからファイルに感染当初は実行ファイル現在はWord, Excel, 画像など何でもアリ報道では他のマルウェアと混同される多種多様な感染経路 19

20 トロイの木馬 (Trojan horse) コンピュータ内に潜み悪質な動作をするファイルの削除改変アンチウィルスソフトの無効化バックドアの設置他のプログラムのダウンロード ( スパイウェアなど ) 他のファイルに偽装して実行感染 20

21 スパイウェア (spyware) ユーザの情報を秘密裡に収集送信キーロギングパスワードの奪取ファイルの転送ブラウザハイジャック偽の警告メッセージ他のファイルに偽装して実行感染他のプログラムとセットになっていることも 21

22 フィッシング (phishing) 本来とは異なるウェブページを表示メール本文の URL をクリック別ページへ短縮 URL 事例 UFJ 銀行の HP を模したサイトユーザ ID とパスワードを入力させる口座の認証情報が盗まれる学内にフィッシングサイトが構築されたことも 22

23 ファーミング (pharming) DNS の設定を書き換える URL を IP アドレスに変換偽のサイトへ誘導偽装手口ブロードバンドルータの設定変更 PC の hosts ファイルの変更 ( トロイの木馬などによる ) 23

24 様々な感染事例ウェブサイトを見るだけで感染信頼できないサイトを閲覧しない信頼できないリンクをクリックしない ( 掲示板 ) Java Scriptの無効化で防げることも短縮 URLの悪用メールを開くだけで感染 ( 添付ファイル HTML) メールを受け取るだけで攻撃を受ける場合もネットに接続するだけで感染 USBメモリを通じて感染 24

25 Winny の危険性通常のファイルやフォルダを偽装した実行ファイルが存在誤ってファイルを実行するとウィルスが動作 ( 例 : 山田オルタナティブ ) コンピュータ内のファイルをインターネットに公開画面をキャプチャ学内でも感染事例あり! 25

26 ファイル名の偽装アイコンの偽装 26

27 27

28 28

29 ファイル名の偽装アイコンの偽装 RLTrap Unicode の制御文字 RLO を利用し exe を隠す 29

30 圧縮解凍ソフトの脆弱性予期せぬディレクトリへファイルを解凍相対パスの悪用同じライブラリの利用による脆弱性の拡大 30

31 ユーザの誘導怪しげな広告バナーウイルスに感染していますと虚偽のメッセージが出ることも 31

32 怪しげなソフトのインストール 32

33 パソコン遠隔操作ウェブサイトの脆弱性トロイの木馬 iesys.exe バックドアからの侵入犯罪予告の書き込み 33

34 ブルートフォースアタックパスワードを総当たりで試すログイン回数の制限で防げるリバースブルートフォースアタックパスワードを固定してユーザIDを変更 JAL と ANA が侵入されるユーザ側では対策できない 34

35 パスワード頑健なパスワードの使用 ID 名前誕生日電話番号はダメ短いものはダメ ( 最低 8 文字 ) 数字記号を混ぜる使いまわしをしない他人に教えない定期的な変更は一長一短 35

36 解けない暗号ワンタイムパッド (one time pad) 暗号鍵として平文と同じ長さの乱数を使用理論上解読不能類似 : バーナム暗号鍵が変わると全く別の文平文 C A T D O G 鍵暗号文 D O G CP AI GT 36

37 解けない暗号ワンタイムパッド (one time pad) 暗号鍵として平文と同じ長さの乱数を使用理論上解読不能類似 : バーナム暗号鍵を文字列にすることも可能平文 C A T D O G 鍵 A N M N F Z 暗号文 D O G P I G 37

38 ワンタイムパッドの鍵毎回変更する異なる平文に同じ鍵を使用しない平文より短くして繰り返さない生成に疑似乱数を使わない安全に配送する実用性は高くない 38

39 自分だけは安全? いつ被害者になるかいつ加害者になるか 39

40 対策 Windows Update などのソフトの更新セキュリティパッチの適用アンチウィルスソフトの導入 sitelicense/antivirus/ 信用できないファイルをクリックしない知人からのメールの添付ファイルにも注意 Windows XP の使用禁止頑健なパスワード 40

41 対策の限界最大のセキュリティホールは人間単純なパスワードセキュリティ対策の不備パスワードなどが初期設定のまま情報機器の紛失無線 LANの盗聴ただ乗り電子メールによるパスワードの問合せパスワードの盗み見振り込め詐欺ソーシャルハッキング 41

42 インターネット空間仮想空間? 仮想でもあり現実でもある virtual の誤訳本来の意味は実質上のネットは現実社会の一部であり現実社会の写像でもある現実社会に無いものはネットにも無い現実社会とネットは相互に影響を与え合う 42

43 ネット de 真実ネットで真実を知ったマスコミは隠しているネットには正しい情報も間違った情報も存在たいていの真実に辿りつける 43

44 名大の情報セキュリティ窓口 IT ヘルプデスク電話 : 情報連携統括本部 44

45 45

46 レポート今回の講義内容についてどの程度事前に知っていたか感想と合わせて記述提出形式 : PDF 提出先 : yasuhiro@is.nagoya-u.ac.jp Subject は情報科学概論レポート締め切り : 5 月 31 日 46

金融工学ガイダンス

金融工学ガイダンス盗聴盗聴と不正利用 2013 年 10 月 15 日後保範ネットワークに接続されているデータは簡単に盗聴されるネットワークを流れるパケットは, 暗号化されていなければ, そのままの状態で流れているネットワークの盗聴は, スニッファ (Sniffer) と呼ばれるネットワーク管理ツールを利用して行われるスニッファをクラッカーが悪用し, ネットワークを流れるパケットを盗聴する 1 2 Sniffer