ONTAP 9 SMB / CIFS構成ガイド(Microsoft Hyper-VおよびSQL Server)

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1 ONTAP 9 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server ) 2018 年 2 月 _A0 ng-gpso-jp-documents@netapp.com ONTAP 9.3 用に更新

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3 目次 3 目次 このマニュアルの対象者... 5 Microsoft Hyper-V および SQL Server over SMB ソリューション用の Data ONTAP の設定... 6 Hyper-V および SQL Server over SMB のノンストップオペレーションとは... 7 SMB 経由のノンストップオペレーションを実現するプロトコル... 7 Hyper-V および SQL Server over SMB でのノンストップオペレーションの 主要な概念... 8 SMB 3.0 の機能が SMB 共有を介したノンストップオペレーションをサ ポートする仕組み... 9 透過的なフェイルオーバーを強化するための監視プロトコルの機能 監視プロトコルの仕組み リモート VSS による共有ベースのバックアップ リモート VSS の概念 リモート VSS で使用されるディレクトリ構造の例 SnapManager for Hyper-V による Hyper-V over SMB のリモート VSS ベース のバックアップの管理方法 Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB 共有での ODX コピーオフロードの使用方法 設定要件と考慮事項 Data ONTAP とライセンスの要件 ネットワークとデータ LIF の要件 Hyper-V over SMB 用の CIFS サーバとボリュームの要件 SQL Server over SMB 用の CIFS サーバとボリュームの要件 Hyper-V over SMB での継続的可用性を備えた共有の要件と考慮事項 SQL Server over SMB での継続的可用性を備えた共有の要件と考慮事項 Hyper-V over SMB 構成用のリモート VSS の考慮事項 SQL Server および Hyper-V over SMB 用の ODX コピーオフロード要件 SQL Server および Hyper-V over SMB 構成に関する推奨事項 Hyper-V または SQL Server over SMB 構成の計画 ボリューム設定ワークシートの完了 SMB 共有設定ワークシートの完了 Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 Kerberos 認証および NTLMv2 認証の許可の確認 (Hyper-V over SMB 共有 ). 32 ドメインアカウントがデフォルトの UNIX ユーザにマッピングされてい ることの確認 SVM ルートボリュームのセキュリティ形式が NTFS に設定されているこ との確認 必要な CIFS サーバオプションの設定の確認 自動ノードリファーラルの無効化の確認... 38

4 4 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) NTFS データボリュームの作成 継続的可用性を備えた SMB 共有の作成 ユーザアカウント (SMB 共有の SQL Server 用 ) への SeSecurityPrivilege 権 限の追加 VSS シャドウコピーのディレクトリ階層の設定 (Hyper-V over SMB 要求 用 ) Hyper-V および SQL Server over SMB 構成の管理 継続的な可用性を確保するための既存の共有の設定 Hyper-V over SMB バックアップでの VSS シャドウコピーの有効化と無効 化 Hyper-V over SMB 構成をリバートする際の考慮事項 SQL Server over SMB 構成をリバートする際の考慮事項 統計を使用した Hyper-V および SQL Server over SMB アクティビティの監視 使用可能な統計オブジェクトと統計カウンタの確認 SMB 統計の表示 非破壊的な操作が可能であることの確認 ヘルスモニタを使用してノンストップオペレーションのステータスが 正常かどうかを確認する方法 システムヘルスの監視を使用したノンストップオペレーションのス テータスの表示 SMB 共有の継続的な可用性の設定の確認 LIF ステータスの確認 SMB セッションの継続的可用性の確認 SMB セッション情報の表示 開いている SMB ファイルに関する情報の表示 詳細情報の入手方法 著作権に関する情報 商標に関する情報 マニュアルの更新について 索引... 67

5 5 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) の対象者 本書では Microsoft の SMB プロトコルを介した 2 つのアプリケーション (Microsoft Hyper-V および Microsoft SQL Server) のノンストップオペレーションを実現する clustered Data ONTAP の機能について説明します また 概念の概要 計画のガイダンス および導入の詳細な手順も示します このマニュアルは SMB のノンストップオペレーションを実装する場合に使用します 想定している状況は次のとおりです CIFS プロトコルの基本的なファイルアクセスが設定されている SVM にある SMB 3.0 のファイル共有を有効にして次のオブジェクトを格納する Hyper-V 仮想マシンファイル SQL Server システムデータベース ベストプラクティスに基づいて OnCommand System Manager を使用して基本構成を作成し 背景にあるすべての概念を把握する必要がない場合は 以下のマニュアルを参照してください SMB / CIFS の簡単な設定 SMB / CIFS および NFS のマルチプロトコルの簡単な設定 Data ONTAP での CIFS プロトコルのサポートに関する一般的な情報が必要な場合は 以下のマニュアルを参照してください SMB / CIFS の管理 構成または概念の詳細な情報が必要な場合は 以下のマニュアルを参照してください ネットワークの概念と詳細な実装手順 ネットワークおよび LIF の管理 標準および外部のサーバ実装を使用した監査の設定と管理 SMB / CIFS および NFS の監査とセキュリティトレース 管理タスクの自動化 ネットアップのマニュアル :OnCommand Workflow Automation( 現在のリリース ) OnCommand Workflow Automation を使用すると あらかじめパッケージ化されたワークフローを実行することで エクスプレスガイドやパワーガイドで説明しているワークフローなどの管理タスクを自動化できます Data ONTAP テクノロジおよび外部サービスとのやり取りに関する詳細情報を含むテクニカルレポート (TR) ネットアップテクニカルレポート 4172: Microsoft Hyper-V over SMB 3.0 with Clustered Data ONTAP: Best Practices ネットアップテクニカルレポート 4349: Windows Server 2012 with Hyper-V over SMB Network Configuration Options and Best Practices ネットアップテクニカルレポート 4353: Best Practices Guide for Microsoft SQL Server and SnapManager 7.1 for SQL Server with Clustered Data ONTAP

6 6 Microsoft Hyper-V および SQL Server over SMB ソリューション用の Data ONTAP の設定 Data ONTAP 8.2 以降では 新たに SMB 3.0 のファイル共有の継続的な可用性が確保されるようになったため FlexVol を備えた Storage Virtual Machine(SVM) にあるボリュームに Hyper- V 仮想マシンファイルまたは SQL Server システムデータベースおよびユーザデータベースを格納すると同時に 計画的イベントと計画外イベントの間のノンストップオペレーション (NDO) を実現できます Microsoft Hyper-V over SMB Hyper-V over SMB ソリューションを作成するには まず Microsoft Hyper-V サーバにストレージサービスを提供するように Data ONTAP を設定する必要があります また Microsoft クラスタ ( クラスタ構成を使用する場合 ) Hyper-V サーバ CIFS サーバによってホストされている共有への SMB 3.0 の継続的な可用性が確保された接続 および必要に応じて SVM ボリュームに格納されている仮想マシンファイルを保護するためのバックアップサービスも設定する必要があります 注 :Hyper-V サーバは Windows Server 2012 以降で設定する必要があります Hyper-V サーバの構成については スタンドアロンの構成とクラスタ化された構成の両方がサポートされます Microsoft クラスタおよび Hyper-V サーバの作成については Microsoft の Web サイトを参照してください SnapManager for Hyper-V は Snapshot コピーベースの高速バックアップサービスを容易に実現できるホストベースのアプリケーションで Hyper-V over SMB 構成と統合できるように設計されています Hyper-V over SMB 構成での SnapManager の使用については SnapManager for Hyper-V Installation and Administration Guide を参照してください Microsoft SQL Server over SMB SQL Server over SMB ソリューションを作成するには まず Microsoft SQL Server アプリケーションにストレージサービスを提供するように Data ONTAP を設定する必要があります さらに Microsoft クラスタも設定する必要があります ( クラスタ構成を使用する場合 ) その後 Windows サーバに SQL Server 2012 をインストールして設定し CIFS サーバにホストされている共有への継続的可用性を備えた SMB 3.0 接続を作成します SVM ボリュームに格納されているデータベースファイルを保護するオプションで バックアップサービスを設定することもできます 注 :SQL Server は Windows Server 2012 以降にインストールし 設定する必要があります 構成については スタンドアロンの構成とクラスタ化された構成の両方がサポートされます Microsoft クラスタの作成および SQL Server 2012 のインストールと設定については Microsoft の Web サイトを参照してください SnapManager for Microsoft SQL Server は Snapshot コピーベースの高速バックアップサービスを容易に実現できるホストベースのアプリケーションで SQL Server over SMB 構成と統合できるように設計されています SnapManager for Microsoft SQL Server の使用については SnapManager for Microsoft SQL Server インストレーションアドミニストレーションガイド を参照してください

7 7 Hyper-V および SQL Server over SMB のノンストップオペレーションとは Hyper-V および SQL Server over SMB のノンストップオペレーションとは さまざまな管理作業の間も アプリケーションサーバおよびそれに格納された仮想マシンやデータベースをオンラインのまま維持して 継続的な可用性を実現できる機能の組み合わせのことです これには ストレージインフラの計画的停止と計画外停止の両方が含まれます SMB を介したアプリケーションサーバのノンストップオペレーションでは 次のような操作がサポートされます 計画的なテイクオーバーとギブバック 計画外のテイクオーバー アップグレード無停止アップグレード (NDU) を実行するには クラスタ内のすべてのノードで この機能がサポートされるバージョンの clustered Data ONTAP が実行されている必要があります Hyper-V over SMB ソリューションの NDU が最初にサポートされたのは Data ONTAP 8.2 です そのため 無停止アップグレードは クラスタ内のすべてのノードで Data ONTAP 8.2 リリースファミリーでのアップグレードを含む Data ONTAP 8.2 以降が実行されている場合にサポートされます SQL Server over SMB ソリューションの NDU が最初にサポートされたのは Data ONTAP です そのため 無停止アップグレードは クラスタ内のすべてのノードで Data ONTAP リリースファミリーでのアップグレードを含む Data ONTAP 以降が実行されている場合にサポートされます 計画的なアグリゲートの再配置 (ARL) LIF の移行とフェイルオーバー 計画的なボリュームの移動 関連概念 Hyper-V および SQL Server over SMB でのノンストップオペレーションの主要な概念 (8 ページ ) リモート VSS の概念 (12 ページ ) SMB 経由のノンストップオペレーションを実現するプロトコル SMB 3.0 のリリースに伴い Microsoft から Hyper-V および SQL Server over SMB のノンストップオペレーションのサポートに必要な機能を備えた新しいプロトコルがリリースされました Data ONTAP では SMB を介したアプリケーションサーバのノンストップオペレーションを実現するために それらのプロトコルを使用しています SMB 3.0 監視

8 8 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) 関連概念 SMB 3.0 の機能が SMB 共有を介したノンストップオペレーションをサポートする仕組み (9 ページ ) 透過的なフェイルオーバーを強化するための監視プロトコルの機能 (10 ページ ) Hyper-V および SQL Server over SMB でのノンストップオペレーションの主要な概念 Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB ソリューションを設定する前に理解しておくべきノンストップオペレーション (NDO) の概念があります 共有の継続的な可用性 ノード 継続的に使用可能な共有プロパティが適切に設定されている SMB 3.0 共有 継続的に利用可能な共有を介して接続しているクライアントは テイクオーバー ギブバック およびアグリゲート移転などの破壊的なイベントが発生しても 運用が中断されることはありません クラスタのメンバーである単一のコントローラ SFO ペアの 2 つのノードを区別するために 1 つのノードをローカルノードと呼び もう 1 つのノードをパートナーノードまたはリモートノードと呼ぶことがあります ストレージのプライマリ所有者はローカルノードです セカンダリ所有者は プライマリ所有者に障害が発生したストレージを制御するパートナーノードです 各ノードは そのストレージのプライマリ所有者と そのパートナーストレージのセカンダリ所有者で構成されます 無停止でのアグリゲートの再配置 クライアントアプリケーションを中断することなく クラスタの SFO ペア内のパートナーノード間でアグリゲートを移動できること 運用停止不要のフェイルオーバー テイクオーバーを参照 運用停止不要の LIF の移行 LIF を介してクラスタに接続されたクライアントアプリケーションを中断することなく LIF を移行できること SMB 接続の場合は SMB 2.0 以降を使用して接続するクライアントに対してのみ可能です ノンストップオペレーション クライアントアプリケーションを中断することなく clustered Data ONTAP の主な管理およびアップグレード操作を行え ノード障害に堪えられること 全体として この用語は運用停止不要のテイクオーバー 運用停止不要のアップグレード および運用停止不要の移行などが可能であることを指します 運用停止不要のアップグレード アプリケーションを中断することなく ノードのハードウェアまたはソフトウェアをアップグレードできること 運用停止不要のボリューム移動 ボリュームを使用しているすべてのアプリケーションを中断することなく クラスタ内で自由にボリュームを移動できること SMB 接続の場合 SMB のすべてのバージョンで運用停止不要のボリューム移動がサポートされます 永続的ハンドル 接続が切断した場合に 継続的に使用可能な接続が透過的に CIFS サーバに再接続できるように設定する SMB 3.0 のプロパティ 永続性ハンドルと同様に 接続中のクライアントとの通信が失われた後の期間 CIFS サーバによって永続的ハンドル

9 Hyper-V および SQL Server over SMB のノンストップオペレーションとは 9 が維持されます ただし 永続的ハンドルは 永続性ハンドルよりも弾力性があります CIFS サーバは 再接続後のクライアントにハンドルを 60 秒間使用する猶予を与え その 60 秒間は ファイルへのアクセスを要求する他のクライアントからのアクセスを拒否します 永続的ハンドルに関する情報は SFO パートナーの永続的ストレージにミラー化されます これにより 永続的ハンドルを切断したクライアントが SFO パートナーによってノードのストレージの所有権が引き継がれた後に 永続性ハンドルを再利用することができるようになります 永続的ハンドルは LIF の移動 ( 永続性ハンドルによってサポートされる ) が発生した場合だけでなく テイクオーバー ギブバック およびアグリゲートの再配置の場合も運用を中断しません SFO ギブバック SFO ペア テイクオーバーイベントから戻るときにホーム位置にアグリゲートを戻します 2 つのノードのどちらかが機能を停止した場合に相互にデータを処理するようにコントローラが設定されたノードのペアを指します システムモデルに応じて 両方のコントローラを 1 つのシャーシに配置することも 別々のシャーシに配置することもできます 2 ノードクラスタでの HA ペアを指します テイクオーバー ストレージのプライマリ所有者が失敗したときに パートナーがストレージの制御を引き継ぐプロセスです SFO の文脈では フェイルオーバーとテイクオーバーは同義です 関連概念 リモート VSS の概念 (12 ページ ) 透過的なフェイルオーバーを強化するための監視プロトコルの機能 (10 ページ ) SMB 3.0 の機能が SMB 共有を介したノンストップオペレーションをサポートする仕組み SMB 3.0 には Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB 共有のノンストップオペレーションをサポートするためのきわめて重要な機能があります これには 新しい continuously-available 共有プロパティや 永続的ハンドルと呼ばれる新しいタイプのファイルハンドルがあり これらを使用すると SMB クライアントは ファイルオープン状態を再要求して SMB 接続を透過的に再確立することができます 永続的ハンドルは 継続的な可用性が設定された共有に接続する SMB 3.0 対応のクライアントに付与できます SMB セッションが切断された場合 CIFS サーバは永続的ハンドルの状態に関する情報を保持します CIFS サーバは クライアントが再接続できる 60 秒間は他のクライアント要求をブロックするため 永続的ハンドルを持つクライアントは ネットワークの切断後にハンドルを再要求できます 永続的ハンドルを持つクライアントは Storage Virtual Machine(SVM) のデータ LIF のいずれかを使用して 同じ LIF または別の LIF を介して再接続できます アグリゲートの再配置 テイクオーバー およびギブバックはすべて SFO ペア間で行われます 永続的ハンドルを持つファイルを使用したセッションの切断と再接続をシームレスに管理するために パートナーノードでは すべての永続的ハンドルのロック情報のコピーが保持されます イベントが計画的か計画外かに関係なく SFO パートナーは 永続的ハンドルの再接続を無停止で管理できます この新機能を使用すると 従来では業務が停止する状況となるイベントでも CIFS サーバへの SMB 3.0 接続を SVM に割り当てられた別のデータ LIF に透過的に無停止でフェイルオーバーできます

10 10 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) 永続的ハンドルを使用すると CIFS サーバで SMB 3.0 接続を透過的にフェイルオーバーできるようになりますが 障害が発生したために Hyper-V アプリケーションが Windows Server 2012 クラスタ内の別のノードにフェイルオーバーされる場合 クライアントは切断されたハンドルのファイルハンドルを再要求できません このシナリオでは 切断された状態のファイルハンドルによって 別のノードで再起動した Hyper-V アプリケーションのアクセスがブロックされる可能性があります SMB 3.0 には 古い競合するハンドルを無効にするメカニズムを提供してこのシナリオに対処する フェイルオーバークラスタリング が用意されています このメカニズムを使用すると Hyper-V クラスタノードに障害が発生した場合に Hyper-V クラスタを迅速にリカバリできるようになります 関連タスク Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 (31 ページ ) 継続的な可用性を確保するための既存の共有の設定 (43 ページ ) 透過的なフェイルオーバーを強化するための監視プロトコルの機能 監視プロトコルにより SMB 3.0 の継続的な可用性が確保された共有 (CA 共有 ) に対するクライアントフェイルオーバー機能が強化されます 監視を使用すると LIF のフェイルオーバーのリカバリがバイパスされるため フェイルオーバーにかかる時間が短縮されます ノードを使用できなくなると SMB 3.0 接続のタイムアウトを待たずにアプリケーションサーバに通知されます フェイルオーバーはシームレスです 実行中のアプリケーションは フェイルオーバーが発生したことを認識しません 監視プロトコルを使用できなくてもフェイルオーバー処理に影響はありませんが 監視プロトコルを使用しないフェイルオーバーは効率が落ちます 監視プロトコルを使用する高度なフェイルオーバーは 以下の要件が満たされた場合に実行できます SMB 3.0 が有効になっている SMB 3.0 対応の CIFS サーバでのみ使用できる 共有で 共有の継続的な可用性プロパティが設定されている SMB 3.0 を使用している アプリケーションサーバの接続先のノードの SFO パートナーに 少なくとも 1 つ以上 アプリケーションサーバのデータをホスティングする Storage Virtual Machine(SVM) に割り当てられた運用中のデータ LIF がある 注 : 監視プロトコルは SFO ペアの間で実行されます LIF はクラスタ内の任意のノードに移行できるため すべてのノードがその SFO パートナーの監視プロトコルであることが必要になる場合があります アプリケーションサーバのデータをホスティングしている SVM がパートナーノード上にアクティブなデータ LIF を持っていない場合 監視プロトコルは 指定されたノード上で SMB 接続の迅速なフェイルオーバーを提供することはできません したがって そのような構成の 1 つをホスティングしている SVM には クラスタ内のすべてのノードに少なくとも 1 つ以上のデータ LIF が必要です アプリケーションサーバは 個々の LIF の IP アドレスではなく DNS に格納されている CIFS サーバ名を使用して CIFS サーバに接続している必要があります 関連タスク Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 (31 ページ )

11 Hyper-V および SQL Server over SMB のノンストップオペレーションとは 11 LIF ステータスの確認 (54 ページ ) 監視プロトコルの仕組み Data ONTAP では ノードの SFO パートナーを監視役として使用して 監視プロトコルを実装します 障害発生時には パートナーが障害を迅速に検出し SMB クライアントに通知します 監視プロトコルでは 次のプロセスを使用してフェイルオーバーが強化されます 1. アプリケーションサーバがノード 1 への継続的な可用性が確保された SMB 接続を確立すると CIFS サーバからアプリケーションサーバに監視が利用可能であることが通知されます 2. アプリケーションサーバは ノード 1 に監視サーバの IP アドレスを要求し Storage Virtual Machine(SVM) に割り当てられたノード 2(SFO パートナー ) のデータ LIF の IP アドレスリストを受け取ります 3. アプリケーションサーバは いずれかの IP アドレスを選択し ノード 2 への監視接続を作成して ノード 1 の継続的な可用性が確保された接続を移行する必要がある場合に通知されるように登録します 4. ノード 1 でフェイルオーバーが発生した場合 監視によってフェイルオーバーが容易になりますが ギブバックには影響しません 5. 監視によってフェイルオーバーイベントが検出され 監視接続を介してアプリケーションサーバに SMB 接続をノード 2 に移行する必要があることが通知されます 6. アプリケーションサーバは SMB セッションをノード 2 に移行し クライアントアクセスを中断することなく接続をリカバリします 1. SMB OS 3. 監視 ( モニタ ) LIF1 2. 監視 ( 検出 ) LIF2 ノード 1 ノード 2 4. フェイルオーバー ( 検出 ) OS 5. 監視 ( レポート ) LIF1 6. SMB 3 ( 再接続 ) LIF2 ノード 1 ノード 2

12 12 リモート VSS による共有ベースのバックアップ リモート VSS を使用して CIFS サーバに格納された Hyper-V 仮想マシンファイルの共有ベースのバックアップを実行できます Microsoft のリモート VSS( ボリュームシャドウコピーサービス ) は 既存の Microsoft VSS インフラを拡張したものです これまでの VSS を使用したバックアップサービスはローカルディスクに格納されたデータだけに対応しており ローカルディスクまたは SAN ベースのストレージのいずれかにデータを格納するアプリケーションへの VSS の使用に制限がありました リモート VSS では SMB 共有のシャドウコピーにも対応するように VSS インフラが拡張され Hyper-V などのサーバアプリケーションで SMB ファイル共有に VHD ファイルを格納できるようになりました これらの新しい拡張機能により データと構成ファイルを共有に格納する仮想マシンについて アプリケーションと整合性のあるシャドウコピーを作成できます 関連タスク Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 (31 ページ ) Hyper-V over SMB バックアップでの VSS シャドウコピーの有効化と無効化 (45 ページ ) リモート VSS の概念 ここでは リモート VSS( ボリュームシャドウコピーサービス ) の概念について説明します リモート VSS が Hyper-V over SMB 構成でバックアップサービスによってどのように使用されるかを理解するには これらの概念を理解しておく必要があります VSS( ボリュームシャドウコピーサービス ) 特定のボリューム上のデータの特定の時点におけるバックアップコピー ( スナップショット ) を作成する Microsoft のテクノロジです データサーバ バックアップアプリケーション およびストレージ管理ソフトウェアを調整して 整合性のあるバックアップの作成と管理をサポートします リモート VSS( リモートボリュームシャドウコピーサービス ) SMB 3.0 共有を介してデータにアクセスした特定の時点における整合性が取れた共有ベースのバックアップコピーを作成する Microsoft のテクノロジです 単にボリュームシャドウコピーサービスと呼ぶこともあります シャドウコピー 共有に含まれるデータセットの明確に定義された特定の時点における複製です シャドウコピーを使用すると システムやアプリケーションによる元のボリュームのデータ更新を継続したまま 整合性が取れたポイントインタイムバックアップを作成できます シャドウコピーセット 1 つ以上のシャドウコピーの集合です 各シャドウコピーが 1 つの共有に対応します シャドウコピーセット内のシャドウコピーに対応する共有は すべて同じ処理でバックアップする必要があります セットに含めるシャドウコピーは VSS に対応したアプリケーションの VSS クライアントで識別されます シャドウコピーセットの自動リカバリ リモート VSS に対応したバックアップアプリケーションのバックアッププロセスの一部で シャドウコピーを格納するレプリカディレクトリのある時点での整合性が確保されます バックアップの開始時に アプリケーションの VSS クライ

13 リモート VSS による共有ベースのバックアップ 13 アントで バックアップ対象としてスケジュールされたデータ (Hyper-V の場合は仮想マシンファイル ) にソフトウェアチェックポイントを設定する処理が開始されます そのあと VSS クライアントでアプリケーションの実行を継続できます シャドウコピーセットが作成されると リモート VSS によってシャドウコピーセットが書き込み可能にされ 書き込み可能なコピーがアプリケーションに公開されます アプリケーションでは シャドウコピーセットをバックアップする準備として 前の処理で作成されたソフトウェアチェックポイントを使用して自動リカバリを実行します 自動リカバリでは チェックポイントの作成後にファイルやフォルダに対して行われた変更を元に戻すことで シャドウコピーを整合性が取れた状態にします 自動リカバリは VSS に対応したバックアップ向けのオプションの手順です シャドウコピー ID シャドウコピーを一意に識別する GUID です シャドウコピーセット ID 同じサーバに対する一連のシャドウコピー ID を一意に識別する GUID です SnapManager for Hyper-V Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V のバックアップとリストアの処理を自動化して簡単に実行できるようにするソフトウェアです SnapManager for Hyper-V では リモート VSS と自動リカバリを使用して SMB 共有を介して Hyper-V ファイルをバックアップします 関連概念 Hyper-V および SQL Server over SMB でのノンストップオペレーションの主要な概念 (8 ページ ) リモート VSS による共有ベースのバックアップ (12 ページ ) リモート VSS で使用されるディレクトリ構造の例 リモート VSS は シャドウコピーの作成時に Hyper-V 仮想マシンファイルが格納されているディレクトリ構造をトラバースします 仮想マシンファイルのバックアップを正しく作成できるように 適切なディレクトリ構造について理解しておくことが重要です シャドウコピーを正常に作成するためにサポートされるディレクトリ構造は 次の要件を満たしています 仮想マシンファイルの格納に使用されるディレクトリ構造内に存在するのは ディレクトリと通常のファイルだけです ディレクトリ構造にはジャンクション リンク 通常以外のファイルは含まれません 仮想マシンのファイルはすべて単一の共有内に存在します 仮想マシンファイルの格納に使用されるディレクトリ構造は 設定されたシャドウコピーのディレクトリ階層より深くなりません 共有のルートディレクトリには 仮想マシンファイルまたはディレクトリのみが格納されます 次の図では Storage Virtual Machine(SVM) vs1 上で /hyperv/vm1 をジャンクションポイントとして vm_vol1 という名前のボリュームが作成されています ジャンクションポイントの下には仮想マシンファイルを格納するサブディレクトリが作成されています Hyper-V サーバの仮想マシンファイルには パスが /hyperv/vm1/dir1/vmdir の share1 を経由してアクセスします シャドウコピーサービスによって share1 の下のディレクトリ構造内 ( 設定されたシャドウコピーのディレクトリ階層まで ) に格納されたすべての仮想マシンファイルのシャドウコピーが作成されます

14 14 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) / (vs1_rootvol) /hyperv/vm1 (vm_vol1) \\vs1\share1 dir1/vmdir vhd 1 vhd 2... xml... SnapManager for Hyper-V による Hyper-V over SMB のリモート VSS ベースのバックアップの管理方法 SnapManager for Hyper-V を使用して リモート VSS ベースのバックアップサービスを管理できます スペース効率に優れたバックアップセットを作成するには SnapManager for Hyper-V で管理されているバックアップサービスを使用すると役立ちます SnapManager for Hyper-V で管理されているバックアップの最適化には 次のようなものがあります SnapDrive と Data ONTAP の統合により SMB 共有の場所を検出する際のパフォーマンスが最適化されます Data ONTAP は 共有が存在するボリュームの名前を SnapDrive に提供します SnapManager for Hyper-V は シャドウコピーサービスでコピーする必要がある SMB 共有内の仮想マシンファイルのリストを指定します 仮想マシンファイルの対象リストを指定することにより シャドウコピーサービスで 共有内のすべてのファイルのシャドウコピーを作成する必要がなくなります Storage Virtual Machine(SVM) に SnapManager for Hyper-V がリストアに使用するための Snapshot コピーが保持されます バックアップフェーズはありません バックアップは スペース効率に優れた Snapshot コピーです SnapManager for Hyper-V は 次のプロセスを使用して Hyper-V over SMB のバックアップとリストアの機能を提供します 1. シャドウコピー処理の準備 SnapManager for Hyper-V アプリケーションの VSS クライアントが シャドウコピーセットを設定します VSS クライアントは どの共有をシャドウコピーセットに含めるかに

15 リモート VSS による共有ベースのバックアップ 15 関する情報を収集し この情報を Data ONTAP に提供します セットには 1 つ以上のシャドウコピーが含まれる場合があり 1 つのシャドウコピーが 1 つの共有に対応します 2. シャドウコピーセットの作成 ( 自動リカバリが使用される場合 ) シャドウコピーセットに含まれている共有ごとに Data ONTAP がシャドウコピーを作成し シャドウコピーを書き込み可能にします 3. シャドウコピーセットの公開 Data ONTAP によって作成されたシャドウコピーが SnapManager for Hyper-V に公開され アプリケーションの VSS ライターが自動リカバリを実行できるようになります 4. シャドウコピーセットの自動リカバリシャドウコピーセットの作成中に バックアップセットに含まれているファイルにアクティブな変更が発生する時間帯があります アプリケーションの VSS ライターは シャドウコピーを更新して バックアップ前に完全な整合性が確保された状態にする必要があります 注 : 自動リカバリの実行方法はアプリケーションに固有です リモート VSS はこのフェーズには関連しません 5. シャドウコピーセットの完了とクリーンアップ自動リカバリの完了後に VSS クライアントが Data ONTAP に通知します シャドウコピーセットが読み取り専用になり バックアップできる状態になります バックアップに SnapManager for Hyper-V を使用する場合は Snapshot コピー内のファイルがバックアップになるため バックアップフェーズでは バックアップセット内の共有を含むボリュームごとに Snapshot コピーが作成されます バックアップが完了したら シャドウコピーセットが CIFS サーバから削除されます

16 16 Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB 共有での ODX コピーオフロードの使用方法 オフロードデータ転送 (ODX) はコピーオフロードとも呼ばれ この機能を使用すると 互換性があるストレージデバイス内やストレージデバイス間で ホストコンピュータを介さずにデータを直接転送できます Data ONTAP ODX コピーオフロードを使用すると アプリケーションサーバで SMB 環境経由のコピー処理を実行する際のパフォーマンスが向上します ODX 以外のファイル転送では ソース CIFS サーバからデータが読み取られ ネットワーク経由でクライアントコンピュータに転送されます クライアントコンピュータは データをネットワーク経由でデスティネーション CIFS サーバに転送します つまり クライアントコンピュータがソースからデータを読み取り デスティネーションに書き込みます ODX ファイル転送では データはソースからデスティネーションに直接コピーされます ODX オフロードコピーはソースストレージとデスティネーションストレージの間で直接実行されるため パフォーマンスが大幅に向上します 実現するパフォーマンスの向上には ソースとデスティネーションの間のコピー時間の短縮 クライアントでのリソース使用量 (CPU メモリ ) の削減 ネットワーク I/O 帯域幅の使用量の削減などが挙げられます この機能は Windows Server 2012 サーバで利用できます Data ONTAP ODX コピーオフロードは SAN LUN と SMB 3.0 の継続的な可用性が確保された接続の両方でサポートされます ODX コピーおよび移動の使用は 以下の事例でサポートされます ボリューム内ソースとデスティネーションのファイルまたは LUN は 同じボリューム内にあります ボリュームが異なり ノードと Storage Virtual Machine(SVM) は同じソースとデスティネーションのファイルまたは LUN は 同じノード上の異なるボリュームにあります データは同じ SVM に所有されます ボリュームとノードが異なり SVM は同じソースとデスティネーションのファイルまたは LUN は 異なるノード上の異なるボリュームにあります データは同じ SVM に所有されます SVM が異なり ノードは同じソースとデスティネーションのファイルまたは LUN は 同じノード上の異なるボリュームにあります データは異なる SVM に所有されます SVM とノードが異なるソースとデスティネーションのファイルまたは LUN は 異なるノード上の異なるボリュームにあります データは異なる SVM に所有されます Hyper-V ソリューションでの ODX コピーオフロードの具体的な用途には 次のようなものがあります Hyper-V で ODX コピーオフロードのパススルーを使用して 仮想ハードディスク (VHD) ファイル内および VHD ファイル間でのデータのコピー または同じクラスタ内のマッピングされた SMB 共有と接続された iscsi LUN の間でのデータのコピーを実行できます これにより ゲストオペレーティングシステムからのコピーを基盤となるストレージに渡すことができます 容量固定 VHD を作成する際に ODX を使用して 既知の初期化済みトークンによってディスクを初期化します

17 Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB 共有での ODX コピーオフロードの使用方法 17 ソースとデスティネーションのストレージが同じクラスタにある場合に ODX コピーオフロードを使用して 仮想マシンのストレージを移行します 注 :Hyper-V での ODX コピーオフロードのパススルーの用途を活用するには ゲストオペレーティングシステムで ODX がサポートされている必要があります また ゲストオペレーティングシステムのディスクが ODX をサポートするストレージ (SMB または SAN) から作成された SCSI ディスクである必要があります ゲストオペレーティングシステムのディスクが IDE ディスクの場合 ODX のパススルーはサポートされません SQL Server ソリューションでの ODX コピーオフロードの具体的な用途には 次のようなものがあります ODX コピーオフロードを使用して マッピングされた SMB 共有間 または同じクラスタ内の SMB 共有と接続された iscsi LUN の間で SQL Server データベースのエクスポートとインポートを行うことができます ソースとデスティネーションのストレージが同じクラスタにある場合に ODX コピーオフロードを使用して データベースのエクスポートとインポートを行います 関連タスク Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 (31 ページ )

18 18 設定要件と考慮事項 SMB 共有を介した NDO 用に SQL Server および Hyper-V アプリケーションサーバを計画して設定する際は いくつかの要件と考慮事項について検討する必要があります 関連概念 Hyper-V または SQL Server over SMB 構成の計画 (27 ページ ) Hyper-V over SMB 構成をリバートする際の考慮事項 (46 ページ ) 関連タスク Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 (31 ページ ) Data ONTAP とライセンスの要件 FlexVol を備えた SVM でノンストップオペレーションを実現する SQL Server over SMB または Hyper-V over SMB ソリューションを作成するときは Data ONTAP とライセンスの特定の要件について理解しておく必要があります Infinite Volume を備えた SVM では Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB ソリューションはサポートされません Data ONTAP のバージョン要件 Hyper-V over SMB clustered Data ONTAP 8.2 以降のリリースでは Windows Server 2012 以降で実行される Hyper-V で SMB 共有を介したノンストップオペレーションがサポートされます SQL Server over SMB 8.2 リリースファミリーの clustered Data ONTAP 以降のリリースでは Windows Server 2012 以降で実行される SQL Server 2012 以降で SMB 共有を介したノンストップオペレーションがサポートされます SMB 共有を介したノンストップオペレーションがサポートされる Data ONTAP Windows Server および SQL Server のバーションの最新情報については Interoperability Matrix を参照してください NetApp Interoperability Matrix Tool ライセンス要件 次のライセンスが必要です CIFS FlexClone(Hyper-V over SMB のみ ) このライセンスは バックアップにリモート VSS を使用する場合に必要になります シャドウコピーサービスでは バックアップの作成時に使用されるファイルのポイントインタイムコピーを作成するために FlexClone が使用されます リモート VSS を使用しないバックアップ方式を使用する場合 FlexClone ライセンスはオプションです

19 設定要件と考慮事項 19 ネットワークとデータ LIF の要件 ノンストップオペレーション用に SQL Server または Hyper-V over SMB 構成を作成する場合 一定のネットワークとデータ LIF 要件について理解しておく必要があります ネットワークプロトコルの要件 IPv4 および IPv6 のネットワークがサポートされています SMB 3.0 以降が必要です SMB 3.0 には ノンストップオペレーションを実現するために必要となる継続的な可用性が確保された SMB 接続の確立に欠かせない機能が備わっています DNS サーバには CIFS サーバ名を Storage Virtual Machine(SVM) 上のデータ LIF に割り当てられた IP アドレスにマッピングするエントリが格納されている必要があります 通常 Hyper-V または SQL Server アプリケーションサーバは 仮想マシンまたはデータベースファイルへのアクセス時に複数のデータ LIF を介して複数の接続を確立します 正常に機能するには アプリケーションサーバは 複数の一意の IP アドレスへの複数の接続を確立するのではなく CIFS サーバ名を使用してこのような複数の SMB 接続を確立する必要があります 監視でも 個々の LIF IP アドレスではなく CIFS サーバの DNS 名を使用する必要があります データ LIF の要件 SMB 経由のアプリケーションサーバソリューションをホストする SVM には クラスタ内のすべてのノードに稼働しているデータ LIF が少なくとも 1 つ必要です SVM データ LIF は アプリケーションサーバがアクセスするデータを現在ホストしていないノードを含む クラスタ内の他のデータポートにフェイルオーバーできます さらに 監視ノードは常に アプリケーションサーバが接続されているノードの SFO パートナーであるため クラスタ内のどのノードも監視ノードになる可能性があります データ LIF は 自動的にリバートされるように設定されていない必要があります テイクオーバーまたはギブバックの発生後は データ LIF をホームポートに手動でリバートする必要があります データ LIF のすべての IP アドレスが DNS 内にエントリを保持する必要があり すべてのエントリが CIFS サーバ名に解決される必要があります アプリケーションサーバは CIFS サーバ名を使用して SMB 共有に接続する必要があります LIF IP アドレスを使用して接続を確立するようにアプリケーションサーバを設定しないでください CIFS サーバ名が SVM 名と異なる場合は DNS エントリが CIFS サーバ名に解決される必要があります Hyper-V over SMB 用の CIFS サーバとボリュームの要件 ノンストップオペレーション用に Hyper-V over SMB 構成を作成する場合 一定の CIFS サーバとボリュームの要件について理解しておく必要があります CIFS サーバの要件 SMB 3.0 が有効になっている必要があります この機能は デフォルトで有効に設定されています

20 20 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) デフォルトの UNIX ユーザの CIFS サーバオプションが 有効な UNIX ユーザアカウントを使用して設定されている必要があります アプリケーションサーバでは SMB 接続を確立する際にマシンアカウントが使用されます すべての SMB アクセスで Windows ユーザが任意の UNIX ユーザアカウントまたはデフォルトの UNIX ユーザアカウントに正常にマッピングされる必要があるため Data ONTAP は アプリケーションサーバのマシンアカウントをデフォルトの UNIX ユーザアカウントにマッピングできる必要があります 自動ノードリファーラルが無効になっている必要があります Hyper-V マシンファイル以外のデータにアクセスするために自動ノードリファーラルを使用する場合は そのデータ用に別の SVM を作成する必要があります Data ONTAP 8.2 以前のバージョンでは 自動ノードリファーラルを無効にする必要があります 自動ノードリファーラルは Data ONTAP 以降でサポートされます CIFS サーバが属しているドメインで Kerberos と NTLM の両方の認証が許可されている必要があります Data ONTAP ではリモート VSS に対して Kerberos サービスがアドバタイズされないため ドメインは NTLM を許可するように設定されている必要があります シャドウコピー機能が有効になっている必要があります この機能は デフォルトで有効に設定されています シャドウコピーサービスでシャドウコピーの作成時に使用される Windows ドメインアカウントが CIFS サーバのローカルの BUILTIN\Administrators グループまたは BUILTIN \Backup Operators グループに属している必要があります ボリュームの要件 仮想マシンファイルを格納するためのボリュームは NTFS セキュリティ形式のボリュームとして作成されている必要があります 継続的な可用性が確保された SMB 接続を使用してアプリケーションサーバの NDO を実現するには 共有を含むボリュームが NTFS ボリュームである必要があります さらに そのボリュームが以前から一貫して NTFS ボリュームであることも必要です mixed セキュリティ形式のボリュームまたは UNIX セキュリティ形式のボリュームを NTFS セキュリティ形式のボリュームに変更し そのボリュームを SMB 共有を介して直接 NDO に使用することはできません mixed セキュリティ形式のボリュームを NTFS セキュリティ形式のボリュームに変更し SMB 共有を介して NDO に使用する場合は ボリュームの最上位に ACL を手動で配置し 格納されているすべてのファイルおよびフォルダにその ACL を適用する必要があります そうしないと 仮想マシンの移行またはデータベースファイルのエクスポート / インポートでファイルを別のボリュームに移動する際に ソースボリュームとデスティネーションボリュームのどちらかが最初は mixed または UNIX セキュリティ形式のボリュームとして作成され あとで NTFS セキュリティ形式に変更された場合 処理が失敗する可能性があります シャドウコピー処理を正常に実行するには ボリュームに十分な利用可能スペースが必要です 利用可能なスペースは シャドウコピーバックアップセットに含まれている共有内のすべてのファイル ディレクトリ およびサブディレクトリによって使用される総スペースと同サイズ以上である必要があります この要件は 自動リカバリを使用するシャドウコピーにのみ適用されます 関連情報 Microsoft TechNet ライブラリ :technet.microsoft.com/ja-jp/library/

21 設定要件と考慮事項 21 SQL Server over SMB 用の CIFS サーバとボリュームの要件 ノンストップオペレーション用に SQL Server over SMB 構成を作成する場合 CIFS サーバとボリュームの要件について理解しておく必要があります CIFS サーバの要件 SMB 3.0 が有効になっている必要があります この機能は デフォルトで有効に設定されています デフォルトの UNIX ユーザの CIFS サーバオプションが 有効な UNIX ユーザアカウントを使用して設定されている必要があります アプリケーションサーバでは SMB 接続を確立する際にマシンアカウントが使用されます すべての SMB アクセスで Windows ユーザが任意の UNIX ユーザアカウントまたはデフォルトの UNIX ユーザアカウントに正常にマッピングされる必要があるため Data ONTAP は アプリケーションサーバのマシンアカウントをデフォルトの UNIX ユーザアカウントにマッピングできる必要があります さらに SQL Server はドメインユーザを SQL Server サービスアカウントとして使用します サービスアカウントは デフォルト UNIX ユーザにもマッピングする必要があります 自動ノードリファーラルが無効になっている必要があります SQL Server データベースファイル以外のデータへのアクセスに自動ノードリファーラルを使用する場合 そのデータ用の SVM を個別に作成する必要があります Data ONTAP 8.2 以前のバージョンでは 自動ノードリファーラルを無効にする必要があります 自動ノードリファーラルは Data ONTAP 以降でサポートされます Data ONTAP 上の SQL Server のインストールに使用する Windows ユーザアカウントには SeSecurityPrivilege 権限を割り当てる必要があります この権限は CIFS サーバのローカル BUILTIN\Administrators グループに割り当てられます ボリュームの要件 仮想マシンファイルを格納するためのボリュームは NTFS セキュリティ形式のボリュームとして作成されている必要があります 継続的な可用性が確保された SMB 接続を使用してアプリケーションサーバの NDO を実現するには 共有を含むボリュームが NTFS ボリュームである必要があります さらに そのボリュームが以前から一貫して NTFS ボリュームであることも必要です mixed セキュリティ形式のボリュームまたは UNIX セキュリティ形式のボリュームを NTFS セキュリティ形式のボリュームに変更し そのボリュームを SMB 共有を介して直接 NDO に使用することはできません mixed セキュリティ形式のボリュームを NTFS セキュリティ形式のボリュームに変更し SMB 共有を介して NDO に使用する場合は ボリュームの最上位に ACL を手動で配置し 格納されているすべてのファイルおよびフォルダにその ACL を適用する必要があります そうしないと 仮想マシンの移行またはデータベースファイルのエクスポート / インポートでファイルを別のボリュームに移動する際に ソースボリュームとデスティネーションボリュームのどちらかが最初は mixed または UNIX セキュリティ形式のボリュームとして作成され あとで NTFS セキュリティ形式に変更された場合 処理が失敗する可能性があります データベースファイルが格納されたボリュームにジャンクションを含めることはできますが SQL Server はデータベースディレクトリ構造の作成時にジャンクションを横断しません

22 22 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) SnapManager for Microsoft SQL Server のバックアップ処理を正常に実行するには ボリュームに十分な利用可能スペースが必要です SQL Server データベースファイルを配置するボリュームには 共有内にあるデータベースディレクトリ構造と 格納されているすべてのファイルを保持できる十分な容量が必要です 関連情報 Microsoft TechNet ライブラリ :technet.microsoft.com/ja-jp/library/ Hyper-V over SMB での継続的可用性を備えた共有の要件と考慮事項 ノンストップオペレーションをサポートする Hyper-V over SMB 構成で継続的可用性を備えた共有を設定する場合は いくつかの要件と考慮事項に注意する必要があります 共有の要件 アプリケーションサーバが使用する共有には 継続的可用性が設定されている必要があります 継続的可用性を備えた共有に接続するアプリケーションサーバは永続的ハンドルを受け取ります 永続的ハンドルを使用すると テイクオーバー ギブバック アグリゲートの再配置などの停止イベントのあとに SMB 共有に無停止で再接続し ファイルロックを再取得することができます リモート VSS に対応したバックアップサービスを使用する場合は ジャンクションを含む共有に Hyper-V ファイルを配置することはできません 自動リカバリの場合 共有のトラバース時にジャンクションが見つかると シャドウコピーの作成は失敗します 自動リカバリではない場合 シャドウコピーの作成は失敗しませんが ジャンクションは何も参照しません リモート VSS に対応したバックアップサービスと自動リカバリを使用する場合は 以下を含む共有に Hyper-V ファイルを配置することはできません シンボリックリンク ハードリンク またはワイドリンク 通常以外のファイルシャドウコピーを実行する共有にリンクまたは通常以外のファイルが含まれている場合は シャドウコピーの作成に失敗します この要件は 自動リカバリを使用するシャドウコピーにのみ適用されます シャドウコピー処理を実行するには ボリュームに十分な利用可能スペースが必要です (Hyper-V over SMB の場合のみ ) 利用可能なスペースは シャドウコピーバックアップセットに含まれている共有内のすべてのファイル ディレクトリ およびサブディレクトリによって使用される総スペースと同サイズ以上である必要があります この要件は 自動リカバリを使用するシャドウコピーにのみ適用されます アプリケーションサーバが使用する継続的可用性を備えた共有では 次の共有プロパティを設定しないでください ホームディレクトリ 属性のキャッシュ BranchCache

23 設定要件と考慮事項 23 アクセスベースの列挙 考慮事項 クォータは継続的可用性を備えた共有でサポートされます Hyper-V over SMB 構成では 次の機能はサポートされません 監査 FPolicy continuously-availability パラメータが Yes に設定されている SMB 共有ではウィルススキャンは実行されません SQL Server over SMB での継続的可用性を備えた共有の要件と考慮事項 ノンストップオペレーションをサポートする SQL Server over SMB 構成で継続的可用性を備えた共有を設定する場合は 一定の要件と考慮事項に注意する必要があります 共有の要件 仮想マシンファイルを格納するためのボリュームは NTFS セキュリティ形式のボリュームとして作成されている必要があります 継続的可用性を備えた SMB 接続を使用してアプリケーションサーバのノンストップオペレーションを実現するには 共有が含まれるボリュームが NTFS ボリュームである必要があります さらに そのボリュームが以前から一貫して NTFS ボリュームであることも必要です mixed セキュリティ形式のボリュームまたは UNIX セキュリティ形式のボリュームを NTFS セキュリティ形式のボリュームに変更し そのボリュームを SMB 共有を介したノンストップオペレーションに直接使用することはできません mixed セキュリティ形式のボリュームを NTFS セキュリティ形式のボリュームに変更し そのボリュームを SMB 共有を介したノンストップオペレーションに使用する場合は ボリュームの一番上に ACL を手動で配置し 格納されているすべてのファイルおよびフォルダにその ACL を適用する必要があります そうしないと ソースボリュームまたはデスティネーションボリュームが最初は mixed セキュリティ形式または UNIX セキュリティ形式のボリュームとして作成され あとで NTFS セキュリティ形式に変更された場合は ファイルを別のボリュームに移動する仮想マシンの移行またはデータベースファイルのエクスポートとインポートに失敗する可能性があります アプリケーションサーバが使用する共有には 継続的可用性が設定されている必要があります 継続的可用性を備えた共有に接続するアプリケーションサーバは永続的ハンドルを受け取ります 永続的ハンドルを使用すると テイクオーバー ギブバック アグリゲートの再配置などの停止イベントのあとに SMB 共有に無停止で再接続し ファイルロックを再取得することができます データベースファイルが格納されたボリュームにジャンクションを含めることはできますが SQL Server はデータベースディレクトリ構造の作成時にジャンクションを横断しません SnapManager for Microsoft SQL Server のバックアップ処理を正常に実行するには ボリュームに十分な利用可能スペースが必要です SQL Server データベースファイルを配置するボリュームには 共有内にあるデータベースディレクトリ構造と 格納されているすべてのファイルを保持できる十分な容量が必要です

24 24 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) アプリケーションサーバが使用する継続的可用性を備えた共有では 次の共有プロパティを設定しないでください ホームディレクトリ 属性のキャッシュ BranchCache アクセスベースの列挙 共有の考慮事項 クォータは継続的可用性を備えた共有でサポートされます SQL Server over SMB 構成では 次の機能はサポートされません 監査 FPolicy continuously-availability 共有プロパティが設定されている SMB 共有ではウィルススキャンは実行されません Hyper-V over SMB 構成用のリモート VSS の考慮事項 Hyper-V over SMB 構成用のリモート VSS に対応したバックアップソリューションを使用する場合は 一定の考慮事項について理解しておく必要があります 一般的なリモート VSS の考慮事項 Microsoft のアプリケーションサーバ 1 つにつき 最大 64 の共有を設定できます 1 つのシャドウコピーセットに 64 個を超える共有がある場合 シャドウコピー処理は失敗します これは Microsoft の要件です アクティブなシャドウコピーセットは 1 台の CIFS サーバで 1 つしか許可されません 同じ CIFS サーバで別のシャドウコピー処理を実行中のときは シャドウコピー処理が失敗します これは Microsoft の要件です リモート VSS によってシャドウコピーが作成されるディレクトリ構造内では ジャンクションは許可されません 自動リカバリの場合 共有のトラバース時にジャンクションが見つかると シャドウコピーの作成は失敗します 自動リカバリではない場合 シャドウコピーの作成は失敗しませんが ジャンクションは何も参照しません 自動リカバリを行うシャドウコピーのみに適用されるリモート VSS の考慮事項 一部の制限は 自動リカバリを行うシャドウコピーのみに適用されます シャドウコピーの作成で許可される最大サブディレクトリ階層は 5 層です これは シャドウコピーサービスによってシャドウコピーバックアップセットが作成されるディレクトリ階層です 仮想マシンファイルを格納するディレクトリのネストレベルが 5 よりも深い場合 シャドウコピーの作成は失敗します この目的は 共有のクローニング時におけるディレクトリのトラバーサルを制限することです 最大ディレクトリ階層は CIFS サーバオプションを使用して変更できます

25 設定要件と考慮事項 25 ボリューム上に利用可能なスペースが十分ある必要があります 利用可能なスペースは シャドウコピーバックアップセットに含まれている共有内のすべてのファイル ディレクトリ およびサブディレクトリによって使用される総スペースと同サイズ以上である必要があります リモート VSS によってシャドウコピーが作成されるディレクトリ構造内では リンクおよび通常以外のファイルは許可されません シャドウコピーの作成は そのシャドウコピーに対応する共有内にリンクまたは通常以外のファイルがある場合には失敗します これらのリンクおよびファイルは クローニングプロセスでサポートされていません ディレクトリに対する NFSv4 ACL は許可されません シャドウコピーの作成では ファイルの NFSv4 ACL は維持されますが ディレクトリの NFSv4 ACL は失われます シャドウコピーセットの作成に許可される時間は最大 60 秒です Microsoft の仕様により シャドウコピーセットの作成に許可される時間は最大 60 秒です この時間内に VSS クライアントでシャドウコピーセットを作成できなかった場合 シャドウコピー処理は失敗します したがって シャドウコピーセット内のファイル数には制限があります バックアップセットに含めることができる実際のファイル数または仮想マシン数は 一定ではなく 多くの要因に依存するので お客様の環境ごとに判断する必要があります SQL Server および Hyper-V over SMB 用の ODX コピーオフロード要件 アプリケーションサーバ経由で送信せずに 直接ソースストレージからデスティネーションストレージに仮想マシンファイルを移行する場合やデータベースファイルをエクスポートしてインポートするには ODX コピーオフロードが有効になっている必要があります ODX コピーオフロードと SQL Server および Hyper-V over SMB ソリューションを使用する場合は 理解しておくべきいくつかの要件があります ODX コピーオフロードを使用すると パフォーマンスが大幅に向上します この CIFS サーバオプションは デフォルトで有効に設定されています ODX コピーオフロードを使用するには SMB 3.0 が有効になっている必要があります ソースボリュームは 1.25GB 以上でなければなりません コピーオフロードに使用するボリュームで重複排除を有効にする必要があります コピーオフロードに使用するボリュームで圧縮を有効にしてはなりません ODX コピーオフロードを使用して Hyper-V ゲストをディスク内やディスク間で移行するには Hyper-V サーバが SCSI ディスクを使用するように設定されている必要があります デフォルトでは IDE ディスクが設定されますが ディスクが IDE ディスクを使用して作成されている場合は ゲストの移行時に ODX コピーオフロードは機能しません

26 26 SQL Server および Hyper-V over SMB 構成に関する推奨事項 SQL Server over SMB および Hyper-V over SMB 環境が安定して機能するようにするには ソリューションの設定に関するベストプラクティスについて理解しておく必要があります 一般的な推奨事項 アプリケーションサーバのファイルは一般的なユーザデータとは別に格納します 可能な場合は Storage Virtual Machine(SVM) とそのストレージ全体をアプリケーションサーバのデータ専用にします パフォーマンスを最大限に高めるには アプリケーションサーバのデータを格納する SVM で SMB 署名を無効にします Hyper-V または SQL Server over SMB 構成で使用する共有以外では 継続的な可用性が確保された共有を作成しないようにします 継続的な可用性を確保するための共有では変更通知を無効にします アグリゲートの再配置 (ARL) には一部の処理が一時停止するフェーズがあるため ARL と同時にボリュームの移動を実行しないようにします Hyper-V over SMB ソリューションでは 仮想マシンを作成するときや既存の仮想マシンにディスクを追加するときは iscsi ドライブを使用します

27 27 Hyper-V または SQL Server over SMB 構成の計画 ノンストップオペレーション用に Hyper-V または SQL Server over SMB を設定する前に 設定を作成する際に必要となる選択肢について理解しておく必要があります この作業は ベストプラクティスと推奨事項に従った構成を行うのに役立ちます 関連概念 設定要件と考慮事項 (18 ページ ) 関連タスク Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 (31 ページ ) ボリューム設定ワークシートの完了 このワークシートを使うと SQL Server および Hyper-V over SMB 構成用のボリュームを作成する際に必要となる値を簡単に記録できます ボリュームごとに 次の情報を指定する必要があります Storage Virtual Machine(SVM) 名 SVM 名はすべてのボリュームで同じです ボリューム名 アグリゲート名ボリュームは クラスタ内のノード上のアグリゲートに作成できます サイズ ジャンクションパス アプリケーションサーバのデータを格納するボリュームの作成時には 次の事項を考慮してください ルートボリュームのセキュリティ形式が NTFS でない場合は ボリュームの作成時にセキュリティ形式を NTFS として指定する必要があります デフォルトで ボリュームは SVM ルートボリュームのセキュリティ形式を継承します ボリュームは デフォルトのボリュームスペースギャランティを使用して設定する必要があります 必要に応じて スペースのオートサイズ管理を設定できます Snapshot コピーのスペースリザベーションを決めるオプションは 0 に設定する必要があります ボリュームに適用される Snapshot ポリシーを無効にする必要があります SVM の Snapshot ポリシーが無効になっている場合は ボリュームの Snapshot ポリシーを指定する必要はありません ボリュームは SVM の Snapshot ポリシーを継承します SVM の Snapshot ポリシーが無効になっておらず Snapshot コピーを作成するように設定されている場合は Snapshot ポリシーをボリュームレベルで指定し そのポリシーを無効にする必要があります Snapshot コピーの作成と削除は シャドウコピーサービス対応のバックアップと SQL Server バックアップによって管理されます

28 28 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) ボリュームの負荷共有ミラーを設定することはできません アプリケーションサーバで使用される共有を作成するジャンクションパスを選択する際は 共有エントリポイントの下に結合されたボリュームが含まれないようにする必要があります たとえば vol1 vol2 vol3 および vol4 という名前の 4 つのボリュームに仮想マシンファイルを格納する場合は 例に示すネームスペースを作成できます そのあと アプリケーションサーバの共有をパス /data1/vol1 /data1/vol2 /data2/vol3 および / data2/vol4 に作成できます Junction Junction Vserver Volume Active Junction Path Path Source vs1 data1 true /data1 RW_volume vs1 vol1 true /data1/vol1 RW_volume vs1 vol2 true /data1/vol2 RW_volume vs1 data2 true /data2 RW_volume vs1 vol3 true /data2/vol3 RW_volume vs1 vol4 true /data2/vol4 RW_volume 情報の種類 ボリューム 1: ボリューム名 アグリゲート サイズ ジャンクションパス ボリューム 2: ボリューム名 アグリゲート サイズ ジャンクションパス ボリューム 3: ボリューム名 アグリゲート サイズ ジャンクションパス ボリューム 4: ボリューム名 アグリゲート サイズ ジャンクションパス ボリューム 5: ボリューム名 アグリゲート サイズ ジャンクションパス ボリューム 6: ボリューム名 アグリゲート サイズ ジャンクションパス 追加ボリューム : ボリューム名 アグリゲート サイズ ジャンクションパス 値 SMB 共有設定ワークシートの完了 このワークシートを使用して SQL Server および Hyper-V over SMB 構成用に継続的な可用性を実装した SMB 共有を作成する際に必要となる値を記録してください SMB 共有のプロパティおよび設定に関する情報 共有ごとに 次の情報を指定する必要があります Storage Virtual Machine(SVM) 名 SVM 名はすべての共有で同じです 共有名 パス 共有プロパティ

29 Hyper-V または SQL Server over SMB 構成の計画 29 次の 2 つの共有プロパティを設定する必要があります oplock continuously-available 次の共有プロパティは設定しないでください homedirectory attributecache branchcache access-based-enumeration 注 : 変更通知が無効になっていると Windows Server 2012 ではエクスプローラウィンドウが更新されないため ディレクトリ内容の表示に整合性がなくなります シンボリックリンクは無効にする必要があります (-symlink-properties パラメータの値を null[""] にする必要があります ) 共有パスに関する情報 リモート VSS を使用して Hyper-V ファイルをバックアップする場合は Hyper-V サーバから仮想マシンファイルの格納場所への SMB 接続を確立する際に使用する共有パスの選択が重要になります 共有はネームスペース内の任意のポイントに作成できますが Hyper-V サーバで使用される共有のパスに結合されたボリュームを含めることはできません ジャンクションポイントを含む共有パスでシャドウコピー処理を実行することはできません データベースディレクトリ構造を作成する場合 SQL Server はジャンクションを横断できません ジャンクションポイントを含む SQL Server の共有パスは作成しないでください たとえば 次に示すネームスペースを例にとると 仮想マシンファイルまたはデータベースファイルをボリューム vol1 vol2 vol3 および vol4 に格納する場合は アプリケーションサーバの共有をパス /data1/vol1 /data1/vol2 /data2/vol3 および / data2/vol4 に作成する必要があります Junction Junction Vserver Volume Active Junction Path Path Source vs1 data1 true /data1 RW_volume vs1 vol1 true /data1/vol1 RW_volume vs1 vol2 true /data1/vol2 RW_volume vs1 data2 true /data2 RW_volume vs1 vol3 true /data2/vol3 RW_volume vs1 vol4 true /data2/vol4 RW_volume 注 : 管理用に /data1 と /data2 のパスに共有を作成することはできますが データの格納にこれらの共有を使用するようにアプリケーションサーバを設定してはいけません 計画ワークシート 情報の種類ボリューム1:SMB 共有名およびパスボリューム2:SMB 共有名およびパスボリューム3:SMB 共有名およびパスボリューム4:SMB 共有名およびパス 値

30 30 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) 情報の種類ボリューム5:SMB 共有名およびパスボリューム6:SMB 共有名およびパスボリューム7:SMB 共有名およびパス追加ボリューム :SMB 共有名およびパス 値

31 31 Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 SMB を介したノンストップオペレーションを実現する Hyper-V および SQL Server 環境を使用するためには Data ONTAP のさまざまな設定手順を実行する必要があります 開始する前に Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成を作成する前に 次のタスクを完了する必要があります クラスタでタイムサービスをセットアップします SVM 用のネットワークをセットアップします SVM を作成します SVM でデータ LIF インターフェイスを設定します SVM で DNS を設定します SVM に必要なネームサービスをセットアップします CIFS サーバを作成します 手順 1. Kerberos 認証および NTLMv2 認証の許可の確認 (Hyper-V over SMB 共有 )(32 ページ ) Hyper-V over SMB のノンストップオペレーションを実行する場合 データ SVM の CIFS サーバおよび Hyper-V サーバで Kerberos 認証と NTLMv2 認証の両方が許可されていなければなりません CIFS サーバと Hyper-V サーバの両方について 使用できる認証方法を制御する設定を確認する必要があります 2. ドメインアカウントがデフォルトの UNIX ユーザにマッピングされていることの確認 (34 ページ ) Hyper-V および SQL Server では 継続的な可用性が確保された共有への SMB 接続を作成する際にドメインアカウントを使用します 接続を作成するには そのコンピュータアカウントが UNIX ユーザに正しくマッピングされている必要があります そのための最も便利な方法が コンピュータアカウントをデフォルトの UNIX ユーザにマッピングする方法です 3. SVM ルートボリュームのセキュリティ形式が NTFS に設定されていることの確認 (36 ページ ) Hyper-V および SQL Server over SMB のノンストップオペレーションを実行する場合は ボリュームを NTFS セキュリティ形式で作成する必要があります ルートボリュームのセキュリティ形式には Storage Virtual Machine(SVM) で作成されたボリュームのデフォルトが適用されるため ルートボリュームのセキュリティ形式は NTFS に設定する必要があります 4. 必要な CIFS サーバオプションの設定の確認 (37 ページ ) Hyper-V および SQL Server over SMB のノンストップオペレーションを実行する場合 必要な CIFS サーバオプションが有効になっており 要件に従って適切に設定されていることを確認する必要があります 5. 自動ノードリファーラルの無効化の確認 (38 ページ )

32 32 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) Hyper-V および SQL Server over SMB 構成のノンストップオペレーションでは 自動ノードリファーラルがサポートされます Data ONTAP 8.2 以前のバージョンでは 自動ノードリファーラルを無効にする必要があります 自動ノードリファーラルは Data ONTAP 以降でサポートされます 6. NTFS データボリュームの作成 (39 ページ ) Hyper-V over SMB または SQL Server over SMB アプリケーションサーバで使用する継続的可用性を備えた共有を設定する前に Storage Virtual Machine(SVM) 上に NTFS データボリュームを作成する必要があります ボリューム設定ワークシートを使用して データボリュームを作成します 7. 継続的可用性を備えた SMB 共有の作成 (40 ページ ) データボリュームを作成したら アプリケーションサーバが Hyper-V 仮想マシンおよび構成ファイルと SQL Server データベースファイルにアクセスするために使用する継続的可用性を備えた共有を作成できます SMB 共有を作成する場合と同様に 共有設定ワークシートを使用する必要があります 8. ユーザアカウント (SMB 共有の SQL Server 用 ) への SeSecurityPrivilege 権限の追加 (41 ページ ) SQL Server のインストールに使用するドメインユーザアカウントには デフォルトではドメインユーザに割り当てられない権限を必要とする特定の操作を CIFS サーバで実行するために SeSecurityPrivilege 権限を割り当てる必要があります 9. VSS シャドウコピーのディレクトリ階層の設定 (Hyper-V over SMB 要求用 )(42 ページ ) 必要に応じて シャドウコピーを作成する SMB 共有のディレクトリの最大階層を設定できます このパラメータは Data ONTAP によってシャドウコピーが作成されるサブディレクトリの最大レベルを手動で制御する場合に役立ちます 関連概念 Hyper-V または SQL Server over SMB 構成の計画 (27 ページ ) 設定要件と考慮事項 (18 ページ ) Kerberos 認証および NTLMv2 認証の許可の確認 (Hyper-V over SMB 共有 ) Hyper-V over SMB のノンストップオペレーションを実行する場合 データ SVM の CIFS サーバおよび Hyper-V サーバで Kerberos 認証と NTLMv2 認証の両方が許可されていなければなりません CIFS サーバと Hyper-V サーバの両方について 使用できる認証方法を制御する設定を確認する必要があります タスク概要 Kerberos 認証は 継続的な可用性が確保された共有への接続を確立する際に必要になります また リモート VSS のプロセスで NTLMv2 認証が使用されます そのため Hyper-V over SMB 構成に対しては 両方の認証方法を使用した接続がサポートされている必要があります Kerberos 認証と NTLMv2 認証の両方が許可されるように 次の設定について確認する必要があります Storage Virtual Machine(SVM) で SMB のエクスポートポリシーが無効になっている必要があります SVM では Kerberos 認証と NTLMv2 認証がどちらも常に有効になりますが エクスポートポリシーを使用することで認証方法に基づいてアクセスを制限することが可能です Data ONTAP 8.2 よりも前のリリースでは SMB アクセスのエクスポートポリシーの設定は必須であり NAS プロトコルを使用してデータにアクセスする際に使用できる認証の種類をエクスポートポリシーで制御していました

33 Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 33 Data ONTAP 8.2 以降のリリースでは SMB のエクスポートポリシーは省略可能になり デフォルトで無効になっています エクスポートポリシーが無効になっていれば CIFS サーバで Kerberos 認証と NTLMv2 認証の両方がデフォルトで許可されます CIFS サーバと Hyper-V サーバが属するドメインで Kerberos 認証と NTLMv2 認証の両方を許可する必要があります Kerberos 認証は Active Directory ドメインに対してデフォルトで有効になります ただし NTLMv2 認証は セキュリティポリシーの設定またはグループポリシーで禁止されている場合があります 手順 1. 次の手順に従って SVM でエクスポートポリシーが無効になっていることを確認します a. 権限レベルを advanced に設定します set -privilege advanced b. -is-exportpolicy-enabled CIFS サーバオプションが false に設定されていることを確認します vserver cifs options show -vserver vserver_name -fields vserver,isexportpolicy-enabled c. admin 権限レベルに戻ります set -privilege admin 2. SMB のエクスポートポリシーが無効になっていない場合は無効にします vserver cifs options modify -vserver vserver_name -is-exportpolicyenabled false 3. ドメインで NTLMv2 認証と Kerberos 認証の両方が許可されていることを確認します ドメインで許可されている認証方法を確認する方法については Microsoft TechNet ライブラリを参照してください 4. ドメインで NTMLv2 認証が許可されていない場合は Microsoft のドキュメントに記載されたいずれかの方法で NTLMv2 認証を有効にします 例 次に SVM vs1 で SMB のエクスポートポリシーが無効になっていることを確認するコマンドの例を示します cluster1::> set -privilege advanced Warning: These advanced commands are potentially dangerous; use them only when directed to do so by technical support personnel. Do you wish to continue? (y or n): y cluster1::*> vserver cifs options show -vserver vs1 -fields vserver,isexportpolicy-enabled vserver is-exportpolicy-enabled vs1 false cluster1::*> set -privilege admin

34 34 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) ドメインアカウントがデフォルトの UNIX ユーザにマッピングされていることの確認 Hyper-V および SQL Server では 継続的な可用性が確保された共有への SMB 接続を作成する際にドメインアカウントを使用します 接続を作成するには そのコンピュータアカウントが UNIX ユーザに正しくマッピングされている必要があります そのための最も便利な方法が コンピュータアカウントをデフォルトの UNIX ユーザにマッピングする方法です タスク概要 Hyper-V および SQL Server は ドメインコンピュータアカウントを使用して SMB 接続を作成します さらに SQL Server はドメインユーザアカウントを SMB 接続を作成するサービスアカウントとして使用します Data ONTAP 8.2 以降のリリースでは Storage Virtual Machine(SVM) を作成する際にデフォルトユーザ pcuser (UID 65534) が自動的に作成され そのユーザ pcuser が pcuser グループ (GID 65534) に追加されます クラスタを Data ONTAP 8.2 にアップグレードする前に使用していた SVM で Hyper-V over SMB ソリューションを設定する場合は デフォルトのユーザとグループが存在していない可能性があります その場合は CIFS サーバのデフォルトの UNIX ユーザを設定する前に デフォルトのユーザとグループを作成する必要があります 手順 1. デフォルトの UNIX ユーザが存在するかどうかを確認します vserver cifs options show -vserver vserver_name 2. デフォルトユーザオプションが設定されていない場合は デフォルトの UNIX ユーザとして指定できる UNIX ユーザが存在するかどうかを確認します vserver services unix-user show -vserver vserver_name 3. デフォルトユーザオプションが設定されておらず デフォルトの UNIX ユーザとして指定できる UNIX ユーザも存在しない場合は デフォルトの UNIX ユーザとデフォルトのグループを作成し デフォルトのユーザをそのグループに追加します デフォルトのユーザの名前は通常は pcuser で UID を割り当てる必要があります デフォルトのグループの名前は通常は pcuser で GID は にする必要があります a. デフォルトのグループを作成します vserver services unix-group create -vserver vserver_name -name pcuser -id b. デフォルトのユーザを作成し デフォルトのグループに追加します vserver services unix-user create -vserver vserver_name -user pcuser - id primary-gid c. デフォルトのユーザとデフォルトのグループが正しく設定されていることを確認します vserver services unix-user show -vserver vserver_name vserver services unix-group show -vserver vserver_name -members 4. CIFS サーバのデフォルトのユーザが設定されていない場合は 次の手順を実行します a. デフォルトのユーザを設定します

35 Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 35 vserver cifs options modify -vserver vserver_name -default-unix-user pcuser b. デフォルトの UNIX ユーザが正しく設定されていることを確認します vserver cifs options show -vserver vserver_name 5. アプリケーションサーバのコンピュータアカウントがデフォルトのユーザに正しくマッピングされていることを確認するには SVM の共有にドライブをマッピングし vserver cifs session show コマンドを使用して Windows ユーザと UNIX ユーザのマッピングを確認します このコマンドを使用する方法については マニュアルページを参照してください 例 次の例では CIFS サーバのデフォルトのユーザが設定されていませんが pcuser ユーザと pcuser グループは存在しています SVM vs1 で CIFS サーバのデフォルトのユーザとして pcuser ユーザを割り当てています cluster1::> vserver cifs options show Vserver: vs1 Client Session Timeout : 900 Default Unix Group : - Default Unix User : - Guest Unix User : - Read Grants Exec : disabled Read Only Delete : disabled WINS Servers : - cluster1::> vserver services unix-user show User User Group Full Vserver Name ID ID Name vs1 nobody vs1 pcuser vs1 root cluster1::> vserver services unix-group show -members Vserver Name ID vs1 daemon 1 Users: - vs1 nobody Users: - vs1 pcuser Users: - vs1 root 0 Users: - cluster1::> vserver cifs options modify -vserver vs1 -default-unix-user pcuser cluster1::> vserver cifs options show Vserver: vs1 Client Session Timeout : 900 Default Unix Group : - Default Unix User : pcuser Guest Unix User : - Read Grants Exec : disabled Read Only Delete : disabled WINS Servers : -

36 36 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) SVM ルートボリュームのセキュリティ形式が NTFS に設定されていることの確認 Hyper-V および SQL Server over SMB のノンストップオペレーションを実行する場合は ボリュームを NTFS セキュリティ形式で作成する必要があります ルートボリュームのセキュリティ形式には Storage Virtual Machine(SVM) で作成されたボリュームのデフォルトが適用されるため ルートボリュームのセキュリティ形式は NTFS に設定する必要があります タスク概要 ルートボリュームのセキュリティ形式は SVM の作成時に指定できます SVM の作成時にルートボリュームのセキュリティ形式を NTFS 以外に設定した場合は あとで volume modify コマンドを使用してセキュリティ形式を変更することができます 手順 1. SVM のルートボリュームの現在のセキュリティ形式を確認します volume show -vserver vserver_name -fields vserver,volume,security-style 2. ルートボリュームのセキュリティ形式が NTFS 以外になっている場合は セキュリティ形式を NTFS に変更します volume modify -vserver vserver_name -volume root_volume_name -securitystyle ntfs 3. SVM のルートボリュームのセキュリティ形式が NTFS に設定されていることを確認します volume show -vserver vserver_name -fields vserver,volume,security-style 例 次に SVM vs1 のルートボリュームのセキュリティ形式が NTFS になっていることを確認するコマンドの例を示します cluster1::> volume show -vserver vs1 -fields vserver,volume,security-style vserver volume security-style vs1 vs1_root unix cluster1::> volume modify -vserver vs1 -volume vs1_root -security-style ntfs cluster1::> volume show -vserver vs1 -fields vserver,volume,security-style vserver volume security-style vs1 vs1_root ntfs

37 Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 37 必要な CIFS サーバオプションの設定の確認 Hyper-V および SQL Server over SMB のノンストップオペレーションを実行する場合 必要な CIFS サーバオプションが有効になっており 要件に従って適切に設定されていることを確認する必要があります タスク概要 SMB 2.x と SMB 3.0 が有効になっている必要があります パフォーマンスが向上したコピーオフロードを使用するには ODX コピーオフロードが有効になっている必要があります Hyper-V over SMB ソリューションでリモート VSS に対応したバックアップサービスを使用する場合は VSS シャドウコピーサービスが有効になっている必要があります (Hyper- V のみ ) 手順 1. Storage Virtual Machine(SVM) で必要な CIFS サーバオプションが有効になっていることを確認します a. 権限レベルを advanced に設定します set -privilege advanced b. 次のコマンドを入力します vserver cifs options show -vserver vserver_name 次のオプションが true に設定されていることを確認します -smb2-enabled -smb3-enabled -copy-offload-enabled -shadowcopy-enabled(hyper-v のみ ) 2. true に設定されていないオプションがある場合は 次の手順を実行します a. vserver cifs options modify コマンドを使用して オプションを true に設定します b. vserver cifs options show コマンドを使用して オプションが true に設定されていることを確認します 3. admin 権限レベルに戻ります set -privilege admin 例 次に SVM vs1 について Hyper-V over SMB 構成の必要なオプションが有効になっていることを確認するコマンドの例を示します この例の要件では ODX コピーオフロードのオプションを有効にする必要があります cluster1::> set -privilege advanced Warning: These advanced commands are potentially dangerous; use them only when directed to do so by technical support personnel. Do you wish to continue? (y or n): y

38 38 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) cluster1::*> vserver cifs options show -vserver vs1 -fields smb2- enabled,smb3-enabled,copy-offload-enabled,shadowcopy-enabled vserver smb2-enabled smb3-enabled copy-offload-enabled shadowcopy-enabled vs1 true true false true cluster-1::*> vserver cifs options modify -vserver vs1 -copy-offload-enabled true cluster-1::*> vserver cifs options show -vserver vs1 -fields copy-offloadenabled vserver copy-offload-enabled vs1 true cluster1::*> set -privilege admin 自動ノードリファーラルの無効化の確認 Hyper-V および SQL Server over SMB 構成のノンストップオペレーションでは 自動ノードリファーラルがサポートされます Data ONTAP 8.2 以前のバージョンでは 自動ノードリファーラルを無効にする必要があります 自動ノードリファーラルは Data ONTAP 以降でサポートされます タスク概要 自動ノードリファーラルは デフォルトでは無効になっています SMB 共有を介したノンストップサービスを提供する CIFS サーバで有効にした場合は 無効にする必要があります 手順 1. 権限レベルを advanced に設定します set -privilege advanced 2. -is-referral-enabled CIFS サーバオプションが false に設定されていることを確認します vserver cifs options show -vserver vserver_name -fields is-referralenabled 3. 自動ノードリファーラルが無効になっていない場合は無効にします vserver cifs options modify -vserver vserver_name -is-referral-enabled false 4. 新しい設定が正しいことを確認します vserver cifs options show -vserver vserver_name -fields is-referralenabled 5. admin 権限レベルに戻ります set -privilege admin 例 次のコマンドで Storage Virtual Machine(SVM 旧 Vserver) vs1 の自動ノードリファーラルが無効になっていることを確認します cluster1::> set -privilege advanced Warning: These advanced commands are potentially dangerous; use them only when directed to do so by technical support personnel. Do you wish to continue? (y or n): y

39 Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 39 cluster1::*> vserver cifs options show -vserver vs1 -fields is-referralenabled vserver is-referral-enabled vs1 false cluster1::*> set -privilege admin NTFS データボリュームの作成 Hyper-V over SMB または SQL Server over SMB アプリケーションサーバで使用する継続的可用性を備えた共有を設定する前に Storage Virtual Machine(SVM) 上に NTFS データボリュームを作成する必要があります ボリューム設定ワークシートを使用して データボリュームを作成します タスク概要 データボリュームのカスタマイズに使用できるオプションのパラメータが用意されています ボリュームのカスタマイズの詳細については clustered Data ONTAP 論理ストレージ管理ガイド を参照してください データボリュームの作成時に 次のファイルが格納されたボリューム内にはジャンクションポイントを作成しないでください Data ONTAP によってシャドウコピーが生成される Hyper-V ファイル SQL Server を使用してバックアップされる SQL Server データベースファイル 注 :mixed セキュリティ形式または UNIX セキュリティ形式を使用するボリュームを誤って作成した場合 そのボリュームを NTFS セキュリティ形式のボリュームに変更して ノンストップオペレーション用の継続的可用性を備えた共有の作成に直接使用することはできません Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB のノンストップオペレーションは この構成で使用するボリュームを NTFS セキュリティ形式のボリュームとして作成しないかぎり 適切に機能しません ボリュームを削除するか NTFS セキュリティ形式を使用してボリュームを再作成する必要があります または Windows ホストにボリュームをマッピングし ボリューム上に ACL を適用して ボリューム内のすべてのファイルとフォルダに ACL を反映することができます 手順 1. 適切なコマンドを入力して データボリュームを作成します ボリュームを作成する SVM のルートボリュームのセキュリティ形式 NTFS NTFS 以外 入力するコマンド volume create -vserver vserver_name -volume volume_name -aggregate aggregate_name -size integer[kb MB GB TB PB] -junction-path path volume create -vserver vserver_name -volume volume_name -aggregate aggregate_name -size integer[kb MB GB TB PB] -security-style ntfs - junction-path path

40 40 SMB / CIFS 構成ガイド (Microsoft Hyper-V および SQL Server) 2. ボリュームの設定が正しいことを確認します volume show -vserver vserver_name -volume volume_name 継続的可用性を備えた SMB 共有の作成 データボリュームを作成したら アプリケーションサーバが Hyper-V 仮想マシンおよび構成ファイルと SQL Server データベースファイルにアクセスするために使用する継続的可用性を備えた共有を作成できます SMB 共有を作成する場合と同様に 共有設定ワークシートを使用する必要があります 手順 1. 既存のデータボリュームとそのジャンクションパスに関する情報を表示します volume show -vserver vserver_name -junction 2. 次のコマンドを入力して 継続的可用性を備えた SMB 共有を作成します vserver cifs share create -vserver vserver_name -share-name share_name - path path -share-properties oplocks,continuously-available -symlink "" [-comment text] 必要に応じて コメントを共有設定に追加することもできます デフォルトでは オフラインファイル共有プロパティが共有に指定され manual に設定されます Windows のデフォルトの共有権限である Everyone / Full Control が設定された共有が作成されます 3. 共有設定ワークシートのすべての共有について前の手順を繰り返します 4. vserver cifs share show コマンドを使用して 設定が正しいことを確認します 5. ドライブを各共有にマッピングし Windows の [ プロパティ ] ウィンドウを使用してファイル権限を指定することで 継続的可用性を備えた共有の NTFS ファイル権限を設定します 例 次のコマンドを実行すると data2 という名前の継続的可用性を備えた共有が Storage Virtual Machine(SVM 旧 Vserver) vs1 に作成されます シンボリックリンクを無効にするには -symlink パラメータを "" に設定します cluster1::> volume show -vserver vs1 -junction Junction Junction Vserver Volume Active Junction Path Path Source vs1 data true /data RW_volume vs1 data1 true /data/data1 RW_volume vs1 data2 true /data/data2 RW_volume vs1 vs1_root - / - cluster1::> vserver cifs share create -vserver vs1 -share-name data2 -path / data/data2 -share-properties oplocks,continuously-available -symlink "" cluster1::> vserver cifs share show -vserver vs1 -share-name data2 Vserver: vs1 Share: data2 CIFS Server NetBIOS Name: VS1 Path: /data/data2 Share Properties: oplocks continuously-available Symlink Properties: -

41 Hyper-V over SMB および SQL Server over SMB でノンストップオペレーションを実現する Data ONTAP 構成の作成 41 File Mode Creation Mask: - Directory Mode Creation Mask: - Share Comment: - Share ACL: Everyone / Full Control File Attribute Cache Lifetime: - Volume Name: - Offline Files: manual Vscan File-Operations Profile: standard ユーザアカウント (SMB 共有の SQL Server 用 ) への SeSecurityPrivilege 権限の追加 SQL Server のインストールに使用するドメインユーザアカウントには デフォルトではドメインユーザに割り当てられない権限を必要とする特定の操作を CIFS サーバで実行するために SeSecurityPrivilege 権限を割り当てる必要があります 開始する前に SQL Server のインストールに使用するドメインアカウントがすでに存在している必要があります タスク概要 SQL Server インストーラのアカウントに権限を追加するときに Data ONTAP がドメインコントローラに照会してアカウントを検証することがあります Data ONTAP からドメインコントローラに照会できない場合 コマンドが失敗することがあります 手順 1. SeSecurityPrivilege 権限を追加します vserver cifs users-and-groups privilege add-privilege -vserver vserver_name -user-or-group-name account_name -privileges SeSecurityPrivilege -user-or-group-name パラメータの値は SQL Server のインストールに使用するドメインユーザアカウントの名前です 2. 権限がアカウントに適用されていることを確認します vserver cifs users-and-groups privilege show -vserver vserver_name useror-group-name account_name 例 次のコマンドを実行すると Storage Virtual Machine(SVM) vs1 の EXAMPLE ドメインにある SQL Server インストーラのアカウントに SeSecurityPrivilege 権限が追加されます cluster1::> vserver cifs users-and-groups privilege add-privilege -vserver vs1 -user-or-group-name EXAMPLE\SQLinstaller -privileges SeSecurityPrivilege cluster1::> vserver cifs users-and-groups privilege show -vserver vs1 Vserver User or Group Name Privileges vs1 EXAMPLE\SQLinstaller SeSecurityPrivilege

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