Veritas Storage Foundation™ and High Availability Solutions 仮想化ガイド: Linux

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1 Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions 仮想化ガイド Linux 6.0.1

2 Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions Virtualization Guide このマニュアルで説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます Product version: Document version: Rev 0 著作権について Copyright 2012 Symantec Corporation. All rights reserved. Symantec Symantec ロゴ Veritas Veritas Storage Foundation CommandCentral NetBackup Enterprise Vault LiveUpdate は Symantec Corporation または同社の米国およびその他の国における関連会社の商標または登録商標です その他の会社名 製品名は各社の登録商標または商標です 本書に記載の製品は ライセンスに基づいて配布され 使用 コピー 配布 逆コンパイル リバースエンジニアリングはそのライセンスによって制限されます 本書のいかなる部分も Symantec Corporation とそのライセンサーの書面による事前の許可なく いかなる形式 方法であっても複製することはできません 本書は 現状有姿のまま 提供され 商品性 特定目的への適合性 不侵害の黙示的な保証を含む すべての明示的または黙示的な条件 表明 保証は この免責が法的に無効であるとみなされない限り 免責されるものとします Symantec Corporation は 本書の供給 性能 使用に関係する付随的または間接的損害に対して責任を負わないものとします 本書に記載の情報は 予告なく変更される場合があります ライセンス対象ソフトウェアと関連書類は FAR の規定によって商業用コンピュータソフトウェアとみなされ 場合に応じて FAR Commercial Computer Software - Restricted Rights DFARS Rights in Commercial Computer Software or Commercial Computer Software Documentation その後継規制の規定により制限された権利の対象となります 米国政府によるライセンス対象ソフトウェアと関連書類の使用 修正 複製のリリース 実演 表示または開示は 本使用許諾契約の条項に従ってのみ行われるものとします

3 Symantec Corporation 350 Ellis Street Mountain View, CA

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5 目次 第 1 部 Linux 仮想化の概要 第 1 章サポート対象の製品と技術の概要 サポート対象の Linux 仮想化技術 Veritas Storage Foundation and High Availability の製品について Veritas Storage Foundation について Veritas Storage Foundation High Availability について Veritas Storage Foundation Cluster File System High Availability について Veritas Replicator Option について Veritas Cluster Server について Veritas Cluster Server のエージェントについて Veritas Dynamic Multi-Pathing について Veritas Operations Manager について Symantec Product Authentication Service について Symantec ApplicationHA について 第 2 章基本 の仮想化 ( カーネルベースの仮想マシン ) 技術の概要 カーネルベースの仮想マシンの用語 VirtIO ディスクドライブ カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート ゲスト仮想化マシンの Veritas Dynamic Multi-Pathing ホストでの Veritas Dynamic Multi-Pathing 仮想化ゲストマシンでの Veritas Storage Foundation ホストでの Veritas Storage Foundation Cluster File System High Availability ホストとゲスト仮想マシンの Veritas Dynamic Multi-Pathing ゲスト仮想マシンの Veritas Storage Foundation HA と ホストの Veritas Dynamic Multi-Pathing 仮想化ゲストマシンの Symantec ApplicationHA ホストでの Veritas Cluster Server ゲストでの Veritas Cluster Server... 33

6 6 目次 ゲストの Symantec ApplicationHA とホストの Veritas Cluster Server 複数の仮想マシンゲストと物理コンピュータにわたるクラスタ内の Veritas Cluster Server Storage Foundation and High Availability Solutions によってサポートされる 環境の使用例 第 3 章 RedHat Enterprise Virtualization RHEV 環境について RHEV の用語 Red Hat Enterprise 仮想化環境でのサポート対象の Veritas Cluster Server の設定 Veritas Cluster Server によってサポートされる Red Hat Enterprise Virtualization 環境の使用例 第 4 章 仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー 仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー Veritas Cluster Server によってサポートされる仮想から仮想へのクラスタ化オプション 第 2 部基本 環境の実装 第 5 章基本 のスタートガイド Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions 製品による の設定について 制限事項とサポートされない 機能 の作成と起動 ゲストの設定 ゲストへのストレージソリューションのインストールと設定 ホストでのストレージソリューションのインストールと設定 仮想マシンの可用性とアプリケーションの可用性を実現するための Veritas Cluster Server のインストールと設定 VCS(Veritas Cluster Server) の仮想マシン (VM) ゲストの管理方法 アプリケーション可用性を実現するための ApplicationHA のインストールと設定 その他のマニュアル... 62

7 目次 7 第 6 章 リソースの設定 リソースについて ストレージの設定 環境での一貫したストレージマッピング ゲストへのデバイスのマッピング デバイスのサイズ変更 ネットワークの設定 ブリッジネットワークの設定 複数の物理コンピュータ (PM-PM) にわたる VCS クラスタのネットワーク設定 標準ブリッジの設定 VM-VM クラスタのネットワーク設定 第 3 部 第 7 章 RedHat Enterprise Virtualization 環境の実装 RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) のスタートガイド Veritas Cluster Server での RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) の設定について 制限事項とサポートされない 機能 仮想マシンの設定 その他のマニュアル 第 8 章仮想マシンを管理する VCS の設定 仮想マシンとアプリケーション可用性を実現するための Veritas Cluster Server のインストールと設定 VCS による仮想マシンの管理方法 REST API Guest エージェント Guest エージェントのエージェント関数 Guest エージェントの状態の定義 Guest エージェントのリソースタイプ定義 Guest エージェントの新しい属性 RHEV 環境の検証 RHEV 環境のリソースの設定 複数の Guest リソースの設定... 90

8 8 目次 第 4 部 Linux 仮想化実装の使用例 第 9 章サーバー統合 サーバー統合 単純な作業負荷に対するサーバー統合の実装 第 10 章物理から仮想への移行 物理から仮想への移行 物理から仮想への移行 (P2V) を実装する方法 第 11 章簡素化した管理 簡素化した管理 ゲスト仮想マシンのストレージのプロビジョニング Veritas Volume Manager ボリュームを VM ゲストのデータディスクにするプロビジョニング Veritas Volume Manager ボリュームをゲスト仮想マシンのブートディスクにするプロビジョニング ブートイメージの管理 ブートディスクグループの作成 ゴールデンイメージの作成と設定 ゴールデンイメージを使った仮想マシンの迅速なプロビジョニング 領域最適化スナップショットによるストレージの節約 第 12 章アプリケーションの可用性 アプリケーション可用性オプションについて 環境アーキテクチャの Veritas Cluster Server の概略 仮想マシンに高可用性を提供するホストの VCS とアプリケーションに高可用性を提供するゲストの ApplicationHA 仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー 仮想から物理へのクラスタ化とフェールオーバー 第 13 章仮想マシンの可用性 仮想マシンの可用性オプションについて リソースとして仮想マシンを監視するホストの VCS ライブ移行の必要条件

9 目次 9 第 14 章ライブ移行を使った仮想マシンの可用性 ライブ移行について ライブ移行の必要条件 仮想マシンの可用性のためのライブ移行の実装 第 15 章 第 16 章 第 17 章 Red Hat Enterprise Virtualization 環境での仮想から仮想へのクラスタ化 RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) の概要 Veritas Cluster Server のインストールと設定 RHEV 環境での VCS のネットワーク設定 RHEV 環境での VCS のストレージ設定 ライブ移行のサポート ゲスト内部 VCS クラスタのフェンシングサポート 制限事項とトラブルシューティング アプリケーションデータ共有の制限事項 Microsoft Hyper-V 環境での仮想から仮想へのクラスタ化 Microsoft Hyper-V の概要 Veritas Cluster Server のインストールと設定 Microsoft Hyper-V の VCS サポートのネットワーク設定 ライブ移行のサポート ゲスト内部 VCS クラスタのフェンシングサポート OVM(Oracle Virtual Machine) 環境での仮想から仮想へのクラスタ化 OVM(Oracle Virtual Machine) の概要 Veritas Cluster Server のインストールと設定 Oracle Virtual Machine での VCS サポートのネットワーク設定 Oracle Virtual Machine での VCS サポートのストレージ設定 Oracle Virtual Machine での VCS サポートのストレージ設定 ライブ移行のサポート ゲスト内部 VCS クラスタのフェンシングサポート 第 5 部参照 付録 A 制限事項とトラブルシューティング 仮想マシンが RHEV-M との通信に失敗する ホスト名の仕様の制限事項

10 10 目次 付録 B 参照情報 RHEL ベースの のインストールと使用法 環境での設定例 設定例 1: ネーティブ LVM ボリュームをゲストイメージの格納に使用 設定例 2: VxVM ボリュームをゲストイメージの格納に使用 設定例 3: SFCFS HA(Storage Foundation Cluster File System High Availability) をゲストイメージの格納に使用 RHEV 環境での設定例

11 1 Linux 仮想化の概要 第 1 章サポート対象の製品と技術の概要 第 2 章基本 の仮想化 第 3 章 RedHat Enterprise Virtualization 第 4 章仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー

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13 1 サポート対象の製品と技術の概要 この章では以下の項目について説明しています サポート対象の Linux 仮想化技術 Veritas Storage Foundation and High Availability の製品について Symantec ApplicationHA について サポート対象の Linux 仮想化技術 Veritas SFHA(Storage Foundation and High Availability)Solutions 製品は Linux 環境では次の仮想化技術をサポートします RHEL(Red Hat Enterprise Linux) および SLES(SUSE Linux Enterprise Server) 向けの ( カーネルベースの仮想マシン ) 技術 RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) 技術 OVM(Oracle Virtual Machine) 技術 HyperV 技術 表 1-1 サポート対象の Linux 仮想化技術 シマンテック社製品 RHEV OVM HyperV Veritas DMP(Dynamic Multi-pathing) Y N N N Veritas SF(Storage Foundation) Y N N N

14 14 第 1 章サポート対象の製品と技術の概要 Veritas Storage Foundation and High Availability の製品について シマンテック社製品 RHEV OVM HyperV VCS(Veritas Cluster Server) Y Y Y Y Veritas SFHA(Storage Foundation and High Availability) Y N N N Veritas SFCFS HA(Storage Foundation Cluster File System High Availability) Y N N N Veritas SF Oracle RAC(Storage Foundation for Oracle RAC) Y N N N メモ : 仮想マシンでのみサポートされます VR(Veritas Replicator) Y N N N メモ : 仮想マシンでのみサポートされます Symantec Application HA Y N N N メモ : RHEL でのみサポートされます VMware のサポートについては Veritas Storage Foundation in a VMware ESX Environment を参照してください Veritas Storage Foundation and High Availability の製品について 次のセクションはこの Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions リリースで利用可能な製品とコンポーネントソフトウェアを記述します Veritas Storage Foundation について シマンテック社の Veritas Storage Foundation には VxFS(Veritas File System) と VxVM(Veritas Volume Manager) が含まれています Veritas File System はアプリケーションに容易な管理と高速リカバリ機能を提供する高性能のジャーナルファイルシステムです Veritas File System は拡張性のあるパフォーマンス 連続的な可用性 増加された I/O スループットと構造整合性を提供します

15 第 1 章サポート対象の製品と技術の概要 Veritas Storage Foundation and High Availability の製品について 15 Veritas Volume Manager はディスクストレージの物理的な制限事項を削除します データ可用性を妨げることなくオンラインでストレージ I/O パフォーマンスを設定し 共有し 管理し 最適化できます Veritas Volume Manager は使いやすい オンラインストレージの管理ツールを提供して ダウンタイムを削減します VxFS と VxVM はすべての Veritas Storage Foundation の製品に含まれています Veritas Storage Foundation の製品を購入すると VxFS と VxVM はその製品の一部としてインストールされ 更新されます 個々のコンポーネントとしてインストールしたり 更新したりしないでください Veritas Storage Foundation には動的マルチパスの機能が含まれます IP ネットワークを通してリモートの場所にデータをレプリケートする Veritas Replicator オプションのライセンスも この製品で取得できます 製品をインストールする前に Veritas Storage Foundation リリースノート をお読みください 製品をインストールするには Veritas Storage Foundation インストールガイド の指示に従ってください Veritas Storage Foundation High Availability について Storage Foundation High Availability には Veritas Storage Foundation と Veritas Cluster Server が含まれています Veritas Cluster Server は Storage Foundation 製品に高可用性の機能を追加します 製品をインストールする前に Veritas Storage Foundation and High Availability リリースノート をお読みください 製品をインストールするには Veritas Storage Foundation and High Availability インストールガイド の指示に従ってください HA のインストールについては Veritas Cluster Server リリースノート も読んでください Veritas Storage Foundation Cluster File System High Availability について シマンテック社の Veritas Storage Foundation Cluster File System High Availability は ストレージエリアネットワーク (SAN) 環境で共有データをサポートするために Veritas Storage Foundation を拡張します Storage Foundation Cluster File System High Availability を使うと 複数のサーバーは アプリケーションに対して透過的に共有ストレージとファイルに同時アクセスできます Veritas Storage Foundation Cluster File System High Availability は 可用性とパフォーマンスの自動化とインテリジェント管理も強化します

16 16 第 1 章サポート対象の製品と技術の概要 Veritas Storage Foundation and High Availability の製品について Storage Foundation Cluster File System High Availability には 製品に高可用性機能を追加する Veritas Cluster Server が含まれます Veritas Replicator Option のライセンスもこの製品と一緒に取得できます 製品をインストールする前に Veritas Storage Foundation Cluster File System High Availability リリースノート を参照してください 製品をインストールするには Veritas Storage Foundation Cluster File System High Availability インストールガイド の指示に従います 高可用性環境について詳しくは Veritas Cluster Server のマニュアルを参照してください Veritas Replicator Option について Veritas Replicator Option は任意で追加できる機能で 個別にライセンスが必要となります Veritas File Replicator により IP ネットワークを介したファイルレベルでのレプリケーションを実行できます File Replicator は Veritas File System によって提供されるデータ複製を利用して ネットワークリソースへのレプリケーションによる影響を軽減します Veritas Volume Replicator は 連続的なデータ可用性を提供するために すべての標準 IP ネットワークを通してリモートの場所にデータをレプリケートします このオプションは Storage Foundation for Oracle RAC Storage Foundation Cluster File System Storage Foundation Standard および Storage Foundation Enterprise 製品で利用可能です このオプションをインストールする前に 製品のリリースノートを参照してください このオプションをインストールするには この製品のインストールガイドの指示に従います Veritas Cluster Server について Veritas Cluster Server(VCS)by Symantec は次の利点を提供するクラスタソリューションです ダウンタイムを最小化する サーバーの統合とフェールオーバーを促進する 異機種混合環境の広い応用範囲を効果的に管理する 製品をインストールする前に Veritas Cluster Server リリースノート を参照してください 製品をインストールするには Veritas Cluster Server インストールガイド の指示に従います

17 第 1 章サポート対象の製品と技術の概要 Veritas Storage Foundation and High Availability の製品について 17 Veritas Cluster Server のエージェントについて Veritas のエージェントは特定のリソースとアプリケーションに高可用性を提供します 各エージェントは特定の種類のリソースを管理します たとえば のエージェントは &Appshort のデータベースを管理します 通常 エージェントはリソースの開始 停止 監視を行い 状態の変化を報告します VCS エージェントをインストールする前に そのエージェントの設定ガイドを参照してください このリリースで提供されるエージェントに加えて 他のエージェントは別売のオプション製品 (Veritas Cluster Server Agent Pack) によって利用可能です エージェントパックは現在発売されているエージェントを含んでおり 現在開発中の新しいエージェントを追加するために年 4 回再リリースされます 次の詳細についてはシマンテック社の販売担当者にお問い合わせください エージェントパックに含まれるエージェント 開発中のエージェント シマンテック社のコンサルティングサービスから利用可能なエージェント 最新のエージェントは Symantec Operations Readiness Tools(SORT) の Web サイトでダウンロードできます sort.symantec.com/agents Veritas Dynamic Multi-Pathing について Veritas Dynamic Multi-Pathing(DMP) は システム上で設定されているオペレーティングシステムのネーティブデバイスに対するマルチパス機能を提供します この製品は DMP メタデバイス (DMP ノード ) を作成して 同じ物理 LUN へのデバイスパスをすべて示します 以前のリリースでは DMP は VxVM(Veritas Volume Manager) の 1 機能としてのみ利用可能でした DMP は DMP メタデバイス上の VxVM ボリューム およびそれらのボリューム上の Veritas File System(VxFS) ファイルシステムをサポートしていました シマンテック社では OS ネーティブの論理ボリュームマネージャ (LVM) をサポートするように DMP メタデバイスを拡張しました DMP メタデバイス上に LVM ボリュームとボリュームグループを作成できます メモ : Veritas Dynamic Multi-Pathing はスタンドアロンの製品です 動的マルチパスのサポートは Veritas Storage Foundation 製品にも含まれます この製品をインストールする前に Veritas Dynamic Multi-Pathing リリースノート を参照してください

18 18 第 1 章サポート対象の製品と技術の概要 Symantec ApplicationHA について 製品をインストールするには Veritas Dynamic Multi-Pathing インストールガイド の指示に従います Veritas Operations Manager について Veritas Operations Manager は Veritas Storage Foundation and High Availability 製品のための集中型の管理コンソールを提供します Veritas Operations Manager を使って ストレージリソースを監視 視覚化 管理したり レポートを生成したりすることができます Veritas Operations Manager を使って Storage Foundation と Cluster Server の環境を管理することをお勧めします Veritas Operations Manager は 次の URL から無料でダウンロードできます インストール アップグレード 設定の手順について詳しくは Veritas Operations Manager のマニュアルを参照してください Veritas Enterprise Administrator(VEA) のコンソールは Storage Foundation 製品に含まれなくなりました VEA を使って続行する場合は ソフトウェアバージョンを次の URL からダウンロードできます Veritas Storage Foundation Management Server は非推奨です Cluster Manager(Java コンソール ) を使ってシングルクラスタを管理する場合は 該当するバージョンを次の URL からダウンロードできます Java コンソールを使ってこのリリースの新しい機能を管理することはできません Veritas Cluster Server Management Console は非推奨です Symantec Product Authentication Service について Symantec Product Authentication Service はシマンテック製品の共通機能です この機能は既存のネットワークオペレーティングシステムのドメイン (NIS と NT のような ) またはプライベートドメインに基づいている ID の有効性を確認します 認証サービスはメッセージ統合と機密性サービスによってシマンテック社のアプリケーションクライアント間の通信チャネルとサービスを保護します Symantec ApplicationHA について Symantec ApplicationHA は仮想化環境の仮想マシンで実行中のアプリケーションに監視機能を提供します Symantec ApplicationHA は物理ホストの Veritas Cluster Server(VCS) によって提供されるコアとなる高可用性 (HA) 機能にアプリケーションを認識する層を追加します Symantec ApplicationHA は VCS に基づき エージェント リソース サービスグループなどの類似概念を使います ただし Symantec ApplicationHA

19 第 1 章サポート対象の製品と技術の概要 Symantec ApplicationHA について 19 は 仮想化環境のより迅速なインストールと設定を可能にする軽量版のサーバーフットプリントを使用します 製品をインストールする前に Symantec ApplicationHA リリースノート を参照してください 製品をインストールするには Symantec ApplicationHA インストールガイド の指示に従います

20 20 第 1 章サポート対象の製品と技術の概要 Symantec ApplicationHA について

21 2 基本 の仮想化 この章では以下の項目について説明しています ( カーネルベースの仮想マシン ) 技術の概要 カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート Storage Foundation and High Availability Solutions によってサポートされる 環境の使用例 ( カーネルベースの仮想マシン ) 技術の概要 Veritas SFHA(Storage Foundation and High Availability)Solutions は 高度なストレージ管理 ミッションクリティカルなクラスタ化 フェールオーバーの機能を提供するために ( カーネルベースの仮想マシン ) ベースの仮想化環境で使うことができます Linux の ( カーネルベースの仮想マシン ) は 完全な仮想化のソリューションとして RHEL(Red Hat Enterprise Linux) と SUSE によってリリースされています 操作 パフォーマンス 柔軟性の点では は Xen や VMware のような他に人気のある代替製品と異なります は VM( 仮想マシン ) の作成と管理用にユーザー領域ユーティリティのセットが付いた状態で カーネルモジュールとして提供されます 技術には次が含まれます AMD64 と Intel 64 のハードウェアにおける Linux 用の完全な仮想化のソリューション それぞれの 仮想化ゲストまたは VM ゲスト は単一の Linux プロセスとして実行される ホストの VM ゲストを安全に管理するために共通で汎用の安定したレイヤーを提供するハイパーバイザ独立型仮想化 API である libvirt VM ゲストを管理するためのコマンドラインツールである virsh VM ゲストを管理するためのグラフィカルユーザーインターフェース (GUI) virt-manager

22 22 第 2 章基本 の仮想化 ( カーネルベースの仮想マシン ) 技術の概要 XML ファイルに格納される各 VM ゲストの設定 図 2-1 プロセス ユーザースペース ( アプリケーション ) ゲスト OS( 仮想 マシン ) 単一の Linux プロセス ユーザースペース ( アプリケーション ) QEMU /dev/kvm ハイパーバイザ ( 仮想マシンモニタ ) ハードウェア このガイドでは ほとんどの実装に適合するようにカスタマイズできる一部の参照用設定を説明します ここでは 読者が Linux オペレーティングシステムについて理解していることを前提にしています ( アーキテクチャだけでなく Linux によって提供済みの管理ソフトウェアを使って 仮想マシンを設定して管理する方法も含む ) また ユーザーは Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions の基本ソフトウェアに熟知しており その管理ユーティリティにも精通している必要があります Linux および Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions ソフトウェアについて詳しくは その他のマニュアル セクションを参照してください p.62 の その他のマニュアル を参照してください カーネルベースの仮想マシンの用語 表 2-1 用語 Guest VM ゲストホスト PM VM-VM この文書で使われている の用語 定義 カーネルベースの仮想マシン 仮想化ゲストを管理するための VCS エージェント 仮想化ゲスト がインストールされる物理ホスト VCS を実行する物理コンピュータ 同じホスト内または異なるホスト内で実行している VM ゲスト間でクラスタが形成される VCS サポート対象設定

23 第 2 章基本 の仮想化 ( カーネルベースの仮想マシン ) 技術の概要 23 用語 VM-PM PM-PM ブリッジ ApplicationHA 定義 VM ゲストと物理コンピュータの間でクラスタが形成される VCS サポート対象設定 ホスト間でクラスタが形成され それらのホスト内で実行している VM ゲストを管理するために主に使われる VCS サポート対象設定 ホストのローカルネットワークに接続することを任意の数の VM ゲストに対して可能にするホストの物理ネットワークインターフェースにバインドされたデバイス このデバイスは VM ゲストに対するスイッチとして機能する物理 NIC にマップされます Symantec ApplicationHA は仮想マシンで動作するアプリケーションに監視機能を提供します VirtIO ディスクドライブ VirtIO は ( カーネルベースの仮想マシン ) 技術の準仮想化ハイパーバイザの抽象化レイヤーです 完全な仮想化とは異なり VirtIO は各 仮想化 (VM) ゲストで実行している特殊な準仮想化ドライバを必要とします VirtIO は ネットワークデバイスとブロック ( ディスク ) のデバイスを含む多くのデバイスにサポートを提供します VirtIO を使ってブロックデバイスをホストにエクスポートすると ホストに存在するファイル VxVM ボリューム DMP メタノード SCSI デバイス その他のタイプのブロックデバイスを VM ゲストに提示することができます VirtIO を使って SCSI デバイスが VM ゲストに提示されると 単純な読み込みと書き込みに加えて SCSI 照会コマンドのような SCSI コマンドを実行し ディープデバイス検出の実行を VxVM で許可できます ホストと VM ゲストで VxVM と DMP を実行すると アレイからホストそして VM ゲストまで SCSI デバイスの一貫した命名が可能になります Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions は Linux で VirtIO ブロックデバイスをサポートします VirtIO の機能 : 動的にデバイスを追加する VirtIO ディスクデバイスは 再ブートを必要とせずに 実行中の VM ゲストに対して動的に追加したり削除したりすることが可能です VirtIO の制限 : ディスクキャッシュ : キャッシュを有効にした VM ゲストにディスクをエクスポートすると VxVM 設定変更は ホストでキャッシュに保存され ディスクには適用されないことがあります ディスクが複数の VM ゲスト間で共有されている場合 この設定変更は 変更を行った VM ゲストシステム以外の他の VM ゲストシステムでは認識されません 設定に関

24 24 第 2 章基本 の仮想化カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート する潜在的な競合を回避するため ディスクのエクスポートを実行する間はホストのキャッシュ保存を無効に設定 (cache=no) してください SCSI コマンド : VirtIO デバイスとして VM ゲストに提示された SCSI デバイスは SCSI コマンドセットの限定サブセットをサポートします ハイパーバイザは制限されたコマンドをブロックします PGR SCSI-3 予約 : PGR SCSI-3 予約は VirtIO デバイスでサポートされません この制限は Linux オペレーティングシステムの今後のリリースで解除される可能性があります SCSI デバイスでの DMP 高速リカバリ : DMP 高速リカバリは通常の VirtIO 読み書き機構をバイパスし デバイスに対して SCSI コマンドを直接実行します DMP 高速リカバリが VM ゲスト内で使われる場合は データ整合性の問題を避けるためにホストでのキャッシュ処理を無効にする必要があります (cache=none) シン再生 : シン再生は VirtIO デバイスでサポートされません WRITE-SAME コマンドはハイパーバイザによってブロックされます この制限は Linux の今後のリリースで解除される可能性があります デバイスのサイズを変更する Linux は VirtIO デバイスのオンラインでのディスクサイズ変更をサポートしません VirtIO デバイスのサイズ変更を行うには VM ゲストを完全にシャットダウンして再起動する必要があります ブロックデバイスのオンラインでのサイズ変更は Linux の評価版でサポートされます デバイスの最大数 : 現在 VirtIO では ゲストごとに 32 台のデバイスに制限されています このデバイス制限には ネットワークインターフェースやブロックデバイスなど すべての VirtIO デバイスが含まれます デバイス制限は 各デバイスが個別の PCI デバイスとして機能する現在の VirtIO 実装の結果です カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート Veritas SFHA Solutions(Storage Foundation and High Availability Solutions) 製品は カーネルベースの仮想マシン () 環境での各種設定をサポートします Veritas Storage Foundation High Availability Solutions は Red Hat と SUSE 配布で認定済みです Storage Foundation and High Availability Solutions は ゲスト仮想マシンに次の機能を提供します

25 第 2 章基本 の仮想化カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート 25 ストレージの可視性 ストレージ管理 レプリケーションのサポート 高可用性 ディザスタリカバリ 以下の表に示す設定は ストレージと可用性の目標を達成するために必要な最低要件です ホストとゲスト仮想マシンのストレージの可視性 管理 レプリケーションサポート 可用性とクラスタフェールオーバーの望ましいレベルを達成するため SFHA Solutions 製品を必要に応じて組み合わせて利用できます 表 2-2 目標 ゲストとホストの Storage Foundation and High Availability Solutions 機能 推奨される SFHA Solutions 製品設定 ゲスト仮想マシンのストレージ可視性 ホストのストレージ可視性 ゲスト仮想マシンのストレージ管理機能とレプリケーションサポート ホストの高度なストレージ管理機能とレプリケーションサポート ホストとゲスト仮想マシンのエンドツーエンドのストレージ可視性 ゲスト仮想マシンの DMP(Dynamic Multi-Pathing) ホストでの DMP ゲスト仮想マシンの Storage Foundation (SF) ホストの Storage Foundation Cluster File System(SFCFSHA) ホストとゲスト仮想マシンの DMP ゲスト仮想マシンのストレージ管理機能とレプリケーションサポート および ホストのストレージ可視性 ホストの DMP と ゲスト仮想マシンの SF ゲスト仮想マシンのアプリケーション監視と可用性 ホストの仮想マシン監視とフェールオーバー ゲスト仮想マシンのアプリケーションフェールオーバー アプリケーション可用性と仮想マシン可用性 ゲスト仮想マシンの Symantec ApplicationHA ホストの Veritas Cluster Server(VCS) ゲスト仮想マシンの VCS ゲスト仮想マシンの Symantec Application HA と ホストの VCS

26 26 第 2 章基本 の仮想化カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート 目標 ゲスト仮想マシンと物理ホスト間のアプリケーションフェールオーバー 推奨される SFHA Solutions 製品設定 ゲスト仮想マシンと 物理ホストマシン内の VCS 各設定には特定の利点と制限事項があります ゲスト仮想化マシンの Veritas Dynamic Multi-Pathing シマンテックの Veritas Dynamic Multi-Pathing(DMP) により ゲスト仮想化マシンのストレージを表示できます ゲスト仮想化マシンの DMP により 次の機能が提供されます ゲストで設定されるオペレーティングシステムのデバイスのマルチパス機能 同じ物理 LUN へのデバイスパスをすべて示すための DMP メタデバイス (DMP ノード ) エンクロージャに基づく名前の付け方のサポート 標準アレイタイプのサポート 図 2-2 ゲストでの Veritas Dynamic Multi-Pathing DMP DMP host RHEL/SLES Physical server DMP 機能について詳しくは Veritas Dynamic Multi-Pathing 管理者ガイド を参照してください ホストでの Veritas Dynamic Multi-Pathing シマンテック社の Veritas Dynamic Multi-Pathing(DMP) により ホストのストレージを表示できます ホストで DMP を使用すると 次のことが可能になります 集中型マルチパス機能

27 第 2 章基本 の仮想化カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート 27 アクティブ / パッシブアレイの高パフォーマンスフェールオーバー 集中型のストレージパス管理 高速でプロアクティブなフェールオーバー イベント通知 図 2-3 ホストでの Veritas Dynamic Multi-Pathing DMP host RHEL/SLES Physical server DMP 機能について詳しくは Veritas Dynamic Multi-Pathing 管理者ガイド を参照してください 仮想化ゲストマシンでの Veritas Storage Foundation シマンテックの Veritas SF(Storage Foundation) をゲストで使うと ゲスト仮想マシンのリソースに対してストレージ管理機能が提供されます Veritas Storage Foundation を使用すると 次の機能が提供され ゲストのストレージリソースをより簡単に管理できます データベースパフォーマンスの向上 データバックアップ リカバリ 処理の PITC 機能 ストレージを最適化するためのポリシー設定オプション データを簡単かつ確実に移行する方法 レプリケーションのサポート

28 28 第 2 章基本 の仮想化カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート 図 2-4 仮想化ゲストマシンでの Veritas Storage Foundation SF SF host RHEL/SLES Physical server Veritas Storage Foundation 機能について詳しくは Veritas Storage TM Foundation 管理者ガイド を参照してください ホストでの Veritas Storage Foundation Cluster File System High Availability シマンテック社の Veritas SFCFSHA(Storage Foundation Cluster File System High Availability) は ホストに高度なストレージ管理機能を提供します SFCFSHA を使用すると 次の機能が提供され ホストのストレージリソースをより簡単に管理できます データベースパフォーマンスの向上 データバックアップ リカバリ 処理の PITC 機能 ストレージを最適化するためのポリシー設定オプション データを簡単かつ確実に移行する方法 レプリケーションのサポート 仮想マシンに対する高可用性とディザスタリカバリ 仮想マシンの簡素化した管理

29 第 2 章基本 の仮想化カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート 29 図 2-5 ホストでの Veritas Storage Foundation Cluster File System High Availability host RHEL/SLES Physical server SFCFSHA host RHEL/SLES Physical server Storage Foundation 機能について詳しくは Veritas Storage Foundation TM Cluster File System High Availability 管理者ガイド を参照してください ホストとゲスト仮想マシンの Veritas Dynamic Multi-Pathing シマンテックの Veritas Dynamic Multi-Pathing(DMP) により ホストとゲスト仮想マシンの双方にエンドツーエンドのストレージの可視性が提供されます ゲスト仮想化マシンの DMP を使用すると 次の機能が提供されます ゲストで設定されるオペレーティングシステムのデバイスのマルチパス機能 同じ物理 LUN へのデバイスパスをすべて示すための DMP メタデバイス (DMP ノード ) エンクロージャに基づく名前の付け方のサポート 標準アレイタイプのサポート ホストで DMP を使用すると 次のことが可能になります 集中型マルチパス機能 アクティブ / パッシブアレイの高パフォーマンスフェールオーバー 集中型のストレージパス管理 高速でプロアクティブなフェールオーバー イベント通知

30 30 第 2 章基本 の仮想化カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート 図 2-6 仮想化ゲストと ホストの Veritas Dynamic Multi-Pathing DMP DMP DMP host RHEL/SLES Physical server DMP 機能について詳しくは Veritas Dynamic Multi-Pathing 管理者ガイド を参照してください ゲスト仮想マシンの Veritas Storage Foundation HA と ホストの Veritas Dynamic Multi-Pathing ゲストでシマンテックの Veritas SFHA(Storage Foundation and High Availability) を使用し ホストで DMP(Dynamic Multi-Pathing) を使用すると ゲスト仮想マシンリソースのストレージ管理機能と ホストのストレージ可視性が統合されます ゲストの SFHA を使用すると 次の機能が提供されます データベースパフォーマンスの向上 データバックアップ リカバリ 処理の PITC 機能 ストレージを最適化するためのポリシー設定オプション データを簡単かつ確実に移行する方法 レプリケーションのサポート 仮想マシンに対する高可用性とディザスタリカバリ ホストで DMP を使用すると 次の機能が提供されます 集中型マルチパス機能 高速でプロアクティブなフェールオーバー イベント通知

31 第 2 章基本 の仮想化カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート 31 図 2-7 ゲスト仮想マシンの Veritas Storage Foundation HA と ホストの DMP SFHA SFHA SFHA SFHA DMP host DMP host RHEL/SLES Physical server RHEL/SLES Physical server SFHA 機能について詳しくは Veritas Storage Foundation TM Cluster File System High Availability 管理者ガイド を参照してください DMP 機能について詳しくは Veritas Dynamic Multi-Pathing 管理者ガイド を参照してください 仮想化ゲストマシンの Symantec ApplicationHA Symantec ApplicationHA はアプリケーションフェールオーバーの 仮想化ゲストリソースの設定を有効にします ApplicationHA は 仮想化ゲストマシンに次の機能を提供します アプリケーションの完全な可視性と制御 および仮想マシンで実行中のアプリケーションの起動 停止 監視を行う機能 アプリケーションの高可用性 およびアプリケーションが動作する仮想マシンの高可用性 次のような 段階的アプリケーション障害管理応答 : アプリケーション再起動 仮想マシンの ApplicationHA 開始による再ブート 内部の再ブートまたはソフトによる再ブート 仮想マシンの VCS 開始による再ブート またはハードによる再ブート Veritas Operations Manager(VOM) ダッシュボードと統合型である単一インターフェースを使用してアプリケーションを管理するための標準化された方法

32 32 第 2 章基本 の仮想化カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート 特殊なアプリケーションメンテナンスモード ( このモードでは ApplicationHA により 保守またはトラブルシューティングの対象となっているアプリケーションを意図的に停止できます ) 図 2-8 仮想化ゲストマシンの Symantec ApplicationHA ApplicationHA ApplicationHA host RHEL/SLES Physical server メモ : ApplicationHA は RHEL(Red Hat Enterprise Linux) 環境でのみサポートされます Symantec ApplicationHA 機能について詳しくは Symantec TM ApplicationHA ユー ザーズガイド を参照してください ホストでの Veritas Cluster Server シマンテック社の VCS(Veritas Cluster Server) により 別の ホストに仮想マシンの監視とフェールオーバーが提供されます VCS を使用すると ホストで次のことが有効になります 可用性を向上させるために 複数の独立したシステムを管理フレームワークに接続します クラスタを形成するために ノードはソフトウェアレベルで協調できます アプリケーションのフェールオーバーと制御を実現するために 市販のハードウェアをインテリジェントソフトウェアとリンクします 監視下のアプリケーションで障害が発生した場合 アプリケーションをテイクオーバーしてクラスタの別の場所に起動させるために 他のノードが定義済みのアクションを実行できます

33 第 2 章基本 の仮想化カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート 33 図 2-9 ホストでの Veritas Cluster Server host VCS VCS host RHEL/SLES Physical server RHEL/SLES Physical server Veritas Cluster Server 機能について詳しくは Veritas Cluster Server 管理者ガイド を参照してください ゲストでの Veritas Cluster Server シマンテックの Veritas Cluster Server(VCS) を使用すると 仮想化ゲストリソースの設定を高可用性にすることができます VCS は 仮想化ゲストマシンに次の機能を提供します 可用性を向上させるために 複数の独立したシステムを管理フレームワークに接続します クラスタを形成するために ノードはソフトウェアレベルで協調できます アプリケーションのフェールオーバーと制御を実現するために 市販のハードウェアをインテリジェントソフトウェアとリンクします 監視下のアプリケーションで障害が発生した場合 アプリケーションをテイクオーバーしてクラスタの別の場所に起動させるために 他のノードが定義済みのアクションを実行できます

34 34 第 2 章基本 の仮想化カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート 図 2-10 ゲストでの Veritas Cluster Server VCS VCS VCS VCS host host RHEL/SLES Physical server RHEL/SLES Physical server Veritas Cluster Server 機能について詳しくは Veritas Cluster Server 管理者ガイド を参照してください ゲストの Symantec ApplicationHA とホストの Veritas Cluster Server ApplicationHA は 仮想化ゲストマシンに次の機能を提供します アプリケーションの完全な可視性と制御 および仮想マシンで実行中のアプリケーションの起動 停止 監視を行う機能 アプリケーションの高可用性 およびアプリケーションが動作する仮想マシンの高可用性 次のような 段階的アプリケーション障害管理応答 : アプリケーション再起動 仮想化ゲストマシンの ApplicationHA 開始による再ブート 内部の再ブートまたはソフトによる再ブート 仮想マシンの VCS 開始による再ブートまたはハードによる再ブート または 仮想化ゲストマシンの別の物理ホストへのフェールオーバー Veritas Operations Manager(VOM) ダッシュボードと統合型である単一インターフェースを使用してアプリケーションを管理するための標準化された方法 特殊なアプリケーションメンテナンスモード ( このモードでは ApplicationHA により 保守またはトラブルシューティングの対象となっているアプリケーションを意図的に停止できます ) ゲストで動作する ApplicationHA と組み合わせたホストの VCS: ホストの VCS は仮想マシンの可用性を有効にします Application HA はゲスト内で動作するアプリケーションを監視します

35 第 2 章基本 の仮想化カーネルベースの仮想マシン () の仮想化のサポート 35 アプリケーション障害が発生した場合には ゲストで設定された ApplicationHA によりアプリケーションが再起動されます ApplicationHA は ホストで動作する VCS に仮想マシンのフェールオーバーをトリガするように通知できます 図 2-11 ゲストの Symantec ApplicationHA とホストの Veritas Cluster Server ApplicationHA ApplicationHA ApplicationHA ApplicationHA host VCS VCS host RHEL/SLES Physical server RHEL/SLES Physical server メモ : ApplicationHA は RHEL(Red Hat Enterprise Linux) 環境でのみサポートされます Symantec ApplicationHA 機能について詳しくは Symantec ApplicationHA ユーザーズガイド を参照してください Veritas Cluster Server 機能について詳しくは Veritas Cluster Server 管理者ガイド を参照してください 複数の仮想マシンゲストと物理コンピュータにわたるクラスタ内の Veritas Cluster Server シマンテックの VCS(Veritas Cluster Server) をゲストとホストの両方で使うと 複数の仮想マシンと物理ホストにわたるリソース管理に対して統合ソリューションが有効になります ゲストの VCS とホストまたは別の物理ホストで実行する VCS を組み合わせて物理から仮想へのクラスタを作成すると このクラスタ内の VCS では次が有効になります ゲスト内で実行するアプリケーションを監視する 別の物理ホストにアプリケーションをフェールオーバーする 物理ホストで実行するアプリケーションを VM 仮想化ゲストマシンにフェールオーバーする

36 36 第 2 章基本 の仮想化 Storage Foundation and High Availability Solutions によってサポートされる 環境の使用例 図 2-12 複数のゲストと物理コンピュータにわたるクラスタ内の Veritas Cluster Server VCS VCS VCS host Physical server Physical server Storage Foundation 機能について詳しくは Veritas Cluster Server 管理者ガイド を参照してください Storage Foundation and High Availability Solutions によってサポートされる 環境の使用例 SFHA(Storage Foundation and High Availability)Solutions 製品は 次の ( カーネルベースの仮想マシン ) 環境の使用例をサポートします 表 2-3 環境の使用例に対する SFHA Solutions 製品のサポート 仮想化の使用事例 シマンテック社のソリューション 技術 実装についての詳細 サーバー統合 ゲストでの SFHA または SCFSHA Red Hat Enterprise Linux SUSE 物理サーバーとして仮想マシンを実行する方法 p.93 の サーバー統合 を参照してください 物理から仮想への移行 ゲストでの SFHA または SFCFSHA とホストでの SF Red Hat Enterprise Linux SUSE 物理環境から仮想環境にデータを安全で簡単に移行する方法 p.97 の 物理から仮想への移行 を参照してください

37 第 2 章基本 の仮想化 Storage Foundation and High Availability Solutions によってサポートされる 環境の使用例 37 仮想化の使用事例 シマンテック社のソリューション 技術 実装についての詳細 簡素化した管理 ホストでの SFHA または SFCFSHA Red Hat Enterprise Linux 非仮想環境の場合と同じコマンドセット ストレージの名前空間 環境を使って仮想マシンを管理する方法 SUSE Linux Enterprise Server p.103 の 簡素化した管理 を参照してください アプリケーションのフェールオーバー ゲストの ApplicationHA VCS または SFHA Red Hat Enterprise Linux 仮想マシンでアプリケーションのフェールオーバーを管理する方法 p.112 の 環境アーキテクチャの Veritas Cluster Server の概略 を参照してください 仮想マシンの可用性 ホストでの VCS Red Hat Enterprise Linux SUSE Linux Enterprise Server 仮想マシンのフェールオーバーを管理する方法 p.118 の リソースとして仮想マシンを監視するホストの VCS を参照してください ライブ移行 ホストでの SFCFSHA( ゲストは必要ない ) Red Hat Enterprise Linux SUSE Linux Enterprise Server インスタントスナップショットなどの機能を使ってブートイメージを含んだりホストの中央にある 1 つの場所からブートイメージを管理したりする方法 p.119 の ライブ移行について を参照してください

38 38 第 2 章基本 の仮想化 Storage Foundation and High Availability Solutions によってサポートされる 環境の使用例

39 3 RedHat Enterprise Virtualization この章では以下の項目について説明しています RHEV 環境について RHEV 環境について Red Hat Enterprise 仮想化環境でのサポート対象の Veritas Cluster Server の設定 Veritas Cluster Server によってサポートされる Red Hat Enterprise Virtualization 環境の使用例 Red Hat Enterprize Virtualization は 次のコンポーネントで構成されます Red Hat Enterprise Virtualization Hypervisor: これは ( カーネルベースの仮想マシン ) に基づくシンハイパーバイザレイヤです は Linux カーネルのコア部分を形成するため 非常に効率的な仮想化オプションであるといえます エージェントとツール : これらには付属エージェントとアプリケーション固有エージェントが含まれます また ハイパーバイザで動作する VDSM(Virtual Desktop Server Manager) も含まれます これらのエージェントとツールは 仮想マシン 関連ネットワーク およびストレージの管理に役立ちます Red Hat Enterprise Virtualization プラットフォームの管理インフラストラクチャ : これはすべてのシステムコンポーネント マシン およびイメージを表示し 管理するためのインターフェースを提供します この管理インフラストラクチャは 強力な検索機能 リソース管理 ライブ移行 およびプロビジョニングを提供します

40 40 第 3 章 RedHat Enterprise Virtualization RHEV 環境について RHEV の用語 表 3-1 用語 Guest VM ホスト PM PM-PM RHEV RHEV-M RHEL-H RHEV-H VDSM REST API データセンタークラスタストレージドメインデータドメイン この文書で使われている RHEV の用語 定義 カーネルベースの仮想マシン または RHEV 環境の仮想マシンを管理するための VCS エージェント または RHEV 環境で作成される仮想マシン 仮想マシンが作成または実行される物理ホスト VCS を実行する物理コンピュータ ホスト間でクラスタが形成され それらのホスト内で実行している VM ゲストを管理するために主に使われる VCS サポート対象設定 Red Hat Enterprise Virtualization v 3.0 Red Hat Enterprise Virtualization Manager RHEV 環境を管理するための集中型の管理コンソール RHEL(Red Hat Enterprise Linux) ホスト RHEL 6.2 の完全バージョンを実行し RHEV-M によって管理されます Red Hat Enterprise Virtualization - Hypervisor Red Hat Enterprise Linux 6.2 の最小インストールを持ち 仮想マシンの作成と操作をサポートします Virtual Desktop Server Manager VDSM サービスは RHEV-M によって使用され RHEV-H および RHEL ホストを管理します REST(Representational State Transfer)API データセンターは RHEV-M の論理エンティティです ホストのクラスタ 仮想マシン ストレージ およびネットワークのような管理対象の仮想環境で 物理および論理リソースのセットを定義します これは RHEV-M のクラスタです クラスタは物理ホストの集合体で 同じストレージドメインを共有し 同じタイプの CPU を持っています これは RHEV のストレージインフラストラクチャで 仮想マシンを作成および実行します ストレージドメインの一種で システム オペレーティングシステムイメージ およびデータディスクで動作するすべての仮想マシンのディスクイメージを保持します

41 第 3 章 RedHat Enterprise Virtualization Red Hat Enterprise 仮想化環境でのサポート対象の Veritas Cluster Server の設定 41 用語 ISO ドメイン 定義 このドメインは 仮想マシンのオペレーティングシステムとアプリケーションのインストールおよびブートに使われる ISO ファイル ( または論理 CD) を格納します Red Hat Enterprise 仮想化環境でのサポート対象の Veritas Cluster Server の設定 シマンテック社の VCS(Veritas Cluster Server) により RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) ホストに仮想マシンの監視とフェールオーバーが提供されます VCS を使用すると RHEV ホストで次のことが有効になります 可用性を向上させるために 複数の独立したシステムを管理フレームワークに接続します クラスタを形成するために ノードはソフトウェアレベルで協調できます アプリケーションのフェールオーバーと制御を実現するために 市販のハードウェアをインテリジェントソフトウェアとリンクします 監視下のアプリケーションで障害が発生した場合 アプリケーションをテイクオーバーしてクラスタの別の場所に起動させるために 他のノードが定義済みのアクションを実行できます 図 3-1 RHEV ホストでの Veritas Cluster Server RHEL-H VCS VCS RHEL-H Physical server Physical server

42 42 第 3 章 RedHat Enterprise Virtualization Veritas Cluster Server によってサポートされる Red Hat Enterprise Virtualization 環境の使用例 図 3-2 RHEV ゲストでの Veritas Cluster Server VCS VCS VCS VCS RHEL-H RHEL-H Physical server Physical server Veritas Cluster Server 機能について詳しくは Veritas Cluster Server 管理者ガイド を参照してください Veritas Cluster Server によってサポートされる Red Hat Enterprise Virtualization 環境の使用例 VCS(Veritas Cluster Server) は 次の RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) 仮想化環境の使用例をサポートします 表 3-2 VCS によってサポートされる RHEV 環境の使用例 仮想化の使用事例 アプリケーションのフェールオーバー 仮想マシンの可用性 シマンテック社のソリューション ゲストでの VCS ホストでの VCS 実装についての詳細 仮想マシンでアプリケーションのフェールオーバーを管理する方法 p.112 の 環境アーキテクチャの Veritas Cluster Server の概略 を参照してください 仮想マシンのフェールオーバーを管理する方法 p.118 の リソースとして仮想マシンを監視するホストの VCS を参照してください

43 4 仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー この章では以下の項目について説明しています 仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー Veritas Cluster Server によってサポートされる仮想から仮想へのクラスタ化オプション 仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー 複数のゲスト仮想マシンで VCS を実行する場合 ゲストからゲストへの ( または仮想から仮想への ) クラスタを作成できます VCS を使って 各ゲスト内で動作している個々のアプリケーションを監視できます アプリケーションエラーの場合は 仮想から仮想へのクラスタの別のゲスト仮想マシンにアプリケーションをフェールオーバーすることがあります 次の図に ゲスト内部 VCS を 2 つの物理ホストのそれぞれ 1 つの仮想マシンに配備する例を示します

44 44 第 4 章仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー Veritas Cluster Server によってサポートされる仮想から仮想へのクラスタ化オプション 図 4-1 ゲスト内部 VCS のクラスタ化 クラスタの仮想マシンは同じ物理ホスト上または異なる物理ホスト上のいずれにあってもかまいません VCS は仮想マシンにインストールされ クラスタを作成します これは物理システム間で VCS が作成するクラスタと同様です クラスタは仮想マシン内で動作するアプリケーションとサービスを監視します 障害が発生したアプリケーションまたはサービスはクラスタの他の仮想マシンにフェールオーバーされます アプリケーションがフェールオーバーされるには アプリケーションデータがクラスタ内のメンバーの仮想マシンによって共有されるストレージにある必要があります メモ : この設定では VCS が仮想マシンの中で動作するので VCS は仮想マシン自体をフェールオーバーできません Veritas Cluster Server によってサポートされる仮想から仮想へのクラスタ化オプション VCS(Veritas Cluster Server) は 次の Linux 仮想化環境での仮想から仮想へのクラスタ化 ( ゲスト内部 ) をサポートします

45 第 4 章仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー Veritas Cluster Server によってサポートされる仮想から仮想へのクラスタ化オプション 45 表 4-1 VCS によってサポートされる Linux 仮想化環境での仮想から仮想へのクラスタ化 Linux 仮想化技術 RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) 実装についての詳細 RHEV 環境での仮想から仮想へのクラスタ化のための VCS の設定 p.123 の RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) の概要 を参照してください Microsoft Hyper-V Microsoft Hyper-V 環境での仮想から仮想へのクラスタ化のための VCS の設定 p.127 の Microsoft Hyper-V の概要 を参照してください OVM(Oracle Virtual Machine) OVM 環境での仮想から仮想へのクラスタ化のための VCS の設定 p.131 の OVM(Oracle Virtual Machine) の概要 を参照してください

46 46 第 4 章仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー Veritas Cluster Server によってサポートされる仮想から仮想へのクラスタ化オプション

47 2 基本 環境の実装 第 5 章基本 のスタートガイド 第 6 章 リソースの設定

48 48

49 5 基本 のスタートガイド この章では以下の項目について説明しています Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions 製品による の設定について 制限事項とサポートされない 機能 の作成と起動 ゲストの設定 ゲストへのストレージソリューションのインストールと設定 ホストでのストレージソリューションのインストールと設定 仮想マシンの可用性とアプリケーションの可用性を実現するための Veritas Cluster Server のインストールと設定 アプリケーション可用性を実現するための ApplicationHA のインストールと設定 その他のマニュアル Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions 製品による の設定について 仮想環境をセットアップする前に 計画している設定が Veritas SFHA(Storage Foundation and High Availability)Solutions 製品のインストールのためのシステムの必要条件 ライセンス およびその他の考慮事項を満たしていることを確認します ライセンス : 環境で Veritas Storage Foundation または Veritas Storage Foundation Cluster File System を実行するお客様には ライセンスを受けたサーバーまたは CPU ごとに無制限の数のゲストを使う権利が付与されます Red Hat システムの必要条件 : 表 5-1 を参照してください

50 50 第 5 章基本 のスタートガイド Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions 製品による の設定について SUSE システムの必要条件 : 表 5-2 を参照してください シマンテック製品必要条件 : 表 5-3 を参照してください リリースノート : 各 Veritas 製品には システム必要条件やサポート対象ソフトウェアの更新など 各製品についての最新情報と重要な詳細が含まれています 製品のインストールを開始する前に リリースノートで最新情報を確認してください 製品のマニュアルは次の場所の Web で利用可能です 表 5-1 Red Hat システム必要条件 サポート対象アーキテクチャ 最小のシステム必要条件 推奨のシステム必要条件 Red Hat のマニュアル ( 詳細参照用 ) Intel 64 AMD64 6 GB の空きディスク領域 2 GB の RAM 6 GB + ゲストごとにゲストオペレーティングシステムによって推奨される必要なディスク領域 ほとんどのオペレーティングシステムでは 6 GB よりも多いディスク領域が推奨されます 各仮想化 CPU とホストに対してプロセッサコアまたはハイパースレッドを 1 つずつ 2 GB の RAM + 仮想化ゲストに対する追加の RAM 表 5-2 SUSE システムの必要条件 サポート対象アーキテクチャ 最小のシステム必要条件 推奨のシステム必要条件 Intel 64 AMD64 6 GB の空きディスク領域 2 GB の RAM 6 GB + ゲストごとにゲストオペレーティングシステムによって推奨される必要なディスク領域 ほとんどのオペレーティングシステムでは 6 GB よりも多いディスク領域が推奨されます 各仮想化 CPU とホストに対してプロセッサコアまたはハイパースレッドを 1 つずつ 2 GB の RAM + 仮想化ゲストに対する追加の RAM 詳しくは SUSE のマニュアルを参照してください ocumentation/sles11/book_kvm/data/book_kvm.html

51 第 5 章基本 のスタートガイド Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions 製品による の設定について 51 表 5-3 ハードウェアソフトウェアストレージネットワーク シマンテック製品必要条件 Veritas Dynamic Multi-pathing ホストとゲスト仮想マシンのストレージ可視性に使用 Veritas Storage Foundation ホストとゲスト仮想マシンのストレージ管理に使用 Veritas Storage Foundation HA ホストとゲスト仮想マシンのストレージ管理およびクラスタ化に使用 Storage Foundation Cluster File System High Availability ゲスト仮想マシンのライブ移行を有効にするために複数の ホストのストレージ管理およびクラスタ化を目的として使用 Veritas Cluster Server 仮想マシンの監視とフェールオーバーに使用 Symantec ApplicationHA 6.0 アプリケーション監視と可用性に使用 ゲストイメージを保持するための共有ストレージ (VM のフェールオーバー ) アプリケーションデータを保持するための共有ストレージ ( アプリケーションのフェールオーバー ) パブリックネットワーク上の通信のためにゲストを設定する プライベート通信の仮想インターフェースをセットアップする マニュアル : 最新のシステム必要条件 制限事項 既知の問題については製品リリースノートを参照 Veritas Dynamic Multi-Pathing リリースノート Veritas Storage Foundation リリースノート Veritas Storage Foundation HA リリースノート Veritas Storage Foundation for Cluster Server HA リリースノート Veritas Cluster Server HA リリースノート Symantec ApplicationHA リリースノート Symantec Operations Readiness Tools: Storage Foundation DocCentral サイト : 表 5-4 VCS バージョン でサポートされる RHEL(Red Hat Enterprise Linux) 構成向けの VCS システムの必要条件 6.0.1

52 52 第 5 章基本 のスタートガイド制限事項とサポートされない 機能 ホストのサポート対象 OS バージョン RHEL 6 Update 1 Update 2 VM ゲストのサポート対象 OS RHEL 5 Update 4 Update5 Update 6 Update 7 Update 8 RHEL 6 Update 1 Update 2 ハードウェアの必要条件 完全な仮想化が有効にされている CPU 表 5-5 VCS バージョン でサポートされる SLES(SUSE Linux Enterprise Server) 構成向けの VCS システムの必要条件 ホストのサポート対象 OS バージョン VM ゲストのサポート対象 OS ハードウェアの必要条件 SLES 11 SP2 x86_64 SLES 11 SP2 完全な仮想化が有効にされている CPU p.62 の その他のマニュアル を参照してください 制限事項とサポートされない 機能 の作成と起動 DiskReservation エージェントは VirtIO バスにエクスポートされるディスクで機能しません 制限事項と既知の問題について詳しくは VCS Release Notes for Linux を参照してください 関連の制限事項について詳しくは 該当する Linux ソフトウェアのリリースノートを参照してください は Red Hat Enterprise Linux の一部として または別のベアメタルのスタンドアロンハイパーバイザである RHEV-H(Red Hat Enterprise Virtualization Hypervisor) として使用可能です の管理は RHEV-M(Red Hat Enterprise Virtualization Manager) を通して または標準 RHEL インストール環境にダウンロードできる別の RPM によって行われます は SLES(SUSE Linux Enterprise Server) の一部として使えます の管理は SLES を通して または標準 SLES インストール環境にダウンロードできる別の RPM によって行われます

53 第 5 章基本 のスタートガイド ゲストの設定 53 ゲストの設定 virt-manager ツールは すべての仮想マシン操作に対して非常に単純で使いやすく直観的な GUI インターフェースを virt-viewer とともに提供します また コマンドラインの代替である virsh は 豊富なコマンドセットを使って仮想マシンを作成して管理するために使うことができるシェルを提供します これらのツールによって提供される機能には 仮想マシンのスナップショットの作成 仮想ネットワークの作成 別の ホストへの仮想マシンのライブ移行が含まれます 必要なハードウェアセットアップを設定したら 次の操作を実行します ターゲットシステムで をインストールする 必要な 仮想マシンを作成して起動する 必須な SFHA 製品をゲストまたはホストでインストールする手順に進む p.54 の ゲストへのストレージソリューションのインストールと設定 を参照してください p.56 の ホストでのストレージソリューションのインストールと設定 を参照してください p.57 の 仮想マシンの可用性とアプリケーションの可用性を実現するための Veritas Cluster Server のインストールと設定 を参照してください RHEL 6 Update 1 Update 2 のインストールについて詳しくは 次を参照してください 完全な機能セットについて詳しくは Red Hat のマニュアルを参照してください SLES11SP2 のインストールについて詳しくは 次を参照してください 完全な機能セットについて詳しくは SUSE のマニュアルを参照してください p.62 の その他のマニュアル を参照してください 以下は をセットアップするために必要な手順の概要です 手順について詳しくは Red Hat Enterprise Linux 仮想化ガイド を参照してください 1. クラスタのすべてのノードで ゲストを作成するために CPU とメモリのリソースが使用可能であることを ゲストを作成する前に確認します 2. 必要な パッケージがホストでインストールされていることを確認します 3. ゲストが作成されるホストでサービス libvirtd が実行していることを確認します 4. ゲストを作成します ネットワーク設定について詳しくは 付録 A の VM-VM クラスタのネットワーク設定 を参照してください

54 54 第 5 章基本 のスタートガイド ゲストへのストレージソリューションのインストールと設定 5. ゲストにオペレーティングシステムをインストールします 6. クラスタの一部にするすべての ゲストに対して 上記の手順を繰り返します 7. すべての ゲストで VCS をインストールします VCS のインストールについて詳しくは Veritas Cluster Server インストールガイド を参照してください 8. VCS に管理させる VCS リソースを設定します 詳しくは VCS マニュアルを参照してください p.74 の VM-VM クラスタのネットワーク設定 を参照してください ゲストへのストレージソリューションのインストールと設定 をインストールした後で SFHA(Storage Foundation and High Availability) Solutions を使って仮想ゲスト環境をセットアップするには 次の手順を実行します 対象 ゲスト仮想マシンで SFHA Solutions 製品をインストールします 対象 ゲスト仮想マシンで SFHA Solutions 製品を設定します SFHA Solutions 製品のインストールについての詳細 : Veritas Dynamic Multi-Pathing インストールガイド Veritas Storage Foundation インストールガイド Veritas Storage Foundation High Availability インストールガイド Veritas Storage Foundation for Cluster Server High Availability インストールガイド p.62 の その他のマニュアル を参照してください 上記の手順は次の設定に適用されます ゲストでの Dynamic Multi-Pathing ゲストでの Storage Foundation ゲストでの Storage Foundation High Availability ゲストでの Storage Foundation Cluster File System

55 第 5 章基本 のスタートガイド ゲストへのストレージソリューションのインストールと設定 55 図 5-1 ゲストでの Dynamic Multi-Pathing DMP DMP host RHEL/SLES Physical server 図 5-2 ゲストでの Storage Foundation SF SF host RHEL/SLES Physical server 図 5-3 ゲストでの Storage Foundation High Availability SFHA SFHA SFHA SFHA host host Physical server Physical server

56 56 第 5 章基本 のスタートガイド ホストでのストレージソリューションのインストールと設定 図 5-4 ゲストでの Storage Foundation Cluster File System Virtual machine Virtual machine Virtual machine Virtual machine SFCFSHA (CVM + CFS) RHEL/SLES RHEL/SLES Physical server SFCFSHA in host Physical server ホストでのストレージソリューションのインストールと設定 をインストールした後で SFHA(Storage Foundation and High Availability) Solutions を使って仮想ホスト環境をセットアップするには 次の手順を実行します 必要な ホストで SFHA(Storage Foundation and High Availability)Solutions 製品をインストールします 対象の ホストで SFHA Solutions 製品を設定します SFHA Solutions 製品のインストールについての詳細 : Veritas Dynamic Multi-Pathing インストールガイド Veritas Storage Foundation インストールガイド Veritas Storage Foundation High Availability インストールガイド Veritas Storage Foundation for Cluster Server High Availability インストールガイド p.62 の その他のマニュアル を参照してください 上記の手順は次の設定に適用されます ホストでの Dynamic Multi-Pathing ゲストでの Storage Foundation Cluster File System

57 第 5 章基本 のスタートガイド仮想マシンの可用性とアプリケーションの可用性を実現するための Veritas Cluster Server のインストールと設定 57 図 5-5 ホストでの Dynamic Multi-Pathing DMP host RHEL/SLES Physical server 図 5-6 ホストでの Storage Foundation Cluster File System host RHEL/SLES Physical server SFCFSHA host RHEL/SLES Physical server 仮想マシンの可用性とアプリケーションの可用性を実現するための Veritas Cluster Server のインストールと設定 をインストールした後で VCS(Veritas Cluster Server) を使って 仮想化マシン環境を設定するには 次の手順を実行します VCS をインストールします VCS を設定します 仮想マシンがインストールされ ネットワークが設定されている場合は ゲスト内で動作させるための追加の VCS 設定は必要ありません

58 58 第 5 章基本 のスタートガイド仮想マシンの可用性とアプリケーションの可用性を実現するための Veritas Cluster Server のインストールと設定 p.73 の 標準ブリッジの設定 を参照してください インストールの詳細 : Veritas Cluster Server インストールガイド p.62 の その他のマニュアル を参照してください 上記の手順は次の設定に適用されます ホストの VCS ゲスト仮想マシンの VCS ホストと ゲスト仮想マシンの ApplicationHA の VCS 複数のゲストと物理コンピュータにわたるクラスタ内の VCS 図 5-7 ホストの VCS host VCS VCS host RHEL/SLES Physical server RHEL/SLES Physical server 図 5-8 ゲスト仮想マシンの VCS VCS VCS VCS VCS host host RHEL/SLES Physical server RHEL/SLES Physical server

59 第 5 章基本 のスタートガイド仮想マシンの可用性とアプリケーションの可用性を実現するための Veritas Cluster Server のインストールと設定 59 図 5-9 ホストと ゲスト仮想マシンの ApplicationHA の VCS ApplicationHA ApplicationHA ApplicationHA ApplicationHA host VCS VCS host RHEL/SLES Physical server RHEL/SLES Physical server 図 5-10 複数のゲストと物理コンピュータにわたるクラスタ内の VCS VCS VCS VCS host Physical server Physical server 表 5-6 VCS バージョン でサポートされる RHEL(Red Hat Enterprise Linux) 構成向けの VCS システムの必要条件 ホストのサポート対象 OS バージョン VM ゲストのサポート対象 OS RHEL 6 Update 1 Update 2 RHEL 5 Update 4 Update 5 Update 6 Update 7 RHEL 6 Update 1 Update 2 ハードウェアの必要条件 完全な仮想化が有効にされている CPU

60 60 第 5 章基本 のスタートガイド仮想マシンの可用性とアプリケーションの可用性を実現するための Veritas Cluster Server のインストールと設定 表 5-7 VCS バージョン でサポートされる SLES(SUSE Linux Enterprise Server) 構成向けの VCS システムの必要条件 ホストのサポート対象 OS バージョン VM ゲストのサポート対象 OS ハードウェアの必要条件 SLES 11 SP2 x86_64 SLES 11 SP2 完全な仮想化が有効にされている CPU VCS(Veritas Cluster Server) の仮想マシン (VM) ゲストの管理方法 VCS の VM ゲストの管理方法の概要を示します VCS がインストールされている複数の物理コンピュータはクラスタを形成する VCS のインストールについて詳しくは Veritas Cluster Server インストールガイド を参照してください VM ゲストを作成するために クラスタのすべてのノードでの CPU とメモリのリソースが使用可能にされる VM ゲストを管理するために VCS がすべてのホストでインストールされる 任意の 1 つのホストにある VM ゲストでオペレーティングシステムがインストールされる メモ : VM ゲストをイメージファイルまたは共有 RAW ディスク ( ディスク名がすべての物理ホストにわたって永続的である場合 ) で作成できます VM ゲストが VCS の Guest リソースとして設定される VM ゲストの作成および設定方法について詳しくは RHEL(Red Hat Enterprise Linux) または SLES(SUSE Linux Enterprise Server) のマニュアルの インストール セクションを参照してください 物理マシンに VM ゲストを設定する際は (PM-PM) 次の条件が適用されます すべての VCS クラスタノードにアクセス可能な共有ストレージでオペレーティングシステムがインストールされている 1 つのノードで VM ゲストを設定する必要があります 仮想マシンが複数のクラスタノードにわたってフェールオーバーできるように イメージファイルが共有ストレージに存在することを確認します 最初の VM ゲストは 標準インストール手順を使って設定できます p.54 の ゲストへのストレージソリューションのインストールと設定 を参照してください

61 第 5 章基本 のスタートガイドアプリケーション可用性を実現するための ApplicationHA のインストールと設定 61 多くのアプリケーションを管理する VCS と同梱されているのが 付属エージェントです Guest エージェントが含まれ ゲストを管理して ゲストに高可用性を提供するために使うことができます Guest エージェントの属性 リソース依存関係 エージェント関数について詳しくは Veritas Cluster Server 付属エージェントリファレンスガイド を参照してください アプリケーション可用性を実現するための ApplicationHA のインストールと設定 をインストールした後で Symantec ApplicationHA を使って仮想ゲスト環境をセットアップするには 次の手順を実行します ApplicationHA をインストールします ApplicationHA を設定します インストールの詳細 : Symantec ApplicationHA インストールガイド p.62 の その他のマニュアル を参照してください 上記の手順は次のゲスト設定に適用されます ゲスト仮想マシンの ApplicationHA ホストと ゲスト仮想マシンの ApplicationHA の VCS 図 5-11 ゲスト仮想マシンの ApplicationHA ApplicationHA ApplicationHA host RHEL/SLES Physical server

62 62 第 5 章基本 のスタートガイドその他のマニュアル 図 5-12 ホストと ゲスト仮想マシンの ApplicationHA の VCS ApplicationHA ApplicationHA ApplicationHA ApplicationHA host VCS VCS host RHEL/SLES Physical server RHEL/SLES Physical server その他のマニュアル Red Hat のマニュアル : RHEL: ホワイトペーパー : オープンソースプロジェクトサイト : SLES の場合 : SLES: シマンテック製品のインストールと設定情報 : Veritas Dynamic Multi-Pathing インストールガイド Veritas Storage Foundation インストールガイド Veritas Storage Foundation High Availability インストールガイド Veritas Storage Foundation for Cluster Server High Availability インストールガイド Veritas Cluster Server High Availability インストールガイド Veritas Cluster Server 付属エージェントリファレンスガイド Symantec ApplicationHA インストールガイド

63 第 5 章基本 のスタートガイドその他のマニュアル 63 シマンテック製品ガイドの検索 : Symantec Operations Readiness Tools: Storage Foundation DocCentral サイト :

64 64 第 5 章基本 のスタートガイドその他のマニュアル

65 6 リソースの設定 この章では以下の項目について説明しています リソースについて ストレージの設定 ネットワークの設定 リソースについて ストレージの設定 と SFHA 製品をインストールして仮想マシンを作成したら 環境を最適化するために リソースを設定できます 設定プロセスは 設定する SFHA ソリューションによって異なります ゲストまたはホストで Veritas Dynamic Multi-Pathing(DMP) Veritas Storage Foundation(SF) Veritas Storage Foundation HA(SFHA) または Veritas Storage Foundation Cluster File System HA(SFCFSHA) を使用している場合 可視性と管理上の使いやすさを実現するようにストレージを最適化できます p.65 の ストレージの設定 を参照してください ゲストまたはホストで Veritas Cluster Server(VCS) Veritas Storage Foundation HA(SFHA) または Veritas Storage Foundation Cluster File System HA (SFCFSHA) を使用している場合 リソースの可用性を高くするようにネットワークを最適化できます p.71 の ネットワークの設定 を参照してください Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions は ゲストソリューションまたはホストソリューションを使っているかどうかにかかわらず ストレージをより効率的にマップして管理することを可能にします

66 66 第 6 章 リソースの設定ストレージの設定 環境での一貫したストレージマッピング 環境でストレージを管理する場合 一貫したマッピングが必要とされます 準仮想化 VirtIO ドライバまたは完全仮想化 IDE エミュレーションを使ってゲストに提示されたストレージは ホストからゲストにマップされる必要があります Linux で使用されるデバイス命名は揮発性であるため ホストからゲストにストレージをマップする際には注意が必要です Linux の場合 デバイス名はシステムが再ブートされると変更できる列挙順序に基づいています 一貫したマッピングは 次によって実現できます DMP メタデバイス デバイス ID を使ったデバイスのマッピング パスを使ったデバイスのマッピング ボリュームを使ったデバイスのマッピング Linux の udev デバイスシンボリックリンク ゲストにストレージをマップする際にディスクラベルは使わないでください ディスクラベルはゲストによる変更が可能であるため 保証されません クラスタ化環境では アクティブ / パッシブ DMP デバイスをゲストに直接マップできません ゲストへのデバイスのマッピング virsh attach-device を使って非永続的なマッピングを作成できます 非永続的なマッピングは virsh dumpxml domain に続けて virsh define domain を使い ゲストを再定義することによって永続的にすることができます また 仮想マシンを再ブートすると 非永続的なマッピングが失われて 代わりに永続的なマッピングが作成されます 永続的なマッピングは virt-manager を使うか または virsh edit <domain> を使ってゲストの XML 設定を変更することにより ホストで作成できます 次の例では virsh attach-disk を使っています DMP メタデバイスのマッピング 一貫したマッピングは DMP の 永続的な命名 機能を使ってホストからゲストへと実現できます ホストで DMP を実行すると 他にも実用的な利点があります マルチパスデバイスを単一のデバイスとしてエクスポートできます これによってマッピングの管理がさらに簡単になり デバイスの最大数 (VirtIO ドライバによって 32 台に制限されている ) への到達を遅らせることもできます

67 第 6 章 リソースの設定ストレージの設定 67 パスフェールオーバーをホストで効率的に管理でき プロアクティブにパスを監視するためにイベントソースデーモンを充分に活用できます Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions 製品がゲストにインストールされている場合 永続的な命名 機能によって ゲストからホストそしてアレイまでサポート対象デバイスの一貫した命名が可能になります ユーザー定義名 (UDN) 機能は DMP 仮想デバイスがカスタム割り当て名を持つことを許可します DMP メタデバイスをゲストにマップするには 次の手順を実行します 1 ゲストにデバイスをマップします この例では DMP デバイス xiv0_8614 は _1 にマップされます # virsh attach-disk _1 /dev/vx/dmp/xiv0_8614 vdb 2 マッピングは ゲストを再定義することによって永続的にすることができます # virsh dumpxml _1 > /tmp/_1.xml # virsh define /tmp/_1.xml 複数の ホストにわたって一貫した命名 エンクロージャに基づく命名規則 (EBN) は シングルノードに対して永続的な命名を行いますが クラスタ内の複数のノードにわたる一貫した命名は保証されません DMP の ユーザー定義名 (UDN) 機能は 複数のホストにわたって永続的な名前と一貫した名前の両方が DMP デバイスに提供されることを許可します ユーザー定義名を使うと エンクロージャとデバイスのシリアル番号を一意のデバイス名にマップするテンプレートファイルがホストで作成されます ユーザー定義名は手動で選択できるため マッピングの管理がさらに簡単になります

68 68 第 6 章 リソースの設定ストレージの設定 複数のホストにわたって一貫した命名を行うには 次の手順を実行します 1 ユーザー定義名のテンプレートファイルを作成します # /etc/vx/bin/vxgetdmpnames enclosure=3pardata0 > /tmp/user_defined_names # cat /tmp/user_defined_names enclosure vendor=3pardat product=vv serial=1628 name=3pardata0 dmpnode serial=2ac c name=3pardata0_1 dmpnode serial=2ac c name=3pardata0_2 dmpnode serial=2ac c name=3pardata0_3 dmpnode serial=2ac c name=3pardata0_4 2 必要な場合は デバイスの名前を変更します この例では マップ先のゲストの名前を使って DMP デバイスに名前が付けられます # cat /dmp/user_defined_names enclosure vendor=3pardat product=vv serial=1628 name=3pardata0 dmpnode serial=2ac c name=1_1 dmpnode serial=2ac c name=1_2 dmpnode serial=2ac c name=2_1 dmpnode serial=2ac c name=2_2 3 user-defined-names をこのノードと他のすべてのホストに適用します # vxddladm assign names file=/tmp/user_defined_names =========================================================================== 4 ユーザー定義名が適用されたことを確認します # vxdmpadm getdmpnode enclosure=3pardata0 NAME STATE ENCLR-TYPE PATHS ENBL DSBL ENCLR-NAME _1_1 ENABLED 3PARDATA pardata0 _1_2 ENABLED 3PARDATA pardata0 _2_1 ENABLED 3PARDATA pardata0 _2_2 ENABLED 3PARDATA pardata0 パスを使ったデバイスのマッピング マッピングは デバイス ID を使って実現できます (/dev/disk/by-path/) これらのリンクはパスの永続的なプロパティを使います ファイバーチャネルデバイスの場合 シンボリックリンク名は バス識別子 ターゲットの WWN LUN 識別子で順に構成されます デバイスには そのデバイスへの各パスに対して 1 つのエントリが含まれます マルチパスがゲストで実行される環境では デバイスの各パスに対して 1 つのマッピングを作成します

69 第 6 章 リソースの設定ストレージの設定 69 次の例では デバイス sdd へのパスは両方とも _3 にマップされます ゲストにパスをマップするには 次の手順を実行します 1 ゲストにマップするデバイスを識別します デバイス ID を入手します # udevadm info -q symlink --name sdd cut -d -f 3 disk/by-id/scsi cd マルチパス環境では デバイス ID を使用して デバイスへのすべてのパスを検索できます # udevadm info --export-db grep disk/by-id/scsi cd cut -d -f 4 /dev/disk/by-path/pci-0000:0b:00.0-fc-0x :0x /dev/disk/by-path/pci-0000:0c:00.0-fc-0x :0x デバイスのパスを使用して パスを使っているゲストにデバイスをマップします # virsh attach-disk _3 /dev/disk/by-path/pci-0000:0b:00.0-fc-0x :0x vdb Disk attached successfully # virsh attach-disk _3 /dev/disk/by-path/pci-0000:0c:00.0-fc-0x :0x vdc Disk attached successfully 3 ゲストを再定義して マップを永続的にします # virsh dumpxml _3 > /tmp/_3.xml # virsh define /tmp/_3.xml ボリュームを使ったデバイスのマッピング Veritas Volume Manager ボリューム (VXVM ボリューム ) を使用することで マッピングを実現できます ゲストへの VxVM ボリュームのマッピングに関する詳細情報 : p.103 の 簡素化した管理 を参照してください デバイスのサイズ変更 RHEL(Red Hat Linux Enterprise)6.1 は VirtIO デバイスのオンラインでのディスクサイズ変更をサポートしません VirtIO デバイスのサイズ変更を行うには ゲストを完全にシャットダウンして再起動する必要があります ブロックデバイスのオンラインでのサイズ変更は RHEL 6.2 の評価版でサポートされます

70 70 第 6 章 リソースの設定ストレージの設定 デバイスをサイズ変更するには 次のいずれかの方法を使用できます デバイスを拡大するには 次の手順を実行します 1 ストレージを増加します ストレージデバイスが VxVM ボリュームである場合 ボリュームをサイズ変更します ストレージデバイスがストレージアレイ LUN である場合 アレイのデバイスをサイズ変更します 2 ホストのディスクデバイスのサイズを更新します ストレージデバイスを使ってすべての仮想マシンを停止します デバイスがストレージアレイ LUN である場合 blockdev --rereadpt <device> を発行し デバイスのサイズを更新します 仮想マシンを再起動します 3 ゲストのストレージデバイスのサイズを更新します VxVM がゲストのストレージを管理している場合は vxdisk resize を使用し ます VxVM がゲストのストレージを管理していない場合は 個別のマニュアルを参照してください デバイスを縮小するには 1 ゲストのディスクデバイスのサイズを更新します VxVM がゲストのストレージを管理している場合 必要に応じて まず vxresize ユーティリティを使用してデバイスを使っているファイルシステムとボリュームを縮小します vxdisk resize access_name length=new_size コマンドを使用して デバイスのパブリックリージョンのサイズを更新します VxVM がゲストのストレージを管理していない場合は 個別のマニュアルを参照してください 2 ゲストのストレージを縮小します デバイスが VxVM ボリュームである場合は vxassist ユーティリティを使用してボリュームを縮小します デバイスがストレージアレイ LUN である場合は ストレージアレイのデバイスを縮小します 3 ホストのディスクデバイスのサイズを更新します デバイスを使用しているゲストを停止します

71 第 6 章 リソースの設定ネットワークの設定 71 デバイスがストレージアレイ LUN である場合は blockdev --rereadpt device コマンドを使用します 4 ゲストを起動します ネットワークの設定 Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions 製品を使用して ネットワークを設定できます アプリケーションのフェールオーバー 仮想マシンの可用性 ブリッジネットワークの設定 ブリッジネットワークの設定は 2 段階で実行できます ホストネットワークの設定 ゲストネットワークの設定 ホストネットワークの設定 libvirtd サービスは NAT されたプライベートネットワークであるデフォルトのブリッジ virbr0 を作成します libvirtd サービスはネットワークに対して virbr0 を使うゲストにネットワーク からプライベート IP を割り当てます ゲストがホストコンピュータのパブリックネットワークを通して通信する必要がある場合は ブリッジを設定する必要があります このブリッジは 次の手順を使って作成できます 1. 他のすべてのインターフェース設定ファイルが存在する場所 /etc/sysconfig/network-scripts/ に ifcfg-br0 という名前の新しいインターフェースファイルを作成します このファイルの内容は 次のとおりです DEVICE=br0 Type=Bridge BOOTPROTO=dhcp ONBOOT=yes 2. 次のコマンドを使ってブリッジに物理インターフェースを追加します # brctl addif eth0 br0 このコマンドは 前の手順で作成した br0 ブリッジとゲストが共有する物理インターフェースを追加します 3. brctl show コマンドを使って eth0 が br0 ブリッジに追加されたことを確認します

72 72 第 6 章 リソースの設定ネットワークの設定 # brctl show 出力は次のようになります bridge name bridge id STP enabled interfaces virbr yes br b97ec863 yes eth0 4. eth0 ネットワーク設定は 変更する必要があります ifcfg-eth0 スクリプトはすでに存在します 5. 設定ファイルの内容が次の例のようになるように ファイルを編集して行 BRIDGE=br0 を追加します DEVICE=eth0 BRIDGE=br0 BOOTPROTO=none HWADDR=00:19:b9:7e:c8:63 ONBOOT=yes TYPE=Ethernet USERCTL=no IPV6INIT=no PEERDNS=yes NM_CONTROLLED=no 6. すべてのネットワーク設定変更を有効にするために ネットワークサービスを再起動します ゲストネットワークの設定 ゲストネットワークの設定手順について詳しくは 仮想化関連の Linux マニュアルを参照してください 複数の物理コンピュータ (PM-PM) にわたる VCS クラスタのネットワーク設定 ホストのネットワーク設定とストレージは VCS クラスタ設定に類似しています 設定について詳しくは Veritas Cluster Server インストールガイド を参照してください ただし VM ゲストが設定される物理ホストの間でプライベートリンクと共有ストレージを設定する必要があります

73 第 6 章 リソースの設定ネットワークの設定 73 図 6-1 パブリックネットワーク eth3 物理 eth0 コンピュータ eth0 物理 eth3 コンピュータ eth1 ハートビート eth1 Br0 VCS eth2 ハートビート eth2 VCS Br0 em1 em1 仮想マシン 仮想マシン 標準ブリッジの設定 標準ブリッジの設定はブリッジネットワークの汎用ネットワーク設定です

74 74 第 6 章 リソースの設定ネットワークの設定 図 6-2 標準ブリッジの設定 パブリックネットワーク eth0 virbr0 eth1 virbr0 は hypervisor libvirtd によってデフォルトで作成 Br0 された NAT ネットワークインターフェイスです eth0 eth1 仮想マシン 物理コンピュータ 標準ブリッジ VM-VM クラスタのネットワーク設定 仮想マシン間の VCS クラスタを管理するためには クラスタのネットワークとストレージを設定する必要があります ネットワークとストレージの設定のセットアップ詳細は以降のセクションで説明されます 図 6-3 に 2 つの異なるホストで動作している 2 つの VM ゲスト間のクラスタセットアップを示します

75 第 6 章 リソースの設定ネットワークの設定 75 図 6-3 VM-VM クラスタのネットワーク設定 p.71 の ブリッジネットワークの設定 を参照してください

76 76 第 6 章 リソースの設定ネットワークの設定

77 3 RedHat Enterprise Virtualization 環境の実装 第 7 章 RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) のスタートガイド 第 8 章仮想マシンを管理する VCS の設定

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79 7 RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) のスタートガイド この章では以下の項目について説明しています Veritas Cluster Server での RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) の設定について 制限事項とサポートされない 機能 仮想マシンの設定 その他のマニュアル Veritas Cluster Server での RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) の設定について RHEV を設定する前に 計画した設定が Veritas Cluster Server のシステム必要条件 ライセンス インストールに関する他の注意事項に準拠していることを確認します ライセンス : Linux 仮想化環境 ( および RHEV) で Veritas Cluster Server を実行するお客様には ライセンスを受けたサーバーまたは CPU ごとに無制限の数のゲストを使う権利が付与されます Red Hat システムの必要条件 : RHEL(Red Hat Enterprise Linux) および RHEV の最新の必要条件については Red Hat のマニュアルを参照してください シマンテック製品必要条件 : p.80 の表 7-1 を参照してください

80 80 第 7 章 RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) のスタートガイド制限事項とサポートされない 機能 リリースノート : 各 Veritas 製品には システム必要条件やサポート対象ソフトウェアの更新など 各製品についての最新情報と重要な詳細が含まれています 製品のインストールを開始する前に リリースノートで最新情報を確認してください 製品のマニュアルは次の場所の Web で利用可能です 表 7-1 ソフトウェア シマンテック製品必要条件 Veritas Cluster Server 仮想マシンの監視とフェールオーバーに使用 サポートされるハードウェアの最新情報については 次の URL を参照してください 表 7-2 VCS バージョン サポート対象設定の VCS システムの必要条件 ホストのサポート対象 OS バージョン VM ゲストのサポート対象 OS ハードウェアの必要条件 Red Hat Enterprise Linux 6.2 RHEL 5 および RHEL 6 完全な仮想化が有効にされている CPU p.62 の その他のマニュアル を参照してください 制限事項とサポートされない 機能 VCS の制限事項と既知の問題について詳しくは VCS Release Notes for Linux を参照してください RHEV に関する制限事項については Red Hat Enterprise Virtualization のリリースノート参照してください 仮想マシンの設定 以下は 仮想マシンを設定するために必要な手順の概要です 手順について詳しくは Red Hat Enterprise Linux 仮想化ガイド を参照してください 1. クラスタのすべてのノードで仮想マシンを作成するために CPU とメモリのリソースが使用可能であることを 仮想マシンを作成する前に確認します 2. 必要な RHEV パッケージがホストでインストールされていることを確認します

81 第 7 章 RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) のスタートガイドその他のマニュアル 仮想マシンが作成されるホストでサービス RHEV が実行していることを確認します ホストに仮想マシンを作成する前に RHEV-M のホストが起動状態であることを確認します 4. 仮想マシンを作成します その他のマニュアル 5. 仮想マシンにオペレーティングシステムをインストールします p.74 の VM-VM クラスタのネットワーク設定 を参照してください Red Hat のマニュアル : RHEL: RHEV: シマンテック製品のインストールと設定情報 : Veritas Dynamic Multi-Pathing インストールガイド Veritas Storage Foundation インストールガイド Veritas Storage Foundation High Availability インストールガイド Veritas Storage Foundation for Cluster Server High Availability インストールガイド Veritas Cluster Server High Availability インストールガイド Veritas Cluster Server 付属エージェントリファレンスガイド Symantec ApplicationHA インストールガイド シマンテック製品ガイドの検索 : Symantec Operations Readiness Tools: Storage Foundation DocCentral サイト :

82 82 第 7 章 RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) のスタートガイドその他のマニュアル

83 8 仮想マシンを管理する VCS の設定 この章では以下の項目について説明しています 仮想マシンとアプリケーション可用性を実現するための Veritas Cluster Server のインストールと設定 REST API Guest エージェント RHEV 環境の検証 RHEV 環境のリソースの設定 複数の Guest リソースの設定 仮想マシンとアプリケーション可用性を実現するための Veritas Cluster Server のインストールと設定 RHEV(Red Hat Enterprize Virtualization) の設定後に VCS(Veritas Cluster Server) で仮想ゲスト環境を設定するには VCS をインストールします VCS を設定します VCS による仮想マシンの管理方法 以下は VCS が仮想マシンをどのように管理するかについての概要です

84 84 第 8 章仮想マシンを管理する VCS の設定 REST API 1. VCS がインストールされている複数の物理コンピュータはクラスタを形成する VCS のインストールについて詳しくは Veritas Cluster Server インストールガイド を参照してください 2. 仮想マシンをホストするために クラスタのすべてのノードでの CPU とメモリのリソースが使用可能になる 3. 仮想マシンを管理するために VCS がすべてのホストにインストールされる 4. 任意の 1 つのホストにある仮想マシンにオペレーティングシステムがインストールされる 5. 仮想マシンが VCS の Guest リソースとして設定される REST API REST(Representational State Transfer) 設計アーキテクチャは 特定のサービスのリソースとその表現に焦点を合わせています REST API は ソフトウェアの開発者および管理者が Red Hat Enterprise Virtualization 環境の機能を カスタムスクリプトまたは HTTP によって API にアクセスする外部アプリケーションと統合するのに役立ちます REST API を使用して RHEV 環境の仮想マシンを管理するための前提条件は次のとおりです REST API を含む Red Hat Enterprise Virtualization Manager 3.0 のネットワークインストール REST API から HTTP 要求を開始し 受信するクライアントまたはプログラミングライブラリ Guest エージェント Guest エージェントは VCS による ゲスト ( 環境または RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) 環境の仮想マシン ) の監視を可能にします エージェントは仮想マシンのオンライン化およびオフライン化を行います Guest エージェントでは virsh コマンドを使用して 環境および REST(Representational State Transfer)API を管理し RHEV 環境の仮想マシンを管理します Guest エージェントのエージェント関数 メモ : Guest エージェントは オープンソース 環境と RHEV 環境の両方で動作します ここでは RHEV 環境での動作について説明します オープンソース 環境での Guest エージェントの動作について詳しくは Veritas Cluster Server 付属エージェントリファレンスガイド を参照してください

85 第 8 章仮想マシンを管理する VCS の設定 Guest エージェント 85 Guest エージェントは REST API を使って仮想マシンの状態を判断します このエージェントは仮想マシンの状態に基づいてリソースの状態を判断します 次の表に 仮想マシンの状態と 対応する VCS リソースの状態の一覧を示します 表 8-1 仮想マシンの状態 wait_for_launch powering_up up powering_down paused down saving_state suspended restoring_state migrating reboot_in_progress image_locked unknown VCS リソースの状態 ONLINE ONLINE ONLINE ONLINE ONLINE OFFLINE INTENTIONAL OFFLINE INTENTIONAL OFFLINE ONLINE INTENTIONAL OFFLINE INTENTIONAL OFFLINE UNKNOWN UNKNOWN リソースの信頼度 Guest エージェントはリソースタイプ通知とエージェント実行ファイルで構成されています エージェント実行ファイルは online 関数 offline 関数 monitor 関数 および clean 関数で構成されています Monitor Monitor 関数は次のタスクを実行します RHEVMInfo 属性で指定された RHEV クラスタとホストを検証します VCS が動作しているホストが RHEV-M に設定されていることを検証します ホストが RHEVMInfo 属性によって指定された設定済みの RHEV クラスタの一部であることを検証します 検証が失敗すると Guest エージェントはリソースの状態を UNKNOWN としてレポートします

86 86 第 8 章仮想マシンを管理する VCS の設定 Guest エージェント RHEV-M のホストの状態を検証し その状態が up または preparing_for_maintenance 以外の場合は エージェントがリソースの状態を UNKNOWN としてレポートします ホストの状態が preparing_for_maintenance の場合 エージェントは仮想マシンの状態に基づいてリソースの状態をレポートします ホストが maintenance 状態に移行すると エージェントはリソースの状態を UNKNOWN としてレポートします 仮想マシンの状態を判断し 対応するリソースの状態をレポートします Online Online 関数は REST API を使って仮想マシンを開始します Offline Offline 関数は 仮想マシンが up であることを検証し 次に仮想マシンの段階的な終了を開始します シャットダウンの開始後 エージェントは仮想マシンが完全に終了するまで 特定の時間待機します DelayAfterGuestOffline 属性を使って この待機時間を指定できます Clean Clean 関数は次のアクションを実行します 仮想マシンが up 状態であること検証します そうでない場合 エージェントはアクションを実行しません 仮想マシンが up 状態の場合 エージェントは段階的な終了の開始を試み 仮想マシンが完全にオフラインになるまで待機します DelayAfterGuestOffline 属性を使って この待機時間を設定できます 段階的な終了が失敗すると エージェントは仮想マシンを強制的に停止します Guest エージェントの状態の定義 Guest エージェントは 次のリソースの状態を認識します 表 8-2 リソースの状態 ONLINE OFFLINE FAULTED 説明 ゲスト仮想マシンが実行中であることを示します ゲスト仮想マシンが停止したことを示します ゲスト仮想マシンの起動に失敗したか または予想外に停止したことを示します

87 第 8 章仮想マシンを管理する VCS の設定 Guest エージェント 87 リソースの状態 UNKNOWN INTENTIONAL OFFLINE 説明 設定に問題があるか またはリソース監視機能に問題があることを示します 仮想マシンが別の物理ホストに移行されたか または仮想マシンが管理者によって意図的に一時停止されたかのいずれかを示します Guest エージェントのリソースタイプ定義 環境または RHEV 環境の仮想マシンを監視する Veritas Cluster Server エージェントは Guest のタイプとして表されます type Guest ( ) static int IntentionalOffline = 1 static keylist SupportedActions = { "migrated", "vmconfigsync" static keylist RegList = { "GuestName", "DelayAfterGuestOnline", "D static str ArgList[] = { GuestName, DelayAfterGuestOnline, DelayAft str CEInfo{} = { Enabled=0, CESystem=NONE, FaultOnHBLoss=1 } str RHEVMInfo{} = { Enabled=0, URL=NONE, User=NONE, Password=NONE, str GuestName int DelayAfterGuestOnline = 5 int DelayAfterGuestOffline = 30 str SyncDir str GuestConfigFilePath boolean ResyncVMCfg = 0 Guest エージェントの新しい属性 Red Hat Enterprise Virtualization 環境をサポートする Guest 属性の構成に次の新しい属性が追加されました

88 88 第 8 章仮想マシンを管理する VCS の設定 RHEV 環境の検証 属性 RHEVMInfo 説明 RHEV 環境について次の情報を指定します 有効 : 仮想化環境を 環境と RHEV(Red Hat Entprise Virtualization) 環境のいずれかに指定します 0 は 環境を示します 1 は RHEV 環境を示します デフォルト値は 0 です URL: Guest エージェントが REST API 通信に使うことができる RHEV-M URL を指定します API はセキュリティで保護されたポート (SSL) とのみ通信できます 例 : ユーザー : エージェントが REST API 通信に必要な RHEV-M ユーザー名を指定します パスワード : RHEVM ユーザープロファイルと関連付けられる暗号化パスワードを指定します パスワードは vcsencrypt コマンドで暗号化される必要があります クラスタ : VCS のホストが属する RHEV-M クラスタの名前を指定します メモ : Guest エージェントに関連付けられている他の属性について詳しくは Veritas Cluster Server 付属エージェントリファレンスガイド を参照してください RHEV 環境の検証 Guest エージェントは 独立型ユーティリティ havirtverify を使って仮想化環境を検証します エージェントはこのユーティリティを open エントリポイントと attr_changed エントリポイントで呼び出します ユーティリティは設定に基づいてリソースに設定された仮想化環境を検証します RHEV の場合 ユーティリティは 設定された URL とユーザー信用証明を検証します 設定された仮想マシンの RHEV HA が無効かどうか確認します の場合 ユーティリティは libvirtd が動作しているかどうかを確認します 検証がパスすると エージェントはリソースの監視を開始できます 特定のリソースに対して検証が失敗すると 状態が UNKNOWN としてレポートされます この検証はまた RHEVMInfo 属性と GuestName 属性のいずれかの値が変更されることによってトリガされます このユーティリティを手動で実行して環境を検証することもできます

89 第 8 章仮想マシンを管理する VCS の設定 RHEV 環境のリソースの設定 89 ユーティリティを実行して RHEV 環境を検証するには 以下を実行します /opt/vrtsvcs/bin/guest/havirtverify resource_name このユーティリティのすべてのログメッセージはエンジンログファイルに保存されます RHEV 環境のリソースの設定 RHEV 環境のリソースを設定する前に 次が必要になります VCS(Veritas Cluster Server) での監視を設定する仮想マシンの RHEV-HA が無効であること確認します 仮想マシンを特定のホストで動作するように設定する場合は 仮想マシンのイメージが VCS クラスタのすべてのホストで利用可能である必要があります REST API 通信が可能になるようにファイアウォール設定を設定します Guest リソースを設定するには 1 仮想化環境を検証します 2 VCS が管理する必要がある仮想マシンの名前を GuestName 属性の値として指定します 3 DelayAfterGuestOnline 属性と DelayAfterGuestOffline 属性を設定します メモ : DelayAfterGuestOnline のデフォルト値は 5 で DelayAfterGuestOffline のデフォルト値は 30 です

90 90 第 8 章仮想マシンを管理する VCS の設定複数の Guest リソースの設定 4 RHEV-M URL 有効な RHEV-M ユーザー ( 名 ) パスワードを検証します 5 RHEVMInfo 属性を設定するには 各キーに適切な値を指定します 次の表に 各キーと関連する手順の一覧を示します キー有効 URL ユーザーパスワードクラスタ 手順 値を 1 に設定します RHEV-M URL を指定します 有効なユーザー名を指定します RHEVM ユーザープロファイルと関連付けられる暗号化パスワードを指定します メモ : 暗号化パスワードを生成するには # /opt/vrtsvcs/bin/vcsencrypt -vcs plain_text_password コマンドを実行します RHEV-M クラスタの名前を指定します 複数の Guest リソースの設定 e に基づくようにするには 入力を提供するための Dev/Mahendra

91 4 Linux 仮想化実装の使用例 第 9 章サーバー統合 第 10 章物理から仮想への移行 第 11 章簡素化した管理 第 12 章アプリケーションの可用性 第 13 章仮想マシンの可用性 第 14 章ライブ移行を使った仮想マシンの可用性 第 15 章 Red Hat Enterprise Virtualization 環境での仮想から仮想へのクラスタ化 第 16 章 Microsoft Hyper-V 環境での仮想から仮想へのクラスタ化 第 17 章 OVM(Oracle Virtual Machine) 環境での仮想から仮想へのクラスタ化

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93 9 サーバー統合 この章では以下の項目について説明しています サーバー統合 単純な作業負荷に対するサーバー統合の実装 サーバー統合 Storage Foundation and High Availability Solutions 製品は 様々な組み合わせで使用できます リストの設定は 各使用例の目的を達成するために必要な最低要件です p.36 の Storage Foundation and High Availability Solutions によってサポートされる 環境の使用例 を参照してください サーバー統合は仮想マシンを物理サーバーとして実行することを可能にし より高いサーバー使用率を実現するために複数のアプリケーションとそれらの作業負荷を単一サーバーに組み合わせます

94 94 第 9 章サーバー統合単純な作業負荷に対するサーバー統合の実装 図 9-1 サーバー統合 App 1 App 2 App 3 Physical server Physical server Physical server App 1 App 2 App 3 host RHEL/SLES Physical server サーバー統合の使用例は次の Linux 仮想化技術でサポートされます RHEL(Red Hat Enterprise Linux) SUSE Linux 単純な作業負荷に対するサーバー統合の実装 Storage Foundation HA の単一サーバーを使用するこのソリューションでは ゲストへの作業負荷の移行を説明します

95 第 9 章サーバー統合単純な作業負荷に対するサーバー統合の実装 95 図 9-2 単純な作業負荷に対するサーバー統合 SFHA App SFHA App RHEL/SLES Physical server DMP host RHEL/SLES Physical server 単純な作業負荷に対してサーバー統合を実装するには 次の手順を実行します 1 仮想マシンに SFHA をインストールします p.54 の ゲストへのストレージソリューションのインストールと設定 を参照してください 2 アレイからホストにストレージをマップします 3 アレイからゲストにストレージをマップします p.66 の ゲストへのデバイスのマッピング を参照してください 4 ゲストに移動して ディスクグループがインポート可能であることを確認します

96 96 第 9 章サーバー統合単純な作業負荷に対するサーバー統合の実装

97 10 物理から仮想への移行 この章では以下の項目について説明しています 物理から仮想への移行 物理から仮想への移行 (P2V) を実装する方法 物理から仮想への移行 物理サーバーから仮想マシンへのデータの移行は困難な場合があります 物理環境から仮想環境への困難なデータ移行が Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions 製品によって簡単で安全になります Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions では 管理者が同じストレージまたはテスト移行用のストレージのコピーを仮想環境に割り当て直すのみであり 移動元から移動先にデータをコピーする必要はまったくありません SF(Storage Foundation) SFHA(Storage Foundation HA) または SFCFS HA(Storage Foundation Cluster File System High Availability) を使用したデータ移行は 中央の 1 つの場所 つまり Storage Foundation 管理ホストによって利用されるアレイからすべてのストレージを移行する方法で実行できます 物理から仮想への移行 (P2V) では 物理サーバーから仮想化ゲストにデータを移行する必要があります LUN は 最初にホストへと物理的に接続された後 ホストからのゲストへと でマップされます ホストに SF SFHA または SFCFS HA がない場合は ゲストへのマッピングがあるストレージデバイスを識別する必要があります ホストに SF SFHA または SFCFS HA を置くと マップ対象のストレージデバイスを迅速で確実に識別できます ホストで DMP を実行している場合は DMP デバイスを直接マップできます Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions 製品は 別の方法では面倒で時間のかかるプロセスに管理性と操作性を追加します 物理から仮想への移行の使用例は次の Linux 仮想化技術でサポートされます RHEL(Red Hat Enterprise Linux)

98 98 第 10 章物理から仮想への移行物理から仮想への移行 (P2V) を実装する方法 SUSE Linux 物理から仮想への移行 (P2V) を実装する方法 物理サーバーから仮想化ゲストにデータを移行すると LUN は 最初にホストへと物理的に接続された後 ホストからのゲストへと でマップされます この使用事例はサーバー統合の場合に非常に類似しており 手順はほとんど同じです 物理から仮想への移行は サーバー統合を実現するために使うプロセスです この使用例では ゲストの ホストと Veritas Storage Foundation に Veritas Storage Foundation HA または Veritas Storage Foundation Cluster File System HA が必要です セットアップ情報 : p.56 の ホストでのストレージソリューションのインストールと設定 を参照してください p.54 の ゲストへのストレージソリューションのインストールと設定 を参照してください 2 つのオプションがあります SFHA Solutions 製品が物理サーバーと仮想ホストの両方でインストールされている場合 マッピングが必要な LUN の識別は簡単です LUN を仮想ホストに接続したら ディスクグループ内でマッピングが必要なデバイスを識別するために vxdisk -o alldgs list を使うことができます Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions (SFHA Solutions) 製品が仮想ホストでインストールされておらず 物理サーバーが Linux システムの場合 マッピングが必要なデバイスは 物理サーバーのデバイス ID を使って識別できます ホストとゲストに Storage Foundation がある場合に物理から仮想への移行 (P2V) を実装するには 次の手順を実行します 1 マッピングが必要なデバイスの Linux デバイス ID を見つけます # vxdg list diskgroup 2 ディスクグループの各ディスクに対して 次のコマンドを実行します # vxdmpadm getsubpaths dmpnodename=device # ls -al /dev/disk/by-id/* grep subpath Storage Foundation がホストにインストールされていない場合は 物理サーバーを廃止する前に デバイスのシリアル番号を使用して マップを必要とする LUN を識別します LUN は永続的な by-path デバイスリンクを使用しているゲストにマップできます

99 第 10 章物理から仮想への移行物理から仮想への移行 (P2V) を実装する方法 99 Storage Foundation がホストにインストールされていない場合に物理から仮想への移行 (P2V) を実装するには 次の手順を実行します 1 物理サーバーで ホストにマップする必要のある LUN を識別します ディスクおよび関連付けられたディスクグループのリストを収集します # vxdisk -o alldgs list DEVICE TYPE DISK GROUP STATUS disk_1 auto:none - - online invalid sda auto:none - - online invalid 3pardata0_2 auto:cdsdisk disk01 data_dg online 3pardata0_3 auto:cdsdisk disk02 data_dg online ディスクとディスクシリアル番号のリストを収集します # vxdisk -p -x LUN_SERIAL_NO list DEVICE LUN_SERIAL_NO disk_1 3JA9PB27 sda 0010B9FF111B5205 3pardata0_2 2AC C 3pardata0_3 2AC C 2 物理コンピュータのディスクグループをデポートします

100 100 第 10 章物理から仮想への移行物理から仮想への移行 (P2V) を実装する方法 3 仮想化ホストに LUN をマップします 仮想化ホストで シリアル番号を使用して ディスクグループの一部を構成していた LUN を識別します udev データベースを使用して マップされる必要のあるホストのデバイスを識別できます # udevadm info --export-db grep -v part grep -i DEVLINKS=.* d0.* cut -d -f 4 /dev/disk/by-path/pci-0000:0a:03.0-fc-0x ac00065c:0x /dev/disk/by-path/pci-0000:0a:03.1-fc-0x ac00065c:0x # udevadm info --export-db grep -v part grep -i DEVLINKS=.* d0.* cut -d -f 4 /dev/disk/by-path/pci-0000:0a:03.0-fc-0x ac00065c:0x /dev/disk/by-path/pci-0000:0a:03.1-fc-0x ac00065c:0x ゲストに LUN をマップします この例では複数のパスがあるため 4 つのすべてのパスに対する一貫性のあるデバイスマッピングを確保するように パス同期リンクを使用できます # virsh attach-disk 1 /dev/disk/by-path/pci-0000:0a:03.0-fc-0x ac00065c:0x vdb # virsh attach-disk 1 /dev/disk/by-path/pci-0000:0a:03.1-fc-0x ac00065c:0x vdc # virsh attach-disk 1 /dev/disk/by-path/pci-0000:0a:03.0-fc-0x ac00065c:0x vdd # virsh attach-disk 1 /dev/disk/by-path/pci-0000:0a:03.1-fc-0x ac00065c:0x vde 4 デバイスがゲストに正しくマップされることを確認します 設定変更は ゲストを再定義することによって永続的にすることができます # virsh dumpxml 1 > /tmp/1.xml # virsh define /tmp/1.xm 手順の例では ストレージをマップするため DMP デバイスを使用してディスクグループ data_dg は 1 にマップされます

101 第 10 章物理から仮想への移行物理から仮想への移行 (P2V) を実装する方法 101 ゲストとホストに Storage Foundation がある場合に物理から仮想への移行 (P2V) を実装するには 次の手順を実行します 1 仮想化ホストに LUN をマップします 2 仮想化ホストで マップを必要とするデバイスを識別します たとえば ディスクグループ data_dg のあるデバイスは 1 にマップされます # vxdisk -o alldgs list grep data_dg 3pardata0_1 auto:cdsdisk - (data_dg) online 3pardata0_2 auto:cdsdisk - (data_dg) online 3 ゲストにデバイスをマップします # virsh attach-disk 1 /dev/vx/dmp/3pardata0_1 vdb Disk attached successfully # virsh attach-disk 1 /dev/vx/dmp/3pardata0_2 vdc Disk attached successfully 4 ゲストで すべてのデバイスが正しくマップされることと ディスクグループが利用可能であることを確認します # vxdisk scandisks # vxdisk -o alldgs list grep data_dg 3pardata0_1 auto:cdsdisk - (data_dg) online 3pardata0_2 auto:cdsdisk - (data_dg) online 5 仮想化ホストでゲストを再定義して マップを永続的にします # virsh dumpxml 1 > /tmp/1.xml # virsh define /tmp/1.xml 新しい仮想マシンを設定する場合に Veritas Volume Manager ボリュームをブートデバイスとして使うには 次の手順を実行します 1 Linux の仮想化マニュアルが推奨する手順に従って VM ゲストをインストールしてブートします ブートデバイスに管理対象ストレージまたは既存ストレージを選択するように求められた場合は VxVM ストレージボリュームブロックデバイスへの絶対パスを使用します ( たとえば /dev/vx/dsk/boot_dg/bootdisk-vol) 2 virsh-install ユーティリティを使用する場合は --disk パラメータとともに VxVM ボリュームブロックデバイスへの絶対パスを入力します ( たとえば --disk path=/dev/vx/dsk/boot_dg/bootdisk-vol)

102 102 第 10 章物理から仮想への移行物理から仮想への移行 (P2V) を実装する方法

103 11 簡素化した管理 この章では以下の項目について説明しています 簡素化した管理 ゲスト仮想マシンのストレージのプロビジョニング ブートイメージの管理 簡素化した管理 オペレーティングシステムのホスティング方法にかかわらず 一貫して使えるストレージ管理ツールによって 管理にかかる時間が短縮され 環境の複雑さを緩和できます ゲストの Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions 製品は 非仮想環境と同じコマンドセット ストレージの名前空間 環境を提供します この使用例では ホストに Veritas Storage Foundation HA または Veritas Storage Foundation Cluster File System HA が必要です セットアップ情報 : p.56 の ホストでのストレージソリューションのインストールと設定 を参照してください 管理の簡素化の使用例は次の Linux 仮想化技術でサポートされます RHEL(Red Hat Enterprise Linux) SUSE Linux ゲスト仮想マシンのストレージのプロビジョニング ボリュームは VM ゲスト内でデータディスクまたはブートディスクとしてプロビジョニングできます データディスク : アレイ間でデータをミラー化する利点があります ブートディスク : アレイ間で移行する機能が提供されます

104 104 第 11 章簡素化した管理ゲスト仮想マシンのストレージのプロビジョニング 実行中のゲスト仮想マシンに対して VxVM ストレージボリュームをデータディスクとして追加するには 次の方法で行います Virt-Manager の使用 virsh コマンドラインの使用 Veritas Volume Manager ボリュームを VM ゲストのデータディスクにするプロビジョニング 次の手順では Veritas Volume Manager(VxVM) ボリュームを VM ゲストのデータディスク ( 仮想ディスク ) として使います サンプルホストは host1 VM ゲストは 1 です 各手順のプロンプトでは コマンドを実行するドメインを示しています Veritas Volume Manager ボリュームをデータディスクとしてプロビジョニングするには 1 いくつかのディスクを割り当てた VxVM ディスクグループ ( この例では mydatadg) を作成します host1# vxdg init mydatadg TagmaStore-USP0_29 TagmaStore-USP0_30 2 目的のレイアウトの VxVM ボリュームを作成します ( この例ではシンプルボリュームを作成 ) host1# vxassist -g mydatadg make datavol1 500m 3 ボリューム datavol1 を VM ゲストにマップします host1# virsh attach-disk 1/dev/vx/dsk/mydatadg/datavol1 vdb 4 マップを永続的にするには VM ゲストを再定義します host1# virsh dumpxml 1 > /tmp/1.xml host1# virsh define /tmp/1.xml 5 ゲストで OS インストールに推奨されるサイズの VxVM ボリュームを作成します この例では 次のコマンドを使って 16GB のボリュームを作成します host1# vxassist -g boot_dg make bootdisk-vol 16g 6 Linux マニュアルに記載された推奨する手順に従って VM ゲストをインストールしてブートします ブートデバイスに管理対象ストレージまたは既存ストレージを選択するように求められた場合は VxVM ストレージボリュームブロックデバイスへの絶対パスを使用します ( たとえば /dev/vx/dsk/boot_dg/bootdisk-vol)

105 第 11 章簡素化した管理ブートイメージの管理 105 Veritas Volume Manager ボリュームをゲスト仮想マシンのブートディスクにするプロビジョニング VM ゲストのブートディスクをプロビジョニングするには 次の手順に従います 以下の手順は Veritas Volume Manager(VxVM) ボリュームをブートディスクとして使えるようにする方法の概略です サンプルホストは host1 VM ゲストは 1 です 各手順のプロンプトでは コマンドを実行するドメインを示しています Veritas Volume Manager ボリュームをゲスト仮想マシンのブートディスクにするプロビジョニングを行うには 1 ホストで VxVM ボリュームを作成します Linux マニュアルが推奨しているサイズを使用します この例では 次のコマンドを使って 16GB のボリュームを作成します host1# vxassist -g boot_dg make bootdisk-vol 16g ブートイメージの管理 2 VM ゲストをインストールしてブートするための Linux の推奨手順に従い 仮想ディスクをブートディスクとして使用します データセンターではアプリケーション作業負荷に対するニーズが増加し続けているため 仮想環境を動的に作成することが必要条件になってきています これにより 仮想マシンを即座にプロビジョニングしてカスタマイズする機能が必要になります 作成される個々の仮想マシンは CPU メモリ ネットワーク I/O のリソースに関してプロビジョニングされる必要があります ゲスト仮想マシンの台数が物理ホストで増加するにつれて 自動的で領域最適化のためのプロビジョニング機構を持っていることがますます重要になります すべてのゲスト仮想マシンに同じオペレーティングシステム ( つまり ブートボリューム ) をインストールすると 領域節約を達成できます したがって 各ゲストに完全なブートボリュームを割り当てるのではなく 単一のブートボリュームを作成してその ゴールデンブートボリューム の領域最適化スナップショットを他の仮想マシンのブートイメージとして使えば十分です 必要とされるプライマリの I/O リソースはブートイメージです ブートイメージは次のコンポーネントで構成されるオペレーティングシステム環境です ゲストオペレーティングシステムがインストールされたブート可能な仮想ディスク ブート可能なゲストファイルシステム カスタムまたは汎用のソフトウェアスタック ブートイメージ管理のために Storage Foundation and High Availability(SFHA) Solutions 製品は テンプレートとスナップショットベースのブートイメージ ( スナップショットは完全または領域最適化の場合がある ) に基づいて仮想マシンを管理して直ちに配備

106 106 第 11 章簡素化した管理ブートイメージの管理 することを可能にします ベースの仮想環境における効果的なブートイメージ管理のためには ホストとゲスト設定の組み合わせを使って SFHA Solutions 製品を配備する必要があります ブートイメージ管理のメリットは次のとおりです オペレーティングシステムと複雑なソフトウェアスタックのインストール 関連する設定 メンテナンスコストを除去する 効率の向上と運用コストの削減によるインフラコストの節約 さまざまな仮想マシンに対する共有のマスターイメージまたはゴールドイメージと領域最適化ブートイメージによるストレージ領域コストの削減 VM ゲストとブートイメージを監視する Veritas Cluster Server( ホストで実行する ) を使って個々のゲストコンピュータの高可用性を有効にする クラスタのすべてのリモートノードにわたる仮想マシンを作成して配備する能力 ブートディスクグループの作成 ホストと VM ゲスト設定の組み合わせを使って SFHA(Storage Foundation HA) を Linux サーバーにインストールしたら 次の手順で ゴールデンブートボリュームとすべての各種領域最適化スナップショット (VM ブートイメージ ) が配置されるディスクグループを作成します シングルノード環境の場合 ディスクグループはホストに対してローカルまたはプライベートになります クラスタ環境の場合 (VM のライブ移行に推奨 ) ゴールデンブートボリュームが複数の物理ノードにわたって共有されるように 共有ディスクグループを作成することを推奨します 障害の発生を監視できるように VCS 下のゲスト VM ブートイメージとゲスト VM 自体を含むディスクグループを監視することが可能です ただし ブートイメージは同じディスクグループ内にあるため ブートディスクを含むスナップショットボリュームをバッキングするディスクのいずれかで障害が発生した場合は このノードで格納されているすべてのゲスト VM が SFCFS HA(Storage Foundation Cluster File System High Availability) クラスタの別の物理サーバーにフェールオーバーされることに留意する必要があります このディスクグループの耐障害性を高めるには 複数のエンクロージャにわたるすべてのボリュームをミラー化し ボリュームに冗長性を持たせてディスクエラーによる影響を受けにくくしてください 共有ブートディスクグループを作成するには 1 ディスクグループ ( たとえば boot_dg) を作成します $ vxdg -s init boot_dg device_name_1 2 手順を繰り返して複数のデバイスを追加します $ vxdg -g boot_dg adddisk device_name_2

107 第 11 章簡素化した管理ブートイメージの管理 107 ゴールデンイメージの作成と設定 基本的には マスターイメージまたはゴールドイメージに基づいてポイントインタイムイメージ ( 特定時点のイメージ ) を作成します イメージをセットアップすると すべてのブートイメージの基本として使用できます したがって 仮想マシンの完全なブートボリュームをゴールデンブートボリュームとして最初にセットアップしてください ゴールデンイメージを作成するには 1 選択したディスクグループで VxVM ボリュームを作成します Linux マニュアルが推奨しているサイズを使用します たとえば ディスクグループを boot_dg ゴールデンブートボリュームを gold-boot-disk-vol ボリュームサイズを 16 GB にします host1# vxassist -g boot_dg make gold-boot-disk-vol 16g 2 Linux マニュアルに記載された推奨する手順に従って VM ゲストをインストールしてブートします ブートデバイスに管理対象ストレージまたは既存ストレージを選択するように求められた場合は VxVM ストレージボリュームブロックデバイスへの絶対パスを使用します ( たとえば /dev/vx/dsk/boot_dg/bootdisk-vol) 3 virsh-install ユーティリティを使用する場合は --disk パラメータとともに VxVM ボリュームブロックデバイスへの完全パスを入力します ( たとえば --disk path=/dev/vx/dsk/boot_dg/bootdisk-vol) 4 仮想マシンを作成したら このブートボリュームに任意のゲストオペレーティングシステムをインストールし 仮想マシンを必要に応じて設定できます 5 仮想マシンを作成して設定したら シャットダウンします ゴールデンブートボリュームのスナップショットに基づく追加の仮想マシンをプロビジョニングするために ブートイメージはイメージ ( ゴールデンイメージと呼ばれる ) として使うことができます これらのスナップショットは完全コピー ( ミラーイメージ ) または領域最適化スナップショットにすることができます 領域最適化スナップショットを使うと 複数の同一仮想マシンのブートディスクをホストするために必要なストレージが大幅に減少します 完全スナップショットと領域最適化スナップショットは両方とも瞬時に使用可能になるため ( ディスクコピー操作を待機する必要がない ) 新しい仮想マシンのプロビジョニングも即座に行うことができます ゴールデンイメージを使った仮想マシンの迅速なプロビジョニング 前述のとおり ゴールデンイメージに基づいて新しい仮想マシンのプロビジョニングを迅速に行うためには ゴールデンブートボリュームの完全スナップショットまたは領域最適化スナップショットが必要となります これらのスナップショットは 作成後に新しい仮想マシンのブートイメージとして使うことができます これらのスナップショットを作成するプロセスは次の手順で概説されています

108 108 第 11 章簡素化した管理ブートイメージの管理 仮想マシンの迅速なプロビジョニングのための ゴールデンブートボリュームの完全インスタントスナップショットの作成 仮想マシンの迅速なプロビジョニングのための ゴールデンブートボリュームの完全インスタントスナップショットを作成するには 1 完全インスタントスナップショットのボリュームを準備します 例では ディスクグループは boot_dg ゴールデンブートボリュームは gold-boot-disk-vol です $ vxsnap -g boot_dg prepare gold-boot-disk-vol 2 新しくプロビジョニングしたゲストのブートボリュームとして使用する新しいボリュームを作成します ゲストブートボリュームのサイズはゴールデンブートボリュームのサイズと一致する必要があります $ vxassist -g boot_dg make 1-boot-disk-vol 16g layout=mirror 3 スナップショットボリュームとして使用可能な新しいブートボリュームを準備します $ vxsnap -g boot_dg prepare 1-boot-disk-vol 4 ゴールデンブートボリュームの完全インスタントスナップショットを作成します $ vxsnap -g boot_dg make source=gold-boot-disk-vol/snapvol= 1-boot-disk-vol/syncing=off 5 スナップショット 1-boot-disk-vol を 既存のディスクイメージ として使用して 新しい仮想マシンを作成します 仮想マシンの迅速なプロビジョニングのための ゴールデンブートボリュームの領域最適化インスタントスナップショットを作成するには 1 インスタントスナップショットのボリュームを準備します 例では ディスクグループは boot_dg ゴールデンブートボリュームは gold-boot-disk-vol です $ vxsnap -g boot_dg prepare gold-boot-disk-vol 2 キャッシュボリュームとして使うボリュームを作成するには vxassist コマンドを使用します このキャッシュボリュームには 領域最適化インスタントスナップショットに対して行われた書き込みが格納されます $ vxassist -g boot_dg make cache_vol 5g layout=mirror init=active 3 vxmakecache コマンドを使って 前の手順で作成したキャッシュボリュームの上にキャッシュオブジェクトを作成します $ vxmake -g boot_dg cache cache_obj cachevolname=cache_vol autogrow=on

109 第 11 章簡素化した管理ブートイメージの管理 キャッシュオブジェクトを開始します $ vxcache -g boot_dg start cache_obj 5 ゴールデンブートイメージの領域最適化インスタントスナップショットを作成します $ vxsnap -g boot_dg make source= gold-boot-disk-vol/newvol=1-boot-disk-vol/cache=cache_obj 6 既存ディスクイメージとしてゴールデンイメージのスナップショットを使用して 新しい仮想マシンを作成します 領域最適化スナップショットによるストレージの節約 物理サーバーごとに格納される仮想マシンが多数ある場合 単一サーバーで使われるブートイメージの数も多くなります 単一のベアメタル Linux のブートイメージは少なくとも約 3 GB の領域を必要とします それに加えてソフトウェアスタックとアプリケーションバイナリをインストールすると領域がさらに必要となり 通常はデータベースアプリケーションを格納する各仮想マシンに約 6 GB の領域を使うことになります ユーザーが新しい仮想マシンをプロビジョニングする際に ブートイメージは完全コピーまたは領域最適化スナップショットの場合があります 完全コピーを使うと ストレージの使用が非常に非効率的になります 同一のブートイメージを格納するためにストレージが消費されるだけでなく ブートイメージを高可用性にするため ( 複数のエンクロージャにわたるミラー ) とバックアップにおいてもストレージが消費されます この高可用性で高パフォーマンスの大量ストレージは非常に高価であるため サーバー仮想化によって通常は実現されるコストの利点を生かすことができません それに加えて 大容量のバックアップとリカバリも高価なタスクになります 上記の問題に対処するためには さまざまな VM のブートイメージとしてゴールドイメージの領域最適化スナップショットを使用することを推奨します 領域最適化スナップショットは ゴールドイメージのデータの完全コピーを作成するのではなく 変更されたブロックのみをローカルに格納するコピーオンライト原則 ( 物理ストレージによってバッキングされる ) に基づいて機能します この変更されたブロックのセットはキャッシュオブジェクトと呼ばれ すべての領域最適化スナップショットのリポジトリ ( キャッシュオブジェクトストアと呼ばれる ) に格納されます キャッシュオブジェクトはストレージ領域を大幅に削減するため 親ボリューム ( この場合はゴールドイメージボリューム ) と比較して通常は 5 ~ 20% のストレージ占有領域を占めます 同じキャッシュオブジェクトストアは 複数のスナップショットボリュームの変更されたブロックを格納するために使うことができます インストールのブート環境をサポートするために キャッシュオブジェクトストアで保持される各スナップショットにはゴールドイメージに対して行われた変更のみが含まれます したがって ストレージを最大限に削減するには ルートファイルシステムではなくデータディスクでソフトウェアをインストールしてください また ゴールドイメージ操作ファイル ( つまり システム ホスト パスワードなど ) に対する変更を制御することにも努めてください

110 110 第 11 章簡素化した管理ブートイメージの管理

111 12 アプリケーションの可用性 この章では以下の項目について説明しています アプリケーション可用性オプションについて 環境アーキテクチャの Veritas Cluster Server の概略 仮想マシンに高可用性を提供するホストの VCS とアプリケーションに高可用性を提供するゲストの ApplicationHA 仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー 仮想から物理へのクラスタ化とフェールオーバー アプリケーション可用性オプションについて シマンテック製品は 環境の最良の可用性を提供できます 環境では シマンテックの Symantec High Availability ソリューション (ApplicationHA と VCS(Veritas Cluster Server)) をさまざまに組み合わせて選択できます ApplicationHA は単独で Veritas Operations Manager を使用して最良の可視性と管理性を提供すると同時に アプリケーションの監視機能と再起動機能を提供します ホストの Veritas Cluster Server とともに ApplicationHA を使用すると この 2 つのソリューションが連携して動作し アプリケーションは必要に応じて監視され 再起動されるようになります アプリケーションの再起動が有効でない場合には 仮想マシンが再起動されます これらの 2 つのソリューションは連携して動作することで の環境に最良な可用性を提供します 物理環境の VCS クラスタによって提供されるのと同じレベルのアプリケーション可用性が 環境で必要される場合は 仮想マシンで Veritas Cluster Server を採用できます この設定では アプリケーションは仮想マシンの VCS クラスタで迅速なフェールオーバー機能を実行できます

112 112 第 12 章アプリケーションの可用性 環境アーキテクチャの Veritas Cluster Server の概略 表 12-1 可用性オプションの比較 必須の可用性レベル アプリケーションの監視と再起動 推奨ソリューション 仮想マシンの ApplicationHA サポート対象の仮想化オプション RHEL(Red Hat Enterprise Linux) 仮想マシンの監視と再起動 リソースとして仮想マシンを監視するホストの VCS クラスタ RHEL(Red Hat Enterprise Linux) SLES(SUSE Linux Enterprise Server) アプリケーションと仮想マシンの可用性の組み合わせ ゲストの ApplicationHA と ホストの VCS クラスタ RHEL(Red Hat Enterprise Linux) クラスタのスタンバイノードへのアプリケーションフェールオーバー 仮想マシンの VCS クラスタ RHEL(Red Hat Enterprise Linux) SLES(SUSE Linux Enterprise Server) RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization) Microsoft Hyper-V OVM(Oracle Virtual Machine) ApplicationHA または VCS のセットアップ情報 : p.57 の 仮想マシンの可用性とアプリケーションの可用性を実現するための Veritas Cluster Server のインストールと設定 を参照してください メモ : 環境のアプリケーション可用性に加えてストレージ管理機能を必要とする場合 Veritas Storage Foundation HA または Veritas Storage Foundation Cluster File System HA のクラスタ機能も使うことができます 環境アーキテクチャの Veritas Cluster Server の概略 ホストアーキテクチャの VCS ゲストアーキテクチャの VCS

113 第 12 章アプリケーションの可用性仮想マシンに高可用性を提供するホストの VCS とアプリケーションに高可用性を提供するゲストの ApplicationHA 113 制御の単一ユニットとして複数のゲスト仮想マシンを管理する 障害が発生した場合に個々のゲスト仮想マシンの自動再起動または自動フェールオーバーを実現する VOM(Veritas Operations Manager) を使って サーバープール全体にわたる共通コンソールから個々のゲスト仮想マシンの起動 停止 または監視を実現する 制御の単一ユニットとしてゲスト仮想マシンで実行するアプリケーションを管理する 他のゲスト仮想マシンまたは物理コンピュータ間で個々のアプリケーションの自動再起動または自動フェールオーバーを実現する VOM(Veritas Operations Manager) を使って クラスタ内にある複数の適切なゲスト仮想マシンにわたる共通コンソールから個々のアプリケーションの起動 停止 または監視を実現する 仮想マシンに高可用性を提供するホストの VCS とアプリケーションに高可用性を提供するゲストの ApplicationHA ホストで実行する VCS は仮想マシンを監視し VM に高可用性を提供します VM ゲストで実行する ApplicationHA は 設定されたアプリケーションを監視することでアプリケーションの高可用性を確保します VCS と ApplicationHA を組み合わせることで アプリケーションと VM の高可用性を達成するために拡張されたソリューションが提供されます ホストの VCS はプライマリ VCS の監視を実現します 障害時に仮想マシンを起動 / 停止でき 別のノードにフェールオーバーすることができます その後 ゲスト仮想マシン内で実行中のアプリケーションを監視するゲストで ApplicationHA を実行します ゲストの ApplicationHA がアプリケーション障害の際にアプリケーションフェールオーバーをトリガすることはありませんが 同じ VM ゲストのアプリケーションの再起動を試行します ApplicationHA がアプリケーションを起動できないときは ホストで実行されている VCS に対して修正アクション ( 仮想マシンの再起動 他のホストへの仮想マシンのフェールオーバーなど ) を実行するように通知できます ApplicationHA および ApplicationHA と VCS の統合の詳細については ApplicationHA のマニュアルを参照してください ApplicationHA および ApplicationHA と VCS の統合の詳細については ApplicationHA のマニュアルを参照してください

114 114 第 12 章アプリケーションの可用性仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー 図 12-1 ホストの VCS(VM HA 用 ) とゲストの ApplicationHA(ApplicationHA 用 ) 仮想から仮想へのクラスタ化とフェールオーバー 複数のゲスト仮想マシンで VCS を実行すると ゲストからゲストへのクラスタ化が有効になります その後 VCS は ゲスト内で実行する個々のアプリケーションを監視して 仮想から仮想へのクラスタにある別のゲストにアプリケーションをフェールオーバーします 図 12-2 アプリケーションの高可用性を実現するゲスト間のクラスタ化

115 第 12 章アプリケーションの可用性仮想から物理へのクラスタ化とフェールオーバー 115 メモ : アプリケーションの高可用性を実現するゲスト間のクラスタ化に対する I/O フェンシングのサポート : 非 SCSI3 CP サーバーベースのフェンシングがサポートされます SCSI3 フェンシングはサポートされません ゲスト内で実行しているアプリケーションに高可用性を提供するために 各ゲストコンピュータ内で VCS を実行できます VCS クラスタはこの設定の VM ゲスト間で形成されます クラスタの VM ゲストは同じ物理ホスト上または異なる物理ホスト上のいずれにあってもかまいません VCS はクラスタの VM ゲストにインストールされます この VCS は物理コンピュータクラスタでインストールされる VCS に類似しています この VCS クラスタは VM ゲスト内で実行するアプリケーションとサービスを管理して制御します 障害が発生したアプリケーションまたはサービスはクラスタの他の VM ゲストにフェールオーバーされます VCS は VM ゲスト内で実行するため この設定は VM ゲストのフェールオーバーを処理しません 図 12-3 同じ物理コンピュータにある複数の VM ゲストにわたる VCS クラスタ メモ : 同じ物理コンピュータにある複数の VM ゲストにわたる VCS クラスタに対する I/O フェンシングのサポート : 非 SCSI3 CP サーバーベースのフェンシングがサポートされます SCSI3 フェンシングはサポートされません 仮想から物理へのクラスタ化とフェールオーバー 他の物理ホストで実行している VCS をゲスト内部 VCS と組み合わせることによって 物理から仮想へのクラスタを作成することもできます この仮想 / 物理クラスタにより VCS はゲスト内で実行するアプリケーションを監視して 別のホストにアプリケーションをフェールオーバーできるようになります 逆方向も該当するため 物理ホストで実行しているアプリケーションを VM ゲストマシンにフェールオーバーすることも有効になります

116 116 第 12 章アプリケーションの可用性仮想から物理へのクラスタ化とフェールオーバー VCS クラスタは VM ゲストと物理コンピュータの間で形成されます VCS は VM ゲストと クラスタにある異なる物理コンピュータでインストールされます VM ゲストはそれらの VM ホストのネットワークを通して物理コンピュータに接続されます この場合 VM ホストは クラスタを形成する 1 つ以上の VM ゲストがホストされる物理コンピュータです この VCS クラスタは VM ゲストまたは物理コンピュータのいずれかであるクラスタノードで実行するサービスとアプリケーションを管理して監視します あるノードで障害が発生したアプリケーションは 仮想マシンまたは物理コンピュータのいずれかである他のノードにフェールオーバーします p.73 の 標準ブリッジの設定 を参照してください 図 12-4 複数の VM ゲストと物理コンピュータにわたる VCS クラスタ I/O フェンシングのサポート : 非 SCSI3 CP サーバーベースのフェンシングがサポートされます SCSI3 フェンシングはサポートされません

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