座 長 演 者 の 先 生 方 へ. 座 長 紹 介 のアナウンスはいたしませんので 各 自 簡 単 な 自 己 紹 介 ( 所 属 と 名 前 )をして 始 めてください. 演 者 の 紹 介 も 所 属 と 氏 名 のみで 演 題 名 は 省 略 願 います. 発 表 5 分 質 問 分 です

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1 第 66 回 日 本 結 核 病 学 会 関 東 支 部 学 会 第 66 回 日 本 結 核 病 学 会 関 東 支 部 学 会 第 回 日 本 呼 吸 器 学 会 関 東 地 方 会 合 同 学 会 プログラム 抄 録 第 回 日 本 呼 吸 器 学 会 関 東 地 方 会 合 同 学 会 日 時 会 場 会 長 日 平 時 成 : 6 平 成 年 6 9 月 年 0 9 月 日 ( 0 土 日 )9:5~8:00 ( 土 )9:5~8:00 会 大 場 宮 : 法 大 科 宮 大 法 学 科 院 大 学 大 院 学 大 ビル(OLSビル) 学 ビル) 埼 玉 埼 県 玉 県 さいたま 市 大 宮 区 桜 木 町 4-- TEL: TEL 会 長 : 杉 田 裕 ( 埼 玉 県 立 循 環 器 呼 吸 器 病 センター) 杉 田 裕 ( 埼 玉 県 立 循 環 器 呼 吸 器 病 センター) 会 場 のご 案 内 7 大 宮 DOM ショッピングセンター アルシェ ソニック シティ 武 蔵 野 銀 行 そごう JR 大 宮 駅 西 口 八 十 二 銀 行 大 宮 法 科 大 学 院 大 学 ビル(OLSビル) JR 大 宮 駅 西 口 から 徒 歩 5 分 電 車 新 宿 駅 から 分 (JR 湘 南 新 宿 ライン 利 用 ) 東 京 駅 から 分 (JR 京 浜 東 北 線 利 用 上 野 駅 からJR 高 崎 線 宇 都 宮 線 利 用 ) 上 野 駅 から6 分 (JR 高 崎 線 宇 都 宮 線 利 用 )

2 座 長 演 者 の 先 生 方 へ. 座 長 紹 介 のアナウンスはいたしませんので 各 自 簡 単 な 自 己 紹 介 ( 所 属 と 名 前 )をして 始 めてください. 演 者 の 紹 介 も 所 属 と 氏 名 のみで 演 題 名 は 省 略 願 います. 発 表 5 分 質 問 分 です 時 間 厳 守 でお 願 いいたします < 利 益 相 反 (COI) 申 告 のお 願 い> 本 学 会 では 地 方 会 における 医 学 研 究 に 関 する 発 表 演 題 での 公 明 性 を 確 保 するため 発 表 者 に 利 益 相 反 事 項 に 関 する 申 告 を 行 っていただきます 申 告 方 法 は) 演 題 登 録 画 面 での 利 益 相 反 事 項 の 入 力 ) 発 表 データでの 利 益 相 反 事 項 の 開 示 となります <PC 発 表 についてのご 案 内 >. 発 表 形 式 は PC 発 表 のみです 発 表 スライドの TOP に COI 情 報 を 記 載 した 画 面 を 掲 示 してください ( 必 須 ) 会 場 で 使 用 するパソコンの OS およびアプリケーションは Windows 版 PowerPoint です 発 表 用 データは USB メモリでご 持 参 ください CD-R や PC の 持 ち 込 みはできません 発 表 予 定 時 刻 の 0 分 前 までに 確 認 を 終 了 してください 演 者 ご 自 身 で 操 作 をお 願 いいたします. 演 者 ( 共 同 演 者 を 含 む)は 会 員 に 限 ります ただし 初 期 研 修 医 および 学 部 学 生 については 本 学 会 員 で なくても 発 表 いただけます ご 参 加 の 皆 様 へ. 会 場 内 での 発 言 はすべて 座 長 の 指 示 に 従 い 必 ず 所 属 氏 名 を 述 べてから 簡 潔 に 発 言 してください. 学 会 中 の 呼 び 出 しは 緊 急 でやむを 得 ない 場 合 以 外 いたしません. 会 場 には 駐 車 場 の 用 意 はございません 4. 会 場 周 辺 は 飲 食 店 が 少 ないので 昼 食 はランチョンセミナーをご 利 用 になることをお 勧 めいたします 5. 当 日 のプログラムは 部 数 が 限 られております 会 員 の 方 はご 持 参 くださいますようお 願 いいたします 6. 日 本 結 核 病 学 会 関 東 支 部 学 会 では 受 付 にて 参 加 証 を 配 布 します 結 核 抗 酸 菌 症 認 定 医 指 導 医 エ キスパート 資 格 の 申 請 更 新 に 必 要 な 5 単 位 を 取 得 できます 7. 日 本 呼 吸 器 学 会 の 会 員 カードをご 持 参 ください カードに 付 いているバーコードを 読 み 込 んで 参 加 の 登 録 をさせていただきます 日 本 呼 吸 器 学 会 専 門 医 の 方 は 地 方 会 出 席 で 5 単 位 です ( 発 表 者 は 単 位 加 算 ) 参 加 登 録 および 専 門 医 単 位 の 確 認 は 会 員 専 用 ページで 行 ってください 専 門 医 をお 持 ちでない 場 合 も 参 加 証 明 が 必 要 の 場 合 がありますので 参 加 登 録 は 必 ず 行 ってください 会 員 カードを 名 で 複 数 枚 または 代 理 の 持 ち 込 みはご 遠 慮 願 います なお 最 近 入 会 された 先 生 方 は 未 発 行 です それまでは 受 付 名 簿 に 所 属 氏 名 をご 記 入 ください

3 第 66 回 日 本 結 核 病 学 会 関 東 支 部 学 会 第 回 日 本 呼 吸 器 学 会 関 東 地 方 会 合 同 学 会 日 程 表 ( 大 宮 法 科 大 学 院 大 学 ビル(OLS ビル)) 発 表 5 分 質 問 分 開 会 の 辞 9:5~9:0 セッションⅠ 演 題 ~7 9:0~0:9 セッションⅡ 演 題 8~ 0:9~:0 セッションⅢ 演 題 4~ :0~:57 会 長 杉 田 裕 ( 埼 玉 県 立 循 環 器 呼 吸 器 病 センター) 座 長 奥 村 昌 夫 ( 複 十 字 病 院 呼 吸 器 内 科 ) 座 長 櫻 井 啓 文 ( 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 茨 城 東 病 院 呼 吸 器 内 科 ) 座 長 小 林 国 彦 ( 埼 玉 医 科 大 学 国 際 医 療 センター 呼 吸 器 内 科 ) ランチョンセミナー 休 憩 :0~:50 ( 共 催 :MSD 株 式 会 社 ) 医 学 生 初 期 研 修 医 の 発 表 Ⅰ 演 題 研 ~ 研 6 Ⅱ 演 題 研 7~ 研 初 期 研 修 医 医 学 生 を 対 象 とした 教 育 セミナー 呼 吸 器 診 療 における 胸 部 単 純 写 真 の 活 かし 方 医 学 生 初 期 研 修 医 優 秀 者 表 彰 式 :00~:4 :4~4:7 4:0~4:50 4:50~5:00 座 長 倉 石 博 ( 長 野 赤 十 字 病 院 呼 吸 器 内 科 ) 小 山 信 一 郎 ( 自 治 医 科 大 学 附 属 さいたま 医 療 センター 呼 吸 器 科 ) 座 長 栁 澤 勉 ( 埼 玉 県 立 循 環 器 呼 吸 器 病 センター 副 病 院 長 ) 講 演 松 島 秀 和 (さいたま 赤 十 字 病 院 呼 吸 器 内 科 ) セッションⅣ 演 題 ~6 5:00~5:5 セッションⅤ 演 題 7~4 5:5~6: セッションⅥ 演 題 5~40 6:~7: セッションⅦ 演 題 4~46 7:~7:55 閉 会 の 辞 7:55~8:00 座 長 坂 東 政 司 ( 自 治 医 科 大 学 附 属 病 院 呼 吸 器 センター 内 科 部 門 ) 座 長 石 井 晴 之 ( 杏 林 大 学 呼 吸 器 内 科 ) 座 長 宮 崎 泰 成 ( 東 京 医 科 歯 科 大 学 呼 吸 器 内 科 ) 座 長 天 野 雅 子 (さいたま 赤 十 字 病 院 呼 吸 器 内 科 ) 会 長 杉 田 裕 ( 埼 玉 県 立 循 環 器 呼 吸 器 病 センター)

4 開 会 の 辞 9:5~9:0 セッションⅠ 9:0~0:9 座 長 奥 村 昌 夫 ( 複 十 字 病 院 呼 吸 器 内 科 ). ARDS( 急 性 呼 吸 促 迫 症 候 群 )を 合 併 した 粟 粒 結 核 の 例 さいたま 赤 十 字 病 院 呼 吸 器 内 科 にしざわともたか 西 沢 知 剛 松 島 秀 和 大 場 智 広 本 多 紘 二 郎 奥 田 良 天 野 雅 子 85 歳 女 性 ヶ 月 続 く 微 熱 と 呼 吸 困 難 で 緊 急 入 院 となった 両 側 びまん 性 粒 状 影 浸 潤 影 を 認 め 喀 痰 尿 両 者 で 抗 酸 菌 陽 性 となりARDS を 合 併 した 粟 粒 結 核 と 診 断 した 人 工 呼 吸 器 管 理 のもと 抗 結 核 薬 副 腎 皮 質 ステロイドの 投 与 を 行 ったが 第 9 病 日 に 死 亡 した 粟 粒 結 核 は ARDS の 原 因 になりまた 予 後 不 良 であるた め 発 熱 胸 部 異 常 陰 影 の 高 齢 者 において 粟 粒 結 核 を 念 頭 において 早 期 診 断 する 必 要 がある 文 献 的 考 察 を 加 えて 報 告 する. M.avium による 膝 関 節 炎 皮 下 膿 瘍 の 一 例 草 加 市 立 病 院 呼 吸 器 内 科 ふじい まゆみ 藤 井 真 弓 佐 藤 謙 二 郎 柴 田 翔 齋 喜 優 子 塚 田 義 一 症 例 は 4 歳 女 性 歳 で SLE と 診 断 され mpsl8mg にて 治 療 されていた 00X 年 5 月 右 膝 関 節 腫 脹 を 認 め るようになったが 関 節 液 の 一 般 細 菌 培 養 は 陰 性 だった 翌 年 7 月 右 大 腿 背 面 の 皮 下 に 腫 瘤 が 出 現 し 再 度 穿 刺 さ れたが 関 節 液 皮 下 腫 瘤 とも 一 般 細 菌 培 養 は 陰 性 だった 00X+ 年 6 月 気 胸 を 発 症 し 当 科 入 院 その 際 皮 下 腫 瘤 が 自 壊 し 抗 酸 菌 培 養 にて M.avium が 検 出 され 膝 関 節 液 からも M.avium が 検 出 された 年 間 の 治 療 により 軽 快 した. 結 核 接 触 者 健 診 受 検 者 に 占 める 発 病 者 の 割 合 川 崎 市 多 摩 区 役 所 保 健 福 祉 センター 川 崎 市 中 原 区 役 所 保 健 福 祉 センター 川 崎 市 麻 生 区 役 所 保 健 福 祉 センター にしむらまさみち 西 村 正 道 眞 川 幸 治 松 下 陽 子 接 触 者 健 診 は 感 染 症 法 に 基 づく 結 核 の 接 触 者 健 康 診 断 の 手 引 き に 則 って 行 われる そこでは 健 診 対 象 範 囲 の 拡 大 に 関 する 考 え 方 も 示 されているため 各 保 健 所 の 接 触 者 健 診 受 検 者 に 占 める 発 病 者 の 割 合 は 理 論 的 には 大 差 ないはずである しかし 川 崎 市 の 全 7 保 健 所 にてこの 割 合 を 調 査 したところ 罹 患 率 が 人 口 0 万 対 50 の 高 蔓 延 地 域 では 0.84% 標 準 的 な 0 の 地 域 では 0.45%と 大 きな 隔 たりをみた この 差 異 を 生 む 要 因 を 考 察 した

5 4. 原 発 性 肺 癌 との 鑑 別 診 断 に 苦 慮 した Mycobacterium kansasii の 一 切 除 例 大 森 赤 十 字 病 院 呼 吸 器 外 科 大 森 赤 十 字 病 院 病 理 部 やまなかすみたか 山 中 澄 隆 友 安 浩 坂 本 穆 彦 症 例 は 59 歳 男 性 検 診 にて 左 上 肺 野 の 異 常 陰 影 を 指 摘 され 当 科 紹 介 となった 胸 部 CT では 左 S+ に 長 径 5mm の 不 整 形 の 腫 瘤 影 を 認 めPET 検 査 では 同 部 位 に SUVmax 5.0 の FDG 集 積 を 認 めた 気 管 支 鏡 では 確 定 診 断 が 得 られなかったが CEA の 軽 度 上 昇 も 認 め 原 発 性 肺 癌 を 念 頭 に 手 術 を 施 行 した 胸 腔 鏡 下 左 上 葉 部 分 切 除 を 施 行 し 術 中 迅 速 診 断 を 行 った 結 果 肺 結 核 腫 の 診 断 であった 後 に 培 養 検 査 で Mycobacterium kansasii の 診 断 が 確 定 した 5. 診 断 に 難 渋 した 肺 Mycobacterium xenopi 症 の 例 順 天 堂 大 学 医 学 部 呼 吸 器 内 科 順 天 堂 大 学 医 学 部 呼 吸 器 外 科 関 東 労 災 病 院 病 理 診 断 科 4 東 京 女 子 医 科 大 学 感 染 症 科 あらの なおこ 荒 野 直 子 関 谷 充 晃 守 尾 嘉 晃 長 岡 鉄 太 郎 瀬 山 邦 明 鈴 木 健 司 植 草 利 公 菊 池 賢 4 高 橋 和 久 症 例 は 47 歳 の 女 性 0 年 5 月 の 健 診 で 左 上 肺 野 の 結 節 影 を 指 摘 され 他 院 を 受 診 した CT ガイド 下 生 検 を 行 ったが 診 断 確 定 せず 0 月 下 旬 に 当 院 紹 介 され 翌 年 月 に 左 上 葉 部 分 切 除 を 施 行 した 組 織 検 体 で 抗 酸 菌 塗 抹 陽 性 だったが 培 養 は 陰 性 であった 切 除 検 体 で 遺 伝 子 検 索 を 行 い 6S ribosomal RNA の 塩 基 配 列 から 肺 M.xenopi 症 と 診 断 した 肺 M.xenopi 症 は 比 較 的 稀 であり 文 献 的 考 察 を 含 め 報 告 する 6. 肺 Mycobacterium gordonae 症 の 例 国 立 国 際 医 療 研 究 センター 呼 吸 器 内 科 もりの えりこ 森 野 英 里 子 高 崎 仁 石 井 聡 鈴 木 学 飯 倉 元 保 泉 信 有 放 生 雅 章 仲 剛 竹 田 雄 一 郎 杉 山 温 人 7 歳 女 性 拒 食 症 による 極 度 の 栄 養 障 害 か 月 前 から 咳 嗽 が 出 現 胸 部 X 線 で 右 上 肺 野 に 空 洞 性 病 変 を 認 め 喀 痰 検 査 にて 抗 酸 菌 塗 抹 陽 性 培 養 で Mycobacterium gordonae が 複 数 回 検 出 され 肺 M. gordonae 症 と の 診 断 に 至 った M. gordonae は 病 原 性 が 低 く 通 常 コンタミネーションと 判 断 されることが 多 い 菌 の 一 つで ある 極 度 の 栄 養 障 害 を 背 景 に 肺 M. gordonae 症 を 来 した 稀 な 症 例 を 経 験 したので 文 献 的 考 察 を 含 め 報 告 す る 7. 非 結 核 性 抗 酸 菌 による 人 工 血 管 感 染 症 の 例 国 立 病 院 機 構 東 京 病 院 呼 吸 器 センター 国 立 病 院 機 構 茨 城 東 病 院 内 科 診 療 部 呼 吸 器 科 所 沢 PET 画 像 診 断 クリニック 4 公 益 財 団 法 人 結 核 予 防 会 結 核 研 究 所 もり 森 あや 彩 田 村 厚 久 井 上 恵 理 日 下 圭 田 下 浩 之 鈴 木 純 子 大 島 信 治 益 田 公 彦 廣 瀬 敬 松 井 弘 稔 山 根 章 永 井 英 明 赤 川 志 のぶ 小 林 信 之 大 田 健 中 澤 真 理 子 齋 藤 武 文 石 田 二 郎 4 御 手 洗 聡 腹 部 弓 部 大 動 脈 の 人 工 血 管 置 換 術 後 の 75 歳 男 性 持 続 する 高 熱 と CT で graft 周 囲 に 膿 瘍 像 を 認 め 血 液 培 養 での NTM 検 出 のため 当 科 紹 介 入 院 となった 喀 痰 胸 部 画 像 では 有 意 な 所 見 はなく 血 培 で 繰 り 返 し NTM 陽 性 となりPET-CT で 膿 瘍 部 のみに 集 積 亢 進 を 認 めたことから NTM による graft 感 染 症 と 診 断 した MFLX IPM/CSAMK で 治 療 導 入 カ 月 後 膿 瘍 の 縮 小 と 血 培 陰 性 化 を 得 た 菌 種 は 詳 細 に 同 定 中 である 4

6 セッションⅡ 0:9~:0 座 長 櫻 井 啓 文 ( 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 茨 城 東 病 院 呼 吸 器 内 科 ) 8. 典 型 的 な paradoxical response を 呈 した 肺 結 核 の 一 例 感 染 症 に 重 複 する 遅 延 型 過 敏 反 応 をどう 診 断 するか 国 立 病 院 機 構 茨 城 東 病 院 内 科 診 療 部 呼 吸 器 内 科 いぬい 乾 としひで 年 秀 中 嶋 真 之 中 澤 真 理 子 兵 頭 健 太 郎 櫻 井 啓 文 金 澤 潤 根 本 健 司 高 久 多 希 朗 大 石 修 司 林 原 賢 治 齋 藤 武 文 5 歳 女 性 X 年 月 胸 部 CT で 左 上 葉 に 空 洞 両 側 浸 潤 影 を 認 め 喀 痰 検 査 から 塗 抹 陽 性 肺 結 核 と 診 断 月 より HREZ 治 療 を 開 始 し か 月 後 に 培 養 陰 性 化 を 確 認 した しかし 両 側 陰 影 は 徐 々に 増 悪 を 認 めたため 治 療 開 始 か 月 後 に 気 管 支 鏡 検 査 を 施 行 その 結 果 から 結 核 再 燃 ではなくparadoxical response と 診 断 した 抗 結 核 治 療 にも 拘 わらず 陰 影 はさらに 増 悪 を 示 したためステロイド 治 療 を 開 始 した 9. リファンピシンの 中 止 によりゲフィチニブが 奏 功 した 肺 結 核 合 併 肺 腺 癌 の 例 国 立 病 院 機 構 東 京 病 院 呼 吸 器 センター かとう たかふみ 加 藤 貴 史 松 井 弘 稔 益 田 公 彦 船 曳 茜 中 村 澄 江 森 彩 赤 司 俊 介 島 田 昌 裕 鈴 木 純 子 廣 瀬 敬 山 根 章 田 村 厚 久 永 井 英 明 赤 川 志 のぶ 小 林 信 之 大 田 健 86 歳 男 性 外 傷 性 血 気 胸 で 前 医 搬 送 時 の 喀 痰 Tb-PCR 陽 性 のため 当 院 へ 転 院 しHRE 剤 で 抗 結 核 治 療 を 開 始 した 胸 部 CT で 右 上 葉 結 節 影 を 認 めTBLB にて 肺 腺 癌 (EGFR mutation 陽 性 Ex:L858R)と 診 断 両 側 肺 転 移 を 認 め gefitinib での 治 療 を 開 始 したが 効 果 は 乏 しく ヶ 月 後 に RFP を LVFX に 変 更 したところ 奏 効 した RFP は CYPA4 を 介 した 相 互 作 用 により gefitinib の 血 中 濃 度 を 低 下 させるが 薬 物 相 互 作 用 に 関 す る 教 訓 的 症 例 と 考 え 報 告 する 0.ニューキノロン 剤 投 与 で 改 善 し 診 断 が 遅 れた 肺 結 核 の 症 例 財 団 法 人 結 核 予 防 会 複 十 字 病 院 呼 吸 器 内 科 こくとうひろゆき 國 東 博 之 森 本 耕 三 松 田 周 一 大 澤 武 司 伊 麗 娜 渡 辺 雅 人 奥 村 昌 夫 佐 々 木 結 花 吉 山 崇 尾 形 英 雄 後 藤 元 工 藤 翔 二 肺 炎 の 診 断 でニューキノロン(NQ) 剤 投 与 により 診 断 の 遅 れが 生 じた 症 例 について 報 告 する 症 例 は 6 歳 男 性 X 年 9 月 咳 嗽 喀 痰 発 熱 にて 近 医 入 院 MFLX を 投 与 され 改 善 同 年 月 増 悪 し 当 院 紹 介 結 核 菌 塗 抹 + 症 例 は 7 歳 男 性 X 年 5 月 咳 嗽 血 痰 で 近 医 受 診 LVFX を 投 与 され 改 善 X+ 年 6 月 増 悪 し 当 院 紹 介 結 核 菌 塗 抹 + 細 菌 性 肺 炎 との 鑑 別 が 困 難 な 症 例 がありNQ 剤 の 投 与 は 慎 重 に 行 うべきであ る 5

7 .ステロイド 加 療 中 に 発 症 し 診 断 まで 半 年 以 上 を 要 した 肺 結 核 の 例 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 千 葉 東 病 院 呼 吸 器 科 成 田 赤 十 字 病 院 内 科 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 千 葉 東 病 院 アレルギー 科 ふるや ひろき, 古 矢 裕 樹 石 川 哲 野 口 直 子 永 吉 優 水 野 里 子 中 澤 卓 也 松 村 竜 太 郎 山 岸 文 雄 ステロイド 投 与 中 に 発 症 した 肺 結 核 を 例 経 験 した いずれも 0 歳 代 SLE 患 者 経 過 中 IGRAs 未 施 行 で 発 症 から 半 年 以 上 を 経 て 診 断 され 当 院 へ 紹 介 同 様 の 症 例 に 注 意 を 要 すると 考 え 報 告 する 症 例 5 歳 男 性 無 症 状 も 胸 部 X 線 写 真 で 異 常 陰 影 あり 追 加 の 画 像 や 喀 痰 検 査 が 行 われず 診 断 まで 7 ヶ 月 を 要 した 症 例 歳 男 性 胸 部 異 常 陰 影 に 対 し 気 管 支 鏡 を 度 施 行 したが 診 断 に 至 らず 胸 腔 鏡 下 肺 生 検 施 行 診 断 まで 4 ヶ 月 を 要 した. 結 核 性 胸 膜 炎 を 合 併 したびまん 性 大 細 胞 型 B 細 胞 性 リンパ 腫 (DLBCL)の 例 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 附 属 第 三 病 院 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 附 属 病 院 ばば ゆり 馬 場 優 里 藤 崎 育 実 川 本 浩 徳 斉 藤 那 由 多 劉 楷 渡 辺 翔 堀 切 つぐみ 関 文 金 子 有 吾 木 下 陽 竹 田 宏 齋 藤 桂 介 桑 野 和 善 症 例 は 80 歳 男 性 全 身 倦 怠 感 の 精 査 で 当 院 を 紹 介 受 診 し 胸 部 X 線 で 右 胸 水 貯 留 を 認 めた 胸 水 はリンパ 球 優 位 の 滲 出 性 胸 水 で 胸 水 中 ADA 70U/L と 高 値 であったが 細 胞 診 では 悪 性 リンパ 腫 が 疑 われた 結 核 性 胸 膜 炎 も 疑 い 胸 腔 鏡 下 胸 膜 生 検 を 施 行 し 組 織 培 養 で 結 核 菌 が 培 養 され 結 核 性 胸 膜 炎 と 診 断 した 右 腋 窩 リンパ 節 腫 大 もあり 生 検 を 施 行 し DLBCL の 診 断 を 得 た 両 者 が 合 併 することは 稀 であり 文 献 的 考 察 を 加 え 報 告 する. 肝 吸 虫 卵 が 便 から 検 出 されたが 画 像 より 疑 い 診 断 した 肺 吸 虫 症 の 一 例 埼 玉 県 立 循 環 器 呼 吸 器 病 センター 呼 吸 器 内 科 ふじさき いくみ 藤 崎 育 実 高 柳 昇 渡 邊 崇 靖 劉 楷 山 本 学 合 地 美 奈 河 手 絵 理 子 太 田 池 恵 田 村 仁 樹 石 黒 卓 高 久 洋 太 郎 鍵 山 奈 保 倉 島 一 喜 柳 澤 勉 杉 田 裕 症 例 は 45 歳 女 性 咳 嗽 と 右 側 胸 部 痛 で 前 医 を 受 診 した 血 液 検 査 で 好 酸 球 数 上 昇 を 認 め 当 院 に 紹 介 となった 出 生 地 がタイで 母 国 より 輸 入 した 食 料 摂 取 歴 があり 寄 生 虫 感 染 を 疑 い 虫 卵 検 査 を 施 行 したところ 肝 吸 虫 の 虫 卵 が 検 出 された 胸 部 CT で 虫 道 様 陰 影 があり 肺 病 変 は 肺 吸 虫 症 を 疑 った 寄 生 虫 抗 体 検 査 では 抗 肺 吸 虫 抗 体 陽 性 であり 肝 吸 虫 と 肺 吸 虫 の 重 複 感 染 と 診 断 した プラジカンテルの 内 服 にて 虫 卵 の 消 失 陰 影 の 改 善 が 得 ら れた 6

8 セッションⅢ :0~:57 座 長 小 林 国 彦 ( 埼 玉 医 科 大 学 国 際 医 療 センター 呼 吸 器 内 科 ) 4. 化 学 療 法 中 に 副 鼻 腔 転 移 を 呈 した AIDS 合 併 EGFR 陽 性 肺 腺 癌 の 例 筑 波 大 学 附 属 病 院 筑 波 大 学 医 学 医 療 系 呼 吸 器 内 科 やさき かい 矢 崎 海 藤 田 一 喬 渡 辺 裕 子 角 田 義 弥 中 澤 健 介 小 川 良 子 際 本 拓 未 松 野 洋 輔 本 間 晋 介 川 口 未 央 森 島 祐 子 坂 本 透 大 塚 盛 男 檜 澤 伸 之 症 例 は 40 歳 女 性 AIDS 治 療 中 に 左 肺 腺 癌 を 合 併 し 左 上 葉 切 除 施 行 (ptnm0stageiiia) 術 後 化 学 療 法 中 に 再 発 しEGFR 陽 性 であったため Gefitinib へ 変 更 その 後 化 学 療 法 を 継 続 していたところ4thLine の GEM 開 始 週 間 後 に 発 熱 左 頬 部 の 著 明 な 腫 脹 鼻 腔 口 腔 からの 出 血 が 出 現 左 副 鼻 腔 を 占 める 転 移 性 腫 瘍 が 確 認 された 放 射 線 治 療 および Erlotinib 再 開 により 副 鼻 腔 所 見 及 び 症 状 は 軽 快 した 5. Beyond PD で Gefitinib 投 与 中 に 急 速 に 病 状 が 進 行 した 肺 腺 癌 の 一 例 昭 和 大 学 医 学 部 呼 吸 器 アレルギー 内 科 ふくだ ようすけ 福 田 陽 佑 白 井 崇 生 眞 鍋 亮 平 井 邦 朗 山 口 宗 大 大 木 康 成 村 田 泰 規 大 田 進 楠 本 壮 二 郎 石 田 博 雄 大 西 司 相 良 博 典 69 歳 男 性 EGFR 遺 伝 子 変 異 陽 性 肺 腺 癌 の 次 治 療 として 0 年 4 月 から 開 始 した Gefitinib を RECIST PD 後 も 継 続 投 与 していた 0 年 6 月 から 進 行 が 早 まり 同 年 9 月 からレジメン 変 更 後 経 過 中 に 突 然 の 無 気 肺 を 認 めた 気 管 支 鏡 検 査 で 内 腔 発 育 性 の 腫 瘍 を 認 め 同 部 位 の 生 検 から EGFR 遺 伝 子 変 異 陽 性 肺 腺 癌 と 小 細 胞 肺 癌 の 診 断 を 得 た Rebiopsy が 治 療 方 針 の 決 定 に 有 用 であった 一 例 を 経 験 したため 文 献 的 考 察 を 加 えて 報 告 する 6. ALK 融 合 遺 伝 子 変 異 陽 性 の 肺 腺 癌 に 対 し 次 治 療 Crizotinib 投 与 後 転 移 巣 の 増 大 で 再 発 を 認 めた 例 株 式 会 社 日 立 製 作 所 ひたちなか 総 合 病 院 呼 吸 器 内 科 筑 波 大 学 附 属 病 院 社 会 連 携 教 育 研 究 センター 株 式 会 社 日 立 製 作 所 ひたちなか 総 合 病 院 放 射 線 科 4 株 式 会 社 日 立 製 作 所 ひたちなか 総 合 病 院 病 理 科 よしだ かずふみ 吉 田 和 史 寺 本 信 嗣 江 口 信 子 4 堀 口 尚 ALK 融 合 遺 伝 子 変 異 陽 性 の 肺 腺 癌 に 対 し 次 治 療 で ALK 阻 害 薬 を 開 始 した 治 療 開 始 後 5 カ 月 で 再 発 し PET-CT では 原 発 巣 に 比 較 して 肺 門 リンパ 節 転 移 や 肝 転 移 で 集 積 が 増 加 する 傾 向 にあった 次 治 療 で CDDP +PEM を 投 与 し PR の 縮 小 を 得 られている ALK 阻 害 薬 は 有 効 であるがおよそ 年 での 耐 性 獲 得 が 指 摘 さ れている 本 例 では 再 発 までの 期 間 が 長 く 次 治 療 への 反 応 が 良 好 である 事 が 特 徴 である 7

9 7. 進 行 肺 腺 扁 平 上 皮 癌 に 対 し 化 学 療 法 施 行 中 に 肺 内 転 移 巣 から 小 細 胞 癌 を 認 めた 例 日 本 大 学 医 学 部 内 科 学 系 呼 吸 器 内 科 学 分 野 はぎわら えり 萩 原 エリ 清 水 哲 男 遠 藤 大 介 中 川 喜 子 平 沼 久 人 高 橋 典 明 橋 本 修 70 歳 男 性 年 前 右 下 葉 に 小 結 節 影 を 認 め 緩 徐 に 増 大 するため 肺 癌 を 疑 い 胸 腔 鏡 下 肺 生 検 を 行 い 肺 腺 扁 平 上 皮 癌 と 診 断 他 肺 葉 転 移 を 認 めたため 化 学 療 法 を 施 行 し 転 移 巣 は 縮 小 したが6 コース 施 行 後 に 再 度 増 大 を 認 めた 転 移 巣 に 対 して 気 管 支 鏡 下 肺 生 検 を 行 ったところ 病 理 診 断 は 小 細 胞 癌 であった 肺 癌 治 療 中 に 治 療 前 と 異 なる 組 織 型 の 肺 癌 を 認 めることは 稀 ではなく 病 勢 増 悪 時 は 再 生 検 の 適 応 について 検 討 が 必 要 であると 思 われた 8. CBDCA+PEM+Bev の 化 学 療 法 施 行 中 に 白 質 脳 症 を 発 症 した 肺 腺 癌 の 例 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 水 戸 医 療 センター 呼 吸 器 科 おおさわ はじめ 大 澤 翔 本 間 祐 樹 沼 田 岳 士 箭 内 英 俊 遠 藤 健 夫 症 例 は 7 歳 男 性 肺 腺 癌 の 次 治 療 として CBDCA+PEM+Bev を 施 行 した 第 4 病 日 から 意 識 レベルの 低 下 を 認 めた 第 8 病 日 に 頭 部 MRI 検 査 で 両 側 前 頭 葉 白 質 と 脳 梁 膨 大 部 に T 強 調 画 像 と FLAIR で 高 信 号 領 域 を 認 め 白 質 脳 症 と 診 断 した 第 45 病 日 にステロイドパルスを 施 行 したが 意 識 レベルの 改 善 を 認 めず 第 5 病 日 に 病 状 の 悪 化 により 永 眠 した 分 子 標 的 治 療 薬 併 用 化 学 療 法 施 行 中 の 白 質 脳 症 を 経 験 したため 考 察 を 加 えて 報 告 する 9. 大 量 ステロイド 療 法 による 筋 炎 管 理 後 に 化 学 療 法 を 施 行 した 皮 膚 筋 炎 合 併 進 行 肺 癌 の 症 例 昭 和 大 学 医 学 部 内 科 学 講 座 呼 吸 器 アレルギー 内 科 学 部 門 昭 和 大 学 医 学 部 内 科 学 講 座 リウマチ 膠 原 病 内 科 学 部 門 昭 和 大 学 医 学 部 臨 床 病 理 診 断 学 講 座 くすもと そうじろう 楠 本 壮 二 郎 矢 嶋 宣 之 大 木 康 成 村 田 泰 規 石 田 孔 子 石 田 博 雄 白 井 崇 生 田 中 明 彦 大 西 司 瀧 本 雅 文 笠 間 毅 相 楽 博 典 悪 性 腫 瘍 にともなう 皮 膚 筋 炎 は 予 後 不 良 であり 治 療 に 難 渋 することが 少 なくない 当 施 設 において 大 量 ステ ロイド 療 法 で 筋 炎 症 状 の 軽 快 後 に 化 学 療 法 を 行 い 一 定 の 病 勢 制 御 が 可 能 であった 進 行 肺 癌 の 症 例 を 経 験 した 標 準 的 治 療 法 が 確 立 されていないこの 疾 患 群 において 臨 床 上 どのような 工 夫 をすべきか 我 々の 経 験 をもと に 文 献 的 考 察 を 加 えて 報 告 する 0. 筋 肉 内 転 移 と 癌 性 リンパ 管 症 を 認 めた 悪 性 胸 膜 中 皮 腫 の 一 例 東 海 大 学 医 学 部 内 科 学 系 呼 吸 器 内 科 学 はらだ かずき 原 田 一 樹 友 松 裕 美 小 熊 剛 佐 藤 雅 子 田 中 淳 堀 尾 幸 弘 滝 口 寛 人 友 松 克 允 滝 原 崇 久 新 美 京 子 端 山 直 樹 青 木 琢 也 浦 野 哲 哉 浅 野 浩 一 郎 78 歳 男 性 左 大 量 胸 水 のため 入 院 胸 腔 鏡 下 胸 膜 生 検 で 悪 性 胸 膜 中 皮 腫 ( 上 皮 型 )と 診 断 した 左 大 腿 腫 脹 精 査 で 施 行 した MRI で 大 腿 多 発 筋 肉 内 転 移 と 判 明 した(cTNM) CDDP+PEM による 化 学 療 法 後 両 肺 に 多 発 浸 潤 影 すりガラス 影 が 出 現 経 気 管 支 肺 生 検 画 像 所 見 から 多 発 肺 内 転 移 癌 性 リンパ 管 症 と 診 断 した 稀 な 転 移 形 式 である 筋 肉 内 転 移 癌 性 リンパ 管 症 を 認 めた 悪 性 胸 膜 中 皮 腫 の 一 例 を 経 験 したため 報 告 する 8

10 . 出 血 コントロールのために 抗 癌 剤 動 注 および 塞 栓 術 を 行 い 開 胸 生 検 にて 診 断 された 胸 腔 原 発 滑 膜 肉 腫 の 一 例 永 寿 総 合 病 院 呼 吸 器 内 科 慶 應 義 塾 大 学 医 学 部 病 理 学 教 室 永 寿 総 合 病 院 放 射 線 科 4 東 京 都 済 生 会 中 央 病 院 呼 吸 器 内 科 ばば りえ 馬 塲 里 英 斎 藤 史 武 續 敬 之 阪 口 真 之 杜 ぶん 林 中 田 一 祥 中 村 守 男 4 結 城 秀 樹 症 例 は 49 歳 男 性 左 胸 痛 労 作 時 呼 吸 困 難 を 主 訴 に 受 診 した 左 大 量 血 性 胸 水 を 認 めCT では 左 肺 底 部 に 内 部 の 出 血 壊 死 を 伴 う 5cm 大 の 腫 瘤 を 認 めた CT ガイド 下 生 検 では 悪 性 腫 瘍 以 上 の 診 断 が 付 かず 出 血 のコ ントロールの 目 的 でドキソルビシンの 動 注 および 塞 栓 術 を 施 行 後 開 胸 術 を 行 い 切 除 検 体 で 滑 膜 肉 腫 と 診 断 された 現 在 他 院 で 治 療 中 である 胸 腔 原 発 の 滑 膜 肉 腫 は 稀 であり 文 献 的 考 察 を 加 えて 報 告 する ランチョンセミナー :0~:50 座 長 高 栁 昇 ( 埼 玉 県 立 循 環 器 呼 吸 器 病 センター 呼 吸 器 内 科 科 長 兼 部 長 ) 肺 アスペルギルスの 診 断 と 治 療 演 者 : 渡 辺 哲 ( 千 葉 大 学 真 菌 医 学 研 究 センター 病 原 真 菌 研 究 部 門 臨 床 感 染 症 分 野 准 教 授 ) 共 催 :MSD 株 式 会 社 休 憩 :0~:50 医 学 生 初 期 研 修 医 の 発 表 Ⅰ :00~:4 座 長 倉 石 博 ( 長 野 赤 十 字 病 院 呼 吸 器 内 科 ) 研. 急 速 に 呼 吸 不 全 が 進 行 した 粟 粒 結 核 の 一 例 埼 玉 医 科 大 学 病 院 臨 床 研 修 センター 埼 玉 医 科 大 学 病 院 呼 吸 器 内 科 埼 玉 医 科 大 学 国 際 医 療 センター 呼 吸 器 内 科 やまだ まさと 山 田 正 人 山 羽 晋 平 中 尾 嘉 修 吉 田 智 昭 川 島 彬 子 嶺 崎 祥 平 宮 下 起 幸 太 田 洋 充 萩 原 弘 一 金 澤 實 永 田 真 粟 粒 結 核 は 特 徴 的 な 症 状 に 乏 しく 診 断 治 療 が 遅 れることが 多 い ARDS を 合 併 した 場 合 の 死 亡 率 は 高 く 50~80%と 報 告 されている 粟 粒 結 核 に 合 併 した ARDS の 治 療 に 定 まった 見 解 はないがステロイドが 有 効 と する 報 告 を 散 見 する 食 思 不 振 を 主 訴 に 近 医 を 受 診 後 数 日 で 呼 吸 不 全 が 急 速 に 進 行 した 粟 粒 結 核 の 一 例 を 経 験 した 早 期 からステロイドと 抗 結 核 薬 による 治 療 を 行 い 良 好 な 経 過 を 得 ることが 出 来 たため 報 告 する 9

11 研. 気 管 支 喘 息 患 者 における 喀 痰 中 サイトカイン 濃 度 測 定 喘 息 病 態 との 相 関 について 筑 波 大 学 医 学 類 国 立 病 院 機 構 霞 ヶ 浦 医 療 センター かわしま かい 川 島 海 増 田 美 智 子 菊 池 教 大 石 井 幸 雄 喘 息 患 者 より 採 取 した 喀 痰 中 のサイトカイン 濃 度 を 蛍 光 ビーズアレイシステムを 用 いて 測 定 した 喀 痰 中 IL-4 濃 度 は 喀 痰 好 酸 球 数 と 一 方 IL-8TNF-βRANTES 濃 度 は 好 中 球 数 とそれぞれ 相 関 した IL-9 濃 度 は %FEV と 逆 相 関 を 認 めた これらの 濃 度 はステロイド 治 療 により 炎 症 細 胞 に 先 立 ち 減 少 した 喀 痰 中 サイトカイン 濃 度 測 定 は 気 道 炎 症 や 気 流 閉 塞 などの 喘 息 病 態 を 反 映 する 指 標 になるものと 思 われた 研. 著 明 なサルコイド 様 反 応 を 合 併 した 急 速 進 行 性 右 上 葉 原 発 低 分 化 型 肺 腺 癌 の 例 東 邦 大 学 医 学 部 学 生 5 年 東 邦 大 学 医 療 センター 大 森 病 院 呼 吸 器 内 科 東 邦 大 学 医 療 センター 大 森 病 院 病 理 診 断 科 ふくだ さおり 福 田 早 織 杉 野 圭 史 佐 野 剛 松 本 洋 祐 鈴 木 亜 衣 香 鏑 木 教 平 後 町 杏 子 太 田 宏 樹 石 田 文 昭 菊 池 直 佐 藤 敬 太 磯 部 和 順 坂 本 晋 高 井 雄 二 郎 石 渡 誉 郎 根 本 哲 生 本 間 栄 45 歳 女 性 右 鎖 骨 上 縦 隔 リンパ 節 腫 脹 右 上 葉 結 節 で 入 院 右 鎖 骨 上 リンパ 節 生 検 で 非 乾 酪 性 類 上 皮 細 胞 肉 芽 腫 を 認 めた 結 節 および 縦 隔 リンパ 節 の 急 速 な 増 大 により 気 道 狭 窄 を 生 じ 再 入 院 再 度 頸 部 リンパ 節 生 検 を 施 行 したところ 低 分 化 型 肺 腺 癌 (TaNM0stage IIIB)EGFR mutation 陰 性 と 診 断 さらに 異 所 性 PTH 産 生 腫 瘍 による 高 Ca 血 症 の 合 併 も 認 めた 現 在 抗 癌 剤 治 療 (CBDCA+PTX)と 放 射 線 治 療 により 軽 快 中 で ある 研 4. 気 胸 術 後 4 年 目 にブラ 内 に 穿 破 し 腫 瘤 陰 影 を 呈 した 肋 間 動 脈 出 血 の 一 例 聖 マリアンナ 医 科 大 学 横 浜 市 西 部 病 院 呼 吸 器 内 科 聖 マリアンナ 医 科 大 学 横 浜 市 西 部 病 院 救 急 救 命 センター 聖 マリアンナ 医 科 大 学 横 浜 市 西 部 病 院 放 射 線 科 あおい 葵 えり 恵 理 檜 田 直 也 小 野 綾 美 石 田 明 山 口 裕 礼 若 竹 春 明 山 田 隆 之 枡 井 良 裕 駒 瀬 裕 子 症 例 は 47 歳 男 性 歳 時 に 両 側 自 然 気 胸 ブラ 縫 縮 術 既 往 あり 喀 血 にて 救 急 受 診 した 造 影 CT では 腫 瘤 内 に 分 葉 状 に 広 がる 高 吸 収 域 を 伴 う 腫 瘤 影 を 呈 し 出 血 性 病 変 と 考 えられた 血 管 造 影 では 左 第 肋 間 動 脈 か らの 出 血 が 確 認 しえた 肋 間 動 脈 塞 栓 術 にて 血 痰 は 安 定 した 4 年 前 のブラ 縫 縮 術 後 の 瘢 痕 癒 着 化 / 新 生 血 管 増 生 がありそれが 破 綻 したと 考 えられた 気 胸 術 後 の 晩 期 障 害 として 稀 ではあるが 報 告 があり 注 意 が 必 要 と 考 えられた 0

12 研 5. 潰 瘍 性 大 腸 炎 にて 生 物 学 的 製 剤 治 療 中 に 重 症 粟 粒 結 核 を 発 症 した 例 独 立 行 政 法 人 地 域 医 療 機 能 推 進 機 構 (JCHO) 東 京 山 手 メディカルセンター 呼 吸 器 内 科 もだ みつひろ 茂 田 光 弘 石 森 太 郎 井 上 拓 也 江 本 範 子 笠 井 昭 吾 大 河 内 康 実 徳 田 均 症 例 は 50 歳 代 女 性 0 数 年 来 の 潰 瘍 性 大 腸 炎 の 患 者 病 勢 悪 化 に 対 しアダリムマブの 投 与 を 開 始 治 療 開 始 前 の 胸 部 単 純 写 真 は 正 常 インターフェロン γ 遊 離 試 験 も 陰 性 であった 治 療 開 始 6 か 月 後 発 熱 と 呼 吸 困 難 が 出 現 両 肺 に 粟 粒 結 節 影 と 胸 水 貯 留 を 認 めた 粟 粒 結 核 および 結 核 性 胸 膜 炎 と 診 断 し 抗 結 核 剤 4 剤 による 治 療 を 開 始 したが 呼 吸 状 態 は 悪 化 しステロイドパルス 療 法 とステロイド 後 療 法 にてようやく 改 善 が 得 られ た 研 6. TAZ/PIPC による 皮 疹 腎 機 能 障 害 肺 障 害 を 来 しDRESS 症 候 群 を 疑 われた 例 横 浜 市 立 市 民 病 院 呼 吸 器 内 科 横 浜 市 立 市 民 病 院 腎 臓 内 科 横 浜 市 立 市 民 病 院 皮 膚 科 はらだ ひろこ 原 田 寛 子 中 村 有 希 子 上 見 葉 子 佐 藤 亮 宮 崎 和 人 石 井 真 理 三 角 祐 生 下 川 恒 生 加 藤 徳 介 磯 田 祐 士 岡 本 浩 明 66 歳 男 性 呼 吸 困 難 で 受 診 肺 化 膿 症 と 診 断 後 抗 生 剤 治 療 となった TAZ/PIPC 開 始 後 約 週 間 で 全 身 性 の 皮 疹 急 性 尿 細 管 障 害 肺 障 害 が 順 に 生 じ 末 梢 血 好 酸 球 が 増 多 DLST で TAZ/PIPC 陽 性 (SI 050%)で あったことからTAZ/PIPC による Drug reaction with eosinophilia and systemic symptoms が 疑 われた 日 常 臨 床 で 使 用 頻 度 の 多 い 薬 剤 での 注 意 すべき 有 害 事 象 として 報 告 する 医 学 生 初 期 研 修 医 の 発 表 Ⅱ :4~4:7 座 長 小 山 信 一 郎 ( 自 治 医 科 大 学 附 属 さいたま 医 療 センター 呼 吸 器 科 ) 研 7. 悪 性 軟 部 腫 瘍 に 対 してパゾパニブ 投 与 中 に 気 胸 を 発 症 した 例 がん 感 染 症 センター 都 立 駒 込 病 院 にしざわ ゆうき 西 澤 雄 貴 中 原 善 朗 高 橋 聡 四 方 田 真 紀 子 大 熊 祐 介 高 木 雄 亮 三 倉 真 一 郎 細 見 幸 生 後 藤 孝 博 岡 村 樹 症 例.6 歳 男 性 左 大 腿 悪 性 軟 部 腫 瘍 多 発 肺 転 移 に 対 しパゾパニブを 投 与 開 始 後 日 目 に 左 血 気 胸 を 発 症 胸 腔 ドレナージ 胸 膜 癒 着 術 を 行 うも 改 善 せず 原 病 の 進 行 に 伴 い 死 亡 症 例.8 歳 女 性 右 大 腿 悪 性 軟 部 腫 瘍 多 発 肺 転 移 に 対 しパゾパニブを 投 与 開 始 後 4 日 目 に 両 側 気 胸 を 発 症 右 気 胸 は 胸 腔 ドレナージに より 改 善 し 左 気 胸 は 無 治 療 にて 改 善 パゾパニブ 投 与 中 の 気 胸 の 報 告 は 少 なく 貴 重 な 症 例 と 考 え 報 告 する

13 研 8. シェーグレン 症 候 群 に 合 併 した 血 管 炎 を 伴 う 肺 肉 芽 腫 症 の 一 例 長 野 赤 十 字 病 院 呼 吸 器 内 科 長 野 赤 十 字 病 院 呼 吸 器 外 科 長 野 赤 十 字 病 院 病 理 部 4 埼 玉 県 立 循 環 器 呼 吸 器 病 センター 病 理 診 断 科 おざわ りょうた 小 澤 亮 太 會 田 有 香 倉 石 博 秋 山 達 也 和 田 洋 典 降 旗 兼 行 増 渕 雄 小 山 茂 小 林 理 渡 辺 正 秀 4 河 端 美 則 症 例 は 68 歳 女 性 数 日 前 からの 咳 嗽 を 主 訴 に 受 診 胸 部 CT で 両 側 胸 膜 側 優 位 にランダムで 一 部 気 管 支 血 管 束 に 接 する 結 節 浸 潤 影 が 散 在 し 嚢 胞 も 認 めた 眼 球 口 腔 乾 燥 症 状 口 唇 生 検 よりシェーグレン 症 候 群 (SS) の 診 断 基 準 を 満 たしSS の 肺 病 変 の 可 能 性 も 考 えたが VATS-LB を 施 行 肉 芽 腫 性 血 管 炎 を 伴 う 肺 肉 芽 腫 性 炎 の 所 見 であった SS と GPA 疑 い 合 併 として 無 治 療 で 経 過 観 察 し 一 時 改 善 したが 再 燃 したため PSL+CPA で 加 療 中 である 研 9. 多 彩 な 神 経 症 状 を 呈 した 肺 小 細 胞 癌 に 伴 う 傍 腫 瘍 性 神 経 症 候 群 の 一 例 群 馬 大 学 医 学 部 附 属 病 院 初 期 研 修 医 群 馬 大 学 医 学 部 附 属 病 院 呼 吸 器 アレルギー 内 科 () さわだ たつひろ 澤 田 達 宏 山 口 公 一 山 口 彩 鈴 木 雅 文 須 賀 達 夫 青 木 望 原 健 一 郎 増 渕 裕 朗 神 戸 将 彦 内 田 恵 前 野 敏 孝 症 例 は 65 歳 女 性 04 年 月 より 両 上 肢 下 肢 脱 力 認 め 当 院 受 診 抗 Hu 抗 体 陽 性 のため 全 身 CT 施 行 CT では 気 管 分 岐 下 リンパ 節 のみ 軽 度 腫 脹 を 認 め 縦 隔 鏡 を 用 いたリンパ 節 生 検 にて 肺 小 細 胞 癌 と 診 断 した 肺 小 細 胞 癌 に 伴 う 傍 腫 瘍 性 神 経 症 候 群 の 診 断 で 抗 癌 剤 治 療 を 開 始 した 治 療 の 中 で 痙 攣 発 作 意 識 障 害 繰 り 返 し 頭 部 MRI でも 多 彩 な 所 見 を 認 めた 診 断 から 治 療 において 難 渋 した 症 例 であり 貴 重 な 症 例 と 考 え 報 告 する 研 0. 当 院 でエルロチニブを 投 与 した 4 症 例 の 臨 床 的 検 討 江 東 病 院 呼 吸 器 感 染 症 センター さくた りな 作 田 梨 奈 小 幡 賢 一 藤 川 貴 浩 南 方 邦 彦 工 藤 宏 一 郎 田 村 尚 亮 対 象 は 当 院 でエルロチニブを 投 与 した 肺 非 小 細 胞 癌 4 例 EGFR 遺 伝 子 変 異 陽 性 / 未 検 査 / 陰 性 が 4 例 /4 例 /6 例 ( 陽 性 は 全 例 ゲフィチ 二 ブ 既 治 療 ) 年 齢 は 6~8 歳 で 平 均 7.4 歳 例 を 除 き PS 以 下 であった 結 果 は 疾 患 制 御 率 は 64.% 平 均 投 与 期 間 は.6 週 ( 日 ~4 週 )Grade 以 上 の 有 害 事 象 は 間 質 性 肺 炎 例 消 化 管 障 害 例 うつ 例 皮 疹 例 で 8 週 以 内 に 発 症 していた エルロチニブは 高 齢 者 肺 癌 の 治 療 選 択 の 一 つ と 考 えられた 研. 組 織 学 的 に 異 所 性 子 宮 内 膜 が 確 認 できた 月 経 随 伴 性 気 胸 の 例 獨 協 医 科 大 学 越 谷 病 院 呼 吸 器 内 科 獨 協 医 科 大 学 越 谷 病 院 心 臓 血 管 外 科 呼 吸 器 外 科 すか しゅんすけ 須 賀 俊 介 吉 田 匠 生 藤 松 孝 旨 有 福 一 仲 野 堅 太 郎 渡 邉 浩 祥 若 山 知 薫 時 田 心 悟 舘 脇 正 充 相 馬 亮 介 佐 藤 英 幸 増 田 浩 之 高 山 賢 哉 杉 山 公 美 弥 笛 木 直 人 深 井 隆 太 福 島 康 次 44 歳 女 性 年 前 に 子 宮 筋 腫 にて 子 宮 全 摘 術 を 受 けている その 後 右 気 胸 を 発 症 したため 他 院 にて 胸 腔 鏡 下 右 肺 尖 部 縫 縮 術 を 施 行 されたが 右 気 胸 再 発 するため 当 院 を 紹 介 された 経 過 から 胸 膜 横 隔 膜 子 宮 内 膜 症 を 疑 い 手 術 を 行 なった 術 中 所 見 にて 横 隔 膜 腱 中 心 に 複 数 の 褐 色 調 部 分 が 認 められ 横 隔 膜 部 分 切 除 を 施 行 病 理 組 織 学 的 検 査 にて 異 所 性 子 宮 内 膜 組 織 が 確 認 された 症 例 を 経 験 したので 報 告 する

14 初 期 研 修 医 医 学 生 を 対 象 とした 教 育 セミナー 4:0~4:50 座 長 栁 澤 勉 ( 埼 玉 県 立 循 環 器 呼 吸 器 病 センター 副 病 院 長 ) 呼 吸 器 診 療 における 胸 部 単 純 写 真 の 活 かし 方 演 者 : 松 島 秀 和 (さいたま 赤 十 字 病 院 呼 吸 器 内 科 ) 医 学 生 初 期 研 修 医 優 秀 者 表 彰 式 4:50~5:00 セッションⅣ 5:00~5:5 座 長 坂 東 政 司 ( 自 治 医 科 大 学 附 属 病 院 呼 吸 器 センター 内 科 部 門 ). 過 敏 性 肺 臓 炎 との 鑑 別 を 要 したレジオネラ 肺 炎 の 一 例 医 療 法 人 社 団 葵 会 川 崎 南 部 病 院 呼 吸 器 科 医 療 法 人 社 団 葵 会 川 崎 南 部 病 院 内 科 東 邦 大 学 医 学 部 微 生 物 学 感 染 症 学 講 座 あづみ たかし 安 積 隆 泉 史 隆 松 岡 健 齋 藤 雄 一 舘 田 一 博 6 歳 男 性 土 木 工 事 に 従 事 している 際 に 土 中 の 汚 水 を 吸 入 し 同 日 夜 より 消 化 器 症 状 と 発 熱 が 生 じた 発 症 起 点 よりレジオネラ 肺 炎 画 像 所 見 より 過 敏 性 肺 臓 炎 が 鑑 別 に 挙 がり 気 管 支 鏡 を 実 施 呼 吸 状 態 の 悪 化 のため 検 査 中 断 となったが 回 収 された 気 管 支 洗 浄 液 での 培 養 では 陰 性 であったがPCR でレジオネラが 確 認 され た 吸 入 した 汚 水 からも PCR で 同 菌 が 検 出 された 診 断 に 苦 慮 した 症 例 であり 若 干 の 考 察 を 加 えて 報 告 す る. Good 症 候 群 に DPB 多 剤 耐 性 緑 膿 菌 肺 炎 を 合 併 した 例 総 合 病 院 土 浦 協 同 病 院 呼 吸 器 内 科 やまな たかし 山 名 高 志 西 山 直 樹 齋 藤 弘 明 山 下 高 明 若 井 陽 子 齊 藤 和 人 篠 原 陽 子 症 例 は 75 歳 男 性 00X 年 に 低 γ グロブリン 血 症 を 合 併 する 胸 腺 腫 に 対 して 胸 腺 切 除 術 を 施 行 された その 後 も 低 γ グロブリン 血 症 が 遷 延 し 0X 年 から 肺 炎 を 反 復 したため 精 査 加 療 目 的 に 当 科 へ 紹 介 となった 胸 部 CT で DPB 様 の 多 発 粒 状 影 気 管 支 拡 張 を 認 め 気 管 支 洗 浄 では 多 剤 耐 性 緑 膿 菌 が 検 出 された Good 症 候 群 に DPB 多 剤 耐 性 緑 膿 菌 感 染 を 合 併 した 報 告 例 は 稀 であり 若 干 の 文 献 的 考 察 を 含 め 報 告 する 4. 重 症 原 発 性 インフルエンザ 肺 炎 にステロイド 治 療 が 著 効 した 例 青 梅 市 立 総 合 病 院 呼 吸 器 内 科 つかはら かなこ 塚 原 加 樹 子 川 口 陽 史 榛 沢 理 矢 澤 克 昭 井 上 幸 久 高 崎 寛 司 大 場 岳 彦 磯 貝 進 64 歳 女 性 インフルエンザ A 型 の 診 断 週 間 後 に 呼 吸 困 難 で 受 診 CT で 両 肺 にびまん 性 のスリガラス 陰 影 を 認 めた BALF のインフルエンザウイルス(HNpdm)PCR が 陽 性 で 原 発 性 インフルエンザ 肺 炎 と 診 断 し た ペラミビル 投 与 開 始 後 も 呼 吸 不 全 が 進 行 入 院 第 病 日 より 人 工 呼 吸 器 管 理 を 要 したがステロイド 大 量 療 法 に 反 応 し 第 7 病 日 に 呼 吸 器 を 離 脱 した 原 発 性 インフルエンザ 肺 炎 のステロイド 治 療 に 対 する 是 非 につ いて 考 察 する

15 5.インフルエンザ 感 染 による 急 性 呼 吸 窮 迫 症 候 群 に 併 発 したサイトメガロウイルス 肺 炎 の 例 自 治 医 科 大 学 呼 吸 器 センター 内 科 学 部 門 自 治 医 科 大 学 感 染 症 科 くろき とものり 黒 木 知 則 澤 田 哲 郎 坂 東 政 司 山 内 浩 義 佐 多 将 史 中 澤 晶 子 中 山 雅 之 間 藤 尚 子 中 屋 孝 清 山 沢 英 明 岡 部 太 郎 杉 山 幸 比 古 6 歳 男 性 インフルエンザ 感 染 後 急 性 呼 吸 窮 迫 症 候 群 に 進 展 しステロイド mg/kg/day を 4 日 間 投 与 し た 呼 吸 状 態 や 画 像 所 見 は 改 善 したが7 日 後 再 度 呼 吸 状 態 が 悪 化 し 胸 部 CT で 小 葉 中 心 性 の 小 結 節 影 を 認 めた 気 管 支 肺 胞 洗 浄 液 中 のサイトメガロウイルス DNA が 著 増 していた インフルエンザによる 急 性 呼 吸 窮 迫 症 候 群 は 予 後 不 良 であり 経 過 中 のサイトメガロウイルス 肺 炎 などの 合 併 にも 留 意 する 必 要 があると 考 えら れた 6. 胸 部 CT で 小 結 節 影 を 呈 し 肺 癌 との 鑑 別 に 苦 慮 したアスペルギルス 結 節 の 例 東 海 大 学 医 学 部 付 属 八 王 子 病 院 呼 吸 器 内 科 東 海 大 学 医 学 部 付 属 八 王 子 病 院 呼 吸 器 外 科 東 海 大 学 医 学 部 付 属 八 王 子 病 院 病 理 診 断 科 たなか じゅん 田 中 淳 坂 巻 文 雄 近 藤 祐 介 田 崎 厳 増 田 大 介 中 村 雄 介 田 尻 琢 磨 山 田 俊 介 7 歳 女 性 特 記 すべき 既 往 症 はなく 検 診 で 胸 部 異 常 陰 影 を 指 摘 され 受 診 胸 部 CT で 右 中 葉 に 孤 立 性 の 小 結 節 影 を 認 め 肺 癌 が 疑 われ 胸 腔 鏡 下 右 中 葉 切 除 術 を 施 行 切 除 標 本 で PAS 染 色 と Grocot 染 色 陽 性 の Y 字 型 に 分 枝 する 真 菌 糸 を 持 つ 菌 体 の 集 塊 を 認 めアスペルギルス 結 節 と 診 断 した 肺 アスペルギルス 症 では 免 疫 抑 制 をきたす 併 存 疾 患 を 持 つ 症 例 が 多 いが 本 例 では 認 めず 稀 な 症 例 と 考 えられ 肺 結 節 の 鑑 別 に 加 えるべきと 考 察 した セッションⅤ 5:5~6: 座 長 石 井 晴 之 ( 杏 林 大 学 呼 吸 器 内 科 ) 7. 再 発 性 気 胸 に 伴 う 進 行 性 呼 吸 不 全 により 上 葉 優 位 型 肺 線 維 症 を 疑 った 一 例 千 葉 大 学 医 学 部 附 属 病 院 呼 吸 器 内 科 きのした たく 木 下 拓 佐 々 木 茜 鈴 木 健 一 田 中 望 未 三 輪 秀 樹 山 岸 一 貴 山 本 慶 子 安 倍 光 洋 伊 狩 潤 津 島 健 司 寺 田 二 郎 巽 浩 一 郎 9 歳 男 性 00 年 に 成 熟 B 細 胞 性 リンパ 性 白 血 病 と 診 断 され 化 学 療 法 施 行 し 寛 解 中 であった 00 年 4 月 より 乾 性 咳 嗽 背 部 痛 が 出 現 したため 同 年 0 月 当 科 紹 介 受 診 胸 部 CT 上 上 葉 優 位 の 胸 膜 肥 厚 像 呼 吸 機 能 検 査 で 拘 束 性 障 害 繰 り 返 す 自 然 気 胸 扁 平 胸 郭 を 認 め 特 発 性 ないし 続 発 性 上 葉 優 位 型 肺 線 維 症 と 診 断 度 重 なる 気 胸 に 伴 い 慢 性 呼 吸 不 全 が 進 行 し 現 在 肺 移 植 申 請 中 である 若 干 の 文 献 的 考 察 を 交 えて 報 告 する 4

16 8. 皮 膚 筋 病 変 を 伴 わない 抗 ARS 抗 体 陽 性 間 質 性 肺 炎 の 例 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 茨 城 東 病 院 なかじままさゆき 中 嶋 真 之 乾 年 秀 中 澤 真 理 子 兵 頭 健 太 郎 金 澤 潤 櫻 井 啓 文 根 本 健 司 高 久 多 希 朗 大 石 修 司 林 原 賢 治 齋 藤 武 文 症 例 :5 歳 女 性 検 診 異 常 で 受 診 症 例 :6 歳 女 性 ヶ 月 前 からの 呼 吸 困 難 感 で 受 診 いずれも 皮 膚 所 見 を 伴 わず 臨 床 的 に 筋 炎 所 見 を 認 めなかった 特 徴 的 な 画 像 所 見 ( 両 側 下 葉 に 容 積 減 少 を 伴 う 気 管 支 血 管 束 に 沿 った 浸 潤 影 スリガラス 影 )から 抗 ARS 抗 体 を 測 定 し 陽 性 であったが 抗 核 抗 体 cytoplasmic pattern は 認 められなかった 症 例 は VATS 検 討 中 症 例 はステロイド 治 療 で 改 善 傾 向 である 9. 多 彩 な 肺 病 理 所 見 を 認 め 長 期 経 過 を 追 えた MPO-ANCA 陽 性 間 質 性 肺 炎 (PLV)の 一 例 東 邦 大 学 医 療 センター 大 森 病 院 呼 吸 器 内 科 東 邦 大 学 医 療 センター 大 森 病 院 病 理 部 すなかわ もとこ 砂 川 泉 子 菊 池 直 石 田 文 明 廣 田 直 佐 藤 敬 太 佐 野 剛 杉 野 圭 史 磯 部 和 順 坂 本 晋 高 井 雄 二 郎 渋 谷 和 俊 本 間 栄 7 歳 女 性 996 年 に 咳 嗽 にて 受 診 画 像 上 浸 潤 影 や 両 肺 底 部 網 状 影 を 認 め 間 質 性 肺 炎 を 疑 い VATS を 施 行 Fibro-cellularNSIP や OP 小 葉 辺 縁 性 の 線 維 化 またリンパ 濾 胞 形 成 などが 混 在 した 組 織 像 を 得 た 005 年 頃 よ り MPO-ANCA 陽 性 となり 肺 限 局 型 と 診 断 した 現 在 0 年 以 上 の 経 過 で 両 肺 底 部 に 蜂 巣 肺 を 形 成 している 画 像 経 過 を 長 期 に 追 え 組 織 像 との 関 連 も 示 唆 に 富 む 症 例 と 考 え 報 告 する 0. 炎 症 性 偽 腫 瘍 として 経 過 観 察 中 に IgG4 関 連 疾 患 を 発 症 した 一 例 東 京 都 立 多 摩 総 合 医 療 センター 呼 吸 器 内 科 やまもと みあけ 山 本 美 暁 佐 藤 祐 岡 本 翔 一 阪 下 健 太 郎 北 園 美 弥 子 村 田 研 吾 和 田 曉 彦 高 森 幹 雄 74 歳 男 性 半 年 間 続 く 慢 性 咳 嗽 及 び 胸 部 異 常 影 にて 当 科 外 来 を 紹 介 受 診 した 左 肺 に 腫 瘤 性 陰 影 を 認 め VATS で 炎 症 性 偽 腫 瘍 の 診 断 となり 経 過 観 察 していた 約 年 後 に 腋 窩 リンパ 節 腫 大 を 認 め 生 検 で IgG4 関 連 リンパ 節 腫 大 と 診 断 した その 更 に 年 後 に 硬 化 性 胆 管 炎 を 発 症 しステロイドを 導 入 し 現 在 も 継 続 中 であ る 過 去 に 炎 症 性 偽 腫 瘍 と 診 断 された 症 例 は IgG4 関 連 症 状 に 注 意 が 必 要 であり 教 訓 的 症 例 として 提 示 する.テネリグリプチンによる 薬 剤 性 肺 障 害 の 一 例 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 呼 吸 器 内 科 わたなべじゅんこ 渡 部 淳 子 藤 井 さと 子 小 島 淳 倉 内 崇 至 栗 岩 早 希 上 井 康 寛 門 田 宰 稲 木 俊 介 和 久 井 大 高 坂 直 樹 皆 川 俊 介 清 水 健 一 郎 原 弘 道 沼 田 尊 功 荒 屋 潤 金 子 由 美 中 山 勝 敏 桑 野 和 善 症 例 は CPFE にて 当 科 かかりつけの 8 歳 男 性 DPP-4 阻 害 剤 であるテネリグリプチン 投 与 日 後 に 8.9 の 発 熱 と 呼 吸 不 全 を 認 め 緊 急 入 院 となった 胸 部 単 純 CT 上 全 肺 野 にびまん 性 スリガラス 状 陰 影 を 認 めテネリグ リプチン 休 薬 及 びステロイド 投 与 にて 軽 快 した 後 日 DLST 陽 性 により 同 剤 による 薬 剤 性 肺 障 害 と 診 断 した DPP-4 阻 害 剤 の 中 でも 比 較 的 新 しいテネリグリプチンによる 薬 剤 性 肺 障 害 はまだ 報 告 例 が 少 なく 文 献 的 考 察 も 含 め 報 告 する 5

17 . 抗 結 核 薬 で 薬 剤 性 過 敏 症 症 候 群 (DIHS)を 来 した 一 例 JCHO 東 京 新 宿 メディカルセンター 呼 吸 器 内 科 JCHO 東 京 新 宿 メディカルセンター 消 化 器 内 科 こじま ひろし 小 島 弘 清 水 秀 文 日 野 葵 小 林 正 宏 山 下 未 来 堀 江 美 正 溝 尾 朗 松 本 政 雄 78 歳 男 性 発 熱 を 主 訴 に 来 院 し 頸 部 リンパ 節 肺 門 部 リンパ 節 腫 大 脾 臓 腫 瘤 性 病 変 を 指 摘 頸 部 リンパ 節 生 検 で 肺 外 結 核 と 診 断 された RFPINHEB の 剤 で 治 療 開 始 したところ 四 肢 体 幹 に 多 形 滲 出 性 紅 斑 が 出 現 HHV-6 の 再 活 性 化 も 認 められ 抗 結 核 薬 いずれかによる DIHS の 診 断 となる 抗 結 核 薬 による DIHS は 貴 重 な 症 例 であり 文 献 的 考 察 を 加 え 報 告 する. Mesalazine によると 思 われた 薬 剤 性 肺 炎 の 一 例 東 京 医 科 大 学 茨 城 医 療 センター 内 科 ( 呼 吸 器 ) きくち りょうた 菊 池 亮 太 伊 藤 昌 之 宇 留 間 友 宣 辻 隆 夫 渡 辺 秀 裕 青 柴 和 徹 中 村 博 幸 症 例 は 74 歳 男 性 潰 瘍 性 大 腸 炎 に 対 して mesalazine 開 始 ヶ 月 後 に 咳 嗽 発 熱 を 認 めた 気 管 支 肺 胞 洗 浄 液 で 好 酸 球 9% 肺 生 検 で 肺 胞 に 好 酸 球 浸 潤 を 認 めmesalazine による 薬 剤 性 肺 炎 と 診 断 した Mesalazine 中 止 PSL 0 mg/ 日 にて 臨 床 症 状 画 像 所 見 は 改 善 した 炎 症 性 腸 疾 患 の 患 者 に 生 じた 肺 病 変 は 感 染 症 炎 症 性 腸 疾 患 の 腸 管 外 病 変 薬 剤 性 肺 炎 などを 考 え 気 管 支 鏡 検 査 による 鑑 別 診 断 が 重 要 と 考 えた 4. FDG-PET/CT にて 著 明 な 多 数 の 集 積 を 認 めた 心 サルコイドーシスの 例 杏 林 大 学 医 学 部 呼 吸 器 内 科 学 なかもと やすお 中 元 康 雄 皿 谷 健 麻 生 純 平 布 川 寛 樹 辻 晋 吾 平 田 彩 渡 邊 崇 靖 和 田 翔 子 石 田 学 倉 井 大 輔 石 井 晴 之 滝 澤 始 症 例 は 7 歳 女 性 心 サルコイドーシスによる 完 全 房 室 ブロックに 対 して X 年 にペースメーカーを 挿 入 両 側 肺 門 部 リンパ 節 腫 脹 に 対 して X+ 年 に 気 管 支 鏡 を 施 行 するも 確 定 診 断 に 至 らず 皮 膚 生 検 でサルコイドーシス と 確 定 診 断 した FDG-PET/CT での 心 筋 への 集 積 は SUVmax 8.49 と 高 値 を 示 した 心 サルコイドーシスと FDG-PET/CT について 文 献 的 考 察 を 加 え 報 告 とする セッションⅥ 6:~7: 座 長 宮 崎 泰 成 ( 東 京 医 科 歯 科 大 学 呼 吸 器 内 科 ) 5. 全 身 性 強 皮 症 に 伴 う 間 質 性 肺 炎 の 治 療 中 に 加 湿 器 肺 を 発 症 した 例 聖 路 加 国 際 病 院 呼 吸 器 内 科 ばば ひろゆき 馬 場 洋 行 仁 多 寅 彦 中 岡 大 士 岡 藤 浩 平 北 村 淳 史 冨 島 裕 内 山 伸 西 村 直 樹 蝶 名 林 直 彦 全 身 性 強 皮 症 に 伴 う 間 質 性 肺 炎 に 対 してプレドニゾロンとミコフェノール 酸 モフェチルにて 治 療 中 の 64 歳 男 性 0 年 冬 期 に 発 熱 と 呼 吸 困 難 の 増 悪 による 入 退 院 を 回 繰 り 返 した 回 目 の 入 院 時 に 自 宅 で 使 用 す る 加 湿 器 による 急 性 過 敏 性 肺 炎 が 考 えられ 抗 原 回 避 を 行 ったところ 改 善 しその 後 再 燃 は 無 い 原 因 の 明 ら かな 間 質 性 肺 炎 に 合 併 した 加 湿 器 肺 の 画 像 所 見 の 検 討 は 少 なくステロイド 使 用 下 の 発 症 も 稀 であり 報 告 する 6

18 6. 治 療 により 画 像 所 見 が 変 化 した Trichosporon.cutaneum による 過 敏 性 肺 炎 の 例 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 災 害 医 療 センター 呼 吸 器 科 いいじままさひで 飯 島 真 秀 井 部 達 也 亀 山 伸 久 武 岡 慎 二 郎 本 間 千 絵 毛 利 篤 人 上 村 光 弘 6 歳 女 性 呼 吸 困 難 と 咳 嗽 を 主 訴 に 当 院 を 受 診 しCT にて 両 側 に crazy paving pattern を 認 めた ステロイ ドパルス 施 行 し 症 状 は 改 善 したため 自 宅 退 院 となったが ヶ 月 後 に 労 作 時 呼 吸 困 難 が 再 発 し 再 度 CT で 評 価 したところ 小 葉 中 心 性 陰 影 を 認 め 過 敏 性 肺 炎 が 疑 われた 抗 原 回 避 環 境 誘 発 試 験 が 陽 性 となり 自 宅 より T.cutaneum が 検 出 され 原 因 抗 原 と 考 えられた 過 敏 性 肺 炎 の 画 像 所 見 が 変 化 した 稀 な 症 例 と 考 えられるため 報 告 する 7. 夏 型 過 敏 性 肺 臓 炎 の 家 族 内 同 時 発 症 例 国 立 病 院 機 構 東 埼 玉 病 院 呼 吸 器 病 センター 呼 吸 器 科 国 立 病 院 機 構 東 埼 玉 病 院 検 査 科 病 理 春 日 部 市 立 病 院 呼 吸 器 科 ますだ たかし 増 田 貴 史 堀 場 昌 英 廣 瀬 友 城 森 田 暁 壮 中 野 滋 文 二 見 仁 康 諸 井 文 子 芳 賀 孝 之 高 杉 知 明 田 川 公 平 木 曽 原 朗 鎌 仲 正 人 青 山 克 彦 症 例 は 0 歳 男 性 X 年 8 月 より 職 場 の 飲 食 店 に 勤 務 すると 咳 嗽 が 出 現 するため 当 院 を 受 診 した 実 父 も 同 じ 職 場 で 勤 務 し 同 症 状 を 認 めていた 患 者 と 実 父 ともに 胸 部 レントゲンで 両 側 肺 びまん 性 に 小 葉 中 心 性 陰 影 を 認 め 血 清 抗 Trichosporon asahii 抗 体 が 陽 性 であった ステロイド 内 服 で 症 状 は 改 善 したが 仕 事 復 帰 後 に 症 状 が 再 燃 した 職 場 のカビの 除 去 と 改 修 を 行 った 後 は 実 父 とも 無 治 療 で 再 発 を 認 めていない 8. 肺 胞 出 血 を 来 した 加 湿 器 肺 の 一 例 JA とりで 総 合 医 療 センター 呼 吸 器 内 科 やぎ たもん 八 木 太 門 今 瀬 玲 菜 三 島 有 華 尾 形 朋 之 症 例 は 4 歳 男 性 乾 癬 にて 通 院 中 に 発 熱 を 主 訴 に 受 診 し 抗 菌 薬 投 与 で 改 善 なく 入 院 となった 胸 部 CT では 肺 野 にびまん 性 のすりガラス 陰 影 を 認 め 気 管 支 鏡 検 査 にて 洗 浄 液 は 徐 々に 濃 くなる 血 性 を 示 し 肺 胞 出 血 と 診 断 した ステロイドパルス 療 法 を 行 い 軽 快 し 退 院 したがその 6 日 後 に 発 熱 を 来 し 再 入 院 となった 超 音 波 式 加 湿 器 の 使 用 が 原 因 として 疑 われ 誘 発 試 験 を 行 い 加 湿 器 肺 と 診 断 した 肺 胞 出 血 を 来 した 例 は 稀 であり 報 告 する 9. 肺 非 結 核 性 抗 酸 菌 症 に 合 併 した 肺 高 血 圧 症 信 州 大 学 医 学 部 内 科 学 第 一 教 室 あらき たいすけ 荒 木 太 亮 市 山 崇 史 木 野 田 文 也 立 石 一 成 小 林 信 光 牛 木 淳 人 安 尾 将 法 漆 畑 一 寿 山 本 洋 花 岡 正 幸 65 歳 の 女 性 肺 非 結 核 性 抗 酸 菌 症 の 治 療 歴 がある 労 作 時 呼 吸 困 難 を 主 訴 に 前 医 を 受 診 し 胸 部 CT にて 肺 動 脈 拡 張 を 認 めた 右 心 カテーテル 検 査 で 肺 高 血 圧 症 を 指 摘 され 精 査 加 療 目 的 に 当 科 へ 紹 介 となった 当 科 での 精 査 の 結 果 呼 吸 器 疾 患 に 伴 う 第 群 肺 高 血 圧 症 と 診 断 した 在 宅 酸 素 療 法 と 気 管 支 拡 張 薬 を 導 入 し 経 過 観 察 とした 肺 非 結 核 性 抗 酸 菌 症 に 肺 高 血 圧 症 を 合 併 した 症 例 は 非 常 に 稀 であり 本 症 例 の 経 過 につき 報 告 する 7

19 40. 病 勢 悪 化 とともに 肺 動 脈 血 栓 塞 栓 症 深 部 静 脈 血 栓 症 が 顕 性 化 した ANCA 関 連 血 管 炎 の 例 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 茨 城 東 病 院 呼 吸 器 内 科 筑 波 大 学 附 属 病 院 病 理 診 断 科 さくらいひろふみ 櫻 井 啓 文 乾 年 秀 中 澤 真 理 子 中 嶋 真 之 兵 頭 健 太 郎 金 澤 潤 根 本 健 司 高 久 多 希 朗 大 石 修 司 林 原 賢 治 齋 藤 武 文 南 優 子 患 者 は 80 歳 女 性 0 年 4 月 胸 部 異 常 陰 影 精 査 のため 当 科 紹 介 P-ANCA 08 と 高 値 濃 度 勾 配 を 伴 う 血 性 BAL を 認 めた 04 月 5 月 両 下 腿 浮 腫 出 現 CRP 上 昇 Hb Alb 低 下 胸 部 単 純 写 真 で 右 上 肺 野 に 楔 型 の 浸 潤 影 を 認 めた D-dimer 高 値 造 影 CT 検 査 で 両 側 肺 動 脈 左 下 腿 静 脈 内 に 血 栓 を 認 めた 抗 凝 固 療 法 ステロイド 免 疫 抑 制 剤 によって 治 療 し 病 状 は 改 善 した ANCA 関 連 血 管 炎 の 病 勢 悪 化 とともに PTEDVT が 顕 性 化 した 例 を 経 験 したので 報 告 する セッションⅦ 7:~7:55 座 長 天 野 雅 子 (さいたま 赤 十 字 病 院 呼 吸 器 内 科 ) 4.びまん 性 すりガラス 影 を 呈 し 経 気 管 支 肺 生 検 で 診 断 した 悪 性 リンパ 腫 の 例 自 治 医 科 大 学 附 属 さいたま 医 療 センター 呼 吸 器 科 自 治 医 科 大 学 附 属 さいたま 医 療 センター 病 理 科 自 治 医 科 大 学 附 属 さいたま 医 療 センター 血 液 科 かわむら るみ 川 村 留 美 渡 辺 恭 孝 岩 井 悠 希 白 石 守 三 輪 千 尋 小 山 信 之 小 山 信 一 郎 土 橋 洋 西 田 淳 二 67 歳 男 性 年 半 年 前 に 発 熱 肝 障 害 肝 脾 腫 血 球 減 少 が 出 現 原 因 不 明 であったが 数 週 で 自 然 軽 快 ヶ 月 前 に 同 様 の 症 状 が 出 現 しLDHsILR 高 値 であり 悪 性 リンパ 腫 が 疑 われたが 骨 髄 穿 刺 皮 膚 生 検 では 診 断 に 至 らなかった ヶ 月 前 より 労 作 時 の 息 切 れが 出 現 し 胸 部 CT で 両 肺 びまん 性 すりガラス 影 を 認 め 経 気 管 支 肺 生 検 で 悪 性 リンパ 腫 と 診 断 した すりガラス 影 を 呈 し 経 気 管 支 肺 生 検 で 診 断 したリンパ 腫 は 稀 であり 報 告 する 4. 気 管 支 拡 張 (BE) 症 に 続 発 した 二 次 性 アミロイド 症 の 剖 検 例 国 立 病 院 機 構 東 京 病 院 呼 吸 器 センター ふなびき あかね 船 曳 茜 赤 司 俊 介 赤 川 志 のぶ 中 村 澄 江 加 藤 貴 史 森 彩 島 田 昌 裕 廣 瀬 敬 松 井 弘 稔 大 田 健 7 歳 男 性 左 肺 に 広 汎 な BE 像 と 肺 尖 厚 壁 空 洞 を 認 め 臨 床 的 に 慢 性 アスペルギルス 症 (CPA)と 診 断 か 月 後 に 治 療 不 応 性 の 下 痢 右 肺 にも 浸 潤 影 が 出 現 しCPA の 悪 化 と 判 断 抗 真 菌 剤 抗 菌 剤 に 反 応 せず 初 診 から 半 年 後 に 呼 吸 不 全 で 死 亡 した 剖 検 にて 左 肺 に 広 汎 な BE 全 身 臓 器 にアミロイド 沈 着 を 認 めBE 症 に 続 発 した 二 次 性 アミロイド 症 と 診 断 した 近 年 BE 症 に 続 発 する 本 症 が 少 なくなり 貴 重 と 思 われ 報 告 する 8

20 4. 溶 連 菌 感 染 後 急 性 糸 球 体 腎 炎 にびまん 性 肺 胞 出 血 を 併 発 した 例 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 附 属 柏 病 院 呼 吸 器 内 科 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 附 属 柏 病 院 腎 臓 高 血 圧 内 科 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 附 属 柏 病 院 病 理 部 4 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 附 属 病 院 やべ まさみ 矢 部 真 紗 美 吉 田 正 宏 山 川 英 晃 石 川 威 夫 高 木 正 道 濱 口 明 彦 小 倉 誠 金 綱 友 木 子 4 桑 野 和 善 症 例 は 7 歳 男 性 膿 痂 疹 罹 患 週 間 後 に 喀 血 呼 吸 困 難 を 認 めた 胸 部 CT で 肺 野 にびまん 性 すりガラスを 認 め 緊 急 気 管 支 鏡 で 肺 胞 出 血 と 診 断 した 入 院 後 呼 吸 不 全 が 進 行 しm-PSL 大 量 療 法 を 行 った 治 療 開 始 後 速 やかに 呼 吸 不 全 と 腎 機 能 障 害 は 軽 快 した 膿 痂 疹 培 養 から Strepotococcus pyogenes が 検 出 され 腎 生 検 で 管 内 増 殖 性 糸 球 体 腎 炎 の 所 見 が 得 られた 溶 連 菌 感 染 後 急 性 糸 球 体 腎 炎 に 合 併 したびまん 性 肺 胞 出 血 は 稀 であり 報 告 する 44. 乳 糜 心 膜 症 治 療 後 0 年 の 経 過 で 肺 リンパ 浮 腫 を 来 たした 一 例 神 奈 川 循 環 器 呼 吸 器 病 センター 呼 吸 器 内 科 神 奈 川 循 環 器 呼 吸 器 病 センター 放 射 線 科 社 会 福 祉 法 人 聖 隷 福 祉 事 業 団 聖 隷 横 浜 病 院 呼 吸 器 内 科 ちの はるか 千 野 遥 舟 木 佳 弘 櫻 中 晴 康 細 田 千 晶 伊 藤 博 之 松 尾 規 和 水 堂 祐 広 中 澤 篤 人 関 根 朗 雅 北 村 英 也 馬 場 智 尚 篠 原 岳 西 平 隆 一 小 松 茂 加 藤 晃 史 萩 原 恵 里 岩 澤 多 恵 吉 岡 慶 一 朗 小 倉 高 志 60 代 女 性 0 代 に 乳 糜 心 膜 症 で 心 膜 切 開 胸 管 結 紮 後 初 診 年 前 より 胸 部 異 常 影 が 出 現 ヶ 月 前 より 呼 吸 困 難 全 身 浮 腫 を 認 め 紹 介 受 診 胸 部 CT で 右 下 葉 結 節 小 葉 間 隔 壁 気 管 支 血 管 束 の 肥 厚 を 認 めた CT ガ イド 下 に 体 位 変 換 で 結 節 は 縮 小 リンパ 管 シンチグラフィーにて 静 脈 角 への 流 入 欠 損 心 嚢 胸 腔 内 への 放 射 性 同 位 体 停 滞 を 認 め 肺 リンパ 浮 腫 の 診 断 脂 肪 制 限 にて 陰 影 全 身 浮 腫 は 改 善 稀 な 病 態 であり 報 告 する 45. 多 彩 な 画 像 所 見 を 呈 した Yellow nail 症 候 群 の 一 例 公 益 財 団 法 人 結 核 予 防 会 複 十 字 病 院 呼 吸 器 センター 公 益 財 団 法 人 結 核 予 防 会 複 十 字 病 院 放 射 線 診 療 部 もりもとこうぞう 森 本 耕 三 松 田 周 一 大 澤 武 司 伊 麗 娜 山 名 一 平 上 山 雅 子 渡 辺 雅 人 矢 野 量 三 國 東 博 之 奥 村 昌 夫 佐 々 木 結 花 内 山 隆 司 黒 崎 敦 子 吉 森 浩 三 吉 山 崇 早 乙 女 幹 朗 倉 島 篤 行 尾 形 英 雄 工 藤 翔 二 後 藤 元 65 歳 男 性 008 年 に 間 質 性 肺 炎 の 診 断 にて 治 療 を 行 い 改 善 した 年 後 から 下 気 道 感 染 を 繰 り 返 し 同 時 に 黄 色 爪 を 呈 したことから Yellow nail 症 候 群 と 診 断 した 0 年 に 呼 吸 不 全 を 呈 し 入 院 CT では 肺 炎 像 に 加 え 間 質 性 陰 影 広 義 間 質 の 肥 厚 など 多 彩 な 画 像 所 見 を 呈 した ステロイド 剤 抗 生 剤 にて 胸 部 所 見 および 黄 色 爪 の 改 善 を 認 めた 008 年 の 経 過 でも 黄 色 爪 を 認 めていたことから 同 症 候 群 による 呼 吸 器 病 変 と 考 えた 9

21 46. EBUS-TBNA で 診 断 した 原 発 性 マクログロブリン 血 症 に 合 併 した AL アミロイドーシスの 例 埼 玉 県 立 循 環 器 呼 吸 器 病 センター 呼 吸 器 内 科 埼 玉 県 立 循 環 器 呼 吸 器 病 センター 病 理 診 断 科 いしぐろ たかし 石 黒 卓 高 柳 昇 柳 澤 勉 篠 原 和 歌 子 伊 藤 晶 彦 河 手 絵 里 子 太 田 池 恵 蘇 原 慧 伶 田 村 仁 樹 高 久 洋 太 郎 鍵 山 奈 保 倉 島 一 喜 清 水 禎 彦 杉 田 裕 症 例 は 75 歳 男 性 年 前 から 呼 吸 困 難 を 自 覚 して 当 院 を 受 診 胸 部 CT 検 査 で 両 肺 野 の 結 節 縦 隔 肺 門 リンパ 節 腫 大 両 側 胸 水 あり 縦 隔 リンパ 節 より EBUS-TBNA でアミロイド 蛋 白 (AL-λ)の 沈 着 を 証 明 骨 髄 穿 刺 血 清 IgM 値 などは 原 発 性 マクログロブリン 血 症 に 矛 盾 せず EBUS/TBNA が 本 症 の 診 断 に 寄 与 した 閉 会 の 辞 7:55~8:00 0

22 今 後 のご 案 内 第 回 日 本 呼 吸 器 学 会 関 東 地 方 会 会 期 : 平 成 6 年 月 日 ( 土 ) 会 場 :ヨコハマ 創 造 都 市 センター 会 長 : 金 子 猛 ( 横 浜 市 立 大 学 大 学 院 医 学 研 究 科 呼 吸 器 病 学 ) 第 回 お 問 合 わせ 先 株 式 会 社 メセナトラベルネットワーク 渋 谷 俊 宏 東 京 都 中 央 区 日 本 橋 小 伝 馬 町 0-8 TEL: FAX: shibuya@mecenat-net.co.jp 第 回 日 本 呼 吸 器 学 会 関 東 地 方 会 ( 合 同 開 催 : 第 67 回 日 本 結 核 病 学 会 関 東 支 部 学 会 ) 会 期 : 平 成 7 年 月 4 日 ( 土 ) 会 場 : 慶 應 義 塾 大 学 薬 学 部 ( 芝 共 立 キャンパス) 講 堂 会 長 : 長 谷 川 直 樹 ( 慶 應 義 塾 大 学 感 染 制 御 センター) 演 題 募 集 期 間 : 平 成 6 年 0 月 日 ( 水 )~ 月 9 日 ( 水 ) 第 回 お 問 合 せ 先 株 式 会 社 サンプラネット 笹 川 信 之 -00 東 京 都 文 京 区 大 塚 -5-0 住 友 成 泉 小 石 川 ビル 7 階 TEL: FAX: n-sasakawa-sun@hhc.eisai.co.jp 第 4 回 日 本 呼 吸 器 学 会 関 東 地 方 会 会 期 : 平 成 7 年 5 月 日 ( 土 ) 会 場 : 秋 葉 原 コンベンションホール 会 長 : 別 役 智 子 ( 慶 應 義 塾 大 学 呼 吸 器 内 科 ) 第 5 回 日 本 呼 吸 器 学 会 関 東 地 方 会 会 期 : 平 成 7 年 7 月 日 ( 土 ) 会 場 : 秋 葉 原 コンベンションホール 会 長 : 一 和 多 俊 男 ( 東 京 医 科 大 学 八 王 子 医 療 センター) 初 期 研 修 医 ならびに 医 学 生 の 発 表 を 積 極 的 に 受 け 付 けております 初 期 研 修 医 医 学 生 につきましては 入 会 の 義 務 はございません たくさんのご 参 加 をお 待 ち 申 し 上 げます

23 謝 辞 アステラス 製 薬 株 式 会 社 アストラゼネカ 株 式 会 社 アボット ジャパン 株 式 会 社 エーザイ 株 式 会 社 MSD 株 式 会 社 大 塚 製 薬 株 式 会 社 小 野 薬 品 工 業 株 式 会 社 キッセイ 薬 品 工 業 株 式 会 社 杏 林 製 薬 株 式 会 社 協 和 発 酵 キリン 株 式 会 社 グラクソ スミスクライン 株 式 会 社 興 和 創 薬 株 式 会 社 サノフィ 株 式 会 社 株 式 会 社 三 和 化 学 研 究 所 塩 野 義 製 薬 株 式 会 社 第 一 三 共 株 式 会 社 大 正 富 山 医 薬 品 株 式 会 社 大 日 本 住 友 製 薬 株 式 会 社 大 鵬 薬 品 工 業 株 式 会 社 武 田 薬 品 工 業 株 式 会 社 田 辺 三 菱 製 薬 株 式 会 社 中 外 製 薬 株 式 会 社 鳥 居 薬 品 株 式 会 社 日 医 工 株 式 会 社 日 本 イーライリリー 株 式 会 社 日 本 化 薬 株 式 会 社 日 本 ビーシージー 製 造 株 式 会 社 日 本 ベーリンガーインゲルハイム 株 式 会 社 ノバルティスファーマ 株 式 会 社 バイエル 薬 品 株 式 会 社 ファイザー 株 式 会 社 ブリストル マイヤーズ 株 式 会 社 持 田 製 薬 株 式 会 社 丸 石 製 薬 株 式 会 社 ( 五 十 音 順 ) 平 成 6 年 8 月 日 現 在 第 66 回 日 本 結 核 病 学 会 関 東 支 部 学 会 第 回 日 本 呼 吸 器 学 会 関 東 地 方 会 合 同 学 会 を 開 催 するにあたり 上 記 の 企 業 の 皆 様 よりご 協 賛 頂 きました ここに 厚 く 御 礼 申 し 上 げます 第 66 回 日 本 結 核 病 学 会 関 東 支 部 学 会 第 回 日 本 呼 吸 器 学 会 関 東 地 方 会 会 長 杉 田 裕 ( 埼 玉 県 立 循 環 器 呼 吸 器 病 センター 病 院 長 )