当該事業の中期戦略ビジョンにおける位置づけ施策 7 安心して子どもを生み育てられる環境をつくります展開 1 安心して子どもを生み親として成長することへの支援事項番号 25 年度予算額 ( 千円 ) ページ事業名事業内容一般財源評価年度総務局の意見局名 145 ~ 147 妊婦健康診査 2

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せとかおうじ
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1 平成 25 年度名古屋市行政評価外部評価資料グループ事業番号 A 1 事業名子どもあんしん電話相談事業

2 当該事業の中期戦略ビジョンにおける位置づけ施策 7 安心して子どもを生み育てられる環境をつくります展開 1 安心して子どもを生み親として成長することへの支援事項番号 25 年度予算額 ( 千円 ) ページ事業名事業内容一般財源評価年度総務局の意見局名 145 ~ 147 妊婦健康診査 2,025,081 1,979,064 妊婦健康診査を名古屋市が委託した医療機関等で受ける場合にその費用の一部を公費負担する妊婦健康診査 1,941,407 千円妊産婦歯科診査 75,140 千円母子手帳の交付 8,534 千円不妊治療費助成事業 405, ,941 不妊治療に要する費用の一部を助成する乳児等訪問指導事業 71,015 35,504 妊産婦乳幼児保健指導の一環として助産師保健師等による家庭訪問指導を実施する子育て総合相談窓口 59,281 59,041 子育てに悩む親や家族等が気軽に安心して相談できる場を保健所に開設する ~ 153 保健所における地域子育て活動の支援 24,257 24,257 保健所において子どもの発達や健康課題に応じた子育て支援教室や地域の子育て支援活動の育成や環境づくりのための活動を支援する子育てサロン 14,760 千円子育て教室 3,913 千円親支援のためのクルーフミーティンク 5,584 千円 25 [ 改善見直し ] 子育て相談親同士の交流の場などの事業は保健所保育所市が補助金を交付している団体など様々な実施主体が行っているためどの事業が利用者のニーズに適合するのか利用者から見てわかりやすく整理を行う必要があるのではないか 154 子どもあんしん電話相談事業 15,804 15,804 夜間において看護師等による救急相談育児相談等を実施する 25 [ 改善見直し ] 愛知県が実施する小児救急電話相談事業と事業内容相談時間等が重複しているため本市事業について効率的効果的な運用となるよう相談時間などについて見直しを検討する必要があるのではないか 155 ~ 156 家庭教育の普及促進 7,909 7,617 家庭教育に関する諸問題や親のあり方などについて学習を深める事業を実施家庭教育セミナー費 6,460 千円幼児期家庭教育支援事業 1,449 千円教育委員会 157 パパママ教室 6,257 6,257 妊婦やその家族を対象に子育て家庭に必要な知識の普及や出産育児の不安軽減を図るための教室を実施する 158 ~ 159 家庭の日の普及啓発 4,273 4,273 家庭の大切さ家庭の役割の素晴らしさについて考え深める家庭の日の普及啓発事業を実施家庭の日普及促進事業 273 千円ファミリーデーなごや 4,000 千円教育委員会 160 食育実践支援事業 4,116 4, 栄養改善費 2,412 2,412 妊産婦や乳幼児をはじめとする子どもの食事について栄養指導や相談等を実施する食生活に関する正しい知識の普及啓発や栄養教育を実施する 162 不育症相談支援事業 1,026 1,026 流産を繰り返すいわゆる習慣流産 ( 不育症 ) に関する正しい知識を普及啓発するとともに専門相談窓口を設置し不育症に悩む女性の不安を軽減し支援の強化を図る - 1 -

3 子どもあんしん電話相談事業について 1 事業の概要 1 趣旨夜間の子どもの急な発熱や事故などの場合に家庭での応急手当や見守り方医療機関への受診の必要性や育児母子の健康に関することなどについて看護師等が電話でアドバイスすることによって子育てを支援する 2 相談内容ア. 子どもの発熱下痢転倒などの事故でどうしたらよいか分からず困った場合の家庭での応急手当や見守り方医療機関への受診の必要性などイ. 育児や母子の健康に関する相談など 3 相談スタッフ常時看護師 3 名 (12 名のローテーションで従事 ) 必要に応じ市医師会急病センターの小児科内科医師が助言や相談に対応市医師会と協力して症例研究や感染症の流行状況本市独自の予防接種などの制度内容について研修を実施 4 相談日相談時間平日 : 午後 8 時 ~ 深夜 0 時休日 ( 土日祝日年末年始 ): 午後 6 時 ~ 深夜 0 時 5 実施場所名古屋市医師会急病センター内 ( 東区 ) 6 経緯平成 19 年度 4 月から事業開始 (1 回線 ) 平成 20 年度 12 月から2 回線に増設平成 21 年度新型インフルエンザの発生に伴い10 月から2 月について3 回線に増設平成 22 年度感冒季節性インフルエンザの流行期である12 月から2 月について3 回線に増設平成 23 年度年間を通じて3 回線に増設 - 2 -

4 2 相談事業実績 (1) 相談件数 23 年度 24 年度増減平日休 20 時台 21 時台 22 時台 23 時台計 18 時台 19 時台 20 時台 21 時台 7, 日 (30) 2,956 2, ,839 1, ,393 1, ,057 1, , 日 (25) 1,017 1,620 1, ,052 1, ,012 1, 日合計 22 時台 23 時台計 5, 日 (48) , 日 (48) 38 13,022 11,967 1,055 網掛け部分については県が 24 年度から拡充した時間帯 ( ) については一日の平均相談件数 (2) 未着信件数 23 年度 24 年度増減平日休日 1, ,178 1, 合計 2,647 2, 未着信件数についてはその時点で電話が繋がらなかった件数 - 3 -

5 3 救急電話相談比較実施主体名古屋市愛知県事業名子どもあんしん電話相談事業小児救急電話相談事業目的夜間の子どもの急な病気や育児不安などに電話でアドバイスを行い子育てを支援する夜間の子どもの急病時など病院への受診の必要性などについて相談を行う内容 ( 電話番号 ) 急病相談育児健康相談など ( いいナース ) 急病相談など #8000( ) 回線数平日休日 3 回線 2 回線 3 回線開設時間平日休日午後 8 時 ~ 深夜 0 時午後 6 時 ~ 深夜 0 時午後 7 時 ~11 時場所市医師会急病センター内民間電話相談会社 ( 東京 ) 相談スタッフ相談件数 (24 年度 ) 看護師 ( 必要なときは小児科または内科医 ) 看護師 ( 難しい事例は小児科医を電話で呼出 ) 11,967 件 13,965 件 ( 相談者居住地 ) 名古屋市内市外等 ( ) 11,275 件 3,766 件 692 件 10,199 件未着信件数 (24 年度 ) 2,125 件 6,660 件 H19: 制度開始 ( 平日休日 ) H17: 制度開始 ( 休日のみ ) H20:12 月から 2 回線に増設 H23:7 8 月のみ平日実施経緯 H21:10 月 ~2 月は 3 回線 H24: 平日まで拡大 H22:12 月 ~2 月は 3 回線 H23: 年間 3 回線市外等には携帯電話からの着信により居住地が不明なものを含む - 4 -

6 4 相談内容区分件数事例 9 カ月児夕方から下痢離乳食も嘔吐してしまった先ほどミルクを飲ませたらそれも嘔吐してしまった機嫌はあまり良くないが声はよく出している今すぐ病院へ行ったほうがいいか明日かかりつけ医に受診を勧奨水分補給の方法及びその後の離乳食の進め方について助言夜間に受診が必要な場合の症状について助言急病 10,010 3 カ月児今朝からずっとミルクの飲みが悪く気になっていた夜になり発熱今 38.5 度あった手足の先が冷たく入眠できずぐずっている元気もない居住区を確認し急病センターへの受診を勧奨湯たんぽで手足を温めながら受診するよう助言 2 歳児 2 日前に発熱熱性けいれんで受診しインフルエンザと言われ服薬中昼間は 37 度台の熱だったが今また 39.8 度寝つきが悪く時々うわごとのようなことを言っているが大丈夫か服薬できており水分等もとれているのでこのまま自宅で安静にして翌日かかりつけ医に相談することを勧奨頭や体を冷やすこと水分摂取について様子を観察するポイントについて助言 - 5 -

7 区分件数 2 歳児事例事故 2, 分程前に上の子 (16 歳 ) に処方されていた薬を 2 歳の下の子が飲んでしまった半分程は取り出せたが残りは飲み込んでしまった今のところ変わったことはないがどうしたらよいか急病センターの医師に相談薬の内容飲んだ量からすぐに病院に搬送したほうがよいとの指示を受け 119 番通報をするように助言 9 か月児父親の煙草の吸殻を食べてしまった口の中に残っていた物は出させた量は多くないと思うがどうしたらよいかすぐに受診が必要本日の小児救急ネットワーク 758 の当番病院を紹介 3 か月児情報提供 1,409 まだ首がすわっていない感じで心配仰向けから横向きになって首をかなり反らせる首への負担は大丈夫か首がすわる過程で心配ない子どもの発達や発育のことは保健所の子育て総合相談窓口への相談を案内生後 26 日目育児健康 507 昨日から便が出ていない育児書を見ながら綿棒で刺激してみたが綿棒の先にウンチが付くだけ機嫌はよい母乳もいつもどおり飲んでいる腹部膨満感はわからないこのまま便が出なくても大丈夫か排便を促す方法を助言 9 か月児の母その他 153 母乳育児中夕方から熱がある乳房にしこりがあり赤くなっている子どもも風邪で熱がある明日受診したいが何科に行けば良いか乳腺炎の可能性もあるので産婦人科への受診を勧奨合計 14,297 相談内容が複数の場合それぞれの区分にカウント - 6 -

8 参考 1 名古屋市の夜間小児救急医療体制の概要市民子どもあんしん電話相談急病相談育児健康相談など電話でアドバイスを行い子育てを支援する家庭での応急手当や見守り方法などを助言することで不要不急な救急医療機関受診を減らしている!! 早急に受診が必要な場合に案内一次入院までを必要としない患者名古屋市医師会急病センター平日夜間急病センター ( 南部西部東部 ) 二次入院や高度な治療が必要な患者小児救急ネットワーク 758( 参加 13 病院 ) 準夜帯 (~Pm11:00) 深夜帯 (Pm11:00~) 4 病院 1 病院三次重篤な患者救命救急センター (6 病院 ) - 7 -

9 参考 2 五大市における救急電話相談事業の状況事業名開設時間回線数平日 :18 時 ~ 翌日 9 時横浜小児救急電話相談土曜日 : 13 時 ~ 翌日 9 時 2~4 回線日祝年末年始 : 9 時 ~ 翌日 9 時名古屋子どもあんしん電話相談平日 : 20 時 ~24 時土日祝年末年始 : 18 時 ~24 時 3 回線平日 :20 時 ~ 翌日 7 時神戸こども急病電話相談土曜日 : 15 時 ~ 翌日 7 時 1 回線日祝年末年始 : 9 時 ~ 翌日 7 時京都大阪は未実施参考 3 子どもあんしん電話相談事業予算 ( 平成 25 年度 ) 24,124 千円 ( 医師会への委託料 15,804 千円 + 職員人件費 ) - 8 -

10 参考 4 子どもあんしん電話相談事業の様子参考 5 名古屋市医師会館レイアウト図小児科診察室子どもあんしん電話相談室 - 9 -

11 - 10 -

12 - 11 -

13 論点シート事項番号 154 事業名子どもあんしん電話相談事業総務局の意見本市が実施する子どもあんしん電話相談事業は夜間の子どもの急な病気や事故などの際に家庭での応急手当や見守り方医療機関への受診の必要性について毎日看護師等が電話でアドバイスを行うものであり平成 19 年度から実施している一方愛知県は平成 17 年度から夜間の急な子どもの病気にどう対処したらよいのか病院の診療を受けたほうがいいのかなど判断に迷った時に看護師等が電話でアドバイスを行う小児救急電話相談事業を全国統一の短縮番号 8000 で実施している子どもあんしん ( 市 ) 小児救急電話相談 ( 県 ) 電話相談事業平日休日のみ H23 以前午後 8 時 ~ 深夜 0 時午後 7 時 ~11 時休日毎日 H24 以降午後 6 時 ~ 深夜 0 時午後 7 時 ~11 時事業開始当初愛知県の小児救急電話相談事業は休日の夜間のみの実施であったが平成 24 年度より毎日の実施に拡充されており事業内容相談時間等が重複することとなったことから本市事業について効率的効果的な運用となるよう相談時間などについて見直しを検討する必要があるのではないか事業所管局の考え方本市が実施する子どもあんしん電話相談事業につきましては 1 夜間の急な子どもの病気や事故などの際に電話で気軽に相談できることが子育て世帯の安心につながっています同時に家庭での応急手当や見守りで対応可能な場合安易に救急医療機関に駆け込まずに翌日かかりつけ医に受診する等の対応を促すことで小児救急医療機関の逼迫した状況を緩和する役割も果たしていると考えています 2 愛知県が実施する小児救急電話相談事業は平成 24 年度から休日に加え平日も相談を開始しましたが子どもあんしん電話の相談件数は 23 年度 13,022 件 24 年度 11,967 件とわずかに減少したものの大きな影響は受けておりませんまた子どもあんしん電話相談事業 ( 市 ) における昨年度の未着信件数は 2,125 件小児救急電話相談事業 ( 県 ) については 6,660 件という状況です

14 3 子どもあんしん電話相談事業は名古屋市医師会に委託しており電話相談を医師会急病センター内で行っているため例えば看護師での対応が難しいと判断する相談については急病センターに勤務している医師から助言を受けたりその医師に直接対応を依頼することが可能ですまたただちに受診が必要な場合電話で相談内容を確認しているため即座に急病センターでの医療対応が可能となっております 4 従事する看護師につきましては全員に対して医師会の協力のもと症例研究等の研修を行っておりますまた予防接種など本市独自の制度内容や市内における感染症の流行状況等市民からの問い合わせが多くなると思われるものについては適時情報提供するとともに子育てに関する相談窓口などのリーフレットを配布し情報提供時の参考資料として活用していただいております 5 県の事業は東京のコールセンターで実施しているのに対し本市は名古屋市内で実施していることから受診の必要があると判断した場合相談者の居住地に応じた平日夜間急病センターや休日急病診療所等最も身近な医療機関を案内することができます以上のことから子育て世帯の安心の確保また小児救急医療体制の確保のために本市のあんしん電話相談事業は大変重要な事業であり名古屋市民のセーフティネットの役割を果たしており見直しについては困難であると考えています

はじめての子どもが生まれる前に赤ちゃんの世話をしたことがある割合 (25 年度と 20 年度の比較 ) 利用ニーズ把握のための調査 ( 平成 20 年 ( 市民意識調査 ) 25 年 ( 未就学児 )) < 平成 20 年 > 無回答 2.9% < 平成 25 年 > 無回答 %

はじめての子どもが生まれる前に赤ちゃんの世話をしたことがある割合 (25 年度と 20 年度の比較 ) 利用ニーズ把握のための調査 ( 平成 20 年 ( 市民意識調査 ) 25 年 ( 未就学児 )) < 平成 20 年 > 無回答 2.9% < 平成 25 年 > 無回答 % 施策分野 2 出産子育てがしやすく子育てが楽しいと思える環境をつくる基本施策 5 生まれる前から乳幼児期の一貫した支援 1 現状と課題妊娠出産に関する正しい知識の普及啓発と相談支援結婚年齢の上昇等に伴い 35 歳以上の高年齢で妊娠出産される方の増加が続いています 35 歳以上の高齢出産の割合は平成 15 年では 17.8% であったものが平成 24 年には約 32.0% まで上昇し