Microsoft Word - dr8_WHS.doc

Transcription

1 NEC Express5800 シリーズ Windows Home Server インストール補足説明書 for Express5800/110Ge 目次 0 はじめに 注意事項 装置に添付の EXPRESSBUILDER DVD について メモリダンプ ( デバッグ情報 ) について Windows Home Server をインストールするための準備 インストールに必要なもの Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER の作成 Windows Home Server のインストール Windows Home Server Connector Software について トラブルシューティング Microsoft Windows Windows Server は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です その他 記載されている会社名 製品名は 各社の登録商標または商標です

2 0 はじめに 本手順書は Express5800 シリーズ Express5800/110Ge に Windows Home Server ( 以降 Windows Home Server と呼ぶ ) をインストールする方法について記述しています Windows Home Server をインストールする前に 必ず最後までお読みください 1 注意事項 装置に添付の EXPRESSBUILDER DVD について Express5800 シリーズをお買い上げ時に添付されている EXPRESSBUILDER DVD は Windows Home Server のインストール中に必要な Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER を作成する場合や ドライバのインストールや詳細設定時のみに使用します EXPRESSBUILDER DVD の使用は 次のとおりです Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER の作成 チップセットドライバのインストール ネットワークドライバのインストール またはセットアップ グラフィックアクセラレータドライバのインストール 保守ツールの使用 ハードウェアについての説明 ( ユーザーズガイド 2. ハードウェア編 ) を参照する 重要 上記以外 ( シームレスセットアップや ESMPRO などの EXPRESSBUILDER に含まれるソフトウェア ) の使用はサポートしておりません メモリダンプ ( デバッグ情報 ) について Windows Home Server では メモリダンプ ( デバッグ情報 ) はサポートしておりません 2 Windows Home Server をインストールするための準備 インストールに必要なもの インストールを始める前に次のディスクや説明書を用意します Microsoft 社製 OS インストールメディア ご購入のパッケージには以下が入っています サーバーインストール DVD Windows Home Server Connector ソフトウェア CD ホームコンピュータリストア CD ファーストステップガイド ( 冊子 ) Windows Home Server インストール補足説明書 ( 本書 ) Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER ( または 1.44MB フォーマットの 3.5 インチフロッピーディスク 1 枚 ) EXPRESSBUILDER DVD - 2 -

3 Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER の作成 Windows Home Server のインストールを始める前に Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER を作成してください 次の 2 通りで作成することができます EXPRESSBUILDER で Express5800 シリーズを起動して表示されるメニューから作成する Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER を作成するために使用できるコンピュータが Express5800 シリーズしかない場合は この方法で作成します インチフロッピーディスクを 1 枚用意する 2. Experss5800 シリーズの電源を ON にする 3. EXPRESSBUILDER DVD を DVD ドライブにセットする 4. DVD をセットしたら <Ctrl>+<Alt>+<Del> キーを押すか 電源を OFF/ON して Express5800 シリーズを再起動する DVD からシステムが立ち上がり EXPRESSBUILDER が起動します 5. Step1 トップメニュー から [Windows 用 OEM-Disk を作成する ] を選択し [ 次へ ] をクリックする - 3 -

4 6. フロッピーディスクをフロッピーディスクドライブにセットする 7. Windows OEM-Disk の作成 で Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER を作成する を選択後 [ 実行する ] をクリックする 以降は メッセージにしたがって OEM-Disk を作成して下さい 8. OEM-Disk の作成が終了したら Step1 トップメニュー から EXPRESSBUILDER を終了する を選択し [ 次へ ] をクリックする 9. [ シャットダウン ] をクリックし 直ちに EXPRESSBUILDER DVD を光ディスクドライブから取り出す - 4 -

5 Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER が作成されます 作成した Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER はライトプロテクトをし ラベルを貼って大切に保管してください オートランで起動するメニューから作成する Windows Internet Explorer 6.0 Windows XP Windows Vista Windows Server 2003 が動作している DVD ドライブ搭載コンピュータ上で添付の EXPRESSBUILDER DVD をセットすると オートラン機能により自動的にメニューが起動します メニューから Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER を作成することができます (Express5800 シリーズも含まれます ) 次の手順で作成します インチフロッピーディスクを 1 枚用意する 2. オペレーティングシステムを起動する 3. EXPRESSBUILDER DVD を DVD ドライブにセットする メニューが起動します 4. フロッピーディスクをフロッピーディスクドライブにセットする 5. [ ドライバディスク (Windows 向け ) を作成する ] を選択後 [OEM-Disk for Windows Server 2003] を選択する 右クリックで現れるメニューでも同様の操作ができます ヒント 以降は メッセージにしたがって OEM-Disk を作成してください 作成した Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER はライトプロテクトをし ラベルを貼って大切に保管してください - 5 -

6 3 Windows Home Server のインストール ここでは Windows Home Server の新規インストール方法について説明します 必ずインストール前にお読みください 次の手順に従ってインストールします 1. Express5800 シリーズの電源を ON にする 2. サーバーインストール DVD を Express5800 シリーズの光ディスクドライブにセットする DVD-ROM から起動します Windows is loading files のメッセージが表示されます 重要 ハードディスク上に起動可能な OS がインストール済みの場合は 画面上部に Press any key to boot from CD or DVD... が表示されている間に <Enter> キーを押してください 起動可能な OS が存在しない場合は不要です 以下の画面が表示される - 6 -

7 3. [Windows Home Server のセットアップの開始 ] 画面が表示されたら [ 次へ ] をクリックする 4. 地域とキーボードの設定を確認し [ 次へ ] をクリックする 5. 使用するハードディスクドライブが一覧に含まれていることを確認し [ 次へ ] をクリックする - 7 -

8 6. インストールの種類は 新規インストール を選択し [ 次へ ] をクリックする 7. ライセンス条項の内容を確認し 同意する場合は [ 同意します ] にチェックを入れ [ 次へ ] をクリックする - 8 -

9 8. プロダクトキーを入力し [ 次へ ] をクリックする 9. ホームサーバー名を入力し [ 次へ ] をクリックする - 9 -

10 10. 内容を確認し [ これらのドライブ上のデータがすべて失われることを承認する ] にチェックを入れて [ 次へ ] をクリックする 以下の警告画面が表示されたら 内容を確認し [ はい ] をクリックする 重要 Windows Home Server をインストールする場合 接続されているすべてのハードディスクドライブをフォーマットします USB メモリや USB ハードディスクなどの重要なデータが格納されている場合は インストールする前に必ず取り外してください 11. 以下の画面が表示されたら [ 開始 ] をクリックする

11 Windows Home Server のインストールが開始されます このあと再起動後 ( ) に表示される Windows Setup( ブルー画面 ) の画面最下部に 重要 と約 1~2 秒表示されます 必ずこの間に <F6> キーを押して進めてください ( ) 再起動までの所要時間は接続されている HDD の容量によって異なります 12. 再起動後 以下の画面が表示される約 1~2 秒の間に <F6> キーを押す チェック ここで <F6> キーを押せなかった場合は インストールが中断します 一度電源を OFF/ON して再起動させてください 起動後は 上の画面が表示されたら <F6> キーを押してください

12 13. 以下の画面が表示されたら <S> キーを押す 以下のメッセージが表示されます 14. Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER をフロッピーディスクドライブにセットし <Enter> キーを押す SCSI アダプタリストが表示されます

13 15. Intel(R) ICH9 SATA AHCI Controller (Desktop/Server/Workstation) を選択し <Enter> キーを押す Adaptec Ultra320 SCSI Cards (Windows 32-bit) Adaptec Ultra160 SCSI Cards (Win Server 2003) LSI Embedded MegaRAID (Windows XP/2003) LSI Logic MegaRAID SAS RAID Controller Driver (Server bit) Intel(R) ICH9 SATA AHCI Controller (Desktop/Server/Workstation) 16. 必要なドライバを選択しているか確認し <Enter> キーを押す Windows Setup ============== Setup will load support for the following mass storage device(s): Intel(R) ICH9 SATA AHCI Controller (Desktop/Server/Workstation) セットアップが開始されます

14 17. インストール完了後 以下の画面が表示されますので [ ] をクリックする 18. パスワードとパスワードのヒントを入力し [ ] をクリックする 以降 画面の指示に従って必要な設定や表示内容を確認し セットアップを進めてください [Windows Home Server を自動的に保護できるようにします ] 画面では 最新の状態に維持するか選択します [ カスタマエクスペリエンス向上プログラム ] 画面では プログラムに参加するか選択します [Windows エラー報告 ] 画面では Windows エラー自動報告を有効にするか選択します

15 19. OS( オペレーティングシステム ) のインストールは完了です 画面の内容を確認し [ ] をクリックする [Windows Home Server 注意 ] 画面が表示されたら 画面の内容を確認し [ ] をクリックする サーバーインストール DVD や Windows Server 2003 OEM-Disk for EXPRESSBUILDER をセットしている場合は ドライブから取り出す 引き続き ドライバのインストールと詳細設定を行います 20. EXPRESSBUILDER DVD を光ディスクドライブにセットする オートランで起動するメニューが表示されたら メニュー画面を閉じてください 21. チップセットドライバをインストールする 1 [ スタート ] から [ マイコンピュータ ] をクリックする EXPRESSBUILDER DVD をセットしているドライブを開いてください win winnt dotnet chipset ディレクトリ内の [chipset0.exe] アイコンをダブルクリックする セットアッププログラムが起動します

16 3 次の画面が表示されたら [ 次へ ] をクリックする 4 ライセンス条項の内容を確認し 同意する場合は [ はい ] をクリックする 5 Readme ファイルの情報を確認し [ 次へ ] をクリックする チップセットドライバのインストールが実行されます

17 6 [ 次へ ] をクリックして続行してください のメッセージが表示されたら [ 次へ ] をクリックする 7 [ 完了 ] をクリックして セットアッププログラムを終了する 以上で チップセットドライバのインストールは完了です 22. ネットワークドライバをインストールする 標準装備のネットワークアダプタを使用するために必要なネットワークドライバは 下記の手順を実施してインストールしてください オプションネットワークボード (N /121) を接続した状態で OS をインストールした場合は 本手順でネットワークドライバを適用します

18 チェック ネットワークドライバに関する操作は 必ず本体装置に接続されたコンソールから管理者権限 (Administrator 等 ) でログインして実施してください OS のリモートデスクトップ機能によるリモートからの設定変更操作はサポートしておりません 1 [ コンピュータの管理 ] を起動する 2 [ デバイスマネージャ ] をクリックし [? その他のデバイス ] から [? イーサネットコントローラ ] をダブルクリックする

19 3 [ イーサネットコントローラのプロパティ ] が表示されたら [ ドライバ ] タブを選択し [ ドライバの更新 ] をクリックする 4 次の画面が表示されたら [ 一覧または特定の場所からインストールする ] を選択し [ 次へ ] をクリックする

20 5 [ 次の場所で最適なドライバを検索する ] にチェックを入れ [ 次の場所を含める ] のみ選択する 6 入力欄に次のアドレスを入力し [ 次へ ] をクリックしてください < 光ディスクドライブのドライブレター >: 006 win winnt dotnet dl3 pro1000 win32 < 例 : 光ディスクのドライブレターが x: の場合 > インストールが開始します

21 7 次の画面が表示されたらハードウェアのソフトウェアのインストールを確認し [ 完了 ] をクリックする 上記画面のデバイス名は 標準装備のネットワークアダプタ名です N /121 の場合は名称が異なります 8 手順 22-3 の [ コンピュータの管理 ] 画面で [? その他のデバイス ] に [? イーサネットコントローラ ] が存在するか確認する 存在する場合は 手順 22-3~7 を再度実施してください 存在しない場合は 再度実施する必要はありません 以上で ネットワークドライバのインストールは完了です 9 次のセットアップが必要な場合は設定する 必要がない場合は 手順 23 へ進む オプションネットワークボード (N /121) を追加接続した場合 ネットワークドライバのセットアップ オプションネットワークボード (N /121) を追加接続した場合 <N の場合 > 手順 22-1~8 のネットワークドライバのインストールを参照し 標準装備のネットワークアダプタと同様の手順でネットワークドライバをインストールする <N の場合 > N を追加で接続する場合 OS のプラグアンドプレイ機能が動作し ネットワークドライバが自動でインストールされます 特に作業は必要ありません ネットワークドライバのセットアップ 標準装備のネットワークアダプタまたはオプションネットワークボードに対してネットワークドライバをインストールしたあとは 次の手順を参照しネットワークアダプタへ転送速度と Duplex モードの設定をしてください また IP アドレスを設定する際 [ インターネットプロトコル (TCP/IP)] のチェックボックスが外れている場合は チェックを付けてから IP アドレスの設定してください

22 1) デバイスマネージャを起動する 2)[ ネットワークアダプタ ] を展開し [Intel(R) ~] をダブルクリックする [Intel(R) ~ のプロパティ ] が表示されます 3)[ 詳細設定 ] タブをクリックし [ リンク速度とデュプレックス ] 設定をハブの設定と同じ値に設定する 4)[OK] をクリックする 23. グラフィックアクセラレータドライバをインストールする 1 [ スタート ] から [ マイコンピュータ ] をクリックする EXPRESSBUILDER DVD をセットしているドライブを開いてください win winnt dotnet video ディレクトリ内の [setup.exe] アイコンをダブルクリックする 3 次の画面が表示されたら 内容を確認し [ 次へ ] をクリックする インストールが開始されます

23 途中 デジタル署名が見つかりません というメッセージが表示されたら [ はい ] をクリックしインストールを続けてください 4 次の画面が表示されたら EXPRESSBUILDER DVD を光ディスクドライブから取り出し はい 今すぐコンピュータを再起動します にチェックを入れ [ 完了 ] をクリックする 以上で グラフィックスアクセラレータドライバのインストールは完了です 24. 以上で Express5800 シリーズへの Windows Home Server のインストールは完了です

24 4 Windows Home Server Connector Software について Windows Home Server Connector Software のインストールについては ご購入された Microsoft 社製 OS インストールメディアのパッケージに同梱されている ファーストステップガイド ( 冊子 ) を参照してください 5 トラブルシューティング Express5800 シリーズが思うように動作しない場合は 修理に出す前に次のチェックリストの内容に従って Express5800 シリーズをチェックしてください なお ここにあげている症状は Windows Home Server をインストールした場合に発生する可能性があるものです 本手順書に記載していないその他の症状につきましては お手持ちのユーザーズガイドを参照してください? Windows Home Server のインストールを行うと イベントビューアに下記内容の Setup のエラーが登録される場合がある setuperr.log が作成されますが システム運用上問題ありません イベント ID: ソース : Setup 種類 : エラー説明 : Windows セットアップでインストール中に致命的でないエラーがが発生しました 詳細については Windows ディレクトリにある setuperr.log を確認してください? Windows Home Server のインストールを行うと イベントビューアに下記内容の WinMgmt の警告が登録される場合がある システム運用上 問題ありません イベント ID: 41 ソース : WinMgmt 種類 : 警告説明 : 009 サブキーで値が見つからなかったため WMI ADAP はパフォーマンスライブラリ WSearchIdxPi のオブジェクトインデックス 3718 を作成しませんでした

25 イベント ID: 63 ソース : WinMgmt 種類 : 警告説明 : プロバイダ CmdTriggerConsumer は LocalSystem アカウントを使うために WMI 名前空間 Root cimv2 に登録されました このアカウントには特権があり プロバイダがユーザー要求を正しく偽装しない場合はセキュリティ違反が起こる可能性があります イベント ID: 5603 ソース : WinMgmt 種類 : 警告説明 : プロバイダ Rsop Planning Mode Provider は WMI 名前空間 root RSOP 内で登録されましたが HostingModel プロパティを指定しませんでした このプロバイダは LocalSystem アカウントを使って実行されます このアカウントは特権を与えられているため プロバイダが正しくユーザー要求を偽装できない場合 セキュリティ違反を起こす可能性があります