IoTで2030年の製造業はどうなる？

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ふじきみはなだて
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1 Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center 電子署名者 : Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center DN : c=jp, st=tokyo, l=chiyoda-ku, =office@jpcert.or.jp, o=japan Computer Emergency Response Team Coordination Center, cn=japan Computer Emergency Response Team Coordination Center 日付 : :49:34 +09'00' 制御システムセキュリティカンファレンス2017 IoTで2030年の製造業はどうなる提言書製造業2030 の紹介スマートマニュファクチャリング特別委員会委員長松隈隆志 2017年 2月21日

はじめに ~ JEMA の概要 ~ JEMA( 日本電機工業会 ) はわが国の電機産業と社会や国内外政府機関等のステークホルダー間を繋ぐインターフェースです電機産業における業界団体重電から白物家電まで幅広い製品が取扱対象設立 :1948 年会長 : 志賀重範 ( ( 株 ) 東芝代表執行役会長 ) 会員数 : 281 社 ( 正会員 181 社賛助会員 100 社 )2016 年

2 はじめに ~ JEMA の概要 ~ JEMA( 日本電機工業会 ) はわが国の電機産業と社会や国内外政府機関等のステークホルダー間を繋ぐインターフェースです電機産業における業界団体重電から白物家電まで幅広い製品が取扱対象設立 :1948 年会長 : 志賀重範 ( ( 株 ) 東芝代表執行役会長 ) 会員数 : 281 社 ( 正会員 181 社賛助会員 100 社 )2016 年 8 月現在対象生産額 : 約 5.3 兆円 (2015 年度日本の電機電子産業国内生産額の約 28%) Leadership 政府行政への意見発信政策提言製品安全啓発の推進広報活動 Globalization JEMA VISION Innovation 海外事業展開への支援通商課題への取組み国際交流の促進国際標準化適合性評価活動の推進国レベルの技術開発への協力支援エネルギー安定供給と利用の高度化推進地球環境保全への対応人材の育成確保 2

はじめに ~ 国内生産規模 ~ 電子管半導体素子及び集積回路 5.538 兆円民生用電子機器 0.676 兆円電子部品 2.

3 兆円 ( 全体の約 28%) 電子計算機及び関連装置 1.070 兆円重電産業機器 3.496 兆円家電製品 1.

3 はじめに ~ 国内生産規模 ~ 電子管半導体素子及び集積回路兆円民生用電子機器兆円電子部品兆円通信機械器具及び無線応用装置兆円合計約 19.2 兆円その他, JEMA 担当製品約 5.3 兆円 ( 全体の約 28%) 電子計算機及び関連装置兆円重電産業機器兆円家電製品兆円生産動態統計 (2015 年度 ) 全体で約 2 万事業所が対象電機電子は従業員 50 人以上の事業所製品の調査毎月実施出所 : 経済産業省 (2016 年 5 月現在の公表値 ) 3

4 スマートマニュファクチャリング特別委員会の発足第 1 回開催 :2015 年 8 月 4 日 ( 約 30 名 ) 運営方針 JEMA 会員以外も議論に参加可能とする製造業に影響するであろうトレンドの分析 ICT 革新顧客ニーズの多様化社会の変化等ゲスト ( 有識者 ) との意見交換電機業界 ( ものづくり ) の課題を抽出目的電機業界へ有効な示唆を与える製造業革新に対応する提言少人数のグループディスカッション方式 4

5 ゲスト ( 有識者 ) との意見交換初年度 ( 株 ) エリジオン相馬淳人氏 3D-CAD の最新技術情報大阪大学荒井栄司教授生産ソフトウェア開発のための国際標準化 ( 株 ) デンソーウェーブ犬飼利宏氏つながる制御システムを支える技術 ORiN 富士通 ( 株 ) 吉田正敏氏オープンソースソフトウェア (OSS) に関する世の中の動向東京大学松尾豊准教授ディープラーニングを中心とした人工知能技術動向とその応用 5

6 スマートマニュファクチャリング特別委員会のスコープ 6

7 国内外のスマートマニュファクチャリング関連組織 7

8 活動及び提言書編纂の流れ 8

9 活動その 1 技術トレンドの抽出 9

10 トレンド 1. 顧客価値の最適化 / 最大化所有から利用へ e.g. Pay per use( 従量課金 ) の普及 3D printing 顧客は価値の共創者 3D Internet Big Data Information - Meter/Counter - Device usage - Device status ( Alarm from sensors) - Toner end, etc. Wearable Service Sales 複合機から工作機械ロボットまで価値の源泉がハードウェアからソフトウェアやサービスに移っている 10

11 投影のみ 11

12 トレンド 2. 製品設計の効率化 1 国際標準 ( 規格 ) の推進 e.g. エンジニアリングツールの標準フォーマット出典 :PLCopen Japan 12

13 トレンド 2. 製品設計の効率化 2 情報モデルを定義している国際規格 IEC/TC65/WG10 出典 :IEC TC65 国内委員会 (JEMIMA) 13

14 トレンド 3. 製造設備構築の効率化 IoT によるセンサ市場の拡大製造現場はセンサの宝庫 1 兆個を突破出典 :Dr. Janusz Bryzek 14

15 投影のみ 15

16 トレンド 4. 生産運用の最適化生産プロセスの見える化とAIの利活用熟練者 ( 経験知 ) の形式知 ( デジタル ) 化一方漏洩や模倣のリスクあり Process AI Process Time Time Inefficient Production Expert 出典 :IoT ASIA 2016 プレゼン資料 Efficient Production 16

17 トレンド 5. PLM の最適化 1 ECM と SCM のモジュール化再利用可能な部分をアンバンドル 17

18 トレンド 5. PLM の最適化 2 e.g. PLC プログラムのモジュール化従来のラダープログラム IEC (JIS B 3503) 可読性と再利用性の向上提供 :PLCopen Japan 18

19 投影のみ 19

20 共通要素技術 ~ 最先端素材 ~ CNF(Cellulose Nano fibers) 鉄の1/5の軽さで強度は7~8 倍出典 : 20

21 活動その年の製造業を描く 21

22 製造業の将来像を分類メガ企業型 ( パートナー M&A) 企業ネットワーク型 ( 中小ベンチャー ) 22

23 フレキシブルマニュファクチャリング例 ~ メガ企業型 ~ 工場企業を越えた生産設備のシェア出典 : 日本経済新聞 (Web 版 ) 23

24 フレキシブルマニュファクチャリング例 ~ 企業ネットワーク型 ~ 出典 :IVI シンポジウム講演資料

これらは極めて短時間で判断検証され効率よく実行に移される生産を含むこれら製造者のビジネス機能群がリアルタイムに且つフレキシブルに生体の細胞のように働き

25 モデルを持てば製造業の未来が見えてくる Flexible Business and Manufacturing 2030 年に向けてソリューションは何か ( ユーザへの価値 ) 何を改善したものか ( 設計による価値 ) どのようにそれを実現するか ( 生産技術による価値 ) 納入後のサポートはどうするか ( 運用保守面での価値 ) これらは極めて短時間で判断検証され効率よく実行に移される生産を含むこれら製造者のビジネス機能群がリアルタイムに且つフレキシブルに生体の細胞のように働きビジネスモデルや機能の組合せをも変化させる 2030 年はこのような Flexible Business and Manufacturing(FBM) が社会を支えている時代と想定される 25

26 コンセプトマップ ~ 5+1 のトレンドと FBM ~ 26

27 提言書製造業 2030 公表 27

28 ~ 2016 年度の活動テーマ ~ FBM(Flexible Business and Manufacturing) の具現化活動その 3 提言書のプロモーション 28

29 投影のみ 29

30 投影のみ 30

31 投影のみ 31

32 Web での連載 ~ 日経ものづくり ~ 32

33 ~ 2016 年度の活動テーマ ~ FBM(Flexible Business and Manufacturing) の具現化活動その 4 ユースケースの収集 ( 調査 ) 33

34 フレキシブルビジネス例 ~ アポ取りの外注 ~ 企業を越えて販売業務の一部 ( アポ取り ) を外注しているサプライチェーンのモジュール化アポ取りアンバンドル研究開発設計生産販売メンテ業種 1 研究開発設計生産販売メンテ業種 2 研究開発設計生産販売メンテ業種 3 出典 : 日経ビジネス ( ) 34

35 フレキシブルビジネス例 ~ サービスドミナント ~ 提供者と使用者が価値を共創出典 : 35

36 ~ 2016 年度の活動テーマ ~ FBM(Flexible Business and Manufacturing) の具現化活動その 5 FBM の検証 ( 実証 ) 36

37 実証 : 制御盤のモジュール化設計モジュール毎に得意先へ委託 37

38 実証 : 制御盤のモジュール化設計日本配電制御システム工業会 (JSIA) と日本電気制御機器工業会 (NECA) との JWG で検証中 38

39 ~ 2016 年度の活動テーマ ~ FBM(Flexible Business and Manufacturing) の具現化日独連携による産業サイバーセキュリティ 39

40 日独共同声明 ~ 経済産業省 HP より ~ 40

Communication links and trust relationships in Industrie 3.0 今日 : 会社の隔離によるセキュリティ http://www.

41 Communication links and trust relationships in Industrie 3.0 今日 : 会社の隔離によるセキュリティ 41

42 Communication links and trust relationships in Industrie 4.0 将来 : 付加価値の高いネットワークが製品や機械を結ぶ 42

43 JEMA 制御システムセキュリティ WG 海外の脆弱性発見者 CERT 機関脆弱性発見者届出脆弱性の統計を公表通知脆弱性情報 IPA 企業 ( 制御機器製造の企業 ) 検証 JPCERT/CC 窓口 :POC ( 注 2) 外部分析機関公表公表結果報告 ( 注 1) 対策方式公表該当製品のユーザユーザ一般のユーザ JEMA ガイドライン POC を新規に立ち上げる方法 ( 注 1) 企業よりJPCERT/CCに対して報告がないと調整不能案件の取り扱いになる場合がある ( 注 2)POC : Point of Contact( 脆弱性対応窓口 ) 実線 : 情報セキュリティ早期警戒パートナーシップガイドラインで定める流れ点線 : 上記以外の流れ脆弱性情報に対応するための関係者と枠組み 43

44 ご清聴ありがとうございました 44

ログを活用したActive Directoryに対する攻撃の検知と対策

ログを活用したActive Directoryに対する攻撃の検知と対策電子署名者 : Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center DN : c=jp, st=tokyo, l=chiyoda-ku, Japan Computer Emergency Response email=office@jpcert.or.jp, o=japan Computer Emergency Response Team