H11840: Securing EMC VSPEX End-User Computing with RSA SecurID: VMware Horizon View 5.2 and VMware vSphere 5.1 for up to 2,000 Virtual Desktops—Design Guide

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1 RSA SECURID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 最大 2,000 台の仮想デスクトップに対応した VMware Horizon View 5.2 および VMware vsphere 5.1 EMC VSPEX 要約 このでは VMware Horizon View 環境用の EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングに RSA SecurID 2 要素認証を導入するために必要なコンポーネントと構成の概要について説明します このガイドおよび関連する導入ガイドでは Horizon View 用の特定の VSPEX 実証済みインフラストラクチャのための SecurID オーバーレイソリューションについて説明します 2013 年 7 月

2 Copyright 2013 EMC Corporation.All rights reserved 年 7 月発行 EMC Corporation は この資料に記載される情報が 発行日時点で正確であるとみなしています この情報は予告なく変更されることがあります この資料に記載される情報は 現状有姿の条件で提供されています EMC Corporation は この資料に記載された情報に関していかなる種類の表明または保証をするものではなく 特に市場性の暗黙の保証や特定の目的の適合性を保証していません この資料に記載される いかなる EMC ソフトウェアの使用 複製 頒布も 当該ソフトウェアライセンスが必要です EMC 2 EMC および EMC のロゴは EMC Corporation の登録商標または商標です その他のすべての名称ならびに製品についての商標は それぞれの所有者の商標または登録商標です 最新の EMC 製品名については EMC の Web サイトで EMC Corporation の商標を参照してください RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 最大 2,000 台の仮想デスクトップに対応した VMware Horizon View 5.2 および VMware vsphere 5.1 パーツ番号 :H11840-J 2 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 :

3 目次 目次 第 1 章概要 7 このガイドの目的... 8 ビジネスバリュー... 8 対象範囲... 8 対象者... 9 用語... 9 第 2 章始める前に 11 導入ワークフロー 必ず読んでおくべき資料 VSPEX 導入ガイド VSPEX の実証済みインフラストラクチャ 第 3 章ソリューション概要 13 概要 高可用性 既存のインフラストラクチャ ソリューションアーキテクチャ ソリューションのアーキテクチャの概要 アーキテクチャの概要 RSA SecurID 認証の制御フロー 主要コンポーネント RSA SecurID と Authentication Manager EMC VSPEX バックアップとリカバリ 第 4 章ソリューションの設計における考慮事項とベストプラクティス 21 概要 ネットワークの設計に関する考慮事項 オーバーレイの設計に関する考慮事項 ストレージのレイアウトと設計に関する考慮事項 仮想化の設計に関する検討事項 バックアップ / リカバリの実装 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 3

4 目次 第 5 章ソリューション検証の方法論 25 ベースラインハードウェア検証の方法論 アプリケーション検証の方法論 主要なメトリック テストシナリオの定義 第 6 章参照資料 27 EMC ドキュメント その他のドキュメント リンク RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 :

5 図 図 1 Horizon View アクセス要求に対する SecurID 認証の制御フロー 図 2 論理アーキテクチャ : RSA Authentication Manager を冗長構成でオーバーレイした Horizon View 5.2 用の一般化された VSPEX 図 3 Horizon View Client SecurID の認証ダイアログ 図 4 Horizon View Client の AD 認証ダイアログ 目次 表 表 1. 用語... 9 表 2. Horizon View 環境向け VSPEX 用 RSA Authentication Manager 8.0 導入ワークフロー 表 3. SecurID オーバーレイ内の Authentication Manager のためのベースラインコンピューティング メモリ ストレージ要件 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 5

6 目次 6 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 :

7 第 1 章 : 概要 第 1 章 概要 この章は 次のトピックで構成されています このガイドの目的... 8 ビジネスバリュー... 8 対象範囲... 8 対象者... 9 用語... 9 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 7

8 第 1 章 : 概要 このガイドの目的 このドキュメントでは VMware Horizon View 環境用の新規または既存の EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングに RSA SecurID 2 要素認証を導入するために必要な インフラストラクチャコンポーネントについて説明します また SecurID 2 要素認証によって実現するセキュリティ上の強化についても説明します Horizon View 5.2 および VMware vsphere 5.1 実証済みインフラストラクチャ用の EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングは エンドユーザーコンピューティングのための実証済みのソリューションを提供します リモートで使用可能な Horizon View 環境や 機密性の高い Horizon View 環境のために追加のアクセス保護を必要とするユーザーは 仮想デスクトップアクセス保護の非常に有効な追加レイヤーとして SecurID の 2 要素認証を有効にすることができます SecurID で保護されたリソースにアクセスするには AD(Active Directory) の認証情報に加えて 暗証番号と ハードウェアまたはソフトウェアベースのトークンから得られる常に変化するコードが必要です ユーザーが知っている情報 (PIN) や ユーザーが所有している物 ( トークンコード ) に基づく認証情報は 2 要素認証の基礎であり アクセスセキュリティにおける標準です Horizon View 用の VSPEX インフラストラクチャに SecurID を実装するには サポートインフラストラクチャの一部として RSA Authentication Manager の導入が必要です SecurID は Horizon View 5.2 に緊密に統合されています Authentication Manager をオンラインにすると Horizon View の Administrator Console および Authentication Manager の Security Console による SecurID のアクティベーションはわずか数分で終わります 付随する実装ガイドには 基本的なエンドツーエンドの構成手順と 追加情報の参照先が記載されています ビジネスバリュー インフラストラクチャドキュメントに記載されているように VSPEX VMware View エンドユーザーコンピューティングソリューションは 最大 250 台のデスクトップ (EMC VNXe ストレージを使用した場合 ) または 2,000 台のデスクトップ (EMC VNX ストレージを使用した場合 ) 向けに 実証済みでテスト済みのパフォーマンス スケーラビリティ 機能を備えた 定義済みのインフラストラクチャを提供します このオーバーレイは 特にリモート接続についてアクセスセキュリティを強化することにより 価値の提案を強化します 対象範囲 このガイドで説明するアクセスおよびセキュリティの機能強化は VMware Horizon View 用の VSPEX に対する オーバーレイ として組み立てられます このドキュメントでは SecurID と Authentication Manager の概要 その VSPEX ソリューションへの統合 構成フレームワークについて説明します このオーバーレイは スタンドアロンソリューションを目的とするものではありません このガイドで説明する拡張機能をサポートするために VSPEX ソリューションに組み込まれているインフラストラクチャサービス ( 特に AD および DNS(Domain Name System)) が使用されます 8 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 :

9 第 1 章 : 概要 このガイドは VMware Horizon View 用の VSPEX の実証済みインフラストラクチャドキュメントと組み合わせて使用することを目的としています 該当するドキュメントに精通していることは このガイドを使用するための最低限の前提条件です 対象者 このガイドは EMC の社員およびチャネルパートナーを対象としています 外部ディストリビュータや VSPEX エンドユーザー向けではありません 用語 表 1 に 本ガイドで使用される用語の一覧を示します 表 1. 用語 用語 AD 定義 Active Directory DHCP DHCP( 動的ホスト構成プロトコル ) NFS DNS オーバーレイ PCoIP リファレンス仮想マシン Network File System ドメインネームシステム VSPEX 実証済みインフラストラクチャにオプション機能を追加する VSPEX テクノロジーソリューション Personal Computer over IP VSPEX 実証済みインフラストラクチャのコンピューティングリソースを数量化するための 1 台の仮想マシンの測定単位 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 9

10 10 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 第 1 章 : 概要

11 第 2 章 : 始める前に 第 2 章 始める前に この章は 次のトピックで構成されています 導入ワークフロー 必ず読んでおくべき資料 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 11

12 第 2 章 : 始める前に 導入ワークフロー このドキュメントは ニーズに合った Horizon View ソリューション用の適切な VSPEX がすでに選択済みで 場合によっては導入が済んでいることを前提としています 表 2 に Authentication Manager 8.0 を追加するプロセスを示します 表 2. Horizon View 環境向け VSPEX 用 RSA Authentication Manager 8.0 導入ワークフロー ステップ アクション 1 該当する実証済みインフラストラクチャのドキュメントの記載に従い Horizon View 環境向け VSPEX を導入する 2 このを参照して Authentication Manager を Horizon View 環境に追加する方法を確認する 3 関連する導入ガイドを参照して Authentication Manager 8.0 を Horizon View インフラストラクチャに導入する 必ず読んでおくべき資料 推奨される参照ドキュメントを次に示します これらのドキュメントは EMC コミュニティネットワーク EMC.com VSPEX 実証済みインフラストラクチャのパートナーポータルから利用できます VSPEX 導入ガイド VSPEX の実証済みインフラストラクチャ 次の VSPEX 導入ガイドを参考にしてください RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : : 導入ガイド 次の VSPEX 実証済みインフラストラクチャを参考にしてください EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティング VMware Horizon View 5.2 and VMware vsphere 5.1 for up to 250 Virtual Desktops, Enabled by EMC VNXe and EMC Next-Generation Backup VSPEX Proven Infrastructure EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティング VMware Horizon View 5.2 and VMware vsphere 5.1 for up to 2,000 Virtual Desktops, Enabled by EMC VNX and EMC Next-Generation Backup VSPEX Proven Infrastructure 12 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 :

13 第 3 章 : ソリューション概要 第 3 章 ソリューション概要 この章は 次のトピックで構成されています 概要 ソリューションアーキテクチャ 主要コンポーネント RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 13

14 第 3 章 : ソリューション概要 概要 このオーバーレイソリューションは VMware Horizon View 5.2 および VMware vsphere 5.1 向けの VSPEX エンドユーザーコンピューティングソリューションにアクセスセキュリティ機能拡張を追加します 一般に SecurID はリモートネットワークからのユーザー接続を認証するために使用されるのに対し ローカル接続は Active Directory のみに対して認証されます 複数の高可用性 Horizon View サーバがある環境では 一部のサーバでリモートアクセス用に SecurID が有効になっており 他のサーバはローカルアクセス専用に指定されることがあります SecurID を使用しない標準的な Horizon View 導入では ローカルネットワーク上の View クライアントを通じたデスクトップへの接続は AD のみに対して認証されます SecurID を使用する構成では 最初にユーザーが SecurID パスコードを入力する必要があります Authentication Manager がパスコードを受け入れると 図 1 に示すように AD 認証情報の確認が行われます SecurID は Horizon View Administrator Console での単純な選択リストを通じ 特定の Horizon View Connection Server 上で有効または無効にされます 図 1 Horizon View アクセス要求に対する SecurID 認証の制御フロー 14 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 :

15 第 3 章 : ソリューション概要 高可用性 既存のインフラストラクチャ Authentication Manager は 高可用性動作のために 冗長なノードのペアとして導入されます Horizon View に組み込まれた RSA Authentication Agent がこれらのノードへの接続を制御します その他の組み込み機能は ノード間の同期化 内部データベースのバックアップなどを提供します Horizon View 環境と Active Directory や DNS などのそれをサポートするインフラストラクチャサービスは 該当する VSPEX エンドユーザーコンピューティングのドキュメントに従って構成する必要があります この章で説明するコンポーネントのコンピューティングおよびストレージリソースを このオーバーレイドキュメントで後述するソリューションプールのためか そこから消費するために追加できます ソリューションアーキテクチャ ソリューションのアーキテクチャの概要 図 2 に Authentication Manager ホストが追加された Horizon View 向け VSPEX インフラストラクチャの一般化された論理アーキテクチャを示します ファイバチャネルを使用した VNX の構成を示します NFS( ネットワークファイルシステム ) と VNXe バリアントについては Horizon View 用の VSPEX のドキュメントに説明があります 図 2 論理アーキテクチャ : RSA Authentication Manager を冗長構成でオーバーレイした Horizon View 5.2 用の一般化された VSPEX アーキテクチャの概要 SecurID オーバーレイアーキテクチャは 次のコンポーネントで構成されます EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティング VMware Horizon View 5.2 および VMware vsphere 5.1 は最大 250 台または 2,000 台の仮想デスクトップに対応 : 基盤インフラストラクチャは Horizon View をサポートし AD DNS DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol) SQL Server の各サービスを提供します AD および DNS は オーバーレイでも使用されます RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 15

16 第 3 章 : ソリューション概要 RSA Authentication Manager( バージョン 8.0):Authentication Manager は SecurID 機能のオペレーションのあらゆる面を制御します 認証エージェント機能は Horizon View に組み込まれているため 手動でエージェントソフトウェアをインストールする必要はありません Authentication Manager がオンラインになったら 次の手順を実行して Horizon View 環境で SecurID を使用できるようにします ( 手順の詳細は 導入ガイド に記載されています ) 1. Authentication Manager Security Console で認証レコードを作成し Horizon View サーバを認証エージェントとして登録します 2. 構成ファイルを生成して Authentication Manager からダウンロードし 共有シークレットなどの情報を Horizon View サーバに提供します 3. Horizon View の Administrator Console で SecurID を有効にし 前述の手順で生成された構成ファイルをアップロードします RSA Authentication Manager 8.0 Administrator s Guide には SecurID トークンをインポートしユーザーに割り当てるための手順が記載されています 冗長なノードは高い可用性を提供します Authentication Manager のインストールウィザードを使用すると プライマリノードとセカンダリノードを簡単に構成できます 構成後 プライマリノードに対して変更が行われると 同期化プロセスを通じてセカンダリノードに渡されます 1 台のノードが使用不能になると 残りのノードがトラフィックを処理します 注 : VMware に RSA Authentication Appliance を導入する場合は ノードを別々の物理ホストにインストールして ハードウェア障害によるサービスの中断を防止するようにします 注 : Authentication Manager 8.0 は複数のノードにトラフィックを転送するロードバランシング機能を備えていますが このオーバーレイでは 複数のノードによる単純な高可用性が提供されます 通常 サービスはプライマリノードによって提供されます プライマリノードに障害が発生した場合は レプリカノードにサービスがフェイルオーバーされます 完全なロードバランシングが行われるインストールの方が有益かどうかを判断するために パートナー様はお客様に相談する必要があります RSA SecurID 認証の制御フロー SecurID が有効になっていると ユーザーは Horizon View クライアントを通じて Horizon View 管理サーバに接続した後に 2 回認証されます 1. Horizon View は 図 3 に示すように ユーザーに SecurID 認証情報の入力を求めます このオーバーレイでは SecurID の ID は AD の ID と同じになるようにしてあります 16 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 :

17 第 3 章 : ソリューション概要 図 3 Horizon View Client SecurID の認証ダイアログ 2. SecurID の認証に成功すると 図 4 に示すように AD 認証情報を入力するよう求められます このダイアログは SecurID が有効でない場合も表示されます 図 4 Horizon View Client の AD 認証ダイアログ 3. Active Directory の認証に成功すると ユーザーデスクトップが表示されます RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 17

18 第 3 章 : ソリューション概要 主要コンポーネント ここでは このソリューションで使用されている主要なテクノロジーの概要について説明します RSA SecurID と Authentication Manager RSA SecurID は 2 要素認証を使用して強化されたアクセスセキュリティを提供します 2 要素認証では ユーザーが 2 つの情報を使用して認証チャレンジに応答する必要があります PIN(Personal identification number): ユーザーが設定し 記憶しておくものであり パスワードに似ています ハードウェアベースまたはソフトウェアベースのトークンから生成されるワンタイムトークンコードまたはパスワード : ユーザーが所有するトークンのコード このトークンコードは 60 秒ごとに変化します SecurID 機能は RSA Authentication Manager 8.0 によって管理されます RSA Authentication Manager は このオーバーレイでは VMware ESXi ホスト上で実行される仮想アプライアンス (RSA Authentication Appliance) として実装されます Authentication Manager の組み込み機能により バックアップサービスおよび同期化サービスが提供されます Authentication Manager は Horizon View Connection Server に組み込まれている Authentication Agent 用の認証レコードを作成するために使用されます レコードが作成されると Horizon View Connection Server は 認証エージェントとして Authentication Manager に登録されます その後 この情報が格納された構成ファイルが生成されます Horizon View Connection Server で SecurID を有効にすると この構成ファイルがアップロードされ Horizon View と Authentication Manager の間のリンクが完了します 注 : Authentication Manager 8.0 サーバは VMware ESXi 上で実行される仮想アプライアンスとしてのみ利用できます 前のバージョンとは異なり インストール可能なソフトウェアは用意されていません 注 : この設計は構成手順に若干の違いがありますが Authentication Manager 7.1SP4 と互換性があります 注 : Authentication Manager 8.0 を利用すると アクセスセキュリティに関するオプションが 前のバージョンで提供されていた機能よりも ( 特にリスクベース認証の領域において ) 格段に広がります ただし このオーバーレイの範囲は SecurID 認証の実装に限られたままです 追加で利用できる機能について お客様に提言する必要があります EMC VSPEX 事前検証済みモジュラー型アーキテクチャ VSPEX は 実証済みのテクノロジーを使用して構築され 包括的な仮想化ソリューションを生み出します このソリューションに基づき ハイパーバイザ コンピューティング ネットワークの各レイヤーに関する情報に基づく意思決定が可能となります VSPEX は デスクトップ仮想化のプランニングと構成の負担を解消します VSPEX は迅速に導入でき 幅広い選択肢を備えているうえ 効率性に優れ リスクも低下させるため IT の変革を促進できます 18 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 :

19 第 3 章 : ソリューション概要 バックアップとリカバリ バックアップ / リカバリは VSPEX ソリューションのドキュメントで インフラストラクチャレベルで説明されています RSA は Authentication Manager の内部データベースのバックアップとリストアのために そのネイティブなツールセットを使用することを推奨しています RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 19

20 20 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 第 3 章 : ソリューション概要

21 第 4 章 : ソリューションの設計における考慮事項とベストプラクティス 第 4 章 ソリューションの設計における考慮事項とベストプラクティス この章は 次のトピックで構成されています 概要 ネットワークの設計に関する考慮事項 オーバーレイの設計に関する考慮事項 ストレージのレイアウトと設計に関する考慮事項 仮想化の設計に関する検討事項 バックアップ / リカバリの実装 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 21

22 第 4 章 : ソリューションの設計における考慮事項とベストプラクティス 概要 このオーバーレイは 該当する VSPEX 実証済みインフラストラクチャの一部として動作するよう設計されています このガイドでは 新しいオーバーレイコンポーネントについてのみ説明します 該当する VSPEX 実証済みインフラストラクチャのドキュメントには Horizon View やサポートするインフラストラクチャなど基盤コンポーネントについての説明があります ネットワークの設計に関する考慮事項 このオーバーレイは VMware Horizon View 用の VSPEX の該当するドキュメントで説明されているネットワークレイアウトに当てはまります 個々のコンポーネントのネットワーク接続の詳細については それらのドキュメントを参照してください オーバーレイの設計に関する考慮事項 RSA Authentication Appliance は 既存のインフラストラクチャサーバでホストすることができます 必要に応じてハードウェアを新たに追加できます 高可用性を維持するには 仮想アプライアンスが異なる物理 VMware ホストで実行されている必要があります 表 3 に Authentication Manager をホストする VMware ゲストの最小の CPU メモリ ディスク領域の値を示します このレベルの容量は 4 台の VSPEX リファレンス仮想マシンに相当します 表 3. SecurID オーバーレイ内の Authentication Manager のためのベースラインコンピューティング メモリ ストレージ要件 RSA Authentication Manager CPU( コア数 ) メモリ (GB) ディスク (GB) リファレンス RSA Authentication Manager 8.0 Performance and Scalability Guide ストレージのレイアウトと設計に関する考慮事項 SecurID インフラストラクチャには 合計 60 GB 以下のディスクストレージが必要です この容量は 該当する実証済みインフラストラクチャに対して割り当てられたストレージから取得する必要があります 仮想化の設計に関する検討事項 このオーバーレイは VMware Horizon View 用 VSPEX の該当するドキュメントで説明されている仮想化設計に当てはまります 個々のコンポーネントのネットワーク接続の詳細については そのドキュメントを参照してください 22 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 :

23 第 4 章 : ソリューションの設計における考慮事項とベストプラクティス バックアップ / リカバリの実装 Horizon View 用 VSPEX の該当するドキュメントに ソリューション全体に対するバックアップ / リカバリサービスについての説明があります RSA は Authentication Manager の内部データベースのバックアップ / リカバリのために 組み込みツールを使用することを推奨しています RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 23

24 第 4 章 : ソリューションの設計における考慮事項とベストプラクティス 24 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 :

25 第 5 章 : ソリューション検証の方法論 第 5 章 ソリューション検証の方法論 この章は 次のトピックで構成されています ベースラインハードウェア検証の方法論 アプリケーション検証の方法論 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 25

26 第 5 章 : ソリューション検証の方法論 ベースラインハードウェア検証の方法論 ハードウェアの確認については 本書では説明しません 詳細については Horizon View 用 VSPEX のドキュメントを参照してください アプリケーション検証の方法論 このオーバーレイによって追加される唯一の機能は SecurID 認証です テスト手順については テストシナリオの定義 を参照してください 主要なメトリック 250 台 500 台 1,000 台 2,000 台のデスクトップで VSPEX の実証済みインフラストラクチャが適切に動作すること以外に オーバーレイのテスト中に生成されたメトリックはありません 認証完了後に SecurID が Horizon View のパフォーマンスに影響を与えることはありません テストシナリオの定義 Authentication Manager Authentication Manager の次の機能をテストできます 認証 SecurID 認証プロセスに成功すると RSA Authentication Manager を実質的に検証できたことになります 詳細な情報を得るには 次の手順を実行します 1. Authentication Manager Security Console で [Reporting] [Realtime Activity Monitors] [Authentication Activity Monitor] をクリックします 必要に応じて 確認するユーザー名を [Search] フィールドに入力します 2. [Start Monitor] をクリックします 3. Horizon View Client を使用してデスクトップにログインし 2 ステップの認証プロセスを実行します 4. モニタウィンドウで SecurID の認証情報が検証されるのを確認します 5. モニタを閉じます 高可用性 1. VMware vsphere を使用して プライマリ Authentication Manager ノードの設定を編集してゲスト仮想 NIC を切断するか ゲストをシャットダウンします 2. SecurID の認証に成功することを確認します 3. プライマリノードの仮想 NIC を再接続します 4. 前述の手順を セカンダリノードの仮想 NIC で繰り返します 26 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 :

27 第 6 章 : 参照資料 第 6 章 参照資料 この章は 次のトピックで構成されています EMC ドキュメント その他のドキュメント リンク RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 27

28 第 6 章 : 参照資料 EMC ドキュメント その他のドキュメント リンク EMC Online Support または EMC.com の Web サイトで入手できる次のドキュメントには 追加情報と関連情報が記載されています アクセスできないドキュメントがある場合は EMC 担当者までお問い合わせください RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 : 最大 2,000 台の仮想デスクトップに対応した VMware Horizon View 5.2 および VMware vsphere 5.1: 導入ガイド EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティング VMware Horizon View 5.2 and VMware vsphere 5.1 for up to 250 Virtual Desktops, Enabled by EMC VNXe and EMC Next-Generation Backup VSPEX Proven Infrastructure EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティング VMware Horizon View 5.2 and VMware vsphere 5.1 for up to 2,000 Virtual Desktops, Enabled by EMC VNX and EMC Next-Generation Backup VSPEX Proven Infrastructure RSA に関する情報については RSA の Web サイト ( で次のドキュメントを参照してください ( アカウントが必要 ) RSA Authentication Manager 8.0 Release Notes RSA Authentication Manager 8.0 Planning Guide RSA Authentication Manager 8.0 Setup and Configuration Guide RSA Authentication Manager 8.0 Administrator s Guide RSA Authentication Manager 8.0 Performance and Scalability Guide VMware Horizon View および VMware vsphere に関するドキュメントについては 次のリンクを使用してください 注 : 掲載されているリンクは 発行の時点で正常に動作することが確認されています 28 RSA SecurID による EMC VSPEX エンドユーザーコンピューティングのセキュリティの確保 :