Oracle Database 12c Release 1 ( ) CoreTech Seminar

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2 免責事項 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため 購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい オラクル製品に関して記載されている機能の開発 リリースおよび時期については 弊社の裁量により決定されます Oracle は 米国オラクル コーポレーション及びその子会社 関連会社の米国及びその他の国における登録商標または商標です 他社名又は製品名は それぞれ各社の商標である場合があります 2

3 Oracle Database 12c Release 1 ( ) CoreTech Seminar Enterprise Manager Cloud Control の対応と Enterprise Manager Database Express の機能拡張 日本オラクル株式会社データベース事業統括製品戦略統括本部テクノロジー製品技術本部猿田剛 2014/08/20

4 Agenda Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c の Oracle Database 12c Release 1 ( ) への対応 Oracle Database In-Memory 対応 AWR Warehouse Oracle Enterprise Manager Database Express の機能拡張

5 Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c 5

6 システム ライフサイクルにおける代表的なタスク障害対応 構成変更に伴うテストなど非定常運用の作業負荷は一般に高い 監視 定常運用 障害対応性能診断チューニング等 テスト準備 テスト リリース Oracle Apps Scratch Apps MW DB OS/VM/HW 監視死活 エラー 領域等 レポートリソース 性能等 ジョブ バックアップ 領域メンテナンス 構成情報の棚卸 チェック エラー分析 ログ収集 リカバリ 待機イベント分析 リソース使用状況分析 SQL 実行計画分析 再現テスト チューニング アプリ変更の場合 インフラ準備 DB クローニング データマスキング 構成のチェック インフラ変更の場合 インフラ準備 DB クローニング 変更の適用 構成のチェック アプリ変更の場合 AP 機能テスト AP 負荷テスト 性能分析 チューニング インフラ変更の場合 SQL 互換性 SQL 実行計画 SQL 単体性能 スループット リソース使用量 アプリ変更の場合 DB オブジェクト変更用スクリプト作成 変更後チェック インフラ変更の場合 パラメーター変更 パッチ適用 アップグレード 構成変更点のチェック 記録 6

7 システム ライフサイクルにおける位置付け Oracle Enterprise Manager パック 製品ファミリーが各スタック ライフサイクルをカバー Oracle Apps Scratch Apps MW DB OS/VM/HW 監視 定常運用 監視死活 エラー 領域等 レポートリソース 性能等 ジョブ バックアップ 領域メンテナンス 構成情報の棚卸 チェック 障害対応性能診断チューニング等 エラー分析 ログ収集 リカバリ 待機イベント分析 リソース使用状況分析 SQL 実行計画分析 再現テスト チューニング テスト準備 Application Management Suite for EBS / Siebel / PeopleSoft / JDE Enterprise Manager Real User Experience Insight WebLogic Server Management Pack / Java Flight Recorder SOA / Coherence / IdM / BI Management Pack Diagnostics Pack / Tuning Pack Cloud Management Pack for Oracle Database 基本機能 基本機能 - Enterprise Manager Ops Center アプリ変更の場合 インフラ準備 DBクローニング データマスキング 構成のチェック インフラ変更の場合 インフラ準備 Data DBクローニング Masking / 変更の適用 Test Data 構成のチェック Lifecycle Management Pack Management テスト アプリ変更の場合 AP 機能テスト AP 負荷テスト 性能分析 チューニング Application Testing Suite インフラ変更の場合 SQL 互換性 SQL 実行計画 SQL 単体性能 スループット リソース使用量 リリース アプリ変更の場合 DBオブジェクト変更用スクリプト作成 変更後チェック Application Replay インフラ変更の場合 パラメーター変更 パッチ適用 アップグレード 構成変更点のチェック 記録 Real Application Testing 7

8 Oracle Enterprise Manager 製品ファミリー Enterprise Manager Cloud Control / Grid Control 統合管理ツール 複数のサーバーを一元的に管理 管理サーバーを用意 管理対象サーバーにはエージェントをデプロイ DB 管理のすべての機能 DB 以外にもオラクル製品中心に管理可能 Enterprise Manager Database Control (DB11g 以前 ) DB と同じサーバー上に構成し 単一 DB( 含 RAC) を管理 DB 管理のほぼすべての機能 ( レポーティング機能など一部を除く ) を提供 Enterprise Manager Database Express (DB12c) DB と同じサーバー上に構成し 単一 DB( 含 RAC) を管理 マルチテナント構成ではコンテナごとに DB Express を構成 パフォーマンス チューニング機能に特化 8

9 Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c Application-to-Disk - 統合管理 監視対象ホストへ管理エージェントをデプロイ 管理エージェントを介してターゲットを監視 管理 (Oracle Database WebLogic Server Exadata など ) メトリックなどターゲットから収集したデーターは EM リポジトリ DB へ格納 複数のターゲットを一元管理 プライベート クラウド ライフサイクル管理 セルフ サービス プロビジョニング ( 利用状況の ) 計測とチャージバック 統合化されたシステム管理 アプリケーション管理 インフラストラクチャ管理 業務視点のビューも提供 開発から運用に至るライフサイクルを効率化 包括的なテスト 予防的な監視 深い診断と問題解決へのアドバイス オラクル環境に特化した多彩な機能群 EBS 向け機能群 Oracle Database のチューニング機能 9

10 Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c 管理サービス UI の提供 管理エージェントがターゲットから収集した情報を管理リポジトリへ保存 管理用サーバー Exadata Database Machine Database Server 管理エージェント 管理エージェント 管理対象の情報を収集 管理サービスに情報を送信 データベースインスタンス 管理コンソール http/https 管理サービス (OMS) PDU Cisco Switch Storage Server InfiniBand Switch 中央管理エージェント http/https 監視対象ホスト 管理情報の収集 格納 管理操作の実行 管理情報の参照 管理リポジトリ 監視ターゲットから収集した情報を格納 管理リポジトリデータベース 管理エージェント 監視対象ホスト 管理エージェント データベースインスタンス データベースインスタンス 10

11 Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c プラグイン アーキテクチャの採用 プラットフォームから独立した開発ライフサイクル 監視ターゲット 利用する機能に応じて必要なプラグインのみをデプロイ 新たなターゲット タイプのサポートや Oracle Database 12c Patch Set などの新リリース / バージョンに対して迅速に対応 フットプリントの軽減 Database plug-in FMW plug-in other plug-in x 管理サービス (OMS) other plug-in x DB plug-in DB plug-in FMW plug-in 管理エージェント WLS 管理エージェント DB DB ホスト A ホスト B 11

12 Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c リリース /2 Release 1 with BP1 ( ) DB plug-in /2 Release 2 Plug-in Update 1 ( ) 2013/10 Release 3 Plug-in Update 1 ( ) DB plug-in DB plug-in プラグイン アップデート リリース ベース プラットフォーム リリース 2011/10 Release 1 ( ) DB plug-in /9 Release 2 ( ) DB plug-in /6 Release 3 ( ) DB plug-in /6 Release 4 ( ) DB plug-in

13 Enterprise Manager 12c のバージョニングとサポート期間 Enterprise Manager 12c ではバージョン番号の 4 桁目をリリース番号として使用 X.Y プラットフォーム固有のメンテナンス番号 (PSU) Enterprise Manager 12c リリース番号例 ) EM 12c Release 4 は Enterprise Manager 12c のサポート期間は以下の通り Premier Support: 2016 年 10 月 31 日まで Extended Support: 2019 年 10 月 31 日まで Sustaining Support: Indefinite Grace Period: ベース プラットフォーム プラグインともに次のバージョンのリリース後 1 年間新規パッチを提供 13

14 Enterprise Manager 12c のバージョニングとサポート期間 Enterprise Manager 12c ベース プラットフォーム リリース日 Release Schedule of Current Enterprise Manager Releases and Patch Sets (10g, 11g, 12c) (Doc ID ) Release 1 ( ): 2011 年 10 月 3 日 Release 2 ( ): 2012 年 9 月 13 日 Release 3 ( ): 2013 年 6 月 28 日 Release 4 ( ): 2014 年 6 月 3 日 EM 12c Premier Support 2016 年 10 月末まで Extended Support 2019 年 10 月末まで Sustaining Support Indefinite 新規パッチ提供期間 (2013 年 9 月 13 日まで ) 新規パッチ提供期間 (2014 年 6 月 28 日まで ) EM 新規パッチ提供期間 (2015 年 6 月 3 日まで ) Grace Period 新規パッチ提供期間 ( 未確定 * 将来 Release 5がリリースされた場合はリリース日から一年間 ) 1 年間 EM EM Grace Period Grace Period 1 年間 1 年間 14

15 Enterprise Manager 12c のパッチ タイプ Enterprise Manager 12c で提供されるパッチのタイプ (Release 3 以降 ) パッチ名称対象コンポーネントリリース サイクル PSR 管理サーバー 管理エージェント - * EM 12c の各リリースに相当 Interim Patch(One-off, PSE) Security Patch Update(SPU) -- f.k.a. CPU 管理サーバー (OMS ホーム ) * プラットフォーム依存となるパッチのみ管理エージェントと各プラグインへも提供 EM を構成する各コンポーネント (OMS 管理エージェント リポジトリ DB など ) 不定期 Patch Set Updates(PSU) 管理サーバー四半期ごと 四半期ごと ( 最新の PSU/CPU Availability Document を確認のこと ) Bundle Patch 管理エージェント各プラグイン Release 3: 毎月 17 日に一番近い火曜日 Release 4: 毎月の最終日からまもなく Enterprise Manager Bundle Patch Master Note (Doc ID ) Enterprise Manager (PS3) Master Bundle Patch List (Doc ID ) 15

16 Agenda Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c の Oracle Database 12c Release 1 ( ) への対応 Oracle Database In-Memory 対応 AWR Warehouse Oracle Enterprise Manager Database Express の機能拡張 16

17 Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c の Oracle Database 12c Release 1 ( ) への対応動作保証に関する情報 17

18 Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c の Oracle Database 12c Release 1 ( ) への対応 Oracle Database Plug-in で対応 (certification) Oracle Database Plug-in は EM 12c Release 4 ( ) にバンドルされリリース済み したがって EM 12c Release 4 の新規インストール またはアップグレードを行えば即時デプロイ可能 プラットフォーム ( ベース ) が依存コンポーネントとして設定されているため EM 12c Release 3 以前のリリースに対しては Oracle Database Plug-in をデプロイすることはできない EM 12c Release 4 へのアップグレードが必要 18

19 Agenda Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c の Oracle Database 12c Release 1 ( ) への対応 Oracle Database In-Memory 対応 AWR Warehouse Oracle Enterprise Manager Database Express の機能拡張 19

20 Oracle Database In-Memory 対応 20

21 Enterprise Manager Cloud Control インメモリ対応 データベース オブジェクト / 記憶域管理 インメモリ セントラル パフォーマンス監視 管理 インメモリ アドバイザ 21

22 データベース オブジェクト / 記憶域管理 Enterprise Manager によるデータベース オブジェクト / 記憶域のインメモリ設定 データベース オブジェクト 表 パーティション マテリアライズド ビュー 記憶域 表領域 インメモリ カラム タブ インメモリ オプション指定 表 / パーティション / マテリアライズド ビュー / 表領域の設定時に利用可能 カラム レベルの設定 ( 表 ) 22

23 インメモリ セントラル メニュー パスデータベース ホーム 管理 インメモリ セントラル 12c のヒートマップ機能と統合されたオブジェクト アクセス ヒート マップ 23

24 インメモリ セントラル 全体の SGA 領域に占めるインメモリ領域 (GB) ( 画面の例では 1.00 GB) インメモリ領域 1GB 中オブジェクトへ割当て済のインメモリ領域 (GB) ( 画面の例では 0.58GB) 24

25 インメモリ セントラル プライオリティごとのオブジェクト統計 25

26 インメモリ セントラル オブジェクトごとのインメモリ オプションの設定と圧縮率など 26

27 インメモリ カラム ストア パフォーマンス管理 ASH(Active Session History) 分析 CPU 待機クラス : Database In-Memory 関連の待機イベント CPU: IM Populate 優先度 NONE のセグメントのオン デマンド ポピュレーション CPU: IM Prepopulate 優先度 (CRITICAL, HIGH ) が付けられているセグメントのポピュレーション CPU: IM Query 27

28 インメモリ カラム ストア パフォーマンス管理 ASH レポート ヘッダにインメモリ領域サイズの項目を追加 Top Events Top SQL Activity Over Time のそれぞれのセクションに 前ページのインメモリ関連 CPU 待機イベントも含めた情報を出力 28

29 インメモリ カラム ストア パフォーマンス管理リアルタイム SQL 監視 29

30 インメモリ カラム ストア パフォーマンス管理 AWR(Automatic Workload Repository) レポート 新たに インメモリ セグメント統計 セクションを追加 In-Memory Segments by Scans In-Memory Segments by DB Block Changes In-Memory Segments by Populate CUs In-Memory Segments by Repopulate Cus Instance Activity Stats にインメモリ関連の各種統計情報を追加 30

31 Agenda Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c の Oracle Database 12c Release 1 ( ) への対応 Oracle Database In-Memory 対応 AWR Warehouse Oracle Enterprise Manager Database Express の機能拡張 31

32 AWR Warehouse 32

33 AWR Warehouse AWR は Oracle Database 10g 以降事実上のパフォーマンス リポジトリ 120% Finance 120% CRM Supply Chain 120% しかし AWR データの保存期間のデフォルトとなっている 8 日間では 長期間に跨るパフォーマンス診断を行えない ( 例 : 今期と前期の期末処理におけるパフォーマンスを比較する ) 90% 60% 30% 0% 90% 60% 30% 0% 90% 60% 30% 0% 長期間保存できるように AWR 保存期間を変更すると 本番環境のストレージ オーバーヘッドとコストを増やしてしまう 33

34 AWR Warehouse アーキテクチャ 長期間 AWR データを保持するための Central AWR リポジトリを構成 AWR Warehouse へ AWR スナップショットを収集する対象データベース (AWR ソース データベース ) を登録 ETL ジョブ (Oracle Data Pump を利用 ) がソース データベースから Central AWR リポジトリへスナップショットを転送 設定可能な AWR データの保存期間は 年単位または永久 34

35 AWR Warehouse 本資料内における用語について AWR ソース データベース AWR データの転送元となるデータベース デフォルトの AWR スナップショット保存期間は 8 日間 管理エージェント AWR ソース データベース 管理サービス (OMS) Central AWR リポジトリ Central AWR リポジトリ AWR Warehouse に登録された各ソース データベースから転送された AWR スナップショットを格納するリポジトリ データベース AWR データを長期保持 ( デフォルトの設定では永久に保持 ) 35

36 AWR Warehouse ETL ジョブ 管理エージェント AWR ソース データベース 管理サービス (OMS) デフォルトの動作 1. AWR ソース データベース上では DBMS ジョブ MGMT_CAW_EXTRACT により 24 時間ごとに AWR スナップショットをファイルとしてダンプ 2. EM 管理ジョブ CAW_TRANSFER_xxxx により 12 時間ごとに AWR ソース データベースから Central AWR へダンプ ファイルを転送 ( 転送ジョブは AWR ソース データベースごとにスケジュール ) 3. Central AWR リポジトリ DB 上では DBMS ジョブ MGMT_CAW_LOAD により 5 分ごとにダンプ ファイルから AWR データを AWR Warehouse へロード Central AWR リポジトリ 36

37 AWR Warehouse ETL ジョブに関する補足 ETL 各ジョブの役割とスケジュール AWR ソース データベース ジョブ DBMS ジョブ : MGMT_CAW_EXTRACT AWR スナップショットをファイルとしてデータベース ホスト上の管理エージェント ステージング ディレクトリへダンプする デフォルトでは 24 時間ごとに実行 AWR リポジトリ設定画面 ( 後述 ) よりインターバルは変更可能設定項目名 : Snapshot Upload Interval 37

38 AWR Warehouse ETL ジョブに関する補足 ETL 各ジョブの役割とスケジュール EM 管理ジョブ EM ジョブ : CAW_TRANSFER_xxxxx AWR ソース データベース ホストからダンプ ファイルを AWR リポジトリ データベース ホストの管理エージェント ステージング ディレクトリへ転送する 管理エージェント間のファイルの直接転送を利用 AWR リポジトリ設定画面 ( 後述 ) の Snapshot Upload Interval に指定されたインターバルの 1/2 の間隔 ( 変更不可 ) で設定される 38

39 AWR Warehouse ETL ジョブに関する補足 ETL 各ジョブの役割とスケジュール AWR Warehouse リポジトリ データベース ジョブ DBMS ジョブ : MGMT_CAW_LOAD AWR リポジトリ データベース ホスト上へ転送されたダンプ ファイルから AWR データをリポジトリへロードする 5 分間隔でスケジュールされ変更は不可 39

40 AWR Warehouse すべての AWR 機能を長期 AWR データを基に利用可能 パフォーマンス ホーム トップ アクティビティ AWR レポート ASH 分析 期間比較 ADDM 期間比較レポート AWR ソース データベースに対するランタイム オーバーヘッドはゼロ 40

41 AWR Warehouse AWR Warehouse へのアクセス Enterprise メニュー ターゲット データベース から パフォーマンス AWR Warehouse または ターゲットのデータベース ページ上で パフォーマンス AWR Warehouse 41

42 AWR Warehouse Central AWR ダッシュボード アップロードされたスナップショット合計サイズ AWR Warehouse に登録されている DB 数 インシデント情報 アップロードされたスナップショット サイズ ( 日毎 ) AWR ソース データベース一覧情報 42

43 AWR Warehouse Central AWR ダッシュボード メニュー Add/Remove AWR ソース データベースを追加 / 削除 ASH 分析 / AWR レポート / 期間比較 / パフォーマンス ホーム AWR ソース データベースに対して各 AWR 機能画面へ遷移 Enable/Disable Snapshot Upload AWR ソース データベースから Central AWR リポジトリへのスナップショットのアップロードを有効 / 無効化 Upload Snapshots now AWR ソース データベースから Central AWR リポジトリへスナップショットの手動アップロード 43

44 AWR Warehouse Central AWR 設定 Central AWR データベース構成情報 構成ステータス ホスト情報 リポジトリ データベース情報 バージョン キャラクタ セット 接続情報 (SID/ サービス名 ポート ) Central AWR ストレージ設定 AWR 保存期間 AWR ソース データベースからのスナップショット アップロード間隔 ( デフォルト値 : 24 時間 ) ストレージ サイズと使用済み容量 44

45 AWR Warehouse ASH 分析 - 単一の DB ターゲットに対して AWR データ ソースの切替えが可能 45

46 AWR Warehouse トップ アクティビティ - 単一の DB ターゲットに対して AWR データ ソースの切替えが可能 46

47 AWR Warehouse 期間比較レポート - AWR Warehouse を利用して二つのデータベース間の比較も可能に AWR Warehouse リポジトリへ格納した AWR データを利用してデータベース間での比較が可能に 47

48 AWR Warehouse 期間比較レポート - AWR Warehouse を利用して二つのデータベース間の比較も可能に 48

49 AWR Warehouse 機能の有効化 Enterprise Manager Cloud Control 12c 管理サーバー (OMS) 管理エージェントともに (= EM 12c Release 4) の環境へ Database Plug-in Bundle Patch (2014 年 8 月 31 日リリース済み ) を適用すると AWR Warehouse 機能が有効となる Central AWR リポジトリ Oracle Database または を利用可能 Oracle Database を使用する場合は要パッチ (Patch ) Central AWR リポジトリとして使用するデータベースは Enterprise Manager へターゲットとしても追加しておく 49

50 AWR Warehouse 機能の有効化 サポートされる AWR ソース データベース Oracle Database および 11.2 Oracle Database 12.1 (CDB & non-cdb の SI および RAC) AWR ソース データベースのバージョンは Central AWR リポジトリ データベースと同じかまたはそれより以前のデータベース バージョンである必要がある したがって Oracle DB 12.1 を AWR Warehouse へ登録する場合は Central AWR リポジトリ データベースには Oracle DB を使用する AWR ソース データベースも AWR Warehouse へ登録するデータベースは Enterprise Manager へターゲットとして追加しておく 50

51 AWR Warehouse ライセンスについて AWR Warehouse の利用には AWR ソース データベースとなる各データベースに対して Oracle Diagnostics Pack が必要 Central AWR リポジトリ データベース用途に限定して Oracle Database EE の使用制限付きライセンスを提供 それぞれの AWR ソース データベースに対して Oracle Diagnostic Pack が必要 管理サービス (OMS) AWR リポジトリ用途に限り Oracle Database EE の使用制限付きライセンスを提供 AWR ソース データベース Central AWR リポジトリ 51

52 AWR Warehouse その他の注意点 ひとつの AWR ソース データベースから数十 MB/ 日 ( 参考値 ) のデータが転送されることになるので Central AWR リポジトリには十分なストレージ容量を確保する AWR ソース データベースで awrinfo.sql (ORACLE_HOME/rdbms/admin) を実行してより利用状況に応じた見積もりを行うことも可能 Enterprise Manager Cloud Control と AWR Warehouse のリポジトリ データベースは一緒にせずそれぞれ別データベースを用意することを推奨 52

53 AWR Warehouse ( 参考 ) awrinfo.sql 実行例 < 実行結果 > ~~~~~~~~~~~~~~~ AWR INFO Report ~~~~~~~~~~~~~~~ 省略 (2) Size estimates for AWR snapshots ************************************* Estimates based on 60 mins snapshot INTERVAL: AWR size/day 64.1 MB (2,736 K/snap * 24 snaps/day) AWR size/wk MB (size_per_day * 7) per instance Estimates based on 24 snaps in past 24 hours: AWR size/day 64.1 MB (2,736 K/snap and 24 snaps in past 24 hours) AWR size/wk MB (size_per_day * 7) per instance 省略 53

54 Agenda Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c の Oracle Database 12c Release 1 ( ) への対応 Oracle Database In-Memory 対応 AWR Warehouse Oracle Enterprise Manager Database Express の機能拡張 54

55 Oracle Enterprise Manager Database Express の機能拡張 55

56 Oracle Enterprise Manager Database Express 基本管理機能とパフォーマンス診断 チューニングに特化した DB 付属ツール 特別なインストールは不要 DB 内の XDB サーバーを利用 利用に際し追加のミドルウェア コンポーネントは不要 データベース作成時に構成可能 軽量 小さなフットプリント ディスク使用量 : 20MB 程度 DB サーバーは SQL の実行のみ UI 画面の生成は 100% ブラウザ側で処理を実行 56

57 Oracle Enterprise Manager Database Express マルチテナント アーキテクチャ環境での利用 マルチテナント アーキテクチャ環境でDatabase Expressを利用する場合はコンテナごとに構成を行う コンテナごとに異なるポート番号を使用する Database Express コンソール Database Express コンソール ルート PDB1 PDB2 PDB3 Database Express コンソール 57

58 Oracle Enterprise Manager Database Express Oracle Database における機能拡張 マルチテナント プロビジョニング 次のプラガブル データベース プロビジョニング機能をサポート 作成 クローン / リモート クローン プラグ / アンプラグ オープン / クローズ Oracle Database Resource Manager との連携 リソース プランの選択 PDB ごとに Share CPU% ( 使用率制限 ) パラレル サーバー制限 を設定 58

59 Oracle Enterprise Manager Database Express Oracle Database における機能拡張 マルチテナント プロビジョニング マルチテナント プロビジョニングのすべての機能はルートで構成された Database Express から利用する PDB ごとに構成された Database Express からは利用不可 PDB の作成 クローニングの場合 作成できる PDB の数は 1 回の操作につき 1 つのみ 1 回の操作で複数 PDB を一度にプロビジョニングする場合は Enterprise Manager Cloud Control を利用する 59

60 Oracle Enterprise Manager Database Express マルチテナント プロビジョニング ( ルートで構成された Database Express から実行 ) ホーム画面上の タイプ からリンクを選択してプロビジョニング機能の画面へ遷移 60

61 Oracle Enterprise Manager Database Express マルチテナント プロビジョニング 61

62 Oracle Enterprise Manager Database Express マルチテナント プロビジョニング 作成 ( シードから PDB を作成 ) 62

63 Oracle Enterprise Manager Database Express マルチテナント プロビジョニング クローニング クローンのソースとなるコンテナをあらかじめ選択 63

64 Oracle Enterprise Manager Database Express リソース プランの変更 64

65 プロビジョニング関連機能の対応状況 プロビジョニング 機能ルートから PDB から CDB リソース プランの設定〇 - OMF の構成〇 - PDB の作成〇 - PDB の複製〇 - PDB のプラグ〇 - PDB のアンプラグ〇 - PDB の削除〇 - PDB ストレージ制限の設定〇 - PDB リソース制限の設定〇 - 〇 : 利用可能 - : 不可 65

66 Agenda Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c の Oracle Database 12c Release 1 ( ) への対応 Oracle Database In-Memory 対応 AWR Warehouse Oracle Enterprise Manager Database Express の機能拡張 66

67 まとめ Enterprise Manager Cloud Control 12c プラグイン アーキテクチャの採用によりプラットフォーム ( ベース ) とプラグインで別のライフサイクル リリース / バージョンも独立している Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c の Oracle Database 12c Release 1( ) への対応 Oracle Database Plug-in で対応 (EM 12c Release 4 にバンドル ) プラットフォーム ( ベース ) は Enterprise Manager 12c Release 4 以上が必要 67

68 まとめ Oracle Database In-Memory 対応 以下の機能を提供 データベース オブジェクト / 記憶域管理 インメモリ セントラル パフォーマンス監視 管理 インメモリ アドバイザ 68

69 まとめ AWR Warehouse 専用のリポジトリを用意して長期間 複数データベースの AWR データを保管 AWR スナップショットのエクスポート インポートを自動化 AWR Warehouse をデータソースとして利用することで AWR 機能を利用する際に本番環境データベースへ負荷を掛けないように 各 AWR ソース データベースには Oracle Diagnostics Pack が必要 Central AWR リポジトリ データベース用途に限定して Oracle Database EE の使用制限付きライセンスを提供 Database Plug-in Bundle Patch (2014 年 7 月 31 日リリース済み ) を適用すると AWR Warehouse の機能が有効化される 69

70 まとめ Oracle Database における Oracle Enterprise Manager Database Express の機能拡張 マルチテナント プロビジョニングの機能の提供 PDB の作成 クローニング プラグ アンプラグなど プロビジョニング機能はルートで構成された Database Express から実行する 70

71 リファレンス Enterprise Manager Cloud Control 12c Oracle Enterprise Manager Cloud Control Introduction 12c Release 4 ( ) My Oracle Support 動作保証 タブ製品名 : Enterprise Manager Base Platform - OMS リリース :

72 リファレンス Oracle Database In-Memory 対応 Oracle Database 管理者ガイド 12c リリース 1 (12.1) Enterprise Manager での IM 列ストアの使用方法 Enterprise Manager Cloud Control を使用した表圧縮の管理 72

73 リファレンス AWR Warehouse Oracle Database 2 日でパフォーマンス チューニング ガイド 12c リリース 1 (12.1) 自動ワークロード リポジトリ ウェアハウスを使用したパフォーマンス レポートの生成 Master Note on AWR Warehouse ( ドキュメント ID ) Screenwatch DBA Kevlar ブログ 73

74 リファレンス Oracle Enterprise Manager Database Express マルチテナント プロビジョニング Oracle Database 2 日でデータベース管理者 12c リリース 1 (12.1) EM Express を使用した PDB の管理 74

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