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Transcription:

Copyright 2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION 1 Top

目次 intra-mart Accel Platform セットアップガイド (WebSphere 編 ) 第 7 版 2016-12-01 改訂情報はじめに本書の目的前提条件対象読者各種インストール 設定変更 intra-mart Accel Platform 構成ファイルの作成 WebSphereの設定 Java VM 引数の設定トランザクション タイムアウトの設定データベース接続の設定 warファイルのデプロイクラスローダーの設定 Webアプリケーションの開始テナント環境の構築セットアップで困ったら アップデート パッチの適用 2

改訂情報 intra-mart Accel Platform セットアップガイド (WebSphere 編 ) 第 7 版 2016-12-01 変更年月日 変更内容 2013-04-01 初版 2013-07-01 第 3 版 下記を追加 変更しました Java VM 引数の設定 を追加 タイムゾーンの設定 を追加 2013-10-01 第 3 版下記を追加 変更しました Java VM 引数の設定 を修正 データソースの設定 を修正 2014-01-01 第 4 版 下記を追加 変更しました目次に アップデート パッチの適用 へのリンクを追加 PostgreSQLの設定 を修正 2015-04-01 第 5 版下記を追加 変更しました 目次に Java VM 引数の設定 へのリンクを追加 2015-12-01 第 6 版下記を追加 変更しました Java VM 引数の設定 を修正 2016-12-01 第 7 版下記を変更しました DB2 に関する記述を削除 3

はじめに intra-mart Accel Platform セットアップガイド (WebSphere 編 ) 第 7 版 2016-12-01 本書の目的 本書では WebSphere Application Server 8.5.5 に intra-mart Accel Platform のセットアップを行う手順について説明します 前提条件 リリースノートに記載されているシステム要件を満たしている必要があります 詳細は リリースノート を参照してください 対象読者 以下の利用者を対象としています WebSphere Application Server 8.5.5 に intra-mart Accel Platform のセットアップを行われる方 4

各種インストール 設定変更 intra-mart Accel Platform のセットアップに必要なコンポーネントのインストールおよび設定を行います 具体的な手順は intra-mart Accel Platform セットアップガイド の intra-mart Accel Platform を利用するためのミドルウェア のインストールと設定 を参照してください 5

intra-mart Accel Platform 構成ファイルの作成 intra-mart Accel Platform の設定および war ファイルの出力を行います 具体的な手順は intra-mart Accel Platform セットアップガイド の WAR ファイルの作成 を参照してください 6

WebSphere の設定 WebSphere の設定を行います WebSphere Application Server 8.5.5 のインストール手順については WebSphere Application Server 8.5.5 のマニュアルを参照 してください Java VM 引数の設定 Java VM 引数の設定を行います 1. メニューから [ サーバー ]-[ サーバー タイプ ]-[WebSphere Application Server] を選択します 2. サーバーの名前を選択します 3. [ サーバー インフラストラクチャー ]-[Java およびプロセス管理 ]-[ プロセス定義 ] を選択します 4. [ 追加プロパティー ]-[Java 仮想マシン ] を選択します 7

5. ヒープサイズを入力します 6. 汎用 JVM 引数を入力します ここでは下記の引数を設定します -XX:PermSize -XX:MaxPermSize -Duser.timezone -Dfile.encoding -Xgcpolicy:gencon Permanent 領域の初期値 Permanent 領域の最大値 Javaランタイムシステムプロパティのタイムゾーン Javaランタイムシステムプロパティのファイルエンコーディングガーベッジ コレクション ポリシー 下記では Permanent 領域の初期値に 512MB 最大値に 512MB を設定しています -XX:PermSize=512m -XX:MaxPermSize=512m -Duser.timezone=UTC -Dfile.encoding=UTF-8 -Xgcpolicy:gencon コラムタイムゾーンのデフォルト値は Java ランタイムに依存します 注意タイムゾーンは 設定ファイルリファレンスタイムゾーンマスタ に存在するものを設定してください 8

注意タイムゾーンの設定は運用開始前に行ってください 運用開始後に変更した場合 日時データに不整合が発生します 注意ガーベッジ コレクション ポリシーの設定はご利用の環境に合わせて設定を行ってください ガーベッジ コレクション ポリシーについての詳細は以下をご覧ください ケース スタディー : WebSphere Application Server V7 V8 のパフォーマンス チューニング 7. [JIT を使用不可にする ] のチェックボックスにチェックされていない事を確認し [OK] ボタンをクリックします 注意 JITを有効にしている場合 正常に動作しない可能性があります この場合はJITを無効にしてください 過去の事例として スクリプト開発モデルで想定する型と違う型で処理されるなどの問題が確認されています これらの現象は環境等に依存する場合もあり 事前に十分な検証を行い JITの利用有無を判断してください 8. [ 保存 ] をクリックします これで Java VM 引数の設定は終わりです 9. WebSphere を再起動します トランザクション タイムアウトの設定 トランザクション タイムアウトの設定を行います テナント環境構築時などの時間がかかるトランザクション処理のために トランザクション タイムアウトの時間を変更します 1. メニューから [ サーバー ]-[ サーバー タイプ ]-[WebSphere Application Server] を選択します 2. サーバーの名前を選択します 9

3. [ コンテナー サービス ]-[ トランザクション サービス ] を選択します 4. [ 合計トランザクション存続時間タイムアウト ] を変更し [OK] ボタンをクリックします 5. [ 保存 ] をクリックします これで トランザクション タイムアウトの設定は終わりです 10

データベース接続の設定 データベース接続の設定を行います DB ユーザ情報の設定 DB ユーザ情報の設定を行います 1. WebSphere の管理コンソールにログインし [ セキュリティー ]-[ グローバル セキュリティー ] の [ 認証 ]-[Java 認証 承認サー ビス ]-[J2C 認証データ ] を選択します 2. [ 新規作成 ] ボタンをクリックします 3. 別名 ( 任意 ) DB ユーザ ID パスワードを入力し [OK] ボタンをクリックします こでは別名を db_user とします 11

4. [ 保存 ] をクリックします これで DB ユーザ情報の設定は終わりです JDBC プロバイダの設定 JDBC プロバイダの設定を行います 使用するデータベースに応じて設定を行ってください Oracle の設定 Oracle を使用する場合の設定を行います 1. メニューから [ リソース ]-[JDBC]-[JDBC プロバイダー ] を選択します 2. JDBC プロバイダー 画面で [ 新規作成 ] ボタンをクリックします 12

3. [ データベース タイプ ] [ プロバイダー タイプ ] [ 実装タイプ ] を設定し [ 次へ ] ボタンをクリックします 設定項目 データベース タイプ プロバイダー タイプ 実装タイプ 値 Oracle Oracle JDBC Driver 接続プール データ ソース 4. JDBC ドライバのディレクトリ ロケーションを設定し [ 次へ ] ボタンをクリックします 5. 設定内容を確認し [ 終了 ] ボタンをクリックします 13

6. [ 保存 ] をクリックします これで JDBC プロバイダーの設定は終わりです Microsoft SQL Server の設定 Microsoft SQL Server の設定を行います 1. メニューから [ リソース ]-[JDBC]-[JDBC プロバイダー ] を選択します 2. JDBC プロバイダー 画面で [ 新規作成 ] ボタンをクリックします 14

3. [ データベース タイプ ] [ プロバイダー タイプ ] [ 実装タイプ ] を設定し [ 次へ ] ボタンをクリックします 設定項目 データベース タイプ プロバイダー タイプ 実装タイプ 値 SQL Server Microsoft SQL Server JDBC Driver 接続プール データ ソース 4. JDBC ドライバのディレクトリ ロケーションを設定し [ 次へ ] ボタンをクリックします 15

5. 設定内容を確認し [ 終了 ] ボタンをクリックします 6. [ 保存 ] をクリックします これで JDBC プロバイダーの設定は終わりです PostgreSQL の設定 16

項目 WebSphere 変数の設定 JDBC プロバイダー WebSphere 変数の設定 WebSphere 変数の設定を行います 1. メニューから [ 環境 ]-[WebSphere 変数 ] を選択します 2. 一覧から [User-defined_JDBC_DRIVER_PATH] を選択します 3. WebSphere 変数 画面で [ 値 ] に PostgreSQL の JDBC ドライバが格納されているディレクトリパスを入力し [OK] ボタン をクリックします 17

4. [ 保存 ] をクリックします これで WebSphere 変数の設定は終わりです JDBC プロバイダー JDBC プロバイダーの設定を行います 1. メニューから [ リソース ]-[JDBC]-[JDBC プロバイダー ] を選択します 2. JDBC プロバイダー 画面で [ 新規作成 ] ボタンをクリックします 18

3. [ データベース タイプ ] [ プロバイダー タイプ ] [ 実装タイプ ] を設定し [ 次へ ] ボタンをクリックします 設定項目 データベース タイプ プロバイダー タイプ 値 ユーザ定義 org.postgresql.ds.pgconnectionpooldatasource 4. JDBC ドライバのディレクトリ ロケーションを設定し [ 次へ ] ボタンをクリックします JDBC ドライバのファイル名が postgresql-9.2-1002.jdbc4.jar の場合は下記のように設定します ${User-defined_JDBC_DRIVER_PATH}/postgresql-9.2-1002.jdbc4.jar 5. 設定内容を確認し [ 終了 ] ボタンをクリックします 19

6. [ 保存 ] をクリックします これで JDBC プロバイダーの設定は終わりです データソースの設定 項目 データ ソースの登録 データ ソースのカスタム プロパティーの設定 データ ソースの登録 データソースの登録を行います 1. メニューから [ リソース ]-[JDBC]-[ データ ソース ] を選択します 20

2. データ ソース 画面で [ 新規作成 ] ボタンをクリックします 3. [ データ ソース名 ] と [JNDI 名 ] を入力し [ 次へ ] ボタンをクリックします ここでは [ データ ソース名 ] を intra-mart DEFAULT [JNDI 名 ] を jdbc/default とします コラム [JNDI 名 ] は intra-mart Accel Platform 構成ファイルの DataSource マッピングの設定の data-sourcemapping-config.xml において <resource-ref-name> に記述した JNDI 名を入力してください 4. JDBC プロバイダの設定で作成した JDBC プロバイダーを選択し [ 次へ ] ボタンをクリックします 21

5. データ ソースのデータベース特定プロパティを入力し [ 次へ ] ボタンをクリックします Oracleの場合 [URL] [ データ ストアのヘルパー クラス名 ] を入力します [ データ ストアのヘルパー クラス名 ] は Oracle11g データ ストア ヘルパー を選択してください SQL Server の場合 [ データベース名 ] [ ポート番号 ] [ サーバー名 ] を入力します PostgreSQL の場合 [ データ ストアのヘルパー クラス名 ] に com.ibm.websphere.rsadapter.genericdatastorehelper を入力し てください コラム GenericDataStoreHelperを利用しているため 以下の警告がDB 利用時に出力されます 警告: GenericDataStoreHelper が使用されています 22

6. DB ユーザ情報の設定で登録した [ コンポーネント管理の認証別名 ] を選択し [ 次へ ] ボタンをクリックします 7. 設定内容を確認し [ 終了 ] ボタンをクリックします 8. [ 保存 ] をクリックします Oracle を使用する場合はこれで終了です SQL Server PostgreSQL を使用する場合は 次のデータ ソースのカスタム プロパティーの設定も行ってください 23

データ ソースのカスタム プロパティーの設定カスタム プロパティーの設定を行います カスタム プロパティーの設定は SQL Server PostgreSQL を使用する場合に必要です 1. メニューから [ リソース ]-[JDBC]-[ データ ソース ] を選択し 先ほど登録したデータ ソース名 intra-mart DEFAULT のリンクをクリックします 2. [ 追加プロパティー ]-[ カスタム プロパティー ] を選択します 24

3. カスタム プロパティーを設定します 使用するデータベースに応じて編集 追加してください SQL Server の場合 [selectmethod] リンクをクリックします 値に Cursor を設定し [OK] をクリックします PostgreSQLの場合下記のプロパティを追加します servername databasename portnumber [ 新規作成 ] ボタンをクリックします 25

プロパティを追加してください 26

4. [ 保存 ] をクリックします これで カスタム プロパティーの設定は終わりです war ファイルのデプロイ war ファイルのデプロイを行います 1. メニューから [ アプリケーション ]-[ 新規アプリケーション ] を選択し [ 新規エンタープライズ アプリケーション ] リンクをク リックします 27

2. [ 新規アプリケーションへのパス ] を設定します [ リモート ファイル システム ] の [ 絶対パス ] に war ファイルのフルパスを入力し [ 次へ ] ボタンをクリックします 3. [ 次へ ] ボタンをクリックします 4. [ 次へ ] ボタンをクリックします 28

5. [ 次へ ] ボタンをクリックします 6. ワークマネージャのリソース参照を WebSphere のリソースにマップします ここでは下記のようにマップします リソースタイプ リソース参照 ターゲット リソース JNDI 名 commonj.work.workmanager wm/workmanager wm/default 29

7. データソースのリソース参照を WebSphere のリソースにマップします ここでは下記のようにマップします リソースタイプ リソース参照 ターゲット リソース JNDI 名 javax.sql.datasource jdbc/default jdbc/default 8. データソースのリソース認証方式を設定します [ リソース認証方式の変更...] ボタンをクリックします 30

9. 認証方式を設定します DB ユーザ情報の設定で登録したユーザ情報を設定してください ここでは下記のように選択します 選択後 [imart.war] のチェックボックスをクリックし [ 適用 ] ボタンをクリックします 認証方式 認証データ入力 デフォルト メソッドの使用 ( 多対 1 のマッピング ) [ ノード名 ]/db_user 31

10. [ 次へ ] ボタンをクリックします 11. [ 次へ ] ボタンをクリックします 32

12. [ コンテキスト ルート ] にコンテキストパスを入力し [ 次へ ] ボタンをクリックします ここでは /imart とします 13. [ 次へ ] ボタンをクリックします 14. 設定内容を確認後 [ 終了 ] ボタンをクリックします 33

15. アプリケーション imart_war は正常にインストールされました が表示されたら war ファイルは正常に終了です [ 保存 ] をクリックします 続いてクラスローダーの設定を行います 34

クラスローダーの設定 クラスローダーの設定を行います 1. メニューから [ アプリケーション ]-[ アプリケーション タイプ ]-[WebSphere エンタープライズ アプリケーション ] を選択しま す 2. [imart_war] リンクをクリックします 3. [ モジュールの管理 ] リンクをクリックします 4. [imart.war] リンクをクリックします 35

5. クラスローダーの順序を 最初にローカル クラスローダーをロードしたクラス ( 親は最後 ) に変更し [OK] をクリックしま す 6. [ 保存 ] をクリックします これで クラスローダーの設定は終わりです Web アプリケーションの開始 Web アプリケーションの開始を行います 1. メニューから [ アプリケーション ]-[ アプリケーション タイプ ]-[WebSphere エンタープライズ アプリケーション ] を選択しま す 36

2. [imart_war] のチェックボックスをクリックし [ 開始 ] ボタンをクリックします 3. 下の画面のように正常終了のメッセージが表示されれば Web アプリケーションの開始は完了です 37

テナント環境の構築 intra-mart Accel Platform のテナント環境を構築します 具体的な手順は テナント環境の構築 を参照してください セットアップで困ったら アップデート パッチの適用 38