Red Hat Enterprise Linux 2013 モデル構成ガイド サブスクリプションのカウント 法 2017/07/03 改訂 サイオステクノロジー株式会社
基本の考え 2013 モデルサブスクリプションカウント 法 2
2013 モデルサーバ 製品ラインアップ 無制限ゲスト 製品名 :Red Hat Enterprise Linux Server ( ) 仮想サーバに利 する場合 2 ゲストにつき 1 サブスクリプション必要 物理サーバに利 する場合 1 台の物理サーバ上の 2 物理 CPU につき 1 サブスクリプション必要 製品名 :Red Hat Enterprise Linux for Datacenters ( for VD) VMware, Hyper-V 上の 無制限ゲスト OS 権利製品 1 台の物理サーバ上の 2 物理 CPU につき 1 サブスクリプション必要 無制限 (RHEV 付 ) 製品名 :Red Hat Enterprise Linux with Smart ization Red Hat Enterprise ization 付属 無制限ゲスト OS 権利製品 1 台の物理サーバ上の 2 物理 CPU につき 1 サブスクリプション必要 3
物理サーバに使 <2 物理 CPU 構成 > <4 物理 CPU 構成 > < 各 1 物理 CPU の構成 > 2CPU 4CPU 1CPU 1CPU x 1 本 x 2 本 x 2 本 <Point> 最低でも 物理サーバ 1 台につき 1 本のサブスクリプションが必要です 物理サーバをまたいで CPU を合算し契約することはできません 4
VMware/Hyper-V 上で使 する場合 <2 ゲスト構成 > <4 ゲスト構成 > RH EL ゲスト OS RH EL ゲスト OS VMware/Hyper-V VMware/Hyper-V x 1 本 x 2 本 <Point> 製品を VMware/Hyper-V 上のゲスト OS に適 する場合は を使 するゲスト OS 数のみをカウントし購 します 物理 CPU 数や他社 OS 数を考慮する必要はありません 5
VMware/Hyper-V 上で使 する場合 7 ゲスト以上 <2 物理 CPU 構成 > <4 物理 CPU 構成 > 無制限 無制限 無制限 RH EL RH EL ゲスト OS ゲスト OS VMware/Hyper-V VMware/Hyper-V 2CPU 4CPU for VD x 1 本 for VD x 2 本 <Point>2CPU 搭載の物理サーバ 1 台の構成で考えた場合 ゲストを 7 台以上使 する構成は x4 本で購 するより for VD 1 で購 する がお安くなります また for VD は ゲスト権利数が無制限ですので 本構成に後 ゲスト OS の追加が必要になった場合でもサブスクリプションの追加購 の必要はありません 6
仮想環境上で使 ルール 1 の ゲスト OS は 仮想基盤をなすどの物理サーバ上でも利 できます 時的に 1 台の物理サーバに ゲスト OS が集中しても問題ありません RH EL ゲスト OS VMware VMware VMware Hyper-V KVM 上で使 する場合も 本ルールは適 されます 7
仮想環境上で使 ルール 2 同 サーバクラスター内では 同じ製品 同じサポートレベルに合わせる必要があります 無制限 無制限 無制限 RH EL VMware VMware VMware 4CPU 1CPU 2CPU Premium サポート Premium サポート Standard サポート Hyper-V, KVM 上で使 する場合も 本ルールは適 されます 8
仮想環境上で使 KVM 上 < KVM 上で 2 ゲスト OS の構成 > < KVM 上で 4 ゲスト OS の構成 > Physical or Physical or Physical or RH EL ゲスト OS RH EL ゲスト OS KVM Physical or KVM Physical or 2CPU x 2 本 ゲスト分で 1 ホスト分で 1 2CPU x 3 本 ゲスト分で 2 ホスト分で 1 KVM は Red Hat Enterprise Linux に含まれる仮想化機能 ( ハイパーバイザ ) です KVM で認定されているゲスト OS の種類とバージョンについては下記をご参照ください https://access.redhat.com/ja/articles/1254653 <Point> KVM 上で使 できるゲスト OS は 1 物理サーバーにつき他社 OS を含め 4 ゲストまでです 5 ゲスト以上使 する場合は KVM ではなく RHEV を使った構成を検討いただく必要があります ( 次ページ ) 9
仮想環境上で使 他社 OS 含む 5 ゲスト以上構成 <2 物理 CPU サーバ 1 台で使 > RH EL 無制限 (RHEV 付 ) RHEV Manager RHEV Hypervisor Red Hat Enterprise for ization には 下記管理ツールも含まれます Red Hat Enterprise ization Hypervisor (RHEV-H) ( 専 のハイパーバイザー OS) Red Hat Enterprise ization Manager (RHEV-M) ( 専 の仮想化管理ツール ) 2CPU 無制限 (RHEV 付 ) RHEV Manager RHEV Hypervisor Red Hat Enterprise Linux with Smart ization x 1 本購 Red Hat Enterprise ization で認定されているゲスト OS の種類とバージョンについては下記をご参照ください https://access.redhat.com/ja/articles/1390803 <Point> KVM ではなく RHEV を利 した構成をご検討いただきます 10
よくある質問 VMware 上のサブスクリプションカウント 法 11
VMware 上でのサブスクリプション -1 の基本稼働する ゲスト OS の数だけ課 ゲスト課 App App ESX 下記サブスクリプションが必要課 対象 : ゲスト OS 数 ( 上記の場合 2) 購 製品 : 1(2 ゲスト OS 分 ) ゲストが 1 台追加になる場合は 同 製品を数量 1 追加購 していただきます 製品選択における注意事項もあわせてご参照ください (15 ページ ) 12
VMware 上でのサブスクリプション -2 製品で vmotion,vmha の場合同時稼働する ゲスト OS の最 数だけ課 ゲスト課 App App App App ESX 下記サブスクリプションが必要課 対象 : 同時稼働する ゲスト OS の最 数 ( 上記の場合 2) 購 製品 : 1 (2 ゲスト OS 分 ) VMHA の場合 待機側として課 対象にカウントする ゲストはありません 製品選択における注意事項もあわせてご参照ください (15 ページ ) 13
VMware 上でのサブスクリプション -3 無制限ゲスト製品の場合 ゲスト OS が稼働する可能性のある全物理サーバの物理 CPU 数だけ課 物理サーバにつき 1 本以上サブスクリプションが必要 App App App ホスト課 無制限ゲスト 無制限ゲスト ESX 無制限ゲスト 2CPU 2CPU 2CPU 下記サブスクリプションが必要課 対象 : ゲスト OS 稼働可能性のある全物理サーバについて 1 物理サーバ上の 2CPU につき数量 1( 上記の場合 2CPU 3) 購 製品 : for VD 3 無制限ゲスト製品を選択する場合は 基盤を構成する物理サーバのうち ゲスト OS が稼働する可能性のある全物理サーバを満たす数量のご購 が必要です 製品選択における注意事項もあわせてご参照ください (15 ページ ) 14
製品選択における注意事項 15
製品選択における注意事項 -1 CPU のカウントについて 1. 実装物理 CPU をカウントします CPU を搭載していないソケットはカウントしません また コア数もカウントしません 2. 物理サーバをまたいだ CPU 合算はできません のゲスト合算について 下記 3 つの要件をすべて満たす場合は サーバクラスタをまたいだゲスト合算購 が可能です A) 同 契約期間で運 すること B) RedHat カスタマポータルログイン ID を同 のもので運 すること C) エンドユーザが同 であること 無制限ゲスト製品について 1 契約 1 エンドユーザの原則です サービス提供を 的に 無制限ゲスト製品を購 し複数のエンドユーザ分として利 することはできません 16
製品選択における注意事項 -2 同 サーバクラスタの定義 同 サーバクラスタとは 複数の物理サーバが連携して 1 つのサービス提供基盤をなしている構成を指します 物理的に離れていても vmotion や VMHA などの連携の設定がされているものは 同 のサーバクラスタとみなします App App VMware VMware メインサイト DR サイト 17
サポートサービス / 旧製品との違い / ディザスタリカバリ製品について 18
サポートサービスについて 2 つのサポート区分よりご選択ください 2013 モデルの Premium サポート製品には EUS(Extended Update Support) が標準同梱されています Standard Support 受付時間 : 平 9:00 17:00 WEB または電話による対応 レスポンスタイム : 重 な障害 ( 重 度 1) :1 営業時間通常 :4 営業時間 Premium Support 受付時間 :24 時間 365 WEB または電話による対応 レスポンスタイム : 重 な障害 ( 重 度 1) :1 時間通常 :2 時間 EUS(Extended Update Support) マイナーリリース延 サポート 6.4 Extended Update Support 6.5 6.6 通常マイナーリリース ( 半年 ) ごとにアップグレードが必要 6.7 通常 6 ヵ のマイナーリリースサポートを 最 24 ヵ まで拡 Extended Update Support 6.8 2 年間サイクルでアップデートを実施 2 年間サイクルでアップデートを実施 2013 2014 2015 2016 EUSに関しては 各バージョンごとに提供期間が決まっております 詳細は以下サイトをご参照ください https://access.redhat.com/ja/support/policy/updates/errata#extended_update_support 19
ディザスタリカバリー製品について 本番系 / 待機系の存在する構成における待機系サーバ のサブスクリプションは 運 式にあわせ下記より選択いただくことができます < ディザスタリカバリー (DR) 製品が購 できるケース > ウォームバックアップ : サーバは周期的に起動され 本番サイトからのバックアップを取得したり Red Hat Network からアップデートを取得します これらのアップデートは 60 に 1 回以上の頻度で われないものとします ウォームバックアップとして利 される代表的な例としては レプリケーションやログの転送によるシナリオが該当します DR 途のサブスクリプションは 通常のサブスクリプションに対して 50% の 額となります < 通常製品の購 が必要なケース > ホットバックアップ : 頻繁に起動され 本番システムの即時引き継ぎを可能としているものです クラスタとして構成され フェールオーバー先として定義されるのが 般的です サポートの種類やハードウェア / ソフトウェアの構成が原則 同 である必要があります < サブスクリプションの購 が必要ないケース > コールドバックアップ : サーバにソフトウェアがインストールされ 構成されているものの Disasterが発 するまで あるいは周期的に われるテスト以外では 起動されないものとします ただし Disaster 発 後に切り替えるまで Red Hat Networkによるアップデートは利 できません 20
2013 モデルの特徴 2013 モデルには 旧製品 (2010 モデル ) と 較し下記のような特徴があります 仮想ゲスト利 に適合した体系設定 をゲスト OS として利 する場合 旧製品 (2010 モデル ) では 基盤をなす物理サーバ全台数を満たす契約の購 が必須でしたが 2013 モデルより新たに設けられた 2 ゲスト単位製品では 物理基盤の物理サーバ台数は考慮せず 稼働する ゲスト数だけを基準に購 できるようになりました これにより 規模な仮想基盤上でのごく少数の 利 などの場 において 運 コストを抑えることができるようになりました 2013 モデルはサポート時間に加え 機能の違いを設定旧製品 (2010 モデル ) では サポートレベルの違いはサポート対応時間だけでしたが 2013 モデルの Premium サポートには EUS( マイナーリリースの延 サポート ) オプションが標準同梱されました Standard: 平 9-17 時サポート Premium:24 時間 365 サポート EUS の詳細は 19 ページをご参照ください Cloud Access 権利の付属 Amazon Web Services(AWS) での利 の場合 旧製品 (2010 モデル ) では Standard サポート製品は持ち込み利 ができず 最低でも Premium サポート製品 25 本の契約が必要でしたが 2013 モデルにおいては Standard サポートのサブスクリプション 1 本から AWS へ移 ができます AWS のほか さまざまなクラウド ( サービスプロバイダ ) 事業者環境で持ち込み利 ができる Cloud Access という権利が 2013 モデルには含まれております CloudAccess の詳細 および対象製品については下記 FAQ をご参照ください http://i.sios.com/products/oss/redhat/faq/cloud-access.html 21
FAQ のご案内 22
FAQ のご案内 よくいただくご質問について FAQ をご 意しております ぜひご利 ください 契約は更新する必要があるの? 延 サポートオプションって何? 納品物は何が届くの? バージョンを変更して利 できるの? テクニカルサポート窓 はどこ? FAQ サイト http://i.sios.com/products/oss/redhat/faq/ 23
製品ご購 に関するお問い合わせ お問い合わせ窓 サイオステクノロジー株式会社営業部 TEL:03-6859-8686 受付時間 : 平 9:00 17:00 ( 祝祭 および弊社休業 除く ) Web お問い合わせフォーム http://www.sios.com/products/oss/redhat/contact/ レッドハット製品ご購 に関するお問い合わせはサイオステクノロジーまでお願いいたします 24