企業のDXを推進する 戦略的なマルチクラウドとは AWS/Azure/VMware/Virtustreamの活用事例 2018年10月5日 NTTコミュニケーションズ株式会社 ICTコンサルティング本部 原田光帆
本セミナーのポイント 戦略的なマルチクラウド活用の 3 つの勘所 クラウド導入検討における最適なプラットフォームの選定 事前準備としての運用 セキュリティガイドラインの作成 クラウド運用保守におけるデジタル化に向けたリソースシフト
戦略的なマルチクラウド活用の 3 つの勘所
企業の DX を推進するアクション アジャイルな開発 & 実行 早く失敗して 速くやり直す オープンイノベーション サービスを呼び出して利用する バリューアップ業務に集中 定型業務は自動化する
企業のDXを推進するアクション アジャイルな開発 実行 アクションを支える仕組み 早く失敗して 速くやり直す クラウド オープンイノベーション サービスを呼び出して利用する バリューアップ業務に集中 定型業務は自動化する
クラウド利用は増加傾向アクションを支える土台 一部組織で利用 (%) 全社的に利用 (%) 27.5 18.0 18.0 21.7 22.5 15.0 20.7 22.8 24.4 29.4 2013 年 2014 年 2015 年 2016 年 2017 年 2017 年 12 月 国内企業を対象に調査を実施 (n=2,570) 総務省 平成 29 年通信利用動向調査 を基に作成
DX を支えるマルチクラウド 分析系 AI/IoT 情報系 Mail/File WEB 系 EC サイト 基幹系業務アプリ SaaS PaaS Public IaaS Private IaaS IT 部門 業務部門システムオーナー 業務部門ユーザー
複雑化するマルチクラウド環境
複雑化するマルチクラウド環境 複数の移行先からの選択 複数のクラウドの管理 連携 複数のクラウドスキルの習得 複数のクラウドのセキュリティ管理
DX 推進のために必要なこと 戦略的な マルチ クラウド活用
マルチクラウド活用の 3 つの勘所 STEP1 STEP2 STEP3 導入検討 事前準備 運用保守 事例 1 最適なプラットフォームの選定 事例 2 運用 セキュリティガイドラインの作成 事例 3 デジタル化に向けたリソースシフト
STEP1 導入検討
STEP1 導入検討 : マルチクラウド活用ポイント システム ( 業務 ) 特性に応じて最適なプラットフォームを選択 これはパブリック PaaS これはホステッドプライベート
STEP1 導入検討 : マルチクラウド活用ポイント インフラ区分マッチするシステム特性 パブリッククラウド 共通 需要予測 / 容量予測が困難なシステム DR サイトとしての利用 SaaS 新規に導入するシステム FaaS/PaaS/ IaaS アーキテクチャ変更は最小限 クラウドの恩恵 ( オンデマンド性 スケール等 ) を受けたいシステム プライベートクラウド 共通 ホスティング型 オンプレミス型 アーキテクチャは可能な限り維持したまま リソース / コストの効率化をしたいシステム ハイパーバイザー以上のレイヤーを除き クラウド事業者の監視保守運用サービスを受けたいシステム ( ファシリティ含 ) HW の選定を自社で行いたいシステム NW/ ストレージリソースの専有が必要なシステム オンプレミス 需要や容量が変化せず 24H365D 無停止で稼働し続けるシステム 特定のセキュリティ要件やライセンス要件
STEP1 導入検討 : マルチクラウド活用ポイント NTT Com can... ノウハウにもとづくシステム特性診断 最適なプラットフォームへの仕分け オンプレ クラウド問わず数々のインフラ移行デザイン / 新規構築実績
STEP1 導入検討 利用シーン お客さまの事例 老朽化による設備移設 システム特性診断の結果 以下のような 最適配置を実施 AWS VMware AWS VMware 移設対象システム VMware VMware
STEP1 導入検討 利用シーン お客さまの事例 老朽化による設備移設 システム特性診断の結果 以下のような 最適配置を実施 AWSパブリッククラウド プライベートクラウド VMware VMware (オンプレミス型) VMware オンプレミス 移設対象システム AWSパブリッククラウド プライベートクラウド VMware (ホスティング型) オンプレミス
STEP1 導入検討 利用シーン お客さまの事例 老朽化による設備移設 システム特性診断の結果 以下のような 最適配置を実施 パブリッククラウド AWS Before システム管理のサイロ化による 場当たり的なリソース配置 プライベートクラウド VMware VMware VMware バラバラな運用管理 コストの (オンプレミス型) 肥大化 個別最適 オンプレミス 移設対象システム パブリッククラウド AWS After アセスメント 各システムを最適配置し直し 物理サーバーが1/10に NW プライベートクラウド VMware サービスと組み合わせセキュア (ホスティング型) なマルチクラウド環境実現 全体最適 オンプレミス
STEP2 運用準備
STEP2 運用準備 : マルチクラウド活用ポイント 新たなセキュリティリスクを未然に防止
STEP2 運用準備 : マルチクラウド活用ポイント NTT Com can... お客さま業務 / 体制にジャストフィット! 運用ルール / ガイドライン策定支援 パートナーリング体制 / 長年のネットワーク及びクラウドプロバイダーとしての運用管理経験
STEP2 運用準備 : 利用シーン お客さまの事例 : 初の全社クラウド導入 クラウドに特化した運用ルール / ガイドラインの策定 既存運用及び体制の変更を最小限にするクラウド運用への変換 既存の運用手順 既存環境のセキュリティ 既存の体制 最適変換 クラウド運用ルール ガイドライン
STEP2 運用準備 : 利用シーン お客さまの事例 : 初の全社クラウド導入 クラウドに特化した運用ルール / ガイドラインの策定 既存運用及び体制の変更を最小限にするクラウド運用への変換 既存の運用手順 既存環境のセキュリティ 既存の体制 最適変換 クラウド運用ルール ガイドライン
STEP3 運用保守
STEP3 運用保守 : マルチクラウド活用ポイント IT 運用管理を減らしてデジタル化にリソースシフト 顧客要望や新アイデアをデジタル技術で実現してほしい 既存システムをクラウド機能で改善したい 業務部門ユーザー DevOps IT 部門
STEP3 運用保守 : マルチクラウド活用ポイント NTT Com can... DevOps PoC 支援 DevOps を実現する運用体制 プロアクティブな PoC 支援 ミドルウェアレイヤまで一元運用 マルチクラウド運用 拠点間 クラウド間ネットワーク運用 運用の自動化 効率化 クラウド間連携を一元運用 NW 起因の問題を迅速に切り分け
STEP3 運用保守 : 利用シーン お客さまと DevOps を実践新規システムを迅速に導入 お客さま よろず相談 設計担当 NTT Com PJ 体制 ( マルチタスク運用 ) IT 担当 DevOps 運用担当 月次定例会 / レポート / PoC 支援 構築担当 アプリマルチクラウド
STEP3 運用保守 : 利用シーン Azure SQL Data Warehouse PoC 支援を実施 本導入 課題ヒアリング改善策検討 PoC 実行支援 既存 DWH のコスト最適化 拡張性が課題 お客さま ICT 環境を踏まえ 最適なサービスは? 検証結果 PoC 支援提案書 お客さま + お客さま 月次定例会 NTT Com 月次レポート NTT Com お客さま ICT 環境 NTT Com 構築 検証 Microsoft 社 知見習得 NTT Com 社内検証環境
STEP3 運用保守 : 利用シーン 適材適所のマルチクラウド活用ネットワークまで一元運用 基幹系システム (SAP HANA など ) 情報系システム WEB 系システム NTT Com 提供 Azure 上での PoC 支援 Azure AWS マルチクラウド運用 マルチクラウド接続 VPN クラウド間 NW 運用 VPN 運用
本セミナーのポイント 戦略的なマルチクラウド活用の 3 つの勘所 クラウド導入検討における最適なプラットフォームの選定 事前準備としての運用 セキュリティガイドラインの作成 クラウド運用保守におけるデジタル化に向けたリソースシフト
DX 推進のためのマルチクラウド活用プロセス 新事業 発足 / 業務改善 グランドデザイン策定評価調査計画 (ROI/ (As-Is) (To-Be) TCO) 調達 (RFP 含 ) マルチ クラウド 移行 / 導入 マルチ クラウド 活用 検討対象の領域 経営 戦略 ICT 戦略 実行 お客さま情報提示領域 As-Is 現状調査 最適なプラットフォームの選択 マルチクラウド化検討 To-Be 全体方針策定 運用 セキュリティガイドラインの策定 ROI/ TCO 効果検討 RFI RFP 移行導入支援導入 運用負荷軽減 DevOps の加速 活用 運用監視 NTT Com が全てのプロセス実行を支援
NTTコミュニケーションズ パートナー連携 VMware マルチクラウド環境 の提供に向け 協業範囲を拡大 店舗 お客さま 拠点 工場 オフィス モバイル Arcstar Universal One セキュリティ Virtustream Virtustream, Inc. およびEMCジャパン 株式会社と戦略的協業 一元運用 Enterprise Cloud VMware virtustream GCP Private Cloud AWS SD-Exchange Azure AWS 株式会社サーバー ワークスと資本業務 提携 GCP ハイブリッドクラウドに よるセキュアなデータ 分析ソリューションの 提供 統合管理 Azure Gold Cloud Platform コンピテンシーを取得
ご清聴ありがとうございました 本セミナーでご紹介しましたのは クラウドシフト ハイブリッドクラウド です ぜひ展示エリアまでお越しください 印の場所に展示しています