第 6 回グラスホパー全国ジュニアテニス in 佐賀報告書 2010 年 8 月 17 日から8 月 23 日まで 佐賀県の グラスコート佐賀テニスクラブ にて開催された グラスホパー全国ジュニアテニスin 佐賀 に参加いたしましたので 下記の通り報告致します スケジュール 報告者 : 植田雄章 ( 岡山 : 柳生園テニスクラブ ) 日程 :2010 年 8 月 17 日 ~8 月 23 日場所 : グラスコート佐賀テニスクラブ対象 : 各地域テニス協会で選抜された小学生 5 6 年生の男女各 64 名参加者 : 堀凌輔 岡垣光祐 竹野光稀 中原駿 山田祥正 木本裕貴 竹浪佳輝石川皆実 永嶋彩乃 前嶋葵衣 金山晴菜 大和里緒 河本鈴香 平田歩計 14 名引率コーチ : 高木利郎 ( 鳥取 : 遊ポート TC) 植田雄章 ( 岡山 : 柳生園 TC) 8/17( 火 ) 8/18( 水 ) 8/19( 木 ) 8/20( 金 ) 8/21( 土 ) 午前選手登録 開会式女子 : フィールドテスト男子 : ダブルスクリニック 芝生メンテナンス見学 トレーニング指導講師 : 鹿屋体育大学スポーツパフォーマンス系高橋仁大 公式練習組み合わせ抽選 オリエンテーション組み合わせ発表 男子 : フィールドテスト女子 : ダブルスクリニック栄養 相談 トレーニング指導 有田焼絵付け体験 午後 講師 : 鹿屋体育大学スポーツパフォーマンス系高橋仁大 講座 トップアスリートの情景 講師 : 日本テニス協会強化本部副本部長植田実講座 人体機能 ~ 肩甲骨 - 骨盤リズムとアキレス腱反射 講師 :JTA S&C コーチ山本修嗣 夜 講座 ジュニアテニス選手と食生活 講師 : 福岡大学スポーツ科学部准教授小清水孝子 講座 世界にチャレンジ 講師 :ITF 国際審判員岡村徳之 8/22( 日 ) ルール勉テニス ( マッチ ) 強会 ルール勉強会 テニス ( マッチ ) 交流会バーベキューパーティー 8/23( 月 ) テニス ( マッチ ) クリニック 表彰式 8 月 17 日 ( 火 ) 参加選手が会場であるグラスコート佐賀に 13:00 に集合し 顔合わせを兼ねてグラスコートでの練習を行いました 選手たちは芝の感触を確かめながら のびのびプレーをしていました オリエンテーションでは期間中の諸注意や 大塚製薬による 熱中症における水分摂取について の講義などが行われました 講義では 熱中症の恐ろしさや 水分補給の大切さなど プロジェクターを使用した 非常に分かりやすい内容でした
8 月 18 日 ( 水 ) 8:45 より開会式が行われ 小西会長の挨拶や選手宣誓がありました 猛暑の為 貧血などで気分が悪くなる選手が数名出てしまいました 中には中国地域の選手も体調不良を訴えましたが 数時間後には元気にトレーニングに参加していました 午前は男子がダブルスクリニック 女子がフィールドテストを行い 私はダブルスクリニックのサポートをさせて頂きました クリニックでは サービスダッシュの必要性 フォーメーションの重要性などを中心として オーストラリアンフォーメーション と Iフォーメーション 2パターンのゲーム形式練習を行いました 特に 前衛の役割やペアとのコンビネーション等の指導があったのですが 初めて会った選手同士で恥ずかしいのか 上手くコミュニケーションがとれず フォーメーションが上手くいかないペアや サービスダッシュを忘れてしまう選手たちがいましたが 徐々に雰囲気をつかみ ダブルスらしい形になっていきました 午後は男女がクリニックとフィールドテストを入れ替わり 午前同様に行いました 夕食後 植田実氏による トップアスリートの条件 山本修嗣氏による 人体機能 ~ 肩甲骨 - 骨盤リズムとアキレス腱反射 ~ の講義が行われました 植田氏の講義では 意欲 積極性 責任感 など 強くなるために必要とされる選手としての心構えに関しての内容で 選手達はもちろんのこと コーチとしても非常に大切な話でした 講義の最後に アテネオリンピックの総集編の映像を見ました メダルの裏に隠された選手達の4 年間の思いが 短いVTRではありましたが とても心に響く内容でした 山本氏の人体機能の講義では 肩甲骨と骨盤の連動に関する内容で テニスにはこれらの機能が大きく影響を及ぼし またこれからのテニス人生の大きな財産になるということが 良く分かりました 選手たちも講義の内容に興味を抱き 真剣に講義に集中していました 8 月 19 日 ( 木 ) トーナメントがスタートしました 大会初日の今日は OPに従いベストオブ3タイブレークセットの試合で1 回戦が行われました どの選手も普段の試合よりも スライスを多く使ったり ネットプレーに挑戦してみたり ドロップショットを打ってみたりと 芝生の特徴を理解し 試合の中で実践しているように感じました 試合に入っていない選手は ルーフコートとインドアコートを使用して 舌隆史氏によるリズムダンスの指導の後 山本修嗣氏と村山律子氏によるオンコートトレーニングを行いました 山本氏のト
レーニングは 先日講義で行った アキレス腱反射を鍛えるトレーニングをメインに そして村山氏は それらの動作をより力強く行うための 主に体幹を鍛えるトレーニングを行いました 選手達は 新しい動作にぎこちなさはあったものの 一生懸命取り組み 汗を流していました 試合結果(1R) 堀凌輔 - 中岡祐太 ( 高知 ) 6-1,6-2 岡垣光祐 - 木村孝輝 ( 熊本 ) 6-3,6-1 竹野光稀 - 堀口来夢 ( 鹿児島 ) (6)6-7,2-6 中原駿 - 菊池耕介 ( 北海道 ) 1-6,0-6 山田祥正 - 山尾玲貴 ( 徳島 ) 1-6,3-6 木本裕貴 - 千頭昇平 ( 愛知 ) 1-6,1-6 竹浪佳輝 - 東篤志 ( 奈良 ) 6-3,6-0 石川皆実 - 竹田洸 ( 新潟 ) 2-6,6-0,8-6 長嶋彩乃 - 今村凪沙 ( 熊本 ) N/S 前嶋葵衣 - 岩井沙樹 ( 徳島 ) 4-6,0-6 金山晴菜 - 栗山侑子 ( 佐賀 ) 6-0,6-1 大和里緒 - 田中瑞萌 ( 滋賀 ) 0-6,2-6 河本鈴香 - 新谷渚 ( 奈良 ) 6-3,6-2 平田歩 - 渡辺理子 ( 群馬 ) 7-5,6-2 8 月 20 日 ( 金 ) 大会 2 日目 本戦の2 回戦とコンソレーションが行われ 徐々に疲れが見え始めてきましたが 猛暑の中 選手たちは懸命にボールを追いかけていました この大会は 試合に負けてもコンソレ リコンソレとたくさんの地域外の選手と試合ができるため とてもいい経験になると思います 試合が行われている間に 先日行われたフィールドテストの結果発表がありました やはり全体のレベルは高くなく 男子のトップが約 10 年前の女子と同じスコア 女子に至っては200 点を超えた選手はたったの一人のいう結果でした 運動能力の低下は毎年問題になっていますが これからの事を考えると 本当に深刻な問題だと感じました 夕食後 小清水孝子氏の ジュニアテニス選手と食生活 と 岡村徳之氏の 世界にチャレンジ の講義が行われました 小清水氏の講義は 選手としての食事の基本や 正しい食生活の大切さが良く分かる話でした 岡村氏は 日本人としてではなく地球人としての意識を持つべきだということなど 世界にチャレンジするという気持ちを駆りたて とてもモチベーションの上がる講義でした 最後に小浦氏が テニスの歴史に名を残す名選手達の映像を見せ 今と昔の違いではなく 今と昔の共通点を取り上げました そして プレーの前のストレッチ等 当たり前のことを当たり前にすることの大切さ
等を選手に説明しました 試合結果(2R) 堀凌輔 高岡翔 ( 北海道 ) 6-1,6-2 岡垣光祐 松田和樹 ( 静岡 ) 0-6,3-6 竹浪佳輝 内田建 ( 福井 ) 2-6,3-6 石川皆実 竹原桜 ( 和歌山 ) 2-3,1-2(RET) 金山晴菜 小野紗奈 ( 大阪 ) 1-6,2-6 河本鈴香 本藤咲良 ( 長野 ) 1-6,4-6 平田歩 - 脇田有梨花 ( 愛知 )) 5-7,2-6 8 月 21 日 ( 土 ) 本戦とコンソレの一部が午前中に試合を行い 残り半分の選手は有田焼絵付け体験を行いました 午後は 試合と絵付け体験が入れ替わり 佐賀の伝統を学びました トレーニングがないため 少し体には余裕ができたとは思いますが 残念ながら 37 度を超える暑さや睡眠不足 食事不足などから 熱中症等で体調を崩す選手は減る様子は見られませんでした 試合結果(3R) 堀凌輔 遠藤悠太 ( 福島 ) 6-1,6-1 8 月 22 日 ( 日 ) 午前に準々決勝 午後に準決勝が行われ 同時にダブルスのマッチ練習とルール勉強会が行われました ダブルス練習会では 小浦氏のサーバーとレシーバーのポジションや前衛の働き等の説明の後 OPに従って練習試合を行いました 普段とは異なるペアということもあり 上手くコミュニケーションをとれない場面が多々ありましたが 試合が進むにつれて 徐々に二人の息が合いだし 前衛がポーチで決める等 ダブルスらしい試合に近づいたように思います ルール勉強会では 基本的なことから ロゴマークの大きさやコードに関して等 知っておかなくてはいけない大切な内容だったと思います 夕方 突然の雨により ホテルの外で行う予定だったバーベキューが中止となり 通常通りの夕食となりまし
たが 選手たちは少しの疲れも見せず 楽しい時間を過ごしていました 試合結果( 準々決勝 ) 堀凌輔 松田和樹 ( 静岡 ) 6-7,2-6 8 月 23 日 ( 月 ) 大会最終日 決勝戦が行われました 決勝戦を戦う2 名以外の選手は 全員がラインパーソンとボールパーソンに分かれて 決勝戦のサポートを行いました 主審やボールパーソンはほとんどの選手が経験しているとのことでしたが ラインパーソンは未経験者が多いようでした 試合が始まる前にそれぞれ練習をしましたが ジャッジはできるものの 大きな声でコールをすることが難しそうでした 残念ながら中国地方は表彰されることはありませんでしたが 選手たちはそれぞれの課題を見つけ また芝生での経験を活かし 今後も頑張ってくれると思います まとめ本大会は 多くの後援を頂き 中でも総務省の 地域活性化センターのスポーツ拠点づくり推進事業の支援を受けている 国内唯一の大会であり その様な重要な大会に参加させていただけたことに心から感謝いたします また この大会の素晴らしさを 各県はもちろんのこと 全ての市町村 全てのテニスクラブや学校等に伝達できれば幸いです 最後に 期間中お世話になったグラスコート佐賀テニスクラブをはじめとする実行委員会のスタッフ スポンサーの皆様 本当にありがとうございました 2010 年 8 月 28 日柳生園テニスクラブ植田雄章