メンテナンスおよび作業方法 初期洗浄 ワックス塗布作業 床材施工後の期間を置いてから 本作業を行います 床材表面に床材施工に用いた接着剤跡がある場合は きちんと除去します 引き渡し清掃などで既にワックスが塗布されている場合は 密着テストを行い もし密着していない場合は ハクリ作業を行ってからワックス

Similar documents
強アルカリイオン電解水使い方のヒント集

新標準仕様書

S28-1C1000Technical Information

環境にやさしいオール水性仕様

株式会社エヌエム

<4D F736F F D20B8D8B1CCA7B2CCDE8E679770CFC6ADB1D92E646F63>

禁転載複製 平成 28 年度ビルクリーニング技能検定 2 級学科試験問題 1. 試験時間 60 分 2. 問題数 50 題 A 群 ( 真偽法 25 題 ) 及び B 群 ( 多肢択一法 25 題 ) 3. 注意事項 (1) 携帯電話 腕時計型端末の使用は禁止します ( 電源は予め切り バック等にし

isol-ion01

藻やカビを防ぐ 塗装前 は 水をコントロールして藻やカビの発生を抑制します 塗装前 塗装4年後 塗装 4年後 テスト施工 テスト施工 4年後 3年経っても キレイな外観! 全面施工 塗装 3年後

壁紙に直接塗れます 下地の壁紙 ( クロス ) を剥がさずに塗る場合 平坦な壁面であれば, 壁紙を剥がさずにそのまま施工できます 下地に凹凸がある場合は パテ等で下地調整を行ってから塗ってください 壁紙 ( クロス ) 下地の場合 古い壁紙 ( クロス ) 表面の埃やヤニ等は リフレパウダー希釈水を


グラスト Si 石材調の外観により高級感があり 落ち着きのある外観を兼ね備えた仕上げ材となります 色の種類 : 標準色 53 色他調色可 ( 注意 : 標準色以外の場合は限界色となる場合がございます ) 上塗材の特徴 : 高い耐候性を有し 防藻 防カビ剤を配合しており 長期にわたり美観を保ちます グ

PowerPoint プレゼンテーション

           御中

3M™ トイレクリーニング関連製品

Description_

フ ク ビ

<4D F736F F D20835E B90F482A28FEA E7B8D CC8F E5F A2E646F63>

(16) 携帯電話は作業試験場への持ち込みを禁止します (17) 試験待機中は私語を慎み 必要以外に 受検者控え室から離席しないで下さい 3. 失格要件 (1) 課題 1~3のうち一つでも作業試験が未終了の場合 ( 各課題において 打ち切り時間 を超過した時点で作業試験が終了していない場合 ) (2

萌芽抑制工の手引き書 ( 案 ) 河道内樹木 ヤナギ 伐採後の切り株の枯死対策 工法 塩挿入 [8 孔 深さ20cm] 木酢液挿入 [8 孔 深さ20cm] 木酢液塗布 [2 回塗り ] 平成 30 年 3 月 阿賀野川河川事務所 管理課

環境対応型 ホルムアルデヒド トルエン キシレン等 健康住宅研究会優先取組物質 厚生労働省指針値策定物質 を一切使用しておりません 塗膜シート工法 国交省改修工事標準仕様書 C-1,C-2 対応 既存の防水層 ( 露出アスファルト ゴムシート ) の上から改修 折板瓦棒屋根の防水 アスファルトシング

非歩行露出ナルファルト塗膜シート絶縁工法 NWW 非歩行露出 ( 遮熱 ) ナルファルト塗膜シート絶縁工法 NWW 軽歩行露出 ( 遮熱 ) ナルファルト塗膜シート絶縁工法 NWW 高耐久露出ナルファルト塗膜シート絶縁工法 NWW 軽歩行露出

人気の高い柄をプリントし 機能 性も兼ね備えた高性能フローリング アネックス 91

設備用パッケージエアコン ユニット内洗浄可能シリーズ ご採用事例集 vol.1


ONPRESS190

広報しもつけp01ol

第 15 章コンクリート補修工 15-1 ひび割れ補修工 (1) ひび割れ表面処理工 ( 研磨工 ) 15-1 (2) ひび割れ低圧注入工 15-1 (3) ひび割れ充填工 目地補修工 (1) 成型ゴム挿入工 15-4 (2) 充填工 既設水路断面修復 表面被

KEN0109_施工技術の動向-三.indd

この度は センサー式マイナスイオントイレ暖房消臭機 をお買い求めいただきありがとうございました この製品は ご家庭でご使用いただく屋内専用の消臭暖房機です 暖房はもちろん消臭のみでの使用も可能です また センサー機能で自動運転 / 自動停止する事ができます ご使用前にこの説明書をよく読んで正しく安全

roofing_guide.pdf

◎一般的注意事項(各課題共通事項)

168 Series Gendai

8p表

【PDF】2018_和文_はんだ・フラックス

3M™ スコッチカル™ グラフィックフィルム IJ1220

工法カタログ NETIS No.QS A ----Line up---- 落書き防止塗装工 トンネル内装塗装工 タイル 石材表面保護塗装工 テリオスコート美装防汚工法 は高耐久防汚材料 テリオスコート NP360 シリーズ を使用した環境に負荷をかけない建築 土木構造物用の無機質塗料に

3M™ バンポン™ プロテクティブ製品

BOND_specialty_PDF作成用.indd

<4D F736F F F696E74202D B78EF596BD89BB82CC8EE888F882AB C8E86816A F4390B3205B8CDD8AB B83685D>

_ARIC {..

配管保護テープ No.303( フラットタイプ ) 非粘着タイプなので 施工性に優れています 曲折部にも簡単に施工できます 配管の保温 保護 分けに 屋外配管の簡易防水用に 湿気の多い地下室などの配管のさび防止に J 灰 塩化ビニル アイテムリスト P.63

(病院・有床診療所用) 院内感染対策指針(案)

下地について 下地はコンクリート またはモルタルです ( ブロック 洗い出し 砂利の上に直接 彩洗い出し を施工することはできません ) 下地は完全に乾燥させてください ( 含水率 10% 以下 ) 新設コンクリート 14 日以上モルタル下地 7 日以上 標準施工要領書 一液型無黄変ウレタン樹脂 床

HP_GBRC-141, page Normalize_3 ( _GBRC-141.indb )

<4D F736F F D BA926E92B290AE93688DDE82CC95578F808D488E968E64976C2E646F6378>

商品の主な特長連続洗浄可能なトイレが 15A 給水管で実現壁掛タイプの便器に初めて フラッシュタンク式 を採用 タンク式と同じ給水口径 15A でフラッシュバルブ式と同等の連続洗浄ができます 給水配管とポンプのサイズダウンが可能となり 配管改修の場合 建物の省資源化につながります また 従来の壁掛タ

Transcription:

複層ビニル床シート ( 塩ビシート ) のメンテナンスレポート UV コーティングなど表面加工された塩ビシートは除く (UV コーティング加工塩ビ系床材のメンテナンスレポートをご参照ください ) 床材の性質 比較的弾力性がある 耐洗剤性に優れる 表面が平滑で光沢感があり 吸い込みは比較的少ない 樹脂ワックスの密着性にやや劣る 施工後しばらくの間は床材からの可塑剤の移行が多く 汚れやヒールマークが付きやすい メンテナンス & 注意点 複層ビニル床シートは吸い込みが少なく 床材からの可塑剤の表面移行が多いことから 塗布時に樹脂ワックスのハジキが起きたり 樹脂ワックスが床材との密着不良を起こす場合があります そのため 初期洗浄の際は洗剤の希釈を多少濃くし 多少粗めのパッドを用い丁寧に洗浄しなければなりません また 床材施工後しばらくの間 ( 約 6 ヶ月程 長い場合は 1~2 年の間 ) は 移行した可塑剤により樹脂ワックス皮膜が軟化し 汚れやヒールマークが付きやすくなるため 表面洗浄の周期を短くし 汚れやヒールマークを取り除く必要があります 洗剤やハクリ剤の選定においては特に制限はありませんが 樹脂ワックスにおいては 施工当初に密着不良やヒールマークの問題が起きやすいため それに対応したものを選定する必要があります メンテナンスサイクル例 床材施工 ( 期間約 7 日間 ) 初期洗浄ワックス塗布 洗剤 : NEWプロインパクト 30 倍希釈液などパッド : 緑パッドワックス :( 下地 ) UV 樹脂加工塩ビ系床材対応ベースコート P-711 1 回塗布 ( 仕上 ) ノンヒールネオ速など 2 回塗布 日常清掃 ダスターなどによる除塵作業 汚れた箇所は モップによるもしくは中性洗剤拭き 目安周期 : 1~2 回 / 日 表面洗浄ワックス塗布 洗剤 : NEWプロインパクト 50 倍希釈液などパッド : 緑パッドワックス : ノンヒールネオ速など 2 回塗布目安周期 : 1 回 /1~3 月 施工後 6ヶ月間は1~2 回 / 月 ハクリ作業 ワックス塗布 洗剤 : ドラゴンリムーバー 20 倍希釈液などパッド : 茶パッドワックス :( 下地 ) UV 樹脂加工塩ビ系床材対応ベースコート P-711 1 回塗布 ( 仕上 ) ノンヒールネオ速など 2 回塗布目安周期 : 1 回 /1 年

メンテナンスおよび作業方法 初期洗浄 ワックス塗布作業 床材施工後の期間を置いてから 本作業を行います 床材表面に床材施工に用いた接着剤跡がある場合は きちんと除去します 引き渡し清掃などで既にワックスが塗布されている場合は 密着テストを行い もし密着していない場合は ハクリ作業を行ってからワックスを塗布します 洗浄の際は 洗剤の希釈を多少濃くし 多少粗めのパッドを用い丁寧に洗浄します 巾木に付着した洗浄汚水は く前にタオルでし 拭き取ります 下地に密着性に優れた下地用樹脂ワックス 仕上げに耐ヒールマーク性に優れた樹脂ワックスを塗布します 必要に応じ マスカーを用い 什器などが汚れないようにします 洗剤塗布 < 洗剤用モップ 床洗剤 (NEW プロインパクトなど ) を使用 > NEW プロインパクトを 30 倍に希釈し 洗剤用モップで塗布し 約 5 分間放置します * 洗剤を希釈する際は 計量カップなどもを用い正しく希釈します 洗 浄 <ポリッシャー 緑パッドを使用 > ポリッシャーに緑パッドを取り付け かけムラの無いよう丁寧に洗浄します 洗浄後は 速やかに洗浄汚水を回収します 床面がする前に 用モップで3 回します 送風機を用い 床面をさせます < ワックス用モップ 樹脂ワックス ( 下地 :P-711 仕上 : ノンヒールネオ速など ) を使用 > * 塗り重ねる際は 十分にさせてから ( ベタツキ感がなくなってから ) 行ないます 送風機を用い 床面をさせます * 塗布直後 ( ワックスが濡れているうち ) は 直接床面に風は向けず 最初は上に向けてワックスがきだしてから徐々に床面に向けるようにします

日常清掃 帯電モップは帯電剤が床面に移り 汚れの原因となることがあるので使用は避けます ヒールマーク汚れは モップなどで擦り落とします 洗剤を使用する場合は 樹脂ワックスに影響のない中性洗剤を使用します 雨天日は 雨水による汚れや滑りによる転倒防止のため 雨天時用マットを設置し 持ち込まれた雨水や土砂は早めに取り除きます 広い面積の現場は 自動床洗浄機による洗浄が効果的です モップ拭き < 用モップ 必要に応じ中性洗剤 (NEW プロインパクト中性など ) を使用 > 汚れた箇所やヒールマーク汚れは モップで拭き取ります * 油汚れが多い現場は 中性洗剤 (NEW プロインパクト中性 50 倍希釈 ) を使用します

表面洗浄 ワックス塗布作業 光沢の低下や汚れが目立ってきたら 本作業を行います 洗剤を希釈する際は 計量カップなどを用い正しく希釈します ポリッシャーが当たらない壁際などは ハンドパッドで擦り洗いします ポリッシャー洗浄でも落ちないヒールマーク汚れは ハンドパットで擦り落とします 床表面が平らでなく不陸がある場合は ポリッシャーで洗浄する際 横方向だけでなく 縦方向にも掛けます 巾木に付着した洗浄汚水は く前にタオルでし 拭き取ります ワックスを塗り重ねる際は 十分にさせてから ( ベタツキ感がなくなってから ) 行います 必要に応じ マスカーを用い 什器などが汚れないようにします 洗剤塗布 < 洗剤用モップ 床洗剤 (NEW プロインパクトなど ) を使用 > NEW プロインパクトを 50 倍に希釈し 洗剤用モップで塗布し 約 5 分間放置します * 洗剤を希釈する際は 計量カップなどもを用い正しく希釈します 洗 浄 <ポリッシャー 緑パッドを使用 > ポリッシャーに緑パッドを取り付け かけムラの無いよう丁寧に洗浄します 洗浄後は 速やかに洗浄汚水を回収します 床面がする前に 用モップで3 回します 送風機を用い 床面をさせます < ワックス用モップ 樹脂ワックス ( ノンヒールネオ速など ) を使用 > * 塗り重ねる際は 十分にさせてから ( ベタツキ感がなくなってから ) 行ないます 送風機を用い 床面をさせます * 塗布直後 ( ワックスが濡れているうち ) は 直接床面に風は向けず 最初は上に向けてワックスがきだしてから徐々に床面に向けるようにします

ハクリ ワックス塗布作業 表面洗浄作業では 汚れが落ちにくくなったら 本作業を行います ハクリ作業を行わない場所との境や 什器下に汚水が流れ込んでしまう場所は マスカーでします ハクリ剤は かないよう多めに塗布します ( いたら再塗布します ) ポリッシャーが当たらない壁際などは ハンドパッドで擦り洗いします ハクリ後 ( ポリッシャーがけ後 ) の汚水は く前に素早く回収します ハクリ後 ( 後 ) に水洗浄を行うと ハクリ剤成分を完全に取り除け ワックスの仕上がりが良くなります 巾木に付着したハクリ汚水は く前にタオルでし 拭き取ります ワックスを塗り重ねる際は 十分にさせてから ( ベタツキ感がなくなってから ) 行います 下地に密着性に優れた下地用樹脂ワックス 仕上げに耐ヒールマーク性に優れた樹脂ワックスを塗布します マスカーで 作業場所との境や汚水が流れ込むような什器下にします ハクリ剤塗布 < ハクリ剤用モップ ハクリ剤 ( ドラゴンリムーバーなど ) を使用 > ドラゴンリムーバートを 20 倍に希釈し ハクリ剤用モップで塗布し 約 5 分間放置します * ハクリ剤を希釈する際は 計量カップなどもを用い正しく希釈します ハクリ洗浄 <ポリッシャー 茶パッドを使用 > ポリッシャーに茶パッドを取り付け かけムラの無いよう丁寧に洗浄します ハクリ後は 速やかにハクリ汚水を回収します 床面がする前に 用モップで3 回以上します * 水洗浄を行うと ハクリ剤成分を完全に取り除け ワックスの仕上がりが良くなります 送風機を用い 床面をさせます < ワックス用モップ 樹脂ワックス ( 下地 :P-711 仕上 : ノンヒールネオ速など ) を使用 > * 塗り重ねる際は 十分にさせてから ( ベタツキ感がなくなってから ) 行ないます 送風機を用い 床面をさせます * 塗布直後 ( ワックスが濡れているうち ) は 直接床面に風は向けず 最初は上に向けてワックスがきだしてから徐々に床面に向けるようにします