放射線被ばくと住民の健康管理長崎大学 川内村復興推進拠点の設立とその活動 長崎大学原爆後障害医療研究所 国際保健医療福祉学研究分野 高村昇
チェルノブイリでの経験と反省 ~ 復興モデル形成へ
チェルノブイリと福島における放射性物質の比較 チェルノブイリ原発事故 東電福島第一原発事故との比較 50 6.8 倍 180 11.3 倍 4.4.4 倍 8.5 5.7 倍 0.8 57 倍 0.003 10,000 倍 総放出量 ヨウ素換算 ヨウ素 131 半減期 8 日 セシウム 134 半減期 年 セシウム 137 半減期 30 年 ストロンチウム 90 半減期 9 年 プルトニウム 39 半減期.4 万年 福島第一原発事故 77 万テラベクレル 16 1.8 1.5 0.014 0.0000003
チェルノブイリ原子力発電所周辺地域における内部被ばくの拡大 放射能雲 吸入 原発事故による放出 外部被ばく汚染 放射性降下物 食物連鎖 広範な環境汚染
チェルノブイリにおける甲状腺の内部被ばく線量と甲状腺がんの発症リスク 甲状腺被ばく線量の中央値 :300mSv ミリシーベルト と推定される Fukushi ma ウクライナ ベラルーシ
甲状腺がん頻度 チェルノブイリにおける甲状腺がんと事故当時の年齢 1.0 0.5 0 がん 結節性病変 8 7 6 5 4 3 結節性病変の頻度 0 1 3 4 5 6 7 8-10 事故当時の年齢 歳
WHO 報告書 006 年 甲状腺がんは 好発年齢が若年者 ~ 成人へのシフトしてきている 白血病については 小児ならびに成人の一般住民における増加傾向は認められていない 甲状腺がん以外の固形がん 良性疾患 さらには遺伝的影響や胎児に対する影響についても現時点で周辺住民において増加しているという科学的証明はなされていない 社会的不安 精神的なダメージによる精神的影響が懸念され 今後の解決が必要である
福島第一原子力発電所事故 011 年 3 月 11 日
チェルノブイリと福島における放射性物質の比較 チェルノブイリ原発事故 東電福島第一原発事故との比較 50 6.8 倍 180 11.3 倍 4.4.4 倍 8.5 5.7 倍 0.8 57 倍 0.003 10,000 倍 総放出量 ヨウ素換算 ヨウ素 131 半減期 8 日 セシウム 134 半減期 年 セシウム 137 半減期 30 年 ストロンチウム 90 半減期 9 年 プルトニウム 39 半減期.4 万年 福島第一原発事故 77 万テラベクレル 16 1.8 1.5 0.014 0.0000003
事故直後の福島県下における空間線量率の推移 空間線量 マイクロシーベルト / 時 50 45 40 35 30 5 0 15 10 5 0 a 1 b c d e 3 1. 1 号機水素爆発. 3 号機水素爆発 3. 4 号機水素爆発 a. 1 号機ベント b. 3 号機ベント c. 号機ベント d. 3 号機ベント e. 号機ベント 3/11 3/13 3/15 3/17 3/19 3/1 3/3 3/5 3/7 3/9 3/31 3/1 3/14 3/16 3/18 3/0 3/ 3/4 3/6 3/8 3/30 4/1 南相馬市川内村飯舘村田村市白河市玉川村いわき市 Nagataki et al. 013
外部被ばく低減対策 : 避難指示 km 圏内 :3 月 11 日 0 時 50 分 3km 圏内 :3 月 11 日 1 時 3 分 10km 圏内 :3 月 1 日早朝 0km 圏内 :3 月 1 日午後 0-30km:3 月 15 日 屋内退避 11 万人の住民が避難を余儀なくされた
人数 人 福島県における外部被ばく線量 453,065 人 放射線業務従事経験者を除く 300,000 81,446 50,000 福島平均 0.8mSv 福島県県民健康調査結果 00,000 150,000 143,718 100,000 50,000 5,003 最高値 :5 ミリシーベルト 0 1,465 495 376 8 114 73 39 34 31 13 1 6 1
内部被ばく対策 : 食品管理 3 月 17 日 : 内部被ばく低減化対策として 暫定基準値 500Bq/kg を設定 暫定基準値を上回る食品 水 については摂取制限 流通制限を行った 史上初めての 放射性物質の検出 という事態をうけ 首都圏においてもコンビニやスーパーからミネラルウォーターが消えるというパニックが起こったが この措置によって福島県民の内部被ばく線量の低減化が図られた
福島第一原子力発電所周辺地域における内部被ばく予防 放射能雲 吸入 暫定基準値の設定による放射性ヨウ素内部被ばくの予防 原発事故による放出 外部被ばく汚染 放射性降下物 食物連鎖 広範な環境汚染
011 年 3 月 4 日 ~30 日に行われた福島県川俣町 飯舘村 いわき市における小児甲状腺被ばく線量評価 被験者数 700 600 598 0mSv: 55.4% 500 400 300 00 100 0 31 <5mSv: 85.1% <10mSv: 95.7% 114 <15mSv: 98.8% 34 >50mSv:0 7 3 1 1 1 0 0-5 5-10 10-15 15-0 0-5 5-30 30-35 35-40 40-45 45-50 甲状腺等価線量 msv Nagataki et al. 013
チェルノブイリ原発事故 ベラルーシ ウクライナの避難者 60.0 55.4 50.0 40.0 40. 30.0 0.0 10.0 0.0 0 ~ 3.8 ~ 0.4 ~ 0.1 ~ 0.1 ~ 東電福島第一原発事故 飯舘村 川俣村 いわき市の小児 10mSv 0mSv 30mSv 40mSv 50mSv 未満 未満 未満 未満 未満 環境省 : 放射線の基礎知識と健康影響
甲状腺がん発症リスク 甲状腺がん発症リスク 甲状腺の被ばく線量に関するチェルノブイリと福島の違い 福島 Fukushi ma 福島 Nagataki et al. 014 甲状腺被ばく線量 Sv ウクライナ 甲状腺被ばく線量 Sv ベラルーシ
福島県民健康調査結果より : 放射線の健康影響についての認識について 可能性は極めて低い 可能性は非常に高い 1 原発事故当初から現在までの放射線被ばくで急性の放射線障害 例えば 脱毛 皮膚のただれ 鼻血など がどのくらい起こると思いますか? 19,114 58.5% 7,40.% 3,59 10.0% 3,045 9.3% 現在の放射線被ばくで 後年に生じる健康障害 例えば がんの発症など がどのくらい起こると思いますか? 10,5 31.4% 9,531 9.% 6,488 19.9% 6,35 19.5% 3 現在の放射線被ばくで 次世代以降の人 将来生まれてくる自分の子や孫など への健康影響がどれくらい起こると思いますか? 7,857 4.3% 8,98 7.7% 7,331.6% 8,15 5.4% 福島県県民健康調査結果
福島県民健康調査の調査結果 震災前後の BMI の変化 男性 受診者数 人 平均年齢 平均値 5 <18 H0 1,19 66.4 3.5 30.4%.0% H1 1,333 66.7 3.5 9.6%.4% H 1,033 67.0 3.5 9.8%.5% H3 3,67 65.6 4.5 41.9% 1.% H4 9,39 66.7 4. 38.1% 1.5% 女性 受診者数 人 平均年齢 平均値 5 <18 H0 14,996 65.9 3.5 31.0% 3.3% H1 14,707 66.1 3.4 9.9% 3.% H 14,75 66. 3.3 9.8%.5% H3 4,554 63.4 3.7 34.9% 3.3% H4 1,645 64.8 3.8 33.4% 3.3% 福島県県民健康調査結果
福島県立医科大学での医療従事者への説明会 011 年 3 月 18 日
放射線リスクコミュニケーション : 放射線を 正しく 怖がる
福島県川内村における復興支援 福島市 郡山市 30km 0km 0km 福島第一原子力発電所 総面積 ; 約 00km² 人口 ; 約,800 人
富岡町からの避難者受け入れ 川内村役場資料
郡山市への全村避難 川内村役場資料
地表面への放射性セシウムの蓄積 川内村は 他の 30km 圏内の市町村と比較しても放射線量が低いことが示された
保育園付近の徹底した除染 川内村長による帰村宣言 011 年 1 月 当時の野田首相の事故収束宣言を受け 01 年 1 月 川内村は避難した自治体の中で初めて 帰村宣言 を行い 以降 村内の除染を徹底的に進め 特に子供のいる家庭 幼稚園 小学校 中学校といった施設を優先的に除染に行った
川内村における幼稚園 学校の除染 川内村役場資料
川内村における住居の除染 川内村役場資料
除染後の管理 保管と仮置き場 フレコンバック フレコンバッグに防護シートを被せた状態 仮置き場 川内村役場資料
反転作業 川内村における住居の裏山 農地の除染 ゼオライト散布 裏山の除染作業
検査場の設置による食品モニタリングの実施 川内村役場資料
帰村に向けた川内村インフラの整備 川内村役場資料
帰村率 川内村住民の帰村率 015 年 1 月現在 未帰村 帰村 116 168 56 3 68 455 48 361 37 84,739 94 18 174 137 178 196 15 96 133 51 1,158 40 8 95 90 59 330 65 39 33 1,581 年代 川内村役場資料
川内村内における土壌モニタリング 外部被ばく線量 μsv/h 帰村に先立ち 川内村の各行政区における土壌を採取して放射性物質 放射性セシウム の測定を行い あわせて被ばく線量を推定することで 帰村が妥当であるかどうかについて 科学的な見地からの評価を行った 0km 圏内 0km 圏外 発電所からの距離 km Taira et al. PLoS ONE 01
長崎大学保健師による放射線に関する健康教育 健康相談 戸別訪問 帰村直後の 01 年 5 月から長崎大学の保健師が川内村に常駐し 川内村内 郡山の仮設住宅における戸別訪問を通じて 放射線被ばくと健康影響についての相談事業を行った
川内村住民における帰村の有無に関連する因子の解析 変数単位オッズ比 95% 信頼区間 p 値 性別 女 / 男.43 1.13-10.45 0.03 自宅所在地 下 / 上川内 3.60 1.4-9.17 0.01 現在の職業 有 / 無 0.44 0.18-1.08 0.07 線量による影響 有 / 無 8.91 3.3-4.58 <0.01 食品による影響 有 / 無 0.69 0.7-1.77 0.43 買い物 移動 有 / 無 0.46 0.16-1.33 0.15 Orita et al. Rad Prot Dosim Rad Prot Dosim 013 住民の帰村には 性別 自宅における線量 線量による影響に対する考え方 など個々の悩み 不安 疑問が大きく関わっている 復興の推進には 一人一人に寄り添い ともに問題を解決していく被ばく医療の専門家の存在が不可欠!!
長崎大学 川内村復興推進拠点の設置 013 年 4 月 復興推進拠点における長崎大学と川内村の連携事項 1. 土壌等の放射性物質測定を通じた 除染効果の評価に関すること. 食品 飲料水等の放射性物質測定を通じた 住民の安全 安心の担 保に関すること 3. 健康相談や講演活動 検診等を通じた住民の健康管理に関すること 4. 保健医療福祉活動等を通じた住民の健康増進に関すること
長崎大学 川内村復興推進拠点における復興支援 地域リハビリテーションを通じた健康増進活動 ゲルマニウム半導体検出器の導入による食品 土壌 水のモニタリング機能強化 復興子ども教室 の開催を通じた全学横断的支援の推進
川内村におけるキノコの分布と放射性セシウム濃度 0 n.d. 10-49 50-99 100-999 >1,000 Bq/kg
川内村の避難指示区域における環境放射能と個人被ばく線量の評価 旧避難指示解除準備区域 福島第一原発 川内村役場 旧居住制限区域 福島第二原発
Orita et al. PLOS ONE 015 空間線量と個人被ばく線量との比較 log msv/y *:p<0.001vs 積算線量 年間被ばく線量の推定値 最大値 3.8mSv * 最大値 9.6mSv 最小値 0.71mSv 個人積算線量 自宅玄関前 畑
川内村における避難区域の再編
震災後から現在までの放射線被ばくで急性の放射線障害が起こると思うか 起こる たぶん起こる 9.1% 0.7 % 9.8 % 起こらない 40.4 % たぶん起こらない
震災後から現在までの放射線被ばくで 現在の子どもに健康影響が起こると思うか 震災後から現在までの放射線被ばくで 将来生まれてくる子どもや孫への健康影響が起こると思うか 起こる 6.3 % 7.7 % たぶん起こる 起こらない 9.8% たぶん起こらない 36.1 % 起こる 1.4% 7.7% たぶん起こる 起こらない 10.% たぶん起こらない 40.7%
空間線量 0.3µSv/h の場所に 1 年間住んだ場合 放射線被ばくによる健康影響が起こると思うか 100Bq/kg のきのこを 1 年間食べ続けたら健康影響が起こると思うか 起こる 14.0 % たぶん起こる 3.5 % 起こらない 17. % たぶん起こらない 45.3 % 起こる 1.8 35.8% たぶん起こる 起こらない 11.% たぶん起こらない 31.%
長崎大学 福島県立医科大学共同大学院 災害 被ばく医療科学共同専攻 修士課程 Master Sgt. Jeremy Lock 放射線被ばくを伴う発災から復興支援まで 専門的知識を持った 保健看護 医療 救助のプロフェッショナルへ 46
災害 被ばく医療科学 において必要な人材 通常の救急医療 救命活動に加え 放射線被ばくの形態 放射性物質の同定 被ばく線量の推定などについて 各専門家と連携しながら適切な判断と対応ができる人材 さらには除染 放射線防護 被ばくによる健康影響等に関する住民への説明や心のケアにも対応できる人材が必要となる 汚染の除去 共働 国 自治体 災害拡大防止 事故現場 医療 消火活動 専門的支援 社会秩序の維持 救急 救援警察 消防 自衛隊など 看護 保健 原子力災害医療 総合支援センター 高度被ばく医療支援センター 緊急時モニタリング 飲食物の摂取制限 避難誘導活動 医療活動 被災者の救助 救命など 緊急輸送 47
アジアにおける原子力発電所の増加 原子力発電所は増え続けているが 災害 被ばく医療や環境モニタリング分野などの人材は絶対的に不足している アジアにおいても災害 被ばく医療科学専門家育成が急務リスクコミュニケーション放射線モニタリング緊急放射線被ばく医療 48
長崎大学と福島県立医科大学による 災害 被ばく医療科学 分野の人材育成 長崎大学 福島県立医科大学 原爆後障害医療研究所 大学院医歯薬学総合研究科 大学院医学研究科 ふくしま国際医療科学センター放射線医学県民健康管理センター 川内村復興推進拠点 福島県 ベラルーシ拠点 WHO 甲状腺研究協力センター 共同大学院災害 被ばく医療科学共同専攻 修士課程 医科学コース 保健看護学コース 外部被ばく線量調査 甲状腺検査 健康調査 こころの健康度 生活習慣に関する調査 妊産婦に関する調査 国際機関のトップレベルのスタッフによる英語講義とトレーニングマテリアルの導入 世界保健機関 WHO 国際原子力機関 IAEA
1 年次カリキュラムマップ 50 課題研究 6 専門実習 4 専門科目 1 基礎科目 1 必修科目 6 選択必修科目 4 選択科目 4 選択必修科目 4 必修科目 4 選択科目 4 必修科目 8 課題研究 6 長崎大川内村実習 長崎大原爆被爆者医療実習 長崎大放射線看護学実習 福島医大救急医学実習 福島医大放射線災害医療実習 シミュレーション医療教育学 災害地域ヘルスプロモーション学 救急医学特論 地域医療学 保健医療社会学特論 国際プロジェクト管理学 リ スク管理学特論 国際保健学特論 災害こころの医学 災害医学特論 社会医学特論 放射線防護学 疫学 リ スクアセスメント概論 メンタルヘルス概論 緊急被ばく医療概論 被ばく影響学 基礎放射線医科学 1 基礎放射線医科学 1 救急医学概論 1 災害医学概論 1 災害看護学概論 1 リ スクコミュニケーション学 1 研究方法特論 課題研究 6 コンサルテーション特論 看護管理学特論 看護教育論 看護理論 看護倫理 国際保健学特論 国際被ばく公衆衛生看護学 放射線ヘルスプロモーション看護学 臨床放射線看護学 災害公衆衛生看護学 放射線看護学 赤 : 各大学それぞれで開設する科目青 : 長崎大学開設科目緑 : 福島県立医科大学開設科目 内は単位数 医学系非履修者は 自由科目として医学概論 を履修する 修了要件 34 単位以上医科学コース 修士 医科学 保健看護学コース 修士 看護学 年次
被ばく医療機関看護師の想定履修モデル 51 課題研究 6 専門実習 4 専門科目 1 基礎科目 1 必修科目 6 選択必修科目 4 選択科目 4 選択必修科目 4 必修科目 4 選択科目 4 必修科目 8 課題研究 6 長崎大川内村実習 福島医大放射線災害医療実習 看護理論 看護倫理 放射線ヘルスプロモーション看護学 臨床放射線看護学 放射線看護学 放射線防護学 緊急被ばく医療概論 被ばく影響学 基礎放射線医科学 1 基礎放射線医科学 1 災害医学概論 1 リスクコミュニケーション学 1 救急医学概論 1 災害看護学概論 1 研究方法特論 赤 : 各大学それぞれで開設する科目青 : 長崎大学開設科目緑 : 福島県立医科大学開設科目 内は単位数
原発周辺自治体保健師の想定履修モデル 5 課題研究 6 専門実習 4 専門科目 1 基礎科目 1 必修科目 6 選択必修科目 4 選択科目 4 選択必修科目 4 必修科目 4 選択科目 4 必修科目 8 課題研究 6 長崎大川内村実習 長崎大原爆被爆者医療実習 看護管理学特論 看護倫理 放射線ヘルスプロモーション看護学 災害公衆衛生看護学 放射線看護学 放射線防護学 緊急被ばく医療概論 リスクアセスメント概論 基礎放射線医科学 1 基礎放射線医科学 1 災害医学概論 1 リスクコミュニケーション学 1 救急医学概論 1 災害看護学概論 1 研究方法特論 赤 : 各大学それぞれで開設する科目青 : 長崎大学開設科目緑 : 福島県立医科大学開設科目 内は単位数
国際保健に興味を持つ方の想定履修モデル 53 課題研究 6 専門実習 4 専門科目 1 基礎科目 1 必修科目 6 選択必修科目 4 選択科目 4 選択必修科目 4 必修科目 4 選択科目 4 必修科目 8 課題研究 6 長崎大川内村実習 福島医大放射線災害医療実習 看護管理学特論 コンサルテーション特論 国際被ばく公衆衛生看護学 災害公衆衛生看護学 放射線看護学 放射線防護学 被ばく影響学 メンタルヘルス概論 基礎放射線医科学 1 基礎放射線医科学 1 災害医学概論 1 リスクコミュニケーション学 1 救急医学概論 1 災害看護学概論 1 研究方法特論 赤 : 各大学それぞれで開設する科目青 : 長崎大学開設科目緑 : 福島県立医科大学開設科目 内は単位数
c 54 内部被ばく線量評価復興推進拠点を活用した川内村における復興支援長期にわたる住民の健康管理緊急放射線被ばく医療体制の確立事故初期の土壌中放射性物質評価緊急時モニタリングと除染発災直後混乱期 ~ 事故収束復興へ被ばく線量評価を通じた帰還の妥当性評価緊急被ばく医療に関わる人材医学的知識をもって救援活動に携わる人材放射線健康リスクコミュニケーションの人材環境放射能や被ばく線量測定 評価の人材地震 津波災害からの救援活動被災住民を長期的にサポートできる人材環境放射能や被ばく線量測定 評価の人材病院の入院患者等の移送 受入避難所における医療支援 健康管理活動避難所等における多数の被災住民の健康管理に携わる人材川内村から国内外の 災害 被ばく医療科学 分野のスペシャリストを育成 復興推進拠点 から 知の交流拠点 へ