実用化開発事業と同様 実用化開発に取り組む企業等についても必要に応じ事業化支援 ( 経営支援 ) を行う 支援内容: 企業訪問 面談 課題抽出 解決支援 ( 事業化戦略の構築 見直し 資金調達における市場調査 体制構築 ビジネスモデルの作成 販路開拓支援等 ) ( 上記の支援内容を事業者ごとに整理し

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A クラウドソーシング魅力発信 普及啓発支援 ⑴ 実施内容 1 広報の有効活用本事業での各種告知や取り組み状況について市広報を有効活用するため 市広報へ掲載する原稿を作成し提出すること また 現在活躍しているワーカーを取材し 市広報へ掲載する原稿を作成し提出すること 2ホームページによる魅力発信ホー

Microsoft Word - 2-1 契約書

岐阜県地域おこし協力隊等研修委託業務仕様書 1 委託業務名 岐阜県地域おこし協力隊等研修委託業務 2 委託業務の目的地域おこし協力隊は平成 21 年度の制度創設から10 年が経過し 全国及び県内各地域で多くの有効な活動が展開され 地域活性化の一助となっている こうしたなか 地域おこし協力隊員と受入市

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社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

ネクストニッチトップ企業育成事業 公募要領 募集期間 令和元年 6 月 14 日 ( 金 )~7 月 26 日 ( 金 )(17 時必着 ) 申請書提出先 問合せ先 金沢市鞍月 1 丁目 1 番地 平成 25 年 5 月 石川県商工労働部産業政策課競争力強化推進グループ TEL:0


スライド 1

目次 1. 件名 履行場所 契約期間 支払条件 ペーパーレス会議システム構築の仕様及び仕様等詳細協議 瑕疵担保責任 再委託及び再委託に係る受託者の責任 実施体制 機密保持.

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共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は


Microsoft Word - 03H30年度仕様書(義務確定)

平成22 年 11月 15日

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

privacypolicy

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特別養護老人ホーム外川園

事務ガイドライン ( 第三分冊 )13 指定信用情報機関関係新旧対照表 Ⅰ-2 業務の適切性 現行改正後 ( 案 ) Ⅰ-2 業務の適切性 Ⅰ-2-4 信用情報提供等業務の委託業務の効率化の観点から 内閣総理大臣 ( 金融庁長官 ) の承認を受けて信用情報提供等業務の一部を委託することが可能とされて

⑦仕様書

連絡担当窓口企画提案書 実施事業者の概要 企画提案者の概要 機関名 代表者役職 氏名 所在地 氏名 ( 役職 ) 電話番号 ( 代表 直通 ): Fax: 連絡先 ホームページ : 1 基本財産又は資本金 円 2 職員数 ( うち本事業に携わる職員数 ) 人 ( 人 ) 3 設立年月

(2) 第 3 段階ハローワーク徳島 ( 徳島市出来島本町 1 丁目 5 番地 ) 所管区域は 徳島市 名東郡 名西郡 4 具体的な業務内容 (1) 第 1 段階 駅のハローワーク で 国が直接実施しているサービスを 県の権限で実施する 具体的には 職業相談 職業紹介等の業務を 県の職員が執行できる

る準備としての基礎能力の形成を 計画的かつ一貫して行う支援業務 (3) 生活困窮者家計相談支援事業イ 家計相談支援事業の手引き( 平成 27 年 3 月 6 日付け社援地発 0306 第 1 号厚生労働省社会 援護局地域福祉課長通知別添 4) に基づき行う業務 ロ家計に問題を抱える生活困窮者からの相

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

(別紙1)

様式第19号

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福井市地域活動支援センター事業実施業務委託仕様書 この仕様書は 福井市 ( 以下 委託者 という ) が委託する福井市地域活動支援センター ( 以下 セ ンター という ) 事業の実施業務に関して 受託者が履行するために必要な事項を定めるものとする 1 事業目的障害者の日常生活及び社会生活を総合的に

平成22年○月○日

資料 2 原 災害からの福島復興の進捗について 平成 30 年 3 原 災害対策本部

役割を担う者として管理者を1 名任命し 配置するものとする ただし 他の業務と兼務することができる (2) 家計相談支援員の要件家計相談支援を行う職員は 次のいずれかに該当する者が望ましい アファイナンシャルプランナーの資格を有する者イ消費生活専門相談員 消費生活アドバイザー又は消費生活コンサルタン

5 機密書類のシュレッダー処理 (6) セミナー等受付対応 (7) 海外ワンストップ相談に係る事務 1 電話及び E メールによる相談予約日程調整及び対応 2 海外ワンストップ相談のアンケート集計 (8) 海外販路開拓支援との連携調整業務に係る事務 (9) その他国際事業課業務に係る事務補助 7 必

( 平成 28 年 10 月 31 日までの最新の測定値 ) Tamura city (The latest measured values up to Oct 31, 2016) 本宮市 Motomiya city 三春町 Miharu 郡山市 Koriyama city 小野町 On

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第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

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スライド 1

子ども・子育て支援事業計画策定業務委託 仕様書(案)

再生の見通しなどを記載した 貸付あっせん書 を作成し, 本人の家計の状況や家計再生プ ラン等を貸付期間と共有し, 貸付の円滑 迅速な審査につなげる 7 業務の具体的な実施方法家計相談支援事業と自立相談支援事業は, アセスメントの結果や相談者の状況変化等の必要な情報を常に共有し, 適切に連携を図りなが

14個人情報の取扱いに関する規程

家屋評価システム入力業務委託 仕様書

とともに, 高度な技術を要する部門については, 相当の経験を有する技術者を配置するものとする (2) 主任技術者は, 業務の全般に渡り, 技術的管理を行うために必要な能力を有するものとする (3) 主任技術者は, 業務が完了するまで原則として変更できない ただし, やむを得ない理由により変更する場合

Microsoft Word - ③調査仕様書.doc

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

( エ ) 厚生労働省所管の雇用関係助成金について, 不正受給処分がなされていない又はなされてから3 年以上経過していること ( オ ) 県税, 消費税及び地方消費税, 労働保険料を滞納していないこと ( カ ) 労働関係法令の違反を行っていないこと ( キ ) 性風俗関連営業, 接待を伴う飲食店営

生涯現役促進地域連携事業に係る企画書の評価等について 1 評価委員会の設置等 (1) 厚生労働省職業安定局雇用開発部高齢者雇用対策課 ( 以下 事務局 という ) に生涯現役促進地域連携事業の企画書評価のため 生涯現役促進地域連携事業企画書等評価委員会 ( 以下 評価委員会 という ) を設置する

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農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

1. 趣旨この基本方針は 市がネーミングライツの付与に関する事業 ( 以下 ネーミングライツ事業 という ) を実施するにあたり 郡山市広告事業実施要綱 ( 平成 27 年 4 月 1 日制定 )( 以下 実施要綱 という ) 第 19 条 ネーミングライツ スポンサーの募集 に基づき ネーミングラ

個人情報保護規程


別紙 3 個人情報及び機密情報に係る標準特記仕様書 受託者は 契約書及び仕様書等に定めのない事項について この特記仕様書に定める事項に従って 契約を履行しなければならない 1 定義本業務において 公益財団法人東京都中小企業振興公社 ( 以下 公社という ) の保有する個人情報 ( 以下 単に 個人情

委託契約書(案)

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8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

( 別紙 1) 定期監査結果の取扱基準 ( 趣旨 ) 1 この基準は 定期監査の結果の評価及び区分の基準並びに報告及び通知の手続について定める ( 監査結果の区分 ) 2 定期監査の結果 改善 是正等を要すると認められる事項については その内容により次のとおり区分する (1) 指摘事項違法又は不当な

特定保健指導における情報通信技術を活用した面接による指導の実施の手引き 新旧対照表 改正後 特定保健指導における情報通信技術を活用した面接による指導の実施の手引き 現行 ICT を活用した特定保健指導の実施の手引き 最終改正平成 30 年 2 月 9 日 1.ICTを活用した特定保健指導の実施者保険

(Microsoft Word - \201iAL\201jAG-Link\227\230\227p\213K\222\350.doc)

( 業務計画の策定 ) 第 3 条受注者は 本業務を実施するに当たり 管理技術者が行う担当技術者に対する指揮命令等を明示した業務計画書を作成するものとする 2 受注者は 前項により作成した業務計画書を発注者に提出するものとする ( 施行上の義務及び心得 ) 第 4 条受注者は 本業務の実施に当たって

静岡市スポーツ競技大会出場補助金交付要綱(案)

届出文書等電子化システムの運用管理支援業務委託仕様書 日本貿易振興機構

見積整理

9 受託者は ポータルサイトの修正 更新 保守管理等を行うこと 10 寄附者の利便性向上のため クレジット決済以外に提供できる決済方法があれば提案すること (2) 寄附者への対応業務 1 寄附者からの問い合わせに対応するため 電話又は電子メール等により対応し 情報提供及び説明を行うこと ( 柏原市ま

役務契約における労働社会保険諸法令遵守状況確認実施方針

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災害等の緊急時の利用者の避難 誘導 安全確保及び必要な通報等についてマニュアルを作成し 緊急時には的確に対応すること また 災害時に 市が緊急に防災拠点 避難場所等として本施設を使用する必要があるときは 市の指示により優先して避難者等を受け入れること (6) 廃棄物処理施設から発生する廃棄物の発生抑

情報システムセキュリティ規程

平成27年度事業計画書

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

七情管センタ

個人情報の取り扱いについて TaoTao 株式会社 ( 以下 当社 という ) は お客様が安心して当社のサービスをご利用いただけるよう 個人情報保護方針に基づき お客様の個人情報 個人番号 特定個人情報 ( 以下 ここではすべてを総称し 個人情報 といいます ) のお取扱いに細心の注意を払っており

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仙台市交流人口ビジネス活性化戦略 推進に係る 体験プログラム発信 Web システム構築 運用保守業務委託仕様書 1 業務の目的及び概要交流人口の拡大と地域経済の活性化に向けて 本市の観光資源を活用した様々な体験プログラム等をデータベースとして登録し 検索から申込までを一体的に行うことができる 旅行者

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個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

(4) 印鑑登録証明書の交付に関する業務 1 印鑑登録証明書の交付請求 ( 申出 ) の受付に関する業務 2 印鑑登録証明書の作成に関する業務 3 印鑑登録証明書の引渡しに関する業務 (5) 行政証明書 ( 身分証明書等 ) の交付に関する業務 1 行政証明書 ( 身分証明書等 ) の交付請求 (

注意 本様式は参考としてお示しするものです 引用する場合は各法人 事業所にて十分精査した上でご利用ください 介護予防 日常生活支援総合事業第一号事業契約書 様 ( 以下 利用者 という ) と ( 例 : 株式会社 社会福祉法人 会等 )( 以下 事業者 という ) は 事業者が提供するサービスの利

地域支援事業交付金の算定方法について

選 定 基 準

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個人情報の取り扱いに関する規程

大規模災害等に備えたバックアップや通信回線の考慮 庁舎内への保存等の構成について示すこと 1.5. 事業継続 事業者もしくは構成企業 製品製造元等の破綻等により サービスの継続が困難となった場合において それぞれのパターン毎に 具体的な対策を示すこと 事業者の破綻時には第三者へサービスの提供を引き継

4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と

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個人情報保護規程例 本文

Transcription:

平成 30 年度福島イノベーション コースト構想重点分野等事業化促進事業 支援業務委託仕様書 この業務仕様書は 一般財団法人福島イノベーション コースト構想推進機構 ( 以下 機構 という ) が経営面のコンサルティングに係るノウハウを有している民間法人へ委託して行う 福島イノベーション コースト構想重点分野等事業化促進事業支援業務 ( 以下 本業務 という ) の仕様等に関し 必要な事項を定めるものである 1 本業務の趣旨 及び概要福島イノベーション コースト構想の重点分野について 地元企業等及び地元企業等との連携等により進められている地域復興実用化開発等促進事業 ( 以下 実用化開発事業 という ) 等の成果を最大化させ その後の本格的な事業化及び当該開発技術を活用した新たな事業展開を推進させるため 機構が取り組む事業化支援 ( 経営支援 ) に関する業務を行う 2 本業務の期間 契約の日から平成 31 年 3 月 31 日 ( 日 ) まで 3 本業務の活動拠点本業務の履行にあたり 事業費の範囲内で 事務所等を借り上げるなどにより 活動拠点を設置すること 併せて 機構と一体となって推進するための体制を構築すること なお 受託者の既存の事務所等の中に活動拠点を設置することも可能とするが 仕切りを設けるなど 他の執務スペースとの区分を明確にすること また 業務に要する社用車を2 台以上用意すると共に駐車場を確保すること 具体的な内容については 提案事項とする 機構の求めに応じ 速やかに機構施設 ( 福島市中町 1-19 中町ビル6 階 ) へ伺うことができる体制とすること 4 本業務の範囲 (1) 支援対象これまで実用化開発事業に取り組んだ事業者及び実用化開発事業に準じた取り組みを進める事業者の内 浜通り地域等 ( いわき市 相馬市 田村市 南相馬市 川俣町 広野町 楢葉町 富岡町 川内村 大熊町 双葉町 浪江町 葛尾村 新地町 飯舘村 ) に実用化開発が可能な拠点を有する企業及び法人格を有する団体等 ただし 大企業 ( 見なし大企業は除く ) や大学 試験研究機関は除く (2) 業務内容実用化開発事業に関わった事業者を全て一通り訪問し状況把握を行った後 本支援により事業化 及び新たな事業展開の可能性が高まる先 ( 以下 重点支援先 という ) について 重点的に事業化支援 ( 経営支援 ) を行う

実用化開発事業と同様 実用化開発に取り組む企業等についても必要に応じ事業化支援 ( 経営支援 ) を行う 支援内容: 企業訪問 面談 課題抽出 解決支援 ( 事業化戦略の構築 見直し 資金調達における市場調査 体制構築 ビジネスモデルの作成 販路開拓支援等 ) ( 上記の支援内容を事業者ごとに整理し 進捗管理を行う ) 訪問先( 想定 ): 約 90 社 ( 平成 28~30 年度の実用化開発の実施先 ) 最重点支援先:10 社以上 事業化に伴う浜通り地域への貢献度を踏まえ 重点支援の対象及び支援内容を判断する 年度末までに 資金調達を行う段階まで到達させることを目指す 重点支援先:30 社以上 来年度に 最重点支援先として支援対象となりうる候補企業を選定する 年度末までに 最重点支援先となる段階まで到達させることを目指す その他の事業者についても 事業者の求め等に応じて 電話やメール等による支援も行う (3) 体制及び役割本事業の成果達成に向け 活動拠点へ経営コンサルタントを配置する ア統括コンサルタント等を1 名配置し 事業全体を管理する 統括コンサルタントの業務 統括コンサルタントは 経営コンサルタントが取り組む事業化支援( 経営支援 ) が適切に推進するよう体制の確保に努めるとともに 経営コンサルタントと共に行動することで一層の事業化推進を責務とする イ経営コンサルタントを3 名以上配置し 経営面から事業化支援を行う 経営コンサルタントの業務 経営コンサルタントは 実用化開発事業に取り組む事業者等と接触することにより 経営面の支援を通じ事業化を推進することを責務とする 重点支援先毎に 経営コンサルタントを各 1 名担当として配置する ウ事業者の進捗状況 事業者に指示した内容 課題 想定される成果等を整理し 週 1 回程度 機構へ報告することとする なお 当報告にはコンサルタントの業務の状 況 及びそれらへの受託者による指導等管理状況を含むものとする (4) 事業化支援 ( 経営支援 ) に係る成果報告の機構への提出 (5) 上記の他 本事業に必要な下記の業務を実施する 支援事業者への電話 メール 訪問等によるフォローアップ 機構が支援事業者に対して行う調査や検査時に 支援事業者へのアポイントメントや参考情報等の提供を行う

5 実施スケジュール ( 想定 ) (1) 事業化支援 ( 経営支援 ) 〇事業者状況調査 実用化開発事業の対象事業者(H28~29 事業 ) を訪問 面談 年度当初 実用化開発事業の対象事業者(H30 事業 ) を訪問 面談 年度前半 〇重点支援事業者の絞り込み 重点支援事業者(H28~29 事業 ) の絞り込み 適宜 重点支援事業者(H30 事業 ) の絞り込み 適宜 〇重点支援 重点支援事業者に対する訪問支援 通年 6 契約に関する条件等 (1) 機構との調整本業務を遂行するにあたっては 機構と十分調整した上で業務を行い 機構の指示に従うこととする (2) 書類等の適正な管理 保管受託者は 企業等から提出のあった各種書類について 活動拠点に保管し 保管場所等を電子データに記録し 常時 機構からの求めに応じ検索し提出できること (3) 予算管理受託者は 予算と照らして 事業運営費等の実績管理を行う また 機構が求めた際 使用実績と使用予想を報告出来るよう把握しておくこと (4) 県の施策に対する理解受託者は 県が行っている 地域復興実用化開発等促進事業 に関しての理解を深めること 7 受託者の責務 (1) 苦情等の処理本業務に伴って生じたトラブル等に関しては 受託者が責任を持って対応すること (2) 信用失墜行為の禁止受託者は 本業務の実施にあたり 支援対象事業者及びその関係者と利害関係を持つなど 機構の信用を失墜する行為を行ってはならない (3) 法令等の遵守ア個人情報等の守秘義務本業務を通して知り得た個人情報及び企業の情報等については 他に漏洩してはならない なお 個人が特定される情報は原則として第三者へ提供しないこと イ個人情報等の目的外使用の禁止個人情報及び申請企業の情報等については 他の目的で使用すること及び売買することを禁止する ウ委託契約終了後の取り扱い上記 ア及びイについては 本業務の委託契約が終了した後も同様である なお

個人情報が記載された資料については 事業完了後 機構に返還すること (4) 施設 設備の目的外使用の禁止及び信頼性の確保受託者は 本業務の受託業務を行うために用意した施設又は備品を本業務以外の目的で使用してはならない 8 業務報告受託者は 業務の遂行に当たり 本業務の着手又は完了後 速やかに次の書類を提出しなければならない (1) 業務委託着手届 (2) 業務委託完了報告書 (3) 業務委託実績報告書 9 その他 (1) 本仕様に定めのない事項等受託者は本業務の実施にあたり 不明な点や変更点 本仕様等に定めのない事項が発生したときは 機構と協議の上 決定するものとする (2) 本業務の継続受託者は本業務を実施した結果 支障が見られず 次年度にも機構が支援業務委託を予定している場合 次年度も予算範囲内で契約を締結することができる (3) 留意事項ア成果の帰属本業務により得られた成果は 原則として機構に帰属するものとする イ本業務の引継受託者は本業務に係る契約の終了後 他社に本業務の引継を行う必要が生じた場合は 支援対象事業者の利便性を損なわないよう必要な措置を講じ 円滑な引継に努めるものとする ウ本業務に係る書類の整備 保管本業務に係る書類の整備 保管については 次のとおりとする 1 本業務の書類については 他の業務と混同しないよう区分すること 2 本業務の実施にあたっては 次の会計関係書類等を準備し 適切な業務運営を図ること 総勘定元帳 現金出納簿等の会計関係帳簿類 本業務に従事するスタッフ等の労働者名簿 出勤簿及び賃金台帳等の労働関係書類 その他 本業務に係る関係書類( 支出関係の証憑書類等 ) 3 本業務終了年度から 5 年間保管すること エ本業務は 国の交付金を活用した事業のため 会計検査院の実地検査等の対象となること オ受託者は 本業務に係る会計実地検査が実施される場合には 機構に協力しなければならない

カ本業務に関連し 受託者の故意又は過失など受託者の責により 機構に損害が生じ た場合は 受託者は機構に対してその損害を賠償しなければならない