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被用者年金一元化法

第14章 国民年金 

強制加入被保険者(法7) ケース1

2 厚年と国年の加入期間がある人 昭和 36 年 3 月以前 20 歳未満および 60 歳以後の厚年の被保険者期間 昭和 36 年 3 月以前の厚年期間のみの人 坑内員 船員 ( 第 3 種被保険者 ) の場合 昭和 61 年 3 月までの旧船員保険の

Taro-1-国民年金編2015  作成 

高齢者福祉

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退職後の医療保険制度共済組合の年金制度退職後の健診/宿泊施設の利用済組合貸付金/私的年金退職手当/財形貯蓄/児童手当個人型確定拠出年金22 共イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けるこ

老齢基礎年金 老齢基礎年金を受けられる方 老齢基礎年金は 原則として受給資格期間が 25 年 (300 ヵ月 ) 以上ある方が 65 歳になったときから受けられます 受給資格を満たしているときは 本人の希望により 60 歳から 70 歳までの間で年金を受け始める年齢を変更することができます (17

介護保険・高齢者福祉ガイドブック

第 1 号被保険者 資格取得の届出の受理 種別変更の届出の受理 資格喪失の承認申請 ( 任意脱退 ) の受理 資格喪失届出の受理 資格喪失の申出 第 1 号被保険者 任意加入被保険者 付加保険料の納付の申出の受理 付加保険料の納付しないことの申出の受理 に申請 届出または申出をした場合 被保険者 世


99321-FP知年金_-D-_[本文].indb

スライド 1

年金・社会保険セミナー

訂正_ねんきん定期便パンフ.indd

(2) 再就職後 年金受給権が発生した場合正規職員無職一般企業無職 共済組合員 A 厚生年金 B ( 一般厚生年金 ) 退職 再就職 老齢厚生年金支給開始年齢 1 年金待機者登録 2 公的年金加入 ( 一部又は全額支給停止 ) 3 年金決定請求 1 退職した際は 年金の受給権発生まで期間がありますの

介護保険・高齢者福祉ガイドブック

表 2 イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けることができます 支給要件 a 組合員期間が1 年以上あること b 組合員期間等が25 年以上あること (P.23の表 1 参照 ) c

国民年金

(2) 国民年金の保険料 国民年金の第 1 号被保険者および任意加入者は, 保険料を納めなければなりません また, より高い老齢給付を望む第 1 号被保険者 任意加入者は, 希望により付加保険料を納めることができます 定額保険料月額 16,490 円 ( 平成 29 年度 ) 付加保険料月額 400

第 2 節強制被保険者 1 第 1 号被保険者頻出 択 ( 法 7 条 1 項 1 号 ) 資格要件 日本国内に住所を有する20 歳以上 60 歳未満の者 ( 第 2 号 第 3 号被保険者に該当する者を除く ) 例 ) 自営業者 農漁業従事者 無業者など 適用除外 被用者年金各法に基づく老齢又は退

52 (2) 再就職後 年金受給権が発生した場合正規職員無職一般企業 無職 共済組合員 A 厚生年金 B ( 一般厚生年金 ) 退職再就職老齢厚生年金支給開始年齢 1 年金待機者登録 2 公的年金加入 3 年金決定請求 ( 一部又は全額支給停止 ) 1 退職した際は 年金の受給権発生まで期間がありま

(2) 国民年金の保険料 国民年金の第 1 号被保険者および任意加入者は, 保険料を納めなければなりません また, より高い老齢給付を望む第 1 号被保険者 任意加入者は, 希望により付加保険料を納めることができます 定額保険料月額 15,250 円 ( 平成 26 年度 ) 付加保険料月額 400

年金・社会保険セミナー

Microsoft Word - 概要

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ただし 対象期間の翌年度から起算して3 年度目以降に追納する場合は 保険料に加算額が上乗せされます 保険料の免除や猶予を受けず保険料の未納の期間があると 1 年金額が減額される 2 年期を受給できない3 障害基礎年金や遺族基礎年金を請求できない 場合がありますのでご注意ください 全額または一部免除

スライド 1

年金相談の手引.indd

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2 障害厚生年金障害厚生年金は次の1~3の条件すべてに該当する方が受給できます 1 障害の原因となった病気やケガの初診日 ( 1) が 厚生年金保険の被保険者である期間にあること 2 障害の原因となった病気やケガによる障害の程度が 障害認定日 ( 2) に法令により定められている障害等級表 ( 3)

強制加入被保険者(法7) ケース1

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Microsoft Word - (差替)170620_【総務部_厚生課_櫻井望恵】論文原稿

社会保障に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案《概要》

年金・社会保険セミナー

新規裁定当該期間 ( 月又は年度 ) 中に新たに裁定され 年金受給権を得た者が対象であり 年金額については裁定された時点で決定された年金額 ( 年額 ) となっている なお 特別支給の老齢厚生年金の受給権者が65 歳に到達した以降 老齢基礎年金及び老齢厚生年金 ( 本来支給もしくは繰下げ支給 ) を

Microsoft Word - 概要

現在公的年金を受けている方は その年金証書 ( 請求者及び配偶者 請求者名義の預金通帳 戸籍謄本 ( 受給権発生年月日以降のもの ) 請求者の住民票コードが記載されているもの ( お持ちの場合のみ ) 障害基礎年金 受給要件 障害基礎年金は 次の要件を満たしている方の障害 ( 初診日から1 年 6か

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再任用と年金加入の関係をまとめると次のようになる ( 都道府県によって勤務形態は異なる ) 再任用の勤務形態フルタイム勤務 3/4 1/2 週の勤務時間 38 時間 45 分 29 時間 19 時間 15 分 共済年金 厚生年金 (2016 年 9 月 30 日まで ) 加入する年金 (2015 年

Microsoft Word -

Microsoft Word - T2-06-2_紙上Live_老齢(2)_①年金額・マクロ(12分)_

はじめに 定年 は人生における大きな節目です 仕事をする 働く という観点からすれば ひとつの大きな目標 ( ゴール ) であり 定年前と定年後では そのライフスタイルも大きく変わってくることでしょう また 昨今の労働力人口の減少からも 国による 働き方改革 の実現に向けては 高齢者の就業促進も大き

例 言 厚生年金保険被保険者厚生年金保険被保険者については 平成 27 年 10 月 1 日から被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い 厚生年金保険法第 2 条の5の規定に基づき 以下のように分類している 1 第 1 号厚生年金被保険者第 2

年金支給開始年齢図 特別支給の ( 給料比例部分 ) 昭和 29 年 10 月 1 日生まれ以前 ~ 特別支給の退職共済年金 昭和 25 年 10 月 1 日生まれ以前 ~ 退職共済年金 経過的職域加算額 ( 旧職域部分 ) 退職等年金給付 ( 年金払い退職給付 ) 平成 27 年 9 月までの組合

平成 30 年 2 月末の国民年金 厚生年金保険 ( 第 1 号 ) 及び福祉年金の受給者の 年金総額は 49 兆円であり 前年同月に比べて 7 千億円 (1.4%) 増加している 注. 厚生年金保険 ( 第 1 号 ) 受給 ( 権 ) 者の年金総額は 老齢給付及び遺族年金 ( 長期要件 ) につ

平成 30 年 1 月末の国民年金 厚生年金保険 ( 第 1 号 ) 及び福祉年金の受給者の 年金総額は 49 兆円であり 前年同月に比べて 6 千億円 (1.3%) 増加している 注. 厚生年金保険 ( 第 1 号 ) 受給 ( 権 ) 者の年金総額は 老齢給付及び遺族年金 ( 長期要件 ) につ

一元化後における退職共済年金および老齢厚生年金の在職支給停止 65 歳未満の場合の年金の支給停止計算方法 ( 低在老 ) 試算表 1 年金と賃金の合算額が 28 万を超えた場合に 年金額の支給停止 ( これを 低在老 といいます ) が行われます 年金と賃金の合算額 (c) が 28 万以下の場合は

平成 28 年 9 月度実施実技試験 損保顧客資産相談業務 139

2909_0 概要

年金制度について 31

老齢基礎年金 老齢基礎年金は 国民年金の加入者であった方の老後の保障として給付され 65 歳になったときに支給されます 老齢基礎年金は 保険料納付済期間 ( 厚生年金保険や共済組合の加入期間を含む ) と保険料免除期間などを合算した資格期間が 10 年以上ある場合に 終身にわたって受け取ることができ

平成 27 年 10 月から全国市町村職員共済組合連合会 ( 以下 市町村連合会 1 ) が年金の決定 支払いを行います ~ 各種届出等の手続き及び各種相談は 今までどおり共済組合で行います ~ 平成 24 年 8 月 22 日に公布された 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部

第9章 国民年金制度について

日付なしT2-01-2_紙上Live_ダイジェスト版(2)_①_(10分)_

Microsoft Word ①概要(整備令)

制度改正の概要について

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年金額の改定について 公的年金制度は平成 16 年の法改正により永久に年金財政を均衡させる従来の仕組みから おおむね ( 100 ) 年間で年金財政を均衡させる仕組みへと変わった この年金財政を均衡させる期間を 財政均衡期間 という これにより 政府は少なくとも ( 5 ) 年ごとに財政の検証をおこ

問 28 保険医療機関等 保険医等 (1) 難度 B 64 問 29 保険医療機関等 保険医等 (2) 難度 B 68 問 30 保険医療機関等 保険医等 (3) 難度 B 70 問 31 療養の給付の一部負担金難度 C 74 問 32 入院時食事療養費難度 B 76 問 33 入院時生活療養費難度

算が加算されるようになったとき 260 / 12. 振替加算が加算された老齢基礎年金の受給権者が額計算の基礎となる組合員期間または加入者期間が 240 月以上である退職共済年金等を受けられるようになったとき 262 / 13. 振替加算が加算された老齢基礎年金の受給権者が障害を支給事由とする年金給付

しくみ2 厚生年金は基礎年金に上乗せ 厚生年金保険が適用されている事業所に勤めるサラリーマン等は 国民年金と厚生年金保険の2つの年金制度に加入することになります 厚生年金保険から支給される年金は 加入期間とその間の平均収入に応じて計算される報酬比例の年金となっていて 次のように基礎年金に上乗せするか

スライド 1

第 7 章 年金 福祉 1 年金 日本の公的年金制度は, 予測できない将来へ備えるため, 社会全体で支える仕組みを基本としたものです 世代を超えて社会全体で支え合うことで給付を実現し, 生涯を通じた保障を実現するために必要です 働いている世代が支払った保険料を高齢者などの年金給付に充てるという方式で

<ワンストップサービスの実現 ( 公的年金給付総合情報連携システム )> 一元化後に始まる厚生年金業務の実施形態のこと 4つの実施機関が保有する被保険者の情報を 日本年金機構の管理システムを通じて互いにやりとりできるようにする また 厚生年金の相談 請求 届出等を全ての窓口 または一度の手続きで済ま

vol55_年金講座.indd

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Web 版 Vol.59( 通巻 704 号 ) 中高齢寡婦加算 ( 遺族基礎年金の4 分の3) 779,300 円 3/4=584,475 円 584,500 円 (100 円単位 ) (2) 老齢厚生年金の年金額の算定式 平成 30 年度の本来水準と従前額保障 図表

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2906_0 概要

ファイナンシャル プランニングと倫理 関 連法規 Copyright (c) Akira Sugiyama all rights reserved 2

【作成中】2903_0 概要

1 被用者年金制度一元化以降における公務員年金制度の現状 ⑴ 被用者年金制度の一元化 ( 平成 27 年 10 月 1 日施行 ) 平成 24 年 8 月に成立し 同月に公布された 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律 により 平成 27 年 10 月より共済年金

被用者年金一元化パンフ.indd

8-1 雇用保険 雇用保険の適用基準 1 31 日以上引き続き雇用されることが見込まれること 31 日以上雇用が継続しないことが明確である場合を除き この要件に該当することとなります このため 例えば 次の場合には 雇用契約期間が31 日未満であっても 原則として 31 日以上の雇用が見込まれるもの

17年金相談の手引.indd

2 社会保障協定のねらい 社会保障協定とは 国際間の人的移動の活発化に伴う年金等における課題の解決 協定発効前 二重負担の課題 在ルクセンブルク日本企業勤務の日本人 厚生年金保険料の徴収 ルクセンブルク年金保険料の徴収 年金受給資格の確保の課題 ルクセンブルク年金の最低加入期間である10 年を満たさ


特定退職被保険者制度のご案内

Microsoft PowerPoint - 日インド協定説明会資料.pptx

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(2) 被用者年金の一元化によって変わったこと 平成 27 年 10 月から 公務員等が加入している共済年金が 民間企業に勤務する人が加入している厚生年金に統一されました 一元化後も 納めた保険料に応じて年金を受け取るという基本的なしくみは同じですが 保険料や年金額の算定方法が変わります また 共済

スライド 1

FP FILE社会保険編_ indd

強制加入被保険者(法7) ケース1

他の所得による制限と雇用保険受給による年金の停止 公務員として再就職し厚生年金に加入された場合は 経過的職域加算額は全額停止となり 特別 ( 本来 ) 支給の老齢厚生年金の一部または全部に制限がかかることがあります なお 民間に再就職し厚生年金に加入された場合は 経過的職域加算額は全額支給されますが

年金・社会保険セミナー

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CL.J Q.\.eps

社会保障 国民年金 問題 第 3 号被保険者とは 性別を問わず 第 2 号被保険者 ( 厚生年金保険の被保険者及び各共済組合等の組合員 加入者 ) の被扶養配偶者であって 20 歳以上 60 歳未満の者である 2 第 1 号被保険者の場合は 日本国内に住所を有する必要があるが 第 2 号


スライド 1

特定退職被保険者制度のご案内

( 第 1 段階 ) 報酬比例部分はそのまま定額部分を段階的に廃止 2 年ごとに 1 歳ずつ定額部分が消える ( 女性はすべてプラス 5 年 ) 報酬比例部分 定額部分 S16 S16 S18 S20 S22 4/1 前 4/2 ~4/2 4/2 4/2 4/2 ~~~

Microsoft Word - 参考資料1.doc

Transcription:

1章第2章第3章第4章年金相談 Q&A 目次第5章事例でレベルアップ第6章(各部共通)加入期間不足の場合 64 1. 国民年金の特例任意加入 2. 厚生年金保険の脱退手当金 3. 脱退一時金 4. カラ期間 のみの場合 第 1 部 年金制度への加入と保険料 1 第 2 部 老齢年金の基本的な受け方 67 第 1 章年金制度への加入 2 1 国民年金の被保険者は3 種類 3 2 被保険者資格の取得 喪失 6 3 被保険者の加入手 第 1 章年金額の計算 68 1 老齢基礎年金の計算方法 68 2 60 歳台前半の特別支給の老齢厚生年金の計算方法 70 続 6 4 厚生年金保険への加入 8 5 厚生年金保険の被保険者 8 3 65 歳から受ける老齢厚生年金の計算方法 72 4 年金額改定のしくみと平成 30 年度の年 年金制度への加入 12 金額 74 1. 第 1 号被保険者 2. 第 2 号被保険者 3. 第 3 号被保険者 4. 外国人の加入 5. 海外 年金額の計算 76 居住の場合 6. 手続 7. 加入期間の計算 8. 共済組合加入者の厚生年金加入 9. 厚生年 1. 自営業で国民年金のみ加入 2. 国民年金第 2 号被保険者期間と経過的加算 3. 老齢基礎 金保険の同月得喪 10. 共済期間の加入月数 年金額の計算 4. 退職後自営業の独身者 第 2 章保険料納付と免除 17 1 基礎年金の費用 18 2 国民年金の保険料 18 3 国民年金保険料の免除 22 4 国民年 第 2 章受給開始年齢 79 1 障害者の特例 80 2 長期加入者の特例 81 3 坑内員 船員の特例 81 4 特定地方公 金保険料の追納 27 5 厚生年金保険の標準報酬月額および標準賞与額 27 6 育児休業等期 務員の特例 82 間中の保険料 標準報酬月額 31 7 産前産後休業期間中の保険料 標準報酬月額 33 受給開始年齢 83 保険料納付と免除 35 1. 障害者の特例 2. 長期加入者の特例 3. 障害者特例の受給権発生 4. 障害者特例の年 1. 国民年金保険料の額と納付期限 2. 口座振替 3. 後納保険料 4. 任意加入期間と後納 金額の計算 5. 厚生年金と共済組合に加入した女性の受給開始年齢 制度 5. 法定免除 6. 申請免除 7. 免除期間の追納 8. 加入記録の重複等 9. 養育期 間特例 第 3 章加給年金額と振替加算 87 1 加給年金額 87 2 振替加算 89 3 生年月日等と加給年金額 振替加算の関係 91 第 3 章受給資格期間 39 1 保険料納付済期間 40 2 保険料免除期間 40 3 合算対象期間 41 4 受給資格期間の短縮措置 42 5 坑内員と船員の特例 43 6 沖縄の特例 45 7その他の特例 46 8 ねんきん定期便 による加入記録の確認 46 9 ねんきんネット による加入記録の確認 48 受給資格期間 49 加給年金額と振替加算 92 1. 受給要件 2. 厚生年金と共済組合に加入の場合 3. 生年月日と振替加算対象者 4. 加給年金額の金額 5. 加給年金額と在職老齢年金 6. 離婚と加給年金額 振替加算 7. 厚生年金保険加入期間のみの場合の受給資格と加給年金額 8. 加給年金額の加算開始時期 9. 受給資格と加給年金額 10.65 歳より後に老齢基礎年金の受給権者となった妻の振替加算 11. 妻の働き方と配偶者加給年金額 振替加算 12. 被用者年金一元化後の加給年金額の 1. カラ期間 ( 合算対象期間 ) とは何か 2. 本人のカラ期間 3. 配偶者のカラ期間 4. 外 加算 1 13. 被用者年金一元化後の加給年金額の加算 2 14. 被用者年金一元化後の加給年金 国人のカラ期間 5. 脱退手当金のカラ期間 6. 全額免除以外の免除期間の受給資格期間 額の支給停止 1 15. 被用者年金一元化後の加給年金額の支給停止 2 7. 被用者年金加入者の受給要件 8. 受給資格期間の短縮 1 9. 受給資格期間の短縮 2 10. 受給資格期間の短縮 3 11. 受給資格期間の短縮 4 12. 任意加入未納期間の受給権発生日 13. ねんきん定期便 の見方 14. 被用者年金一元化後の受給資格 1 15. 被用者年金一元化後の受給資格 2 第 4 章加入期間不足の場合 58 1 任意加入により資格期間を満たす 58 2 保険料納付済期間および保険料免除期間がない場合の振替加算 59 3 厚生年金の脱退手当金 60 4 外国人の脱退一時金 61 第 4 章 共済組合の年金 100 1 旧職域加算と年金払い退職給付 100 2 在職した場合 102 3 過去に受けた退職一時金 等の返還 104 共済組合の年金 105 1. 共済組合と厚生年金の違い 2. 受給開始年齢 3. 同一共済組合の場合の在職老齢年金 4. 共済組合と在職老齢年金 5. 共済組合加入期間の請求先等 生年月日による経過措置一覧 - 平成 30 年度 110 ii 第iii

65 歳 退職年金 ( 年金払い退職給付 ) 新 3 階部分 平成 27 年 10 月 1 日 ( 一元化 ) 被保険者 ( 組合員 ) 期間 特別支給の老齢厚生年金 旧職域年金相当額 老齢厚生年金 旧 3 階部分 組合員期間中 ( 積立期間中 ) 受給待機期間中 年金受給中 基準利率で付利 給付算定基礎額付与額 + 利子の累積額 有期年金 毎月の付与額標準報酬月額 付与率 終身年金 制度加入 退職 65 歳

α

第6部 年金の請求と受け取り 第4章 遺族年金等の請求 遺族年金の請求はワンストップサービスの対象 平成 27 年 10 月以降 遺族年金の請求はワンストップサービスの対象となり 短期要件 長 期要件にかかわらずどの実施機関でも請求を受け付けます ただし 支給に関する事務などは 以下のようになります 1 被保険者が死亡した場合 長期要件に該当する場合は 各被保険者期間の実施機関で決定 支給します 短期要件に該 当する場合は とりまとめ実施機関において他の実施機関の被保険者期間を合算して年金額を 決定 支給します 短期要件と長期要件の両方を満たす場合は 短期要件のとりまとめ実施機 国民年金に加入中の場合 ① 18 歳未満の子がいる配偶者または子の場合は 遺族基礎年金を請求します ただし 老 ていることが必要です ②死亡した人に厚生年金保険の被保険者期間があり 遺族厚生年金の長期要件を満たしてい ③遺族基礎年金を受けられない場合で 国民年金の保険料納付済期間が3年以上ある場合は 死亡一時金を請求します 死亡した人が老齢基礎年金 障害基礎年金の受給権者でなかっ た場合 ④寡婦年金の受給要件を満たしている場合は 寡婦年金を請求します 死亡一時金も受けら れる場合は どちらか一方のみの受給となります 厚生年金保険に加入中の場合 ①遺族厚生年金を受けられる遺族がいる場合は 遺族厚生年金を請求します ②遺族年金を受けられる遺族がいない場合は 国民年金の保険料納付済期間が3年以上あれ となり 次の① ③の該当要件の順になります 改正後厚年令3条の 13 の 10 ② ④ ①被保険者が死亡したとき ②1級 2級に該当する障害の状態にある障害厚生年金の受給権者が死亡したとき 複数の 受給権があるときは 受給権の発生が後発の障害厚生年金を支給する実施機関 遺族年金等の請求 る場合で 遺族厚生年金を受けられる遺族がいる場合は 遺族厚生年金を請求します して 短期要件の場合のとりまとめ実施機関は 原則として 死亡日に加入していた実施機関 第4章 齢基礎年金の受給資格期間を満たしていない被保険者の場合は 保険料納付要件を満たし 関が短期要件と長期要件のいずれかの判断 決定を行い 結果を各実施機関へ通知します そ ③被保険者であった人が 被保険者の資格を喪失した後に 被保険者期間であった期間に初 診日がある傷病により 初診日から起算して5年を経過する日前に死亡したとき 同日得喪期間内に死亡日がある場合のとりまとめ実施機関は 障害給付の場合と同様 以下 のようになります 改正後厚年令3条の 12 ①同月内に厚生年金被保険者期間の種別変更があった場合 変更後の種別の実施機関 2回 以上 種別変更があった場合は最後の種別の実施機関 ②同月が国民年金の期間である場合 最も被保険者期間が長い実施機関 被保険者期間が同 じ場合は第1号 第2号 第3号 第4号被保険者期間の順 ば 死亡一時金を請求します 寡婦年金も受けられる場合は どちらか一方のみの受給と なります 年金請求書 国民年金遺族基礎年金 年金請求書 国民年金 厚生年金保険遺族給付 年金請求書の提出先 遺族基礎年金のみを受ける場合は 年金請求書 国民年金遺族基礎年金 様式 108 号 を 遺族基礎年金と遺族厚生年金または遺族厚生年金のみを受ける場合は 年金請求書 国民年金 厚生年金保険遺族給付 様式 105 号 を提出します 提出先は以下のとおりです 死亡時の加入制度が厚生年金保険の人 事業所を管轄する年金事務所または街角の年金相 談センター 国民年金 第1号被保険者 第3号被保険者 と被用者年金制度の加入期間がある人 死 亡時の加入制度にかかわらず住所地を管轄する年金事務所または街角の年金相談センター 国民年金の第1号被保険者期間のみの人 住所地の市区町村の窓口 死亡時に共済組合等の加入者だった人 基本的に加入していた共済組合等に提出します 326 327