高齢消費者に対しては トラブルを未然に防止するため 昨秋にはイメージキャラクターを活用したキャンペーンの実施等に取り組んだところであり 引き続き普及啓発 注意喚起を徹底するとともに 同じ消費者が何度も被害に遭わないよう地域における見守り体制を強化する トラブルに遭ってしまった消費者が円滑に相談できる

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地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

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物価安定のための機動的かつ適切な行政に寄与 これまで 国内外の公共料金については 価格調査を実施 消費市場の拡大 活性化個別事項 1 物価 消費市場関連対策 の推進 一般物価に対する取組 < 現状 > レギュラーガソリンが 5 週連続で値上がるなど 消費者に身近な 商品 サービスの価格の一部に値上げ

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1 目 次

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予算補正予定額各目明細書

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管理センター 03-XXXX-XXXX 取り下げ最終期日平成 年 月 日 未納料金がある 本日中に連絡がない場合は法的手続きを取る ( 実在する大手事業者の名称がかたられる場合がある ) ( 注 1) メールアドレスではなく携帯電話番号を宛先にして送受信するメッセージサービス ( 注 2) 電子メー

平成 28 年度 自殺予防週間 実施要綱 1 趣旨平成 28 年 4 月 1 日に施行された自殺対策基本法の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 11 号 以下 改正法 という ) において 自殺予防週間を9 月 10 日から9 月 16 日までとし 国及び地方公共団体は 啓発活動を広く展開

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

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●アレルギー疾患対策基本法案

国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予定額各目明細書

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国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府、復興庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省及び防衛省所管      東日本大震災復興特別会計歳入歳出予定額各目明細書

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日商協規程集

資料 3 時代の要請を受けた 消費者保護の課題について 平成 31 年 4 月 経済産業省商務 サービスグループ 商取引監督課

三鷹市健康福祉総合計画2022

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

高齢者虐待防止対応マニュアル別冊 6 関係機関との連携 (1) 各機関の役割 市町村や地域包括支援センター等の関係機関は それぞれ対応可能な範囲があります 範囲を超えた対応は行うことができません また 事例によって関係機関の対応を依頼する場合があります 市町村が中心となるコアメンバー会議によって 大

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寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

今年度も本部 支部との連携を強化し 高等学校を中心とした講師派遣を行い 自立した消費者の育成 支援を図ります また 設立当初より取り組んできた学校における消費者教育用テキストの作成及び講座で会得したスキルを活かし 児童 生徒 学生のみならず 教師や保護者等に対する消費者啓発も行っていく予定です (2

2016年度 事業計画書(第一次補正)

新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

第3章 指導・監査等の実施

相談件数 相談主体別 合計 ( 注 1) 行政機関 職員 事業者 労働者 一般 国民 弁護士 等 不明 その他 件数 相談内容別 ( 重複あり ) ( 注 2) 法律解釈 行政機関 ガイドライン 民間事業者 ガイドライン 教

別紙 警察庁丙刑企発第 98 号 警察庁丙捜一発第 63 号 警察庁丙生企発第 136 号 警察庁丙生経発第 14 号 警察庁丙交企発第 131 号 警察庁丙交指発第 34 号 消安全第 号 平成 24 年 11 月 16 日 警察庁刑事局長舟本馨 警察庁生活安全局長岩瀬充明 警察庁交通

次期「消費者基本計画」に対する意見

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律

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PowerPoint プレゼンテーション

H28秋_24地方税財源

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

三鷹市耐震改修促進計画(改定素案)

「消費者基本計画」の見直しに対する意見

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

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一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

コンパクト プラス ネットワークの形成 1

1 消費者庁に対する認知度 消費者庁 の認知度を性別でみると 男性の認知度が 80.1% に対し女性は 72.1% と 男性の認知度の方が女性よりも高くなっている 年代別では 40 代の認知度が 8% と他の年代の中ではもっとも高くなっている 一方 70 歳以上の認知度は 58.9% と他の年代の中

仮想通貨に関するトラブルにご注意ください! 平成 29 年 9 月 29 日公表 ( 平成 30 年 10 月 19 日更新 ) 金融庁消費者庁警察庁 インターネットを通じて電子的に取引される いわゆる 仮想通貨 をめぐるトラブルが増加しています また 仮想通貨の交換と関連付けて投資を持ち掛け トラ

個人版私的整理ガイドラインの運用支援 東日本大震災からの復興の基本方針 における該当箇所府省名章 5 復興施策金融庁節 (1) 災害に強い地域づくり (3) 地域経済活動の再生項 4 被災者の居住の安定確保 8 二重債務問題等作成年月目 (ⅱ) (ⅰ) 平成 24 年 4 月これまでの取組み 個人債

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

資料3

1. 地域における連携の強化ああ登下校時における防犯対策の推進に当たっては 警察 教育委員会 学校 自治体の3 者に加え 放課後児童クラブ 放課後子供教室 地域住民 保護者等の関係者が連携することが不可欠である このため 以下の対策に取り組む (1) 登下校時における防犯対策に関する 地域の連携の場

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( 別添 2) 多重債務者相談強化キャンペーン 2019 の実施要領多重債務者対策本部 日本弁護士連合会 ( 以下 日弁連 という ) 日本司法書士会連合会 ( 以下 日司連 という ) 及び日本司法支援センター ( 以下 法テラス という ) が共催で 令和元年 9 月 1 日 ( 日 ) から

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本条は 購入者等が訪問販売に係る売買契約等についての勧誘を受けるか否かという意思の自由を担保することを目的とするものであり まず法第 3 条の2 第 1 項においては 訪問販売における事業者の強引な勧誘により 購入者等が望まない契約を締結させられることを防止するため 事業者が勧誘行為を始める前に 相

いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

既存の高越ガス設備の耐震性向上対策について

最近の 株や社債をかたった投資詐欺 の被害状況等について 被害状況等 ( 詳細は別添統計資料参照 ) 警察庁の統計によると 平成 28 年 (1~11 月 ) の特殊詐欺全体の認知件数は12,680 件と前年同期比 ( 平成 27 年 1~11 月 )368 件増加した 被害金額については367 億

行政苦情救済推進会議の意見を踏まえたあっせん

働き方改革 魅力ある建設業の構築に向けて 特集 域によっても大きな差があり, 北陸地方や北海道 など一部の地方では平成 28 年 10 月調査の加入率が 80% を超えているのに対し, 大都市部のある関東 地方 (55%) や近畿地方 (60%) は低い加入率に 留まっている ( ) 建設マネジメン

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(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

総務省 1 統計功労者に対する大 臣表彰 統計に関し功績のあった統計調査員を表彰する 11 月 19 日 2 広報関係 (1) 刊行物の活用等による広報 総務省広報誌 総務省 等に 統計の日 についての広報記事を掲載して周知を図るとともに 各種行事結果についても掲載する 統計の日 関連行事の広報文を

規制 制度改革に関する閣議決定事項に係るフォローアップ調査の結果 ( 抜粋 ) 規制 制度改革に係る追加方針 ( 抜粋 ) 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 番号 規制 制度改革に係る追加方針 ( 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 ) における決定内容 規制 制度改革事項 規制 制度

Ⅱ. 法第 3 条の 2 等の適用についての考え方 1. 法第 3 条の2 第 1 項の考え方について本条は 購入者等が訪問販売に係る売買契約等についての勧誘を受けるか否かという意思の自由を担保することを目的とするものであり まず法第 3 条の 2 第 1 項においては 訪問販売における事業者の強引

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平成22年2月●日

金融円滑化に関する方針 千葉銀行は 地域金融機関として 金融サービスの提供をつうじて 地域のお客さまニーズにお応えし 地域の発展に貢献する という役割 使命を果たす 姿勢を堅持してまいりました 特に 地域への円滑な資金供給をはじめとする金融仲介機能の発揮やお客さまへの経営健全化支援等による地域密着型

貿易特化指数を用いた 日本の製造業の 国際競争力の推移

中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

1_【鑑】「生活困窮者自立支援法の施行に伴う多重債務者対策担当分野との連携について(通知)」の一部改正について

NEWS 2020 速報 の一部を改正する法律案 REPORT 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol

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資料9

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

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平成22 年 11月 15日

また 営業秘密の取扱いについても 社内の規程を整備することが秘密情報の流出時に法的保護を受ける上で重要であることから 今回の職務発明規程の整備に併せて 同期間 IN PITでは 営業秘密管理規程を含む企業の秘密情報管理体制の構築に関する情報提供や周知活動も積極的に行っていきます ( 本発表資料のお問

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

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2-(5)-ア①-1 日米両政府への要請活動

消費者行政における執行力の充実に関する提言の概要~地方における特商法の執行力の充実に向けて~

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

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2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

Transcription:

平成 25 年 4 月 26 日消費者庁 高齢者の消費者トラブルの防止のための施策の方針 趣旨及び方向 (1) 取組の重点化 消費者が安心して暮らせる社会の構築は 政府の最重要課題であり 消費者基本計画 ( 平成 24 年 7 月 20 日一部改定 ) に基づき 政府が一体となって消費者政策を推進している 消費者政策は 安全 取引 表示 消費者教育等の広範な分野にまたがり多岐にわたる施策から構成されているが 高齢者に関する消費生活相談が全体の傾向に反して大幅に上昇し続けていることを踏まえ 高齢者の消費者トラブルの防止について 25 年度に集中的に取り組むべき施策を取りまとめることとした (2) 基本的方向性 高齢者の消費生活相談は 訪問販売や電話勧誘による儲け話によるトラブルによるものを中心に増加し続けている この背景には 消費者行政機関等による様々な注意喚起が高齢者自身に届いていなかったり 悪質事業者が次々と新たな手口で勧誘を行っていたりすることなどが考えられる 高齢者の体力や判断能力の衰えに起因するトラブルも生じている 悪質商法の被害の当事者が被害に遭っているという認識を有していないケースや 様々な手口により何度も被害に遭ってしまうというケースも生じている このため 悪質な生活経済事犯等に対する重点的な取締りの実施等 悪質事業者への対応を強化するとともに 事業者に対して高齢消費者に配慮した商品やサービスが提供されるよう促す ~ 1 ~

高齢消費者に対しては トラブルを未然に防止するため 昨秋にはイメージキャラクターを活用したキャンペーンの実施等に取り組んだところであり 引き続き普及啓発 注意喚起を徹底するとともに 同じ消費者が何度も被害に遭わないよう地域における見守り体制を強化する トラブルに遭ってしまった消費者が円滑に相談できるようにするため 消費生活相談窓口や専門家による出張 巡回法律相談等の相談体制を強化する 消費者被害には 同種の被害が拡散的に多発するという特徴がある こうした被害の回復を図りやすくするため 新しい訴訟制度を創設するための法案を国会に提出したところである (3) 地方消費者行政の強化 消費生活の 現場 は 地域であり 消費に伴う様々な問題も地域で生じている 地域という 現場 における消費者行政の充実 強化なくして 本方針を着実に実施することはできない 地域における消費者行政に積極的に取り組む地方自治体を支援し 自治体での取組を下支えできるよう 平成 24 年度補正予算において 地方消費者行政活性化基金の上積みにより必要な財源を確保したところ また 25 年度予算案においても 悪質事業者による消費者被害の防止の強化などの先駆的なテーマを国から提案して地方自治体と問題意識を共有して 現場 での実証 実験を行うための基金の更なる上積みを措置している 引き続き 自治体による取組の下支えのための支援について 財政支援も含め全力を挙げて取り組む ~ 2 ~

1. 事業者への働きかけ (1) 悪質事業者への対応の強化 悪質な生活経済事犯等に対する重点的な取締りの実施高齢者などを狙った悪質商法対策の充実 強化を図るため 特定商取引に関する法律の趣旨及び消費者被害の実態を踏まえ 訪問購入も含め同法の厳正な執行を行う 消費者庁 利殖勧誘事犯及び高齢者を狙った特定商取引等事犯の被害の未然 拡大防止対策を集中的に行う 警察庁 新たな手口の公表 文書等による警告 悪質事業者名の公表の積極的な実施リフォーム工事に係る悪質事案の被害防止の観点から 事案の内容を公表する 消費者庁 国土交通省 未公開株 社債 ファンド取引等を利用した高齢者などを狙った詐欺的商法による新たな消費者被害の事案について 注意喚起 普及啓発の強化を図る 消費者庁 警察庁 金融庁 CO 2 排出権取引への投資に係る諸問題について 高齢者の被害の実態を把握して 注意喚起に努める 消費者庁 金融庁 経済産業省 環境省 生活経済事犯の情勢を踏まえた広報啓発活動を実施する 警察庁 すき間 事案への対応力の強化消費者の財産被害に係るすき間事案への行政措置の導入を内容とする消費者安全法の一部を改正する法律が平成 25 年 4 月 1 日から施行されており 消費者被害の発生又は被害拡大の観点から厳正に執行する 消費者庁 未公開株 社債 ファンド取引等を利用した高齢者などを狙った詐欺的商法による新たな消費者被害の事案について 被害の防止 回復の迅速化等に向けた制度の運用 整備の在り方についての検討を実施する 消費者庁 警察庁 金融庁 CO 2 排出権取引への投資に係る諸問題について 厳正な法執行並びに普及啓発の強化並びに効果的な制度及びその運用の在り方についての検討を実施する 消費者庁 金融庁 経済産業省 環境省 ~ 3 ~

(2) 高齢消費者に配慮した商品 役務提供の促進 訪問販売 通信販売関係団体における苦情処理等の円滑化高齢者に対する訪問販売 通信販売による被害抑制の視点から 高齢者の消費者トラブル事例及び対応策に関する広報やセミナー等の充実を図るとともに 問題のある事業者の活動に対しての改善指導を強化するよう それぞれの関連団体に働きかける 経済産業省 電気通信事業者による勧誘の適正化や消費者支援活動の促進 電気通信サービス利用者の利益の確保 向上に関する提言 を受けて策定された 電気通信事業者の営業活動に関する自主基準 において 適合性を考慮した説明を行うべき旨規定するとともに 特に高齢者等への説明に際しては 利用者の意向や状況を考慮したわかりやすい説明に努めることとされていること等を踏まえ 各事業者の取組状況等を注視し 業界団体及び事業者における取組の徹底等 勧誘の適正化を図る また 行政に寄せられた相談 苦情等の分析等を行い 必要に応じ事業者及びその販売代理店に対し改善等を促す等により 消費者取引における情報提供の適正化を推進する 総務省 一般利用者のみならず 高齢者が安心して電気通信サービスを利用するため 行政 電気通信事業者 消費生活センター等の関係者による意見交換及び情報共有を行うとともに 高齢者等に対する周知啓発活動を支援する 総務省 乗合バスにおける転倒防止対策 食品の窒息事故の再発防止策の推進平成 22 年度に策定した 乗合バスの車内事故を防止するための安全対策実施マニュアル 等について 関係団体及び事業者等に対しチラシや通知文での周知等を行う 国土交通省 食品等による窒息事故は 子ども 高齢者に多いことから 関係者に向けた注意喚起 製品に関する表示の徹底等の必要な措置を行う 消費者庁 その他金融機関等の関係機関 団体等に対し 意見交換等を通じて振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺に関する注意喚起等を行うことにより 被害の未然防止等に向けた金融機関等による取組をより一層推進する 警察庁 金融庁 ~ 4 ~

食料品等の日常の買い物に不便や苦労を感じている いわゆる 買い物弱者 対策のため 地域の自主的取組に対する支援を行うとともに 先進的取組事例等に関する情報提供や 事業者 行政等の関係者による意見交換及び情報共有を行う 農林水産省 経済産業省 2. 高齢消費者への働きかけ (1) 普及啓発 注意喚起の徹底 トラブルの未然防止のための注意喚起の推進未公開株 社債 ファンド取引等を利用した高齢者などを狙った詐欺的商法について 注意喚起 普及啓発の強化を図る 内閣府 消費者庁 警察庁 金融庁 消費者教育の推進に関する基本方針における高齢者対応メニューの検討 各種イベント ( 消費者教育フェスタ 地方消費者グループ フォーラム等 ) での地域の取組事例の情報共有消費者教育の推進に関する法律の施行を踏まえ 消費者教育推進会議を開催して 消費者教育の総合的 体系的かつ効果的な推進に向けて消費者教育の推進に関する基本的な方針 ( 基本方針 ) を策定する 基本方針の策定後 特に高齢者に向けての消費者教育 啓発の在り方について具体的に検討する 消費者庁 消費者教育に関する情報と知見を発信するため 消費者教育ポータルサイトを適切に運用するとともに 高齢者向けの教材や取組等についての情報提供の拡充を図る 消費者庁 消費者教育ポータルサイトを 消費者教育推進のための体系的プログラム研究会で作成した 消費者教育の体系イメージマップ に対応させて改修する 消費者庁 消費者教育ポータルサイトにおいて高齢者向けの情報提供を行い 地域における消費者教育を促進する 消費者庁 消費者教育フェスタにおいて 高齢者の消費者トラブルの防止に関する活動を行っている消費者団体等による資料展示を行う等 情報共有を図ることで 各地域での取組を促す 文部科学省 大学等及び社会教育における消費者教育指針等の普及 啓発を継続する 高齢 ~ 5 ~

者も含めた地域の消費者に対して 効果的な学習機会を提供する地域の消費者教育推進体制の在り方を検討する 文部科学省 地方消費者グループ フォーラム を実施し 福祉団体等 高齢者の支援を行う団体を含む地域で消費者問題に携わる団体の交流や連携を促進する 消費者庁 消費者団体等との意見交換の場などにおいて 高齢者の消費者トラブルの防止に関するテーマを設定し 意見交換を行う 消費者庁 集会所等における出前講座の実施 消費者問題出前講座 として 高齢者や障害者及びその周りの支援する人などを対象に 消費者問題の専門家を全国各地の集会所等 高齢者が多く訪れる施設へ派遣し 各種の消費者問題等をわかりやすく説明する 悪質商法など様々な消費者問題の現状を理解し それらの問題に対処する方法を身につけてもらうことにより 消費者被害の未然防止を図ることを目的として 平成 25 年度に全国で 800 回実施する 消費者庁 高齢者や周りの方々向けに最新の手口などをお知らせするメールマガジンの配信回数 登録件数の拡大高齢者や障害者の消費者トラブルを食い止めるため 各地の消費生活センターに寄せられた悪質商法の手口や 注意すべき製品事故 製品リコールなどの情報をわかりやすくコンパクトにメールマガジンにて提供しているが その配信回数を平成 25 年度中に 27 回に メールマガジン登録件数を 22,000 件以上に拡大することを目指す また 同メールマガジンの内容を題材としたイラスト入りのカラーリーフレットを作成し 誰もが自由に啓発用資料として活用できるように独立行政法人国民生活センターのホームページの 見守り情報 コーナーに掲載する 消費者庁 リコール情報の周知強化に向けた施策の推進消費者庁と経済産業省が取りまとめた リコール情報の周知強化に向けた具体的な取組 に基づき リコール情報が高齢者や周りの方々を含む消費者の目に触れる機会を増やすための取組を推進する 関係省庁 自治体 販売事業者 消費者団体等と連携し 高齢者等が利用する施設等への周知要請や チラシや広報誌等を活用したリコール情報の周知徹底に努める 消費者庁 経済産業省 ~ 6 ~

その他 国民生活センターのホームページの 高齢者の消費者被害 コーナーにおいて 相談件数の推移 販売方法 手口別の上位 10 位 それぞれの商法の特徴と高齢 者に多いトラブルの事例や手口を紹介するとともに ホームページの各コーナー にある高齢者に関連する情報をリンクし紹介する 消費者庁 国民生活センター発行の くらしの豆知識 2014 年版において 高齢者のラ イフプラン ( 仮称 ) と題する章を設け 老齢年金や成年後見制度などを取り上 げてわかりやすく解説するとともに 消費者トラブルへの対処方法についても紹 介する 消費者庁 高齢者に関する消費者被害の発生の動向を常時的確に把握し 注意喚起や商品 テスト情報の提供をタイムリーに行う また 国民生活センターと消費者庁が連 携して 適切な分析及び情報提供を継続的に実施する 消費者庁 住宅の保証 保険制度を充実させ これらの制度の周知を図るとともに 保険 制度を利用する登録事業者の情報をウエブサイトで公表する 国土交通省 かしリフォーム瑕疵保険に加入する事業者の検索サイトでの情報提供等を通じて消費者の適正な選択を支援する 国土交通省 住宅紛争処理支援センターにおいて住宅に関する相談業務を通じて収集した 情報を消費者に提供することを検討する 国土交通省 振り込め詐欺等の犯行グループから入手した名簿の登載者に対する先制的な 注意喚起を実施する 警察庁 (2) 見守り体制の強化 悪質電話勧誘撃退モデル事業 ( 電話見守り / 通話録音 ) の実施高齢消費者に対する悪質商法の二次被害を防止するため (1) 注意喚起 ( 定期的な電話による見守り ) と (2) 悪質商法の手口公表 行政処分 ( 協力を希望する高齢者宅に通話録音装置を配置し 情報や証拠を収集 ) の双方を強化する 地方自治体と連携したモデル事業を実施するとともに 地方消費者行政活性化基金により同旨の事業を支援して 被害防止と法執行強化の効果を実証し 各地域への展開を図る 消費者庁 ~ 7 ~

ケアマネジャーやホームヘルパーの高齢者の権利擁護や消費生活センターとの連携に関する研修の実施各都道府県において ケアマネジャー ( 介護支援専門員 ) 及びホームヘルパー ( 訪問介護員 ) の高齢者の権利擁護や消費生活センターとの連携に関する知識を向上させるための研修を実施する 厚生労働省 成年後見制度の利用の促進 ~ 自治体支援高齢者の権利擁護の推進を図るため 市町村による成年後見制度の申立て等の助成を行う成年後見制度利用支援事業 市民後見人の養成等を行う市民後見推進事業及び都道府県による市町村の市民後見の取組のバックアップや相談体制の整備を行う高齢者権利擁護等推進事業が積極的に実施されるよう 全国介護保険 高齢者保健福祉担当課長会議等において 都道府県等に事業の周知や取組事例の情報提供等を行う 厚生労働省 地域における見守りの先進的取組の普及促進一人暮らしの高齢者を見守るネットワーク作りなど 全国各地で行われている地域における見守りの先進的取組の情報を収集し 各地方自治体に提供することで 普及促進を図る 消費者庁 (3) 相談体制の強化 消費生活相談窓口の新設と地方自治体における取組の支援地方消費者行政活性化基金の上積みにより 引き続き 消費生活相談窓口の新設支援を行い 人口カバー率を現状の 99.0% から平成 27 年度までに 100% となるよう推進するとともに 地方自治体における高齢者の消費者トラブル防止に係る取組を支援する 消費者庁 身近な窓口を案内する全国共通の 消費者ホットライン ( 0570-064-370) の周知徹底 消費者ホットライン について 国民生活センターと連携して その運用や活用状況を踏まえつつ 消費者の利便に資する形で引き続き実施し 消費生活センターや相談窓口の周知徹底に努めるとともに 通信事業者による通信環境の改善を待ちつつ 直接接続できる消費生活センターや相談窓口を更に増やす 消費者庁 ~ 8 ~

シルバーウィーク等における専用電話相談 高齢者 110 番 の全国各地での実施敬老の日 ( 本年は9 月 16 日 ) にちなみ 高齢消費者被害の未然防止 拡大防止と 迅速な救済を目的として 関東甲信越ブロックの消費生活センター等が共同し 高齢者被害防止共同キャンペーン の一環として高齢者 110 番を実施する 国民生活センターも特設相談電話番号を設けて実施し 実施結果については 実施報告として取りまとめ 公表する 消費者庁 法テラス の出張 巡回法律相談の実施法テラス ( 日本司法支援センター ) の相談場所へのアクセスが困難な方を対象に出張 巡回法律相談を実施し 高齢者の消費者トラブルの解決のための支援の提供に努める 法務省 リフォーム工事等に係る消費者相談の実施住宅紛争処理支援センターにおいて消費者からの相談に応じてリフォーム工事の内容や価格 事業者に確認すべき点等のアドバイスを行う 国土交通省 リフォーム工事や既存住宅売買に係る悪質リフォーム等のトラブルについての消費者相談のための体制を整備するとともに その周知を図る 国土交通省 住宅性能評価を受けた住宅及び住宅瑕疵担保責任保険を付した新築住宅に係る消費者と事業者との間に生じた紛争について 全ての弁護士会において あっせん 調停及び仲裁を行う 国土交通省 住宅紛争処理支援センターにおいて紛争処理業務の支援を行うとともに 消費者からの相談 助言及び苦情の処理を行う 国土交通省 (4) 被害救済の強化 消費者団体訴訟制度の普及 活用等国会提出中の消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案が成立した後 円滑な施行に向けた必要な準備を行うとともに 制度の周知 広報に取り組む 消費者庁 現行の消費者団体訴訟制度を含め 消費者契約法について 裁判例等の収集 分析結果等を活用し 周知 広報に取り組む 消費者庁 ~ 9 ~