操作マニュアル
やさしく PDF へ文字入力 v.2.0 基本操作 目次 1. はじめに 2. やさしく PDF へ文字入力の起動 3. スキャナの設定 4. 原稿の取り込み 4-1. スキャナから 4-2. ファイルから 5. プリンタの設定 6. フィールドの作成 6-1. フィールドの自動作成 6-2. フィールドの手動作成 7. フィールドの設定 8. 文字の入力 9. 印刷 便利な使い方付録 -1. 原稿の編集付録 -2. フィールドの分割 ページ 3 3 4 6 6 6 7 8 8 8 9 11 11 12 14 2
1. はじめに 本マニュアルでの操作説明は 基本的な操作方法のみとなっています さらに詳しい操作方法をご覧になりたい場合には電子マニュアルをご利用ください また ヘルプもご用意しておりますのでそちらも合わせてご利用ください スタート ( すべての ) プログラム やさしく PDF へ文字入力 v.2.0 よりそれぞれ 開くことができます 上記は Windows XP の画面になります 2. やさしく PDF へ文字入力の起動 スタート ボタンから ( すべての ) プログラム やさしく PDF へ文字入力 v.2.0 やさしく PDF へ文字入力 v.2.0 を選択します 上記は Windows XP の画面になります 3
3. スキャナの設定 その他(O) メニューから スキャナ設定(S) を選択します スキャナドライバの選択 ダイアログが表示されますので お使いのスキャナドライバを選択し クリックしてください 選択画面に表示する名称はお使いの環境によって変わります お使いのスキャナによってはチェックが付けられないものがあります チェックが入らない場合にはスキャナメーカーの取り込みパネルをお使い頂きます チェックの付けられるスキャナについては弊社ホームページやさしく PDF へ文字入力 v.2.0 のページより 専用スキャンユーティリティ 4 対応スキャナ にてご確認頂けます また 動作確認済みのスキャナも同ページにてご確認頂けます 対応スキャナページ :http://pac.mediadrive.jp/support/ypdf/ypdf02_scanner.html スキャナメーカーの Twain インターフェースを使用しない にチェックを付けると スキャ ナから画像を読み取る際には下記の専用パネルが表示されます 4
スキャナメーカーの Twain インターフェースを使用しない にチェックが入らない 場合は 以下のようにスキャナメーカーの取り込みパネルが表示されます Canon 社製複合機の場合 拡張モード (V) のボタンを押すと さらに細かく設定が行えます EPSON 社製スキャナの場合 モードによって設定できる項目が変わります 5
4. 原稿の取り込み 4-1. スキャナから 新規作成ボタン または ファイル メニューから 新規作成 - スキャナから画像 を取り込む をクリックすると スキャナの取り込み画面が表示されます ( 弊社専用パネル以外の操作方法については各スキャナメーカーの操作説明書をご参照ください ) スキャンタイプは原稿にあわせて選んでください 解像度は通常 200 または 300 に設定しておきます 取り込んだ画像の状態が荒い場合には 400 や 600 に上げてください 読み込む範囲は原稿に合わせて必ず設定してください 4-2. ファイルから 新規作成ボタン または ファイル メニューから 新規作成 - PDF/ 画像ファイル を開く で開きたいファイルを指定します やさしく PDF へ文字入力で開くことの出来る画像は下記の通りです BMP TIFF( 非圧縮 /G3/G4) JPEG PNG PDF 画像を読み込むと 下図のようにやさしく PDF へ文字入力上に表示されます 6
5. プリンタの設定 やさしく PDF へ文字入力に画像を取り込むと 画像の周りに赤い枠が表示されます この赤い枠は 印刷可能領域 となっており 印刷可能な範囲を表しています ファイル メニューから プリンタの設定 を開きます 下記のダイアログが表示されます 用紙サイズ 印刷の向きを取り込んだ原稿に合わせて変更し OK としてください プリンタの設定で設定した内容に合わせて 印刷可能領域 の赤い枠の大きさ 向きが変わり ます 横向きの原稿を取り込んだ場合 必ずプリンタの設定を行ってください 7
6. フィールドの作成 やさしく PDF へ文字入力では 文字を入力したい部分に フィールド と呼ばれる枠を作成 します この フィールド を作成した部分にのみ文字を入力することが可能です 6-2. フィールドの自動作成 自動作成ボタン をクリックするか フィールド (L) メニューより フィールドの自 動作成 (A) をクリックします 罫線で区切られた部分にフィールドが自動的に作成されます 線が薄くてかすれている場合や断線している場合には自動作成されない場合があります また 罫線のない原稿の場合も自動作成ができません 6-2. フィールドの手動作成罫線で区切られた表の場合 自動作成でフィールドの作成が可能ですが 罫線が入っていない 罫線がかすれているなどの理由で自動作成できない場合があります そのような原稿の場合には フィールドを手動で作成する必要があります 作成モードボタン をクリックします 枠を作成したい部分の左上にマウスカーソルを合わせ そのまま右下まで移動させます マウスの左ボタンから指を放すと フィールドが作成されます 8
7. フィールドの設定 フィールドを作成したら 作成したフィールドに対して設定を行います フィールドを作成すると 画面右側に属性設定ウインドウが表示されます ここで設定した内容は 直前に 選択しているフィールドに対し て有効となります 複数のフィールドに対して同じ設定を行う場合には 複数のフィールドを選択した状態にしておいてください 複数のフィールドを選択するにはキーボードの Ctrl キーを押しながらフィールドをクリックします 配置 フォント 出力形式 に関しては 初期値を変更することが可能です その他 メニューから 環境設定 を開き フィールド タブ下部の フィールドの 初期値を変更する の 設定 ボタンで初期値を変更してください ここで設定した内容は 次回のフィールド作成時よ り有効となります 作成済みのフィールドにこの初期値を適用するには 属性設定 ウインドウ内の 初期値に戻す をクリックしてください 9
フィールドの設定を行った後に 編集 メニューから 属性設定のコピー を選択すると 今行った設定を他のフィールドにコピーすることができます 同じ設定にしたいフィールドを選択し ファイル メニューから 属性設定の貼り付け を選択して下さい 金額入力欄には 配置 タブの 文字の桁数を指定する を使用し 備考欄などには 配置 タブの 行数を指定する を使用して下さい それぞれ項目にチェックを付け 右側に数字を入力して下さい 10
8. 文字の入力 必要なフィールドの作成 設定が終わったら 入力モードボタン をクリックします カーソルが点滅しているフィールドに文字を入力していきます 別のフィールドに移るときは Enter Tab または別のフィールドをマウスでクリックします 9. 印刷 印刷ボタン をクリックすると 下図の印刷ダイアログが表示されます 文字データのみ印刷する にチェックを付けると 入力モードで入力した文字だけが印刷さ れます 提出用の原紙に直接印刷するときにはチェックを付けておいてください 普通のコピー用紙に印刷する場合はチェックを外した状態で印刷を行ってください 11
付録 1. 原稿の編集 取り込んだ原稿に書かれている文字を削除したり 原稿内に写真 ( 画像 ) を挿入したりといっ た原稿の編集方法を案内します 1. 原稿内の文字を削除する ここでは例として 下図の 社長 本部長 を削除してみます 作成モードボタン をクリックします 小さな範囲の文字を削除する 消しゴムボタン をクリックします 消したい部分に合わせて消しゴムのサイズを選択してください 広い範囲の文字を削除する 画像の消去ボタン をクリックします 消したい範囲を囲うと 下図のように点線の枠が作成されます この状態でキーボードの Delete で削除できます 12
2. 写真の挿入 ここでは例として 下図の納品書の空いている部分に会社のロゴを入れてみましょう 作成モードボタン をクリックします ロゴを挿入したい部分にフィールドを作成します 属性設定ウインドウから 画像 タブを開きます フィールドにイメージを挿入する にチェックを付け ファイル選択 をクリックします 画像を開く ダイアログが表示されますので 挿入したい画像を選択し 開く とします 下図のように 画像が挿入されます このままの状態では入力モードに切り替えられません 入力モードに切り替えたい場 合には画像を挿入した以外のフィールドにカーソルを合わせてください 13
付録 2. フィールドの分割 右図のような原稿の場合 フィールドを自動作成することができません しかし だからといって一つずつフィールドを作成するのも非常に手間がかかります このような場合 フィールドの分割 機能を使用するとスムーズに作業ができます 1. 年月日の欄に ( 図 Ⅰ-1) の用に手動でフィールドを作成します ( 図 Ⅰ-1) 2. メニューバー フィールド より フィールドの分割 をクリックします 3. 補助線パネルが表示されますので 年の前と後ろ 月の前と後ろを ( 図 Ⅰ-2) のようにクリックします クリックした位置に 補助線が入ります 4. OK ボタンを押すと ( 図 Ⅰ-3) のようにフィールドが分割されます ( 図 Ⅰ-2) ( 図 Ⅰ-3) 5. 年 の上にあるフィールドをクリックし キーボードの[Delete] を押します 同様に 月 の上のフィールドをクリックし キーボードの [Delete] を押します ( 図 Ⅰ-4) のような結果となります ( 図 Ⅰ-4) 14
1.( 図 Ⅱ-1) のように 文字を入力したい部 分に一つの大きなフィールドを作成しま す ( 図 Ⅱ-1) 2. メニューバー フィールド より フィールドの分割 をクリックします 3. 補助線パネルが表示されますので 最初に縦の補助線を追加します ( 図 Ⅱ-2) ( 図 Ⅱ-2) ( 図 Ⅱ-3) 4. 次に 横線追加 ボタンを押し 横の補助線を追加します ( 図 Ⅱ-3) 5. OK をクリックし 必要のないフィールドを削除します ( 図 Ⅱ-4) ( 図 Ⅱ-4) 15
この伝票は ほとんどのフィールドを フィールド分割 で作成していま す フィールドの結合フィールドの分割と反対に 複数のフィールドを結合する機能もあります 本来一つのフィールドになるべきところが分割して作成されてしまった場合に使います 下図は 金額欄が 6 桁のところを 6 つのフィールドとして作成されたものです 6 つのフィールドをすべて選択した状態にします フィールド メニューから フィールドの結合 を選択します 6 つのフィールドが結合され 一つのフィールドになりました 16