2015 年度環境活動レポート 2015 年 3 月 ~2016 年 2 月 株式会社三松製作所 作成日 2016 年 12 月 12 日承認日 2016 年 12 月 13 日 作成者 環境管理責任者 高橋毅 承認者 代表取締役 高橋慎一 1 / 6
環境管理責任者社長環境活動レポート 1. 組織の概要 2. 対象範囲 社名 代表者 み株式会社三 まつせいさくしょ 松製作所 事業内容 たかはししんいち 代表取締役社長高橋慎一 設立年月日 1950( 昭和 25) 年 5 月 25 日 事業内容金属部品加工製造 ( 主に焼結部品の加工 ) 環境管理責 任者連絡先 たかはし環境管理責任者高橋 たけし毅 連絡先 025-259-2135 Fax025-257-3116 Email : mimatu09034737420@sunny.ocn.ne.jp ホームヘ ーシ : www.mimatuseisakusyo.com 事業規模従業員数 54 名 ( 役員 4 名含む ) 対象範囲 所在地 敷地面積 3,017 m2 床面積 ( 認証 登録範囲 ) は 950-3126 2,308 m2 全社全グループとする 新潟県新潟市北区松浜 8-25-5 TEL 025-259-2135 FAX 025-257-3116 一工場 1.789 m2 二工場 519 m2 環境管理組織図 総務 経理部 加工基盤技術開発部 品質保証部 生産管理部 技術チーム測定チーム外観検査チーム製造グループ一工場 第一加工チーム 第二加工チーム 環境管理委員会 製造グループ二工場 第三加工チーム 第四加工チーム 環境管理責任者を長とした 環境管理委員会を設置し 活動しています 2 / 6
3. 環境方針 株式会社三松製作所は 以下の環境方針を定めています 環境方針 Eco Performance 地球環境にやさしく 地域と共存する会社を目指します 株式会社三松製作所は 焼結部品の加工を主とし 業務を推進するにあたって法令を遵守し 以下の環境経営活動に取り組みます (1) シンボルマークにある 緑 : 樹木 オレンジ : 人 青 : 大気 水 を大切にする工場として 環境負荷の少ない事業活動を推進し 生活環境の保全に貢献します (2) 環境保全に関する目的 目標を設定し 活動します 又この環境目的 目標の定期的な見直しを行い生産活動によって生ずる環境影響事項の継続的改善及び汚染の予防に努めます (3) 関連する法規制及び組織が同意するその他の要求事項を遵守するとともに 下記の項目について自主的に環境負荷の削減を図ります 1 切削加工とそれに準ずる作業において 二酸化炭素の削減に努めます 2 廃棄物の分別を促進し排出時の削減 リサイクル化に努めます 3 節水及び水利用を見なおし 総排水量の削減に努めます 4 環境にやさしい物品の調達に努めます (4) 社長は環境方針を当社の社員及び当社で働くすべての人に周知させ この環境方針をよく理解し 日常的に環境経営活動が維持されるようにします この環境方針は社内外に公開します 第四版制定 2015 年 1 月 7 日初版制定 2010 年 2 月 1 日 代表取締役社長 高橋慎一 3 / 6
4. 環境目標 環境目標基準年基準値 2013 年度目標 20014 年度目標 2015 年度目標 二酸化炭素排出量の削減 2012 606,599 kg- co 2 600,533 kg- co 2 600,533 kg- co 2 599,926 kg- co 2 廃棄物排出量の削減 2012 23,075 kg 23,075 kg 23,061 kg 23,058 kg 総排水量の削減 2012 961 m3 961 m3 960.4 m3 960.3 m3 廃液処分量の削減 2012 22,250l 11,125l 11,014l 10,903l * 切削工具再研磨割合向上 2012 6% 7% 以上 8% 以上 1% 以上 * 廃油のリサイクル化 2012 0l 200l 以上 400l 以上 1,000l 以上 * ウエス排出量の削減 2012 545 kg 545 kg 544.7 kg 1,500 kg以下 環境に優しい物品購入 2012 3 件 3 件以上 4 件以上 4 件以上 * 印 3 件の環境目標は 独自テーマです **2015 年度目標値は昨年度の第二工場増設に伴い見直しました 5. 環境活動計画 (2015 年度 ) 環境目標取組 1 取組 2 取組 3 取組 4 二酸化炭素排出量の削減 休憩時の不要電気 冷暖房空調の温 デマンド係による コンフ レッサー係によ の消灯 度設定管理 デマンド値管理 る過剰運転管理 廃棄物排出量の削減 再生ごみ回収機関 梱包資材の仕入 の活用 れ先への返却 総排水量の削減 工程改善による排水 雨水の有効活用 定量止水水栓の 泡のハンドソープ 量の削減 採用 の採用 廃液処分量の削減 濃度測定による液腐 浮上油回収による 使用液分析による 過剰な切削液交 敗の管理 液腐敗の管理 液交換頻度の適正 換の禁止 化 切削工具再研磨割合向上 チップの再研磨推進 ドリルの再研磨推 (* 独自テーマ ) 進 廃油のリサイクル化 浮上油回収による液 余剰防錆油回収 (* 独自テーマ ) 回収の取組 の取組 ウエス排出量の削減 定期清掃時のくるく 洗浄剤の油種変 ペイントによる床汚 (* 独自テーマ ) るモップの使用推進 更への取組 れの改善 環境に優しい物品購入 エコ工作機械の導入 エコ事務 消耗品 エコ照明機器の入 省スペース化のた 推進 の購入推進 替推進 めのハ イフ ラック採用 4 / 6
6. 環境目標の実績 (2015 年度 ) 環境目標 基準年 基準値 2015 年度目標 2015 年度実績 評価 二酸化炭素排出量の削減 2012 606,599 kg- co 2 599,926 849,108 70.7% 未達成 廃棄物排出量の削減 2012 23,075 kg 23,058 6,030 382.4% 達成 総排水量の削減 2012 961 m3 960.3 703 136.6% 達成 廃液処分量の削減 2012 22,250l 10,903 4,800 227.1% 達成 * 切削工具再研磨割合向上 2012 6% 1% 以上 4.1% 〇 達成 * 廃油のリサイクル化 2012 0l 1,000l 以上 1,200 〇 達成 * ウエス排出量の削減 2012 545 kg 1,500 kg以下 1 230 〇 達成 環境に優しい物品購入 2012 3 件 4 件以上 5 125.0% 達成 [ 二酸化炭素の排出係数 : 東北電力 0.559 kg-co 2 /KWh(2015 年度 )] * 印 3 件の環境目標は 独自テーマ ( 自主管理項目 ) です 7. 環境活動計画の取組結果とその評価 次年度の取組内容 取組結果今年度の結果は 二酸化炭素排出量 の一項目で未達成となってしまいました 二酸化炭素排出量については 新工場の稼働開始及び旧工場に導入した新規ラインの生産も順調に伸び 稼働日 稼働時間の増加 設備増設分の購入電力増がそのまま反映された結果となってしまいました 次年度の取組内容次年度も 既存製品の増産 新規生産ラインの増設など仕事量の増加が見込まれており 目標達成に向けて購入電力の管理は今年度同様に厳しい状況となることが想定されます 環境目的 目標実施計画 ( 三か年計画 ) の更新年でもありますので 目標値の見直しを視野に置き 更なるエコ活動の取り組みにもチャレンジしつつ ハードルをクリアーできるよう計画及び実行に努めます ビフォー 石油ストーブ 廃油ストーブ 春夏秋の地道な廃油回収作業が 冬場の大幅な省エネと あったか効果をうんでいます アフター 5 / 6
8. 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反 訴訟等の有無 当社に該当する環境関連法規について 自主点検を行った結果 環境関連法規への違反はあり ませんでした また 関係当局から違反の指摘及び訴訟等もありませんでした 環境負荷 該当法規制 対象施設 設備 対応 判定 騒音の発生 騒音規制法 コンプレッサー 工作機械 規制基準の遵守 新潟市生活環境の コンプレッサー 工作機械 規制基準の遵守 保全に関する条例 振動の発生 振動規制法 コンプレッサー 工作機械 規制基準の遵守 産業廃棄物の排出 廃棄物処理法 廃棄物 ( 産業廃棄物 廃油 ) 置場 規制基準の遵守 新潟市産業廃棄物 排出事業者等責任の明確化 適正化条例 排水の発生 水質汚濁防止法 生活 工場排水 規制基準の遵守 新潟県水質汚濁防 生活 工場排水 規制基準の遵守 止法に基づく排水基準を定める条例 下水道法 生活排水 規制基準の遵守 安全衛生 消防法 灯油 潤滑油置場 規制基準の遵守 防災 高圧ガス保安法 LPガス置場 規制基準の遵守 交通 運搬 道路交通法 社用 自家用車 規制基準の遵守 道路運送車両法 社用 自家用車 規制基準の遵守 その他 省エネ法 工場及び事務棟 電気 燃料の削減 家電リサイクル法 工場及び事務棟 規制基準の遵守 フロン排出抑制法 ガスヒートポンプエアコン 9. 代表者による全体の評価と見直し創業 65 年の節目に工場を増設し また受注品の増産も相成り 生産活動においては喜ばしい結果となりましたが 相反してエコアクション21の取り組みについては 課題の残る結果となってしまいました 購入電力の増加となるコンプレッサー増設や工作機械の増設など 電気とエアーがなければ生産活動ができない弊社にとって 本年度は典型的なエコ活動泣かせの年となりました しかし 高効率圧縮機搭載の新規設備の導入 流量及び圧力損失において優位性の高いエアー配管の導入 トップランナーモータを搭載したコンプレッサーの導入など ハード面にてエコ機器の採用に徹底して努めました 来期はこのハード面を有効に活用し ソフト面で結果を残せる計画 取り組みを実行していけるよう 社員ともに改善活動と合わせまして 積極的なエコアクション21の活動を展開したいと考えております 代表取締役社長高橋慎一 6 / 6