上下水道台帳システム統合化 賃貸借及び保守 水準書 平成 3 0 年 7 月流山市上下水道局 1
上下水道台帳システム統合化 賃貸借及び保守水準書 1. 総則現在 流山市上下水道局 ( 以下 発注者 という ) で稼働中の 上水道台帳システム ( ファイリングデータ含む ) と 下水道台帳システム のデータ及びシステムを統合 ( 以下 本業務 という ) し 新たに共通の GIS 基盤上で統合運用することにより情報を共有し 災害に強い上下水道環境の実現 安全 安心で快適な暮らしの実現 良好な環境創造への寄与 日常及び緊急時における業務の効率化 維持管理の適正化及び市民サービスの向上を図るものである 2. 背景現在 発注者が運用している 上水道台帳システム 下水道台帳システム は 管路の適切な計画 設計 施工 維持管理業務及び市民サービスの向上のために欠かせないものであるが 個々にシステムを運用しているため以下の課題を抱えている 2-1. 現行システムの老朽化 下水道台帳システム においては 前回再構築から約 6 年を経過し OS が古く Windows10 に対応していないため全体運用に支障が生じる可能性がある 2-2. スピーディーな対応 上水道台帳システム は水道工務課 下水道台帳システム は下水道建設課が担当していることから 相互のデータを重ねて表示するには手間がかかり 素早く相互の位置確認ができない 2-3. 窓口業務窓口における来庁者の対応に際し 個別に台帳閲覧及び台帳印刷を行う必要があるなど支障をきたしているため業務の効率化に支障をきたしている 2-4. 集計現行のシステムでは台帳情報の集計機能等に不足があり 施設情報 ( 管渠延長等 ) の集計に手間を要している 3. 目的前述に記載の背景を踏まえ 発注者が運用している上水道台帳システム及び下水道台帳システムを統合システムとして再構築し 作業の効率化を図り 運用コストの平準化を図るものである 4. 本業務概要本業務概要は システムの最適化及び保守運用費等のランニングコストの低減 管路情報の更新頻度向上や機能の高度化を図るため 上水道台帳システム ( ファイリングデータ含む ) と 下水道台帳システム のデータ及びシステムを統合し再構築を実施するものである 詳細は別紙各社の提案によるものとする 4-1 上水道台帳データ及び下水道台帳データ及びシステムの統合作業 4-2 上下水道台帳システム データ用サーバ機器の設置調整 4-3 上下水道台帳システム データのクライアント機器等のセットアップ 4-4 上下水道台帳システムの操作説明 研修 4-5 上下水道台帳システム運用開始後の保守業務 4-6 新規導入機器の保守業務 5. 業務期間統合作業契約日の翌日から平成 31 年 3 月 31 日 ( 平成 31 年 4 月 1 日より運用開始 ) 保守業務平成 31 年 4 月 1 日から平成 36 年 3 月 31 日詳細な工程は 受託者の提案による 2
6. 業務課題本業務の受託者に求める業務課題は下記の通りとする ただし 本業務に付随する作業については 下記の業務課題以外の事項であっても 発注者からの指示に従い支援しなければならない (1) 業務実施方針現状把握 業務実施方針について (2) システムの統合統合の着眼点及び実現性について (3) システムの導入導入 運用形態の提案及びその有益性について (4) システムの機能及び内容上下水道台帳システムの機能における的確性 操作性について (5) システムの保守 更新機能システム導入後の保守内容 更新機能 対応能力について本業務委託に台帳更新作業は含まないが 参考価格として 1 年あたりの更新に掛る費用の総額を提示すること 年あたりの更新作業量は下記の通りとする 上水道管路 14.0km 給水管 1500 箇所ファイリング件数 1500 件 (pdf ファイル, 下水道管路 ( 汚水 ) 21.5km 管路 ( 雨水 ) 10.0km 公共桝 1500 箇所ファイリング件数 500 件 7. 現行システム 現在運用されている上水道台帳システム 下水道台帳システムのデータ数量及び機器構成 は下記の通りである 7-1. 数量は 下記の通りである 発注者より shape 形式で提供するものとする 稼働システム データ名称 データヴォリューム 水道管路総延長 約 665.0 km 弁栓類数 約 20,000 個 上水道台帳システム 給水戸数 約 80,000 戸 竣工図ファイリング 約 3,500 件 給水台帳ファイリング 約 400,000 枚 下水道管渠 ( 汚水 ) 約 20,300 スパン 下水道台帳システム 人孔約 18,300 個人孔オフセット約 37,400 個 桝 取付管 約 39,700 個 ( 属性情報無 ) 7-2. 背景図は 下記の通りである 項目 備考 都市計画基本図データ 発注者より提供可能 道路台帳 発注者より提供可能 7-3. 既存の稼働数量は 下記の通りである 稼働場所 機器構成 水道電算室 職員用パソコン 5 台 プリンタ 1 台 (CanonLBP9200C) 上下水道センター 上水道 : 職員用パソコン 2 台 窓口用パソコン 2 台 プリンタ 1 台 下水道 : 窓口用パソコン1 台 京葉測量株式会社所有 下水道建設課 窓口用パソコン 1 台 京葉測量株式会社所有 プリンタ 1 台 (DocuPrint C3540TD) 京葉測量株式会社所有 3
7-4. 既存の運用環境は 下記の通りである 分類及び台数項目スペック等 職員用パソコン (7 台 ) 窓口用パソコン (2 台 ) 窓口用パソコン (2 台 ) 京葉測量株式会社所有 CPU Intel core i7 3770 メモリ ディスプレイ HDD OS 4 4GB 21.5 型 500GB 使用ブラウザ IE 11 主な搭載ソフトウェア CPU メモリ ディスプレイ Windows7 Professional Microsoft Office Intel core 4GB HDD 500 OS 21.5 型 使用ブラウザ IE 11 Windows7 Professional 主な搭載ソフトウェア Microsoft Office Professional 2013 CPU インテル i5 4690 メモリ ディスプレイ HDD OS 使用ブラウザ 主なソフトウェア ユーザ権限 Windows ユーザ権限 GIS エンジン 上水道下水道 機器により 異なる場合がある 8GB 21.5 型ワイド液晶 500GB Windows8.1 Pro IE11 Adobe Reader Microsoft Office Professional 2013 TAMSY GEOSIS 8. 特記事項 8-1 契約条件本業務の契約履行にあたっては 流山市個人情報保護条例及び流山市セキュリティポリシーを遵守すること 8-2 権利の帰属 (1) 本業務で作成したプログラムの著作権は 受託者 ( 以下 受託者 という ) にあり使用権を発注者に譲渡する (2) ドキュメントの著作権は発注者に帰属する (3) 受託者は 発注者がその責任において (1) に規定する成果物を任意に修正又は変更を行ったときにも 異議を主張できないものとする (4) その他 本業務で得られた成果物の取扱い等に関する事項については 発注者と受託者双方が協議の上 定めるものとする (5) 業務期間終了後の shape 等データ出力は受託者の負担とし 発注者に提出を行うこと
8-3 機密保持受託者は 流山市個人情報保護条例 に従い 個人情報を適切に取り扱うものとし 本業務の遂行上知り得た守秘すべき事項については 完了後も第三者へ漏らしてはならないまた 発注者が提供した資料やデータ類については ISO/IEC27001:2013 に則り万全の管理を行うとともに本業務以外の目的で使用してはならない 8-4 法律 規格等への準拠受託者は 以下に定める関係法令及び指針等に準拠し本業務を実施するものとする (1) 下水道法 (2) 下水道法施行令 (3) 下水道法施行規則 (4) 下水の処理開始の公示事項等に関する省令 (5) 下水道維持管理指針 (6) 下水道台帳管理システム標準仕様 ( 案 ) 導入の手引き (7) 下水道台帳の調整について (8) 水道法 (9) 水道法施行令 (10) 水道法施行規則 (11) 水道維持管理指針 (12) 個人情報保護法 (13) 流山市個人情報保護条例 (14) 流山市個人情報保護条例施行規則 (15) 流山市上下水道局電子計算組織に係る個人情報の保護に関する規程 (16 流山市セキュリテイーポリシー (17) 暴力団対策法 (18) 流山市暴力団排除条例 (19) 流山市財務規則 (20) 著作権法 (21) 不正アクセス禁止法 (22) その他の関係法令並びに諸規則 通達 8-5 管理技術者管理技術者は 本業務の告示日以前から 3 か月以上常勤の技術士 ( 上下水道部門 ) または空間情報総括監理技術者の資格を保有したものを配置するものとする 9. 調達システム調達するシステムは 下記内容を有するシステムを原則とする 9-1 基本要件本業務で構築 運用するシステムは全て同一のGISエンジンとし 汎用的な shape ファイル形式を利用可能であり 同一システム上で上下水道台帳を閲覧できるものとする 基本要件提案内容本業務で構築 運用するシステムは 全て同一の GIS エンジンとし GISエンジン汎用的な shape ファイル形式を利用できる本業務で構築 運用するシステムで運用するユーザ情報や地図デーデータの一元化タ等のデータは 一元化して管理する ハードウェア稼働に必要な付帯機器類サーバー稼働形式は指定しない システムの運用形態クライアント機器に関しては 既存機器を利用する ( 一部新規 ) ( 運用環境不足の場合 その更新作業等も受託者負担とする ) セキュリティ ID やパスワード その他の個人情報が含まれるため SSL 等による暗 5
号化通信を行える 9-2 基本機能 極力カスタマイズは行わないこととし 必要な場合には 優先順位が高いものを必要最小 限でカスタマイズを行うものとする 機能 内容 表示 図面 ( 現況図 管網図 ( 上下 ) 施設図( 上下 ) 調書 台帳( 管路 ( 上下 ) 施設( 上下 )) 印刷 図面 ( 画面範囲 任意範囲 図面単位 縮尺指定範囲 ) 台帳 調書 編集 管路編集 ( 上下 ) 施設編集( 上下 ) ( ユーザーレベルでの更新が容易であるもの ) 集計 管路集計 ( 上下 ) 施設集計( 上下 ) 検索 管路検索 ( 上下 ) 施設検索( 上下 ) データ出力 管路 施設編集 ( 上下 )shape 形式出力 台帳 (CSV,EXCEL) 出力 計測 計測 ( 面積 距離 ) 情報付加 付箋機能 メモ機能 ファイリング機能 管路 施設 ( 上下 ) 関連資料 (PDF,TIFF,BMP) の管理 ( 検索 管理 ) ( ユーザーレベルでの更新が容易であるもの ) 断水対策支援機能 施設データ更新機能 施設集計機能 料金デー 応用機能 タ取込み機能 漏水情報登録 管網解析機能 断水対策支援機能 上下流追跡機能 下水道属性機能 外部入出力機能 ピン メモ 距 離計測 面積測定 9-4 新システム稼働環境稼働するクライアント機器の台数は下記の通りとする 水道電算室職員用 PC5 台上下水道センター職員用 PC2 台 窓口用パソコン 3 台 ( うち 1 台新規 ) 下水道建設課窓口窓口用 PC1 台 ( 新規リース ) 9-5 背景図既存システムに利用されているものは発注者より提供する その他については 受注者の提案によるものとする 10 調達システムにおける特記事項下記に記すものは 新システムに含むこととする 基本機能での対応も可能とする 10-1 属性データ新システムにおける水道施設属性データは現行システムと同等とする 下水道施設の属性データ入力内容については 下記の項目を必ず入力すること (1) 管渠 ( 汚水管 雨水管 ) 管材質 管径 勾配 区間距離 管底高 ( 上 下流 ) 土被り ( 上 下流 ) 副管種別管渠の施工時期 工事の施工業者 工法 (2) 人孔 ( 汚水 雨水 ) 人孔型式 寸法 人孔深 地盤高 (3) 公共汚水桝桝型式 ( 種別 ) 桝径 桝深 設置時期 設置業者 設置の負担区分 ( 公費 私費 ) (4) 取付管管材質 管径 取付管延長 逓加距離 ( 上流人孔からの距離 ) 10-2 排水設備管理機能 ( 下水道 ) (1) 排水設備申請書及び完了届の管理機能未接続家屋が判明できるよう 位置情報により上記申請の提出の有無が判明できる機能 (2) 誤接続家屋の判別機能 6
位置情報により 宅地内の誤接続家屋が判明できる機能 (3) 供用開始区域表示機能年度ごとに判別できる供用開始区域の色分け表示機能 開発行為による供用開始区域の表示機能 旧コミュニティプラントによる供用開始区域の表示機能 11 成果品 本業務における納入成果品は次のとおりとする (1) 上下水道台帳システム 1 式 (2) 上下水道台帳データ ( システム搭載 ) 1 式 (3) 上下水道台帳データ ( 紙媒体 ) 1 式 (4) 操作マニュアル 1 式 (5) その他発注者が指示する資料 1 式 12 その他本仕様概要に付随する業務に基づく作業において 発注者からの要求があれば適切に対応を行うとともに 適切な報告を行うものとする 本仕様概要に定めのない事項 業務を遂行する上で新たに発生した事項及び疑義については 発注者 受託者の双方が協議の上実施するものとする また 受注者は 業務を適正かつ円滑に実施するため 発注者と綿密に連絡をとるものとし 本仕様書及びその他の規程等に疑義が生じた場合は 速やかに発注者と協議し業務の方針及び条件等の疑義を正すものとする 7