日本学術会議法

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- 2 - 項五その他本会の目的を達成するために必要な事項(役員)第五条本会に次の役員を置く 会長一名副会長七名以内理事七名監事三名(役員の任期)第六条役員の任期は 二年とする ただし 任期満了後も 新役員が選任されるまでの間は 引き続きその職務を行うものとする 2補欠により選任された役員の任期は

2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員及び職員 ( 役員 ) 第六条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置

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七生活用動産の小半損 ( 生活用動産の損害額が当該生活用動産の時価の百分の三十以上百分の六十未満である損害をいう ) 保険金額の百分の三十に相当する金額八生活用動産の一部損 ( 生活用動産の損害額が当該生活用動産の時価の百分の十以上百分の三十未満である損害をいう ) 保険金額の百分の五に相当する金額

第八条理事は 理事長の定めるところにより 理事長を補佐して機構の業務を掌理する 2 通則法第十九条第二項の個別法で定める役員は 理事とする ただし 理事が置かれていないときは 監事とする 3 前項ただし書の場合において 通則法第十九条第二項の規定により理事長の職務を代理し又はその職務を行う監事は そ

第2章

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

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( 昭六〇法九〇 平一一法八七 平一一法一六〇 ( 平一二法一一一 ) 平一二法一一一 一部 改正 ) 第六条民生委員推薦会が 民生委員を推薦するに当つては 当該市町村の議会 ( 特別区の議会を含む 以下同じ ) の議員の選挙権を有する者のうち 人格識見高く 広く社会の実情に通じ 且つ 社会福祉の増

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参考資料1 委員会規約

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六十五歳以上七十歳未七十歳以上 三 九三〇円一五 二九一円 三 九三〇円一三 二八四円 附則 1 この告示は 平成四年四月一日から施行し この告示の施行の日 ( 以下 施行日 という ) 以後の期間に係る年金たる補償に係る平均給与額及び施行日以後に支給すべき事由が生じた休業補償に係る平均給与額につい

には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含み 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが 事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和三十三年法律第百九十二号 ) 高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭

1.日本家族社会学会会則_ 施行

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( 支給対象者等 ) 第 3 条医療費の支給の対象となる者 ( 以下 支給対象者 という ) は 次の各号に該当する母子家庭の母 父子家庭の父及びこれらの者に扶養されている児童並びに養育者に扶養されている父母のない児童とする (1) 本市に住所 ( 配偶者からの暴力を受けること等により本市への住所の

役職員が権利者又は発明者である知的財産権の保有をいう 第 2 章利益相反マネージメントの体制第 1 節利益相反マネージメント委員会 ( 設置 ) 第 3 条研究所に 利益相反マネージメント委員会 ( 以下 利益相反委員会 という ) を置く ( 任務 ) 第 4 条利益相反委員会は 次に掲げる事項に

号外53号 生涯学習条例あら indd

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

一部改正 平成四年規則一〇九号 一七年一七二号 二四年七二号 ( 入学の通知 ) 第五条知事は 前条の規定により入学を許可した者に対し 入学許可通知書により通知す るものとする 一部改正 平成一七年規則一七二号 ( 学科 定員及び授業科目 ) 第六条大学校の一般課程に係る学科及び学科別の定員は 次の

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青葉台自治会会則 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本会は 以下に掲げるような共同活動を行うことにより 良好な地域社会の維持及び形成に資する事を目的とする (1) 回覧板の回付等区域内の住民相互の連絡 (2) 会員相互の融和親睦をはかる (3) 行政機関との連絡調整 (4) 区域内諸施設の維持

第三条大学校の名称及び位置は 次のとおりとする 名称位置 千葉県生涯大学校京葉学園千葉市 千葉県生涯大学校東葛飾学園千葉県生涯大学校東総学園千葉県生涯大学校外房学園千葉県生涯大学校南房学園 松戸市 流山市銚子市 香取郡神崎町茂原市 勝浦市館山市 木更津市 一部改正 平成四年条例七三号 六年四一号 一

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

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- 2 - り 又は知り得る状態であったと認められる場合には この限りでない 2~7 略 (保険料を控除した事実に係る判断)第一条の二前条第一項に規定する機関は 厚生年金保険制度及び国民年金制度により生活の安定が図られる国民の立場に立って同項に規定する事実がある者が不利益を被ることがないようにする観

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- 2 - 第一条農林物資の規格化等に関する法律の規定に基づく公聴会等に関する内閣府令(平成二十一年内閣府令第五十四号)の一部を次のように改正する 第十一条の見出し中 都道府県知事 の下に 又は指定都市の長 を加える (健康増進法に規定する特別用途表示の許可等に関する内閣府令の一部改正)第二条健康増

当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

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第 6 条徳島大学に, 附属図書館を置く ( 病院 ) 第 7 条徳島大学に, 医学, 歯学及び薬学に関する教育研究並びに診療に必要な施設として, 病院を置く ( 附属教育研究施設 ) 第 8 条第 5 条, 第 5 条の 2 又は前条の組織に, 当該組織の教育研究に必要な附属教育研究施設を置く (

会計年度任用職員の勤務時間 休暇等に関する条例 ( 案 ) ( 趣旨 ) 第一条この条例は 会計年度任用職員 ( 以下 職員 という ) の勤務時間 休暇等に関し必要な事項を定めるものとする ( 勤務日数及び勤務時間 ) 第二条職員の勤務日数ならびに勤務日の割振りは職務の性質に応じて任命権者が定める

幹事会の議を経て 総会の承認後にその者を除名することができる 2 除名の決定には 理事会 幹事会の議を経て総会の承認を必要とする 第 3 章役員等 ( 役員の種類 ) 第 10 条本会に 役員として 会長 1 名 副会長 2 名 理事 幹事若干名 監事 1 名を置く 2 役員の選出に関し必要な事項は

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

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二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取


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3 運用財産は 基本財産以外の資産とする ( 基本財産の処分の制限 ) 第 7 条基本財産は これを処分し 又は担保に供することができない ただし この法人の事業遂行上やむを得ない理由があるときは 理事会において理事 4 分の3 以上の同意を得 かつ 秋田県教育委員会の承認を得て その一部に限り処分

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日本学術会議法 昭和二十三年七月十日法律第百二十一号改正昭和二四年五月三一日法律第一三三号同二四年一二月一二日同第二五二号同二五年三月七日同第四号同三一年三月二三日同第二一号同三一年三月二四日同第二七号同三六年六月一七日同第一四五号同三九年六月一九日同第一一〇号同五八年一一月二八日同第六五号平成一一年七月一六日同第一〇二号同一六年四月一四日同第二九号 日本学術会議法をここに公布する 日本学術会議法日本学術会議は 科学が文化国家の基礎であるという確信に立つて 科学者の総意の下に わが国の平和的復興 人類社会の福祉に貢献し 世界の学界と提携して学術の進歩に寄与することを使命とし ここに設立される 第一章設立及び目的第一条この法律により日本学術会議を設立し この法律を日本学術会議法と称する 2 日本学術会議は 内閣総理大臣の所轄とする 3 日本学術会議に関する経費は 国庫の負担とする ( 平一一法一〇二 平一六法二九 一部改正 ) 第二条日本学術会議は わが国の科学者の内外に対する代表機関として 科学の向上発達を図り 行政 産業及び国民生活に科学を反映浸透させることを目的とする 第二章職務及び権限第三条日本学術会議は 独立して左の職務を行う 一科学に関する重要事項を審議し その実現を図ること 二科学に関する研究の連絡を図り その能率を向上させること 第四条政府は 左の事項について 日本学術会議に諮問することができる 一科学に関する研究 試験等の助成 その他科学の振興を図るために政府の支出する交付金 補助金等の予算及びその配分二政府所管の研究所 試験所及び委託研究費等に関する予算編成の方針三特に専門科学者の検討を要する重要施策四その他日本学術会議に諮問することを適当と認める事項第五条日本学術会議は 左の事項について 政府に勧告することができる

一科学の振興及び技術の発達に関する方策二科学に関する研究成果の活用に関する方策三科学研究者の養成に関する方策四科学を行政に反映させる方策五科学を産業及び国民生活に浸透させる方策六その他日本学術会議の目的の遂行に適当な事項第六条政府は 日本学術会議の求に応じて 資料の提出 意見の開陳又は説明をすることができる 第六条の二日本学術会議は 第三条第二号の職務を達成するため 学術に関する国際団体に加入することができる 2 前項の規定により学術に関する国際団体に加入する場合において 政府が新たに義務を負担することとなるときは あらかじめ内閣総理大臣の承認を経るものとする ( 昭三一法二一 追加 平一一法一〇二 平一六法二九 一部改正 ) 第三章組織第七条日本学術会議は 二百十人の日本学術会議会員 ( 以下 会員 という ) をもつて これを組織する 2 会員は 第十七条の規定による推薦に基づいて 内閣総理大臣が任命する 3 会員の任期は 六年とし 三年ごとに その半数を任命する 4 補欠の会員の任期は 前任者の残任期間とする 5 会員は 再任されることができない ただし 補欠の会員は 一回に限り再任されることができる 6 会員は 年齢七十年に達した時に退職する 7 会員には 別に定める手当を支給する 8 会員は 国会議員を兼ねることを妨げない ( 昭二四法二五二 昭二五法四 昭五八法六五 平一六法二九 一部改正 ) 第八条日本学術会議に 会長一人及び副会長三人を置く 2 会長は 会員の互選によつて これを定める 3 副会長は 会員のうちから 総会の同意を得て 会長が指名する 4 会長の任期は 三年とする ただし 再選されることができる 5 副会長の任期は 三年とする ただし 再任されることができる 6 補欠の会長又は副会長の任期は 前任者の残任期間とする ( 平一六法二九 一部改正 ) 第九条会長は 会務を総理し 日本学術会議を代表する 2 副会長は 会長を補佐し 会長に事故があるときは 会長の指名により いずれかの一人が その職務を代理する 第十条日本学術会議に 次の三部を置く 第一部第二部第三部

第十一条第一部は 人文科学を中心とする科学の分野において優れた研究又は業績がある会員をもつて組織し 前章の規定による日本学術会議の職務及び権限のうち当該分野に関する事項をつかさどる 2 第二部は 生命科学を中心とする科学の分野において優れた研究又は業績がある会員をもつて組織し 前章の規定による日本学術会議の職務及び権限のうち当該分野に関する事項をつかさどる 3 第三部は 理学及び工学を中心とする科学の分野において優れた研究又は業績がある会員をもつて組織し 前章の規定による日本学術会議の職務及び権限のうち当該分野に関する事項をつかさどる 4 会員は 前条に掲げる部のいずれかに属するものとする ( 昭五八法六五 平一六法二九 一部改正 ) 第十二条各部に 部長一人 副部長一人及び幹事二人を置く 2 部長は その部に属する会員の互選によつて定める 3 副部長及び幹事は その部に属する会員のうちから 部会の同意を得て 部長が指名する 4 第八条第四項及び第六項の規定は部長について 同条第五項及び第六項の規定は副部長及び幹事について それぞれ準用する 第十三条部長は 部務を掌理する 2 副部長は 部長を補佐し 部長に事故があるときは その職務を代理する 3 幹事は 部長の命を受け 部務に従事する 第十四条日本学術会議に その運営に関する事項を審議させるため 幹事会を置く 2 幹事会は 会長 副会長 部長 副部長及び幹事をもつて組織する 3 日本学術会議は 第二十八条の規定による規則 ( 以下この章及び次章において 規則 という ) で定めるところにより 前章の規定による日本学術会議の職務及び権限の一部を幹事会に委任することができる ( 昭五八法六五 平一六法二九 一部改正 ) 第十五条日本学術会議に 会員と連携し 規則で定めるところにより第三条に規定する職務の一部を行わせるため 日本学術会議連携会員 ( 以下 連携会員 という ) を置く 2 連携会員は 優れた研究又は業績がある科学者のうちから会長が任命する 3 連携会員は 非常勤とする 4 前三項に定めるもののほか 連携会員に関し必要な事項は 政令で定める 第十五条の二日本学術会議に 規則で定めるところにより 会員又は連携会員をもつて組織される常置又は臨時の委員会を置くことができる ( 昭五八法六五 追加 平一六法二九 一部改正 ) 第十六条日本学術会議に 事務局を置き 日本学術会議に関する事務を処理させる 2 事務局に 局長その他所要の職員を置く 3 前項の職員の任免は 会長の申出を考慮して内閣総理大臣が行う ( 昭二四法一三三 昭三一法二一 平一一法一〇二 平一六法二九 一部改正 ) 第四章会員の推薦 ( 昭五八法六五 全改 )

第十七条日本学術会議は 規則で定めるところにより 優れた研究又は業績がある科学者のうちから会員の候補者を選考し 内閣府令で定めるところにより 内閣総理大臣に推薦するものとする 第十八条から第二十二条まで削除 ( 平一六法二九 ) 第五章会議第二十三条日本学術会議の会議は 総会 部会及び連合部会とする 2 総会は 日本学術会議の最高議決機関とし 年二回会長がこれを招集する 但し 必要があるときは 臨時にこれを招集することができる 3 部会は 各部に関する事項を審議し 部長がこれを招集する 4 連合部会は 二以上の部門に関連する事項を審議し 関係する部の部長が 共同してこれを招集する ( 昭五八法六五 旧第二十二条繰下 ) 第二十四条総会は 会員の二分の一以上の出席がなければ これを開くことができない 2 総会の議決は 出席会員の多数決による 3 部会及び連合部会の会議については 前二項の規定を準用する ( 昭五八法六五 旧第二十三条繰下 ) 第六章雑則 ( 昭五八法六五 旧第七章繰上 ) 第二十五条内閣総理大臣は 会員から病気その他やむを得ない事由による辞職の申出があつたときは 日本学術会議の同意を得て その辞職を承認することができる ( 昭五八法六五 全改 ) 第二十六条内閣総理大臣は 会員に会員として不適当な行為があるときは 日本学術会議の申出に基づき 当該会員を退職させることができる ( 昭五八法六五 全改 平一六法二九 一部改正 ) 第二十七条削除 ( 昭五八法六五 ) 第二十八条会長は 総会の議決を経て この法律に定める事項その他日本学術会議の運営に関する事項につき 規則を定めることができる ( 昭五八法六五 一部改正 ) 附則抄第二十九条この法律のうち 第三十四条及び第三十五条の規定は この法律の公布の日から これを施行し その他の規定は 昭和二十四年一月二十日から これを施行する 第三十条日本学士院規程 ( 明治三十九年勅令第百四十九号 ) 学術研究会議官制( 大正九年勅令第二百九十七号 ) 及び日本学士院会員の待遇に関する件 ( 大正三年勅令第二百五十八号 ) は これを廃止する 附則 ( 昭和二四年五月三一日法律第一三三号 )

この法律は 昭和二十四年六月一日から施行する 附則 ( 昭和二四年一二月一二日法律第二五二号 ) 抄 1 この法律は 公布の日から施行する 附則 ( 昭和二五年三月七日法律第四号 ) この法律は 公布の日から施行する 附則 ( 昭和三一年三月二三日法律第二一号 ) この法律は 昭和三十一年四月一日から施行する 附則 ( 昭和三一年三月二四日法律第二七号 ) 抄 1 この法律は 昭和三十一年四月一日から施行する 附則 ( 昭和三六年六月一七日法律第一四五号 ) 抄この法律は 学校教育法の一部を改正する法律 ( 昭和三十六年法律第百四十四号 ) の施行の日から施行する ( 施行の日 = 昭和三六年六月一七日 ) 附則 ( 昭和三九年六月一九日法律第一一〇号 ) 抄 1 この法律は 公布の日から施行する 附則 ( 昭和五八年一一月二八日法律第六五号 ) 抄 1 この法律は 公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する ただし 第七条 第二十五条及び第二十六条の改正規定並びに附則第七項の規定は昭和五十九年一月二十日から起算して一年六月を超えない範囲内において政令で定める日から 第二十七条の改正規定は昭和五十九年一月二十日から 次項の規定は公布の日から施行する ( 昭和五九年政令第一五九号で本文に係る部分は昭和五九年五月三〇日から ただし書に係る部分中第七条 第二十五条及び第二十六条の改正規定は昭和六〇年七月一九日から施行 ) ( 経過措置 ) 2 昭和五十九年一月十九日において現に日本学術会議会員 ( 以下 会員 という ) である者の任期は 日本学術会議法第七条第二項及び第二十七条第二項の規定にかかわらず 前項ただし書の政令で定める日の前日までとする 3 この法律の施行の際現に会員である者に係る各部の定員については 改正後の日本学術会議法 ( 以下 新法 という ) 第十一条の規定にかかわらず なお従前の例による 4 新法第十五条の規定は 同条第一項の規則に係る部分を除き 附則第一項ただし書の政令で定める日から適用する

5 新法第十七条の規定は この法律の施行の際現に会員である者については その任期中適用しない 6 附則第一項ただし書の政令で定める日までの間 新法第十八条及び第二十二条の規定の適用については これらの規定中 研究連絡委員会 とあるのは 第十五条第一項の規則により設置すべきものと定められた研究連絡委員会 とする 附則 ( 平成一一年七月一六日法律第一〇二号 ) 抄 第一条この法律は 内閣法の一部を改正する法律 ( 平成十一年法律第八十八号 ) の施行の日から施行する ただし 次の各号に掲げる規定は 当該各号に定める日から施行する ( 施行の日 = 平成一三年一月六日 ) 一略二附則第十条第一項及び第五項 第十四条第三項 第二十三条 第二十八条並びに第三十条の規定公布の日 ( 別に定める経過措置 ) 第三十条第二条から前条までに規定するもののほか この法律の施行に伴い必要となる経過措置は 別に法律で定める 附則 ( 平成一六年四月一四日法律第二九号 ) 抄 第一条この法律は 平成十七年十月一日から施行する ただし 次の各号に掲げる規定は 当該各号に定める日から施行する 一第十八条から第二十二条までの改正規定 第二十二条の二及び第二十二条の三を削る改正規定並びに附則第二条から第四条まで 第五条第一項 ( 内閣総理大臣に推薦することに係る部分を除く ) 及び第二項並びに第八条の規定公布の日二第一条第二項 第六条の二第二項及び第十六条第三項の改正規定並びに附則第五条第一項 ( 内閣総理大臣に推薦することに係る部分に限る ) 第七条及び第九条から第十一条までの規定平成十七年四月一日 ( 経過措置 ) 第二条前条第一号に掲げる規定の施行の日 ( 以下 一部施行日 という ) からこの法律の施行の日 ( 以下 施行日 という ) までの間における日本学術会議法第七条第二項及び第十五条第二項の規定の適用については これらの規定中 第二十二条 とあるのは 日本学術会議法の一部を改正する法律 ( 平成十六年法律第二十九号 ) による改正前の第二十二条 とする 第三条施行日の前日において日本学術会議会員 ( 以下 会員 という ) 又は研究連絡委員会の委員である者の任期は 改正前の日本学術会議法 ( 以下 旧法 という ) 第七条第三項 ( 旧法第十五条第三項において準用する場合を含む ) の規定にかかわらず その日に満了する 第四条一部施行日から施行日の前日までの間 日本学術会議に 施行日以後最初に任命される会員 ( 以下 新会員 という ) の候補者の選考及び推薦を行わせるため 日本学術会議会員候補者選考委員会 ( 以下 委員会 という ) を置く

2 委員会は 政令で定める数を超えない範囲内の数の委員をもって組織する 3 委員は 学識経験のある者のうちから 次に掲げる者と協議の上 日本学術会議の会長が任命する 一内閣府設置法 ( 平成十一年法律第八十九号 ) 第二十九条第一項第六号に掲げる総合科学技術会議の議員のうちから総合科学技術会議の議長が指名するもの二日本学士院の院長 4 委員会に 専門の事項を調査させるため 専門委員を置くことができる 5 専門委員は 学識経験のある者のうちから日本学術会議の会長が任命する 6 委員及び専門委員は 非常勤とする 7 前各項に定めるもののほか 委員会に関し必要な事項は 政令で定める 第五条委員会は その定めるところにより 優れた研究又は業績がある科学者のうちから新会員の候補者を選考し 内閣府令で定めるところにより 内閣総理大臣に推薦するものとする 2 委員会は 前項の規定により新会員の候補者の選考を行う場合には 次条第二項の規定によりその任期が三年である新会員の候補者と改正後の日本学術会議法 ( 以下 新法 という ) 第七条第三項の規定によりその任期が六年である新会員の候補者との別ごとに行うものとする 第六条新会員は 新法第七条第二項の規定にかかわらず 前条第一項の規定による推薦に基づいて 内閣総理大臣が任命する 2 新会員の半数の者の任期は 新法第七条第三項の規定にかかわらず 三年とする 3 新法第七条第五項の規定は 新会員 ( 前項の規定によりその任期が三年であるものを除く ) から適用する 第七条附則第一条第二号に掲げる規定の施行の際 総務省本省に国家行政組織法 ( 昭和二十三年法律第百二十号 ) 第八条の三の特別の機関として置かれている日本学術会議及びその会長 会員その他の職員は 内閣府本府に内閣府設置法第四十条の特別の機関として置かれる日本学術会議及びその相当の職員となり 同一性をもって存続するものとする 第八条附則第二条から前条までに定めるもののほか この法律の施行に関し必要な経過措置は 政令で定める