太陽 UV-A,UV-B,UV-C 200 ー 420nm オゾン層 地球 290-420nm UV-A,UV-B 光 皮膚表面への到達 赤外線 42.1% (800nm ) 可視光線 51.8% (400-800nm) 紫外線 ultraviolet (UV) UV-A 5.6% (320-400nm) UV-B 0.5% (290-320nm) UV-C は細胞の突然変異起こし癌を生じる UV-B はUV-C ほどではないが強くあたると癌を生じる UV-A 自体は発癌作用がない しかしUV-B の発癌に対し協調作用がある 1 太陽からの紫外線 実は3 種類あります それぞれUV- A,UV-B,UV-Cと呼ばれています UV-Cは 地球の周りにあるオゾン層によって吸収されます しかし 近年はオゾン層が薄くなったり 南極にあるオゾンホールが拡大したりなど地上に到達するUV-Cが年々増えています UV- Cは 上記のように癌の原因になります また UV-Bも長時間日光に当たると癌を生じさせます
顔の色素斑の種類 1 雀卵斑 : そばかす 2 肝斑 : しみ の最大原因 妊娠性肝斑 3 リール黒皮症 : 女子顔面黒皮症 化粧皮ふ炎 4 老人性色素斑 : 日光性色素斑 日光性黒子 5 脂漏性角化症 : 脂漏性疣贅 老人性角化症 6 太田母斑 : 眼 粘膜 皮ふメラノーシス 7 光線性花弁状色素斑 : 光線性水疱性皮膚炎 8 薬剤性色素沈着斑 ( 症 ): 薬剤性光線過敏症 9 扁平母斑 : 先天性 遅発性母斑 10 メラノーマ : 悪性黒子型悪性黒色腫 11 その他 : 基底細胞癌 カフェ オ レ斑 外傷性刺青 色素性蕁麻疹 固定薬疹 外傷 異所性蒙古斑 一般的にシミ そばかす ホクロと呼ばれているものは多 数あり 皮膚科医の診断によって上記ように分類されます
顔の色素斑の病因 1 雀卵斑 : 遺伝 紫外線 2 肝斑 : ホルモン 精神的ストレス 紫外線 加齢 3 リール黒皮症 : 炎症 アレルギー 精神的ストレス 紫外線 4 老人 ( 日光 ) 性色素斑 : 紫外線 加齢 5 脂漏性角化症 : 紫外線 加齢 6 太田母斑 : 素因 遺伝 ホルモン 7 光線性花弁状色素斑 : 紫外線 アレルギー 8 薬剤性色素沈着斑 ( 症 ): 薬剤 紫外線 アレルギー 9 メラノーマ : 素因 遺伝 紫外線 10 扁平母斑 : 素因 11 その他 : ホルモン 炎症 精神的ストレス アレルギー 外傷 加齢 上記は それぞれの顔の色素斑 ( シミ ) の原因です ご覧 頂くと紫外線が原因となるものが多く見られる事が分かり ます
皮膚美白とアンチ UV 戦略の理念 生来固有のメラニン色素沈着への到達 後天的メラニン色素沈着の修復 UV 紫外線 日光性黒子 肝斑 理想的な肌の状態 それは赤ちゃんのお肌です 赤ちゃんのお肌は色白で水々しく シミもシワもありません しかし 紫外線を浴びたり ストレスを感じたり 様々な要因で年とともにシミができてしまいます シミを薄くしたり シミができるのを防ぎ 理想的な肌に近づく為たくさんの美白化粧品や日焼け止めがあります
黒色茶色灰青色青色 眼 : 光受容体 ; 色として認識 日光 UV メラニン色素と皮膚色発現 表皮角質層 角層メラニン メラノソーム 皮膚美白とアンチ UV 戦略ステップ I: 角質層 角質層の厚さ 角化細胞周期 角層水分 皮脂量 シミやホクロができる仕組みについて少しお話します 一言でシミと言っても色が濃くて黒っぽかったり 薄くて茶色かったりまたは 青色など様々です 太陽からの紫外線の反射光を眼で受けることによって視神経を介し 脳が色を認識します
皮膚美白とアンチ UV 戦略 : ステップ I メラニン メラノソーム生合成 アグウチシグナル蛋白 MSH X MC1R メラノサイト刺激ホルモン camp メラニン メラノソーム生合成 紫外線 UV PKA SOX10 5 3 Exon 1 核 CRE PAX3 CREB MITF-M LEF-1 転写因子 ケラノサイト チロシナーゼ TYRP1/DCT メラノサイト 少し専門的なお話になりますが 肌の奥にあるメラノサイトという細胞が メラニンという色素を作り出します このメラニンは 徐々に押し上げられ最後に角質層になり アカとなって剥がれ落ちます しかし 紫外線を過度に浴びたり ストレスなどを感じたりすることでメラニンが大量に作り出され 沈着してしまうことによってシミができます
皮膚美白とアンチ UV 戦略 : ステップ I アプローチ : レーザー治療 レーサ ー 吸光度 (1/cm) 10 4 10 3 10 2 10 1 10 0 UV 可視光線 HbO 2 Hb メラニン 10-1 200 1000 5000 水 波長 (nm) 主たる適応症表皮内 : 雀卵斑 日光性黒子 老人性角化症真皮内 : 太田母斑 蒙古人斑 刺青その他 : 血管拡張症 脱毛 そこでレーザー治療によってシミをなくしたり 薄くする方法が開発されました レーザーがメラニン色素に吸収され シミの部分の表皮と角質層をはがします そこに正常な皮膚を再生されていきます これにより正常な皮膚組織にはダメージを与えず きれいにシミを消すことができます しかし 全てのシミに効果を発揮するわけではありません 医師の診断を受けた上での治療が必要です
症状 顔面 頭部に好発する灰黒褐色 いぼ状の局面 表面から出血することもある病態 良性 がん化しない治療 液体窒素 切除 レーザー 老人性色素斑 角化症 治療前 治療後 8 これは レーザー治療を行った方の写真です 液体窒素を使用したり 患部を切除する治療法もありますが レーザー治療は 肌への負担が少なく 短時間で行えるという利点があります しかし レーザーを当てた箇所は 紫外線に反応しやすいため シミができやすいのでしっかりしたUV ケアーが必要です
紫外線暴露と代表的皮膚ガン 前駆症 1. 日光角化症 : 表皮内ガン 近年著しく増加傾向 2. ボーエン病 : 表皮内ガン 近年 増加傾向 3. 基底細胞癌 高齢者に発生 日本人 白人で最も頻度が高い皮膚がん 4. 有棘細胞癌 白人に発症頻度が高い 約 20% に転移をおこす 5. 悪性黒色腫 ( メラノーマ ) 欧米白人で際立って発生頻度が高い皮膚ガン 日本人でも最近 発症頻度がたかくなってきている 最も悪性な皮膚ガン 9 シミやホクロの中には 癌もあります しかもいくつかの種類があり 特に悪性黒色腫は これは顔面にも発生しますが 足の裏に発生する頻度が最も高く皮膚がんの中でも最も悪性度が高いと言われています
紫外線暴露後の ホクロ 1. 色素細胞性母斑 ( 通常型 ): 最もみられる ホクロ 2. 異型母斑 : 色素細胞性母斑の亜型 がん との鑑別が難しい 3. 悪性黒子 : 悪性黒色腫の 早期がん 4. 類症 : 日光角化症 脂漏性角化症 色素性疣 皮角 青色母斑 血管腫 10 一言で ホクロ と言っても 色 形さまざまです 専門医に よる診断と正しい治療が必要となります
厚生労働科学研究補助金医療機器開発推進研究事業ナノメテ ィシン分野メラノジェネシス標的 NPrCAP ナノ微粒子による次世代型メラノーマ化学温熱免疫 (CTI) 治療法の開発 分担研究者 : 代表研究者 : 神保孝一 名古屋大学大学院工学研究科 生体医用工学教授本多裕之藤田保健衛生大学医療科学部 臨床検査学科 微量成分分析学教授若松一雅 札幌医科大学医学部皮膚科学講座教授山下利春 九州大学大学院工学研究院 化学工学部門 分子 生物システム工学講座准教授井藤彰札幌医科大学医学部皮膚科学講座准教授小野一郎 札幌医科大学医学部病理学第一講座 講師田村保明 札幌医科大学医学部皮膚科学講座助教米田明弘 名糖産業株式会社名古屋研究所 主任研究員村瀬勝俊 私達は 厚生労働省からの研究補助金を受け 悪性黒色腫 ( メラノーマ ) の新しい治療法の開発に取り組んでおります この治療法は 患部を切ることなく治療できる方法です 治療に携わる医師以外にも化学 工学部専門の先生さらに企業にも協力して頂き この治療法の開発を行っています
骨化 午前 10:00 9 12 3 午後 3:00 6 日光は 過度に浴びなければ私達の骨を丈夫にしてくれるなど 良い働きをします ただし 過度に浴びることを避けることが大切です 1 日の間で10:00~15:00 は 紫外線が強い時間です できるだけその時間を避けて外出すると良いと思います 長時間 日光に当たる場合は 衣服で体をできるだけ覆ったり 日傘をさしたり サングラスをかけたり 日焼け止めクリームを塗る事をお勧めします
紫外線カット率 (%) 100 50 SPF SPF1 0 0 10 20 30 40 50 60 SPF1 SPF20 SPF SPF20 SPF(SkinProtectingFactor)20 前後で十分 日焼け止めクリームの容器には SPF の後に数字が記載されています 特に夏などは 汗で日焼け止めクリームが流れてしまう可能性がありますので SPF20くらいのものをこまめに塗りなおす事をお勧めします また 首の後ろなど 気づかないうちに日焼けしていることが多いので 塗る事を忘れないことが大切です