資料8 (資源エネルギー庁提供資料)

Similar documents
夏季の節電メニュー ( 事業者の皆様 ) 東北 東京 中部 北陸関西 中国 四国 九州 1 今夏の節電へのご協力のお願い P.1 2 夏季の電力需要の特徴 P.3 3 業種別の節電メニューの例 オフィスビル P.5 卸 小売店 ( 百貨店 ドラッグストア等 ) P.8 食品スーパー P.10 医療機

今冬の節電へのご協力のお願い 事業者の皆様への節電のご協力のお願い 今冬 いずれの電力管内でも瞬間的な需要変動に対応するために必要とされる予備率 3% 以上を確保できる見通しです 他方 大規模な発電所のトラブルが発生した場合 安定供給が出来ない可能性が懸念されます 政府 電力会社においては 引き続き


2013 年度冬季の節電へのご協力のお願い 事業者の皆様への節電のご協力のお願い 2013 年度冬季の電力需給は 直近の経済成長の伸び 企業や家庭における節電の定着などを織り込んだ上で 北海道電力管内でも安定供給に最低限必要とされる予備率 3% 以上を確保できる見通しです 他方 大規模な発電所のトラ

<4D F736F F F696E74202D E9197BF A816995CA8E C A89C48AFA82CC90DF A B816982B289C692EB82CC8A46976C816A938C966B C8B9E B97A481458AD690BC D E6C8

( 別添 ) 平成 30 年 9 月 8 日 経済産業大臣世耕弘成 平成 30 年北海道胆振東部地震による節電への協力依頼について 平成 30 年 9 月 6 日に発生した平成 30 年北海道胆振東部地震の影響により 北海道電力管内において相当の供給力不足が発生することから 経済産業省として 9 月

untitled

節電行動計画記入様式 事業所名 : (1) 事業所の営業形態 使用電力等 勤務実時間 : 休日 : 契約電力 : kw 昨年夏のピーク使用電力 : kw kw が分からなければ kwh でも結構です (2) 具体的な節電目標 目標の実現に向けた対策 書き方の区分 どこまで詳細に書くかは自由です わか

ご迷惑をおかけしますが 今夏 節電にご協力をお願いします 今夏 電力不足が懸念されます 政府 電力会社においては 引き続き供給力の確保に最大限の努力をして参りますが それでもなお電力需要と供給力にはギャップが発生することが懸念されます 大変なご迷惑をおかけしますが 需給ギャップによる停電の発生を回避

「節電対策パンフレット」(家庭向け)

<4D F736F F D2088EA94CA89C692EB82C982A882AF82E990DF936491CE8DF482C982C282A282C D E646F63>

新規文書1

夏期節電手法のご紹介 に関する資料の見方 節電メニューの説明 節電メニューの概要について説明しています 計算例 節電効果をお客さま自身にて理解し試算できるよう, 試算条件や計算式等を記載しております ( 注 : ある条件下による試算事例であり, 各々の建物の運用状況等によって節電効果は異なります )

2) 電力料金のしくみについて 電力について ホテル 旅館業の代表的な契約形態は以下と思われます 低圧電力( エアコン等 ) または 業務用電力 従量電灯 C( 照明等 ) 1 契約形態の変更について 従量電灯 C( 照明等 ) の使用量が多い場合 (1 日の点灯時間が長く 月の使用量が 1000k

スライド 1

(別紙5)夏期の節電メニュー(ご家庭の皆様) 東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州

関西電力の取組みについて

<4D F736F F F696E74202D E9197BF A816995CA8E C A89C48AFA82CC90DF A B816982B289C692EB82CC8A46976C816A966B8A4393B CD8AC793E02E >

夏季の節電に向けて 環境対策委員会

<4D F736F F F696E74202D CF8D588DCF817A89C48B4782CC90DF A B816982B289C692EB82CC8A46976C816A C966B C8B9E B97A481458AD690BC D E6C8D BE38F42816A2E707

補足資料 1-2 運用実施 温水ボイラの空気比低減による燃料消費量の削減 (13A ガス ) 現状 問題点都市ガスボイラを使用 燃料を完全燃焼させるための空気比が大きい ( 排ガス温度 200 空気比 1.5) そのため 排ガス量が増加し 排ガス熱損失が増加している 空気比 21/{21-( 排ガス

家庭の節電 1 節電のお願い 2015 年度夏季の節電へのご協力のお願い 2015 年度夏季の電力需給は 老朽火力の最大限の活用を前提に 北海道電力管内でも安定供給に最低限必要とされる予備率 3% 以上を確保できる見通しです しかし 老朽火力を含む発電所のトラブルは増加傾向にある等 予断を許さない状

2) 電力料金のしくみについて事業所の電力の代表的な契約形態は以下のように 2 つあります エアコン等: 低圧電力 ( 現在 : 動力プラン ) または 業務用電力 照明等: 従量電灯 C( 現在 : スタンダートプラン ) 家庭では 従量電灯 B が代表的です 電力自由化について 2016 年 4

1 節電のお願い 2014 年度夏季の節電へのご協力のお願い 2014 年度夏季の電力需給は 中部及び西日本全体の予備率は電力の安定供給に最低限必要とされる予備率 3% を下回る見込みであり 電力需給は非常に厳しい見通しです 東日本から電力融通を行うことにより 中部及び西日本においても電力の安定供給

Microsoft PowerPoint - H25:⑤理系施設の省エネ診断結果からみた利用の詳細と省エネ手法.pptx

質問1

(Microsoft PowerPoint _\211\304_\217\310\203G\203l_\213\306\226\261\227p.pptx)

家庭の節電 節電のお願い 2013 年度夏季の節電へのご協力のお願い 2013 年度夏季の電力需給は 2010 年度夏季並の猛暑となるリスクや直近の経済成長の伸び 企業や家庭における節電の定着などを織り込んだ上で 北海道電力管内でも安定供給に最低限必要とされる予備率 3% 以上を確保できる見通しです

4 推進体制別途添付いたします 5 公表の方法等 ホームページアドレス 閲覧場所 窓口で閲覧 所在地 冊 子 閲覧可能時間 冊子名 入手方法 その他

東京中小企業家同友会発行 東日本大震災による夏季電力の節電にむけた

2) 電力料金のしくみについて 電力について オフィスビルの代表的な契約形態は以下と思われます 低圧電力( エアコン等 ) または 業務用電力 従量電灯 C( 照明等 ) 1 契約形態の変更について 従量電灯 C( 照明等 ) の使用量が多い場合 (1 日の照明の点灯時間が長く 月の使用量が 100

1 節電のお願い 2013 年度夏季の節電へのご協力のお願い 2013 年度夏季の電力需給は 2010 年度夏季並の猛暑となるリスクや直近の経済成長の伸び 企業や家庭における節電の定着などを織り込んだ上で いずれの電力管内でも安定供給に最低限必要とされる予備率 3% 以上を確保できる見通しです 他方

家庭の中で最も多くの電力を消費するのが電気冷蔵庫 (14.2%) で 家庭全体の電力消費量の約 7 分の 1 を占めています 続いて照明 (13.4%) テレビ (8.9%) エアコン (7.4%) といった順番になっており この 5 種類を合わせると全体の約 44% になります ( 図 ) この中

Microsoft PowerPoint - 講演用レジュメ0801【確定稿】Web公開用.ppt

スライド 1

<4D F736F F F696E74202D208CF68BA48C9A927A82CC90DF93648C7689E682CC906982DF95FB>

関西電力の取組みについて

NHK環境報告書2008

【配布資料】

<4D F736F F D2090DF93648EE DD8E9697E192B28DB88C8B89CA>

国土技術政策総合研究所 研究資料

Microsoft Word 付緊急提言_Ver2_2_ doc


1 作業実施フローと測定モニター 募集 選定 調査実施 機器設置 測定実施 改正省エネルギー基準地域区分 5 地域 3 4 地域 モニターの選定地域と数 住宅 事業所 合計 12 6 地域 3 2 エネルギー消費状況調査 電気の見える化 パソコンやタブレット上

資料 2 接続可能量 (2017 年度算定値 ) の算定について 平成 29 年 9 月資源エネルギー庁

二井宿地区公民館 7 月から9 月まで 13 時から15 時まで事務室のエアコンの使用を控える 13 時 ~15 時以外も事務室のエアコン使用はできるだけ控える 使用しない期間はエアコンのブレーカーをきっておく エアコンのフィルター清掃を定期的に実施する エアコンの設定温度は28 度にする 公民館前

用途別熱源の採用と 気候特性を活かした省エネ 株式会社ホテル新潟 ( ANA クラウンプラザホテル新潟 )

省エネによる経営力強化

大田区戦略的創造思考

お知らせ

平成 27 年度補正予算中小企業等の省エネ 生産性革命投資促進事業費補助金 設備別省エネルギー効果計算の手引き 省エネルギー効果計算について 平成 28 年 7 月 2.0 版

Q1 1

( 考慮すべき視点 ) 内管について 都市ガスでは需要家の所有資産であるがガス事業者に技術基準適合維持義務を課しており 所有資産と保安責任区分とは一致していない LPガスでは 一般にガスメータの出口より先の消費設備までが需要家の資産であり 資産区分と保安責任区分が一致している 欧米ではガスメータを境

第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

Microsoft PowerPoint - ビルエネ協節電シンポ(kametani)[1].ppt

省エネ性能カタログ2013冬.pdf

Microsoft PowerPoint _ _挰喬表è³⁄挎(æ¡‹)H _报渖é£�åfi†.pptx

<4D F736F F F696E74202D F81798E9197BF332D31817A8E7B90DD8AC7979D ED28CA48F4389EF C835B83938E9197BF81698FC C816A2E >

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

調査要領 1. 調査の目的 : 4 月からの電力の小売り全面自由化に対する会員事業所の意識及びその影響を把握し 今後の参考資料とする 2. 調査実施機関 : 甲府商工会議所 3. 調査実施時期 : 平成 28 年 3 月 24 日 ( 木 )~31 日 ( 木 ) 4. 調査対象 : 当所会員 30

目 次 1. トップランナー制度について 1トップランナー制度の概要について 3 2トップランナー基準に関する基本的な考え方について 5 3トップランナー基準に関する主な規定について 8 4トップランナー基準策定及び運用の流れについて 9 2. ラベリング制度について 1ラベリング制度の概要について

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

内容 1. 電力ピーク時は猛暑 エアコン停止を当てにする節電は危険 昼間を中心に 不在時にも配慮して こつこつ節電しよう 不在時に ( も在宅時にも ) 効く 待機電力や 冷蔵庫 の対策 在宅時の節電のコツ

目 次 Ⅰ. 電気機器 電気機器の生産額推移 1 Ⅱ. 重電機器 重電機器の生産額推移 2 年度重電機器生産見通し ( 一覧表 ) 3 Ⅲ. 白物家電機器 白物家電機器の額推移 4 年度白物家電機器見通し ( 一覧表 ) 5 白物家電機器の額推移 6 年度白物家電機器生産見通し ( 一覧表 ) 7

工場など天井が高く、中・大規模な空間の効率的な空調を実現する置換換気空調用パッケージエアコンを製品化

けいはんなエコシティ次世代エネルギー 社会システム実証プロジェクトにおける 電気のかしこい使い方プログラム の今夏の実施結果と今冬の実施概要について 平成 25 年 12 月 2 日関西電力株式会社三菱電機株式会社三菱重工業株式会社 関西電力株式会社 三菱電機株式会社 三菱重工業株式会社の 3 社は

食品衛生の窓

【東急グループ環境賞 応募資料】 東急ファシリティサービス 省エネルギーソリューションのビジネスモデルと 当社内の取組について

世界の CO2 排出量と東京都 2013 年度は 東京 63.8 百万トン シンガポールフィンランドポルトガルスウェーデンデンマーク < 東京 < マレーシアベルギーオーストリア 2

FEPC INFOBASE a - 電力需給

中小・小規模企業者への省エネ指導モデル調査および実践指導セミナー

細則第 38 号様式 ( 第 2 条第 49 号 ) ( 総括票 ) 地球温暖化対策実施状況報告書 ( 報告先 ) 横浜市長 H26 年 7 月 17 日 住所横浜市神奈川区新子安 氏名 オルトヨコハマ ビジネスセンター管理組合理事長本荘雄二郎 ( 法人の場合は 名称及び代表者の氏名 )

店舗・オフィス用パッケージエアコン 室内ユニット「てんかせ2方向」シリーズを発売

Microsoft Word - ②(添付資料)家庭の夏期節電実態調査の結果について

1. 目的 実施計画 高度なエネルギーマネジメント技術により 需要家側のエネルギーリソースを統合的に制御することで バーチャルパワープラントの構築を図る < 高度なエネルギーマネジメント技術 > 蓄熱槽を活用した DR 複数建物 DR 多彩なエネルギーリソースのアグリゲーション < 便益 > 系統安

地球温暖化対策計画書

様式1

PowerPoint プレゼンテーション

2017 年度 1 指定地球温暖化対策事業者の概要 (1) 指定地球温暖化対策事業者及び特定テナント等事業者の氏名 指定地球温暖化対策事業者又は特定テナント等事業者の別 地球温暖化対策計画書 氏名 ( 法人にあっては名称 ) 指定地球温暖化対策事業者 国土交通省 (2) 指定地球温暖化対策事業所の概

店舗・オフィス用パッケージエアコン「省エネの達人プレミアム」新シリーズを発売

2017 年 6 月 1 日 階段灯で業界トップ ( 1) の高効率を達成 一体型 LED ベースライト id シリーズ階段灯に非常用照明器具を拡充 壁と天井で同じデザインが可能 品名 一体型ベースライト id シリーズシンプルセルコン階段灯非常用照明器具 品番数 8 機種 24 品番 希望小売価格

愛北広域事務組合地球温暖化対策実行計画 平成 29 年度から平成 33 年度 愛北広域事務組合

家庭の節電 2015 年度冬季の節電へのご協力のお願い 2015 年度冬季の電力需給は 直近の経済成長の伸び 企業や家庭における節電の定着などを織り込んだ上で 北海道電力においても安定供給に最低限必要とされる予備率 3% 以上を確保できる見通しです 他方 大規模な発電所のトラブルが発生した場合 安定

東芝ライテック株式会社 照明器具個別制御システム T/Flecs ティーフレックス 2014年4月 T/Flecsは 照明器具を1台ごとにコントロールする照明制御シス きめ細かい制御で快適な視環境と省エネを実現します T/Flecs システムでは 照明器具ごとに通信機能を持たせることで それぞれの明

東電スマートメーター通信機能基本仕様に対するコメント 2012/4/17 論点 : 機能を限定したスマートメーターの拙速な導入は 結果的に電力料金の無駄遣い以外の 何物でもない 提言 : 一般家庭への中途半端な機能のスマートメーター早期導入は控えるべきである 当面のピ ーク電力需要削減対策なら 業務

新事業分野提案資料 AED(自動体外式除細動器) 提案書

2 空 白

生活衛生営業 HACCP ガイダンス ( 旅館業用 ) 導入手引書 旅館業用衛生管理点検表 1 個人衛生管理点検記録個人衛生管理は 従事者の感染症対策を中心に基準条例 8 の従事者に係る衛生管理の項目を始業時点検として次の項目を確認する (1) 従事者は 下痢 嘔吐等の体調不良がないことを確認し 症

評価項目 A Bともすべての項目に を入れてください 評価項目 A 宣言内容 ( 共通項目 ) チェック項目 取り組み結果 出来た概ね出来た出来なかった 1 経営者が率先し 健康づくりに取り組みます 健康宣言証の社内掲示など 健康づくりに関する企業方針について 従業員へ周知していますか? 経営者自身

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

h29kaki_irai.pdf

PowerPoint プレゼンテーション

発売の狙い 昨今の電力事情から節電に対する関心は高く 業務用エアコンにおいてもより一層の省エネ 節電を強く求められています また エネルギー効率が高い製品の使用を促進するために 省エネルギー法で 2015 年度に具体的に達成すべき基準値が定められています 当社は今回 機器本体の省エネ性の向上を図り


地球温暖化対策実行計画

2011 年夏季における日建設計東京ビルの節電対策と実績 Reduction of Electric power consumption in Nikken Sekkei Tokyo building in Summer 2011 株式会社日建設計設備設計部門環境 設備技術部 NIKKEN SEKK

1 平成 22 年度の取組み結果 平成 22 年度の取り組み結果は 下記のとおりです 温室効果ガスの総排出量 平成 22 年度 温室効果ガス総排出量 (t-co2) 26,876 27, % 具体的取り組み 平成 22 年度 電気使用量 (kwh) 37,334,706 38,665,4

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

HP用成果報告書_

(2) 直接的な被害 影響の内容第 図および第 表は 直接的な被害 影響を受けた事業所の具体的な被害 影響の内容を示したものである 全体では 支店 営業店 倉庫 工場等の損壊 が 51.8% で最も多く 商品 仕掛品 原材料等の損壊 が 23.5% となっている 産業分類別で

Transcription:

本フォーマットの利用の仕方 O 電力消費が特徴的で かつ汎用的な利用が可能な 8 分野について 標準フォーマットを用意しています O 該当する分野 ( 該当するものがない場合には電力消費の構造が近いと考えられる分野 ) のフォーマットを利用し 各需要家において節電行動計画の作成をお願い致します O 基本アクションをできるだけ対策として取り上げるとともに 基本アクション以外の対策についても 可能な限り取り上げるようご検討をお願い致します ( 注 : 掲げられている対策のすべてを実施しなければならない訳ではありません ) O フォーマットにない独自の対策についても追加することが出来ます ( 追加する対策は 自由記入形式のフォーマットに記載して 両フォーマットを併用しても結構です ) O 一から立案する場合には 自由記入形式のフォーマットをご利用下さい ( 参考 ) 夏期の電力需給対策について ( 抄 ) ( 平成 23 年 5 月 13 日電力需給緊急対策本部決定 ) 2. 今夏の供給力見通しと (2) 需要抑制の目標 これを達成するための大口需要家 小口需要家 の部門毎の需要抑制の目標については 同じ目標を掲げて国民 産業界が一丸となり 平等に努力してこの夏を乗り切るとの考え方の下 均一に とする ( 注 ) ピーク期間 時間帯 (7~9 月の平日の 9 時から 20 時 ) における使用最大電力の抑制を原則とする ( 注 ) 需要家には 政府及び地方公共団体を含む 以下同じ 3. 需要面の対策 (2) 小口需要家 ( 契約電力 500kW 未満の事業者 ) 1 取組の基本的方針 小口需要家は 具体的な抑制目標と それぞれの事業の形態に適合する形での具体的取組に関する自主的な計画を策定 公表するとともに 実施を図る その際 労使が十分に話し合いながら取組を進める 政府は 小口需要家の取組を促すため 節電行動計画の標準フォーマット を活用した節電取組の周知等の措置を講ずる 42

オフィスビルの節電行動計画フォーマット 契約電力 500kW 未満の事業者向け 夏期の 以下のに応じて ピーク期間 時間帯 ( ) を中心に 最大使用電力の抑制をお願いします 7~9 月の平日の 9 時から 20 時 大口需要家 (500kW 以上 ): 小口需要家 (500kW 未満 ):15 : 6000 5000 4000 3000 2000 1000 計 6000 万 kw 大口需要家 ( 契約電力 500kW 以上の事業者 ) 2050 万 kw 小口需要家 ( 契約電力 500kW 未満の事業者 ) 2150 万 kw 1800 万 kw 0 図 1: 東京電力管内の昨夏の最大ピーク需要の内訳 オフィスビルの電力消費の特徴 1 日の電気の使われ方 ( 夏期のピーク日 ) 平均的なオフィスビルにおいては 昼間 (10 時 ~17 時 ) に高い電力消費が続きます 夜間の消費電力は昼間に比べ 30% 程度になります [ 電力消費費比率 ] 1 100% 90% 80% 70% 60% 昼間に比べて 50% 30% 程度の消費 40% 30% 20% 0% 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 [ 時刻 ] 図 2: 平均的なオフィスビルにおける電力需要カーブのイメージ出典 : 推計 電力消費の内訳 ( ピーク時 :14 時前後 ) 電力消費のうち 用電力が約 48% 及び OA 機器 ( パソコン コピー機等 ) が約 40% を占めます これらを合わせると電力消費の約 88% を占めるため これらの分野における節電対策は特に効果的です エレヘ ータ 5% OA 機器 16% 2 7% 48% OA 機器で約 88% 図 3: 平均的なオフィスビルにおける用途別電力消費比率 出典 : 推計 43

節電行動計画 事業者名 責任者名 節電目標 節電実績 5 つの基本アクションをお願いします OA 機器 執務エリアのを半分程度間引きする 使用していないエリア ( 会議室 廊下等 ) は消灯を徹底する 執務室の室内温度を 28 とする ( または 風通しなど室内環境に配慮しつつ 28 より若干引き上げる ) 長時間席を離れるときは OA 機器の電源を切るか スタンバイモードにする 13% 3% (+2 の場合 ) 使用していないエリアはを停止する 2% さらに節電効果が大きい以下のアクションも検討してください 室内のCO 2 濃度の基準範囲内で 換気ファンの一定時間の停止 または間欠運転によって外気取入れ量を調整する ( 外気導入による負荷を減らすため ) 5% を削減する ( セントラル式の場合 ) 2% 複数の事業者で交代で休業する 1 3% 日射を遮るために ブラインド 遮熱フィルム ひさし すだれを活用する 3% 冷凍機の冷水出口温度を高めに設定し ターボ冷凍機 ヒートポンプ等の動力 メンテナンスや日々の節電努力もお願いします (7 グループに分けて 輪番で週二日休業した場合 ) 昼休みなどは完全消灯を心掛ける 建物全体に対する節電効果 従来型蛍光灯を 高効率蛍光灯や LED に交換する ( 従来型蛍光灯から Hf 蛍光灯又は直管形 LED に交換した場合 約 40% 消費電力削減 ) フィルターを定期的に清掃する (2 週間に一度程度が目安 ) 電気室 サーバー室の設定温度が低すぎないかを確認し 見直す 実行チェック コンセント動力 室外機周辺の障害物を取り除くとともに 直射日光を避ける 電気以外の方式 ( ガス方式等 ) の熱源を保有している場合はそちらを優先運転する 朝の涼しい時間帯から設備を起動したり 分散起動すること ( 複数台数の場合 ) により 立上げによるピーク電力上昇を抑制する エレベーターやエスカレーターの稼働を半減または停止する 電気式給湯機 給茶器 温水洗浄便座 エアタオル等のプラグをコンセントから抜く 自動販売機の管理者の協力の下 冷却停止時間の延長等を行う デマンド監視装置を導入し 設定を契約電力の とし 警報発生時に予め決めておいた節電対策を実施する コージェネレーション設備を所有している場合は 発電優先で運転する 従業員やテナントへの節電の啓発も大事です 節電啓発 ビル全体の節電目標と具体的アクションについて 関係全部門 テナントへ理解と協力を求める 節電担当者を決め 責任者( ビルオーナー 部門長 ) と関係全部門 テナントが出席したフォローアップ会議や節電パトロールを実施する 従業員の夏期の休業 休暇の分散化 長期化を促す 従業員やテナントに対して での節電の必要性 方法について情報提供を行う ご注意 記載している節電効果は 建物全体の消費電力に対する節電効果の想定割合の目安です については電気式を想定しています 一定の条件の元での試算結果ですので 各々の建物の利用状況により削減値は異なります 方策により効果が重複するものがあるため 単純に合計はできません 節電を意識しすぎるあまり 保健衛生上 安全上及び管理上不適切なものとならないようご注意下さい 44

卸 小売店の節電行動計画フォーマット 契約電力 500kW 未満の事業者向け 夏期の 以下のに応じて ピーク期間 時間帯 ( ) を中心に 最大使用電力の抑制をお願いします 7~9 月の平日の 9 時から 20 時 大口需要家 (500kW 以上 ): 小口需要家 (500kW 未満 ):15 : 6000 5000 4000 3000 2000 1000 計 6000 万 kw 大口需要家 ( 契約電力 500kW 以上の事業者 ) 2050 万 kw 小口需要家 ( 契約電力 500kW 未満の事業者 ) 2150 万 kw 1800 万 kw 0 図 1: 東京電力管内の昨夏の最大ピーク需要の内訳 卸 小売店の電力消費の特徴 1 日の電気の使われ方 ( 夏期のピーク日 ) 平均的な卸 小売店においては 昼間 (9 時 ~17 時 ) に高い電力消費が続きます 夜間の消費電力は昼間に比べ 20% 程度になります [ 電力消消費比率 ] 1 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 0% 昼間に比べて 20% 程度の消費 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 [ 時刻 ] 図 2: 平均的な卸 小売店における電力需要カーブのイメージ 出典 : 推計 電力消費の内訳 ( ピーク時 :14 時前後 ) 電力消費のうち が約 48% が約 26% 冷凍冷蔵 ( 冷蔵庫 ショーケース等 ) が約 9% を占めます これらを合わせると電力消費の約 83% を占めるため これらの分野における節電対策は特に効果的です OA 機器 ショーケース 6% 冷蔵庫 3% 26% 13% 48% 冷凍冷蔵で約 83% 図 3: 平均的な卸 小売店における用途別電力消費比率 出典 : 推計 45

節電行動計画 事業者名 責任者名 節電目標 節電実績 4 つの基本アクションをお願いします 冷凍冷蔵 店舗のを半分程度間引きする 業務用冷蔵庫の台数を限定 冷凍 冷蔵ショーケースの消灯 凝縮器の洗浄を行う さらに節電効果が大きい以下のアクションも検討してください 使用していないエリア( 事務室 休憩室等 ) や不要な場所 ( 看板 外部 駐車場 ) の消灯を徹底する 店舗の室内温度を28 とする ( または 風通しなど室内環境に配慮しつつ 28 より若干引き上げる ) 室内のCO2 濃度の基準範囲内で 換気ファンの一定時間の停止 または間欠運転によって外気取り入れ量を調整する ( 外気導入による負荷を減らすため ) ピーク時間を避けるため 営業時間や営業日を短縮 シフトする ( 系列 5 店舗間で輪番平日一日休業又は営業時間短縮した場合 ) 建物全体に対する節電効果 13% 2% (+2 の場合 ) 8% 実行チェック メンテナンスや日々の節電努力もお願いします 従来型蛍光灯を 高効率蛍光灯や LED に交換する ( 従来型蛍光灯から Hf 蛍光灯又は直管形 LED に交換した場合 約 40% 消費電力削減 ) 使用していないエリア ( 事務室 休憩室等 ) はを停止する フィルターを定期的に清掃する (2 週間に一度程度が目安 ) 日射を遮るために ブラインド 遮熱フィルム ひさし すだれを活用する 遮熱フィルム 搬入口やバックヤードの扉を必ず閉め 売場の冷気流出を防止する 電気以外の方式 ( ガス方式等 ) の熱源を保有している場合はそちらを優先運転する 調理機器 冷蔵庫の設定温度の見直しを行う 冷凍冷蔵 冷凍 冷蔵ショーケースの吸込み口と吹出し口には商品を置かないようにすると共に 定期的に清掃する オープン型の冷凍 冷蔵ショーケースについては 冷気が漏れないようビニールカーテンなどを設置する デモンストレーション用の家電製品などはできる限り電源をオフにする コンセント動力 電気式給湯機 給茶器 温水洗浄便座 エアタオル等のプラグをコンセントから抜く 自動販売機の管理者の協力の下 冷却停止時間の延長等を行う デマンド監視装置を導入し 設定を契約電力の とし 警報発生時に予め決めておいた節電対策を実施する コージェネレーション設備を設置している場合は 発電優先で運転する 従業員への節電の啓発も大事です 節電啓発 店舗全体の節電目標と具体的アクションについて 従業員へ理解と協力を求める 節電担当者を任命し 責任者 ( 店長 部門長など ) と関係全部門が出席したフォローアップ会議や節電パトロールを実施する 従業員に対して での節電の必要性 方法について情報提供を行う ご注意 記載している節電効果は 建物全体の消費電力に対する節電効果の想定割合の目安です については電気式を想定しています 一定の条件の元での試算結果ですので 各々の建物の利用状況により削減値は異なります 方策により効果が重複するものがあるため 単純に合計はできません 節電を意識しすぎるあまり 保健衛生上 安全上及び管理上不適切なものとならないようご注意下さい 46

食品スーパーの節電行動計画フォーマット 契約電力 500kW 未満の事業者向け 夏期の 以下のに応じて ピーク期間 時間帯 ( ) を中心に 最大使用電力の抑制をお願いします 7~9 月の平日の 9 時から 20 時 大口需要家 (500kW 以上 ): 小口需要家 (500kW 未満 ):15 : 6000 5000 4000 3000 2000 1000 計 6000 万 kw 大口需要家 ( 契約電力 500kW 以上の事業者 ) 2050 万 kw 小口需要家 ( 契約電力 500kW 未満の事業者 ) 2150 万 kw 1800 万 kw 0 図 1: 東京電力管内の昨夏の最大ピーク需要の内訳 食品スーパーの電力消費の特徴 1 日の電気の使われ方 ( 夏期のピーク日 ) 平均的な食品スーパーにおいては 昼間 (10 時 ~17 時 ) に高い電力消費が続きます 夜間の消費電力は昼間に比べ 30% 程度になります [ 電力消消費比率 ] 1 100% 90% 80% 70% 60% 昼間に比べて 50% 30% 程度の消費 40% 30% 20% 0% 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 [ 時刻 ] 図 2: 平均的な食品スーパーにおける電力需要カーブのイメージ 出典 : 推計 電力消費の内訳 ( ピーク時 :14 時前後 ) 電力消費のうち 冷凍冷蔵 ( 冷蔵庫 ショーケース等 ) が約 35% および ( 一般 ショーケース用 ) が約 49% を占めます 17% 25% 冷凍冷蔵で約 8 これらを合わせると電力消費の約 8 を占めるため これらの分野における節電対策は特に効果的です ショーケース 28% 2 冷蔵庫 7% 図 3: 平均的な食品スーパーにおける用途別電力消費比率 出典 : 推計 端数処理により合計値が 100% とならないことがある 47

節電行動計画 事業者名 責任者名 節電目標 節電実績 5 つの基本アクションをお願いします 冷凍冷蔵 店舗のを半分程度間引きする 店舗の室内温度を28 とする ( または 風通しなど室内環境に配慮しつつ 28 より若干引き上げる ) 使用していないエリア( 事務室 休憩室等 ) はを停止する 業務用冷凍 冷蔵庫の台数を限定 冷凍 冷蔵ショーケースの消灯 凝縮器の洗浄を行う 建物全体に対する節電効果 1 使用していないエリア( 事務室 休憩室等 ) や不要な場所 ( 看板 外部 駐車場 ) の消灯を徹底する 2% (+2 の場合 ) 5% 実行チェック さらに節電効果が大きい以下のアクションも検討してください 室内のCO2 濃度の基準範囲内で 換気ファンの一定時間の停止 または間欠運転によって外気取り入れ量を調整する ( 外気導入による負荷を減らすため ) ピーク時間を避けるため 営業時間や営業日を短縮 シフトする ( 系列 5 店舗間で輪番平日一日休業又は営業時間短縮した場合 ) メンテナンスや日々の節電努力もお願いします 従来型蛍光灯を 高効率蛍光灯や LED に交換する ( 従来型蛍光灯から Hf 蛍光灯又は直管形 LED に交換した場合 約 40% 消費電力削減 ) 日射を遮るために ブラインド 遮熱フィルム ひさし すだれを活用する フィルターを定期的に清掃する (2 週間に一度程度が目安 ) 室外機周辺の障害物を取り除くとともに 直射日光を避ける 搬入口やバックヤードの扉を必ず閉め 売場の冷気流出を防止する 電気以外の方式 ( ガス方式等 ) の熱源を保有している場合はそちらを優先運転する 冷凍冷蔵 コンセント動力 冷凍 冷蔵ショーケースの吸込み口と吹出し口には商品を置かないようにすると共に 定期的に清掃する オープン型の冷凍 冷蔵ショーケースに冷気流出防止用ビニールカーテンを設置する 調理機器 業務用冷凍 冷蔵庫の設定温度の見直しを行う 電気式給湯機 給茶器 温水洗浄便座 エアタオル等のプラグをコンセントから抜く 自動販売機の管理者の協力の下 冷却停止時間の延長等を行う デマンド監視装置を導入し 設定を契約電力の とし 警報発生時に予め決めておいた節電対策を実施する コージェネレーション設備を設置している場合は 発電優先で運転する 従業員への節電の啓発も大事です 節電啓発 店舗全体の節電目標と具体的アクションについて 従業員へ理解と協力を求める 節電担当者を決め 責任者 ( 店長 部門長 ) と関係全部門が出席したフォローアップ会議や節電パトロールを実施する 従業員に対して での節電の必要性 方法について情報提供を行う ご注意 記載している節電効果は 建物全体の消費電力に対する節電効果の想定割合の目安です については電気式を想定しています 一定の条件の元での試算結果ですので 各々の建物の利用状況により削減値は異なります 方策により効果が重複するものがあるため 単純に合計はできません 節電を意識しすぎるあまり 保健衛生上 安全上及び管理上不適切なものとならないようご注意下さい 48

医療機関の節電行動計画フォーマット 契約電力 500kW 未満の事業者向け 夏期の 以下のに応じて ピーク期間 時間帯 ( ) を中心に 最大使用電力の抑制をお願いします 7~9 月の平日の 9 時から 20 時 大口需要家 (500kW 以上 ): 小口需要家 (500kW 未満 ):15 : 6000 5000 4000 3000 2000 1000 計 6000 万 kw 大口需要家 ( 契約電力 500kW 以上の事業者 ) 2050 万 kw 小口需要家 ( 契約電力 500kW 未満の事業者 ) 2150 万 kw 1800 万 kw 0 図 1: 東京電力管内の昨夏の最大ピーク需要の内訳 医療機関 ( 病院 診療所等 ) の電力消費の特徴 1 日の電気の使われ方 ( 夏期のピーク日 ) 平均的な医療機関( 病院 診療所等 ) においては 昼間 (9 時 ~16 時 ) に高い電力消費が続きます 夜間の消費電力は昼間に比べ 40% 程度になります [ 電力消費比比率 ] 1 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 0% 昼間に比べて 40% 程度の消費 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 [ 時刻 ] 図 2: 平均的な医療機関における電力需要カーブのイメージ出典 : 推計 電力消費の内訳 ( ピーク時 :14 時前後 ) 電力消費のうち が約 38% が約 37% を占めます これらを合わせると電力消費の約 75% を占めるため これらの分野における節電対策は特に効果的です OA 機器, エレヘ ータ,, 16%, 37%, 38% で約 75% 図 3: 平均的な医療機関における用途別電力消費比率 出典 : 推計 端数処理により合計値が 100% とならないことがある 49

節電行動計画 事業者名 責任者名 節電目標 節電実績 5 つの基本アクションをお願いします 事務室のを半分程度間引きする 使用していないエリア ( 外来部門 診療部門の診療時間外 ) は消灯を徹底する 病棟 外来 診療部門 ( 検査 手術室等 ) 厨房 管理部門毎に適切な温度設定を行う 使用していないエリア ( 外来 診療部門等の診療時間外 ) はを停止する 建物全体に対実行する節電効果チェック 日射を遮るために ブラインド 遮熱フィルム ひさし すだれを活用する さらに節電効果が大きい以下のアクションも検討してください 室内の CO2 濃度の基準範囲内で 換気ファンの一定時間の停止 または間欠運転によって外気取り入れ量を調整する ( 外気導入による負荷を減らすため ) 2% メンテナンスや日々の節電努力もお願いします 従来型蛍光灯を 高効率蛍光灯や LED に交換する ( 従来型蛍光灯から Hf 蛍光灯又は直管形 LED に交換した場合 約 40% 消費電力削減 ) 病棟では可能な限り天井を消灯し スポットを利用する フィルターを定期的に清掃する (2 週間に一度程度が目安 ) 搬入口の扉やバックヤードの扉を必ず閉め冷気流出を防止する 電気以外の方式 ( ガス方式等 ) の熱源を保有している場合はそちらを優先運転する 調理機器 冷蔵庫の設定温度の見直しを行う コンセント動力 電気式オートクレーブの詰め込み過ぎの防止 定期的な清掃点検を実施する 電気式給湯機 給茶器 温水洗浄便座 エアタオル等のプラグをコンセントから抜く 自動販売機の管理者の協力の下 冷却停止時間の延長等を行う デマンド監視装置を導入し 設定を契約電力の とし 警報発生時に予め決めておいた節電対策を実施する コージェネレーション設備を設置している場合は 発電優先で運転する 医療機関関係者への節電の啓発も大事です 節電啓発 節電目標と具体策について 職員全体に周知徹底し実施する 節電担当者を任命し 責任者 ( 病院長 事務局長など ) と関係全部門が出席したフォローアップ会議や節電パトロールを定期的に実施する 医療機関関係者に対して での節電の必要性 方法について情報提供を行う ご注意 記載している節電効果は 建物全体の消費電力に対する節電効果の想定割合の目安です については電気式を想定しています 一定の条件の元での試算結果ですので 各々の建物の利用状況により削減値は異なります 方策により効果が重複するものがあるため 単純に合計はできません 節電を意識しすぎるあまり 保健衛生上 安全上及び管理上不適切なものとならないようご注意下さい 50

ホテル 旅館の節電行動計画フォーマット 契約電力 500kW 未満の事業者向け 夏期の 以下のに応じて ピーク期間 時間帯 ( ) を中心に 最大使用電力の抑制をお願いします 7~9 月の平日の 9 時から 20 時 大口需要家 (500kW 以上 ): 小口需要家 (500kW 未満 ):15 : 6000 5000 4000 3000 2000 1000 計 6000 万 kw 大口需要家 ( 契約電力 500kW 以上の事業者 ) 2050 万 kw 小口需要家 ( 契約電力 500kW 未満の事業者 ) 2150 万 kw 1800 万 kw 0 図 1: 東京電力管内の昨夏の最大ピーク需要の内訳 ホテル 旅館の電力消費の特徴 1 日の電気の使われ方 ( 夏期のピーク日 ) 平均的なホテル 旅館においては 23 時以降の深夜 ~ 朝 6 時頃の夜間以外は高い電力消費が続きます 夜間の消費電力は昼間に比べ 70% 程度になり 昼夜間格差は小さいです [ 電力消費費比率 ] 1 100% 90% 80% 70% 60% 50% 昼間に比べて 40% 70% 程度の消費 30% 20% 0% 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 [ 時刻 ] 図 2: 平均的なホテル 旅館における電力需要カーブのイメージ出典 : 推計 電力消費の内訳 ( ピーク時 :14 時前後 ) 電力消費のうち が約 26% が約 3 を占めます ( 右グラフの比率の構成としては 概ね 客室 : 客室以外 =1:7 となっています ) 3 26% で約 57% これらを合わせると電力消費の約 57% を占めるため これらの分野における節電対策は特に効果的です コンセント エレヘ ータ 8% 3 図 3: 平均的なホテル 旅館における用途別電力消費比率 出典 : 推計 51