Bluetooth CCD 1 次元 /2 次元スキャナー IG610BT 簡易設定マニュアル Ver 1.0 1
改定履歴 Ver 発行日改定履歴 1.0 2018/04/10 初版発行スキャナー :S32V7.13.00PL3307.FK2018.04.02 F-EZ-HID-SPP-AT-V100-T029BT-20170810 クレードル :S32V7.15.01_BTC.FK. 2018.04.02 2
はじめに この度は Bluetooth CCD 1 次元 /2 次元スキャナー IG610BT をお買上げいただきまして誠にありがとうございます 詳細設定マニュアルは 弊社ホームページからダウンロードが可能です ダウンロード先 URL http://www.fksystem.com/download/ig610bt_manual.pdf 同梱品 スキャナー本体クレードル AC アダプタ USB ケーブル 簡易設定マニュアル製品保証書付き 設置方法 下図のようにクレードルにケーブルを挿してください 充電は下図のようにクレードルに挿して行ってください クレードルに AC アダプタを必ず接続してください AC アダプタなしで充電はできません 3
バッテリーについて 長期間ご使用頂かないとバッテリーの残量が少なくなりすぎ 保護回路が働き充電ができなくなることがあります 充電ができなくなった場合は バッテリーを一度取外し 再挿入する事で充電ができるようになることがあります 下記図の通りバッテリーの挿入向きに注意しお試しください バッテリー劣化により充電ができない場合もございます バッテリ交換方法 底面の蓋のネジをドライバで外し 蓋を取るとバッテリの着脱が可能です 1 ネジを外し 2 蓋を外します 専用バッテリ 別売 4
LED インジゲータとビープ音 ( スキャナー本体 ) LED ビープ音説明 緑 1 回 点滅 ピピピピピピ- 電源オン 赤 点灯 - バッテリー充電中 緑 点灯 - バッテリー充電完了 赤 1 回 点滅 ピ (20 秒間隔 ) バッテリー残量低下 ( 少ない ) 赤 4 回 点滅 ピピピピ (10 秒間隔 ) バッテリー残量低下 ( 非常に少ない ) 赤 3 回 点滅 ピピピ バッテリー残量なし 緑 1 回 点滅 ピ バーコード読取り成功 送信成功バーコード読取り成功 メモリ保存成功 赤 2 回 点滅 ピピ バーコード読取り成功 送信失敗 赤 2 回 点滅 ピピ 空きメモリーなし メモリー保存失敗 青 2 回点滅 (1 秒間隔 ) - 通信 接続開始 青 2 秒 点灯 ピピピピ ( 低 高 ) 通信 接続成功 青 1 回点滅 (2 秒間隔 ) - 通信中 - ピピピピ ( 高 低 ) スリープモードへ 青 2 秒 点灯 ピピピピ ( 高 低 ) 通信切断成功 LED インジゲータとビープ音 ( クレードル ) LED ビープ音説明 緑 1 回 点滅 - 電源オン 緑 1 回 点滅 - 送信成功 青 点灯 - スキャナと接続中 青 2 回点滅 (2 秒間隔 ) - スキャナと切断中 5
システム設定 初期化 手順 :1 4 の順に進みます 1 エンジン初期化 2Bluetooth 接続初期化 %+$000C$ ピピピと 3 回ビープ音が鳴った後 ピピピピ ( 高 低 ) とメロディーが鳴ります ( 切断 ) 3 接続確立を待ちます 接続確立すると ピピピピ ( 低 高 ) のメロディーが鳴ります (20 秒程かかる場合がございます ) 4 スキャナー / クレードル初期化 %$+/2 ファームウェアーバージョン表示 メモ帳等のテキストエディタを開き カーソルを置いた状態でバーコードをスキャンします スキャナー クレードル %+$000K$ %+$000Y$ MAC アドレス表示 メモ帳等のテキストエディタを開き カーソルを置いた状態でバーコードをスキャンします スキャナー クレードル %+$000L$ %+$001P$ 6
Bluetooth 設定 Bluetooth 接続 SPP マスターモード ( 専用クレードルと接続 ) 設定手順 :1 4 の順に行います 1 下記バーコードをスキャンします SPP マスターモード ( 専用クレードル ) %A1J3 2 クレードル底面のバーコードをスキャンします スキャナー上部の LED インジゲータが緑に 1 回点灯し ピピピ と 3 回ビープ音が鳴ります 3 ピピピピ ( 高 低 ) とメロディーが鳴ります 4 接続が確立すると ピピピピ ( 低 高 ) とメロディーが鳴り クレードル LED インジゲータが常時青点灯します Bluetooth 接続 SPP マスターモード ( 市販 Bluetooth アダプター等 ) 設定手順 :1 3 の順に行います 1 下記バーコードをスキャンします SPP マスターモード ( 市販 Bluetooth アダプター等 ) %A1J4 2 接続する 市販 Bluetooth アダプターの MAC アドレスのバーコードをスキャンします MAC アドレスバーコードの作成方法 接続するアダプターの MAC アドレスの前に %+$ を付加します Code39 でバーコードを作成します 例 ) 市販アダプターの MAC アドレス : 00:1B:DC:0B:8D:C3 の場合 *%+$001BDC0B8DC3* (*= スタート / ストッフ コート ) の Code39 を作成します 3 接続が確立すると ピピピピ ( 低 高 ) とメロディーが鳴ります 7
Bluetooth 接続 SPP スレーブモード ( ホストと SPP 接続 ) 設定手順 :1 ➄ の順に行います 1 下記バーコードをスキャンします SPP スレーブモード %A1J2 2 接続端末の Bluetooth を ON にして周辺の Bluetooth 機器を検索します 検索された Barcode Scanner-XXXXXX を選択します 画像は Surfece Pro 4 Win10 の例です 選択すると 接続済みになります 8
3 コントロールパネルから デバイスとプリンター を開きます 未指定の箇所に表示されている Barcode Scanner-XXXXXX のプロパティを開きます 4 サービス タブ内の シリアルポート (SPP) SPP Dev にチェックが入っており 表示されている COM ポート番号を確認します ➄Tera Term 等のシリアル接続に対応したターミナルエミュレーターで 4 で表示された COM ポート番号を指定します 9
Bluetooth 接続 HID モード ( ホストと HID 接続 ) 設定手順 :1 3 の順に行います 1 下記バーコードをスキャンします HID スレーブモード %A1J0 2 接続端末の Bluetooth を ON にして周辺の Bluetooth 機器を検索します 検索された Barcode Scanner-XXXXXX を選択します 画像は iphone の例です 選択すると 接続済みになります 機器を選択した際に Pin コードを求められた場合は Pin コード用数字バーコードを使用し表示されている数字の順番にスキャンます 最後に 完了 バーコードをスキャンします Pin コード用数字バーコード 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 完了 3 接続が確立すると ピピピピ ( 低 高 ) とメロディーが鳴ります ios ソフトキーボード表示 有効 : トリガーダブルクリックでソフトキーボードの表示 / 非表示を切り替えます 有効 無効 %A4O8 %A4O0 10
基本設定 読取りビープ音設定 有効 無効 1040021 1040020 読取りビープ音の音量設定 大 中 2050800 2050801 小 2050802 キーボード設定 Caps Lock 有効 : ホストの Caps Lock の状態に関係なく バーコードデータを出力します 無効 : ホストの Caps Lock の状態に従います 有効 無効 %0X88 %0X80 大文字 / 小文字の変換 大文字 小文字 %0331 %0332 変換なし %0330 11
よく使うバーコード設定 Interleaved 2 of 5(ITF) 読取り 無効 有効 1000060 1000061 Codabar/NW-7 読取り 無効 有効 1000070 1000071 GS1 Limited 読取り 無効 有効 1000360 1000361 ISBN 読取り 978 出力しない 978 出力する 1000231 1000230 読取り桁数の設定 桁数制限で読取りができない場合は コード種毎の下記バーコードをスキャンしてからお試しください ITF 任意の読取り桁数 F0010809023700006 NW-7 任意の読取り桁数 F0010203023700007 12
Codabar/NW-7 スタート / ストップコード 送信しない 送信する 1020061 1020060 アドオンコード読取り アドオンコード付きのみを読取りし アドオンコードを出力する 2010E01 アドオンコード付き / なしを読取りし アドオンコードを出力しない 2010E00 アドオンコード付き / なしを読取りし アドオンコードを出力する 2010E02 UPC-A を JAN-13 に変換 有効 :UPC-A のデータ (12 桁 ) の先頭に 0 を付加し JAN-13 のデータ (13 桁 ) を出力します 無効 :UPC-A のデータ (12 桁 ) をそのまま出力します 無効 有効 2030101 2030102 13
QR コード漢字出力エンコード設定 Bluetooth 接続 SPP マスターモード ( 専用クレードルと接続 ) 時のみの設定です Microsoft Word は ALT モード入力をサポートしていない為 ご使用頂けません 設定手順 : 上から順にスキャンし 1 または 2 を選択し スキャンします 初期値は 3 の 無効 です ALT モード 有効 %03O8 キーボード言語 日本語 %0ZV9 1 シフト JIS 送信 2UTF-8 送信 %%3C3 %%3C7 3 無効 %%3C0 出力エンコード設定後 メモ帳を開きカーソルを置いた状態で 設定したエンコード のサンプル QR コードをスキャンしてみてください サンプル QR コード S-JIS UTF-8 14
データの末尾に TAB Enter を付加する設定 Bluetooth 接続設定 HID モード ( ホストと HID 接続 ) Bluetooth 接続設定 SPP マスターモード ( 専用クレードルと接続 ) 時 クレードルインターフェイス設定 で USB-HID に設定している時に有効な設定です 手順 : 上から順に設定バーコードをスキャンします サフィックス 1 の設定 50C0006 TAB Enter 7 7 0 0 0 1 9 3 送信フォーマットの設定 [ テ ータ ] [ サフィックス 1] 20C1001 15
製品保証書 この製品保証書は エフケイシステムが定める製品保証規定に基づき 製品の無料修理をお約束するものです 製品名 シリアル No 保証期間 : ご購入日より一年間 Bluetooth CCD 1 次元 /2 次元スキャナー IG610BT 購入日使用 OS PC 機種名購入店印 株式会社エフケイシステム 462-0063 愛知県名古屋市北区丸新町 212 TEL: 052-870-5646 FAX: 052-870-5647 修理窓口 :techuno@fksystem.com 製品保証規定 この製品の保証規定は 製品保証書に明記した期間内において 取扱説明書等に従って正常な使用をしていたにも関わらず製品故障が発生した場合に 製品の無料修理をお約束するものです 保証期間内の無料修理は 故障製品を当社までお送り頂き 修理完了品又は代替品をお客様に返送することとします 下の記入欄に不具合の内容を記入し上記に記載された宛先まで故障製品を送付して下さい 送料はそれぞれ送付元負担とさせて頂きます 保証期間内であっても次の項目に該当する場合は 無料修理の範囲外とさせて頂きます ( 但し 無料修理の範囲外であっても有料での修理又は代替品への交換 サービスはご利用頂けます ) 1. 使用上の誤り又は不当な修理や改造によって生じた故障及び損傷 2. お買い上げ後の輸送 移動 落下等によって生じた故障及び損傷 3. 火災 地震 水害 落雷 その他の天変地異 公害 塩害 異常電圧等の外部要因によって生じた故障及び損傷 4. 車両 船舶等に搭載されたことによって生じた故障及び損傷 5. 経年劣化によるもの または消耗品の交換 6. 本製品保証書の提示がない場合 7. 本製品保証書の所定事項に記入がない場合 又は字句を不当に書き換えられた場合 本製品保証規定は 本製品についてのみ無料修理をお約束するもので本製品の故障又は使用によるその他の損害については 当社はその責を一切負わないものとします 本製品保証規定は日本国内でのみ有効です 本製品保証書は再発行致しませんので 紛失しないように大切に保管してください 不具合記入欄 ( できる限り詳しくご記入ください ) 16