PhotoFiltre 解説 PhotoFiltre はフランス産のソフトです PhotoFiltre はフリーソフトとは思えないほど非常に高機能な画像レタッチ ペイントソフトで 100 種類以上のフィルターを搭載し シャープやぼかし 水彩画や油彩画 ジグソーパズル模様の付加や水面反射など非常に多彩な効果を加え画像を加工することができます またワンクリックで自動レベル補正や自動コントラスト補正が行える専用のボタンが付いているので 多数の画像のレベル補正やコントラスト補正も手軽に行うことができます そのほかにも市販ソフトな見に充実したツールを搭載しているので高度なレタッチを行うことができます 画像レタッチ系機能に比べるとやや少ないですが ペイント系の機能も搭載している ので画像に文字や絵などを描き込む場合にも対応できます またプラグインにも対応し プラグインを追加することで機能を拡張し対応画像形式を 増やしたり さらに高度な加工を施すこともできるようになります 動作も比較的軽快 で PhotoShop などと比べるとストレスなく使用することができます PhotoFiltre はインターフェースに MDI 形式を採用しているので 複数の画像を開いて同時進行で複数画像を加工することができます 残念なのはレイヤー機能に対応していないことで レイヤー機能を追加したければ 25 ユーロのシェアウェア版を購入する必要があります
PhotoFiltre のご紹介 PhotoFiltre はフランス製の画像加工 SOFT です いろんな画像加工ができますがここでは 1. 文字入れ 2. 画像切抜き 3. 画像合成 4. 明るすぎる写真の補正以上について説明します 1. 事前準備 ( ア ) 写真のコピーの作成写真の加工をするとき元の写真に間違って上書きしないようにコピーをとり それを加工するのが無難です コピーは写真を選び Ctrl キーを押しながらドラッグすればコピーができます ここではファイル内の写真を Ctrl キーを押しながら写真をすべて選び最後まで選んだらそのままドラッグするとすべての写真のコピーが出来ます 以後の作業はこーピーをした写真 ( コピー XXX という名前がついています ) を使います ( イ ) PhotoFiltre を立ち上げます PhotoFiltre はリムーバブルディスクに入れたまま動きますので マイコンピュータを開きリムーバブルディスクをクリックします 1 リムーバブルにある PhotoFiltre のファイルを開きます 2 PhotoFiltre のアイコンをクリックします 下の画面が Photofiltre の最初の画面です 1
2. 加工を行います ( ア ) 文字入れをします 1 ファイルを開くのアイコンをクリックしコピー教材 3 を開きます このとき Photofiltre の画面を最大にしておくほうが加工しやすいです 2 テキストボタン T をクリックし テキスト入力欄に富士山と入力し OK します カラー フォント 効果等は後でいろいろ変えてみてください ( 縦書きにする場合は @ 付きのフォントを選び 出来た文字の入った枠を選び右クリック 変 形 時計回り 90 度を選び縦書き表示にします ) 3 写真の真ん中に出来た文字の入った枠をを選びをドラッグします 2
適当な位置 大きさになったら Enter キーで確定します やり直す場合は Enter キーを押す 前に Esc キーを押します (イ) 画像切抜き トリミングと背景の透明化 ① PhotoFiltre でコピー教材 8 を開きます ② トリミング 画面上で月を囲むようにマウスでドラッグしつきを囲む点線の四角形が出来た ら右クリックメニュからトリミングを選びます 3
③ 背景の透明化 1. ニューバーのイメージから透明色を選びます 確認画面が出るので はい をクリックします 2. 3. 透過色にしたい場所を選ぶとその場所の色が表示され許容値をスライダーで選びます 許容値が大きいほど透過に色の範囲が広がります 結果はプレビューで確認します 全て完全でなくても OK しその時点で確定した後 再度透過した居場所を選び作業を繰り 返します OK しなければ元に戻ります 何度かこの作業を繰り返し月以外の場所が透明になれば作業は終わりなので名前をつけて 保存で同じ名前を選び ファイルの種類を Gif にして保存します 4
(ウ) 画像合成 ここでは夜の富士山に月が出ている写真を作ります ① 夜の富士山を作ります PhotoFiltre でファイルを開くを選びコピー教材 3 を選び フィルター 色調 夜効果を選びます ファイルを閉じないで③に進みます ② RhotoFilter で先ほど背景を透明化したコピー教材 8 を開き 編集メニューでコピーを選 びます 選んだ後画像を で閉じます ③ 先ほど作成した夜の富士山の画像が出るので右クリックメニューから貼り付けを選ぶ 5
④ 貼り付けた月を適当な位置にドラッグし四角形のいずれかの隅を選び ます 完成すれば名前をつけて保存します 完成例 でサイズを調整し (エ) 明るすぎる画像の補正 ① PhotoFiltre でコピー教材 4 を開きます ② 補正メニューからガンマ訂正を選び レベル補正をスライドバーで左にスライドし 暗くなり ます 適当なところまで選びます チャネルは全てを選びます 6
③ 補正メニューから明るさ コントラストを選びコントラストを変更します 元の写真 補正後の写真 一般的な解説 機能については下記のページを参考にしてください 画像補正 http://moment.websozai.jp/kakou/photofilter/kakou.html 機能解説 http://moment.websozai.jp/kakou/photofilter/kinou.html 用語辞典 使っていてわからない用語が出てきたときは IT 用語辞典 e-word で調べるのも一つの方法で す http://e-words.jp/ 補足 1.p3の 2 のイの画像切抜きの方法について メニューバーの選択 選択範囲の形状 なげなわ選択を 選びマウスで切り抜きたい形状をドラッグしてその形状が完成すると 右クリックメニューからトリミ ングを選ぶと切り抜く事が出来ます 2.イメージを透過色で切り抜いてもあまりうまくいかないときは 先ほど使ったなげなわ選択を選びそ の場所を囲ってイメージメニュー 自動透過 選択範囲の内側を選んで透過補正します ペイントに貼 り付け 消えない場所を消しゴムで消した後 再び Photofiltre で透過色処理をしてもきれいになります 3.透過加工した写真はそのまま Word に貼り付けられますが 透過処理したところが黒になるときがあ ります そのときはその画像を選び下の図ツールバーを出し透名な色に設定を選び 透過処理をした場 所を選べば透明になります 7
画像形式 JPEG, GIF, PNG 比較表 (http://www.animegif.net/animegif/format.html) ホームページで利用できる画像 3 形式の特性を下表にまとめてあります 使用用途に応じて最適な画像形式を選んで下さい 画像形式の違いについて 画像形式 JPEG GIF PNG 画質の劣化 最大色数 不可逆圧縮 ( 画質劣化あり ) 可逆圧縮 ( 画質劣化なし ) 約 1678 万色 (24bit) 256 色 (8bit) 可逆圧縮 ( 画質劣化なし ) 約 1678 万色 (24bit) 約 280 兆色 (48bit) 透過処理透過不可透過可能 (1 色 ) 透過可能 (1 色 アルファチャンネル ) アニメーションアニメ不可アニメ可 徐々に表示可能可能可能 ( インターレースなど ) アニメ不可 ( アニメ形式は APNG) ( 注 ) PNG の最大色数は一般的な 24bit( アルファチャンネルを含めると 32bit) と特殊な 48bit( アルファチャンネルを含めると 64bit) を併記しています 最適な画像形式について 画像形式 JPEG GIF PNG フルカラー写真 モノクロ写真 フルカラー CG 単色イラスト ボタン画像 バナー アイコン アニメーション 幾何学模様