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Transcription:

高性能ロングレンジ CCD バーコードリーダ GRD130 HGD130 共通取扱説明書 Ver.0.9a 対応機種 : グリフォン : GRD130 KBY (PS/2 キーボードウェッジ ) GRD130 USB (USB)(HID & 仮想 COM) GRD130 RS (RS-232 シリアル ) ヘロンG: HGD130 KBY (PS/2 キーボードウェッジ ) HGD130 USB (USB)(HID & 仮想 COM) HGD130 RS (RS-232 シリアル )

はじめに はじめに このたびは高性能ロングレンジ CCD バーコードリーダ<グリフォン>(GRD130 シリーズ )/<ヘロン G> (HGD130 シリーズ ) をお買い上げいただき 誠にありがとうございます 本取扱説明書には グリフォン / ヘロン G の外部機器との接続方法および内部パラメータの設定方法について記載してありますので 初めてグリフォン / ヘロン G を使用する前に必ずお読みください ご注意 (1) 本書の内容の全部または一部を無断で複製することは禁止されています (2) 本書の内容については改良のため予告なしに変更することがありますのでご了承ください (3) 本書の内容については万全を期しておりますが 万一ご不審な点や誤り 記載漏れなどお気付きのことがございましたら巻末の弊社担当窓口までご連絡くださるようお願い申し上げます (4) 本書に基づいてグリフォン / ヘロン G を運用した結果の影響については (3) 項にかかわらず弊社では責任を負いかねますのでご了承くださるようお願い申し上げます 梱包内容 製品がお手元に届きましたら すぐに開梱して以下のものが揃っているかご確認ください もし 不足 破損などがありましたら ご購入先の販売店または巻末の弊社担当窓口までご連絡ください グリフォン/ ヘロン G スキャナ本体 1 インタフェースケーブル 1 ( 通常は 本体に接続されています ) 取扱説明書( 本書 ) 1 保証書 1 ユーザ登録書 1

目次 セットアップ... 4 KBY タイプのセットアップ (PS/2 キーボードウェッジインタフェース )... 4 USB タイプのセットアップ... 6 HID キーボードインタフェースのセットアップ... 6 仮想 COM インタフェースのセットアップ... 10 RS タイプのセットアップ (RS232 シリアルインタフェース )...11 設定手順... 12 初期設定... 13 インタフェースの選択... 13 キーボードウェッジ (PS/2/USB)... 13 キーボード種類 ( 国別 ) 設定... 13 ALT モード... 14 RS-232 シリアル... 14 キーボードウェッジ接続の各種設定... 15 キャラクタ間ディレイ時間の設定... 15 バーコード間ディレイ時間の設定... 16 Caps Lock 機能の設定... 17 Num Lock 機能の設定... 17 RS-232 シリアル接続の各種設定... 18 初期設定値... 18 ボーレートの設定... 18 データビットの設定... 19 パリティの設定... 19 ストップビットの設定... 19 フロー制御の設定... 20 ACK/NAK の設定... 20 FIFO 機能の設定... 21 受信タイムアウトの設定... 22 キャラクタ間ディレイ時間の設定... 23-1 -

データフォーマットの設定... 24 ヘッダの設定... 24 ターミネータの設定... 26 キャラクタ置き換え機能の設定... 28 読み取り動作の設定... 32 概要... 32 モード1の動作設定... 32 モード2の動作設定... 33 トリガースイッチの動作設定... 33 読み取りサイクルの設定... 34 ブザー音量の設定... 34 ブザー音色の設定... 35 ブザー音タイプの設定... 35 2 度読み防止時間の設定... 36 LED 点滅時間の設定... 37 読み取りバーコードの設定... 38 読み取りバーコードの設定を始める前に... 38 Code39 系の設定... 39 読み取りコードの設定... 39 読み取り桁数の範囲設定... 40 JAN/EAN と UPC の設定... 41 読み取りコードの設定... 41 チェックデジットの設定... 43 UPC/EAN 変換... 44 ISBN 変換... 44 2 of 5 系の設定... 45 読み取りコードの設定... 45 CIP/HR コード... 47-2 -

Code 128 系の設定... 48 読み取りコードの設定... 48 ISBT 128 コード連結フォーマットの設定... 48 Codabar 系の設定... 49 読み取りコードの設定... 49 読み取り桁数の範囲設定... 50 スタート / ストップキャラクタの設定... 51 Code 93 の設定... 52 読み取りコードの設定... 52 保守メニュー... 53 ファームウェアのバージョン確認... 53 設定パラメータの確認... 53 主な仕様 : グリフォン... 54 主な仕様 : ヘロン G... 55 GRD130RS / HGD130RS ピン配列表 ( 標準 CAB350 タイプ )... 56 ASCII キャラクタ配列表 (00hex~7Fhex)... 57 特殊キー配列表 (83hex~9Ahex)... 57-3 -

[ セットアップ ] KBY タイプのセットアップ セットアップ KBY タイプのセットアップ (PS/2 キーボードウェッジインタフェース ) (GRD130KBY/HGD130KBY) スキャナを PC に接続するときは PC の電源が切れた状態で作業してください PC の電源が入っている状態で作業すると スキャナまたは PC の動作が不安定になる場合があります (1) インタフェースケーブルのオス側のコネクタを PC 本体のキーボードポートに接続して もう一方のメス側 のコネクタをキーボードのケーブル先端のコネクタに接続します ノートブック PC に接続する場合は イ ンタフェースケーブルのオス側のコネクタを PC 本体の PS/2 ポートに接続します (2) PC の電源を入れます 正しく接続されていれば スキャナ本体のブザーが " ププププ " と低い音程で 4 回鳴ります その他のブザー音が鳴ったり ブザー音がまったく鳴らなかったりした場合は 一旦 PC の電源を切り ケーブルの接続を確認してやり直してください それでも状況が改善されない場合は 巻末に記載の弊社担当窓口までご連絡ください (3) 次の 初期設定 デスクトップ または ノートブック 日本語キーボード のバーコードを読み取りま す 初期設定 デスクトップ ( 外部キーボード使用 ) ノートブック ( 外部キーボード未使用 ) 106( 日本語 ) キーボード - 4 -

[ セットアップ ] KBY タイプのセットアップ (4) 読み取りテストを行います 文字入力できるアプリケーション ( メモ帳など ) を起動して 以下のテストバーコードを読み取ります テストバーコード カーソルの位置に 12345 と入力されていればテスト OK です セットアップは完了しました この後 必要に応じて 各種パラメータを設定してください - 5 -

[ セットアップ ] USB タイプのセットアップ USB タイプのセットアップ (GRD130USB/HGD130USB) HID キーボードインタフェースのセットアップ (1) ドライバのインストール GRD130USB/HGD130USB を初めて PC に接続する際 USB ヒューマンインターフェイスデバイス ドライバのインストールが必要になります ここでは Windows98SE での画面を用いて インストール手順を説明します 他の OS でも ダイアログ表示が多少異なりますが ほぼ同じ手順です OS によっては 自動でインストールが進む場合もあります a)pc に電源を投入し Windows を起動します b) スキャナの USB コネクタを PC の USB ポートに接続します USB ハブは使用せず スキャナを直接 PC に接続してください USB ハブを使用した場合 スキャナの動作が不安定になったり 動作しなかったりする場合があります 弊社では USB ハブの使用はサポート外とさせて頂いておりますのでご了承ください c) スキャナ本体のブザーが " ププププ " と低い音程で 4 回鳴ります その他のブザー音が鳴ったり ブザー音がまったく鳴らなかったりした場合は 一旦 PC の電源を切り ケーブルの接続を確認してやり直してください それでも状況が改善されない場合は 巻末に記載の弊社担当窓口までご連絡ください d)pc のディスプレイ画面に 新しいハードウェア のダイアログが数秒間表示された後 新しいハードウェアの追加ウィザード のダイアログが表示されます OS によっては自動でインストールが進む場合もあり 新しいハードウェアの追加ウィザード が表示されない場合もあります その場合は 手順 j に進み デバイスマネージャ を確認してください e) 次へ ボタンをクリックします - 6 -

[ セットアップ ] USB タイプのセットアップ f) 使用中のデバイスに最適なドライバを検索する ( 推奨 ) を選択し 次へ ボタンをクリックします g) チェックマークは付けずに 次へ ボタンをクリックします このとき Windows オペレーティングシステムの CD-ROM を要求される場合があります その場合は 画面の指示に従ってください - 7 -

[ セットアップ ] USB タイプのセットアップ h) このデバイスに最適なドライバをインストールする準備ができました と表示されたら 次へ ボタ ンをクリックします i) 新しいハードウェアデバイスに必要なソフトウェアがインストールされました と表示されたら 完了 ボタンをクリックします これでインストールは完了です なお このインストール手順の c ~ i は 2 回繰り返される場合があります - 8 -

[ セットアップ ] USB タイプのセットアップ j) デバイスマネージャ に 次のように表示されているか確認します キーボード に HID 互換キーボード ( または同様の表示 ) ヒューマンインターフェイスデバイス に USB ヒューマンインターフェイスデバイス ( または同様の表示 ) これらの表示は スキャナを接続している間だけ表示されます (2) 次の 初期設定 USB 接続 日本語キーボード のバーコードを読み取ります ( 初回接続時のみ ) 初期設定 USB 接続 106( 日本語 ) キーボード - 9 -

[ セットアップ ] USB タイプのセットアップ (3) 読み取りテストを行います 文字入力できるアプリケーション ( メモ帳など ) を起動して 次のテストバーコードを読み取ります テストバーコード カーソルの位置に 12345 と入力されていればテスト OK です セットアップは完了しました この後 必要に応じて 各種パラメータを設定してください 手順 1 の j で デバイスマネージャ に必要な項目が表示されているにもかかわらずスキャナが 動作しない または動作はするが読み取ったデータが表示されない場合は スキャナのケーブルを PC から一旦抜いて 再度差し込んでください 仮想 COM インタフェースのセットアップ GRD130USB/HGD130USB を仮想 COM として利用するためには 専用のドライバをダウンロードして インストールする必要があります 詳細については 弊社営業窓口までお問い合わせください - 10 -

[ セットアップ ] RS タイプのセットアップ RS タイプのセットアップ (RS232 シリアルインタフェース ) (GRD130RS/HGD130RS) グリフォン / ヘロン G をホスト機器に接続する前に 巻末の ピン配列表 を確認し 正しく配線してください 誤った配線で接続すると グリフォン / ヘロン G やホスト機器が故障する可能性があります グリフォン / ヘロン G をホスト機器に接続するときは ホスト機器の電源が切れた状態で作業してください (1) グリフォン / ヘロン G のインタフェースケーブルのコネクタを ホスト機器のシリアルポートに接続します (2) ホスト機器の電源を入れます 電源供給機能を持たないホスト機器 (PC など ) を使用する場合や 供給される電源容量が不足している場合は オプションの専用 AC アダプタをインタフェースケーブルのコネクタカバーにある電源ジャックに差し込みます ホスト機器または AC アダプタから電源が正しく供給されると スキャナ本体のブザーが " ププププ " と低い音程で 4 回鳴ります その他のブザー音が鳴ったり ブザー音がまったく鳴らなかったりした場合は 一旦ホスト機器の電源を切り ケーブルの接続を確認してやり直してください それでも状況が改善されない場合は 巻末に記載の弊社担当窓口までご連絡ください (3) 次の 初期設定 RS-232 シリアル のバーコードを読み取ります 初期設定 RS-232 シリアル (4) ホスト機器の設定に合わせて 各種パラメータを設定します これでセットアップは完了です ホスト機器の設定については ホスト機器の取扱説明書をご確認ください - 11 -

[ 設定手順 ] 設定手順 1) 変更したいパラメータの記載されているページを開きます 2) 変更したいパラメータのバーコードを読み取ります スキャナのブザーが ピピピピッ ピピピピッ と高い音程で 8 回鳴れば 設定は変更されています パラメータによっては 設定開始 ~ 内容選択 ~ 設定終了 の順に 複数のバーコードを読み取る場合もあります その場合 スキャナのブザーは 設定開始 のバーコードを読んだときに ピピピピッ と高い音程で 4 回 内容選択のバーコードを読むごとに プ と低い音程で 1 回 設定終了 のバーコードを読んだときに ピピピピッ と高い音程で 4 回鳴ります パラメータ設定バーコード ( 設定開始 や 内容選択 も含む ) を読んだときに プ プ プ または ピピ ピピッ プ プ プ と鳴った場合は 正しく設定変更できていません 一旦 設定終了 のバーコードを 読み取って 再度 最初から設定し直してください 3) 複数のパラメータを変更する場合は 同様に繰り返します 設定内容がわからなくなってしまった場合は 一度初期設定に戻してから必要に応じてパラメータを変更し てください - 12 -

初期設定 [ 初期設定 ] [ インタフェースの選択 ] キーボードウェッジ (PS/2/USB) GRD130/HGD130 シリーズの内部設定を工場出荷時の状態 (* 印がついている設定 ) に戻します 初期設定バーコードを読んだ後は インタフェースの選択 を必ず行ってください インタフェースの選択を行わないと 設定が初期化されない場合があります 初期設定 インタフェースの選択キーボードウェッジ (PS/2/USB) GRD130/HGD130 シリーズをキーボードウェッジインタフェースで使用するときは 以下のいずれかの 設定バーコードを読みます PS/2 接続で外部キーボードを使用する場合は デスクトップ に 外部キーボ ードを使用しない場合や USB 接続の場合は ノートブック に設定します PS/2 デスクトップ ( 外部キーボード使用 ) PS/2 ノートブック ( 外部キーボード未使用 ) USB キーボード種類 ( 国別 ) 設定 初期設定値は 101( 英語 ) キーボード です 日本語キーボードを使用している場合は 106( 日本語 ) キーボード に設定します 101( 英語 ) キーボード (*) 106( 日本語 ) キーボード 101( 英語 ) キーボード /106( 日本語 ) キーボード以外のキーボードを使用している場合は ALT モ ード に設定してください また キーボードの種類 ( 国 ) によってはオプションで対応しているものもありま す 詳しくは巻末に記載の弊社担当窓口までお問い合わせください - 13 -

[ インタフェースの選択 ] ALT モード /RS-232 シリアル ALT モード 101( 英語 ) キーボード /106( 日本語 ) キーボード以外の特殊なキーボードを使用しているときは ALT モードに設定します ただし この機能を有効にすると 通常のキーボードウェッジよりもデータ送信に時間がかかります また 一部のアプリケーション (Microsoft Excel など ) で データ入力がうまくできない場合があります ALT モード PS/2 デスクトップ ( 外部キーボード使用 ) ALT モード PS/2 ノートブック ( 外部キーボード未使用 ) USB RS-232 シリアル グリフォン / ヘロン G を RS-232 シリアル接続で使用するときは 以下の設定バーコードを読みます RS-232 シリアル - 14 -

キーボードウェッジ接続の各種設定キャラクタ間ディレイ時間の設定 [ キーボードウェッジ接続の各種設定 ] キャラクタ間ディレイ時間の設定 PC 側の受信処理が遅い場合に 読み取りデータの各キャラクタ間にディレイ ( 遅延 ) を発生させることで 確実にデータ受信を行う機能です 1 ミリ秒単位で 1 ミリ秒から 99 ミリ秒の間で設定できます 00 に設定す ると ディレイ無効となります 初期値は キャラクタ間ディレイ無効 です この設定は RS-232 シリアル接続の各種設定 の キャラクタ間ディレイ時間の設定 と同一です キャラクタ間ディレイ無効 (*) キャラクタ間ディレイの設定開始 設定する時間の数字を 2 桁で入力します 0 最初の数字が 10 の位 次の数字が 1 の位になります 4 1 7 5 2 8 6 3 9 設定終了 - 15 -

[ キーボードウェッジ接続の各種設定 ] バーコード間ディレイ時間の設定 バーコード間ディレイ時間の設定 PC 側の受信処理が遅い場合 複数のバーコードを読み取ったときにバーコード間にディレイ ( 遅延 ) を発生させることで確実にデータ受信を行う機能です 1 秒単位で 1 秒から 99 秒の間で設定できます 00 に設定すると ディレイ無効となります 初期値は バーコード間ディレイ無効 です バーコード間ディレイ無効 (*) バーコード間ディレイの設定開始 設定する時間の数字を 2 桁で入力します 0 最初の数字が 10 の位 次の数字が 1 の位になります 4 1 7 5 2 8 6 3 9 設定終了 - 16 -

[ キーボードウェッジ接続の各種設定 ] CapsLock 機能の設定 /Num Lock 機能の設定 Caps Lock 機能の設定 この設定は インタフェースの選択 で PS/2 デスクトップ ( 外部キーボード使用 ) に設定している場合のみ有効になります ON にすると バーコードデータのアルファベットの大文字を小文字に 小文字を大文字に変換します PC の Caps Lock が ON になっていて データの大文字と小文字が逆になってしまう場合に有効です 初期値は Caps Lock OFF です Caps Lock OFF(*) Caps Lock ON Num Lock 機能の設定 この設定は インタフェースの選択 で ALT モード に設定している場合のみ有効になります 変更する に設定すると スキャナが読み取ったデータを送信する際 PC のキーボードで設定されている Num Lock キーの設定状態を反転させます データ送信終了後は 元の状態に戻します 変更しない に設定すると PC のキーボードで設定されている Num Lock キーの設定状態は変更せずにデータを送信します 初期値は Num Lock キーを変更しない です Num Lock キーを変更しない (*) Num Lock キーを変更する - 17 -

[RS-232 シリアル接続の各種設定 ] 初期設定値 / ボーレートの設定 RS-232 シリアル接続の各種設定初期設定値 グリフォン / ヘロン G の通信設定の初期設定値は次の通りです : ボーレート :9600 ストップビット :1 スタートビット :1( 固定 ) フロー制御 : なし ( 無手順 ) データビット :8 パリティ : なし ACK/NAK プロトコル : 無効 FIFO 機能 : 無効 ボーレートの設定 1200 2400 4800 9600(*) 19200 38400-18 -

[RS-232 シリアル接続の各種設定 ] データビットの設定 / パリティの設定 / ストップビットの設定 データビットの設定 7 ビット 8 ビット (*) パリティの設定 なし (*) 偶数 (even) 奇数 (odd) ストップビットの設定 1 ビット (*) 2 ビット - 19 -

[RS-232 シリアル接続の各種設定 ] フロー制御の設定 /ACK/NAK の設定 フロー制御の設定 なし ( 無手順 )(*) ハードウェア (RTS/CTS) ソフトウェア (Xon/Xoff) ACK/NAK の設定 ACK/NAK を有効にする ACK/NAK を無効にする (*) ACK/NAK を有効にした場合 グリフォン / ヘロン G は読み取りデータ送信後 ホストから ACK または NAK が送信されてくるのを待ちます このとき 読み取りデータはグリフォン / ヘロン G 内部のメモリに保持されています 一定時間内に ACK が送信されてきた場合 グリフォン / ヘロン G は通信フェーズを終了し メモリ内に保持していたデータを消去して次の読み取りへ移行します 一定時間内に NAK が送信されてきた場合 グリフォン / ヘロン G はメモリ内に保持していたデータを再送します 読み取りデータ送信後 受信タイムアウトの設定 で設定した時間が経過するまでにホスト機器から ACK が送信されてこない場合 グリフォン / ヘロン G は通信フェーズを強制終了し メモリ内に保持していたデータを破棄して次の読み取りへ移行します グリフォン / ヘロン G は 通信フェーズが終了するまで次の読み取りに移行せず 読み取り操作を行っても赤色 LED は点灯しません ACK/NAK を有効にすると FIFO 機能は自動的に無効となります - 20 -

[RS-232 シリアル接続の各種設定 ] FIFO の設定 FIFO 機能の設定 FIFO 機能を有効にする (*) FIFO 機能を無効にする FIFO 機能とは グリフォン / ヘロン G が読み取りデータをホスト機器へ送信できないとき 読み取りデータを内部のバッファメモリに保存しておき ホスト機器側との通信が有効になったときにバッファメモリ内のデータを読み取った順番に送信する機能です 内部バッファメモリの容量は 185 キャラクタです 186 キャラクタ以上のデータを保存しようとすると グリフォン / ヘロン G はバッファメモリがいっぱいであることを示すブザー音を鳴らします FIFO 機能は ACK/NAK を有効にすると自動的に無効となります - 21 -

[RS-232 シリアル接続の各種設定 ] 受信タイムアウトの設定 受信タイムアウトの設定 グリフォン / ヘロン G が ホスト機器からのデータ / コマンド送信を待っているときの タイムアウト時間を設定します 0.1 秒単位で 0.1 秒から 9.9 秒の間で設定できます 00 に設定すると タイムアウト無効となります 初期値は 受信タイムアウト :5.0 秒 です 受信タイムアウト無効 受信タイムアウトの設定開始 設定する時間の数字を 2 桁で入力します 0 最初の数字が 10 の位 次の数字が 1 の位になります 4 1 7 5 2 8 6 3 9 設定終了 - 22 -

[RS-232 シリアル接続の各種設定 ] キャラクタ間ディレイ時間の設定 キャラクタ間ディレイ時間の設定 ホスト機器側の受信処理が遅い場合に 読み取りデータの各キャラクタ間にディレイ ( 遅延 ) を発生させることで確実にデータ受信を行う機能です 1 ミリ秒単位で 1 ミリ秒から 99 ミリ秒の間で設定できます 00 に設定すると ディレイ無効となります 初期値は キャラクタ間ディレイ無効 です この設定は キーボードウェッジ接続の各種設定 の キャラクタ間ディレイ時間の設定 と同一です キャラクタ間ディレイ無効 (*) キャラクタ間ディレイの設定開始 設定する時間の数字を 2 桁で入力します 0 最初の数字が 10 の位 次の数字が 1 の位になります 4 1 7 5 2 8 6 3 9 設定終了 - 23 -

[ データフォーマットの設定 ] ヘッダの設定 データフォーマットの設定ヘッダの設定 す GRD130/HGD130 シリーズは 読み取りデータの前に 1~8 キャラクタのヘッダを付加することができま ヘッダに設定するキャラクタは 数字 2 桁の hex コードで指定します 指定可能なキャラクタは 巻末 ASCII キャラクタ配列表 の 00hex~7Fhex および 特殊キー配列表 の 83hex~98hex( キーボードイン タフェースの場合のみ ) です 例 ) ヘッダを ABC に設定する場合 : ヘッダの設定開始 3 キャラクタを設定 4 1 4 2 4 3 設定終了 初期値は ヘッダキャラクタなし です ヘッダキャラクタなし (*) ヘッダの設定開始 1 キャラクタを設定 6 キャラクタを設定 4 キャラクタを設定 2 キャラクタを設定 7 キャラクタを設定 5 キャラクタを設定 3 キャラクタを設定 8 キャラクタを設定 次ページへ続く - 24 -

[ データフォーマットの設定 ] ヘッダの設定 前ページから ヘッダに設定するキャラクタを 数字 2 桁の hex コードで指定します 指定可能なキャラクタ : 巻末 ASCII キャラクタ配列表 の 00hex~7Fhex および 特殊キー配列表 の 83hex~98hex 0 A 5 1 B 6 2 C 7 3 D 8 4 E 9 F 設定終了 - 25 -

[ データフォーマットの設定 ] ターミネータの設定 ターミネータの設定 読み取りデータの後に 1~8 キャラクタのターミネータを付加することができます ターミネータに設定するキャラクタは 数字 2 桁の hex コードで指定します 指定可能なキャラクタは 巻末 ASCII キャラクタ配列表 の 00hex~7Fhex および 特殊キー配列表 の 83hex~98hex( キーボードインタフェースの場合のみ ) です 例 ) ターミネータを <TAB><Enter> に設定する場合 : ターミネータの設定開始 2キャラクタを設定 8 4 8 3 設定終了 初期値は 選択したインタフェースによって異なります キーボードインタフェース (PS/2/USB) では 1 キャラクタ :<Enter>(83hex) RS-232 シリアルインタフェースでは 2 キャラクタ :<CR>(0Dhex) <LF>(0Ahex) ターミネータなし ターミネータの設定開始 1 キャラクタを設定 6 キャラクタを設定 4 キャラクタを設定 2 キャラクタを設定 7 キャラクタを設定 5 キャラクタを設定 3 キャラクタを設定 8 キャラクタを設定 次ページへ続く - 26 -

[ データフォーマットの設定 ] ターミネータの設定 前ページから ターミネータに設定するキャラクタを 数字 2 桁の hex コードで指定します 指定可能なキャラクタ : 巻末 ASCII キャラクタ配列表 の 00hex~7Fhex および 特殊キー配列表 の 83hex~98hex 0 A 5 1 B 6 2 C 7 3 D 8 4 E 9 F 設定終了 - 27 -

[ データフォーマットの設定 ] キャラクタ置き換え機能の設定 キャラクタ置き換え機能の設定 読み取ったデータ中の特定のキャラクタを別のキャラクタに置き換えてデータ送信する機能です コードシンボル毎に設定します 最大 3 キャラクタまで設定できます 置き換え対象キャラクタおよび置き換えキャラクタは 数字 2 桁の hex コードで指定します 指定可能なキャラクタは 巻末 ASCII キャラクタ配列表 の 00hex~7Fhex および 特殊キー配列表 の 83hex~98hex ( キーボードインタフェースの場合のみ ) です 例 )1 つ目の置き換え指定で EAN128 の "<GS>" を "#" に置き換える場合 : キャラクタ置き換えの設定開始 置き換え指定 1 EAN128 1 D 2 3 設定終了 初期値は キャラクタ置き換えしない です キャラクタ置き換えしない (*) キャラクタ置き換えの設定開始 置き換え指定 1 置き換え指定 3 置き換え指定 2 次ページへ続く - 28 -

[ データフォーマットの設定 ] キャラクタ置き換え機能の設定 前ページから コードシンボル体系を 1 つ選択します ( 次ページにもコードシンボル体系の選択肢があります ) EAN8 Code39 UPC-E add-on 2 UPC-A Code39 フル ASCII EAN13 add-on 5 UPC-E CIP/39 EAN8 add-on 5 EAN13 add-on 2 Code32 UPC-A add-on 5 EAN8 add-on 2 EAN13 UPC-E add-on 5 UPC-A add-on 2 次ページへ続く - 29 -

[ データフォーマットの設定 ] キャラクタ置き換え機能の設定 前ページから コードシンボル体系を 1 つ選択します ( 前ページにもコードシンボル体系の選択肢があります ) インタリーブド 2of5 Code128 CIP/HR スタンダード 2of5 UCC/EAN128 CODABAR / NW7 インダストリアル 2of5 ISBT128 ABC CODABAR マトリクス 2of5 Code93 次ページのテーブルにて 置き換え対象キャラクタおよび置き換えキャラクタを それぞれ 16 進 2 桁の hex コードで指定します 指定可能なキャラクタは 巻末の ASCII キャラクタ配列表 の 00hex~7Fhex および 特殊キー配列表 の 83hex~98hex です 例 ) <GS> (1Dhex) を # (23hex) に置き換える場合 : 1 D 2 3 ~ (7Ehex) を + (2Bhex) に置き換える場合 : 7 E 2 B 次ページへ続く - 30 -

[ データフォーマットの設定 ] キャラクタ置き換え機能の設定 前ページから 0 A 5 1 B 6 2 C 7 3 D 8 4 E 9 F 設定終了 - 31 -

[ 読み取り動作の設定 ] 概要 / 動作モードの選択 / モード 1 の動作設定 読み取り動作の設定概要 GRD130/HGD130 シリーズは 手で持って使用する モード 1 と読み取りスタンドを使用する モード 2 と 2 種類の設定ができます オプションのオートスタンド (GRD-ST) にスキャナを乗せると 自動的にモー ド 2 に切り替わります モード 1 の動作設定 モード 1 の初期値は トリガースイッチ使用 です トリガースイッチ使用 (*) LED 常時点滅 / 自動読み取り バー検知で LED 点灯 / 自動読み取り LED 常時点灯 / 自動読み取り バー検知で LED 点灯 / トリガースイッチで読み取り - 32 -

[ 読み取り動作の設定 ] モード 2 の動作設定 / トリガースイッチの動作設定 モード 2 の動作設定 モード 2 では バー検知で LED 点灯 / トリガースイッチで読み取り は選択できません モード 2 の初期値は バー検知で LED 点灯 / 自動読み取り です トリガースイッチ使用 LED 常時点滅 / 自動読み取り バー検知で LED 点灯 / 自動読み取り (*) LED 常時点灯 / 自動読み取り トリガースイッチの動作設定 トリガースイッチの動作を設定します モード1の動作設定 モード2 の動作設定 で トリガースイッチ使用 を選択した場合のみ有効です 初期設定値は レベルモード です レベルモード (*) パルスモード レベルモード に設定すると トリガースイッチを押している間のみ赤色 LED が点灯し読み取りを行います トリガースイッチを離すと赤色 LED は消灯します パルスモード に設定すると トリガースイッチを押して赤色 LED が点灯した後 トリガースイッチを離しても赤色 LED は点灯したままで読み取りを行います 点灯した状態でもう一度トリガースイッチを押すと赤色 LED は消灯します - 33 -

[ 読み取り動作の設定 ] 読み取りサイクルの設定 / ブザー音量の設定 読み取りサイクルの設定 モード1の動作設定 モード2の動作設定 で トリガースイッチ使用 または バー検知 LED 点灯 / トリガースイッチで読み取り ( モード1のみ ) を選択したときの 読み取りサイクルを設定します 単独読み取り に設定すると スキャナは 1 度バーコードを読み取ると赤色 LED を消灯します この場合 トリガースイッチの動作設定 で パルスモード を選択していても 赤色 LED は消灯します 連続読み取り に設定すると スキャナは 1 度バーコードを読み取っても赤色 LED は点灯したままで 引き続き読み取りを行います この場合 トリガースイッチの動作設定 で レベルモード を選択していても トリガースイッチを押し続けていれば赤色 LED は点灯したままで連続して読み取りを行います 初期設定では 単独読み取り が選択されています 単独読み取り (*) 連続読み取り ブザー音量の設定 初期設定値は 大 です 大 (*) 中 小 無音 - 34 -

[ 読み取り動作の設定 ] ブザー音色の設定 / ブザー音タイプの設定 ブザー音色の設定 初期設定値は 音色 2 です 音色 1 音色 2(*) 音色 3 音色 4 ブザー音タイプの設定 初期設定値は 単音 です 単音 (*) 複音 - 35 -

[ 読み取り動作の設定 ] 2 度読み防止時間の設定 2 度読み防止時間の設定 動作設定 が 自動読み取り のとき および 読み取りサイクルの設定 が 連続読み取り のときの 2 度読み防止時間を設定します スキャナがバーコードを読み取った後 読み取ったバーコードと同じデータのバーコードが読み取りエリア内に存在する場合に この項で設定した時間が経過するまで バーコードの読み取りをしない動作になります 異なるバーコードの読み取りに対しては この設定は影響せず すぐに読み取りを行います 0.1 秒単位で 0.1 秒から 9.9 秒の間で設定できます 00 に設定すると 2 度読み防止時間が無限大になり 同一データのバーコードが存在しない場所を 0.4 秒スキャンするまで 同一データのバーコードを読み取れない状態となります 初期設定値は 2 度読み防止時間 :0.5 秒 です 2 度読み防止時間の設定開始 設定する時間の数字を 2 桁で入力します 0 最初の数字が 10 の位 次の数字が 1 の位になります 4 1 7 5 2 8 6 3 9 設定終了 - 36 -

[ 読み取り動作の設定 ] LED 点滅時間の設定 LED 点滅時間の設定 モード1の動作設定 モード2 の動作設定 が LED 常時点滅 / 自動読み取り のときの LED 点滅時間を設定します 点滅の ON/OFF それぞれの時間を 0.1 秒単位で 0.1 秒から 9.9 秒の間で設定できます 初期設定値は ON=1.0 秒 /OFF=0.6 秒 です LED 点滅 ON 時間の設定開始 LED 点滅 OFF 時間の設定開始 設定する時間の数字を 2 桁で入力します 0 最初の数字が 10 の位 次の数字が 1 の位になります 4 1 7 5 2 8 6 3 9 設定終了 - 37 -

[ 読み取りバーコードの設定 ] 読み取りバーコードの設定を始める前に 読み取りバーコードの設定読み取りバーコードの設定を始める前に グリフォン / ヘロン G には 読み取りバーコードの設定を保存するフィールドが 5 つあります フィールド 1~4 には初期設定値で読み取りバーコードの設定が保存されています 初期設定と異なる読み取りバーコード設定を 2 つ以上保存したい場合は 不要なバーコード設定を無効 にしてから 必要な読み取りバーコード設定を保存します 同一バーコードシンボル体系の設定を変更する場合は 一旦そのバーコードシンボルの設定をすべて 無効にしてから 再度設定して保存してください すべてのバーコード設定を無効にして 必要なバーコード設定のみ保存する方法をお勧めします すべてのバーコード設定を無効 設定変更中にエラー音 ( 低い音程のブザーで プ プ プ と 3 回 ) が鳴った場合は 以下の 設定終了 バーコードを読み取って一旦設定を終了し 再度設定を行ってください 設定終了 設定終了バーコードを読み取っても 正常にパラメータ設定できるようにならない場合は スキャナの電 源を一旦切ってください - 38 -

Code39 系の設定 [ 読み取りバーコードの設定 ] Code39 系の設定 設定を変更する場合は 一旦 Code39 系の設定をすべて無効にしてから 再度設定してください Code39 系の設定をすべて無効にする 読み取りコードの設定 1つのフィールドに グループ1~グループ4のコードを同時に設定できます ただし 同一グループ内では 選択できるのは 1 種類です 同一グループ内のコードを複数選択した場合 最後に選択したコードが有効になります グループ1.Code39 スタンダードチェックキャラクタをチェックしない (*) チェックキャラクタをチェックし 送信する チェックキャラクタをチェックし 送信しない グループ 2.Code39 フル ASCII チェックキャラクタをチェックしない チェックキャラクタをチェックし 送信する チェックキャラクタをチェックし 送信しない グループ 3.CIP/39 CIP/39 を有効にする グループ 4.Code32 Code32 を有効にする - 39 -

[ 読み取りバーコードの設定 ] Code39 系の設定 読み取り桁数の範囲設定 グループ1.Code39 スタンダード および グループ2.Code39 フルASCII を選択した場合は 読み取り桁数の範囲を設定できます 最小桁数 最大桁数それぞれを 2 桁の数字で指定します 最小桁数 01 桁から最大桁数 99 桁まで設定可能です 桁数を固定する場合は 最小桁数と最大桁数を同一にします 最小桁数 01 最大桁数 99 に設定すると 桁数フリーとなります Code39 読み取り桁数範囲設定の開始 設定する読み取り範囲の数字を 4 桁で入力します 例 ) 最小桁数 4 最大桁数 20 に設定する場合 : 0 4 2 0 14 桁固定に設定する場合 : 1 4 1 4 0 7 4 1 8 5 2 9 6 3 桁数フリー (0199) 設定終了 - 40 -

JAN/EAN と UPC の設定 [ 読み取りバーコードの設定 ] JAN/EAN と UPC の設定 設定を変更する場合は 一旦 JAN/EAN と UPC の設定をすべて無効にしてから 再度設定してください JAN/EAN と UPC の設定をすべて無効にする 読み取りコードの設定 JAN/EAN と UPC では 1つのコード設定毎に1つのフィールドを使用します すべての JAN/EAN と UPC を有効にする に設定すると 1つのフィールドですべてのコードを有効にすることができます すべての JAN/EAN と UPC を有効にする 特定のコードのみを読み取りたい場合は 個別に設定します 初期設定値は JAN/EAN と UPC add-on なし有効 です add-on なし JAN/EAN と UPC add-on なし有効 (*) JAN/EAN8 桁 &13 桁 add-on なし有効 UPC-A/UPC-E add-on なし有効 ( 次ページにも読み取りコードの設定があります ) - 41 -

[ 読み取りバーコードの設定 ] JAN/EAN と UPC の設定 ( 読み取りコードの設定 ~ 前ページより ) add-on 2 & 5 JAN/EAN と UPC add-on2 & 5 有効 JAN/EAN8 桁 &13 桁 add-on 2 & 5 有効 UPC-A/UPC-E add-on 2 & 5 有効 add-on 2 のみ JAN/EAN8 桁 &13 桁 add-on 2 のみ有効 UPC-A/UPC-E add-on 2 のみ有効 add-on 5 のみ JAN/EAN8 桁 &13 桁 add-on 5 のみ有効 UPC-A/UPC-E add-on 5 のみ有効 - 42 -

[ 読み取りバーコードの設定 ] JAN/EAN と UPC の設定 チェックデジットの設定 チェックデジットの送信をするかしないかを設定します JAN/EAN 13 桁 JAN/EAN 8 桁 UPC-A UPC-E それぞれ個別に送信する / 送信しないを設定できます JAN/EAN 13 桁 JAN/EAN 13 桁チェックデジット送信しない JAN/EAN 13 桁チェックデジット送信する (*) JAN/EAN 8 桁 JAN/EAN 8 桁チェックデジット送信しない JAN/EAN 8 桁チェックデジット送信する (*) UPC-A UPC-A チェックデジット送信しない UPC-A チェックデジット送信する (*) UPC-E UPC-E チェックデジット送信しない UPC-E チェックデジット送信する (*) - 43 -

[ 読み取りバーコードの設定 ] JAN/EAN と UPC の設定 UPC/EAN 変換 初期設定では 変換しない設定になっています 一度 変換する に設定してから再度 変換しない に戻 す場合は 一旦 JAN/EAN と UPC の設定をすべて無効にしてから 再度設定してください UPC-E から UPC-A に変換する UPC-E から EAN 13 桁に変換する UPC-A から EAN 13 桁に変換する EAN/JAN 8 桁から EAN/JAN 13 桁に変換する ISBN 変換 図書コードを読み取ったときに ISBN に変換するかどうかを設定できます 初期設定値は ISBN に変換する です ISBN コードに変換する (*) ISBN コードに変換しない - 44 -

2 of 5 系の設定 [ 読み取りバーコードの設定 ] 2 of 5 系の設定 設定を変更する場合は 一旦 2 of 5 系の設定の設定をすべて無効にしてから 再度設定してください 2 of 5 系の設定の設定をすべて無効にする 読み取りコードの設定 2 of 5 系コードでは 1つのコード設定毎に1つのフィールドを使用します CIP/HR コード以外の2 of 5 系コードでは 読み取り桁数の範囲を設定する必要があります 読み取りコードの設定に続いて 最小桁数 最大桁数それぞれを 2 桁の数字で指定します 最小桁数 01 桁から最大桁数 99 桁まで設定可能です 桁数を固定する場合は 最小桁数と最大桁数を同一にします 最小桁数 01 最大桁数 99 に設定すると 桁数フリーとなります 2 of 5 系コードでは 桁数フリーに設定すると読み取りの際に桁落ちする可能性があるので 桁数固定 に設定することをお勧めします インタリーブド 2 of 5 の桁数は必ず偶数に設定してください 2 of 5 系読み取りコードと桁数設定の開始 読み取りコードを 1 つ選択します ( 次ページにもコードシンボル体系の選択肢があります ) インタリーブド 2 of 5 インタリーブド 2 of 5 C/D あり C/D 送信する (*) インタリーブド 2 of 5 C/D なし インタリーブド 2 of 5 C/D あり C/D 送信しない (C/D= チェックデジット ) 次ページへ続く - 45 -

[ 読み取りバーコードの設定 ] 2 of 5 系の設定 前ページから 読み取りコードを 1 つ選択します ( 前ページにもコードシンボル体系の選択肢があります ) スタンダード 2 of 5 スタンダード 2 of 5 C/D あり C/D 送信する スタンダード 2 of 5 C/D なし スタンダード 2 of 5 C/D あり C/D 送信しない インダストリアル 2 of 5 インダストリアル 2 of 5 C/D あり C/D 送信する インダストリアル 2 of 5 C/D なし インダストリアル 2 of 5 C/D あり C/D 送信しない マトリクス 2 of 5 マトリクス 2 of 5 C/D あり C/D 送信する マトリクス 2 of 5 C/D なし マトリクス 2 of 5 C/D あり C/D 送信しない (C/D= チェックデジット ) 次ページへ続く - 46 -

[ 読み取りバーコードの設定 ] 2 of 5 系の設定 前ページから 設定する読み取り範囲の数字を 4 桁で入力します 例 ) 最小桁数 4 最大桁数 20 に設定する場合 : 0 4 2 0 14 桁固定に設定する場合 : 1 4 1 4 0 7 4 1 8 5 2 9 6 3 桁数フリー (0199) 設定終了 CIP/HR コード 以下のバーコードを読み取ると CIP/HR コードが有効になります CIP/HR コードを有効にする - 47 -

[ 読み取りバーコードの設定 ] Code 128 系の設定 Code 128 系の設定 設定を変更する場合は 一旦 Code 128 系の設定をすべて無効にしてから 再度設定してください Code 128 系の設定をすべて無効にする 読み取りコードの設定 1 つのフィールドに すべての Code 128 系のコードを同時に設定できます Code 128 系では チェックキャラクタの設定は チェックキャラクタをチェックし 送信しない になります Code 128 を有効にする (*) UCC/EAN 128 を有効にする ISBT 128 を有効にする ISBT 128 コード連結フォーマットの設定 ISBT 128 コード連結フォーマット対応 ISBT 128 コード連結フォーマット非対応 - 48 -

Codabar 系の設定 [ 読み取りバーコードの設定 ] Codabar 系の設定 設定を変更する場合は 一旦 Codabar 系の設定をすべて無効にしてから 再度設定してください Codabar 系の設定をすべて無効にする (*) 読み取りコードの設定 1つのフィールドに グループ1およびグループ2のコードを同時に設定できます ただし 同一グループ内では 選択できるのは 1 種類です 同一グループ内のコードを複数選択した場合 最後に選択したコードが有効になります グループ1.Codabar / NW7 スタート / ストップキャラクタ (S/S) について 照合する / しない と 送信する / しない を設定できます 照合する に設定すると スタートキャラクタとストップキャラクタが同じキャラクタの場合のみ読み取りを行います S/S 照合しない / 送信しない S/S 照合する / 送信しない S/S 照合しない / 送信する S/S 照合する / 送信する グループ 2.ABC Codabar ABC Codabar では スタート / ストップキャラクタ (S/S) の設定は 照合しない / 送信する になります ABC Codabar を有効にする - 49 -

[ 読み取りバーコードの設定 ] Codabar 系の設定 読み取り桁数の範囲設定 Codabar 系では 読み取り桁数の範囲を設定できます 最小桁数 最大桁数それぞれを 2 桁の数字で指定します 最小桁数 01 桁から最大桁数 99 桁まで設定可能です 桁数を固定する場合は 最小桁数と最大桁数を同一にします 最小桁数 01 最大桁数 99 に設定すると 桁数フリーとなります Codabar 系読み取り桁数範囲設定の開始 設定する読み取り範囲の数字を 4 桁で入力します 例 ) 最小桁数 4 最大桁数 20 に設定する場合 : 0 4 2 0 14 桁固定に設定する場合 : 1 4 1 4 0 7 4 1 8 5 2 9 6 3 桁数フリー (0199) 設定終了 Codabar / NW7 では 桁数フリーに設定すると読み取りの際に桁落ちする可能性があるので 桁数固定に設 定することをお勧めします - 50 -

[ 読み取りバーコードの設定 ] Codabar 系の設定 スタート / ストップキャラクタの設定 スタート / ストップキャラクタを小文字で送信 スタート / ストップキャラクタを大文字で送信 この設定は インタフェースが PS/2 デスクトップ ( 外部キーボード使用 ) の場合は キーボードの CapsLock の状態に左右されます - 51 -

[ 読み取りバーコードの設定 ] Code 93 の設定 Code 93 の設定読み取りコードの設定 Code 93 では チェックキャラクタの設定は チェックキャラクタをチェックし 送信しない になります Code 93 の設定を無効にする (*) Code 93 を有効にする - 52 -

保守メニューファームウェアのバージョン確認 [ 保守メニュー ] ファームウェアのバージョン確認 / 設定パラメータの確認 この設定バーコードを読み取ると グリフォン / ヘロン G のファームウェアのバージョンが データとしてグリ フォン / ヘロン G から送信されます ファームウェアのバージョン確認 本取扱説明書に対応するファームウェアバージョンは次の通りです : グリフォン :GRYPHON D130 STD SOFTWARE RELEASE 1.0.1.00A 01/08/2006 ヘロン G:HERON D130 SOFTWARE RELEASE 2.1.0.00 16/09/2005 設定パラメータの確認 この設定バーコードを読み取ると グリフォン / ヘロン G の設定パラメータ一覧が データとしてグリフォン / ヘロン G から送信されます 設定パラメータの確認 - 53 -

[ 主な仕様 : グリフォン ] 主な仕様 : グリフォン 型 番 GRD130KBY GRD130USB GRD130RS イ ンタ フ ェ ー ス PS/2キーボード USB ( 仮想 COM/HID) RS-232シリアル コ ネ ク タ 形 状 minidin 6pin オス / メス USB(A タイプ ) オス D-Sub 9pin メス 最 大 読 取 深 度 400mm(470mm 浮上時 ) ( 弊社テストチャート : コード 39 細バー幅 1.0mm) 光 源 赤色 LED 読 取 コ ー ド JAN/EAN/UPC, CODE39, NW-7 (CODABAR), CODE128, ITF (Interleaved 2of5), Industrial 2 of 5, MATRIX 2 of 5 など 分 解 能 0.076mm 使 用 温 度 0~55 使 用 湿 度 5~90%RH ( 非結露 ) 電 源 電 圧 DC 5.0V ± 5% 消 費 電 力 通常 250mA( 最大 330mA) 質量 ( ケーブル含まず ) 約 180g 大 き さ 178 98 81mm ケ ー ブ ル 長 ストレートケーブル :1.8m 対 応 O S 仮想 COM: Windows 98 / Me / RS-232 シリアル DOS 2000 / XP ポートを装備して Windows3.1 以降 HID キーボード : いる PC/ 制御機器上記の他 USB(HID) をサポートする OS - 54 -

[ 主な仕様 : ヘロン G] 主な仕様 : ヘロン G 型 番 HGD130KBY HGD130 USB HGD130RS イ ンタ フ ェ ー ス PS/2キーボード USB ( 仮想 COM/HID) RS-232シリアル コ ネ ク タ 形 状 minidin 6pin オス / メス USB(A タイプ ) オス D-Sub 9pin メス 最 大 読 取 深 度 250mm(270mm 浮上時 ) ( 弊社テストチャート : コード 39 細バー幅 0.5mm) 光 源 赤色 LED 読 取 コ ー ド JAN/EAN/UPC, CODE39, NW-7 (CODABAR), CODE128, ITF (Interleaved 2of5), Industrial 2 of 5, MATRIX 2 of 5 など 分 解 能 0.1mm 使 用 温 度 0~55 使 用 湿 度 0~90%RH ( 非結露 ) 電 源 電 圧 DC 5.0V ± 5% 消 費 電 力 通常 155mA( 最大 180mA) 質量 ( ケーブル含まず ) 約 195g 大 き さ 171.3 94.1 70.2mm ケ ー ブ ル 長 ストレートケーブル :1.8m 対 応 O S 仮想 COM: Windows 98 / Me / RS-232 シリアル DOS 2000 / XP ポートを装備して Windows3.1 以降 HID キーボード : いる PC/ 制御機器上記の他 USB(HID) をサポートする OS - 55 -

[GRD130RS / HGD130RS ピン配列表 ] [ 主な仕様 /GRD130/HGD130 RS ピン配列表 ] GRD130RS / HGD130RS ピン配列表 ( 標準 CAB350 タイプ ) 電源ジャック D-Sub 9pin 信号方向ホスト信号名スキャナ信号名 ( 1) ( メス ) ピン番号スキャナ ホスト ( 2) 1 FG Frame Ground - FG 2 SD Send Data RD 3 RD Receive Data SD 4 未接続 未接続 - 未接続 センター ( 3) 5 SG Signal Ground - SG 6 未接続 未接続 - 未接続 7 CS Clear to Send RS 8 RS Request to Send CS アウター ( 4) 9 VCC +DC5V 330mA 以上 - VCC 1. スキャナ信号名 は グリフォン/ ヘロン G を DTE として見た名称です 2. ホスト信号名 は DTE ホスト機器へ接続する際の接続先信号名の参考例です 接続の際は 必ずホスト機器の取扱説明書をよく読み 指示に従ってください 3. 5 番ピンと電源ジャックのセンターは 内部的に共通です 4. 9 番ピンと電源ジャックのアウターとは内部的に共通ですが 排他です 電源プラグを電源ジャックに差し込んでいる間は 9 番ピンはコネクタ内部で未接続となります - 56 -

[ASCII キャラクタ配列表 / 特殊キー配列表 ] ASCII キャラクタ配列表 (00hex~7Fhex) 下位桁 \ 上位桁 0 1 2 3 4 5 6 7 0 NUL DLE 空白 0 @ P ` p 1 SOH DC1! 1 A Q a q 2 STX DC2 2 B R b r 3 ETX DC3 # 3 C S c s 4 EOT DC4 $ 4 D T d t 5 ENQ NAK % 5 E U e u 6 ACK SYN & 6 F V f v 7 BEL ETB 7 G W g w 8 BS CAN ( 8 H X h x 9 HT EM ) 9 I Y i y A LF SUB * : J Z j z B VT ESC + ; K [ k { C FF FS, < L l D CR GS - = M ] m } E SO RS. > N ^ n ~ F SI US /? O _ o DEL 特殊キー配列表 (83hex~9Ahex) hex キー hex キー hex キー 83 Enter 8B F7 93 Page Up 84 Tab 8C F8 94 Page Down 85 F1 8D F9 95 86 F2 8E F10 96 87 F3 8F F11 97 88 F4 90 F12 98 89 F5 91 Home 99 ESC 8A F6 92 End 9A 右 Ctrl 特殊キーは キーボードインタフェース (PS/2 および USB) でのみ使用可能です - 57 -

日栄インテック株式会社 バーコード事業部 101-0063 東京都千代田区神田淡路町 2-1 日栄インテック神田ビル 3F TEL 03-5256-7733 FAX 03-5256-5503 E-Mail info@barcode.ne.jp URL http://www.barcode.ne.jp/ 2007 年 1 月