平成 28 年度事業計画書 ( 案 ) 新規 事業拡充 1. 地域産業活性化に関する調査研究事業該当事業無し 2. 地域産業活性化に関する情報の収集及び提供該当事業無し 3. 地域産業活性化に資する研究開発の促進 1 戦略的基盤技術高度化支援事業 ( 事業管理機関 ) 経済産業省 委託事業 戦略的基盤技術高度化支援事業 の事業管理機関業務を本年度も実施する 新規事業分 検討中 2 研究開発支援事業 TAMA-TLOと連携し 的確な産学連携をコーディネートすることにより 研究開発案件の発掘 育成支援を行うとともに 会員企業等の新製品 新技術開発に係る研究テーマに対し 研究開発費の獲得支援や円滑な研究開発の実施を支援する 4. 地域産業活性化に資する産業界及び産学官における交流 連携の促進 1 自治体等広域連携連絡会議 ( 首都圏西部地域産業活性化連絡会議 ) 首都圏西部地域広域基本計画の終了に伴い 首都圏西部地域産業活性化協議会を発展的に解消して 同一の構成メンバーによる連絡会議を発足し この連絡会議において地域の情報共有を促進し 地域連携をより一層深め TAMA 地域の企業支援を充実させる 連絡会議構成員 35 市 4 町 1 村 /1 都 2 県 /8 産業支援機関 ( 計 51 団体 ) 2 地域イノベーション戦略推進事業 平成 23 年度に採択された地域イノベーション戦略支援プログラム ( 文部科学省 経済産業省 農林水産省 ) の終了評価においてS 査定を受け 3 年間の延長が認められたため 引き続き首都圏西部地域イノベーション戦略推進事業を実施する 本事業においては 産学官金の機関 ( 下記 ) からなる 首都圏西部イノベーション推進協議会 を組成し 首都圏西部地域として地域イノベーション戦略を策定している 本戦略に基づき TAMA 地域の強みや特性を活かしたイノベーションを創出する仕組みの構築を図り 首都圏西部地域の産業競争力強化 活力ある地域づくりに取組む
首都圏西部イノベーション推進協議会( 戦略提案機関 ) ( 産 ):TAMA 協会 ( 総合調整機関 ) ( 学 ): 首都大学東京 電気通信大学 東京農工大学 埼玉大学 青山学院大学 芝浦工業大学 東洋大学 ( 官 ): 埼玉県 東京都 さいたま市 相模原市 ( 都道府県および政令指定都市 ) ( 金 ): 西武信用金庫 ( イノベーション推進機関 ): 東京都立産業技術研究センター 主な実施プログラム 1) イノベーション推進協議会の実施 2) 重点プロジェクト創造活動の推進 3) 地域イノベ技術連携交流会等の開催 (TCS 事業との連携 / 次項 ) 4) 海外市場との連携コーディネートプロジェクトの実施 ( 東アジア ASEAN 等 ) 5) 大学工房の作成 ( 大学技術シーズ集 ) 6) 医療 環境 IoT 分野でのイノベーションフォーラム ( 研究会 ) の開催 7) 地域イノベーション戦略推進地域シンポジウムの開催 8) 評価委員会の実施 ( 今後の計画 戦略に関する協議を含む ) 9) イノベーション推進協議会参画大学が実施する事業への協力 TCS 事業 ( 製品技術連携スクエア事業 ) また 本事業の一環で 中堅 中小企業の技術力の高度化を図ることを目的に 単なる受発注にとどまらない 共同開発を視野に入れた 地域中小企業と大手企業および地域の大学 あるいは中小企業同士の技術連携を促進する 本事業では 地域産業振興支援事業および地域企業連携推進事業等と連携し 新たな研究開発案件の創出 発掘を進めるとともに 創出案件については 必要に応じて TAMA 協会の他の事業への誘導や国等の研究開発支援事業の活用などにより 着実な育成を図る < 連携促進 案件創造のため> 1 技術連携交流会 2リアルタイム交流会の各交流会を適宜実施する 3 地域企業連携推進事業 ( 独 ) 中小企業基盤整備機構 (9 支部および本部地域の企業群 ) の人的な協力および経費面の支援を得て 事業に参画する中小企業の拡大 広域化を図り 全国の企業の技術情報を収集し TAMA 協会が保有する製品技術情報 ( 企業情報 ) データベースを拡充するとともに 企業間連携を促進する交流会に繋げる
4 ものづくり企業連携事業 平成 26 年 10 月より開始された ( 独 ) 中小企業基盤整備機構 / 全国中小企業団体中央会の ものづくり連携グループ支援事業 の支援を受け 会員中小企業等が単独では実現困難な事業を 複数社の連携によって解決するための グループ形成 と 事業化 を支援する 本年は最終年度であり 平成 27 年度に形成したプロジェクトの事業計画策定を目的とし 連携グループ形成および活動に関する支援を行う 5 地域中核企業創出支援事業 経済産業省の支援を受け 地域の中堅 中小企業が有する多様な強みや特徴 潜在力等を積極的に活用し 新分野 新事業進出に向けたプロジェクトを推進することにより 地域の牽引役となる新たな中核企業の創出を通じた地域産業の活性化を進める 6 海外展開支援事業 TAMA 協会の拠点 ( 台湾 中国 韓国 ベトナム フィリピン シリコンバレー タイ ) や 海外現地の連携機関等のネットワークを活用し 会員企業の東アジア A SEANにおける現地企業及び大学との交流 連携 販路開拓 共同開発等を支援する また 自治体等の補助事業や委託事業 連携事業を活用し 台湾 タイ等に於ける市場調査や販路開拓のためのマッチング会を実施し 会員企業等の海外展開を支援する 7 特定分野産学連携強化事業 首都大学東京 シュタインバイス ジャパン ( 独 : シュタインバイス財団の日本法人 ) 東京農工大学 東京工業大学からの委託により 学生と会員企業の協働活動を通じた人材育成と産学連携の促進を図る 8 地域産学官連携交流事業 TAMAにおける身近な地域での産学官連携を促進するため 東京都多摩地域および東京都区部における 東京イノベーションフォーラム 相模原市及び町田市を中心に開催される 首都圏南西地域産業活性化フォーラム の開催の支援を行う なお 埼玉県南西部地域においては 同地域の商工会 商工会議所との連絡会議に参画し 同地域の産学官連携交流事業を支援する 9 新事業創出サポート事業会員企業の新事業創出を促進するため TAMA 協会の支援メニューを多角的に活用し 産学連携 研究開発や販路開拓 海外展開 人材育成 人材確保等 企業のニーズに合わせた支援を実施する
10TAMA 情報ネットワーク運営事業タイムリーなホームページの更新やメーリングリストの運用を通じて会員等に最新情報の発信を行うとともに 企業間 産学官連携の促進を目的とした各種データベースの更新 蓄積や 会員間の情報交換を促進するシステムづくりを進める 11 広域産学連携支援事業 国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) の委託を受け 企業から 全国の大学 研究機関の研究者 関係者等に対して 技術課題や共同研究課題のプレゼンテーションを行う機会をつくり 全国の研究者との産学連携 研究開発の創出を促進する 5. 地域産業活性化に資する新規創業環境の整備 1TAMAブランド化推進事業 第四期 5ヵ年計画により制定したTAMAブランド宣言の実現 (TAMAブランド企業の創出 ) に向け 以下の事業を実施する 1)TAMAブランド事業運営委員会および認定 表彰企業審査委員会の実施 2) 第 9 回 TAMA 産学官金サミットの開催 3)TAMAブランド企業顕彰事業の実施 4)TAMAブランド認定企業フォーラムの開催 2 事業評価受託事業金融機関からの委託を受け 企業が立案したビジネスプランを専門家により評価するとともに 改善点等をアドバイスし 中小企業の事業化支援を行う 3 地域産業振興支援事業 地域自治体 産業支援機関等から委託を受け 広域での産学連携 産産連携を見据え 地域企業の分析や専門家 研究者の紹介 特許活用等のアドバイス 首都圏における販路開拓 TAMA 協会の海外拠点を活用した海外展開 人材の育成 個別の経営課題の解決等の支援を行う 予定団体 都道府県 : 青森県市町村 : 八王子市 羽村市 青梅市 綾瀬市商工団体等 : 狭山商工会議所等 6. 地域産業活性化に資する広報普及 展示会 研修会等の開催 1イベント事業地域企業の持つ優れた技術 製品等を広くPRする ビジネスチャンス創出の場 を提供し 産学連携 産産連携を実現する事を目的として 新製品 新技術の展示 商談会を実施する ( 機械要素技術展への出展 ビジネスフェア fromtamaの開催等 )
7. 地域産業活性化に資する人材の育成および職業紹介事業 1 人材確保定着支援事業 経済産業省 関東経済産業局における地域中小企業 小規模事業者の人材確保支援等事業 の支援を受け 都内中小企業の付加価値拡大や労働生産性向上のための 経営に資する人材 の確保を行う 本事業では 地域性を鑑みて都市課題関連産業 I T 産業 先端ものづくり分野の3つを重点支援する 若者 女性 シニア 外国人材のマッチングを目的に STEP1 多様な人材の活用に関する地域中小企業 小規模事業者への意識啓発事業 STEP2 地域中小企業 小規模事業者の魅力発信事業 STEP3 地域中小企業 小規模事業者と各人材のマッチング事業 STEP4 人材の定着支援事業 を総合的に支援する 主な実施プログラム 1) 中小企業研究セミナーの実施 2) 中小企業との交流会の実施 3) 大学 自治体 支援機関等と連携したマッチングの実施 4) 中小企業サポート人材育成セミナーの実施 2 人材育成支援事業 会員企業の従業員の定着を促進するため 若手社員へ向けた研修講座を実施し 若手人材の育成を支援する