Microsoft Word - Delta V5 納入取説.doc

Similar documents
Microsoft Word - Delta V5 納入取説.doc

地域イノベーション共用化装置 JEOL ECS400 (400MHz NMR) 使用マニュアル ( 文書更新日 :H ) 地域イノベーション技術支援スタッフ正担当者 : 立中咲樹副担当者 : 松本文子 JEOL ECS400 (400MHz NMR) を使用するに当たり 学生は本マニュ

公開用:新500MHz NMRはかり方マニュアル 第2版 2

Microsoft Word - JEOL500MHzNMRマニュアル doc

目次 1. ログイン ログアウト デスクトップ ( 例 :Word Excel 起動中 ) Dock( 例 :Word Excel 起動中 ) Finder ウィンドウ メニューバー ( 例 :Word 起動中 )...

Microsoft Word - macマニュアル【 】.doc

<4D F736F F F696E74202D F56504E90DA91B1835C CC834E838A B838B837D836A B2E >

やさしくPDFへ文字入力 v.2.0

やさしくPDFへ文字入力 フォーム入力用 v.3.0 簡易操作マニュアル

目次 専用アプリケーションをインストールする 1 アカウントを設定する 5 Windows クライアントから利用できる機能の紹介 7 1ファイル フォルダのアップロードとダウンロード 8 2ファイル更新履歴の管理 10 3 操作履歴の確認 12 4アクセスチケットの生成 ( フォルダ / ファイルの

取引上手くん 9 のインストール時にエラーが表示される際の対処法 ~Windows8 Windows8.1~ 本ドキュメントは Windows8/8.1 のパソコンにおいて 取引上手くん 9 のインストールが正常にできなかった場合の対処 法をまとめたものです なお インストールの手順そのものにつきま

クイックセットアップ for モバイル(Windows)

各種パスワードについて マイナンバー管理票では 3 種のパスワードを使用します (1) 読み取りパスワード Excel 機能の読み取りパスワードです 任意に設定可能です (2) 管理者パスワード マイナンバー管理表 の管理者のパスワードです 管理者パスワード はパスワードの流出を防ぐ目的で この操作

カルテダウンロード 操作マニュアル

シヤチハタ デジタルネーム 操作マニュアル

このうち ツールバーが表示されていないときは メニューバーから [ 表示 (V)] [ ツールバー (T)] の [ 標準のボタン (S)] [ アドレスバー (A)] と [ ツールバーを固定する (B)] をクリックしてチェックを付けておくとよい また ツールバーはユーザ ( 利用者 ) が変更

DrugstarPrime アップデート手順書 DrugstarPrime アップデート手順書 DrugstarPrime のアップデート手順をご案内いたします 本書は DrugstarPrime2 DrugstarPrime に共通の手順書です 手順内の画面は Prime2 を使用しています [

Maser - User Operation Manual

利用ガイド

文字入力PRO.doc

<8F898AFA90DD92E88EE88F872E786C73>

全国保育士会会員名簿の 更新にかかる 操作手順

目次 メールの基本設定内容 2 メールの設定方法 Windows Vista / Windows 7 (Windows Live Mail) Windows 8 / Windows 10 (Mozilla Thunderbird) 3 5 Windows (Outlook 2016) メ


Microsoft Word - XPC4ソフトマニュアル.doc

クイックセットアップ for モバイル(Windows)

目次 1 文字数や行数を指定する 段組み 文書全体に段組みを設定する 文書の途中から段組みを設定する 段の幅 ( 文字数 ) や間隔を設定する ページ番号 ページ番号をつける 先頭ペ

スライド 1

VioStor-Pro+シリーズ 操作マニュアル

SMB送信機能

EDITOR を起動する 1. MS-3 をパソコンと USB ケーブルで接続し MS-3 の電源を入れます MS-3 とパソコンを USB ケーブルで接続しなくても ライブセットの編集はできます ただし パッチをエディットした結果を保存することはできません 保存にはパソコンとの接続が必要です パッ

モニタリング画面を開く にチェックを入れる またはメニュー画面か らモニタリングアイコンをクリックします 全画面表示 設定画面 録画再生画面表示ページサーバー カメラツリ左からシングル / 4/ 6/ 8/ 9/ 10/ 12 分割画面です ここをクリックすると 16/ 20( )/ 2

as_viewer_manual_new_version

改訂履歴 改訂日付 改訂内容 2014/11/01 初版発行 2017/01/16 Studuino web サイトリニューアルに伴う改訂 2017/04/14 Studuino web サイトリニューアルに伴う改訂 2018/01/22 ソフトウェア OS のバージョンアップに伴う改訂

カルテダウンロード 操作マニュアル

PowerPoint プレゼンテーション

DrugstarPrime アップデート手順書 ( ネットワークアップデート用 ) DrugstarPrime アップデート手順書 ( ネットワークアップデート用 ) Ver4.6.0 DrugstarPrime のアップデート手順をご案内いたします [ 全 13 ページ ] 内容 1. はじめに.

SMB送信機能

SOBA ミエルカ クラウドセミナーモード 配信者マニュアル 目次 はじめに 配信者のユーザー登録について ライブ配信の作成 ライブ配信への招待 ライブ配信への参加方法... 4 (1) ライブ配信を選んで参加する方法 ( 管理者 配信

(6) コンボドライブのドライブ文字の変更 コンピュータの管理 ウィンドウの右下側フレームの CD-ROM 0 DVD (E:) と書かれた箱 ( 図 02-2) にマウスのポインタを合わせ, 右ボタンをクリックしてメニューを表示する メニューから ドライブ文字とパスの変更 (C)... を選択する

FTP ウェブコンテンツダウンロード手順書 ver1.0 作成 :KDDI 株式会社 作成日 :2018 年 10 月 31 日

エンドポイント濁度測定装置 LT-16 取扱説明書

やってみようINFINITY-写真管理 編-

<4D F736F F F696E74202D CB4967B2D8F6F93FC8AC48E8B8D9E F8E9E8C9F8DF5817A D C882F182C282A C520837D836A B2E707074>

SMB送信機能

環境確認方法 (Windows の場合 ) OS 動作環境日本語版 Windows 7, 8, 8.1, 10 であること 確認方法 Windows キーを押しながら R キーを押します または [ スタート ] メニューから [ ファイル名を指定して実行 ] ( または [ プログラムとファイルの

クイックセットアップ for モバイル(iOS/Android)

Windowsクライアントユーザーマニュアル_version+1_0_1_

Microsoft PowerPoint - メールソフト設定方法マニュアル_ver.1.5.ppt

FlashAir 設定ソフトウエア株式会社東芝セミコンダクター & ストレージ社 Copyright 2012 TOSHIBA CORPORATION, All Rights Reserved. 対応 OS: Windows XP SP3 / Vista SP2 / 7 (32bit/64bit)

目次 No. 内容 メニュー名 ページ番号 事前準備 IEバージョン情報確認 互換表示設定 (IE9 IE0 IEの場合 ) 信頼済みサイトへの登録 (IE0 IEの場合 ) 4 受注データを (IE0 IEの場合 ) 6 5 リストを出力する為の設定 (IE0 IEの場合 ) 7 6 ( その)(

Microsoft Word - Word1.doc

SMB送信機能

誓約書の同意 4 初回のみ 下記画面が表示されるので内容を確認後 同意する ボタンをクリック 同意していただけない場合はネット調達システムを使うことができません 参照条件設定 5 案件の絞り込み画面が表示されます 5-1 施工地域を選択して 施工地域選択完了 ボタンをクリック - 2 -

1. 基本操作 メールを使用するためにサインインします (1) サインインして利用する 1 ブラウザ (InternetExploler など ) を開きます 2 以下の URL へアクセスします ( 情報メディアセンターのトップページからも移動で

Field Logic, Inc. 標準モード 3D モデル作成 配置編 Field Logic, Inc. 第 1 版

スライド 1

A 既製のプロジェクトがある場合

Windows用タブレットドライバー簡易ガイド

SMB送信機能

RW-4040 導入説明書 Windows 7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

Windows ユーザー名に全角が含まれている場合は インストールできません のエラーが表示される場合の対処法 手順 1 管理者権限のある Windows ユーザーでログインした上で 以下の処理を行ってください 画面左下の 旗のマークを左クリックし 続いて表示される一覧から 設定 ( 左側に歯車のよ

親指シフトキーボード(FMV-KB611)、JISキーボード(FMV-KB621)、FMV-LIFEBOOK(親指シフトキーボードモデル)をお使いになる方へ

操作パネルのないプリンターでは IP アドレスの設定をプリンターだけでは行えません PC とプリンターをクロスケーブルで繋ぐ または PC とプリンターの間にハブをひとつ置いてネットワークケーブルで繋いで IP アドレスの設定変更を行うことができます 1. 接続します (1) 下記のいずれかの方法で

BBB_マニュアル(聴講者用)

Windows10 の設定

RW-5100 導入説明書 Windows7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

Microsoft Word - XRD マニュアル

ユーザーズマニュアル 神戸親和女子大学情報処理教育センター 年 4 月版

中央大学 SSL-VPN サービス接続マニュアル (Mac 版 ) 目次 1. VPNソフトのインストール 1 2. 初回の接続 回目以降の接続 接続終了の手順 14 OS のバージョンによる設定差異等で不明点がある場合は 多摩 IT センターまでお問い合わせください

目 次 1. はじめに ソフトの起動と終了 環境設定 発助 SMS ファイルの操作 電話番号設定 運用条件 回線情報 SMS 送信の開始と停止 ファイル出力... 16

どこでも写真管理 Plus (Android 版 ) 操作手順書 ( 黒板作成 連携ツール使用時 ) EX-TREND 武蔵の写真管理 黒板作成 連携ツール どこでも写真管理 Plus でデータを連携して 電子小黒板機能付き工事写真を撮影する手順を解説します 解説内容がオプションプログラムの説明であ

スタートメニュー から すべてのアプリ をクリックします すべてのアプリ (Windows アクセサリの中にある場合もあります ) の中から Internet Explorer を探します Internet Explorer をクリックすると Internet Explorer が開きます () I

目次 1. はじめに 準備 機器構成 やさしく名刺ファイリング Pro v.14.0 セットアップと動作確認 やさしく名刺ファイリング Pro v.14.0 セットアップ... 5 Windows Windows 8.

クイックセットアップ for モバイル(iOS/Android)

情報リテラシー 第1回

どこでも写真管理 Plus (ios 版 ) 操作手順書 ( 黒板作成 連携ツール使用時 ) EX-TREND 武蔵の写真管理 黒板作成 連携ツール どこでも写真管理 Plus でデータを連携して 電子小黒板機能付き工事写真を撮影する手順を解説します 解説内容がオプションプログラムの説明である場合が

<発注書作成>

高千穂交易株式会社 MSR チーム SANYO テ シ タルレコータ ー (VDH-F1620/F920/F620 クイックマニュアル モニターの表示方法 : 各ボタンの名称とはたらき 1 カメラ選択ボタン 4 カメラ自動切換ボタン 24 画面表示ボタン 5 終了 / 画面表示ボタン 3 マルチ表示

SHOFU SureFile for DentalX Manual

①IDとURLを入力し、ログインボタンを押しても何も反応がなく、IDパスワードが空白で元の画面に戻ってしまう場合、 IDもしくはパスワードの打ち間違いが考えられますので、大文字小文字、半角全角、オーとゼロを間違えていないかご確認ください

BBB_マニュアル(講師用)_rev2

Microsoft Word - HOBO雨量専用説明書_v1.1.doc

WebMail ユーザーズガイド

< F2D D E6A7464>

SMB送信機能

1. WebShare(HTML5 版 ) 編 1.1. ログイン / ログアウト ログイン 1 WebShare の URL にアクセスします xxxxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 ユーザー名 パ

Transcription:

核磁気共鳴装置 (NMR) (ECA-500) 操作手順書 Delta 4 一般ユーザー用 横浜国立大学機器分析評価センター 作成日 手順書 No. 作成 承認 本書は JEOL RESONANCE が作成したマニュアルを一部改編したものです 個人で利用する場合を除き 不特定多数への公開を禁じます 1

目次 核磁気共鳴装置 (NMR) (ECA-500)... 1 1.1 ログインからコネクトまで... 3 1.2 サンプルのセット... 5 1.3 サンプルの設定 ( サンプル定義 )... 7 1.4 1H 測定 ( マニュアル測定 )... 10 1.5 1H データ処理 (Delta 5)... 17 1.6 ポインターバー説明 (Delta 5)... 26 1.7 13C 測定 ( マニュアル測定 )... 27 1.8 DEPT 測定... 27 1.9 COSY 測定... 28 1.10 COSY データ処理 (Delta 5)... 29 1.11 ワンボタン測定... 32 1.12 ベーシック測定 (1H) の流れ... 35 2

1.1 ログインからコネクトまで 注意! 本システムにおいて文字や数字を入力するときは 必ず入力する欄にマウスカーソルを置き キーボードから入力すること カーソルが外れると ロックされて入力できない ログインし 分光計に接続する 1 [ 未起動なら ] ワークステーション (PC) の電源スイッチを ON にする 2 [ 未起動なら ]windows のログイン画面にて Ctrl キー Alt キー Delete キーを同時に押す ユーザー名とパスワードを聞かれるので ユーザー名 :delta パスワード :delta( 表示になる ) と入力し ログインする 3 [ 未起動なら ] ログイン完了後 デスクトップ上のDeltaアイコンルクリックする をダブ 補足 : 通常は 1~3 までは必要ない もし電源などが切れていた場合のみ以上の操作を行う 補足 : Delta コンソールは 画面奥に隠れている場合がある コンソールを何個も開くと動作に影響が出るので 一つだけ開いた状態にすること 4 [Delta コンソール ] ウィンドウが開く 5 上図の囲み部分のアイコンウィンドウが開く をクリックすると [Spectrometer Control] 3

6 [Spectrometer Control] ウィンドウに表示されている分光計の名前 ECA- 500 を選択する 2 1 3 7 Connectボタンを押して No Current Link が Connect scc( 黄色 ) になったことを確認する (ECA500をダブルクリックでも可) 8 Sample ボタン State が E(Eject) をクリックして [Sample] ウィンドウを開く Sample になっていることを確認する 4

1.2 サンプルのセット 測定サンプルを SCM( 超電導磁石 ) へセットする 1 5 mφ サンプルロータ & ホルダに試料管を装着する 注意 : サンプルロータ & ホルダは 通常の測定では 5 mφ を使う 1 ロータからホルダを引き出す ( 下に伸ばす ) 限界まで引き出した後 ホルダを半回転させ 0- リングの弛みを直す 引き出す 回転させる 2 サンプルゲージにロータをセットする 5

3 ロータに試料管を差し込み サンプルゲージで試料の高さをあわせる 注意 : 試料管をロータにセットしただけでは 試料管の底がサンプルゲージのストッパから少し浮いてしまう 高さを合わせた後 試料管を半回転させて 0- リングの弛みをとることで 管とストッパがきちんと接触するようになる 注意 : 液量が少ないとき ( 液高 4cm 以下のとき ) は ゲージの最深の底面ではなく コイルの中心線に合わせる シムが合いにくいので グラジエントシムを併用すること 2 SCM の試料投入口のフタを外し エアーが出ていることを確認した後 試料管をセットしたサンプルロータ & ホルダを真っ直ぐに ゆっくりと挿入し 浮上状態にする 注意 : SCM 内に試料が入っていないことを確認する 注意 : 試料管ガラス単体 ロータ & ホルダ単体 サンプルゲージなどを入れないこと 6

1.3 サンプルの設定 ( サンプル定義 ) 測定を行うサンプルに対して条件の設定と調整を行う この操作は 後のマニュアル測定の手順で automatic に設定するか またはオート測定を使用すると省略することができる サンプルロード / イジェクト スピナー 温度可変 溶媒選択 ロック Lock state Shim state シム 1 [Sample State] のサンプルロードボタンをクリックして サンプルを装填する 正しく装填されれば 緑のランプが点灯する 2 [Spinner] の ON ボタン が押されていた場合 自動的にスピナーの回 転が始まる OFFボタンが押されていた場合 ONボタンをクリックする しばらくして安定するとCurrentが15Hz 前後になる 補足 : OFFにしたい場合は OFFボタンを押されている状態にする 7

3 [Temperature] において 室温で測定するときはTemp. OFFボタン押された状態にする 温度を変更するときは Targetに希望の温度 ( を [dc]) を入れ Temp. ON ボタン をクリックする 注意 : 利用者が担当者の許可なしに利用できる範囲は 室温 ~50 までとする それ以上 またはそれ以下の温度で測定するときは 温度可変の講習 説明などを受講すること 4 [Solvent] において 使用する溶媒を選択する ABC 順に並んでいるが リストにない場合は管理者に相談すること 注意 : 通常の測定においては 重水素化溶媒を使用すること 特殊な条件 ( ノーロック測定 混合溶媒 ) や二重管などで測定する場合は 不明な点があれば担当者に相談すること 5 [Lock Control] のオートロックボタンをクリックする LOCK ON ( 緑 ) に変わるまで待つ ( 手順を省略せずに確認するのが望ましい ) 注意 : ここでロックに失敗するときや ロックシグナル値が小さいときは シム状態が悪い可能性がある User/System のどちらかを選択し シ ムファイルをロードしてリセットすると 直ることがある ユーザーシム : ユーザーが作成したシムファイル ( ファイルを選択 ) システムシム : 管理者が作成したシムファイル 6 グラジエントシムを使用する場合は [Lock Control] のグラジエントシム ボタンをクリックして 赤色または黄色からIDLE( 緑 ) になるまで待つ 右側の鍵が描いてあるアイコンは グラジエントシム後にオートロックがかかるので 通常はこちらを選択する 7 ロック後にオートシムを選んでかける場合は 右下の Auto shims のプルダウンメニューを長押しクリックし 必要な軸を選ぶ ( 通常は Z1 Z2 を選択する ) 赤色または黄色から IDLE( 緑 ) になるまで待つ ロックしていない場合は オートロック & シムボタンと ロック後にZ1 Z2オートシムがかかる をクリックする 8

=========== グラジエントシムの補足 =========== グラジエントシムを専用コンソールを用いて詳細に行うには Gradient Shim Tool ウインドウから行う 1 [Spectrometer Control]-Config メニューの Gradient Shim Tool を開く 2 System Type:Homospoil Nucleus:2H( 重水素化溶媒を使っている場合 ) Solvent: 測定する溶媒 X Offset:Calculate( 不明な場合 ) Recvr Gain:Calculate( 不明な場合 ) とする 3 Scans Relax Delay Iterations ShimSet は好みの設定にする Iterations をゼロにすると 収束するまで測定を行う設定になる 4 Range は サンプルの液量に応じて調整する (4cm 以上ならデフォルトのままでよい ) 5 測定中のモニタを見るなら Display Field Map を選択する 6 測定後にロックやシムをかけるなら AutoLock または AutoLock&Shim を選択する 7 すべての設定が終わったら Start ボタンをクリックする 9

1.4 1H 測定 ( マニュアル測定 ) 測定条件を選択して測定する 1 [Spectrometer Control] ウィンドウに戻り Expmutボタンして Open Experimentウインドウ (job) を開く をクリック 補足 :Spectrometer Control ウインドウは Option メニューの Monitor Params を ON にすると 左図の下段のようなモニタ表示が増える 2 [Open Experiment] ウィンドウの Directory から必要な測定ファイルを探す (... は一つ上のフォルダに移動 )Basic フォルダに主要な測定法のファイルが入っているが 見つからないときはホームボタンをクリックする 注意 : Backup フォルダには global フォルダ ( 全測定が含まれる初期フォルダ ) に入っているデータがコピーされている Basic にないものは Backup から選択すること ただし これらは特殊測定となるため 必要に応じて担当者に講習や取扱説明について相談すること ホーム 10

3 1H 核の測定をするときは 1H.ex2 を選び OK をクリックする 4 Experiment tool ウインドウが開くので 適切なパラメータを調整する タブ項目内容 Header Instrument Acquisition Pulse filename データ保存名 ( ほぼ必須 ) auto_gain レシーバゲインの自動検出 ( 通常 ON) force_tune チューニングの強制実行 ( 任意 ) automatic サンプル調整を自動で行うには ON( 任意 ) solvent 溶媒を選択 ( 最後にした測定から読込 ) recvr_gain レシーバゲイン値の任意設定 (auto_gain OFFの場合に設定 ) x_domain 観測核 x_offset x_sweep 観測中心 観測幅 scans 積算回数 ( 任意 ) x_prescans x_angle ダミー積算 フリップ角度 relaxation_delay 緩和待ち時間 (1scan 毎の待ち時間 ) 11

注意 : たとえば Header の automatic は global のファイル ( 初期のファイル ) ではメニューになく Basic フォルダに移したものだけ追加されている 特殊機能を追加するには Add ボタンをクリックして行う ただし 効果のわからないものは使用せず 管理者に確認すること 注意 : force_tune scans および relaxation_delay は いずれも測定感度に影響する 感度が重要な測定は 適切に調整すると時間効率がよいデータ取得ができる 補足 : sample_id は オートサンプラーで試料管を区別するときに用いるので 通常は空欄にしておくこと auto_filter はデジタルフィルターのことであり 通常は入れること filter_limit は 0 4 または 8 とし 通常は変更しないこと auto_gain のチェックを外したときは 必ず Instrument タブの Recvr_gain に適切な値を入力すること 測定中に設定されたゲイン値は Delta コンソール画面の履歴 または Spectrometer Control ウインドウに表示されるので そちらから確認する force_tune を入れなかった場合でも 測定チャンネルの核種が異なる設定であると自動的にオートチューンがかかる save_aborted にチェックを入れておくと 測定を中止したときにもデータが保存される match は Sample 設定と Experiment 設定の情報 (Solvent Rotation など ) に間違いがないかの自動チェックを行う チェックを入れると Que State が WAITING 状態になる ( 後述 ) 5 Instrument タブを開き Solvent が正しく設定されているか確認する 補足 : 通常 グラジエントシムをかけたときに Sample 設定が反映されているが 使用していない場合や job を作成したタイミングが前後する場合は 手動で変更する必要がある 6 前章の サンプルの設定 を行っていない場合 Header の automatic にチェックを入れていることを確認する すべて終わっていれば外してよい 補足 : グラジエントシムをここで追加するには File メニューの Gradient shim のチェックを ON にし automatic を ON にする (automatic を入れないと ここのウインドウからでは走らないので注意 ) 12

7 Submit ボタンをクリックし 測定を開始する ( このとき Spectrometer Control ウインドウの Que State が OWNED であれば自動で測定が開始する Que State が WAITING であれば 右図の Info ウインド ウが表示されるので Goボタンをクリックしてスタートする Infoウインドウは一定時間で消えるので その場合はSpectrometer ControlウインドウからGoボタンをクリックする 補足 : 測定中のモニタを出すときは View ボタン をクリックす る また 測定中のデータを別名で保存する場合は Copyボタンクリックする ( 新規ファイルができる ) を 補足 : 続けて追加の測定を行う場合は 1H 測定と同様の手順によって Experiment を追加で用意して加えることができる ( 詳細は別項も参照すること ) Submit すると Spectrometer Control ウインドウに job が追加されるので 内容を確認できる データの保存名 保存先について ファイル名は [filename]- 番号で表示される - 番号 は 後でデータ処理が入ると 自動付与されて新しい番号ができる ( ファイルを保存しないで閉じると消える ) したがって 複数のデータに重複した filename を設定しておくと 混じりあって混乱してしまう可能性があるので注意すること Delta 4 では Delta 5 と違って 必ず filename を変更して測定することが望ましい データファイルの保存先 ( ホーム ) は C: users / delta / Documents / files / data ショートカットがデスクトップにある Data フォルダ以下には 研究室フォルダを作成して使用する Experiment toolウインドウのfilename 欄の右にあるBrowseボタンをクリックすると ファイルの保存先と名前を指定できるので 事前に設定しておくことを推奨する 13

Browse の使い方 1) Browse ボタンをクリックすると Save Collected Deta To ウインドウが表示される 2) Directory から保存するフォルダを選ぶ (... は一つ上のフォルダに移動 ) プルダウンメニューにはいくつか主要なフォルダが入っているが Data がホームフォルダに相当する ( ホームボタンを押すのと同じ ) 3) フォルダがない場合は Path のアドレスの末尾にフォルダ名を入力し Create Newボタンをクリックする このボタンを押さないとフォルダができず データがホームフォルダに入ってしまうので 注意すること 4) Nameにファイル名を入力し OKボタンをクリックする ホーム Experiment ファイルの保存先 ( ホーム ) は C: users / delta / Documents / delta / experiments experiments フォルダ以下には 研究室フォルダを新規に作成して保存してもよい Delta 5 ではサーバーにデータが保存された後にローカルフォルダに複製保存していたが Delta 4 では上記のローカルフォルダのみに保存される したがって ファイルを削除したときはバックアップがないので注意すること 14

以下に実際の測定の流れをまとめた Automatic 測定では 実施されていないものが自動的に稼働する a. サンプルのロード b. サンプルスピニング c. Auto Lock d. Gradient Shimming( 設定した場合 ) e. Fast Shimming f. オートチューニング g. オートゲイン h. 積算 g. データの表示 15

終了操作 8 測定が終了したら Sample ウインドウのサンプルイジェクトボタンをクリックして サンプルを取り出す ロックやスピンなどは自動で停止するので問題ない 注意サンプルを取り出した後は 必ず試料投入口にフタをする 注意ローターから試料管を取り外す際 試料管を破損しないよう注意する 固い場合は試料管を回しながらゆっくり抜くこと また ローターは必ずケースに保管する 測定の中止について測定を途中で中止するときは Spectrometer Control ウインドウから進 行している Que を選び Stop ボタン をクリックする 9 不要なウインドウをすべて閉じる 10 Spectrometer ControlウインドウのUnlinkボタン計の接続を解除する をクリックし 分光 11 必要なデータを 研究室フォルダまたはセキュリティ USB メモリに保存し 残りは Data フォルダから削除する 注意セキュリティ USB メモリ以外の USB デバイスの使用は許可しない 補足 : 基本的にここまででよいが 夜間または土日祝日に使用して次の利用者がいない場合は 追加として Delta システムを閉じて Windows をシャットダウンしておく また 解析用 PC もシャットダウンしておく シャットダウンするときは 必ず Delta システムが停止していることを確認すること 12 使用簿に記入して 終了 16

1.5 1H データ処理 (Delta 5) データ処理に関する基本操作 オートアイコン FID プロセスリスト ポインターバー スペクトル オプションパネル 位相補正パネル この節では特に注意が無い場合 のようなアイコンはウィンドウ中ほどのポインターバーのアイコンを指す またで囲ってある文字は キーボードのキーを指す [ モードの切り換え ] 各モードでは Space キーを押している間は [Zoom] モー ドに Ctrl キーを押している間は [Select] モードに一時的に切り替わる [Y 軸方向の拡大 ] Y 軸方向に拡大するときは ポインターバーの Y ゲインの 調整にしてスペクトルをドラッグして上下させる また 拡大ツールでスペクトル枠の目盛り部分を使って XY 軸のみを拡大することもできる [ 拡大の取り消しと初期化 ] スペクトルの拡大 縮小を一段階戻したいときは - キー 初期段階に戻したいときは Home キーを押す [Y 軸表示の最適化 ] 表示しているピークの Y 軸方向を画面内に収めるように調整するなら キーボードの End キーを押す [ スペクトルの移動 ] 矢印キーを押すことで スペクトルを左右に移動できる スペクトルの移動ツールを使うこともできる その他 詳細は 1.7 ポインターバーの説明も参照のこと 17

位相合わせ 2 4 1 5 1 もし 位相補正パネルが閉じていたら 1D プロセッサの右枠にある パネル ( 縦書き ) を開く 2 オートアイコンの 自動位相補正アイコンをクリックする 3 最も強度の大きいピークを自動検出し φpが設定される ( グレーの縦線がマーカーとして表示される ) 4 細かな位相補正は 位相補正パネルにある数値を変更して行う 最初にP0 を調整し 次にP1を調整する 5 プロセスリストの をクリックして位相情報を Process_List に登録する アイコンの場合 P0 はスペクトル上の最大強度のピークに設定される ポインターバーの アイコンで 任意に P0 を設定することもできる はP0 設定されたピーク周辺の位相補正はP0から離れたピークに対する位相補正 18

リファレンス設定 2 1 6 1 ウィンドウを最大化し 1Dプロセッサの右枠にあるく パネルを開 2 X 軸基準値の のアイコンを押せば サンプル定義で設定した溶媒の化学シフト値が自動で入力される ( 例 : 登録した溶媒がクロロホルム-dなら7.24 ppm) また 溶媒がTMS 入りなら を押せば基準値は0.0 ppmになる 手動で入力しても良い 3 リファレンス設定を行うピーク位置を拡大する ( 拡大はポインターバー ) 4 ポインターバーを選択する 5 ピークの任意の場所をクリックすることで リファレンス設定が行われる 注意クリックは一回だけ押すこと もし間違って複数回押してしまったら Process_List ( 画面右上 ) に表示されている二番目以降のReferenceを選 6 択状態にし 下の アイコンで消去する をクリックしてリファレンス情報を Process_List に登録する 注意これ以降の操作では が戻ってしまう を押さないこと 押すとこの段階まで情報 19

ピークピッキング 1 ポインターバーのアイコンを選択すると ベースライン付近に4 本の線が現れる 緑と赤のラインはノイズライン 灰色のラインはスレッショルドライン 黒のラインはベースラインを意味している スレッショルドライン ノイズライン ベースライン ノイズライン スレッショルドラインにカーソルを合わせ ドラックして上下させ スレッショルド値を決定する 注意ラインが分かれないときは ライン上の ( 図の 参照 ) をクリックすることで選択しやすくなる 2 オートアイコンのアイコンをクリックすることでピークピックが自動で行われ ピークトップがスレッショルド値より高いピークをピークとして認識する 3 任意のピーク及び個別にピーク検出する場合は で選択する 注意このモードでは二つのノイズライン間の外側のピークが検出できる ノイズライン範囲内のピークを検出するには ベースラインとノイズラインを再設定する必要がある 20

例上の図では b と c のピークのみ で検出できる a と d はで手動で検出する必要がある e と f はノイズラインを再設定しなければ ピークとして検出することは出来ない 4 ピークピックされた値を選択する場合には で選択する 5 選択後に消去する場合はDeleteキーを押す 6 ピーク間の J 値 ( 距離 ) を表示したい場合は 距離を測りたい二つのピークを選択し カーソルツールのボタンをクリックし続けると表示されるプルダウンメニューから [J カップリング [J]] の位置にカーソルを合わせ ボタンを離す 選択されたピーク間の J 値と中間の波長が表示される 21

積分 1 オートアイコンのをクリックすることで 自動検出する 2 個別に積分曲線を描く場合には を選択する 3 X 軸上で任意の場所をドラッグすることで積分曲線が描かれる クリックした位置の周辺にすでに積分曲線がある場合などには 積分の追加ではなく 存在している積分区間を選択してしまうことがある その場合には Alt キーを押しながらクリックすることで 積分区間を選択することなく追加することが出来る 4 積分曲線の追加と削除 1. 追加はで行う 2. 削除は 積分曲線を選択後 ( またはで選択 ) Delete キーで行う 選択状態の積分曲線は 枠付きと積分値の色が青に変わる 5 積分曲線の分割 1. 積分曲線を分割したい場合は その積分曲線を選択する 2. 積分枠の左上の付近にマウスカーソルを合わせると マウスカーソルが になる 22

3. この状態のまま左右にドラッグして 任意の位置で指を離すとカットできる 6 積分の規格化 1. 任意の積分値を選択する ( または ) 2. 1D Processor ウィンドウの右側にあるを展開する 3. [ 積分規格化 ] へ任意の数値を入力し Enter キーを押す 積分の規格化 23

処理済データの保存 1 1Dプロセッサのプルダウンメニューの [ ファイル ] を選ぶ 2 [ 別名で保存 ] を選択し 名前を付けて保存する 3 [ データの自動取得 ] を選択しているので データフォルダ ( マイドキュメント-JEOL-data) にfidデータが入る タスクバーのエクスプローラーアイコンを右クリックすると [ いつも表示 ] の欄からdataフォルダにつながる 4 fidデータと処理済データを 自分の研究室のフォルダに移動させる もしくは自分のUSBに保存する 注意ピークピッキングや積分処理を行ったデータは 保存しなければ処理情報が残らない また フーリエ変換したデータは 上書き保存すると FID に戻らない 注意データファイルの末尾に付く -.jdf ( は数字 ) を消すとファイルが開けなくなる ファイルを閉じている状態であれば 名前の変更で数字を変えることはできる 注意各研究室フォルダに移動されていないデータは 逐次消していくので 忘れずに移動しておくこと 他フォーマットへのデータ変換 1 1D プロセッサのプルダウンメニューの [ ファイル ] を選ぶ 2 [ 保存 ] [ 別名で保存 ] を選択し ウインドウを開く 3 プルダウンメニューの [ ファイル ] [ 出力フォーマット ] から保存したいフォーマットを選ぶ 4 通常の操作にしたがって ファイルを保存する データの印刷 1 印刷アイコンをクリックすることで印刷オプションが開く 印刷は表示されている状態が印刷される 2 用紙設定 白黒 / カラー パラメータの有無などを選択して印刷を行う 24

Delta と各種ソフトの互換性について ( ) [Delta] [Topspin 一次元 (fid は可 1r は不可 )] 1 ( ) [Delta 二次元 ] [Topspin 二次元 ] ( ) [Delta] [ALICE 一次元 ( フーリエ変換前 ) ] ( ) [Delta ( フーリエ変換前 ) ] [ALICE 一次元 ] 2 ( ) ( フーリエ変換後 )[Delta] [ALICE 一次元 ] ( ) [Delta 一次元 二次元 ] [ACD Spectrus 一次元 二次元 ] ( ) [Delta 一次元 二次元 ] [ACD Spectrus 一次元 二次元 ] 2 1 Topspin のデータを開くときは フォルダごと必要 データファイル単体では開くことは出来ない 2 変換が必要 詳しくは 1.8 付録 TOPSPIN 1.3 とのデータ互換を参照 25

1.6 ポインターバー説明 (Delta 5) 26

1.7 13C 測定 ( マニュアル測定 ) 測定 1 Experiment を新規作成する 2 Basicフォルダから 13C.ex2を選択して開く 3 必要なパラメータを変更する 4 Submit をクリックすることで 測定が開始される 補足 : 13C 測定は感度が悪いので Force tune の設定や scan 回数などを適切な設定にすること 1H 測定において調整が終わっていれば automatic のチェックは外してよい データ処理 1 得られたスペクトルに対して処理を行う 手順は 1 H 測定と同様である 積分はしない 位相補正 リファレンス設定 ピークピッキング 1.8 DEPT 測定 測定 1 Experiment を新規作成する 2 Basicフォルダから DEPT135.ex2を選択して開く 3 必要なパラメータを変更する [Pulse] タブ :selection_angle=135[deg] このパラメータを45[deg] 90[deg] 135[deg] に変更できる [Header] タブの auto gainを外し [Instrument] タブのrecvr_gainを13C 測定と同等か少し小さくする ( 面倒ならauto gainを入れても問題はない ) 4 Submit をクリックすることで 測定が開始される データ処理 13C と同様であるが 位相の向きに注意すること 27

1.9 COSY 測定 測定 1 Sample ウインドウの Lock Control にある Gain を 1~5 程度引き上げておく 2 Experiment を新規作成する 3 Basicフォルダから COSY.ex2を選択して開く 4 パラメータを必要に応じて変更する A) COSYの場合 レシーバーゲインは 事前に測定した1H 測定の値から参照して設定した方がよい B) InstrumentタブのSpin stateはoffにする ただし ロックゲインが低いとロックが外れてしまうので 事前に調整が必要 ( ロックシグナルが 1000 程度を推奨 ) C) 事前に1H 測定し 任意の範囲 ( シグナルが見える範囲 ) に拡大して観測中心と範囲を求める 中心にはT 字のゲージがあるので それを目安にする 求めた値は AcquisitionタブのX_offsetとX_sweepに入力する D) 積算回数をAcquisitionタブのScansに入力する 補足 : (C) については ワンクリックで設定する方法もあるが その詳細は 据付のチュートリアルマニュアルを参照すること 5 Submit をクリックすることで 測定が開始される その他の 2 次元測定は ベーシックな部分では同じである ただし 使用するパルスプログラムによっては注意を要する測定もある 詳しいことがわからない場合は 担当者に相談すること 28

1.10 COSY データ処理 (Delta 5) 高分解能データの貼付 1 測定が終了すると下図が表示される り付けウィンドウを表示させる をクリックして高分解能データ貼 標準状態では投影データが貼り付けられている 2 2D ビューワウィンドウのアイコンをクリックする ( アイコンが凹む ) 3 プルダウンメニューの [ レイアウト ] [ 高分解能データ貼付 ] [ 両軸のスライスウィンドウに貼付 ] を選択する HMQC など 1 H 観測の 1 H- 13 C 二次元の場合は X 軸に 1 H Y 軸に 13 C の高分解能スペクトルを貼り付ける 4 マウスカーソルが指マークに変化する 5 1 次元の 1 H スペクトルを選択する 29

6 プルダウンメニューの [ レイアウト ] [1D 表示 ] [X 軸 : スライスウィンドウを表示 ] を選択する 7 プルダウンメニューの [ レイアウト ] [1D 表示 ] [Y 軸 : スライスウィンドウを表示 ] を選択する 8 表示されている 2D ビューワに高分解能データが張付く 等高線表示の変更 1 2D ビューワのスペクトル上で マウスを右クリック ( 長押し ) する 2 表示されるメニューから [ 等高線調整ツール ] を選択する ( キー ) 3 等高線調整ツールを使用して 適切な表示を行う 30

2D データのリファレンス設定 2D スペクトルと高分解能スペクトルの信号位置がずれた場合の位置合わせ方法である ネイティブスケールの場合はこの操作は不要である 1 1 次元の高分解能スペクトルを貼り付けた 2D ビューワのプルダウンメニューから [ 補助ツール ] [ ジオメトリツール ] [ リファレンスのコピー ] を選択する 2 新たに開いた [ 化学シフト基準のコピー ] ウィンドウで以下の操作を行う 1. をクリックして基準となるスペクトルを選択する この場合 2D ビューワに貼り付けた f2 側 ( または f1 側 ) スペクトルを選択する 2. をクリックして 対象の 2D スペクトルを選択する 3. 適用軸をクリックする 拡大がリセットされる 4. 元に戻す場合には [ 取消 ] をクリックする 31

1.11 ワンボタン測定 Delta4 におけるベーシックな測定手順は 以下の 3 通りがある A. サンプル装填 サンプル設定 Experiment Delta5: サンプル定義 で調整し job を選択して測定 B. サンプル装填 Experiment(automatic) Delta5: job を選択して測定 標準手順 C. サンプル装填 ワンボタン測定 Delta5: オートメーションテンプレートから測定 ( 主にオートサンプラー用 ) 自動テンプレートを使用して測定する 1 サンプルのセット までの手順を行い SCM にサンプルを乗せるところまで進める 2 Spectrometer Control ウインドウの Auto ボタン をクリックする 32

3 必要事項を入力する 項目 内容 Filename データ保存名 ( 必須 ) Comment コメント ( 任意 ) Slot オートサンプラー用のため不要 Temp set 温度可変の温度 (Temp ONにした場合 ) Temp state 温度可変使用の有無 ( 任意 ) Solvent 使用する溶媒 ( 必須 ) Notify メール送信用 ( 使用不可 ) 4 測定のパラメータを自分で変更したい場合は Option メニューの Advanced mode を選択し ADVANCED に設定しておく 5 グラジエントシムを入れる場合は Option メニューの Gradient Shimming を選び 必要な項目をチェックする Gradient Optimization を入れると 初回またはサンプルを入れ替えたときのみ 実行する 6 測定したい核種やプログラムをメニューから選ぶ モード設定により 次の項だけ作業が異なる 7 Advanced mode にした場合は 下図のようなメニューが表示されるので 必要に応じて設定を変更する 変更して測定する場合は Run with Changes 変更せずに測定する場合は Run with Defaults を選択する 33

補足 : その他の詳細を変更したい場合は 据付のマニュアルを参照すること 8 Automation Queue と Info ウインドウが開く ただし Info ウインドウは 一定時間経つと自動で閉じる 9 問題なければ Goボタンをクリックし 後は全自動で測定が行われる Infoウインドウが消えていたら Spectrometer ControlウインドウのGoボタンをクリックする 補足 : オートメーションを起動すると 自動的に Queue State が WAITING になるので Go ボタンをクリックする必要がある 補足 : オートメーションの場合 Automation Queue から Spectrometer Control に情報を送っている形となる そのため 停止するときは Automation Queue を Remove して停止する必要がある 以降の手順は 1H 測定と同様に行う 34

1.12 ベーシック測定 (1H) の流れ 簡易版として ベーシックな手順を以下にまとめた 1 システムが起動していなければ PC と Delta システムを起動する 2 Delta システムにログイン ( コネクト ) する 3 Sampleボタンでウインドウを開く 4 試料管をロータにセットし マグネットに装填する 5 サンプルをLoad する Spinnerが止まっていればON にす る 6 Solventを選択する 7 オートロックボタン 8 グラジエントシムボタン をクリックして ロックをかける をクリックして シム調整をする 9 Experimentボタンからウインドウを開き Basicフォルダの1Hを開く 10 Filenameを設定する 11 その他 パラメータ (Force tune Solvent Scan 等 ) をセットする 12 Submit ボタン をクリックし 測定をスタートする 13 サンプルを Eject する 14 Deltaシステムをログアウト ( アンリンク ) する 15 セキュリティUSBメモリを使用し データを移動する 場合により データ保存後にシステムを必要なところまで停止する 16 使用簿に記載する 35