2017 年度 / 第 4 回研修シート / 経営者個人への提案 ~ INDEX ~ 1. 個人の必要保障額 ( 生活防衛資金 ) 2. 法人 個人のトータル保障 3. 収入リリーフ 4. 介護リリーフ 5. 介護コンシェル
1. 個人の必要保障額 ( 生活防衛資金 ) (1) 生活設計私たちの長い人生にはいくつかの段階 ( 出生 成長 結婚 育児 老後 ) があり これらの段階の変化を一般にライフサイクル ( 家族周期 人生の生活周期 ) と呼んでいます そして ライフサイクルのそれぞれの段階で多額の費用がかかることが予想されますので そのときに備えて早くから資金の準備をしていくことが必要です 生活設計とは 各家庭で将来必要になる資金とその時期を考え合わせて 計画的に準備することです (2) 生活防衛資金生計の担い手に万一の事態が発生した場合 残された家族に大きな影響を及ぼすことは言うまでもありません 場合によっては その後の生活費や教育費などの捻出に大きな負担を強いられることもあります そのため 残された家族がその後の生活を維持するために必要な資金を把握し あらかじめ準備しておくことが大切です 既に準備されている資金や公的年金制度などを考慮のうえ 生計の担い手が万一の場合 介護の場合に必要と考えられる金額を 生活防衛資金 として算出します 生活防衛資金 遺族生活資金夫の死亡によって 残された家族のその後の生活がおびやかされないように 少なくとも末子の大学卒業時 (22 歳 ) までの生活資金 ( 家族の生活資金 ) と それ以降の妻の平均余命期間の生活資金 ( 妻の生活資金 ) を確保しなければなりません その他の生活資金 教育 結婚資金 緊急予備資金 ( 入院 治療費などの医療資金 家屋の修理費用などの不時の 出費資金 ) 1
2. 法人 個人のトータル保障 (1) トータル保障の必要性企業経営者には 経営者としての責任 に加え 世帯主としての責任 があります 特に 新設法人の役員や年齢の若い2 代目役員などに万一のことがあった場合 役員としての在任年数が短いため 規程上の役員退職慰労金が少額となることもあります 遺族の生活防衛資金- 法人として支給可能な退職金 を個人契約でカバーできるよう 標準保障額算定書と生活防衛資金をあわせて提示し 必要な保障を確保できるよう指導することが重要です 経営者が万一の場合に必要と想定される資金を大同生命独自の基準で算定するものです 運転資金や借入金といった企業防衛準備資金と 役員退職慰労金準備資金の合計です 算定結果はすべての企業に一律にあてはまるものではありません すでに準備されている資金や公的年金制度などを考慮のうえ 経営者が万一の場合のご家族の生活資金などを大同生命独自の基準で算定するものです 算定結果はすべてのお客さまに一律に当てはまるものではありません 役員退職慰労金準備資金 ( 退職金予定額 ) は準備済み資金に充当します 退職金予定額の推移 ( イメージ ) 役員退職慰労金準備資金 ( 退職金予定額 ) は役員在任年数や役員報酬の増加にともない 増加していきます 生活防衛資金の推移 ( イメージ ) 生活防衛資金はお子さまの成長 独立にともない 減少していきます 算定の前提 退職金予定額報酬月額 60 万円役員在任年数 2 年 (40 歳時 ) 38 歳時に法人を設立功績倍率 2.6 功労加算金 役員退職慰労金の 10% 弔慰金 報酬月額の 6 カ月 報酬月額は毎年 2% ずつ増加していくものと仮定 功績倍率は役員在任年数を考慮して 2.6 と仮定 2 生活防衛資金家族構成 経営者 40 歳 / 妻 38 歳 / 長男 6 歳平均標準報酬額 60 万円月間生活費 43 万円進学 結婚 長男は高校まで私立で 大学は私立 ( 文系 ) に自宅通学厚生年金 加入緊急予備資金 なし借入金返済資金 経営する企業の借入 (500 万円 ) に際し個人保証を引き受け ( 借入時年齢 38 歳 ) 元金均等返済債務 / 返済期間 6 年 / 年利 4% 金融資産などは考慮していない
(2) リスクに応じた備え 対応商品経営者には リスクに応じて法人 個人それぞれに必要な備えがあります 必要な備えに応じた商品を提案することが重要です 経営者に必要な備え 法人として必要な備え 個人として必要な備え 運転資金 固定費 借入金返済資金 役員退職慰労金 弔慰金準備資金 事業承継対策資金 など 法人 個人ともに対策が必要 ご家族の生活資金 お子さまの教育資金 住居費 ( 管理費 住宅ローンなど ) 相続 事業承継対策資金 介護費用 入院 治療費用など 死亡 就業不能 ( リタイア 長期 ) 就業不能 ( 短期 ) 法人 運転資金 固定費 借入金返済資金 役員退職慰労金 弔慰金準備資金 事業承継対策資金 定期保険 J タイプ T タイプ 運転資金 固定費 M タイプ 個人 家族の生活資金 教育資金 住居費 ( 管理費 住宅ローンなど ) 相続 事業承継対策資金 ライフギフト 終身保険等 収入リリーフ NEW! 介護費用 介護リリーフ 入院 治療費用 M タイプ ( 先進医療特約など ) 3
3. 収入リリーフ [ 無配当介護収入保障保険 ( 無解約払戻金型 )] (1) しくみ図 ご契約例 契約年齢 :40 歳男性基本年金年額 :360 万円 保険期間 保険料払込期間 :65 歳団体月払保険料 :23,328 円 受取総額 死亡 高度障がい 介護年金 健康祝金 契約 年金支払期間 ( 支払期間は 5 年を最低保証 ) 各年金の支払事由に非該当 ( 年金年額の 10%) 死亡年金 高度障がい年金 介護年金は重複してお支払いしません この保険には解約払戻金はありません (2) 主な特長 死亡 高度障がい状態 または 要介護状態 となった場合 保険期間満了まで年金 ( 逸失収入 ) を支払います 各年金の支払事由に該当してから保険期間満了まで 5 年未満の場合でも 5 年間は年金をお支払いします 支払基準は 公的連動 ( 公的介護保険制度の要介護認定 [ 要介護 3 以上 ] に連動した保障 ) または 大同生命の定める所定の基準 となります 保険期間満了まで各年金の支払事由に該当しなかった場合 健康祝金( 年金年額の 10%) をお支払いします (3) 商品概要 項目 内容 契約年齢 15~75 歳 保険期間保険料払込期間 歳満期 :60~90 歳 ( 保険期間 5 年以上 ) 年金年額 80 万円 ~2,000 万円 ( 最低年金年額 :80 万円 最高年金年額 : 加入年齢により異なる ) 付加できる特約指定代理請求特約 条件体の取扱払済保険料の前納 保険料の変更条件 死亡年金年額の削減条件 特定障がいの不担保条件 を取扱う 所定の高度障がい 身体障がいにかかる条件 取扱わない法人契約取扱わない 契約者貸付取扱わない構成員契約取扱わない 契 約 転 換 契 約 承 継 契 約 変 換 この保険への転換 承継 : 取扱わない 他の保険への転換 : 取扱う 他の保険への承継 : 取扱わない この商品には 解約払戻金 配当金の取扱はありません 4
(4) 提案手法 主な 提案先 お子さまが小さく 教育資金準備の必要性が高い 30 代 ~40 代の方 医師等 専門性の高い職業にお就きの方 ( 要介護時の事業継続が困難 = 収入源の喪失 ) 事業用借入 住宅ローン等 借入金の返済資金準備が必要な方 死亡時に加え 要介護状態による就業不能時の収入減少に対する保障の必要性を訴求 収入が減少すると 生活資金や教育資金 住宅ローン等の 生活に必要な資金 が不足する場合があります ( 公的保障が手薄な個人事業主は 特に保障の必要性が高いことをご案内 ) 提案の切り口 収入が減少 ストップ 収入 死亡 要介護状態 以下を目安に収入減少にそなえた必要保障額をご案内しましょう 月間生活費 公的保障 ー 死亡時 : 遺族基礎年金 遺族厚生年金 要介護時 : 障がい基礎年金 障がい厚生年金 厚生年金に加入の場合 ( 個人事業主は加入対象外 ) 必要年数 逸失収入に対する保障のため 勇退の希望 予定時期にあわせ 年数を設定します 経営者個人の場合 退職金予定額を踏まえた詳細な必要保障額の算定も可能です ( 経営者個人の必要保障額算定書を活用ください ) 5
4. 介護リリーフ [ 無配当終身介護保障保険 ] (1) しくみ図 ご契約例 しくみ図 ( イメージ ) [ 主契約 ] 契約年齢 50 歳 保険期間 終身保険料払込期間 介護保険金 1,000 万円 介護給付金 100 万円 団体月払保険料男性 : 28,277 円 / 女性 :29,468 円うち主契約 :25,630 円主契約 :26,730 円特約 : 2,647 円特約 : 2,738 円 (2) 主な特長 要介護状態となった場合 介護保険金を支払います 支払事由は 公的連動 ( 公的介護保険制度の要介護認定 [ 要介護 3 以上 ] に連動した保障 ) または 大同生命の定める所定の基準 となります 軽度な要介護状態 ( 公的介護保険制度の要介護認定 [ 要介護 1 2] など ) でも以後の保険料払込を 免除します ( 介護ワイド特約を付加した場合 給付金をお支払します ) 契約 [ 特約 ] 介護保険金 1,000 万円 介護給付金 100 万円 解約払戻金 ( 死亡給付金 ) 解約払戻金 ( 特約死亡給付金 ) 終身保障 (3) 商品概要 項目 内容 契約年齢 15~80 歳 保険期間終身 保険料払込期間 保険金額 全期払 : 終身払込短期払 :5~30 年払込 55~90 歳払込 ( いずれも 5 年 [ 歳 ] 刻み ) 主契約 :100 万円 ~5,000 万円特約 :100 万円 ~500 万円 ( 主契約の保険金額が上限 ) 付加できる特約介護ワイド特約 年金支払特約 指定代理請求特約 条件体の取扱 保険料の変更条件 特定障がいの不担保条件 を取扱う 所定の高度障がい 身体障がいにかかる条件 払済取扱う ( 払済変更後 介護ワイド特約は消滅 ) 契約者貸付取扱う 保険料の前納新契約時 ( 短期払 ) に限り全期前納を取扱う 法人契約取扱わない 構成員契約取扱わない 契約転換この保険への転換 承継 : 取扱わない契約承継契約変換他の保険への転換 承継 : 取扱わない この商品には 高度障がい保険金 満期保険金 配当金の取扱はありません 6
(4) 提案手法 主な 提案先 介護への不安が高まる50 歳以上の方 ( 特に公的介護保障の手薄な64 歳以下の方 ) 将来の介護費用へのそなえとして30~40 代の方にも推進 充実した介護サービスへの高いニーズが見込まれる富裕層の方 ( 高額既契約者等 ) 両親等の介護を経験されたことがある方 ( 介護の大変さを認識しており ご家族に負担をかけたくない方 ) 提案の切り口 充実した介護サービスを受けるために 公的保障では不足する介護費用の準備が必要なことを訴求 介護にそなえておきたい金額の目安 施設入居の場合 約 2,920 万円 上記は介護期間が 10 年継続した前提での目安の金額です 在宅の場合 約 720 万円 中小企業経営者へのアンケートでは 約 3 割の方が高級施設 ( 月数十万円 ) への入居を希望されており その場合 費用合計は 5,000 万円以上になるケースもあります 入居一時金 : 約 2,600 万円月額利用料 : 約 20~30 万円 ( 介護期間を 10 年とした場合 ) 約 2,600 万円 + 約 20 万円 12 ヵ月 10 年 = 約 5,000 万円 介護サービス事業者の運営する高級施設の費用を参考に大同生命独自に作成 契約者サービスである 介護コンシェル を活用し お客さまの不安を幅広く解消できることをご案内 介護に対するお客さまの不安 介護費用に関する不安 介護リリーフ で準備 介護サービスに関する不安 介護コンシェル を活用 ( お客さまに最適なサービスを提供 ) お客さまの介護に対する不安の解消が可能です 7
5. 介護コンシェル (1) サービス導入の目的 介護商品 による介護の 経済的な負担 へのそなえに加えて 介護を受けるご本人やその家族の介護に関する 肉体的 精神的な負担 の解決を支援します 収入リリーフ [ 無配当介護収入保障保険 ( 無解約払戻金型 )] 介護リリーフ[ 無配当終身介護保障保険 ] (2) サービス内容 (3) 利用対象者 企業防衛マスターズ会員 完全防衛推進事務所 リスクマネジメント継続実践代理店 はご利用対象者と同様に プレミアムコース のサービスをご利用いただけます 8