応用演習第 3 回 2002.10.15 連絡事項 来週の授業はフィールドワークです 集合場所 時間は 9:00 に南草津 ACT 東脇の駐車場入り口部分とします グループでのフィールドワークになりますので 遅刻はしないようにしてください 京都 大阪方面からの方は 京都駅発 8 時 13 分または 25 分の電車に乗るようにしてください PowerPoint によるプレゼンテーション 今回は よりレベルの高いプレゼンを行うためのパワーポイントの技術を習得することを目的とし 皆さんが調べてきた まちづくりや地区整備計画の事例を紹介するプレゼンテーション資料を作成します 下記のようにまとめて 来週の月曜日までに配布資料用にプリントアウトして 景観計画研究室 ( エクセル 3 2 階 ) まで提出してください 表紙( タイトルや氏名 ) 1 枚 対象地の概要 1~2 枚 経緯など 時系列でのまとめ 2~3 枚 感想 考察 1 枚 レジュメは基本的な部分から書いてありますが すでにパワーポイントのテクニックをある程度身につけている人は TA がそのレベルに合わせて指導します PowerPoint マニュアル PowerPoint とは? プレゼンテーション ( プレゼン ) とは 決められた時間で自分の意見を発表し 相手を説得する ことです プレゼンテーションを成功させるには いかにわかりやすく短時間で情報を伝えられるか と言うことが重要です 以上の 情報を効果的に伝える というプレゼンテーションを科学的に研究した結果できたのが PowerPoint というプレゼンテーションソフトです アニメーションや効果音を利用した説得力のあるプレゼンテーションをパソコン上で作成 実行できます PowerPoint でできること ビジュアルなプレゼン制作スライドと呼ばれる台紙に文字や画像 グラフなどを配置していくだけで ビジュアルなプレゼンテーションを簡単に作成できます
OHP シートの作成 OHP でプレゼンテーションをする際に必要な OHP シートを作成できます 配布資料の作成プレゼンテーションの参加者に配布する資料を簡単に作成できます 参加者はメモ等この資料に書き込むことができ 理解を深めることができます 発表者用資料の作成プレゼンテーション中に発表者が参考にする ノート と呼ばれる資料を簡単に作成できます この資料はスライド画像ごとに補足説明を書くことができ 発表者の手元資料として使います 以上にあげたのは代表的な機能であり その他にもたくさんのことができます 今回のマニュアルは最低限必要な機能を取り上げていきます PowerPoint の概要 1.PowerPoint を起動する [ スタート ] メニューから [Microsoft PowerPoint] を選択します 2. 右図のようなウィンドウが出てくると思います
画面に表示される質問に答えていくことで新しいサンプルプレゼンテーションを自動作成する あらかじめ用意されたスライドのデザインを利用して新しいプレゼンテーションを作成する 新しいプレゼンテーションを最初から作成する 作成済みのプレゼンテーションを一覧から選択して開く 3. 新しいプレゼンテーション を選択すると以下のウィンドウがでてきます 標準レイアウトとは タイトル グラフ イラストなどの入力枠があらかじめ配置されている新規スライド * です このレイアウトにしたがってレイアウトをすると簡単にスライドを作成できます なおスライドのレイアウトの際には入力枠のサイズは自由に変えられます
編集画面の説明ツールバー : よく使うコマンドがボタンで用意されていて クリックするだけで実行できるメニューバー :PowerPoint のコマンドを実行する スライド番号スライドの順番スライドアイコンスライド全体を選択する プレースホルダスライド上に文字 グラフ 表 イラスト等を表示する 表示モード切替ボタン表示モードを切り替える 表示切替ボタンボタン詳細 標準表示モード アウトライン表示モード スライド表示モード スライド一覧表示モード スライドショー表示モード 標準表示モード PowerPoint を最初に起動した時の表示される 3 つの編集画面を使って効率よく作業ができる アウトライン表示モード プレゼンテーション全体の構成を表示できるの で プレゼンテーションの流れを確認する際に使 います また スライドの順番を変更する際に も プレゼンテーションの内容を確認しながらで きます
ノート表示モード ノートをウィンドウ全体に見やすく表示できるの で ノートを編集する際に使います スライド一覧表示モード 1 画面に複数のスライドを表示できるので全体の構成を確認したり スライドの移動や削除に使います * 表示モードの切り替えには上記の切り替えボタンのほかにメニューバーの 表示 からも替えられます PowerPoint の操作方法プレゼンテーションファイルを作る際 スライドを作成していくのですが 基本的に PowerPoint の場合は Microsoft Word と同じように文字を書いたり 図を貼り付けたりできます しかし 違う点といえば 文字を書く際にはテキストボックスを使って書かなければならない点が異なっています Ⅰ-ⅰ) テキストボックスとは? テキストボックスは 文字を挿入する独立した枠のことです テキストボックスは図形や文字などに影響されずに 自由に配置ができまた 大きさも変えられます そのうえ図形と同様にコピーも可能で同じ目的のテキストボックスをコピーして使用できます 縦書き 横書きのテキストボックスがあり 上図の円内のアイコンをクリックする際に必要な方を選択します 挿入の仕方はアイコンをクリックした後に ドラッグすると挿入できます また メニューバーの 挿入 テキストボックス 縦書き( 横書き ) でも挿入が可能です
テキストの記入形式実際にスライドを作成していく場合 大きく分けて 2 通りの方法が考えられます 新規作成する際に以下のウィンドウが出てきます この際に 白紙のスライド以外を選択する場合を パターン 1 白紙のスライドを パターン 2 とします パターン 1 パターン 2 パターン 1 では 基本的な配置が決定しているので 文字 図 イラスト等を入力していけば良いのですが パターン 2 の場合は 白紙なので 自分でテキストボックスを挿入し 文字を入力しなければいけません しかし 配置は自由に決定できるうえに 図 イラストの挿入 配置も自由です パターン 1 の場合仮に下記のようなスライドを選んだとします アウトラインまたはスライド図のテキストボックスどちらに入力しても構いません 出来あがるスライドとしては同じものです
パターン 2 の場合基本的にテキストボックス等を使って スライドを作成していきます 配置等は自由なので 独自のプレゼンテーションファイルを作成することが可能です Ⅰ-ⅱ) 図の挿入方法各自 写真等をスライドに挿入したい場合は その画像ファイルを保存しておいてください 1メニューバーの 挿入 図 ファイルから をクリックします 2 右図が出てくるので 保存先を選んで 画像ファイルをクリックします Ⅰ-ⅲ) 背景色の設定最初スライドの背景は白色に設定されています それの変更をします 全スライドの背景色を同じにしたい場合 1メニューバーの 書式 背景 をクリックします 2ここをクリックし その他の色 を選択し 好きな色を選んでください 3 すべてに適応 を押すと 全スライドの背景色が変わります スライドごとに背景を変えたい場合 1 表示モードを スライド一覧表示モード にします ( 必ずではないのですが 一覧表示にしたほうが操作しやすいです ) 2 背景色を変えたいスライドを選択します 3メニューバーの 書式 背景 をクリックします 4 その他の色 を選択し 好きな色を選んでください 5 適応 を押すと スライドの背景色が変わります 6この作業をくりかえして各スライドの背景色を変えてください
背景に図を挿入したい場合 1 背景色を変えたいスライドを選択します 2メニューバーの 書式 背景 をクリックします 3 塗りつぶし効果 をクリック 4 図 タブを選択し 図の選択 をクリックします 5 保存先を選んで ファイルを選択してください 6 すべてに適応 or 適応 をクリックします Ⅰ-ⅳ) 新しいしいスライドスライドの挿入 1メニューバーの 挿入 新しいスライド で挿入できます Ⅰ-ⅴ) スライドショーの実行 1 通りのプレゼンテーションファイルが出来あがればメニューバーの スライドショー 実行 または F5 キー で実行して 確認してください その際 途中で中止したい場合は Esc キーで終了できます Ⅰ-ⅵ) 配布資料の作成配布資料とはスライドを縮小印刷した資料です この資料を事前に配布しておくことで 公聴者がプレゼンテーションの発表を見ながらスライド単位でメモを取ることができます 1 印刷範囲を すべて にします 2 印刷対象を 配布資料 にします 3 1 ページあたりのスライド数 を決定します ( 最大 9 枚まで可能 )
同様に 印刷対象 を ノート にすると ノート表示モードで作成したスライド形式でプリントアウトされます この資料を使ってプレゼンテーションをすると便利です ここから説明する操作は プレゼンテーションをわかりやすくするために プレゼンテーションファイルを編集していく操作です Ⅱ-ⅰ) アニメーションの設定アニメーションとは 画像やオブジェクトの表示に動きを与える効果です 1) メニューバーの スライドショー アニメーションの設定 をクリックします 2) 1 8 7 3 5 2 6 4 1アニメーションを設定するテキスト等を選択します 2 効果 タブを選択します 3 文字 オブジェクト等のアニメーションを設定します これ以降は順不同でも構いません 4アニメーションの動きを設定します 5イラストがアニメーションすると同時に効果音が鳴ります ( 効果音は場に応じて入れること ) 6アニメーションの対象がテキストの場合 文字 単語 すべて 単位で設定できます 7 順序とタイミング タブをクリックして アニメーションする順番とアニメーションを開始時期が設定できます 8 プレビュー で設定したアニメーションを見て 確認をしてください 今回の設定例は主にテキスト オブジェクトでしたが Excel によって作成したグラフを貼り付け そのグラフを表示する際にもアニメーションを設定できます
その方法は グラフの効果 というタブを選択し設定していきます Ⅱ-ⅱ) 画面切り替え画面切り替えとは スライドを切り替える際にアニメーション効果を設定するコマンドです スライドの切り替えにアニメーションを設定することでプレゼンテーションが単調になることを防ぎます 1メニューバーの スライドショー 画面切り替え をクリックします 2 以下のようなウィンドウが出てくるので アニメーションを Ⅱ-ⅱ で述べたのと同様に設定してください 注 ) スライドごとに画面切り替えの設定をする場合は 1 表示モードを スライド一覧表示モードにします ( 必ずではないですが 一覧表示にしたほうが操作しやすいです ) 2 設定したいスライドを選択します 3あとは同様にアニメーションを設定してください