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パス トレースの実行 パス トレースの実行, 1 ページ ACL ベースのパス トレースの実行, 4 ページ パス トレース中の統計情報の収集, 6 ページ パス トレースの結果の理解, 10 ページ ACL パス トレースの結果の理解, 17 ページ DMVPN パス トレースの結果の理解, 19 ページ VRF パス トレースの結果の理解, 20 ページ パス トレース実行中に取得した統計情報を理解する, 20 ページ パス トレースの実行 ネットワーク内の 2 つのノード間のパス トレースを実行できます 2 つのノードは 2 つのホス トまたはレイヤ 3 インターフェイス あるいはその両方の場合があります APIC-EM 向けシスコ パス トレース アプリケーション ユーザ ガイド リリース 1.4.0.x 1

( 注 ) パストレースアプリケーションは精度についての注記を表示することがあります 精度についての注記とは ノードまたはパスセグメント上に表示される赤いボックスのことで 算出されたパスの精度をパーセンテージで表します 注記にカーソルを合わせると パストレースの精度を向上させるために行う修正措置の提案が表示されます たとえば ポート値を入力してパストレースを再度実行するように求められる場合があります 図 1:[ パストレース (Path Trace)] ウィンドウ はじめる前に インベントリにデバイスがあることを確認します デバイスがない場合は ディスカバリ機能を使用して検出します コントローラがデバイスに SSH または Telnet アクセスできることを確認します ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 [ ナビゲーション (Navigation)] ペインで [ パストレース (Path Trace)] をクリックします パストレースツールバーから [ 新しいパストレースの開始 (Start new Path Trace)] をクリックします [ 送信元 (Source)] フィールドに トレースを開始するホストまたはレイヤ 3 転送インターフェイスの IP アドレスを入力します デバイスの IP アドレスを手動で入力する場合は リストからデバイスを選択してから そのデバイスのインターフェイスを選択する必要があります 2

ステップ 4 [ 宛先 (Destination)] フィールドに トレースを終了するホストまたはレイヤ 3 転送インターフェイスの IP アドレスを入力します また 管理対象外のデバイス ( 未知の宛先と呼ばれる ) の IP アドレスを入力することもできます デバイスの IP アドレスを手動で入力する場合は リストからデバイスを選択してから そのデバイスのインターフェイスを選択する必要があります ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 ( 任意 ) 送信元および宛先のポートまたはプロトコルを設定するには [ その他のオプション (More Options)] をクリックします ( 任意 ) [ 送信元ポート (Source Port)] フィールドに トレースを開始するホストのポート番号を入力します ( 任意 ) [ 宛先ポート (Destination Port)] フィールドに トレースを終了するホストのポート番号を入力します ( 任意 ) [ プロトコル (Protocol)] フィールドで レイヤ 4 パストレースプロトコルのドロップダウンメニューから [tcp] または [udp] を選択します ( 任意 ) パストレースを 30 秒ごとに更新するよう設定するには [ 定期的な更新 (30 秒 )(Periodic Refresh (30 sec))] チェックボックスをオンにします ステップ 10 ( 任意 ) 追加の統計情報を収集するようパストレースを設定するには [ 統計情報 (Stats)] チェックボックス およびそれ以降のチェックボックスを必要に応じてオンにします ( 注 ) [QoS]:QoS に関する情報を収集して表示します [ インターフェイス (Interface)]: パス上のデバイスのインターフェイスに関する情報を収集して表 示します [ デバイス (Device)]: デバイスの CPU およびメモリの使用率などの情報を収集して表示します [Perf Mon]: パス上のデバイスに関するパフォーマンスのモニタリング情報を収集して表示します [Perf Mon] オプションを選択すると APIC-EM は パス内のデバイス上のすべてのフローのパフォーマンスのモニタリング設定を有効にします 続行するには この設定を確認する必要があります ステップ 11 ( 任意 ) [ACL トレース (ACL Trace)] チェックボックスをオンにして ACL ベースのパストレースを実行します ステップ 12 [Start Trace] をクリックします パストレースの出力を確認します 詳細については パストレースの結果の理解, (10 ページ ) を参照してください ステップ 13 未知の宛先へのパストレースを行わない限り [ トポロジ (Topology)] ウィンドウにパストレースを表示できます そのためには [ トポロジに表示 (View in Topology)] をクリックします ネットワークのパストレースが強調表示された状態で [ トポロジ (Topology)] ウィンドウが新しいウィンドウで開きます [Topology] ウィンドウの詳細については Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュール管理者ガイドを参照してください ( 注 ) デバイスのロケーションマーカーを追加した場合は ロケーションマーカーがトポロジマップに表示されます その場所のトポロジを表示するには ロケーションマーカーをクリックします 3

ACL ベースの ACL ベースの ネットワーク内の 2 つのノード間のパストレースを実行できます 2 つのノードは 2 つのホストまたはレイヤ 3 インターフェイス あるいはその両方の場合があります ( 注 ) パストレースアプリケーションは精度についての注記を表示することがあります 精度についての注記とは ノードまたはパスセグメント上に表示される赤いボックスのことで 算出されたパスの精度をパーセンテージで表します 注記にカーソルを合わせると パストレースの精度を向上させるために行う修正措置の提案が表示されます たとえば ポート値を入力してパストレースを再度実行するように求められる場合があります 図 2: 選択した ACL トレースを示すパストレースのウィンドウ はじめる前に インベントリにデバイスがあることを確認します デバイスがない場合は ディスカバリ機能を使用して検出します 4

ACL ベースの コントローラがデバイスに SSH または Telnet アクセスできることを確認します ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 [ ナビゲーション (Navigation)] ペインで [ パストレース (Path Trace)] をクリックします パストレースツールバーから [ 新しいパストレースの開始 (Start new Path Trace)] をクリックします [ 送信元 (Source)] フィールドに トレースを開始するホストまたはレイヤ 3 転送インターフェイスの IP アドレスを入力します デバイスの IP アドレスを手動で入力する場合は リストからデバイスを選択してから そのデバイスのインターフェイスを選択する必要があります [ 宛先 (Destination)] フィールドに トレースを終了するホストまたはレイヤ 3 転送インターフェイスの IP アドレスを入力します また 管理対象外のデバイス ( 未知の宛先と呼ばれる ) の IP アドレスを入力することもできます デバイスの IP アドレスを手動で入力する場合は リストからデバイスを選択してから そのデバイスのインターフェイスを選択する必要があります ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 ( 任意 ) 送信元および宛先のポートまたはプロトコルを設定するには [ その他のオプション (More Options)] をクリックします ( 任意 ) [ 送信元ポート (Source Port)] フィールドに トレースを開始するホストのポート番号を入力します ( 任意 ) [ 宛先ポート (Destination Port)] フィールドに トレースを終了するホストのポート番号を入力します ( 任意 ) [ プロトコル (Protocol)] フィールドで レイヤ 4 パストレースプロトコルのドロップダウンメニューから [tcp] または [udp] を選択します ( 任意 ) パストレースを 30 秒ごとに更新するよう設定するには [ 定期的な更新 (30 秒 )(Periodic Refresh (30 sec))] チェックボックスをオンにします ステップ 10 ( 任意 ) 追加の統計情報を収集するようパストレースを設定するには [ 統計情報 (Stats)] チェックボックス およびそれ以降のチェックボックスを必要に応じてオンにします ( 注 ) [QoS]:QoS に関する情報を収集して表示します [ インターフェイス (Interface)]: パス上のデバイスのインターフェイスに関する情報を収集して表 示します [ デバイス (Device)]: デバイスの CPU およびメモリの使用率などの情報を収集して表示します [Perf Mon]: パス上のデバイスに関するパフォーマンスのモニタリング情報を収集して表示します [Perf Mon] オプションを選択すると APIC-EM は パス内のデバイス上のすべてのフローのパフォーマンスのモニタリング設定を有効にします 続行するには この設定を確認する必要があります ステップ 11 [ACL トレース (ACL Trace)] チェックボックスをオンにして ACL ベースのパストレースを実行します ステップ 12 [Start Trace] をクリックします 5

パストレース中の統計情報の収集 パストレースの出力を確認します 詳細については ACL パストレースの結果の理解, (17 ページ ) を参照してください ステップ 13 未知の宛先へのパストレースを行わない限り [ トポロジ (Topology)] ウィンドウにパストレースを表示できます そのためには [ トポロジに表示 (View in Topology)] をクリックします ネットワークのパストレースが強調表示された状態で [ トポロジ (Topology)] ウィンドウが開きます [Topology] ウィンドウの詳細については Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュール管理者ガイドを参照してください ( 注 ) デバイスのロケーションマーカーを追加した場合は ロケーションマーカーがトポロジマップに表示されます その場所のトポロジを表示するには ロケーションマーカーをクリックします パストレース中の統計情報の収集 ネットワーク内の 2 つのノード間でパストレースを実行し パスに関する次の種類の統計情報を収集できます Quality of Service(QoS) インターフェイス デバイス Performance Monitor([Perf Mon] 統計情報を収集するためにパストレースを実行する場合 Cisco APIC-EM は 要求されたパスにある全てのデバイスに必要なフローモニタ設定を行います この設定の詳細については パフォーマンスモニタの設定を参照してください ) 6

パストレース中の統計情報の収集 ( 注 ) パストレースアプリケーションは精度についての注記を表示することがあります 精度についての注記とは ノードまたはパスセグメント上に表示される赤いボックスのことで 算出されたパスの精度をパーセンテージで表します 注記にカーソルを合わせると パストレースの精度を向上させるために行う修正措置の提案が表示されます たとえば ポート値を入力してパストレースを再度実行するように求められる場合があります 図 3: 選択した統計情報を示すパストレースのウィンドウ はじめる前に インベントリにデバイスがあることを確認します デバイスがない場合は ディスカバリ機能を使用して検出します 7

パストレース中の統計情報の収集 手順の概要 1. [ ナビゲーション (Navigation)] ペインで [ パストレース (Path Trace)] をクリックします 2. パストレースツールバーから [ 新しいパストレースの開始 (Start new Path Trace)] をクリッ クします 3. [ 送信元 (Source)] フィールドに トレースを開始するホストまたはレイヤ 3 転送インターフェ イスの IP アドレスを入力します 4. [ 宛先 (Destination)] フィールドに トレースを終了するホストまたはレイヤ 3 転送インター フェイスの IP アドレスを入力します 5. ( 任意 ) 送信元および宛先のポートまたはプロトコルを設定するには [ その他のオプション (More Options)] をクリックします 6. ( 任意 ) [ 送信元ポート (Source Port)] フィールドに トレースを開始するホストのポート番 号を入力します 7. ( 任意 ) [ 宛先ポート (Destination Port)] フィールドに トレースを終了するホストのポート 番号を入力します 8. ( 任意 ) [ プロトコル (Protocol)] フィールドで レイヤ 4 パストレースプロトコルのドロップダウンメニューから [tcp] または [udp] を選択します 9. ( 任意 ) パストレースを 30 秒ごとに更新するよう設定するには [ 定期的な更新 (30 秒 ) (Periodic Refresh (30 sec))] チェックボックスをオンにします 10. [ 統計情報 (Stats)] チェックボックスをオンにします 11. 収集する統計情報の種類に応じて 次のチェックボックスをオンにします 12. [Start Trace] をクリックします 13. ( 任意 ) パストレースを [ トポロジ (Topology)] ウィンドウで表示するには 次の手順を実行します [ トポロジに表示 (View in Topology)] をクリックします 8

パストレース中の統計情報の収集 手順の詳細 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 ステップ 8 ステップ 9 [ ナビゲーション (Navigation)] ペインで [ パストレース (Path Trace)] をクリックします パストレースツールバーから [ 新しいパストレースの開始 (Start new Path Trace)] をクリックします [ 送信元 (Source)] フィールドに トレースを開始するホストまたはレイヤ 3 転送インターフェイスの IP アドレスを入力します [ 宛先 (Destination)] フィールドに トレースを終了するホストまたはレイヤ 3 転送インターフェイスの IP アドレスを入力します ( 任意 ) 送信元および宛先のポートまたはプロトコルを設定するには [ その他のオプション (More Options)] をクリックします ( 任意 ) [ 送信元ポート (Source Port)] フィールドに トレースを開始するホストのポート番号を入力します ( 任意 ) [ 宛先ポート (Destination Port)] フィールドに トレースを終了するホストのポート番号を入力します ( 任意 ) [ プロトコル (Protocol)] フィールドで レイヤ 4 パストレースプロトコルのドロップダウンメニューから [tcp] または [udp] を選択します ( 任意 ) パストレースを 30 秒ごとに更新するよう設定するには [ 定期的な更新 (30 秒 )(Periodic Refresh (30 sec))] チェックボックスをオンにします ステップ 10 [ 統計情報 (Stats)] チェックボックスをオンにします ステップ 11 収集する統計情報の種類に応じて 次のチェックボックスをオンにします ( 注 ) [QoS 統計情報 (QoS Stats)] [ インターフェイス統計情報 (Interface Stats)] デバイス統計 [Perf Mon 統計情報 (Perf Mon Stats)] [Perf Mon] 統計情報を収集するためにパストレースを実行する場合 要求されたパスにある全てのデバイスに必要なフローモニタ設定を行うための権限を Cisco APIC-EM に付与する必要があります 確認ダイアログボックスが表示されたら [OK] をクリックしてこの設定を許可するか [ キャンセル (Cancel)] をクリックしてこの操作を中断します この設定の詳細については パフォーマンスモニタの設定を参照してください ステップ 12 [Start Trace] をクリックします [ トレース結果のデバイス詳細 (Trace Results Device Details)] ペインに結果が表示されます 詳細については 次のトピックを参照してください QoS 統計情報, (24 ページ ) Interface Statistics, (22 ページ ) デバイスの統計情報, (20 ページ ) パフォーマンスモニタの統計情報, (25 ページ ) 9

パストレースの結果の理解 ステップ 13 ( 任意 ) パストレースを [ トポロジ (Topology)] ウィンドウで表示するには 次の手順を実行します [ トポロジに表示 (View in Topology)] をクリックします ネットワークのパストレースが強調表示された状態で [ トポロジ (Topology)] ウィンドウが開きます ( 注 ) デバイスのロケーションマーカーを追加した場合は ロケーションマーカーがトポロジマップに表示されます その場所のトポロジを表示するには ロケーションマーカーをクリックします [Topology] ウィンドウの詳細については Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュール管理者ガイドを参照してください パストレースの結果の理解 パストレースを実行すると [ パストレース (Path Trace)] ウィンドウに結果が表示されます 図 4: 結果を示すパストレースのウィンドウ パストレースツールバー パストレースツールバーは 次のオプションと情報を提供します [ フィルタ (Filters)]: 送信元または宛先 IP アドレス 送信元または宛先ポート プロトコル 作成日 収集した統計情報 (QoS デバイス インターフェイス パフォーマンスモニタ ACL トレース ) によってパストレースを検索できます 10

パストレースの結果の理解 [ 新しいパストレースの開始 (Start new Path Trace)]: パストレースのパラメータを定義で きるダイアログボックスを表示します コピーアイコン : 選択した ( ソース ) パストレースで定義されるパラメータを使用して新しいパストレースを作成できます ソースパストレースのすべての値を維持し 新しいパストレースのパラメータを変更 追加 選択解除することができます [ パストレース (Path Traces)] ペイン [ パストレース (Path Traces)] ペインには 次の 3 つのカテゴリのうちのいずれかのパストレースが表示されます [ 処理中 (IN PROGRESS)]: パスは計算中です まだ表示する結果はありません [ アクティブ (ACTIVE)]: パスの計算は終了しており 30 秒ごとに更新されます 統計情 報を定期的に収集することもできます [ 完了 (COMPLETED)]: パスの計算は一度完了しており 更新されません ただし 統計 情報は定期的に収集することもできます トレース結果ツールバー [ トレース結果のグラフィカル表示 (Trace Results Graphical Display)] ペインの上部にあるツールバーには パストレースの表示を調整するボタンがあります 表 1: トレース結果ツールバー 名前 1 縮小表示 (View Small) 反転 [ スクロールロック (Scroll Lock)] 詳細な部分まで表示するためにトレース結果を最小化します ホストの宛先 IP からホストの送信元 IP へのトレース結果を表示します 逆方向パストレースのグラフィックは 元のパストレースのすぐ下に表示されます 逆方向パストレースの詳細は 元のパストレースの詳細の右に表示されます ( 注 ) 不明な宛先へのパストレースを実行した場合は 逆方向パストレースを表示できません パストレースおよび逆方向パストレース詳細ウィンドウのスクロールをロックします ([ 逆方向の表示 (Show Reverse)] が有効になっている場合に使用できます ) 11

パストレースの結果の理解 名前 1 [ 重複デバイスの表示 (Show Duplicate Devices)] [ACL トレース (ACL Trace)] チェックボックス 2 統計 トポロジに表示 (View in Topology) パストレース内の重複するデバイスを表示 / 非表示します 各デバイスまたはインターフェイスで ACL がパス上でトラフィックをブロックしているかどうかを示すアイコンが表示されます トレースの統計情報が収集された場合は インターフェイス QoS デバイス およびパフォーマンスモニタのチェックボックスを 1 つ以上選択して 対応する情報をグラフィック表示で表示することができます [ トポロジ (Topology)] ウィンドウを開き ネットワークトポロジのパストレースの結果を強調表示します 不明な宛先へのパストレースを実行した場合 このオプションは使用できません [Topology] ウィンドウの使用方法の詳細については Cisco Application Policy Infrastructure Controller エンタープライズモジュール管理者ガイドを参照してください 1 トレースの結果によっては ツールバーのいくつかの項目が使用できないことがあります 2 ACL パストレースを実行したときにのみ使用できます トレース結果のグラフィカル表示 コントローラは 送信元 ( ホスト A) と宛先 ( ホスト B) 間のパス上のパス方向 ホストとデバイス (IP アドレスを含む ) をグラフィカル表示します パストレースの個々のデバイスをクリックすると [ トレース結果のデバイス詳細 (Trace Results Device Details)] エリアでそのデバイスが強調表示されます 表示では スイッチド (Switched) STP ECMP ルーテッド (Routed) トレースルート (Trace Route) その他のソースタイプなど パス上のデバイス間のパスソースのプロトコルも表示します ACL トレースを実行した場合 デバイスは 条件に一致するトラフィックがインターフェイスで設定された ACL に基づいて許可されるか 拒否されるかを示します 詳細については ACL ベースの, (4 ページ ) を参照してください トレース結果のデバイス詳細 パストレース内の各デバイスについて表示される詳細情報を確認できます 12

パストレースの結果の理解 表 2: トレース結果のデバイス詳細 名前 IP タイプ デバイスの IP アドレス 有線デバイスまたはワイヤレスデバイス ( アクセスポイント スイッチ またはルータ ) 13

パストレースの結果の理解 名前 リンクの送信元 (Link Source) 14

パストレースの結果の理解 名前 2 つのデバイス間のリンクに関する情報 ( 送信元と宛先 ) リンク情報は送信元デバイスの設定に基づいています [Boarder Gateway Protocol (BGP)]: リンクは 送信元デバイスに設定されている BGP ルートに基づいています [Equal Cost Multipath (ECMP) routing]: リンクは Cisco Express Forwarding(CEF) のロードバランシングの決定に基づいています [Enhanced Interior Gateway Routing Protocol (EIGRP)]: リンクは 送信元デバイスに設定されている EIGRP ルートに基づいています [ 接続 (Connected)]: 送信元ホスト ( ホスト A) は宛先ホスト ( ホスト B) に直接接続されています リバースパスの場合 宛先ホスト ( ホスト B) が送信元ホスト ( ホスト A) に直接接続されています [InterVlan Routing]: 送信元デバイスにスイッチ仮想インターフェイス (SVI) が設定されています 宛先デバイスへパスがスイッチされている送信元デバイスに VLAN が設定されています [Intermediate System-to-Intermediate System Protocol (IS-IS): リンクは 送信元デバイスに設定されている IS-IS ルートに基づいています [NetFlow]: リンクは 送信元デバイスで収集された NetFlow レコードに基づいています [Next Hop Resolution Protocol (NHRP)]: パストレースは リンクの情報源を NHRP として特定することにより 2 つのスポーク間に DMVPN の動的なトンネルを示します [Open Shortest Path First (OSPF)]: リンクは 送信元デバイスに設定されている OSPF ルートに基づいています [ スタティック (Static)]: リンクは 送信元デバイスに設定されているスタティックルートに基づいています [ スイッチド (Switched)]: リンクはレイヤ 2 VLAN 転送に 基づきます [ トレースルート (Trace Route)]: リンクはトレースルート に基づきます [ 有線 (Wired)]: 送信元デバイスは 宛先デバイスへ有線 接続されています 15

パストレースの結果の理解 名前 [ ワイヤレス (Wireless)]: 送信元デバイスは宛先デバイス ( アクセスポイント ) へ接続されているワイヤレスホストです トンネル パストレースは 次のタイプのトンネルをグラフィカル表示で示します Control and Provisioning of Wireless Access Points プロトコル (CAPWAP) のデータ ( ワイヤレス ) またはモビリティトンネリング Dynamic Multipoint VPN(DMVPN) トンネル : パストレースは スポーク間 スポークからハブ およびハブからスポークへの DMVPN トンネルルートを表示し 使用中のアンダーレイプロトコルを示します ただし アンダーレイデバイスは示しません 詳細については DMVPN パストレースの結果の理解, (19 ページ ) を参照してください 入力インターフェイス 出力インターフェイス パストレースのデバイスの入力インターフェイス ( 物理または仮想 ) たとえば 物理入力インターフェイスは GigabitEthernet1/0/1 仮想入力インターフェイスは GigabitEthernet1/3 [Vlan1] となります このパストレースに対して統計情報が収集された場合 [ 統計情報の表示 (View Stats)] ボタンをクリックしてインターフェイスまたは QoS の統計情報を表示します 詳細については Interface Statistics, (22 ページ ) または QoS 統計情報, (24 ページ ) を参照してください パストレースのデバイスの出力インターフェイス ( 物理または仮想 ) たとえば 物理インターフェイスは GigabitEthernet1/0/2 仮想入力インターフェイスは GigabitEthernet1/4 [Vlan2] となります このパストレースに対して統計情報が収集された場合 [ 統計情報の表示 (View Stats)] ボタンをクリックしてインターフェイスまたは QoS の統計情報を表示します 詳細については Interface Statistics, (22 ページ ) または QoS 統計情報, (24 ページ ) を参照してください 16

ACL パストレースの結果の理解 名前 精度の注記 (Accuracy note) VRF デバイス間のセグメントのパストレースについて不確実な点がある場合 パストレースは注記を表示し 算出されたパスの精度をパーセンテージとして示します たとえば 10 % は 90 % よりも精度が低いことを示します 注記にカーソルを合わせると パストレースの精度を向上させるために行う修正措置の提案が表示されます たとえば ポート値を入力してパストレースを再度実行するように求められる場合があります パストレースは ルータで VRF を検出すると グラフィック表示で VRF を表示し インターフェイス名と VRF 名を示します 詳細については VRF パストレースの結果の理解, (20 ページ ) を参照してください トレース結果の統計情報 デバイスの統計情報をパストレースに含めるように指定した場合は デバイスに関する統計情報が収集され 表示されます [ 統計 (Stats)] ドロップダウンリストから 1 つ以上のオプションを選択または選択解除して さまざまな情報を区分できます 統計情報の詳細については 次の項を参照してください デバイスの統計情報, (20 ページ ) Interface Statistics, (22 ページ ) QoS 統計情報, (24 ページ ) パフォーマンスモニタの統計情報, (25 ページ ) ACL パストレースの結果の理解 ACL パストレースは 条件に一致するトラフィックがパスで設定された ACL に基づいて許可されるか 拒否されるかを示します 次のルールは ACL パストレースの結果に影響します 一致する ACE のみが報告されます パストレースの定義時にプロトコル 送信元ポート または宛先ポートを省略した場合は これらのフィールドの可能性のあるすべての値に一致する ACE が結果に含まれます 17

ACL パストレースの結果の理解 一致する ACE が ACL に存在しない場合は 暗黙的に拒否されるフローが報告されます 図 5: 選択した ACL トレースを示すパストレースのウィンドウ 表 3:ACL パストレースアイコン アイコン インターフェイスで適用された トラフィックを許可する ACL があります トラフィックがブロックされるかどうかは不明です たとえば トラフィックが拒否アクセスコントロールエントリ (ACE) に一致した場合 そのトラフィックは拒否されます ただし トラフィックが他の ACE に一致した場合は許可されます パストレースの定義時にプロトコル 送信元ポート または宛先ポートを省略した場合は このタイプの結果を得る可能性があります パスのトラフィックをブロックしているデバイスやインターフェイスに ACL があります 18

DMVPN パストレースの結果の理解 アイコン インターフェイスで適用されている ACL はありません DMVPN パストレースの結果の理解 スポーク間接続でパストレースを実行すると パストレースは 2 つのスポーク間で発生するトラフィックによる動的な NHRP エントリが存在するかどうかを ( リアルタイムで ) 判断します 存在する場合 パストレースは LinkInformationSource を NHRP として示します 2 つのスポーク間にトラフィックがない場合 パストレースはデバイス検出時に収集されるインベントリデータを使用して 2 つのスポークのハブであるネクストホップサーバ (NHS) を決定します パストレースは EIGRP や OSPF などのハブによってアドバタイズされるルーティングプロトコルを特定し 強調表示します また パストレースは サービスプロバイダーなどの中間ホップを表示します ( クラウドのアイコンとして表示 ) パストレースは すべてのトンネル送信元インターフェイスタイプを特定し 出力または入力インターフェイスとして強調表示し 前面扉 VRF(FVRF) や内部 VRF(IVRF) などのトンネルトランスポートタイプを表示します 19

VRF パストレースの結果の理解 パストレースは mgre トンネルインターフェイスを仮想インターフェイスとして表示し アンダーレイインターフェイスを DMVPN エンドポイントの物理インターフェイスとして表示します 図 6:DMVPN トンネルを示すパストレースのウィンドウ VRF パストレースの結果の理解 パストレースは VRF Lite および VRF のルート漏洩をサポートします パストレースは ルータで VRF を検出すると グラフィック表示で VRF を表示し インターフェイス名と VRF 名を示します VRF が色分けされた円で表示され パス上の VRF の場所を簡単に確認できます 同じ名前の VRF は同じ色になります パストレース実行中に取得した統計情報を理解する デバイスの統計情報 デバイスの統計情報をパストレースに含めるように指定した場合は パストレースがデバイスに関する統計情報を収集して表示します すべてのデバイスタイプがすべてのパラメータ (5 分 20

デバイスの統計情報 5 秒 および 1 分 ) をサポートしているわけではありません デバイスが特定のパラメータをサポートしていない場合 パストレースは N/A( 未サポート ) を表示します 図 7: デバイスの統計情報を示すパストレースのウィンドウ 表 4: パストレースデバイスの統計情報 パラメータ CPU Usage 5 分間の使用率 (%)(5 Mins Usage(%)) 5 秒間の使用率 (%)(5 Secs Usage(%)) 1 分間の使用率 (%)(1 Min Usage(%)) 更新 (Refreshed At) 最後の 5 分間のデバイスの CPU 使用率 ( パーセンテージ ) 最後の 5 秒間のデバイスの CPU 使用率 ( パーセンテージ ) 最後の 1 分間のデバイスの CPU 使用率 ( パーセンテージ ) 情報が収集された日付と時刻 Memory Usage 更新 (Refreshed At) メモリ使用量 ( バイト ) (Memory Usage(bytes)) 情報が収集された日付と時刻 デバイスが使用している物理メモリ使用量および I/O メモリ使用量の合計 ( バイト ) 21

Interface Statistics パラメータ 合計メモリ ( バイト ) デバイスの合計メモリ ( バイト ) Interface Statistics 時には インターフェイスがどのように実行されているかを表すインターフェイスの統計情報を収集できます このように ネットワークにおける QoS ポリシーの効果をモニタし 必要に応じて変更することができます 次の表に 取得されるインターフェイスの統計情報を示します 図 8: インターフェイスの統計情報を示すパストレースのウィンドウ 表 5: ポリシーごとのインターフェイスの統計情報 パラメータ Admin Status インターフェイスの管理ステータス : [ アップ (Up)]: インターフェイスは CLI で有効にされました [ ダウン (Down)]: インターフェイスは CLI で無効にされました 22

Interface Statistics パラメータ 入力パケット (Input Packets) 入力キューのドロップ (Input Queue Drops) 入力キューの最大の深さ (Input Queue Max Depth) 入力キュー数 (Input Queue Count) 入力キューのフラッシュ (Input Queue Flushes) 入力レート (bps)(input Rate (bps)) Operational Status インターフェイスで受信されているパケット数 インターフェイスカウンタが最後にクリアされた後 入力キューからドロップされたパケット数 インターバルには関連付けられていません パケットのドロップを開始するまでに 入力キューが保持できるパケットの最大数 入力キュー内のパケット数 選択的パケット廃棄 (SPD) によりドロップされたパケット数 SPD は CPU が過負荷になったときに優先順位の高いパケットに対する処理キャパシティを確保しておくために 優先順位の低いパケットをすぐにドロップするメカニズムです 1 秒あたりにインターフェイスにパケットが着信するビット数 インターフェイスの動作ステータス : [ アップ (Up)]: インターフェイスは トラフィックを要求に応じて送受信しています このステートにするためには インターフェイスが管理上アップの状態 インターフェイスリンク層ステートがアップの状態で インターフェイスの初期化が完了している必要があります [ ダウン (Down)]: インターフェイスが ( データ ) トラフィックを送信または受信できません 出力ドロップ (Output Drop) 出力パケット (Output Packets) 出力キュー数 (Output Queue Count) 出力キューの深さ (Output Queue Depth) キューが最大しきい値に達したために 出力キューからドロップしたパケット数 インターフェイスから送信されるパケット数 出力キュー内のパケット数 パケットのドロップを開始するまでに 出力キューが保持できるパケットの最大数 23

QoS 統計情報 パラメータ 出力レート (bps)(output Rate (bps)) 更新 (Refreshed At) 1 秒あたりにインターフェイスからパケットが送信されるビット数 現在の統計情報が収集された日時 QoS 統計情報 時には QoS ポリシーがどのように実行されているかを表す QoS の統計情報を収集できます QoS の統計情報に含まれている唯一のインターフェイス統計情報は ボーダールータの出力インターフェイスの統計です QoS の統計情報を収集すると ネットワークデバイス上で QoS ポリシーの効果をモニタし 必要に応じて変更するうえで役立ちます 図 9:QoS の統計情報を示すパストレースのウィンドウ 次の表に 取得される QoS の統計情報を示します 表 6: ポリシーごとの QoS 統計情報 パラメータ ポリシー名 クラスマップ名 ポリシー名のドロップダウンリスト このポリシー名について QoS 統計情報が収集されます クラスマップ名です 24

パフォーマンスモニタの統計情報 パラメータ バイト数 (Num of Bytes) Offered Rate キュー帯域幅 (bps)(queue Bandwidth (bps)) キューの合計ドロップ数 (Queue Total Drops) Drop Rate パケット数 (Num of Packets) Queue Depth キューでバッファドロップなし (Queue No Buffer Drops) 更新 (Refreshed At) キューを介して転送された平均バイト数 特定のトラフィックに対して提供されるトラフィックレート キューがパケットを処理できるレート (bps) キューが最大しきい値に達したために キューからドロップしたパケット数 1 秒あたりにキューからパケットがドロップされるビット数 キューが保持できるパケット数 パケットのドロップを開始するまでに キューが保持できるパケットの最大数 十分なバッファが割り当てられていないために パケットがドロップされた回数 現在の統計情報が収集された日時 パフォーマンスモニタの統計情報 パストレースを実行してパフォーマンスモニタの統計情報を収集すると Cisco APIC-EM は自動的に必要なフローモニタ設定で必要なパスのすべてのデバイスを設定し 設定が不要になった場合には削除します ( パスに対して保留中パフォーマンスモニタパストレースがなくなったか 25

パフォーマンスモニタの統計情報 または 24 時間経過の場合 ) この設定の詳細については パフォーマンスモニタの設定を参照してください 図 10: パフォーマンスモニタの統計情報を示すパストレースのウィンドウ 次の表に 取得されるパフォーマンスモニタの統計情報を示します 表 7: パフォーマンスモニタの統計情報 パラメータ Packet Count バイトレート (Byte Rate) Packet Loss パケット損失 (%) 平均 RTP ジッター (RTP Jitter Mean) 送信された IP パケットの合計数 モニタリングインターバル中にモニタリングシステムによって 1 秒間に処理された平均のパケット数またはバイト数 ( 設定によって異なる ) モニタ対象フローの中継システムで失われた IP パケットの合計数 モニタ対象フローの中継システムで失われた IP パケットのパーセンテージ パケットのペアについて送信側と比較した受信側のパケット間隔の差に関する平均偏差 ( マイクロ秒 ) 26

パフォーマンスモニタの統計情報 パラメータ最小 RTP ジッター (RTP Jitter Min) 最大 RTP ジッター (RTP Jitter Max) IPv4 DSCP(16 進数 ) IPv4 TTL 入力インターフェイス出力インターフェイス更新 (Refreshed At) Source IP 宛先 IP Real-time Transport Protocol(RTP) ジッターの最小値 ( マイクロ秒 ) Real-time Transport Protocol(RTP) ジッターの最大値 ( マイクロ秒 ) IPv4 の Differentiated Services Code Point(DSCP) タイプオブサービス (ToS) の 16 進数の値 IPv4 存続可能時間 (TTL) の値 一致基準として使用した入力インターフェイスの名前 一致基準として使用した出力インターフェイスの名前 パフォーマンスモニタの統計情報が収集された日時 フローエクスポータから送信されたすべてのパケットの送信元インターフェイスの IP アドレス フローエクスポータから送信されたすべてのパケットの宛先インターフェイスの IP アドレス 27

パフォーマンスモニタの統計情報 28