新システム概念図 変更点及び今後の課題 新システムの検討にあたっては 当初 シールを用いた徴収方法を検討していたが 関係者との調整の結果 以下のような変更及び課題が生じている 1 変更点 : 製品価格に内部化する費用の性質発炎筒の流通は 主として 新車搭載用として自動車製造業者等 交換用として自動車

Similar documents
001p_......

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

スライド 0

使用済自動車の再資源化等に関する法律の概要

資料 3 参考 2 使用済自動車の再資源化等に関する法律 からの抜粋 解体自動車の全部再資源化の実施の委託に係る認定に関する規定 第三十一条自動車製造業者等は 解体業者又は破砕業者に委託して 解体自動車の全部再資源化 ( 再資源化のうち 解体業者が第十六条第二項の主務省令で定める再資源化に関する基準

エアバッグ類の産業廃棄物収集運搬委託規約(約款)

産業廃棄物の処理に係る管理体制に関する事項 ( 管理体制図 ) ゼロエミッション推進体制 ( 第 2 面 ) 滋賀水口工場長 定期会議事務局会議 1 回 /W 担当者会議 1 回 /M 推進報告会 1 回 /2M 推進責任者 : 工務安全環境部長 実行責任者 : 安全環境課長 事務局 中間膜製造部機

様式第二号の十四 ( 第八条の十七の三関係 )( 第 1 面 ) 特別管理産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 7 月 20 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県安芸高田市甲田町下甲立 1624 湧永製薬株式会社広島事業所 代表取締役 湧永寛仁 電話番号

様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 令和元年 5 月 30 日 松山市長殿 提出者 住所 広島市中区中町 8 番 6 号 氏名 株式会社フジタ 広島支店 執行役員支店長安東則好 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号

<8D4C93875F F878B91E F8FF097E18C7689E62E786C73>

<4D F736F F D208E52979C8CA C78E F88979D8BC68ED E882C98C5782E98E9696B18F88979D977697CC2E646F63>

様式2-14特管処理実績

目次 1. 指定引取場所の適正配置原則について 2.A B 両グループの指定引取場所の現状について 3. 指定引取場所の A B 共有化のメリットについて 4. 指定引取場所の A B 共有化に伴う統合のメリットについて 5. 指定引取場所の A B 共有化 統合について留意すべき点 6. 離島にお

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 29 日 広島県知事 様 提出者 住所 広島県尾道市美ノ郷町本郷 氏名 日東電工株式会社 尾道事業所 事業所長岡田和之 電話番号 廃棄物の処

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 27 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県豊田郡大崎上島町中野 977 番地 大崎工業株式会社広島工場 工場長樽本伸正 電話番号 廃棄物の処理

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 14 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県府中市本山町 佐々田土建株式会社 代表取締役三島俊美 電話番号 廃棄物の処理及び清掃

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 5 月 18 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県三原市須波 1 丁目 23-8 藤井建設 代表取締役藤井啓文 ( 法人にあっては, 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号 (08

Microsoft Word - 様式2-8 産廃処理計画

条例施行規則様式第 26 号 ( 第 46 条関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 30 年 6 月日 長野県知事 様 提出者 住 所 東御市下之城畔 ( 法人にあっては 主たる事業所の所在地 ) 氏 名 川西保健衛生施設組合長花岡利夫 ( 法人にあっては 名称及び代

産業廃棄物の種類 : 汚泥 事業者コード : 8JS 地域コード : 事業者コード J で始まる全 桁コード が不明の場合 事業所名称を記入ください 単位 : +8 自ら再生利用を行った量 自ら熱回収を行った量 + 自ら埋立処分又は海洋投入処分を行った量 全処理委託量 優良認定処理業者への処理委託量

フロン回収・破壊法の改正内容等について

様式2-9産廃処理実績

平成○○年○○月○○日

多量排出事業者の産業廃棄物処理計画実施状況報告書 ( 平成 2 年度実績 日清食品株式会社下関工場 多量排出事業者名称日清食品株式会社下関工場 所在地 ( 市町名 下関市事業の種類めん類製造業別紙 1-3 区分 産 業 廃 棄 物 種 類 燃え殻 汚泥 1,8 1, 廃油 廃酸 1 1

スライド 1

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 8 月 25 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県東広島市志和町志和堀 株式会社ヒロタニ取締役社長廣谷清 ( 法人にあっては, 名称及び代表者の氏名 ) 電話番

Microsoft Word - 産業廃棄物処理計画書(平成27年6月提出分)

37_nasugurikonyuugyoukabushikigaisyak

Microsoft PowerPoint - 資料3_義務履行.pptx

医療関係機関の皆様へ

様式2-9産廃処理実績_xls (989KB)

産業廃棄物処理計画実施状況報告書(H24実績)

Microsoft Word - 福岡市版H24改定.doc

別紙 フロン排出抑制法に基づく平成 28 年度のフロン類の再生量等及び破壊量等の集計結果について 環境省 1. 再生量等の集計結果 (1) 再生量フロン排出抑制法に基づき第一種フロン類再生業者から報告のあった平成 28 年度におけるフロン類の再生量の合計は約 1,248 トンであり 平成 27 年度

目次 第 1 章調査の概要 1. 調査の目的 3 2. 調査の対象 3 3. 調査の方法 3 4. 調査の内容 3 5. 回答者の属性 3 第 2 章調査の結果 1. 結果の概要 6 2. 結果の詳細 6 (1) 自動車ユーザーの自動車リサイクルについての理解状況 6 (2) 自動車購入時における自

目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

1 関税法上の用語の定義 輸入 外国貨物を本邦に引き取ること輸出 内国貨物を外国に向けて送り出すこと 外国貨物 1 輸出の許可を受けた貨物 2 外国から本邦に到着した貨物 ( 外国の船舶により公海で採捕された水産物を含む ) で輸入が許可される前のもの内国貨物 1 本邦にある貨物で外国貨物でないもの

1 法の目的

一般社団法人鉛蓄電池再資源化協会 (SBRA) 設立の経緯 : 鉛蓄電池再資源化協会は 平成 16 年 10 月 1 日に国内電池メーカー 4 社 ( 当時 5 社 ) と社団法人電池工業会 ( 略称 BAJ) とが基金を拠出して有限責任中間法人として設立 平成 21 年 6 月に名称を 一般社団法

産業廃棄物処理計画実施状況報告書

福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

2. 今後の主な検討事項 1 高濃度 PCB 廃棄物に係る行政代執行費用に対する支援の必要性 高濃度 PCB 廃棄物の処分は 排出事業者責任の観点から その保管事業者が行 うことが原則 このため 都道府県市による行政代執行に要する費用についても 保管事業者が負担することが原則 しかしながら 高濃度

様式第二号の二(第八条の四の四関係)

い さ だ く の残 銀 ご確認 水 科用 歯 に 棚 など せん ま り りは あ か 歯科用水銀 歯科用アマルガムの 使わなく なった 早期処理にご協力ください 2013年10月 採択されました 水銀含有廃棄物の適正処理を お願いいたします 適 正 な 処 理 は どうしたら い い の 歯科用

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

(Microsoft Word -


Microsoft Word - env_law.doc

東京都知事殿 ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処分業者の処理状況報告書 ( 報告対象の期間 : 平成 27 年 10 月 ~ 平成 28 年 03 月 ) 報告者住所東京都品川区東大井二丁目 1 番 8 号 平成 28 年 04 月 19 日 東京都廃棄物用例第 14 条の 3 第 1 項に基づき 処

様式第二号の十四 ( 第八条の十七の三関係 )( 第 1 面 ) 特別管理産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 25 日 広島県知事 様 提出者 ( 届出者 ) 住所 氏名 大阪府堺市堺区匠町 1 番地 シャープ株式会社代表取締役会長兼社長執行役員 ( 法人にあっては, 名称及び

×2018H

添付参考資料 ( 和訳版 ) 11 th International Automobile Recycling Congress IARC 2011 メキシコにおける使用済み自動車管理 Msc. Sergio Gasca Alvarez メキシコ連邦環境省 (SEMARNAT) 持続型固形廃棄物管理

標準様式 1( 収集 運搬用 ) 産業廃棄物収集 運搬委託契約書 収入印紙 排出事業者 : ( 以下 甲 という ) と 収集運搬業者 : ( 以下 乙 という ) は 甲の事業場 : から排出される産業廃棄物の収集 運搬に関して次のとおり契約を締 結する ( 法の遵守 ) 第 1 条甲及び乙は 処


ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

産業廃棄物の多量排出事業者による処理計画の提出等に関するQ&A

東京都知事殿 ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処分業者の処理状況報告書 ( 報告対象の期間 : 平成 26 年 10 月 ~ 平成 27 年 03 月 ) 報告者住所東京都品川区東大井二丁目 1 番 8 号 平成 27 年 06 月 08 日 東京都廃棄物用例第 14 条の 3 第 1 項に基づき 処

計画の実施状況 ( 産業廃棄物の種類 : 廃プラスチック ) 8. 3 出量 自ら熱回収を行った量 7 全. 優良認定処理業者への 再生利用業者への 3 再生利用業者への 4 熱回収認定業者以外の熱回収を行う業者への 5 7. のうち再生利用業者への のうち熱回収認定業者への 3

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 2018 年 6 月 29 日 長野県知事 様 提出者住所松本市島立 943 セキスイハイム信越 中南信支店氏名支店長石原範久 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号

keikaku_kinyuurei.doc

<4D F736F F D F8E9197BF F935F90AE979D82BB82CC E9F90A291E38ED4816A E312E646F6378>

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

訓令・通達一覧

財団法人自動車リサイクル促進センター再資源化支援部業務規程(案)

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

Microsoft Word - 4-2”©„Èfi_„�Ł\.doc

<593A5C926391CC81408AD68C575C8CB897CA90528B6389EF5C91E6388E9F5C91E63689F15F90528B6389EF E31312E31385C8E9197BF345F91E63689F12E646F63>

上記の要件をすべて満たさないカメラ ( 例えば 録画装置を備えていないカメラ ) であっても 不特定多数の人を撮影している場合は プライバシーを侵害するおそれがあります このガイドラインの趣旨を踏まえ プライバシーの保護に配慮するとともに設置目的に沿った適切な運用を行うことが必要です 第 2 防犯カ

私立幼稚園の新制度への円滑移行について

< F2D816994D48D FA957493FC816A >

 

戸籍制度に関する研究会資料 13 マイナンバー制度における個人情報保護と戸籍制度における個人情報保護 について 1 新システムにおける戸籍情報保護方針の検討 ( 制度面における検討の進め方とシステム面との関係について ) 秘匿性の高い情報を取り扱う戸籍事務にマイナンバー制度を導入するに当たっては,


国自情第 号 平成 30 年 8 月 28 日 地方運輸局自動車技術安全部長殿 内閣府沖縄総合事務局運輸部長殿 自動車局自動車情報課長 封印取付け委託要領の運用等 の一部改正について 標記について 封印取付け委託要領 ( 平成 18 年 10 月 4 日付け国自管第 86 号 ) を一部

既存の高越ガス設備の耐震性向上対策について

バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については FIT 入札の落札案

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

事例2_自動車用材料

産業廃棄物処理委託契約書について ( ひな形 ) ( 公益社団法人全国産業廃棄物連合会作成の標準様式 ) 内容標準様式 1. 産業廃棄物収集 運搬委託基本契約書標準様式 2. 産業廃棄物処分委託基本契約書標準様式 3. 産業廃棄物収集 運搬及び処分委託基本契約書 標準様式 4. 産業廃棄物処理委託基

A4. NCS が支払う提携料は 充電カード会員が充電器を利用した時間に応じた一律の金額とな ります 急速充電器は 9.8 円 / 分 普通充電器は 1.5 円 / 分です その他の維持費用につ いては 設置事業者さまにてご負担をお願いします Q5. NCS からの年 1 回の提携料の支払いは いつ

資料4  道路運送車両法改正後(平成17年1月以降)の処理状況

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

医政経発第 号 平成 20 年 3 月 28 日 社団法人日本臨床検査薬協会会長 在日米国商工会議所 (ACCJ) 医療機器 IVD 小委員会委員長 殿 欧州ビジネス協会 ( E B C) 医療機器委員会委員長 厚生労働省医政局経済課長 医療機器等へのバーコード表示の実施について 医

様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 29 年 6 月 27 日 千葉市長熊谷俊人 殿 提出者 住所千葉県船橋市浜町 ららぽーと三井ビル 12 階 氏名三井ホーム株式会社千葉支店 電話番号 支店長五井尚人 廃

Microsoft Word 自主行動計画.docx

車上作動処理委託契約事業者の皆さまへ

スライド タイトルなし

山梨県産業廃棄物処理業者等不利益処分要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 ) 及び廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

( 問 3) 売却証明書を発行することができるのは どのような市場ですか 売却証明書を発行できるのは 以下の市場において売却した場合です 1 家畜市場家畜取引法 ( 昭和 31 年法律第 123 号 ) 第 2 条第 3 項に規定する家畜市場及び同法第 27 条に規定する臨時市場 2 中央卸売市場

Microsoft PowerPoint - 【資料9-2】春日伸予委員提出資料

Taro jtd

(1) 住民は有料化をどう考えているか 循環型社会の形成に関する世論調査 ( 内閣府平成 13 年 ) ごみ問題にどの程度関心があるか 非常に関心がある (32) ある程度関心がある (58) あまり関心がない (8) まったく関心がない わからない (2) ごみの有料化 に対してどのように思うか

老発第    第 号

A. 1 管理責任者に変更がない場合書面で ( 書式はありません ) 速やかに所有者の住所 氏名 電話番号及び管理責任者に変更がない旨お知らせ下さい 2 管理責任者に変更がある場合書面で ( 書式はありません ) 速やかに所有者変更の旨お知らせいただき 30 日以内に 管理責任者選任届 を提出して下

汚染の除去が行われた場合には 指定を解除その他 区域の指定等 1 要措置区域 ( 法第 6 条 ) 土壌汚染の摂取経路があり 健康被害が生ずるおそれがあるため 汚染の除去等の措置が必要な区域 汚染の除去等の措置を都道府県知事等が指示 ( 法第 7 条 ) 土地の形質の変更の原則禁止 ( 法第 9 条

管下関係業者に周知いただくとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏な きようお願いいたします 記 第 1 体外診断用医薬品の製造販売業又は製造業を行う旨の届出等について 1. 届出対象者旧薬事法に基づき 体外診断用医薬品を取り扱う以下の者 (1) 旧薬事法第 12 条第 1 項の第二種医薬品製造販

Microsoft Word - 第二章

産業廃棄物管理票制度の運用について(通知)

Transcription:

資料 5-2 使用済自動車からの廃発炎筒処理システムについて 平成 24 年 8 月 10 日 日本保安炎筒工業会 破砕施設での発炎筒 由来の発火事故の危険性が問題提起されたことを受け 日本保安炎筒工業会 ( 以下 当会 ) は 使用済自動車の処理段階からの廃発炎筒回収を進めるため 自主的なプログラムとして 安全管理プログラム を創設した 当プログラムでは 廃発炎筒の流通段階から廃棄段階までの安全性を総点検し ユーザー及び廃発炎筒に関係する事業者への安全のための広報活動に注力し 廃発炎筒の安全な回収 処理を行う 廃発炎筒の安全な回収 処理システム ( 以下 新システム ) の実施に向け 関係者のご理解 ご協力を得るべく調整を進め 今般 新システムを提案することとなった 新システムは 以下の要件を満たすものとし 当会会員各社 ( 以下 発炎筒メーカー ) が廃棄物処理法の特例である広域認定を受け 使用済自動車の処理段階から廃発炎筒を引取り 処理を行う ( 廃発炎筒処理システムの必要要件 ) 1 火薬類取締法を順守したものであり 安全な取扱いについて周知を行うこと 2 廃棄物処理法を順守した適正処理できるものであり 広域認定制度等に基づく分散型適正処理体制を整備すること 3 経済的に維持可能な継続性 安定性のあるものとすること 4 処理費用を極力低減させ 関係者の直接間接の負担を軽減することとし 費用の精査と削減に努めること 整備段階 ( 自動車販売業者や自動車部品販売業者 ) から排出される廃発炎筒の処理についても 新システムで対応することとし 発炎筒メーカー各社は 広域認定が認められた後 速やかに新システムを開始する 発炎筒は 火薬類取締法第 2 条に定められた がん具煙火 に相当する 廃棄物となっても火薬類取締法の適用があ り 運搬時は火薬量 2t を超えた場合 貯蔵時は火薬量 25kg を超えた場合に 火薬類 としての適用がなされる 25 kg以上の がん具煙火 の貯蔵にあたっては がん具煙火貯蔵庫 での貯蔵が必要となる がん具煙火貯蔵庫の 設置に際しては 火薬類取締法により都道府県知事から許可を受けなければならない 新システムの概要 新システムでは全国に廃発炎筒の引取場所を設定し 廃発炎筒を引取り 処分する システム開始後は 発炎筒メーカーは 処分費用を製品価格に含めて販売することとし 廃棄時に処分費用を徴収することなく引取ることとする ( ただし メーカーが指定する引取場所までの物流費 廃棄に際して必要な専用箱代金は排出者が負担 ) 具体的な取り回し等については以下のとおり ( 添付参照 ) 発炎筒メーカーは共同で 引取場所 ( 以下 指定引取場所 という ) を配置 指定引取場所は 焼却施設を有する産業廃棄物処理業者 ( 発炎筒メーカーの広域認定を受けた者 ) 及び発炎筒メーカー等とし 全国に配置する (20か所) 指定引取場所で引取後 焼却施設(17か所) で処分する 排出者は 廃棄に当たって 廃棄専用箱を発炎筒メーカーより購入し 廃発炎筒を専用箱に詰めた上 これを指定引取場所に引き渡す 廃棄専用箱は 1 箱当たり100 本 ( 火薬量 8kg程度に相当 ) まで収納でき 排出者は貯蔵する火薬量が25 kgに達する前に ( 廃棄専用箱 3 箱に相当 ) 速やかに指定引取場所に引き渡す 指定引取場所までの運搬は 排出者自らが行うか 広域認定を受けた運搬業者が行う 指定引取場所での処分 ( 焼却 ) は 熱回収を伴うものとする 廃棄物処理委託先情報 回収 処理実績 廃発炎筒の安全な取扱い及びその他システムの詳細については 当会ホームページ上で開示する (http://www.safety-flare.jp) 排出者向け周知については 随時 関係団体を通じて資料配布するほか 国の協力を得て 自治体を通じた周知を行う予定

新システム概念図 変更点及び今後の課題 新システムの検討にあたっては 当初 シールを用いた徴収方法を検討していたが 関係者との調整の結果 以下のような変更及び課題が生じている 1 変更点 : 製品価格に内部化する費用の性質発炎筒の流通は 主として 新車搭載用として自動車製造業者等 交換用として自動車販売業者 自動車部品販売業者及び整備事業者 交換用を主とする一般小売業者 の 3 経路がある 当初予定していた新システムでは 将来必要となる処分費用を製品価格に内部化させ システム開始前に販売された製品については排出時に処分費用を徴収するとしていたが 関係者の合意を得ることが出来なかった 代案として 発炎筒メーカーが 廃棄された発炎筒の処分費用を負担し 必要となる費用を製品価格に内部化して販売する方法を用いることとした 2 課題 : 製品販売状況に変化が起きた場合に処分費用を確保できない惧れ過去の廃棄に係った費用を製品価格に内部化させる方法であるため システムの安定的な取り回しには 廃棄量と販売量がある程度一定であることが求められる 販売量が大きく減少した場合等には 個々の製品価格に処分費用を内部化するには限界があり 適正な処分費用を確保できず ひいては処理システムの維持が不可能となることが想定される そのため 発炎筒の販売状況に大きな変化が生じた場合には 廃発炎筒の適正な処理システム維持のため 排出者及び自動車製造業者等をはじめとする関係者のご協力をいただき 本システムを見直すことを前提として開始する 以上

資料 5-2 添付 廃発炎筒セーフティー マネジメント プログラム (SMAP) 廃発炎筒処理システム 2012 年 8 月 10 日日本保安炎筒工業会 破砕工程での発火原因として指摘されていた廃発炎筒の回収処理について 発炎筒メーカーは新たなシステムを開始する 新システムは 使用済自動車段階及び整備段階からの廃発炎筒を対象とする 発炎筒メーカー 2 社 ( 日本カーリット株式会社 国際化工株式会社 ) は 廃棄物処理法の特例である広域認定を受け 廃発炎筒の適正処理を行う 広域認定範囲は 排出者から引き取りを行う宅配業者 廃発炎筒を引き取る指定引取場所 焼却処分を行う処分施設 とする 日本保安炎筒工業会は 新システムの周知広報を実施し 回収処理実績 廃発炎筒の安全な取扱い等の情報を HP 上で公開する

廃発炎筒処理システム概要 概要説明 番号は図中の番号と一致 1 2 3 4 排出者は 発炎筒メーカーから廃棄専用箱 ( ) を購入し 廃棄専用箱に詰めた廃発炎筒を 広域認定を受けた宅配業者に運搬を依頼する ( 有料 ) または 自らが指定引取場所に持ち込む ただし 宅配業者への依頼または直接持ち込みに際しては 廃棄専用箱を購入した発炎筒メーカーに事前連絡が必要 ( 廃棄専用箱は 運搬時の安全を確保し 保管数量を管理しやすくするために設計されたもの ) 指定引取場所に持ち込まれた廃発炎筒は 焼却処分される 原則として指定引取場所は焼却施設を有する産業廃棄物処理業者とするが 焼却施設を有しない場合は 保管量が規定数を超える前に焼却施設に運搬する 発炎筒メーカーは 宅配業者に対しては 排出者が利用の都度支払った費用から運賃を支払う また 指定引取場所 焼却施設に対しては 一旦費用を支払い 支払実績に基づいて費用を製品価格に内部化しユーザーから徴収したお金で支払い費用を充当する 発炎筒メーカーは 過去に廃棄された発炎筒の処分費を製品販売時に徴収する 製品購入者は 製品価格に処分費が内部化された製品を購入する

指定引取場所 焼却施設配置図 指定引取場所 =20 か所 ( うち 指定引取場所兼焼却施設 =16 か所 指定引取場所のみ =4 か所 ) 焼却施設 =17 か所 ( うち 焼却のみ =1 か所 )

廃棄専用箱について 廃棄専用箱は 中仕切りによって 廃発炎筒が摩擦によって発火することがないように設計上工夫されており 落下試験等によって運搬上の安全性が確認されたもの 廃棄に当たって 排出者は 発炎筒メーカーより廃棄専用箱を購入する 排出者は 廃棄専用箱 3 箱 ( 火薬量 25 kg未満 ) を超えないうちに 廃棄専用箱入りの廃発炎筒を指定引取場所に引き渡す (4 箱以上で火薬類取締法の貯蔵に関する規定が適用されるため ) 指定引取場所への引き渡しに際しては 発炎筒メーカーの広域認定範囲内である宅配業者に運搬を依頼するか 排出者自らが運搬して直接持ち込む ただし 宅配業者への運搬依頼及び指定引取場所への持ち込みに際しては 事前に 廃棄専用箱を購入した発炎筒メーカーに問い合わせが必要 廃棄専用箱 (100 本入り )