デジタル TV 対応 コンテンツサーバ ユーザマニュアル Rev.1.00 ご使用の前に ユーザマニュアル をよくお読みになり ご理解のうえ正しくお使いください 本機を使用する前に 安全上の説明をよく読み 十分理解してください お読みになった後は いつでも見られるようお手元に大切に保管してください はじめに このたびはデジタルTV 対応コンテンツサーバ ( 以下 コンテンツサーバまたは本体といいます ) をお買いあげいただき まことにありがとうございます 次の内容をよくお読みになり 安全に正しくお使いください 本マニュアルは コンテンツサーバの利用者 ( コンテンツを準備する 見るなどの作業を行う方 ) を対象としています コンテンツサーバとは ネットワークに対応したデジタル TV Wooo へ 動画 静止画 音楽のコンテンツを配信するための装置です Wooo のネットワーク機能を拡張して 以下のような特徴を持つシステムを構築できます コンテンツサーバ上に保存してあるコンテンツを ネットワークを介して複数の Wooo で同時に再生することができます - 1/17 -
規制 対策などについて 輸出規制について 本機は 日本国内の法律に基づき製造した日本国内専用仕様です 海外で使用することはできません 本製品を単独で 又は他の製品と組み合わせ 若しくは他の製品の一部として 直接又は間接に日本国外へ持ち出す場合には 外国為替及び外国貿易法 の規制及び米国輸出管理規則等外国の輸出関連法規をご確認の上 必要な手続をお取りください 本機の廃棄 譲渡時のデータ消去に関するご注意 本機にデータをコピーした場合 SSDもしくは 外付けHDD 記憶装置に お客様の重要なデータが記録されます 本機を譲渡あるいは廃棄するときには SSD HDD 内の重要なデータが流出するというトラブルを回避するため SSD HDDに記録された全データを お客様の責任において消去することを推奨します 版権についてのお知らせこの取扱説明書の内容はすべて著作権によって保護されています この取扱説明書の内容の一部または全部を 無断で転載することは禁じられています 本書の内容については将来予告なしに変更することがあります 本書の記述内容について万一ご不審な点や誤りなど お気付きのことがありましたら お買い求め先へご一報くださいますようお願いいたします - 2/17 -
目次 第 1 章コンテンツサーバのハードウェアと電源の入れ方... 4 1 コンテンツサーバのハードウェアについて... 4 2 電源の入れ方... 4 第 2 章コンテンツを配信できる状態にする... 5 1 手持ちのコンテンツを配信する場合... 5 ( ア ) 外付け HDD(D: コンテンツサーバー ) へのコピーを行う... 5 第 3 章 Wooo でコンテンツを見る... 7 1 Wooo の電源を入れる... 7 2 コンテンツサーバを選択する... 7 ( ア ) Wooo リンクメニューを開く... 7 ( イ ) AV ネットワークを選択する... 8 ( ウ ) コンテンツサーバを選択する... 8 3 静止画像を見る... 9 ( ア ) 指定画像を開く... 10 ( イ ) スライドショー... 10 4 動画を見る... 11 5 音楽を聴く... 12 6 スライドショーの再生順序とファイル名変換手順... 13 第 4 章コンテンツの配信を停止する (Wooo から視聴できなくする )... 14 1 その他のコンテンツの場合... 14 ( ア ) 個別のコンテンツの配信を停止する場合... 14 ( イ ) フォルダごと配信を停止する場合... 14 第 5 章電源の切り方... 15 1 コンテンツサーバの電源の切り方... 15 第 6 章自動電源 ON/OFF について... 16 補足製品仕様... 17-3/17 -
第 1 章 コンテンツサーバのハードウェアと電源の入れ方 1 コンテンツサーバのハードウェアについて コンテンツサーバは以下のハードウェアから構成されます DLNA 対応 TV 機器 LAN 100Base-T 以上 無線 LAN アクセスポイント コンテンツサーバ 赤枠内 : 納入範囲 外付け HDD サーバ 24 時間くりかえし タイマー D ドライブ : コンテンツサーバー ( ラベル : コンテンツデータ ) コンテンツデータ保存用の装置 ( 外付けハードディスク ) です 本体 /PC コンテンツ配信を行うサーバ装置です E ドライブ : メディアサーバー ( ラベル : メディアデータ ) ユーザが自由に使えるデータ保存用の装置です 2 電源の入れ方 本コンテンツサーバは 24 時間繰り返しタイマー と Windows のタスクスケジューラによって決まった時間に電源が ON OFF します 本体の電源ボタン 24 時間くりかえしタイマーには 手を触れないでください 手動での ON/OFF は 管理者用マニュアルをご参照ください - 4/17 -
第 2 章 コンテンツを配信できる状態にする 本体が起動したあと自動的にコンテンツを配信できる状態になります 1 手持ちのコンテンツを配信する場合 お手持ちのコンテンツ ( 動画 静止画 音楽 ) を配信するためには お手持ちのコンテンツをコンテンツサーバに取 り込む必要があります ( ア ) 外付け HDD(D: コンテンツサーバー ) へのコピーを行うお手持ちのコンテンツを 外付け HDD(D: コンテンツサーバー ) のハードディスクにコピーします ネットワークに接続された PC から XXX-CSV601 にアクセスしネットワークパスワードの入力画面が表示されたら ユーザー名 user パスワード user を入力してアクセスし コンテンツサーバー フォルダ以下にコンテンツをコピーします 以下に フォルダの構成例を示します 各個人ごとのフォルダを作成し そのサブフォルダにコンテンツごと のフォルダを作成しています - 5/17 -
コンテンツサーバから Wooo へ配信できるコンテンツのファイル拡張子は以下の通りです これらのファイ ルは 本体の上記フォルダにコピーするだけで Wooo から視聴できる状態になります 種別 ファイル拡張子 ファイル形式 動画.mpg または.mpeg MPEG-2 TS ビデオ形式 :MPEG-2 映像に含まれる音声 :MPEG-2 AAC MPEG-2 PS ビデオ形式 :MPEG-2 映像に含まれる音声 : リニア PCM ドルビーデジタル MPEG-1 Layer II MPEG-2 Layer II 静止画.jpg または.jpeg JPEG 表示可能な画素数 : 最大 1200 万画素 ( ただし 縦および横のサイズは 4096 ピクセル以内 ) 表示可能なファイルサイズ : 最大 8M バイト Progressive JPEG は再生できません 音楽.mp3 MP3 ビットレート :32kbps~320kbps(CBR/VBR) サンプリング周波数 :32kHz 44.1kHz 48kHz 注意 : 上記にあげた拡張子のファイルが 全て配信できるとは限りません Wooo で正しく表示されるかどうか を確認してください 表示されなかった場合 ファイル形式がサポートされていないことが考えられます - 6/17 -
第 3 章 Wooo でコンテンツを見る 本章では ネットワーク対応デジタル TV Wooo の操作について説明します 1 Wooo の電源を入れる Wooo リモコンを TV 本体に向け 電源 ボタンを押して 電源を入れます 2 コンテンツサーバを選択する ( ア ) Wooo リンクメニューを開く Wooo の電源が入ったことを確認したあと Wooo リモコンの Wooo リンク ボタンを押します Wooo の画面左下に以下のような Wooo リンクメニュー が表示されます Wooo リンク 接続機器を選択 操作一覧 サブメニュー 再生リスト シアターサウンドに切換 レコーダー 1 録画停止 AV ネットワーク 選択 決定 戻る - 7/17 -
( イ ) AV ネットワークを選択する リモコンのカーソルキーの上下で 下図のように AV ネットワーク を選択して 決定キーを押してください Wooo リンク 接続機器を選択 操作一覧 サブメニュー 再生リスト シアターサウンドに切換 レコーダー 1 録画停止 AV ネットワーク 選択 決定 戻る AV ネットワークが選択できない場合は Wooo リンクボタンを押して メニューを閉じます 10 秒ほど待ってか ら もう一度 Wooo リンクボタンを押して Wooo リンクメニューを開きなおします ( ウ ) コンテンツサーバを選択する 画面が切り替わったら コンテンツサーバ がオレンジの背景色となっていることを確認し リモコンの 決定 キーを押します AV ネットワーク 1/1 コンテンツサーバ コンテンツサーバ 種類日付 上へ - 8/17 -
TV 画面の右側に以下のようなリストが表示されます Folders 種類 日付 タイトル Video Music Photos 上へ Folders 3 静止画像を見る リモコンのカーソルキーを使って Folders を選択して 決定 ボタンを押します Folders 種類 日付 タイトル Video Music Photos 上へ Folders コンテンツサーバの公開フォルダと同様のフォルダが表示されます リモコンのカーソルキーと 決定 ボタンを使っ て 目的の静止画が保存されているフォルダを選択してください User Data 種類日付 タイトル コンテンツサーバー - 9/17 -
( ア ) 指定画像を開くリモコンのカーソルキーを使って 表示させたい画像のタイトルを選択して 決定 ボタンを押してください サンプルデータが コンテンツサーバー - サンプル - 写真 フォルダにあります 02_ テストスライド 種類日付タイトル 2009/12/18 2009/12/18 01_ テストスライド 02_ テストスライド 上へ 画像ファイルの数が多く 一画面で表示できない場合は複数のページに分けて表示されます ページの切り替えにはリモコンのチャンネルボタンを使用します ( イ ) スライドショー 目的のフォルダが表示されたら リモコンの 青ボタン を押します 上へ 戻る上へ青スライドショー緑表示切換黄拡大時に回転 - 10/17 -
以下のように スライドショー設定 画面が表示されます 必要に応じて 表示間隔 実行順序 繰り返し の 設定を変更したあと 画面下側の 実行 を選んで 決定 ボタンを押してください スライドショー設定 表示間隔 5 秒 実行順序 順方向 繰り返し する 上へ 実行 選択決定決定 スライドショーで再生されるファイルの順番を任意の順番に変更するには スライドショーの再生順序とファイ ル名変換手順 を参照してください 4 動画を見る Wooo の電源を入れ Wooo リンクメニューの AV ネットワーク からコンテンツサーバを選択してください ( 詳細は Wooo でコンテンツを見る を参照してください ) Folders - コンテンツサーバー の順に選択し コンテンツを格納したフォルダに移動します リモコンのカーソルキーを使って 再生したい動画を選択して 決定 ボタンを押してください サンプルデータが コンテンツサーバー - サンプル - ビデオ フォルダにあります 種類日付タイトル 2009/12/22 テストビデオ 動画ファイルの数が多く 一画面で表示できない場合は複数のページに分けて表示されます ページの切り替えにはリモコンのチャンネルボタンを使用します - 11/17 -
5 音楽を聴く Wooo の電源を入れ Wooo リンクメニューの AV ネットワーク からコンテンツサーバを選択してください ( 詳細は Wooo でコンテンツを見る を参照してください ) Folders - コンテンツサーバー の順に選択し コンテンツを格納したフォルダに移動します リモコンのカーソルキーを使って 再生したい音楽ファイルを選択して 決定 ボタンを押してください 音楽の再生が始まります サンプルデータが コンテンツサーバー - サンプル - 音楽 フォルダにあります 種類日付タイトル 2009/12/22 テスト音楽 音楽ファイルの数が多く 一画面で表示できない場合は複数のページに分けて表示されます ページの切り替えにはリモコンのチャンネルボタンを使用します - 12/17 -
6 スライドショーの再生順序とファイル名変換手順 Wooo で静止画のスライドショーを実行する場合 再生される順番はコンテンツサーバが判断したファイル名の並び順に従います 例えば 以下のファイル一覧のような静止画ファイルをスライドショーで実行する場合 1の順序で再生されることを期待しますが コンテンツサーバは2のような順番で再生を行います 1 期待する再生順番 スライド 1 スライド 2 スライド 3 スライド 4 スライド 11 2 実際の再生順序 ( スライド 10 11 がスライド 2 よりも先に再生される ) スライド 1 スライド 10 スライド 11 スライド 2 スライド 9 スライドショーを期待通りの順番で再生するために 静止画ファイル (JPEG ファイル拡張子.jpg) のファイル名を変更します ネットワークに接続された PC から XXX-CSV601 にアクセスしネットワークパスワードの入力画面が表示されたらユーザー名 : user パスワード: user を入力してアクセスし コンテンツサーバー フォルダ以下にある目的のコンテンツ名を変更してください - 13/17 -
第 4 章コンテンツの配信を停止する (Wooo から視聴できなくする ) 1 その他のコンテンツの場合 ネットワークに接続された PC から XXX-CSU601 にアクセスします ネットワークパスワードの入力画面が表示されたら ユーザ名 : user パスワード: user を入力してアクセスし コンテンツサーバー フォルダ以下を開きます ( ア ) 個別のコンテンツの配信を停止する場合公開フォルダ D:\ コンテンツサーバー から削除したいコンテンツファイルを選択し 非公開フォルダ D:\ コンテンツサーバー以外 へ移動するか 本体から削除してください ( イ ) フォルダごと配信を停止する場合 公開フォルダ D:\ コンテンツサーバー のより下位のサブフォルダから削除したいフォルダを選択し 非公開フォル ダ D:\ コンテンツサーバー以外 へ移動するか 本体から削除してください 注意 : 公開フォルダ D:\ コンテンツサーバー を削除しないようにしてください 削除してしまうと 全てのコンテンツ の配信ができなくなります - 14/17 -
第 5 章 電源の切り方 1 コンテンツサーバの電源の切り方 本コンテンツサーバは 24 時間繰り返しタイマー と Windows のタスクスケジューラによって決まった時間に電源が ON OFF します 本体の電源ボタン 24 時間くりかえしタイマーには 手を触れないでください 手動での ON/OFF は 管理者用マニュアルをご参照ください - 15/17 -
第 6 章 自動電源 ON/OFF について 本コンテンツサーバは 24 時間繰り返しタイマー と Windows のタスクスケジューラによって決まった時間に電源が ON OFF します 本体の電源ボタン 24 時間くりかえしタイマーには 手を触れないでください 手動での ON/OFF は 管理者用マニュアルをご参照ください 自動電源 ON/OFF 時間の変更は 管理者用マニュアルをご参照ください 注意 : 24 時間繰り返しタイマー は 停電した際には再設定が必要です 下記の手順で現在時刻にあわせて ください 手順 : 現在時刻を合わせる 1 ダイヤルを時計回りに回しながら マークに現在時刻 ( 目盛 ) をあわせます 注意 : 停電時や本体を一度コンセントから抜いた場合は 再度現在時刻を合わせてください ダイヤルは必ず矢印の方向に回してください 無理に逆転させると故障の原因となります - 16/17 -
補足製品仕様 配信可能 コンテンツ ハードウェア 項目本体 PCKE-BP1-HS3247A 外付 HDD HDJA-UT2.0 24 時間くりかえしタイマー WH3311BP 動画静止画音声 内容 CPU:Intel Core i7-2610ue メモリー :4GB DDR3 SDRAM ストレージ :32GB SSD OS:Windows Embedded 8 Standard 64bit ネットワーク :10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T 対応映像出力端子 :DVI-D 1 HDMI 1 ファン有無 : ファン無し外形寸法 : 約 254.8 155 68mm ( 突起部除く ) 重量 : 約 3.05kg (AC アダプター除く ) 使用温度範囲 :0-40 湿度 :20%-80%RH ( 結露なきこと ) 電源 :AC100V±10% 50Hz/60Hz±3Hz 消費電力 :37W 以下 ( 最大 )/18W 以下 (OS 待機時 ) RoHS 対応 :RoHS 対応 HDD 容量 :2TB 電源 : 内臓定格電圧 :AC100V(50/60Hz) インターフェイス :USB 3.0/USB 2.0 コネクタ形状 :USB(B コネクタ ) 1 外形寸法 : 約 45 216 155mm ( 突起部分を除く ) 設置条件 : 縦置き / 横置き重量 : 約 1.2kg 使用温度範囲 :5-35 湿度 :20%-80% ( 結露なきこと ) RoHS 対応 :RoHS 指令準拠定格電圧 電流 :AC100V 15A 電源周波数 :50Hz/60Hz 適合負荷容量 :1500W 消費電力 :1.5W 動作数 :1~6 メモリ単位 :15 分最小セット間隔 :30 分タイマー設定誤差 :±7.5 分使用周囲温度 :-10 ~+40 コード長 :1m 質量 :200g RoHS 対応 :RoHS 指令適合商品 MPEG2-TS/MPEG2-PS 形式の映像データ JPEG 形式の画像データ MP3 形式の音声データ Copyright Hitachi KE Systems, Ltd. 2017. All rights reserved. - 17/17 -