エコアクション 21 2017 年度環境活動レポート ( 対象期間 :2017 年 4 月 ~2018 年 3 月 ) 関西熱化学株式会社 ( 研究開発センター ) 作成日 :2018 年 4 月 19 日
目次 1. 組織の概要 p.1 事業所名 所在地 事業の規模 認証 登録の対象範囲等 2. 環境方針 p.2 基本理念と行動指針 3. 環境目標及び実績 p.3 4. 環境活動計画とその評価 p.4 5. 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反 訴訟等の有無 p.6 6. 総括 p.7 代表者による全体の取組状況の評価及び見直しの結果 7. 補足資料主な活動と実績 p.8
1. 組織の概要 (1) 名称及び代表者名関西熱化学株式会社研究開発センター所長安丸純一 (2) 所在地 研究開発センター 660-0095 兵庫県尼崎市大浜町 2 丁目 30 番地 (3) 環境管理責任者氏名及び担当者連絡先 責任者 管理グループGL 戸村裕彦 担当者 管理グループ 福田博之 連絡先電話 06-6416-5951 FAX 06-6416-1186 (4) 事業の規模 職員数 32 人 (2018 年 4 月 1 日現在 ) 延べ床面積 2,210 m2 (5) 事業内容関西熱化学グループ事業の維持 拡大に係る研究開発業務 (6) 認証 登録の対象範囲登録組織名 : 関西熱化学株式会社研究開発センター 対象事業所 : 関西熱化学株式会社研究開発センター 対象外 本社 2005 年 11 月 EA21 認証取得済 加古川工場 1998 年 3 月 ISO14001 認証取得済 活動 : 関西熱化学グループ事業の維持 拡大に係る研究開発業務
2. 環境方針 基本理念 環境方針 私たちは 事業活動のあらゆる分野において はかり知れない恩恵を受 けてきた自然や資源を大切にし 環境との調和を図るため 環境改善活動を行い社会に貢献します 行動指針 私たちは尼崎市大浜町に位置し 関西熱化学グループの研究開発センターとして事業活動を行っています この事業活動が環境に影響を与えていることを認識し 経営の優先課題と位置づけて 環境マネジメントシステムを運用し 継続して環境負荷の低減と汚染の防止に努めます その行動指針を以下のように定め 実行します 1) 環境関連法規制及び当社が同意するその他の要求事項を遵守します 2) 環境目的及び目標を定め 定期的に見直し 改善に取組みます 3) 環境影響を軽減するため 次の活動を推進します 1 地球温暖化防止のための省エネルギーの推進 2 循環型社会への対応のため 省資源 節水 リサイクルの推進 及び廃棄物の削減 3 環境に配慮した商品や資材の購入 4 環境に配慮した研究開発の展開 5 地域の一員としての構外の美化の推進 4) この環境方針は 研究開発センターの全従業員に周知します 5) この環境方針および環境活動レポートは一般に公開します 制定日 :2010 年 4 月 2 日改訂日 :2014 年 10 月 3 日関西熱化学株式会社研究開発センター所長安丸純一
環境への負荷分類 3. 環境目標及び実績 主な環境負荷の目標と実績 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 2018 年度 2019 年度 単位 実績 実績 見直目標 実績 当初目標 見直目標 目標 合計 kg-co 2 190,228 207,865 203,456 218,895 199,305 215,488 214,000 電力 kg-co 2 135,522 145,796 143,106 159,938 140,178 157,380 156,500 温室効果ガスCO 2 排出量 都市ガス kg-co 2 54,706 62,069 60,350 58,957 59,127 58,108 57,500 廃棄物排出量 産業廃棄物 t 4.7 1.9 1.9 1.6 1.8 1.5 1.4 水使用量 上水 m 3 3,089 3,024 2,990 2,464 2,930 2,400 2,350 合計 MJ 4,706,255 5,125,698 5,019,944 5,444,880 4,917,457 4,917,457 5,125,698 電力 kwh 370,280 398,350 391,000 436,990 383,000 430,000 425,000 エネルギー使用量 都市ガス m 3 26,832 30,443 29,600 28,915 29,000 28,500 28,000 OA 用紙 購入量 枚 83,000 85,500 84,000 85,500 82,300 85,000 84,500 グリーン購入 対象比率 *1% 97 99 99 98 99 99 99 備考 )*1 環境対応商品購入品目数 / 全購入品目数 係数一覧 電力のCO2 排出係数 :0.366kg-CO2/KWh 都市ガスのCO2 排出係数 :2.1084kg-CO2/Nm3 都市ガスの係数:0.967Nm3/m3 電力のエネルギー係数:9.83MJ/KWh 都市ガスのエネルギー係数:41.1MJ/Nm3 上水使用量の対前年比 19% 減は 同一建屋 1F の簡易ボイラーが通年稼働しなかった (MCET 分析センター ) ことが主要因と推定しております 電力使用量の対前年比 10% 増加については 電気炉の使用頻度増にともない使用量が増加したためと推定しております ガス使用量はそのほとんどが空調設備で使用しております ガス使用量の対前年比 5% 減については 6~9 月の日平均気温が昨年度と同程度にも関わらず 同時期の室外機運転時間が 14% 減少しており 夏期の空調管理および遮光対策が寄与したのではないかと推定しております 産廃排出量については 実験 倉庫の整理にともなう不要物廃棄が落ち着き 2012 年度と同水準の低い排出量であった
4. 環境活動計画とその評価 2017 年度評価活動計画 評価 評価および 2017 年度の取組内容 1 電力使用量の削減 廊下点灯を 1/4 〇 廊下の昼休み消灯 昼休みの廊下 無人部屋の消灯の励行 無人部屋の消灯と節電励行 ドラフトチャンバー未使用時閉 夏期の温水器利用停止の推進 冬期の便座蓋 閉 の推進 2 都市ガス使用量の削減 各部屋の空調設定温度遵守 各部屋の空調設定温度の定期チェック 空調機データによる稼働状況把握 ガスヒーポンのエリア別使用量把握 夏冬の窓部カーテン閉 3 産業廃棄物削減 試薬瓶のリサイクル使用促進 継続して実施されている 一般廃棄物との分別ルール定期教育 4 一般廃棄物削減 紙類の分別収集の促進 継続して実施されている 梱包段ボールの資源ごみ回収促進 継続して実施されている 5 上水節減 トイレ手洗い水水量制限 継続して実施されている 6 OA 用紙使用量の削減 裏紙使用促進 継続して実施されている 両面 集約コピーの呼びかけ 継続して実施されている 7 グリーン購入の促進 継続して実施されている 8 環境に配慮した研究開発 〇 研究開発の環境影響の指標化 (*) 9 構外美化推進 地域清掃参加の呼びかけを行っている : 大変よくできている : できている : 改良の余地がある (*) コークス開発 : 劣質炭への振替量 高機能活性炭開発 : 燃費改善効果 ミネラルウォーター換算量
2018 年度の取組活動計画 期限等 2018 年度の取組予定内容 1 電力使用量の削減 廊下点灯を 1/4 通年 活動継続 廊下の昼休み消灯 通年 活動継続 無人部屋の消灯と節電励行 通年 活動継続 ドラフトチャンバー未使用時閉 通年 活動継続 夏期の温水器利用停止の推進 夏期 活動継続 冬季の便座蓋 閉 の推進 冬季 活動継続 使用量の掲示による情報公開 通年 活動継続 2 都市ガス使用量の削減 各部屋の空調設定温度遵守 通年 活動継続 空調機データによる稼働状況把握 通年 エリア別使用量把握からアクションへ 夏冬の窓部カーテン閉 夏冬 活動継続 3 産業廃棄物削減 試薬瓶のリサイクル使用促進 通年 活動継続 一般廃棄物との分別ルール定期教育 通年 活動継続 4 一般廃棄物の削減 紙類の分別収集の促進 通年 紙ごみリサイクル分別推進 梱包段ボールの資源ごみ回収促進 通年 活動継続 5 上水節減 トイレ手洗い水水量制限 通年 活動継続 6 OA 用紙使用量の削減 裏紙使用促進 通年 活動継続 両面 集約コピーの呼びかけ 通年 活動継続 7 グリーン購入の促進 通年 活動継続 8 環境に配慮した研究開発 通年 研究開発の環境影響指標の掲示 9 構外美化推進 通年 活動継続
5. 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果 並びに違反 訴訟等の有無 適用される法規制 適用を受ける項目 施設 遵守状況 廃棄物処理法 一般廃棄物 産業廃棄物 リサイクル法 紙資源ごみ 毒物劇物取締法 試薬類 省エネ法 全社で特定事業者のサイトとしての取組 家電リサイクル法 エアコン テレビ 冷蔵庫 洗濯機 乾燥機 小型家電リサイクル法 パソコン 携帯電話 時計 電子天秤 等 フロン排出抑制法 エアコン 圧縮冷凍機械 瀬戸内海環境保全特別措置法 排水中和処理装置 排水濾過装置 関係当局より違反等の指摘はありませんでした 環境関連法規制等の遵守状況を定期評価した結果 環境法規制等の逸脱 訴 訟等はありませんでした
6. 代表者による全体の取組状況の評価及び見直しの結果 (1) 電力省エネ 当研究開発センターに供給される電力は敷地内の発電設備で賄われており ピーク電力削減の厳しい対応を迫れることはないものの省エネの観点で無駄な電力削減に努めること (2) 都市ガス省エネ 通年の活動実績を参考に目標を設定し削減活動に努める 空調必須の実験設備の都合上 空調稼働節制によるガス使用量削減は限界があるが ガスヒーポン稼働状況の精査による空調稼働節制効果を今後監視すること (3) 産業廃棄物削減 リサイクル可能な物を明確化し 産業廃棄物の削減に努める (4) グリーン購入 グリーン購入比率の高い水準での維持に努めること (5) 環境啓発 EA21 活動の8 年目にあたり 従業員の環境活動への意識定着を図る (6) 環境経営システムの各要素 環境関連法規への対応を本社 CSR 推進部 MC エバテックと連携し 法令を遵守した研究活動を展開する 環境法令に関する法規登録簿は 研究開発センターが対象とするものに集約し さらなる改善を行う 写真 : 関西熱化学研究開発センター ( 総合建屋 1 階の一部及び 2 階 ) 以上
補足資料 : 主な活動の実績と目標 (1) 電力使用量削減 (2) 上水使用量削減
(3) ガス使用量削減 (4)OA 用紙使用量削減
(5) 産業廃棄物排出量削減 (6) グリーン購入促進 以上