港都 KOBE 芸術祭 広報委託業務仕様書 1 委託業務名 港都 KOBE 芸術祭 広報委託業務 2 委託業務期間契約締結日から平成 29 年 12 月 31 日まで 3 趣旨明治の開港を契機に 人 もの 情報の拠点として先駆性 多様性に富んだ文化風土が育まれてきた神戸は 2017 年に開港 150 年を迎える この開港 150 年にあわせ 来年秋 海や港を会場にして 港都 KOBE 芸術祭 を開催することで 継続的に神戸の芸術文化の振興を図るとともに みなと神戸の魅力の発信を図る 当芸術祭の効果的な広報企画 及びこれにかかる広報業務について 適切な業務遂行能力を有する委託事業者を公募型プロポーザル方式により募集する 4 委託業務内容 A 広報企画及びこれに基づく広報業務 1. 広報企画の立案 (1) アートを通じて 神戸港の魅力を再認識する機会を創出するとともに その魅力の発信と賑わいづくりを図れるよ う 当芸術祭の認知拡大 興味喚起を促すことによる理解促進 ニーズ喚起 来場を促す機会の創出 来場者自らが満足度を周知し 情報発信するようなプロセス (AIDAS の法則 ) に沿って 効果的な広報企画および事業企画を立案すること また 特に大学生から 30 歳代までの若い世代に浸透を図れるよう広報企画を提案すること (2) 広報企画を立案するにあたっては 当実行委員会が指定する広報媒体 ( 別紙参照 ) を必ず使用することとし 効果的な広報が行えるよう 企画に盛り込むこと また いつ どこで 何を 誰に対して どのように行うのか 具体的な企画提案を行うこと (3) 特に WEB や SNS については 公開以後の具体的な運用についても提案し 効果的な情報発信 拡散に資する企画提案を行うこと (4) 提案内容には 受託者が直接履行する広報業務だけでなく 当実行委員会が関係者と調整の上 直接実施する方が広報効果が期待でき かつ効率的な事業企画についても アイデアがあれば積極的に提案すること 2. 広報企画に基づく広報業務の実施 (1) 1. 広報企画の立案 に基づき 別紙指定広報媒体を含む受託者が行うべき広報業務について効率的かつ効果的に業務を行うこと (2) 当実行委員会が指定する広報媒体にかかる業務の履行が難しい場合 受託者において履行可能な事業者を提案し 再委託により業務を履行すること その場合 広報業務全体を通して コンセプト デザイン面も含め統一感を損なうことのないよう留意すること B WEB サイト作成 運用業務 1. 業務内容 (1) WEB サイト作成 1 業務内容ア ) サイトの全体構成及びデザインの作成イ ) テンプレートの作成ウ )HTML コーディングエ ) マルチデバイスへの対応 ( レスポンシブ Web デザインの導入等 ) オ ) オーサリングツールの導入 (CMS の導入等 ) カ )SNS 機能の導入 連携 - 1 -
キ ) 入力フォームの構築ク ) 日本語 英語の二カ国表記ケ ) 簡易版のトップページの作成 ⅰ) 本業務の目的に沿った WEB サイトの全体構成を検討 提案し作成すること ⅱ)Facebook や Instagram など SNS を積極的に活用した情報発信及び交流ができる手法や運用について提案すること ⅲ)PC 及びタブレット端末 スマートフォンなど マルチデバイスでの利用を考慮すること ただし デバイスごとに別のサイトを制作するのではなく 同ドメイン 同ページを使用し 画面サイズによって最適化される構造とすること ⅳ) ユーザビリティを考慮し ストレスを感じない程度の閲覧状態 構成 速度を意識したうえで制作すること ⅴ) 当実行委員会の担当者が容易にコンテンツの作成や修正ができ また 最新の情報や映像 及びリンク先の更新 公開を可能とすること ⅵ)WEB サイトのテキスト及び写真 動画等の一切の情報について 受託者により入力を行い WEB ページを作成すること ただし 日常的な情報更新については 下記 ((5)WEB サイトのマニュアル作成 ) のマニュアルに基づき CMS 等のオーサリングツールを使用する範囲内での入力作業を当実行委員会が行うことも可能とする ⅶ)WEB サイトのテキスト及び写真 動画等については 当実行委員会により受託者へ提供する それ以外については 原則受託者によりテキスト等を用意すること ⅷ)WEB サイトの言語表記は日本語を基本として 一部のページについては英語表記への切り替えを可能とすること 英語テキストは当実行委員会より受託者へ提供する ⅸ) 神戸市ホームページ作成ガイドライン を参考に作成すること ⅹ) 原則 簡易版トップページ ( 画像 1 枚程度で作成予定 ) を作成し 平成 29 年 3 月 19 日までに公開すること CMS 等を導入した WEB ページを公開するまでの仮の WEB サイトとする ただし スケジュール上 困難である場合は 当実行委員会との協議の上 平成 29 年 3 月 19 日以降に公開することを可能とする xi) 当アートプロジェクトを応援する市民サポーターの募集や 協賛企業募集に際し 当サイトから誰もが容易に応募ができるような入力フォームを作成すること (2) コンテンツの企画 提案 作成 1 業務内容ア ) コンテンツの企画 提案 作成 ⅰ) 魅力的な WEB サイトを作成するためのコンテンツを企画 提案すること ⅱ) 閲覧者に興味を持たれる情報をリアルタイムに発信する等 本サイトのリピーターづくりに繋がる仕組みを提案すること (3) 動作環境の構築及び保守 1 業務内容ア ) ハードウェア ソフトウェア等の提供イ ) 新規ドメインの取得ウ ) セキュリティ対応エ ) システムトラブル対応オ ) サーバーの新規領域の作成 ⅰ) ドメイン名については 港都 KOBE 芸術祭 の専用 WEB サイトであることをイメージできるものとすることとし 取得費用は受託者が負担するものとする ⅱ) 当実行委員会が所有する情報資産の機密性 完全性 可用性を確保した運用が可能なシステムとすること また 個人情報の保護を的確に行うシステムとすること - 2 -
ⅲ) 安全なプログラミングを行うとともに 公開前に十分なセキュリティテストを実施すること ⅳ) 入力フォームにおいて 個人情報を取り扱う可能性があるため SSL などにより暗号化処理を行うこと ⅴ) システム ハード ネットワーク環境全般において 脆弱性が発見されたり アップデート等のメンテナンスが必要な場合は 速やかに対応すること ⅵ)OS データベースや操作状況等に関するログを取得できるようにすること ⅶ) 当方において以下の仕様のサーバを用意するため 当サーバ上に WEB サイトを構築すること なお サーバの運用費用については 受託者が負担するものとする ⅷ) 受託者により以下の仕様のサーバに新たな領域を作成すること また これにかかる費用が発生する場合は 受託者により負担するものとする O S:Linux C P U:Xeon E5-2430L ( 2.00GHz ) メモリー :16GB Apache バージョン :2.2.3 P H P バージョン :7.0.7 5.6.22 5.5.30 5.4.45 5.3.3 5.2.17 5.1.6 MySQL バージョン :5.5.x 5.0.x P e r l バージョン :5.8.8 C r o n: 利用可能 t e l n e t / SSH: 利用不可 m o d _ r e w r i t e: 利用可能. h t a c c e s s: 利用可能転送量の目安 :70GB/ 日プラン : シックスコア ( 共有サーバー /S1 プラン ) (4) WEB サイトのマニュアル作成 1 業務内容ア ) 管理 運用マニュアルの作成 ⅰ) 当実行委員会の担当者が情報更新できるよう 分かりやすい内容のマニュアルを制作すること (5) 効果測定及び検索エンジン最適化 (SEO) 対策 1 業務内容ア ) アクセス履歴の追跡調査及び分析 ( トラッキング ) 等イ ) 検索エンジン最適化 (SEO) 対策 ⅰ) ユーザーの動向調査として いつ 誰が どこから どのくらい どのページへやって来たかなど 追跡や分析 ( トラッキング ) を行うとともに 積極的な SEO 対策を講じることで 本サイト構築等についての PD CA サイクルを機能させ アクセス数が向上するよう努めること ⅱ) 効果測定の結果等を踏まえ さらなるアクセス数の増加が図れるような改善策を考案し 当実行委員会と別途協議の上 ページデザインやテンプレートの修正等を行うこと 2. 構築及び保守期間 (1) WEB サイト構築期限平成 29 年 4 月 30 日まで (2) 保守運用期間平成 29 年 12 月 31 日まで 3. 納期及び成果物 (1) 納期原則 平成 29 年 4 月 30 日までにすべての WEB ページを公開すること ただし すべての WEB ページを公開することがスケジュール上 困難である場合 又は コンテンツの性質上 同日までに公開することが不可能な場合は 当実行委員会との協議の上 すべての WEB ページのうち一部を平成 29 年 4 月 30 日以降に公開することを可能とする - 3 -
(2) 確認当実行委員会は 納期までに納品を受けた成果物について確認を行う なお 受託者はコンテンツの内容 プログラムの動作等について必要なテストを実施し 成果物の確実性に万全を期すこと また当実行委員会からの修正等の指示があった場合は速やかに対応すること (3) 成果物 1 開発ドキュメント ( 変更 追加 削除その他の履歴を記録すること ) ア ) ホームページ設計書 サイト構成図 基本仕様書 ( データ構造 画面遷移等 ) ファイル一覧 ( ディレクトリマップ ) その他システム設計に関連するドキュメント等イ ) テスト結果報告書 各種テスト内容一覧 ( テスト方法 テストデータ 判定基準等 ) ウ ) コンテンツ 開発したコンテンツエ ) ドメイン名 新規取得したドメイン名オ ) マニュアル WEB サイトの管理 更新マニュアル一式 2 納品場所港都 KOBE 芸術祭実行委員会事務局 ( 650-8570 神戸市中央区加納町 6-5-1 神戸市役所 1 号館 17 階文化交流部内 ) 3 検収方法 ⅰ) 当実行委員会は 上記 1 に掲げる成果物について 契約書 業務仕様書等に基づき WEB サイトの稼働及びドキュメント等について必要な検査を行う ⅱ) 上記 ⅰ) において指摘があった場合には 受託者は当実行委員会の指示に従い適正に対応するとともに 再度確認を得なければならない 4. その他の事項 (1) 開発環境 1 設計 開発等については 受託者において開発環境を用意すること 2 本業務を実施するうえで必要となる機材については 本件受託者において準備することとし その所要経費は契約金額に含まれるものとする (2) 瑕疵担保責任 1 成果物の納品日から起算して 1 年以内に障害が発生した場合 受託者は速やかに原因究明に協力しなければならない 2 上記 1 により対応した受託者は 発生した事態の具体的内容 原因 対処措置を内容とする報告書を作成のうえ 当実行委員会が指定する期日までに提出すること 3 上記 2 により究明した原因を修正するため 必要なプログラム データ等を納入済みのコンテンツ 開発ドキュメント等へ適用するとともに 正常な稼働が確認できるまで必要な調整を行うこと 4 上記 1~3 に係る経費については 受託者が負担するものとする 5 委託予定上限額 ( 消費税 地方消費税を含む ) 7,000 千円 1 委託料は 各年度ごとに 業務完了報告書並びに決算報告書の検査後 上記上限額以内で 実績に応じた委託費を支払うこととする 2 平成 29 年度については 神戸市予算の成立等が前提であり 業務内容等に変更があり得る - 4 -
6 当実行委員会との調整受託者は 業務の遂行にあたり 必要の都度 当実行委員会に対して報告すること また 事業の実施に際し 当実行委員会の要請に応じて速やかに対応するものとする 7 委託業務の執行体制 ( 適正な人員配置 ) の確保受託者は この委託業務に必要な人員を配置し 責任者を明らかにすること 8 秘密保持 1. 本業務に関して 受託者から当実行委員会に提出された提案書等は 本業務における受託者の選定以外の目的で使用しない 2. 本業務に関して 受託者が当実行委員会から受領又は閲覧した資料等は 当実行委員会の了解なく公表又は使用してはならない 3. 受託者は 本業務で知り得た当実行委員会及び事業者等の業務上の秘密を保持しなければならない 4. 受託者は 本業務による事務を処理するにあたって個人情報を取り扱う際には 別添 個人情報取扱特記事項 を守らなければならない 9 帳簿等の保管受託者は 委託料の対象となる経費の支出状況等が分かる帳簿等を整備するものとし 本業務を完了し 又は中止し 若しくは廃止した日の属する年度の終了後 5 年間これを保存しておかなければならない 10 成果の帰属本業務により得られた成果は 原則として当実行委員会に帰属する 成果のすべての使用権を当実行委員会に譲渡し 当実行委員会による自由な加工 二次使用ができることとする 11 著作権の帰属この契約により作成される成果物の著作権は以下に定めるところによる 1. 成果物の著作権 ( 著作権法第 27 条及び第 28 条に規定する権利を含む ) は発注者である当実行委員会に無償で譲渡するものとする 2. 受託者は 当実行委員会の事前の回答を得なければ 著作権法第 18 条及び第 19 条を行使することができないものとする 12 第三者の権利侵害受託者は 納品する成果物について 第三者の商標権 肖像権 著作権 その他の諸権利を侵害するものではないことを保証することとし 成果物について第三者の権利を侵害していた場合に生じる問題の一切の責任は 受託者が負うものとする 13 再委託受託者は 業務の一部を第三者に再委託することができる その場合は 再委託ごとの業務内容 再委託先の概要及びその体制と責任者を明記の上 事前に書面にて報告し 当実行委員会の承諾を得なければならない 14 その他受託者は 本業務の実施にあたって 不明瞭な点や改善の必要性がある場合 又は執行上の疑義が生じた場合は 当実行委員会と協議して定めるものとする - 5 -