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国際的なセンスが身につく教授 講師陣が魅力的である先輩 卒業生が魅力的である 1 (2) 東京外国語大学 国 (2) 名古屋外国語大学 私 (1) 関西外国語大学 私 (1) 東京大学 国 (1) 東京大学 国 (1) 京都大学

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< F193B994AD955C817A87402D BD90AC E964089C891E58A CA8D878A698ED CC816A2E786C7378>

平成 27 年司法試験法科大学院別人員調 ( 既修 未修別 ) 法科大学院名 受験者数合格者数既修未修既修未修 愛知学院大法科大学院 愛知大法科大学院 青山学院大法科大学院 大阪学院大法科大学院

副学長 教学担当 中村 久美 新しい大学づくりに向けた教育の展開 巻頭言 2012年6月に文部科学省が公表した 大学改革実行プラン は 激動の社会における大学機能の再構築を掲げています 教学に関し ては ①学生の主体的な学びの創出や学修時間の拡大化をはじめと する大学教育の質的転換 ②グローバル化に

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平成 30 年司法試験法科大学院別人員調 ( 既修 未修別 ) 法科大学院名 受験者数合格者数既修未修既修未修 愛知学院大法科大学院 愛知大法科大学院 青山学院大法科大学院 大阪学院大法科大学院

九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 九州大学百年史第 7 巻 : 部局史編 Ⅳ 九州大学百年史編集委員会 出版情報 : 九州大学百年史. 7, 2017

目 次 1 設置の目的 1 2 設置の基本的枠組み (1) 課程 (2) 学科 (3) 入学定員 (4) 設置予定 3 教育理念 育てたい人物像 (1) 教育理念 (2) 育てたい人物像 4 教育課程について (1) スポーツマネジメント科教育課程編成の基本方針 2 (2) 教育課程表 4 5 その

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

平成 28 年司法試験法科大学院別人員調 ( 既修 未修別 ) 法科大学院名 受験者数合格者数既修未修既修未修 愛知学院大法科大学院 愛知大法科大学院 青山学院大法科大学院 大阪学院大法科大学院

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

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により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

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取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

アジェンダ (1) 実践的 IT 人材育成の取り組み背景について (2) 当取り組みにおける 実践的 地域活性化に向けた産学連携プログラムについて 育成スケジュール カリキュラム概要 カリキュラム詳細 (3) H23 H24 年度カリキュラム成果紹介 郡山駅前活性化に資する活動について 特定業種に向

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渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

2014 年度事業計画書 2014 年 3 月 25 日 一般社団法人日本テレワーク協会 1

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平成30年度学校組織マネジメント指導者養成研修 実施要項

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Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

15 県立村山産業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 電子情報科 ) 知徳体が調和した人間を目指し 誠実な行動ができる生徒 将来 地域の産業 社会の発展に貢献しようとする強い気持ちを持った生徒 将来のスペシャリストになるという明確な目的意識を持ち そのために必要な知識 技術及び技能を身につ

資料6 大学部活動の学業に関する現状

人間科学部専攻科目 スポーツ行政学 の一部において オリンピックに関する講義を行った 我が国の体育 スポーツ行政の仕組みとスポーツ振興施策について スポーツ基本法 や スポーツ基本計画 等をもとに理解を深めるとともに 国民のスポーツ実施状況やスポーツ施設の現状等についてスポーツ行政の在り方について理

Transcription:

2017.6.10 大学アドミニストレーターの 新しい役割と可能性 - 日本版 NCAA 創設に向けた行政の取り組み - 配付資料は以下のサイトからダウンロードできます 全国大学体育連合ホームページ 最新情報 http://daitairen.or.jp/

2017.6.10 日本版 NCAA 創設に向けた行政の取り組みと 大学アドミニストレーターのあらたな役割 小林勝法 文教大学教授 全国大学体育連合専務理事

大学事務職員 大学経営職 各分野の専門職 定型業務を行うスタッフ 魅力ある大学を体現する大学の 顔 として 個々の大学持つミッションを具現化するための施策をより戦略的に立案し 実践し 高等教育界の明日を拓く 英知とタフさ を兼ね備えた人材 ( 私大連 アドミニストレーター研修募集要項 )

近年のスポーツ行政 2000 年スポーツ振興基本計画 2010 年スポーツ立国戦略 2011 年スポーツ基本法 2012 年スポーツ基本計画 2015 年スポーツ庁発足 2016 年スポーツ未来開拓会議 (2 月 ) 大学スポーツの振興に関する検討会議 (4 月 ) 日本再興戦略 2016(6 月 ) 2017 年第 2 期スポーツ基本計画 (3 月 ) 日本版 NCAA 創設事業

大学スポーツ振興関西地区検討会 発起人上田滋夢 ( 追手門学院大学 ) 坂東隆男 ( 大阪大学 ) 齋藤好史 ( 大阪産業大学 ) 藤本淳也 ( 大阪体育大学 ) 涌井忠昭 ( 関西大学 ) 米山直樹 ( 関西学院大学 ) 神崎素樹 ( 京都大学 ) 佐川和則 ( 近畿大学 ) 高田義弘 ( 神戸大学 ) 井澤鉄也 ( 同志社大学 ) 伊坂忠夫 ( 立命館大学 ) 松永敬子 ( 龍谷大学 ) 1 月 14 日立命館大学 2 月 5 日立命館大学 3 月 11 日立命館大学 4 月 23 日立命館大学 6 月 11 日立命館大学 大学スポーツコンソーシアム設立

大学スポーツ振興関東地区検討会 発起人井上直子 ( 青山学院大学 ) 小林至 ( 江戸川大学 ) 植田史生 ( 慶應義塾大学 ) 中川昭 ( 筑波大学 ) 森正明 ( 中央大学 ) 小林勝法 ( 文教大学 ) 平野裕一 ( 法政大学 ) 柳澤敏勝 ( 明治大学 ) 沼澤秀雄 ( 立教大学 ) 土屋純 ( 早稲田大学 ) 1 月 22 日明治大学 3 月 17 日筑波大学 4 月 22 日立教大学 7 月 22 日中央大学? 青山学院大学 大学スポーツ基準の制定

今後の関連行事予定 6 月 11 日関西地区検討会 ( 立命館大学 ) 7 月 1 日大学スポーツマネジメント研究会 ( 福岡 ) 7 月 1 日 IDE 特集 : 大学とスポーツ 7 月 15 日大学スポーツマネジメント研究会 ( 筑波大学 ) 7 月 15 日私大連 大学時報 安西祐一郎 大学スポーツ改革の意義 7 月 22 日関東地区検討会 ( 中央大学 )

大学横断的かつ競技横断的統括組織 ( 日本版 NCAA) 創設事業 ( 新規 ) 29 年度予算額 :100,000 千円 我が国の大学スポーツの持つ潜在力 ( 人材輩出 経済活性化 地域貢献等 ) を生かすため 大学スポーツに係る体制の充実を図る必要がある そのため 適切な組織運営管理や健全な大学スポーツビジネスの確立等をめざす大学横断的かつ競技横断的統括組織 ( 日本版 NCAA(National College Athletic Association) の創設に向けて 日本版 NCAA の具体的な在り方について検討する学産官連携の協議会を開催するとともに 大学スポーツの活性化に全学的体制で取り組む各大学において 専門人材の配置や先進的モデル事業を展開する 1 日本版 NCAA の組織の充実 大学スポーツを全学的に推進する体制を整える大学や学生競技連盟を中核として 関係者による学産官連携協議会を設置し 我が国を取り巻く環境に合致した日本版 NCAA の在り方をとりまとめる 大学 学生競技連盟 2 大学スポーツ振興の推進 大学スポーツを全学的に推進する体制を整える大学に対して 大学スポーツ アドミニストレータ の配置等のスポーツ活動を支援し 大学横断的かつ競技横断的統括組織 ( 日本版 NCAA) の中核となる大学群の形成につなげる 大学スポーツ アドミニストレータ の配置 各大学において全学的にスポーツ分野の取組を一体的に行う部局を持つ大学に 大学スポーツのブランド力向上を担う大学スポーツ アドミニストレータ を配置する 企画立案 コーディネート 資金調達を担う 文部科学省スポーツ庁 学産官連携協議会 ( 日本版 NCAA の担うべき役割や課題等を検討 ) スポーツ関係企業 スポーツ関連団体 報道関係者 収益力の向上に向けた取組 健康 食 観光 ファッション等の多分野と融合したスポーツイベントの開催等 学生アスリートのキャリア形成支援 学生アスリートへの学修支援やキャリア形成に配慮したプログラムの実施 大学スポーツを通じた地域貢献 地域活性化 自治体や地元企業 スポーツ団体 地域住民等と連携した大学スポーツ施設の開放の在り方に関する連携体制の構築 スポーツ教育の推進 小中高の体育活動や運動部活動を支援する学生の派遣やプログラムの開発等の支援体制の在り方の実践研究 スポーツボランティアの普及啓発 スポーツボランティアの育成と普及啓発のための研修会の実施等 大学スポーツの活性化大学横断的かつ競技横断的統括組織 ( 日本版 NCAA) の創設

大学スポーツの振興に関する検討会議最終とりまとめ概要 <1> 大学スポーツの振興に向けた基本的考え方 ( 方針 ) について 大学スポーツ振興の意義 大学におけるスポーツの振興には 国民の健康増進や地域 経済の活性化等に資する可能性を有するなど 公共的役割を担う可能性 大学には アスリートや指導者等の貴重な人材 体育 スポーツ施設が存在大学スポーツ資源の潜在力を発揮するための方向性 スポーツの社会的効用を理解することは社会発展を促進に資することから 大学においてスポーツ分野を学ぶことが重要 大学や学生競技連盟を核とした大学横断的かつ競技横断的統括組織 ( 日本版 NCAA) の創設に向けた議論が必要 <2> <2> 個別テーマの目標 達成に向けた取組について 1. 大学トップ層の理解の醸成 大学が部活動を含めて大学スポーツに関与することを推進するため 大学トップ層の理解の醸成を図ることが重要 2. スポーツマネジメント人材育成 部局の設置 各大学におけるスポーツ分野の取組を戦略的に推進するため スポーツ分野を一体的に行う部局や当該部局を担う人材 ( 大学スポーツ アドミニストレーター ) の配置を進めることが必要 3. 大学スポーツ振興の資金調達力の向上 する 観る 支えるの好循環を大学スポーツでも形成し その振興のための資金調達力を向上ことが重要であり 民間資金等を活用した大学スポーツ施設の充実を図るほか 大学部活動の管理体制の明確化と会計等の透明性を確保することが重要 4. スポーツ教育 研究の充実や小学校 中学校 高等学校等への学生派遣大学体育の充実と学生スポーツの環境の整備 スポーツ科学研究の促進と成果の社会還元 学校への学生派遣を推進することが必要 5. 学生アスリートのデュアルキャリア支援学業とスポーツを両立するための修学上の配慮をするとともに キャリア形成支援を行うことが重要 6. スポーツボランティアの育成 大学におけるスポーツボランティアへの関心を一層高め 大学が組織的に学生の活動の機会を拡充することが必要 7. 大学スポーツ資源を活用した地域貢献 地域活性化 総合型地域スポーツクラブ等との連携や合宿等を活用したスポーツツーリズムの推進 スポーツ施設の開放を進めることが重要 <3> 大学横断的かつ競技横断的統括組織 ( 日本版 NCAA) の在り方 日本版 NCAA の在り方について 検討会議の下にタスクフォースを設置し検討 <4> 今後の進め方 産学官連携協議会 を設置し 日本版 NCAA の具体的な制度設計を進め 平成 30 年度中の日本版 NCAA の創設を目指す 関係者の意識の醸成や大学内の体制整備 大学間 学連間の連携 スポーツ団体との連携の強化を図る

大学スポーツの振興に関する検討会議タスクフォースとりまとめ概要 ~ 日本版 N C A A の創設に向けて ~ 現状 課題 社会的諸課題への解決を求められる大学において 人格の形成や地域コミュニティの形成等に寄与する大学における運動部活動等のスポーツに期待される役割は大きい また 観る スポーツとしての可能性も高い 運動部活動は 学生を中心とする自主的 自律的な課外活動とされ 大学の広報等に寄与する一方 大学の関与は限定的な場合が多い 大学の競技団体 ( 学連 ) は 競技 地域ごとの組織で 法人格を有しない組織も存在 学生アスリートの学業環境への支援 運動部局の運営 ( 指導者や資金の確保 責任体制 事故 事件時の対応 ) 大学の教育 研究との連携 学連間の連携等の課題が山積し 抜本的な改革が求められている 日本版 NCAA の在り方 大学スポーツ全体を総括し その発展を戦略的に推進する組織が必要 スポーツを通じた学生の人格形成を図るとともに 母校や地域の一体感を醸成し 地域 経済の活性化や人材の輩出に貢献する 理念 学生アスリートの学業環境の充実を図るとともに 学業とスポーツの両立を目指し 大学スポーツの発展を実現する 事故防止など運動部活動の安全性を向上させ 本人や関係者にとって安心できるものとする 我が国のスポーツの文化 歴史を尊重しつつ 大学 学連等が協調 連携するためのプラットフォームとしての役割を担う 観る スポーツとしての価値を高め 収益を大学スポーツに還元する好循環を創造し 我が国全体の雇用の創出 経済成長につなげる 競技種目 大学の立地 性別 障害の有無などにより不利益を被ることがないように取り組む 期待される役割 組織体制 1 学生アスリートの育成 民間の法人として設立し 民間資金による運営を基本とする ( 学業成績要件の統一 デュアルキャリア支援 インテグリティ教育等 ) 原則大学 学連の自主参加 ( 任意 ) とする 2 学生スポーツ環境の充実 大学 学連が加盟のメリットを実感できるものとする ( スポーツ活動への支援 保険制度の充実 不祥事 勧誘等に係るルール作り等 ) 大学 学連等の従来の活動を阻害せず 調和のとれたものとす 3 地域 社会 企業との連携る 安定した収入源を得るため 様々な手法の開拓を図る ( 地域貢献活動の総括 会計等のガイドライン整備 相談窓口 権利関係の調整等 ) 当初は実行可能な分野 規模からスタートする

2017.6.10 大学教育学会ラウンドテーブル発表資料 スポーツアドミニストレーターの可能性 長倉富貴 山梨学院大学 ( 全国大学体育連合大学スポーツ推進特別委員会委員長 )

-12- 大学スポーツアドミニストレーターの配置 平成 29 年度のスポーツ庁予算

スポーツ庁の考える大学スポーツアドミニストレーターの役割 各大学において全学的にスポーツ分野の取組を一体的に行う部局を持つ大学に 大学スポーツのブランド力向上を狙う大学スポーツ アドミニストレーターを配置する 収益力の向上に向けた取組 学生アスリートのキャリア形成支援 大学スポーツを通じた地域貢献 地域活性化 スポーツ教育の推進 スポーツボランティアの普及啓発

スポーツに特化したリサーチアドミニストレーター トレーニング スポーツ スポーツ 外部 外部 連携 運営 指導者 運営 SA 指導者 スポーツ スポーツ 東京大学 HP より スポーツアドミニストレーターは 大学等において スポーツ指導者とともにスポーツ活動の企画 マネジメント スポーツ成果活用促進を行うことにより スポーツ指導者の活動の専念化や環境の整備等を支える業務に従事する人材を指します 例えば スポーツ指導者とともに行う環境整備の企画 計画等に関する関係法令等対応状況の精査 スポンサー サプライヤーについての提案 交渉 会計 財務 設備管理 選手育成の進捗管理 商標登録等のまとめ 活用促進などがスポーツアドミニストレーターの業務として考えられます

スポーツアドミニストレーターの役割 ( 学内 ) 施設課スポーツセンター学生課 連携 就職キャリアセンター 職員 連携 学部 ( カリキュラム ) 教員 SA クラブ 強化部 指導者

大学スポーツの発展 する 循環 循環 SA ささえる みる

スポーツアドミニストレーターになりうる人材 スポーツ部局の大学職員 地域のスポーツマネジメント人材 スポーツ科学大学院生 ( スポーツマネジメント ビジネス系 ) 関連企業人材

-18- 共同研究 大学体育連合と電通とで 大学スポーツアドミニストレーター 設置共同研究をスタートしています 注意スポーツ庁の予算とは別です

共同研究 -19-

-20-

共同研究 -21-

-22- 応募状況 (6/5 時点 ) 12 3 国公立私立 5 1 万人以上 7 3000~ 9999 3 2999 以下 全国 15 大学から応募

地域別参加状況 四国, 0 中国, 0 中部, 0 九州 沖縄, 2 北海道, 1 東北, 1 関西, 4 関東, 7

-24- 課題 大学 と 体育会 の関係性 学生自治 コンプライアンス ガバナンス 大学ブランド OB 会 大学スポーツ施設 の維持管理 外部資金 の獲得 * 各大学の個別の事例は守秘義務あり

全国大学体育連合の大学スポーツ推進事業 1. 大学スポーツ推進宣言 2017 年 5 月 1 日現在 172 大学の学長が署名している 宣言の要点は以下の 3 点 健やかで活気に満ちたキャンパスを実現するために 以下のように 大学スポーツの推進に取り組み 高等教育の充実を図り 社会に有為な人材を輩出することを宣言します 1. 学生の自主性を尊重しつつ 民主的で公明正大な組織運営 科学的 人道的コーチングや練習ができるように支援します 2. 運動部学生への学修支援やキャリア支援 リーダーシップ養成の充実に取り組みます 3. 上記の取り組みに対し 大学間で連携して取り組むとともに 行政や企業団体などへの協力要請を行います

全国大学体育連合の大学スポーツ推進事業 2. 調査研究 大学の地域住民向けスポーツイベントに関するアンケート ( 今年度予定 ) 会員大学が行うスポーツ関係の住民参加型の地域貢献イベントを調査し 結果をプレスリリースをすることを検討中 過去の調査 大学スポーツの推進に関するアンケート (2016 年 ) スポーツ クラブ統括組織と学修支援 キャリア支援に関する調査 (2015 年 ) 運動部学生の修学に対する学生競技連盟の取り組みに関する調査 (2015 年 ) 課外活動支援に関する調査 (2014 年 )

全国大学体育連合の大学スポーツ推進事業 4. 大学スポーツ局長全国協議会の開催第 1 回 2017 年 5 月 26 日 ( 金 ) 立命館大学びわこ くさつキャンパスで開催 5. カレッジ スポーツ シンポジウムの開催第 3 回 2017 年 11 月 26 日 ( 日 ) 於立命館大学大阪いばらきキャンパスにて開催予定 6. 大学スポーツ国際デーの推進 ( 新規 ) FIUS(The International University Sports Federation) が推奨する ユネスコが制定した大学スポーツ国際デー (IDUS:International Day of University Sport) についての周知を図り 9 月 20 日開催への協力を呼び掛け FIUS と連携した事業を推進する 7. 大学スポーツ推進校表彰制度 ( 新規 ) 運動部学生へのデュアルキャリア支援や健康管理 安全対策 インテグリティ教育 会計管理などに取り組んでいる大学を 大学スポーツ推進校 として認定し プレスリリースすることを検討中