家屋評価システムによる家屋図形データ 及び評価計算書作成業務委託仕様書 ( 適用範囲 ) 第 1 条本仕様書は 発注者福井市 ( 以下 甲 という ) が受託者 ( 以下 乙 という ) に委託する家屋評価システムによる家屋図形データ及び評価計算書作成業務 ( 以下 本業務 という ) に適用するものである ( 目的 ) 第 2 条本業務は 現地調査済家屋について家屋評価システム ( 以下 システム という ) での家屋図形データ及び評価計算書の作成を行うことを目的とする ( 業務概要 ) 第 3 条本業務の概要は 次のとおりとする (1) 家屋図形データ及び評価計算書の作成 (2) 使用するシステム プロデュースメディア社製家屋評価システム (PM_ 税 Ver7.1) (3) 評価対象及び棟数 木造家屋 300 棟 ( 業務内容 ) 第 4 条本業務の内容は 次のとおりとする (1) 家屋図形データ作成 システムを利用し平面図を基に作図する (2) 評価計算書作成 家屋現地調査資料せんを基に物件情報を入力する ア. 所在地 構造 用途等の評価計算にかかる基本情報イ. 登記にかかる情報ウ. 所有者コード 課税非課税 都市計画税の課税にかかる情報エ. 経年減点補正率 1 点単価等の評価額算出にかかる情報オ. その他情報 家屋現地調査結果の記載内容を基にシステムに入力するア. 各部屋の仕上げ ( 柱 内壁 天井 床 建築設備の一部 ) 外壁イ. 屋根 基礎 造作 建具 その他工事 建築設備の一部 その他 ( 業務場所 ) 第 5 条福井市役所資産税課内の甲の指定する場所とする
( 委託期間 ) 第 6 条 平成 20 年 10 月 1 日から平成 21 年 1 月 30 日まで ( ただし 日曜日及び土曜日 国民の祝日に関する法律 ( 昭和 23 年法律第 178 号 ) に規定する休日 平成 20 年 12 月 29 日 平成 20 年 12 月 30 日 平成 20 年 12 月 31 日 平成 21 年 1 月 2 日を除く ) の次に掲げる時間帯とする (1) 午前 8 時 30 分から午後 5 時 30 分 2 業務の遂行に支障がある場合は甲乙双方協議の上 期間の調整を行うものとする ( 準拠する関係法令 ) 第 7 条 本業務の実施にあたっては 本仕様書によるもののほか下記の関係法令等に準拠して行なうものとする (1) 地方税法 同施行令及び同施行規則 (2) 不動産登記法 (3) 固定資産家屋評価基準 (4) 個人情報の保護に関する法律 (5) 著作権法 (6) 福井市財務会計規則及び関係例規 (7) 福井市個人情報保護条例 (8) その他関係法令 規定 規則等 ( 業務実施計画 ) 第 8 条乙は 本業務の実施にあたり 以下の書類を甲に提出し 甲の承諾を得るものとする (1) 業務着手届 (2) 業務実施計画書 (3) 業務工程表 (4) 管理技術者届 (5) その他甲の指示によるもの ( 管理技術者 ) 第 9 条乙において選任する管理技術者は 業務の正確かつ円滑な進捗を図るため 次の各号のいずれかの資格要件を満たす者とする (1) 補償コンサルタント登録規程 ( 昭和 59 年 9 月 21 日建設省告示第 1341 号 ) 第 2 条第 1 項の別表に掲げる登録部門のうち物件部門に係る補償業務に関し 7 年以上の実務経験を有する者 (2) 社団法人日本補償コンサルタント協会が定める 補償業務管理士研修及び検定試験実施規程 ( 平成 3 年 3 月 28 日理事会決定 ) 第 3 条の物件部門において 同第 14 条に基づく補償業務管理士登録台帳に登録された補償業務管理士 2 管理技術者は本業務の内容を十分に理解し 業務の全般にわたり技術的監理を行うものとする
3 業務の円滑な進捗を図るため 着手前に甲乙充分な協議を行うとともに常に連絡を密にし 業務に支障のないようにするものとする 4 業務中に 選任した管理技術者の変更が生じた場合は 速やかに甲に申し出て 管理技術者の選任変更届を提出するものとする ( 作業計画 ) 第 10 条乙は本業務の実施にあたり 作業前に作業の方法 要員 日程等について適切な作業計画を立案し 甲に提出して承認を得なければならない また 変更の際も同様とする ( 打合せ ) 第 11 条乙は 本業務の主旨を熟知し 業務実施期間中においては甲と打合せを綿密に行い 打合せ記録簿を作成し甲の承認を得るものとする 2 打合せ協議は 着手時 中間時 業務完了時及び甲乙協議が必要であると判断した時に行なうものとする ( 再委託等 ) 第 12 条乙は 甲の許可なく業務の全部又は一部を第三者に再委託 または請け負わせてはならない ( 貸与資料等 ) 第 13 条甲は 本業務の実施にあたり以下の資料を乙に貸与するものとし 乙はこれの取り扱いについて 特に個人情報の観点について充分注意し責任を持って行うものとする また 業務終了後は直ちに貸与時の状態で返還することとする (1) システムインストール済みクライアント 1 台 (2) 家屋平面図 (3) 家屋評価関係書類 (4) その他 ( 貸与資料の使用制限 ) 第 14 条乙は この委託業務に係る貸与資料を甲が指示する目的以外に使用してはならない また 甲の承認を得ずして 複写若しくは第三者への提供をしてはならない ( 成果品 ) 第 15 条本業務による成果品は以下のとおりとする また 成果品 ( 中間成果物も含む ) は全て甲所有のものとし 甲の許可なく外部に貸与 使用又は公表してはならない (1) 家屋図形データ 1 式 (2) 家屋評価計算書 1 式 ( 成果品の検査 修正 ) 第 16 条本業務による成果品については 全て甲による検査を受けるものとする 納品の検
査時や納品後に 成果品に瑕疵が発見された場合は 直ちに乙は 無償で納品に値する成果品の修正をしなければならないものとする ( 個人情報の保護 ) 第 17 条乙は 本業務による事務を処理するための個人情報の取扱いについては 福井市個人情報保護条例 ( 平成 14 年 10 月 1 日条例第 25 号 ) 及び別紙 個人情報取扱特記事項 を守らなければならない ( 守秘義務 ) 第 18 条乙は 本業務の遂行上知り得た内容について 第三者に漏洩してはならない この契約満了後においても同様とする ( 疑義 ) 第 19 条本仕様書に記載なき事項及び疑義が生じた場合は 甲乙双方協議の上 乙は甲の指示に従い業務を遂行しなければならない
個人情報取扱特記事項 ( 第 17 条関係 ) 1 基本的事項乙は 個人情報の保護の重要性を認識し この契約による事務の実施に当たっては 個人の権利利益を侵害することのないよう 個人情報を適切に取り扱わなければならない 2 再委託の禁止乙は この契約による事務を行うための個人情報の処理は 自ら行うものとし 甲が承諾した場合を除き 第三者にその処理を委託してはならない 3 収集の制限 (1) 乙は この契約による事務を処理するために個人情報を収集するときは 事務の目的を明確にするとともに 当該事務の目的を達成するために必要な範囲内で 適法かつ公正な手段により行わなければならない (2) 乙は この契約による事務を処理するために個人情報を収集するときは 本人から収集し 本人以外から収集するときは 本人の同意を得た上で収集しなければならない 4 利用及び提供の制限乙は この契約による事務に関して知り得た個人情報を契約の目的以外の目的のために利用し 又は第三者に提供してはならない 5 複写又は複製の禁止乙は この契約による事務を処理するために甲から引き渡された個人情報が記録された資料等を複写し 又は複製してはならない 6 資料等の返還等乙は この契約による事務を処理するために甲から引き渡され 又は乙自らが収集し 若しくは作成した個人情報が記録された資料等は 事務完了後直ちに甲に返還し 又は引き渡すものとする ただし 甲が別に指示したときは その指示に従うものとする 7 従事者への周知乙は この契約による事務に従事している者に対して 在職中及び退職後において その事務に関して知ることのできた個人情報を他に漏らしてはならないこと及び契約の目的以外の目的に使用してはならないことなど 個人情報の保護に関し必要な事項を周知するものとする 8 実地調査甲は 必要があると認めるときは 乙がこの契約による事務の執行に当たり取り扱っている個人情報の状況について 随時実地に調査することができる 9 事故報告乙は この契約に違反する事態が生じ 又は生じるおそれのあることを知ったときは 速やかに甲に報告し 甲の指示に従うものとする 10 情報漏えい対策 (1) 個人情報を管理するパーソナルコンピュータは 適正にウィルス対策がなされた 甲が配備するものに限定するものとし 個人が所有するパーソナルコンピュータを使用してはならない (2) ファイル交換ソフト等 甲の管理下にないソフトをインストールしてはならない