目 次 第 1 章基本的事項 1 計画策定の背景 1 2 計画の目的 1 3 計画の期間 2 4 計画の範囲 2 第 2 章温室効果ガスの排出量 ( 削減 ) 目標値 1 基準年度の二酸化炭素排出量 3 2 要因別の排出状況 3 3 削減目標 3 第 3 章環境配慮の取組内容 1 取組内容 4 (1

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Q1 1

1. 組織の概要 1. 事業所名及び株式会社三幸冷凍設備工業 代表者氏名代表取締役土橋敏克 2. 所在地 佐賀市巨勢町大字牛島 環境管理責任者 代表取締役 土橋敏克 担当者氏名 事務局 西村教子 連絡先 連絡先 電話 ; FAX;0952

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1

環境方針 基本理念 当社は 深刻化する地球温暖化の対策と循環型社会形成を目指し 建設業の 事業活動における環境負荷の低減等を図りながら 次世代に豊かな沖縄の自然 環境を引き継いで行くことに努めます 行動指針 1. 環境関連の法令 条例及びその他の協定事項を遵守します 2. 二酸化炭素排出量の削減に努

~ 目次 ~ 1. 組織の概要 2. 対象範囲 3. 環境方針 4. 目標 5. 計画 6. 実績 7. 取組の評価 Ⅰ Ⅱ 8. 環境法令 9. 代表者評価

4 推進体制別途添付いたします 5 公表の方法等 ホームページアドレス 閲覧場所 窓口で閲覧 所在地 冊 子 閲覧可能時間 冊子名 入手方法 その他

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お知らせ

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目 次 1. 組織の概要 2. 対象範囲 ( 認証 登録 ) 3. 環境方針 4. 環境目標 5. 環境活動計画 6. 環境目標の実績 7. 環境活動の取組結果とその評価 次年度の取組内容 8. 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反 訴訟等の有無 9. 代表者による全体の評価と見直

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環境経営方針 環境マネジメントシステムを積極的に活用 維持することにより 循環型社会の形成の一翼を担うことで 地球環境全体に貢献することを基本方針とします 当社の事業活動 製造 サービスを通じ 自然の環境保全を重要課題として取組み 以下の環境方針を定め 全ての事業活動を通じて その実現に取組みます

目標を達成するための指標 第 4 章計画における環境施策 一般廃棄物焼却量 ( 家庭 事業所 ) ごみ 資源物の総排出量 平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (2003 年度 ) に比べ 30% 削減平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (200

各家庭の 1 年間の出費のうち約 7% は電気 ガス 灯油といったエネルギーへの支出です 詳しくは 各制度のパンフレット W EB で 市民向け 太陽光発電 燃料電池 ( エネファーム ) HEMS ( ホームエネルギーマネジメントシステム ) 定置用蓄電 太陽熱利用 ガスエンジン木質コージェネバイ

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環境方針 基本理念持続可能な社会を目指し 多様な主体をつなぐ役を果たすことで 参加による課題解決に貢献します 環境方針〇環境に配慮した行動指針 1. 私たちは 事業活動を遂行するに当たり 環境保全に関する法規制を遵守し 環境負荷の低減に努めます 2. 私たちは 事業活動のすべての領域で 省資源 省エ

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環境基本理念 わたしたちは お客様に夢のある商品を提供し お客様の生活向上と豊かで楽しい生活に貢献することを目的に 無線機器製品の設計 開発 製造を担当しております わたしたちは 環境方針を以下の通り定め 事業活動, 製品, サービスの全てにおいて 全員参加の活動によって 環境マネジメントシステムの


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地方公共団体カーボン マネジメント強化事業 ( 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 ) 山梨市役所本庁舎西館空調 照明設備の更新による省エネ化 二酸化炭素排出量削減事業 旧庁舎 合併後 耐震性が不足している旧庁舎から 既存工場の建物に新エネ 省エネ設備の導入を含めた コンバージョン改修を実施 西館

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目 次 第 1 章基本的事項 1 計画策定の背景 1 2 計画の目的 1 3 計画の期間 2 4 計画の範囲 2 第 2 章温室効果ガスの排出量 ( 削減 ) 目標値 1 基準年度の二酸化炭素排出量 3 2 要因別の排出状況 3 3 削減目標 3 第 3 章環境配慮の取組内容 1 取組内容 4 (1) 電気使用量の削減 4 (2) 燃料使用量の削減 4 (3) 省資源に向けた取組み 4 (4) 環境配慮に向けた施設整備 5 (5)3R 活動の推進 5 第 4 章推進と点検 評価 1 推進体制 6 2 点検 評価 6 3 公表 6

第 1 章基本的事項 1 計画策定の背景地球の温度は 太陽からの日射エネルギーと宇宙への放出エネルギーのバランスによって保たれています その地球上には 窒素や酸素などの大気が取り巻いており とりわけ大気中の二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスが熱エネルギーを吸収し 宇宙へのエネルギー放出による急激な冷却を防ぐ効果があります 18 世紀後半からの産業の発展により 熱帯雨林の伐採 機械工業化など活発化する人類の生産活動の中で発生する二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの濃度が上昇し このことによって環境バランスの変化が温室効果ガスに吸収されることにより地球表面の温度が上昇している現象がおこっています 急激な気温の上昇に伴う地球環境への影響としては 海面水位の上昇に伴う陸域の減少 豪雨や干ばつなどの異常現象による耕地の砂漠化や災害発生の増加 このことによる生態系への影響や農業生産や水資源への影響 マラリヤ等の熱帯性の感染症の発生数の増加など私たちの生活へ甚大な被害が及ぶ可能性が指摘されています こうした中 地球温暖化防止対策については 1992 年 ( 平成 4 年 ) に国連気候変動枠組条約が採択され同年の国連環境開発会議 ( 地球サミット ) では 世界中多くの国が署名を行い1994 年 ( 平成 6 年 ) に 気候変動に関する国際連合枠組み条約 が発効されました 1997 年 ( 平成 9 年 )12 月に 地球温暖化防止京都会議 が開催され 先進国の温室効果ガスの削減目標を掲げた京都議定書が採択され この中で長期的排出削減の第一歩として 我が国については2008 年 ( 平成 20 年 ) から2013 年 ( 平成 24 年 ) の第 1 約束期間に温室効果ガスの総排出量を 1990 年 ( 平成 2 年 ) レベルから6% 削減する目標が定められました これらの国際的動きを受けて 国内では 地球温暖化対策の推進に関する法律 が施行され 国 地方公共団体 事業者及び住民のそれぞれの責任を明らかにするとともに 都道府県 市町村に対し 温室効果ガスの排出抑制等のための措置に関する計画 ( 実行計画 ) の策定が義務付けられました 2 計画の目的本計画は 地球温暖化対策の推進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 20 条の3 第 1 項に基づき都道府県及び市町村に策定が義務付けられている温室効果ガスの排出量の削減のための措置に関する計画 ( 以下 実行計画という ) として策定するものである 訓子府町の事務事業の実施に当たっては 本計画に基づき温室効果ガス排出量の削減目標の実現に向けてさまざまな取組を行い 地球温暖化対策の推進を図ることを目的とする 1

3 計画の期間基準年度を平成 21 年度とし 計画期間を平成 24 年度から平成 28 年度までの5 年間とする なお 実行計画の実施状況や技術の進歩 社会情勢の変化により 必要に応じて見直しを行うものとする 4 計画の範囲 実行計画は 本町が行う全ての事務事業とし 出先機関等を含めた全ての組織及び 施設を対象とする なお 指定管理者制度等により 外部委託を実施している事務事業は対象外である が 可能な限り受託者に対して 実行計画の趣旨に沿った取り組みを実践するように 要請する 対象施設等一覧 課 名 対 象 施 設 等 総 務 課役場庁舎 啓発灯 水防倉庫 車庫事務所 町 民 課各地域集会所 日ノ出地区ふれあいセンター テレビ中継局 旭町テレビ受信施設 一般廃棄物処理場 葬斎場 農林商工課農業交流センター 仲町共同駐車場 温泉保養センター 勤労者 福祉会館 模範牧場 共同駐車場 銀河農園 建 設 課車庫 ( 栄町 ) 各公園 町営 町有住宅等街灯 町営住宅 特定賃貸住宅共用灯 公衆トイレ ポケットパーク 公用車 営繕事務所 上下水道課農業集落排水センター ( 穂波 末広 日出 ) 各ポンプ場 管 理 課小学校 中学校 給食センター給食センター 幼 稚 園幼稚園 保 育 園保育園 児童センター児童センター 子育て支援センター 子育て支援センター 社会教育課公民館 青少年研修所 図書館 歴史館 ゲートボール場 スポ ーツセンター 温水プール 末広多目的広場 弓道場 パークゴ ルフ場 レクレーション公園 ( スキー場 野球場 ) 消 防消防庁舎 消防日出車庫 防火水槽 2

第 2 章温室効果ガスの排出量 ( 削減 ) 目標値 1 基準年度の二酸化炭素排出量 訓子府町の事務事業における基準年度の二酸化炭素総排出量は 2,811,904 kg-co 2 である 区分 排出量 (kg-co2) 二酸化炭素 (CO2) 2,815,475kg-CO 2 2 要因別の排出状況 基準年度である平成 21 年度の二酸化炭素排出量を排出要因別に見ると 他人から供 給される電気の使用に伴って排出される二酸化炭素が全体の 57% を占め 次いでガソ リンの使用が 2% その他燃料 ( 灯油等 ) が 41% を占めている 燃料等 使用量 二酸化炭素排出量 (kg-co2) 割合 ガソリン 19,874 リットル 46,141 1.6% 灯 油 151,743 リットル 377,762 13.4% 軽 油 98,559 リットル 258,150 9.2% A 重油 192,000 リットル 520,249 18.5% L P ガス 2,374 m3 3,967 0.1% 電 気 3,716,411 kwh 1,609,206 57.2% 合計 2,815,475 100.0% 3 削減目標 平成 21 年度を基準年として 計画期間の最終年度である平成 28 年度の二酸化炭素 排出量を 6% 削減することを目指す 区分 基準年度排出量 削減目標 目標年度排出量 平成 21 年度 平成 28 年度 二酸化炭素 (CO2) 2,815,475 kg-co2 6 % 2,646,547 kg-co2 3

第 3 章温室効果ガス排出量の削減に向けての取り組み (1) 電気使用量の削減 1 照明機器 始業前 昼休み 終業時には不要な照明は消す 自然光の取り入れを図り 業務に支障が無ければ照明の消灯に務める 効率的な照明配置 座席配置を考え無駄な照明を無くす 業務や通行に支障が無い程度に間引き照明に務める 夜間の時間外勤務の削減を図り 照明の点灯時間の削減に務める 2OA 機器 その他の電気機器 パソコン コピー機 プリンターは省エネ節電モードに設定する パソコンを使用しないときはディスプレイを閉じる 無駄な待機電力を無くし 支障のない範囲でコンセントをはずす 退庁時に身の回りの電源が切れていることを確認する 照明器具や電気機器の更新 新規購入の際は 省エネ型にするよう努める 3 空調設備 冷暖房の適正温度設定の徹底をする ( 冷房時 28 程度 暖房時 20 程度 ) 扇風機の効率的な配置をする クールビズ ウォームビズを推進する (2) 燃料使用量の削減 1 施設 季節にあった服装や工夫により 冷暖房機器の使用の抑制に務める 適正な温度管理をおこない 利用状況に応じた管理調整を行う 2 公用車 近距離の移動の際は 徒歩 自転車で移動し公用車の利用を控える 急発進 急加速 不要なアイドリングをせず エコドライブを徹底する 不必要な荷物を積みっぱなしにしない タイヤの空気圧調整など定期的な整備を実施する 公用車走行ルートの合理化 相乗りの奨励 長距離移動の際は低燃費車の利用に務める 公用車の更新に当たっては 軽自動車や低燃費車の導入を検討する (3) 省資源に向けた取組み 1 物品購入 適正な在庫管理 調整による物品の計画的な購入 詰め替えやリサイクル可能な消耗品の購入に務める 4

環境ラベル ( エコマーク グリーンマーク等 ) 製品及び 環境に配慮した製品の購入に務める 製品の納入の際 過剰包装を抑える 2 物品使用にあたっての配慮 両面コピー 両面印刷の徹底 縮小可能なものであれば縮小コピーの徹底 再生紙の使用に務める コピーやプリンターの打ち出し時には必ず最終確認をして ミスを防ぐ 会議資料等は 簡潔明瞭な作成を心掛け 印刷部数は必要最低限にとどめる 文書ホルダーやファイルは 表題を変えて再利用する 庁舎内 LANを積極的に活用しペーパーレス化を推進する 3 水使用量の削減 節水コマの使用や蛇口をこまめに閉めて 水道の節水に務める 節水型機器の導入について検討する (4) 環境配慮に向けた施設整備 施設の新築 改築するときは 環境に配慮した工事を実施するとともに 環境負荷の低減に配慮した整備に務める インバーター式の蛍光灯器具やLED 等 省エネ型照明を導入する 太陽光発電設備や太陽熱利用設備および地中熱利用設備など 新エネルギーの導入に努める 公共施設の緑化の推進 環境美化に務める (5)3R 活動の推進 1REDUSE( リデュース ) ごみの発生を抑制することとし ごみの排出量を最小限にする 2REUSE( リユース ) 繰り返し再利用することとし 物を大切に扱うよう心掛ける 3RECYCLE( リサイクル ) 分別による再資源化を徹底し 再生商品やグリーン商品を購入する 5

第 4 章推進と点検 評価 1 推進体制 推進本部 が主体となって 全職員 の協力のもと 計画の着実な推進と進行管理を行います (1) 推進本部町長を本部長 副町長 教育長を副本部長 課長職を構成員として組織し 計画の策定 推進 点検 評価及び見直しを行います (2) 事務局町民課環境衛生係に事務局を置き 計画の推進に必要な事務を行います 推進体制組織図 訓子府町地球温暖化対策推進本部 ( 課長会議 ) 本部長 : 町長 副本部長 : 副町長 教育長 構成員 : 各課長職 計画の策定 計画の推進 計画の点検 計画の評価 計画の見直し 計画の公表 全職員事務局 ( 町民課環境衛生係 ) (3) 職員への啓発等 職員一人ひとりが積極的に地球温暖化対策に取り組むために 環境負荷の削減 に必要な情報を提供し 地球温暖化対策に関する啓発活動を実施する 2 点検 評価事務局が 定期的に進捗状況を把握し 推進本部において点検評価を行う 3 公表温室効果ガスの排出量や取り組み状況等については 広報誌 ホームページ等により公表を行う 6

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