放送コンテンツ海外展開のイメージ 1 日本ブーム創出による放送コンテンツのニーズ向上 放送コンテンツ の海外展開 周辺産業への波及成長著しい新興国市場の取込 ビジット ジャパン戦略日本への外国人観光客誘致 日本文化 日本語の普及 地域活性化への貢献 様々な分野への波及クールジャパン戦略への寄与 [

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資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

放送コンテンツ海外展開等に係る政府方針 1 日本再興戦略 2016( 平成 28 年 6 月 2 日閣議決定 ) 第 2 Ⅳ 海外の成長市場の取り込み (1)KPI の主な進捗状況 KPI 2018 年度までに放送コンテンツ関連海外市場売上高を現在 (2010 年度 ) の約 3 倍に増加させる 2

資料 1-4 放送コンテンツの海外展開 平成 2 6 年 8 月総務省情報流通行政局

資料 5-2 クールジャパンの推進 平成 27 年 1 月 26 日 総務省

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業務委託仕様書

P.1 平成 28 年度タイ市場調査結果 北海道観光成 市場誘客促進事業 ( タイ市場 ) 概要編 公益社団法 北海道観光振興機構

中小企業海外展開支援大綱の改正について

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

住宅宿泊事業の宿泊実績について 令和元年 5 月 16 日観光庁 ( 平成 31 年 2-3 月分及び平成 30 年度累計値 : 住宅宿泊事業者からの定期報告の集計 ) 概要 住宅宿泊事業の宿泊実績について 住宅宿泊事業法第 14 条に基づく住宅宿泊事業者から の定期報告に基づき観光庁において集計

平成 29 年度経済産業省クールジャパン関連予算要求状況 コンテンツグローバル需要創出基盤整備事業 ( 平成 28 年度補正 60.0 億円 ) コンテンツの海外展開を通じた日本の魅力発信のため コンテンツの字幕 吹き替え等の現地化や国際見本市への出展等のプロモーション費用の補助の総合的支援を実施

日本の放送コンテンツ海外輸出額の推移 1 日本の放送コンテンツ海外輸出額は 2010 年度以降 毎年増加を続け 2015 年度末で 億円 ( 対前年度比 58.0% 増 2010 年度の約 4.4 倍 ) 放送コンテンツの海外展開については 従来の目標として 2018 年度までに放送コン

BEAJ とは ~ 設立の経緯と活動概要 ~ Broadcast Program Export Association of Japan 2

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(別紙1)

別紙 2 様式第十八 ( 第 13 条関係 ) 認定事業再編計画の内容の公表 1. 認定をした年月日平成 27 年 7 月 6 日 2. 認定事業者名 WAKUWAKU JAPAN 株式会社 3. 認定事業再編計画の目標 (1) 事業再編に係る事業の目標スカパー JSAT グループ ( 以下 スカパ

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

4-(1)-ウ①

目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向 6 (3) 国民

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

スライド 1

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活動指標及び 活動指標標準仕様書 導入手順書策定数 ( 改定を含む ) 活動見込 31 活動見込 2 活動指標及び 活動指標 RPA 補助事業の完了数 活動見込 31 活動見込 5 活動指標及び AI 実証地域の完了数 活動指標 活動見込 31 活動見

NEWS 2020 速報 の一部を改正する法律案 REPORT 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol

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地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

搬入可能なCM素材カセット(サンプル①)

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注 1: 放送コンテンツ海外輸出額 : 番組放送権 インターネット配信権 ビデオ DVD 化権 フォーマット リメイク権 商品化権等の輸出額 注 2:2004 年度から 2009 年度までは 番組放送権のみの輸出額 2010 年度以降は番組放送権以外の輸出額を含む放送コンテンツ海外輸出額 なお 20

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

取組みの背景 これまでの流れ 平成 27 年 6 月 日本再興戦略 改訂 2015 の閣議決定 ( 訪日外国人からの 日本の Wi-Fi サービスは使い難い との声を受け ) 戦略市場創造プラン における新たに講ずべき具体的施策として 事業者の垣根を越えた認証手続きの簡素化 が盛り込まれる 平成 2

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平成30年度実施「放送コンテンツ等海外展開支援事業」事業成果報告会

の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

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により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

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観光で稼ぐ! ための手引書 観光消費の拡大と域内経済への波及をめざして ~ データに基づき観光施策を作り上げる 7 つのステップ ~ 北海道経済部観光局 平成 31 年 4 月

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地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

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( ( 政策評価 経済 財政再生アクション プログラムとの関係 政策評価 アクシ経ョ済ン 財プ政ロ再グ生ラム 政策 施策 改革項目 第 K 一 P 階 I 層 ) 測定指標 第 K 二 P 階 I 層 ) 分野 : 定量的指標 定性的指標 KPI ( 第一階層 ) KPI ( 第二階層 ) 項目 中

コンテンツの海外展開等に関する 経済産業省の取組について 経済産業省商務情報政策局 コンテンツ産業課 平成 31 年 1 月

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電通、「ジャパンブランド調査2014」を実施

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日本の放送コンテンツ海外輸出額の推移 1 日本の放送コンテンツ海外輸出額は 2010 年度以降 毎年増加を続けており 2015 年度には 億円となっている ( 対前年度比 58.0% 増 2010 年度の約 4.4 倍 ) 対前年度比で インターネット配信権が 146.7% 増と著しく増

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姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

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放送コンテンツの海外展開の最新の取組について 平成 29 年 1 月 総務省情報流通行政局情報通信作品振興課

放送コンテンツ海外展開のイメージ 1 日本ブーム創出による放送コンテンツのニーズ向上 放送コンテンツ の海外展開 周辺産業への波及成長著しい新興国市場の取込 ビジット ジャパン戦略日本への外国人観光客誘致 日本文化 日本語の普及 地域活性化への貢献 様々な分野への波及クールジャパン戦略への寄与 [ 対象コンテンツ ] ドラマ バラエティ アニメ 情報番組 等 [ ターゲット ] アジア等の新興国 考慮すべきことは 相手国との連携 連動の重要性 ローカライズ ニーズを踏まえた番組製作 様々な分野とのコラボ 流通 観光 農水産品など

放送コンテンツ海外展開に係る政府方針 2 日本再興戦略 2016( 平成 28 年 6 月 2 日閣議決定 ) 第 2 Ⅳ 海外の成長市場の取り込み (1)KPI の主な進捗状況 KPI 2018 年度までに放送コンテンツ関連海外市場売上高を現在 (2010 年度 ) の約 3 倍に増加させる 2014 年度 :143.6 億円 (2010 年度 :66.3 億円 ) (2) 新たに講ずべき具体的施策 ( 中略 ) 工業品やインフラシステムの海外展開のみならず 地域の特色をいかした地場産品 農産品や 放送コンテンツをはじめとするコンテンツ サービスの海外展開も推進する また 各分野間での相互連携や 観光をはじめとした他産業との連携も強化し 地域経済の好循環拡大を図る 160.0 140.0 120.0 100.0 80.0 60.0 40.0 20.0 0.0 ( 参考 ) 放送コンテンツ関連海外市場売上高推移 ( 単位 : 億円 ) 66.3 71.6 87.0 105.7 143.6 知的財産推進計画 2016( 平成 28 年 5 月 9 日知的財産戦略本部決定 ) 第 3. 1. (2) 今後取り組むべき施策 継続的なコンテンツ海外展開に向けた取組 ( 放送コンテンツの継続的な発信による浸透 ) 日本の文化 伝統 技術 産業 地方の魅力などをわかりやすく伝え 我が国の国家戦略であるビジット ジャパン クールジャパン 地方創生等に寄与する観点から BEAJ とも連携しつつ 日本の魅力を伝えるコンテンツの制作や 継続的に発信する取組を支援するほか こうしたコンテンツの制作技術や発信技術の高度化を支援する ( 後略 ) 明日の日本を支える観光ビジョン ( 平成 28 年 3 月 30 日明日の日本を支える観光ビジョン構想会議決定 ) 新たな目標への挑戦 訪日外国人旅行者数 観光先進国という新たなステージへ進むためには 2020 年に 2000 万人という目標に満足することなく さらなる高みを目指す必要がある このため 訪日外国人旅行者数については 2020 年には約 2 倍となる 4000 万人 2030 年には約 3 倍となる 6000 万人を目指す

今後の放送コンテンツ海外展開事業について 3 概要 放送コンテンツを制作する民間事業者等と 他分野 他産業 観光業 地場産業 他の コンテンツ等 地方公共団体等の関係者が幅広く協力し クールジャパン戦略 ビジットジャパン戦略 及び 地方の創生 等に資する放送コンテンツを制作 発信す るとともに 様々な連動プロジェクトを一体的に展開する取組を支援 H28 2次補正予算 放送コンテンツ海外展開基盤総合整備事業 13 4億円 H29 当初予算 案 放送コンテンツ海外展開助成事業 放送 放送事業者 継続的に 発信 農業 食文化 他分野 他産業 との連携 観光 地場産業 関連産業 2 4億円 放送コンテンツと 他の業種 分野とが 連動した取組 JAPAN 番組 製作会社 連動 放送に連動 した取組 音楽 経済関連 団体 在外公館 商工会 の活用 自治体 日本経済の活性化 日本の魅力の発信 地域への 観光需要の増加 地域産品の 海外販路開拓 優れた技術 サービスを持つ 中小企業の海外展開 連動イベント プロモーション 関連コンテンツの 展開 関連商品の 販売

今後の放送コンテンツ海外展開の事業スキーム 4 1 大規模型 放送コンテンツ海外展開基盤総合整備事業 ( 平成 28 年度第 2 次補正予算 ) 2 小規模型 放送コンテンツ海外展開助成事業 ( 平成 29 年度当初予算 ( 案 )) 海外の有力なメディアにおいて 適切な時間に 長期間定期的に放送 他分野 他産業 地方公共団体等と幅広く連携し 日本ブランド全体のイメージ向上に資する内容であり 原則として 複数の都道府県を取り上げる事業企画を募集 あわせて 放送と連動した事業を継続的に展開 スケジュール 28 年 12 月 26 日 ~29 年 1 月 27 日 : 事業企画の募集 29 年春ごろ : 事業企画の採択発表予定 海外の有力なメディアにおいて 適切な時間に 長期間定期的に放送 事業費の一部を国から補助 他分野 他産業 地方公共団体等と連携し 地域の魅力を詳細に取り扱う事業企画を募集 間接補助事業スケジュール 29 年 4 月 ~5 月ごろ : 事業の公募開始 29 年夏前ごろ : 事業の交付決定 ( 参考 ) 直接補助事業スケジュール 29 年 2 月 ~3 月ごろ : 直接補助事業の公募開始 29 年 4 月ごろ : 直接補助事業の交付決定 大規模型は 日本を幅広く紹介する事業であり 小規模型は特定の地域の魅力を詳細に紹介する事業 両事業はテーマ設定が異なるものであり 必ずしも事業費の大小に応じて類型分けしているものではない

平成 29 年度当初予算放送コンテンツ海外展開助成事業 ( 小規模型 )1 5 事業のイメージ図 海外で放送 地域経済の活性化 地域の魅力 技術力等を海外で紹介する放送コンテンツを制作し 海外で発信 結果収集 地域への観光需要の増加 国 事業費補助 ( 直接補助 ) 民間事業者等 ( 直接補助事業者 ) 事業費補助 ( 間接補助 ) 補助率 1/2 2/3 事業実施 民間事業者等 ( 間接補助事業者 ) 連動事業 結果収集 地域産品の海外販路開拓 地方企業の海外展開 農業 食文化 観光 連携事業に係る経費は補助対象経費とできる

平成 29 年度当初予算放送コンテンツ海外展開助成事業 ( 小規模型 )2 6 間接補助事業の概要 事業の目的民間事業者等 ( 間接補助事業者 ) が 地域の魅力を発信するコンテンツを制作し 海外において放送するとともに 連動したイベント等を開催し それらの経済波及効果を測定する事業 ( 間接補助事業 ) により 海外からの観光客の増加 日本の地域産業の海外展開を促進し もって地方創生を実現し 地域経済の活性化を図ることを目的とします 補助事業主体放送事業者 コンテンツ制作会社等の民間事業者等 補助対象経費 番組制作に係る費用 海外放送枠の確保等に係る費用 連携イベントに係る費用 その他費用

平成 29 年度当初予算放送コンテンツ海外展開助成事業 ( 小規模型 )3 7 対象となる経費対象となる経費は以下の 4 種類 対象経費番組制作に係る費用海外放送枠の確保等に係る費用連携イベントに係る費用 費目の例 企画費 ( 企画調査費 取材費 脚本料 印刷製本費 ) 人件費 ( 人件費 出演料 ) 制作費 ( 撮影費 旅費 ( 宿泊費含む ) 編集費 翻訳料 通訳料 ) その他 ( 広告宣伝費 視聴率測定等にかかる費用 ) 放送枠の確保にかかる費用 人件費 ( 人件費 出演料 ) 運営費 ( 会場費 出展費 施工費 整備費 音響照明費 翻訳料 通訳料旅費 ( 宿泊費含む )) その他 ( 広告宣伝費 効果測定等にかかる費用 ) その他費用 その他 ( 委託費 通信費 その他 ) 留意事項同じ事業企画の費目に対し 他官公庁等からの支援を受けることは認められません 例 : ローカライズ プロモーション経費について J-LOP 等の助成対象とする場合は 本事業の経費対象外となります

平成 29 年度当初予算放送コンテンツ海外展開助成事業 ( 小規模型 )4 8 補助率事業費総額の 1/2 または事業類型ごとに設定されている上限額のいずれか低い額 特に地方創生に資する事業の場合は 事業費総額の 2/3 または事業類型ごとに設定されている上限額のいずれか低い額 事業類型の考え方 ( 案 ) 本事業では 事業費総額によって事業類型を設け その類型ごとに補助金の上限額を設定します ア イ ウ 事業類型事業費総額 2,000 万 1 円以上 ~4,000 万円以下 1,000 万 1 円以上 ~2,000 万円以下 1,000 万円以下 補助率 原則 1/2 特に地方創生に資する事業の場合 2/3 ( 参考 ) 平成 28 年度当初予算事業 ( 放送コンテンツ海外展開助成事業 ) の採択結果 60 件の応募のうち 21 件を採択 ( 予算規模 :2.25 億 )

平成 28 年度当初予算事業の採択案件一覧 ( 小規模案件 )(21 件 ) 9 台湾 香港 タイ 自治体等に対するアンケート結果を基に 九州の魅力をテーマ別にランキング形式で紹介 ( 大分朝日放送 ) ドイツ タイ 福島の高品質な医療機器の開発過程に携わる人々を紹介するドキュメンタリー ( テレビユー福島 ) 香港 香港人リポーターが新鮮な水産物や農産物などの食材を求めて北海道内を旅する番組 ( 札幌テレビ放送 ) 香港人タレントが中部地方を旅し 地元の人に魅力やおすすめを聞いて旅するバラエティ (CBC テレビ ) 台湾 鹿児島県の観光スポットをアポなしで巡って泊めてもらう旅をしながら 県内の観光スポットや食の豊かさを紹介 ( 南日本放送 ) 九州にまつわる歴史上の人物を取り上げ 出演者がその人物にふんして九州をまわる歴史バラエティ (RKB 毎日放送 ) 健康で長生きの老人が多い高山村の秘密とその生活ぶりを 4K も活用して発信 ( 須高ケーブル ) アメリカ 愛媛の偉人を取り上げたミュージカル作品にまつわる番組 ( 愛媛ケーブル ) シンガポール フィリピン 日本をゆっくりと巡る旅をコンセプトに山陰の自然や文化 歴史を紹介 ( 山陰中央テレビ ) インドネシア シンガポール ミャンマー 復旧 復興する熊本をインドネシア人の目線でリポートする番組 ( テレビ熊本 ) ベトナム 日ベトナムのモデルが関西を巡り 美容関連商品や美容関連の高い技術を紹介 ( 毎日放送 ) ベトナム人タレントが福島を旅しながら 地域により異なる福島の魅力を紹介 ( 福島テレビ ) ドラマの要素を絡めながら ベトナム人タレントが三重 和歌山 滋賀の食 景観 伝統文化等の魅力を紹介 ( ブレイン ) 様々な東北の地域を取り上げ 重工業テクノロジー 職人の匠の技 定番の観光地など 多様な東北地方の魅力を紹介 ( 東北映像製作社協会 ) タイ タイ人タレントが長崎を旅行しながら 観光地や穴場スポットなどを紹介 ( 長崎国際テレビ ) タイの人気歌手が 鳥取の人たちと触れ合いながら食や自然等に触れる旅番組 ( 日本海テレビ ) 現地人気番組を活用し タイの有名人が秋田の文化 田舎暮らしなどを体験 ( 秋田ケーブル ) シンガポール マレーシア 上越新幹線を利用して各所を巡りながら 新潟の 食 と 観光 にフォーカスする情報番組 ( テレビ新潟放送網 ) マレーシア さいたま市で開催される世界盆栽大会を軸に 世界に向け盆栽の魅力の発信を続けるカリスマ盆栽師の姿を追ったドキュメンタリー ( テレビ東京 ) 現地レギュラー番組の北海道版として 現地に進出している日本企業の魅力を紹介する番組を共同制作 ( 北海道文化放送 ) 医療ツーリズムを切り口に岡山の観光の魅力を発信する番組を共同制作 ( 岡山放送 )

参考 平成 28 年度 2 次補正予算放送コンテンツ海外展開基盤総合整備事業 ( 大規模型 )1 10 実施体制要件 本事業の実施にあたっては 高い経済波及効果が得られるよう 放送コンテンツの海外展開に関わる放送事業者 番組製作者 権利者団体 国内外の放送業界に関する知見を有する者 さらにスポンサー等の関連民間企業 経済団体 観光関連団体 地方自治体 現地商工会等幅広い関係者に協力を仰ぎ 多様な関係者による協力体制を構築すること 事業の実施対象地域要件 主たる実施対象地域として フィリピン インドネシア マレーシア タイ ミャンマー ベトナムの 6 ヶ国のうち少なくとも一カ国が含まれていること ( 当該 6 ヶ国以外の地域における事業が主と認められるものは 本事業の対象外とする ) 適切な放送コンテンツの製作 確保要件 日本ブランド全体のイメージ向上に資する内容であり 原則として 複数の都道府県を取り上げる放送コンテンツであること 本事業が平成 28 年度第 2 次補正予算で措置されたものであることを踏まえ 経済対策として高い経済波及効果が期待される放送コンテンツであること 放送局 チャンネル 放送時間帯等の放送状況を踏まえ 現地のニーズを勘案した上で 適切と判断される放送コンテンツであること 効果的な放送枠の確保及び放送コンテンツの放送要件 対象地域の放送局と適切に交渉を行い 製作 確保した放送コンテンツを放送すること 対象地域の視聴者が我が国の放送コンテンツに十分に接触できるよう 原則として 現地の有力なメディアにおいて 適切な時間帯に 長期間かつ定期的な放送枠を確保すること なお 総放送時間は概ね 180 分以上 (CM 及び再放送を含まない ) を目安とする

参考 平成 28 年度 2 次補正予算放送コンテンツ海外展開基盤総合整備事業 ( 大規模型 )2 11 事業の自走化を見据えた連動事業等の実施要件 事業の自走化を見据え 放送と連動した商品 サービス等の継続的な展開スキームの構築等 周辺産業との連動事業を展開すること 現地小売店やネットでの物販 訪日ツアーの造成 番組と連動した権利ビジネスなどの継続的な取組を含めることが望ましい 本事業をより効果的に実施するため SNS の活用に努めること 放送コンテンツの効果的な発信のため 対象地域における放送の実施に加え 関係省庁 ( 経済産業省 外務省 農林水産省 観光庁等 ) の事業との連携に努めること 事業の自走化を見据え 地方公共団体や民間企業等との連携に努めること 自走化計画の要件 具体的な自走化計画を提示すること ( 特に 総務省の過去の同旨の事業において採択されたことのある事業者においては 一層具体的な計画を提示すること ) 放送 連動事業の効果検証要件 定量的調査として コンテンツの総放送時間 放送時間帯 放送地域 視聴者数 視聴可能世帯数 視聴率及びその放送時間帯における視聴占有率を調査すること 定性的調査として 現地の文化 慣習等による特徴も踏まえ 視聴者及び放送した海外の放送局の反応や評価等の調査 ( ヒアリング アンケート等 ) を行うこと 調査を実施する際は 原則として 100 人以上の対象者に対して調査を行うこととし 継続的な効果検証を実現する観点から SNS の活用も考慮すること なお 請負事業者から本事業での統一的な調査について指示があった場合は 協力すること 本事業によって生じた経済波及効果について定量的分析を行い 整理すること 調査内容に基づき 放送コンテンツの視聴率と経済波及効果の相関関係等について分析し 経済波及効果の発生に効果的な放送コンテンツの発信方法について考察すること

参考 平成 28 年度 2 次補正予算放送コンテンツ海外展開基盤総合整備事業 ( 大規模型 )3 12 事業の遂行及び成果の取りまとめ要件 事業の遂行及び成果の取りまとめにあたっては 総務省及び請負事業者の指示に従うこと 事業の遂行に関する進捗状況を月に 1 回程度請負事業者に指定の書式で報告すること 事業の成果について整理分析を行い 効果的な放送コンテンツの海外展開方策を提示した上で以下の内容を含む情報を整理分析し 事業の成果として報告書にまとめること また 本事業終了後に 本事業の実施による経済波及効果の現出が認められた場合には 請負事業者に連絡すること 1 対象地域の放送局等のコンテンツに対するニーズ及び視聴者動向 2 放送枠およびコンテンツを確保するためのコスト 制約等の諸条件 3 放送枠およびコンテンツを確保するために必要な交渉 契約等の手順及び留意事項 4 放送コンテンツの概要 5 事業企画に対する評価や効果測定 6 コンテンツの総放送時間 放送時間帯 放送地域 視聴者数 視聴可能世帯数 視聴率及びその放送時間帯における視聴占有率 7 連動事業の実施結果や評価 8 事業に関する支出 収入に関する結果 9 その他 ( 報告書の具体的な構成や内容については 採択後に詳細を確定する ) 対外発表を前提とした概要資料を作成すること 対外発表を前提とした本事業の成果を表す映像を作成すること 放送コンテンツの海外展開に関する知見の周知 共有のためのイベントが開催される場合には 事業の成果の報告に協力すること