表 2-1 参加世帯の構成人数別件数 割合 世帯構成人数 世帯数 割合 単身 % 2 人 % 3 人 % 4 人 % 5 人 % 6 人 % 7 人 % 8 人以上 5 0.6% 未記入

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第 2 表地積 決定価格 課税標準 筆数 ( 括表 ) 評価地積 地積決定価格課税標準 評価筆数 筆 数 地 目 田 畑 一 般 田 1 104,333,87 4 6,850, ,483, ,335, , ,651, ,334,48 6

第 2 表地積 決定価格 課税標準 筆数 ( 括表 ) 評価地積 地積決定価格課税標準 評価筆数 筆 数 地 目 田 畑 一 般 田 1 103,449,57 6 6,762, ,687, ,241, , ,565, ,231,08 7

「節電対策パンフレット」(家庭向け)

世界の CO2 排出量と東京都 2013 年度は 東京 63.8 百万トン シンガポールフィンランドポルトガルスウェーデンデンマーク < 東京 < マレーシアベルギーオーストリア 2

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けいはんなエコシティ次世代エネルギー 社会システム実証プロジェクトにおける 電気のかしこい使い方プログラム の今夏の実施結果と今冬の実施概要について 平成 25 年 12 月 2 日関西電力株式会社三菱電機株式会社三菱重工業株式会社 関西電力株式会社 三菱電機株式会社 三菱重工業株式会社の 3 社は

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家庭の中で最も多くの電力を消費するのが電気冷蔵庫 (14.2%) で 家庭全体の電力消費量の約 7 分の 1 を占めています 続いて照明 (13.4%) テレビ (8.9%) エアコン (7.4%) といった順番になっており この 5 種類を合わせると全体の約 44% になります ( 図 ) この中

平成 30 年度朝倉市地球温暖化対策実行計画 ( 事務事業編 ) 実施状況報告書 ( 平成 29 年度実績 ) 平成 30 年 9 月 朝倉市環境課

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世帯収入 DI 大幅な改善現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は で前回 (11 年 6 月 :-24.6) から +6.8 ポイント上昇した 震災後に混乱していた企業のサプライチェーンが回復し生産体制

1 平成 22 年度の取組み結果 平成 22 年度の取り組み結果は 下記のとおりです 温室効果ガスの総排出量 平成 22 年度 温室効果ガス総排出量 (t-co2) 26,876 27, % 具体的取り組み 平成 22 年度 電気使用量 (kwh) 37,334,706 38,665,4

世帯収入 DI 増えた と 減った 二極化の傾向現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は - で前回 ( 年 6 月 :-8) から - ポイントとなりほぼ横ばいとなった 回答の内訳をみると やや増えた が + ポイ

資料1 美しい星へのいざない「Invitation to 『Cool Earth 50』」~3つの提案、3つの原則~」

1 作業実施フローと測定モニター 募集 選定 調査実施 機器設置 測定実施 改正省エネルギー基準地域区分 5 地域 3 4 地域 モニターの選定地域と数 住宅 事業所 合計 12 6 地域 3 2 エネルギー消費状況調査 電気の見える化 パソコンやタブレット上

各家庭の 1 年間の出費のうち約 7% は電気 ガス 灯油といったエネルギーへの支出です 詳しくは 各制度のパンフレット W EB で 市民向け 太陽光発電 燃料電池 ( エネファーム ) HEMS ( ホームエネルギーマネジメントシステム ) 定置用蓄電 太陽熱利用 ガスエンジン木質コージェネバイ

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表紙

利用上の注意 1 この報告書は 総務省統計局が平成 28 年 10 月 26 日に公表した 平成 27 年国勢調査人口等基本集計結果 のうち山梨県分をとりまとめたものです 山梨県では 平成 27 年 12 月 25 日に 要計表による人口 を速報として公表しておりますが 審査が完了した調査票により集

IGES CDMプログラム 途上国における人材育成支援事業

Ⅰ. 記入者ご自身についてお聞きします あてはまる番号 1 つに をつけてください 空欄にはあてはまる数字を記入してください 1. お住まいの地域 1 旧松江市 2 鹿島町 3 島根町 4 美保関町 5 八雲町 6 玉湯町 7 宍道町 8 八束町 9 東出雲町 2. 年齢 120 代 230 代 3

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新規文書1

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2016 年 04 月 15 日 電力小売自由化 ZEH( ネット ゼロ エネルギー ハウス ) に対応 スマート HEMS サービスアプリ の機能を拡充 提供するサービスは進化してもサービス利用料金は無料 製品名 スマート HEMS サービスアプリ 希望小売価格 ( 税抜 ) 無料 ( 1) サー

1.CO2 削減ポイントプログラムの効果検証の方針 HEMS サービスの一つとして アドバイス情報や排出削減に対してインセンティブを付与できるような仕組みを構築していくためには それがサービスの継続利用や削減行動の促進につながる必要がある 効果検証 1 では HEMS サービスの継続利用と削減行動に

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スマートライフおすすめ BOOK P2_P 省エネ ネ エ 蓄 ネ 創エ! なるほど はじめに もう中学生! フ イ ラ ト ー マ ス が そ れが それ も くじ 地球温暖化と私たち 4 エネルギーと私たち 6 スマートライフ はじめよう スマートライフ 10 HEMS

Microsoft Word 後藤佑介.doc

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< 検証実験の背景 > SNS 上で 夏場にエアコンをつけっぱなし運転したら電気代が安くなった という情報が拡散したことをきっかけに エアコンをつけっぱなしするのとこまめに入り切りするのでは どちらが安くなるか に関心が集まっています 夏場のエアコン利用に関して 100 名の方にアンケートを行ったと

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

平成 29 年度家庭部門の CO 2 排出実態統計調査の分析事例 ( 参考資料 ) 平成 31 年 3 月 環境省地球環境局 低炭素社会推進室 1 はじめに環境省は 家庭部門の詳細な CO 2 排出実態等を把握し 地球温暖化対策の企画 立案に資する基礎資料を得ることを目的に 平成 29 年度から 統

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(別紙5)夏期の節電メニュー(ご家庭の皆様) 東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州


クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町

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参考資料1:日常生活CO2情報提供ツール(仮称)の表示例

全体の結果 合計台数の比較 124 台の合計 1 台当りの平均 (1 週間 ( 円 (kwh (kg-co 2 ( 円 (kwh (kg-co 2 ステップ1 31, , ステップ ステップ2 29, ,321.0

真空ガラス スペーシア のご紹介 一般に使用されている一枚ガラスの約 4 倍の断熱効果を発揮!! お部屋全体を快適にします オフィスやパブリックスペースの環境は 冷房や暖房に常に取付専用グレチャン気を配らなければなりません 高断熱 Low-Eガラスしかし一方で経営者の方々にとっては節電対策も重要な項

家庭の節電 節電のお願い 2013 年度夏季の節電へのご協力のお願い 2013 年度夏季の電力需給は 2010 年度夏季並の猛暑となるリスクや直近の経済成長の伸び 企業や家庭における節電の定着などを織り込んだ上で 北海道電力管内でも安定供給に最低限必要とされる予備率 3% 以上を確保できる見通しです

Microsoft Word - 【市民】意識調査について

環境・設備からみたLCCM住宅へのアプローチ

アジェンダ 1. 市場動向 2. ハイブリッド給湯機とは 3. 省エネ性 4. 経済性 5. 環境性 6. 快適性 7. 当社製品の特 2

取組概要 ( 申請書からの転記 ) 全 般 排 出 量 の 認 識 取組名称 認証取得者名取組の概要 適用したカーボン オフセット第三者認証基準のバージョン認証の有効期間オフセット主体認証ラベルの使途 認証対象活動 認証番号 :CO 有効期間満了報告書受領済み 持続可能な島嶼社会の発展に

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問 32-2 うちエコ診断 を受けない理由 ( 問 32 で うちエコ診断は知っている ( 聞いたことがある ) が 受けたことはない と答えた方に ) あなたが うちエコ診断 を受けない理由として 次の中からいくつでも選んで番号を で囲んでください ( 回答者数 =73 人 )( 複数回答 ) (

お知らせ

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平成17年度

平成17年度

問題意識 民生部門 ( 業務部門と家庭部門 ) の温室効果ガス排出量削減が喫緊の課題 民生部門対策が進まなければ 他部門の対策強化や 海外からの排出クレジット取得に頼らざるを得ない 民生部門対策において IT の重要性が増大 ( 利用拡大に伴う排出量増加と省エネポテンシャル ) IT を有効に活用し

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新規文書1

何故 BCP ( 事業継続計画 ) を策定が必要なのか 平成 23 年 3 月 11 日 日本における観測史上最大の規模 マグニチュード 9.0 を記録した東日本大震災は 主に東北 関東地方に多大なダメージを与え 被災した多くの事業所は極めて厳しい状況に立たされました 廃業した事業所 移転を余儀なく

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調査要領 1. 調査の目的 : 4 月からの電力の小売り全面自由化に対する会員事業所の意識及びその影響を把握し 今後の参考資料とする 2. 調査実施機関 : 甲府商工会議所 3. 調査実施時期 : 平成 28 年 3 月 24 日 ( 木 )~31 日 ( 木 ) 4. 調査対象 : 当所会員 30

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A.3 排出削減量の算定方法 A.3.1 排出削減量 ER EM BL EM PJ ( 式 1) 定義単位 数値 4 ER 排出削減量 1 kgco2/ 年 0 t<1 年 年 t<2.5 年 年 <t EM BL ベースライン排出量 2 kgco2/

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UR賃貸住宅の募集・入居に係る4つの新制度の実施について

CKTB-3103 東芝スーパー高効率菜種油入変圧器 2014 スーパー高効率菜種油入変圧器 シリーズ

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家庭の節電 1 節電のお願い 2015 年度夏季の節電へのご協力のお願い 2015 年度夏季の電力需給は 老朽火力の最大限の活用を前提に 北海道電力管内でも安定供給に最低限必要とされる予備率 3% 以上を確保できる見通しです しかし 老朽火力を含む発電所のトラブルは増加傾向にある等 予断を許さない状

1. 組織の概要 (1) 事業所名及び代表者名 株式会社溝口商事代表取締役社長 ( 法人設立年月日 : 昭和 53 年 6 月 ) 溝口健一 (2) 所在地 本社 : 山梨県中央市高部 1,662 (3) 環境管理責任者氏名及び担当者連絡先 責任者代表取締役社長 溝口健一 ( 連絡先 ) TEL:0

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今日お話しすること 1. 家庭部門の温室効果ガス排出 エネルギー消費の動向 2. 環境省うちエコ診断の概要と成果から見た家庭の対策 3. 家庭部門の対策の推進のための自治体に期待すること 2

資料3 日常生活CO2情報提供ツール(仮称)の更新について

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電力自由化とエネルギーについての生協組合員の意識調査報告書 はじめに 男性 8% 2013 年 12 月 22 日 京都府生活協同組合連合会 再生可能エネルギープロジェクト 東日本大震災を契機に節電 省エネに対する市民の意識や原子力発電に対する意識は大きく変化した と言われています また 電気の固定

H18-7月号

株式会社青葉防災 2017 年度環境活動レポート ( 対象期間 2017 年 8 月 ~2018 年 7 月 ) ( 発行日 2018 年 9 月 1 日発行 )

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1. 組織の概要 1. 事業所名及び株式会社三幸冷凍設備工業 代表者氏名代表取締役土橋敏克 2. 所在地 佐賀市巨勢町大字牛島 環境管理責任者 代表取締役 土橋敏克 担当者氏名 事務局 西村教子 連絡先 連絡先 電話 ; FAX;0952

目 次 1. 環境方針 会社概要 環境目標とその実績 主要な環境活動計画の内容及び取組結果の評価 年度別環境パフォーマンス実績 環境への取組の自己チェックリストまとめ 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評

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事例8_ホール素子


フロン類製造業者等の フロン類の使用合理化の状況

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資料1 :住宅(家庭部門)の中期の対策・施策検討

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( 考察 ) <アクションプラン策定時の排出係数を固定した場合の温室効果ガス排出量 > 環境モデル都市 の取組による温室効果ガス排出量の影響を適切に表現するため 毎年変動する排出係数の外部要因を排除する目的で アクションプラン策定時の排出係数を固定して推計した 電気排出係数 0.418kg-CO2/

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C A B A = B (conservation of heat) (thermal equilibrium) Advanced m A [g], c A [J/(g K)] T A [K] A m B [g], c B [J/(g K)] T B [K] B T E [K] T

問 3 あなたのお宅には平日の昼間に在宅者がいますか 平日 は有職者がいる世帯の場合 世帯で主に家計を支える方の就労日とお考えください 有職者がいない世帯の場合 平日 は土 日 祝祭日等を除く日とお考えください 一つに 1 ほぼ毎日いる 2 週 3-4 日いる 3 週 1-2 日いる 4 ほとんどい

目次 1. 調査概要 2. モニターの概要 3. 省エネ効果の検証 3-1. 省エネ行動実施率と省 CO2 効果 ( サンプル全体 ) 3-2. 省エネ行動実施率の比較 ( 属性別分析 ) 3-3. 費用対効果の試算 4. 省エネ効果向上策の考察 5. 家族向け実証の考察 5-1. 家族のまとめ 5

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認証番号 エコアクション 21 環境活動レポート レポート期間 2016 年 9 月 ~2017 年 8 月

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資料3-1 温室効果ガス「見える化」の役割について

1. 家電エコポイント制度の概要 目的 1 地球温暖化対策の推進 2 経済活性化 3 地上デジタル放送対応テレビの普及 実施期間 家電エコポイント発行対象期間 : 平成 21 年 5 月 15 日 ~ 平成 23 年 3 月 31 日購入分 家電エコポイント登録申請受付期間 : 平成 21 年 7

Transcription:

平成 28 年度環境家計簿の取り組み結果 山梨県森林環境部森林環境総務課 1. 環境家計簿の目的 環境家計簿 は 私たちが日常生活で消費するエネルギーの量( 電気の使用量 ) から 地球温暖化の原因となる二酸化炭素 (CO2) をどのくらい排出しているのかを知るためのものです 環境家計簿を記録することにより 家庭から排出される二酸化炭素の量を目で見て把握し 自分の生活行動を見直すことができるので 環境にやさしい生活の実践に役立てていくことができます また 環境にやさしい生活を実践することは 地球温暖化防止だけではなく 家計の節約にもつながります 皆さんに環境家計簿の取り組みを通じて 家庭での省エネへの関心を高め 家庭における省エネを実践していただくなど 環境にやさしいライフスタイルへの転換を図るきっかけにしていただくことを目的にしています 2. 実施方法 回収結果 < 実施期間 > 平成 28 年 7 月から平成 28 年 12 月の 6 ヶ月間のうちで連続する 2 ヶ月間 < 取り組み項目 > 電気 < 回収結果 > 回収件数 ( 参加世帯数 ):897 件 ( うち電子版環境家計簿 4 件 ) 平成 28 年度における環境家計簿の回収件数は897 件となりました 環境家計簿については やまなしエコライフ県民運動の参加団体 ( 環境家計簿に率先して取り組んでいただいている県内の企業 各種団体で 県が登録 公表している団体 ) から提出されたものを含めて 多くの皆さんに提出していただきました 参加世帯の構成人数については 一人暮らしの世帯から8 人以上の世帯まであり また 参加世帯の居住地域については県内 24 市町村となっています ( 表 2-2) 1

表 2-1 参加世帯の構成人数別件数 割合 世帯構成人数 世帯数 割合 単身 82 9.1% 2 人 175 19.5% 3 人 183 20.4% 4 人 196 21.9% 5 人 84 9.4% 6 人 30 3.3% 7 人 17 1.9% 8 人以上 5 0.6% 未記入 125 13.9% 合計 897 100.0% 表 2-2 参加世帯の居住地域 ( 市町村別の内訳 ) 市町村名 世帯数 割合 市町村名 世帯数 割合 甲府市 232 25.9% 市川三郷町 49 5.5% 富士吉田市 30 3.3% 早川町 2 0.2% 都留市 28 3.1% 身延町 16 1.8% 山梨市 19 2.1% 南部町 9 1.0% 大月市 18 2.0% 富士川町 9 1.0% 韮崎市 41 4.6% 昭和町 16 1.8% 南アルプス市 93 10.4% 西桂町 28 3.1% 北杜市 10 1.1% 忍野村 13 1.4% 甲斐市 88 9.8% 山中湖村 1 0.1% 笛吹市 91 10.1% 鳴沢村 1 0.1% 上野原市 5 0.6% 富士河口湖町 21 2.3% 甲州市 46 5.1% 県外 4 0.4% 中央市 17 1.9% 未記入 10 1.1% 合計 897 100.0% 3. 集計 分析結果回収した環境家計簿のデータの分析は 電気の取り組みに関して 前年度と比較し た電気使用量の増減結果とそれに伴う CO2 排出量の変化について行いました 分析対象としたデータは 参加全世帯 897 世帯のうちで 前年度と今年度の電気 使用量が比較できる 851 世帯 ( 前年度の電気使用量も記入していただいた世帯 ) の データを利用しています (1) 電気使用量の増減について分析の対象とした851 世帯のうち 前年度との電気使用量を比較すると 環境家計簿の取り組み期間である2ヶ月間のうち 1ヶ月分のみ記入があった25 世帯では 前年度と比較して使用量が増加したのは8 世帯 減少したのは17 世帯でした また 2ヶ月とも記入があった826 世帯では 前年度と比較して使用量が増加したのは 407 世帯 減少したのは433 世帯 増減がなかったのは11 世帯でした ( 表 3-1) 2

表 3-1 前年度使用量 1ヶ月分のみ記載前年度使用量 2ヶ月分とも記載 前年度との比較による電気使用量の増加 減少別の世帯数 使用量増加世帯 使用量減少世帯 使用量増減無世帯 合計 8 17 0 25 399 416 11 826 合計 407 433 11 851 図 3-1 電気使用量が前年度よりも増加したのは407 世帯 ( 全体の約 47.8%) で 前年度よりも減少したのは 433 世帯 ( 全体の約 50.8%) となり 全体では電気使用量が 前年度よりも減少した世帯が多いという結果になりました ( 図 3-1) (2) 月別の電気使用量の年度間比較について 取組期間の 6 ヶ月間の月別累計 (kwh) 図 3-2 月別の電気使用量の比較 1,659 世帯のうち 前年度と 比較して電気使用量を削減できた のは 840 世帯でした 月別の比較では 9 11 12 月 は増加しましたが 7 8 10 月で は 減少となりました 電気使用量の減少を月別に見てみる と 8 月が 18,478kWh のマイ ナス ( 前年比 7.54% 減 ) と最も大 きい値になり その次に 10 月が 1, 859kWh のマイナス ( 前年比 2.8 9% 減 ) となりました ( 表 3-2) 表 3-2 月別の電気使用量の比較 (A) 平成 28 年度使用量 (kwh) (B) 平成 27 年度使用量 (kwh) (C) 増減 (A-B) 増減率 (C)/(B) 7 月 (368 世帯 ) 140,923 144,528-3,605-2.49% 8 月 (558 世帯 ) 226,665 245,143-18,478-7.54% 9 月 (359 世帯 ) 136,669 130,111 6,558 5.04% 10 月 (201 世帯 ) 62,408 64,267-1,859-2.89% 11 月 (110 世帯 ) 44,630 40,180 4,450 11.08% 12 月 ( 63 世帯 ) 36,249 33,516 2,733 8.15% 全体 (1,659 世帯 ) 647,544 657,745-10,201-1.55% 環境家計簿のデータに自営業分が含まれる若しくは不明と回答したデータ 5 件分を含みます ( ) 内世帯数は 1 カ月分の記入 25 世帯と 2 カ月分の記入 826 世帯のデータを月別に集計したもので 全体の合計は 25 世帯 +(826 世帯 2 ヶ月分 )-( 集計対象外月世帯 18 世帯 )=1,659 世帯分となります 上記の月別電気使用量の表 3-2 図 3-2 は 平成 28 年に環境家計簿に取り組んだ世帯の集計であり 山梨県全体の月別使用量を示すものではありません 山梨県の電気使用量は夏より冬の方が多い傾向があります 3

環境家計簿の実施期間全体 (6 ヶ月間 ) で 前年度と今年度の電気使用量を 比較すると 今年度は前年度よりも 10,201kWh の減少となり 増減率は前 年比で 1.55% の減少という結果になりました (3) 電気使用量を削減できた世帯における省エネの実践内容について 前年度と比べて電気使用量を削減できた840 世帯うち 家庭での省エネの取り組み以外の事由 ( 世帯人数の減少 家族の就職等による日中在宅時間の減少等 ) で 電気使用状況について昨年と比べて変化が生じた47 世帯を除いた793 世帯の省エネの取り組み状況を電気使用量の削減割合別に分けてみます 表 3-3 前年度比電気使用量の削減率 :0.1%~20.0% 削減 (671 世帯 ) 省エネの実践内容 実践世帯数 実践割合 エアコン設定温度の適正化 335 49.9% エアコンのフィルター掃除 89 13.3% 冷蔵庫設定温度の適正化 235 35.0% 冷蔵庫設置の適切な間隔 302 45.0% 冷蔵庫内の整理 285 42.5% LED 照明等への取替 269 40.1% 部屋の照明をこまめに消灯 497 74.1% テレビ画面の輝度調整 86 12.8% 省エネ家電への買替 76 11.3% 主電源 OFF プラグを抜く 239 35.6% 高断熱材 二重サッシ 79 11.8% 特になし 9 1.3% 省エネ家電の種類 : エアコン 冷蔵庫 テレビ 洗濯機 その他の取り組み等 : 契約アンペア数の変更 住宅用太陽光発電設備の設置 エコキュートの設置 表 3-4 前年度比電気使用量の削減率 :20.1%~40.0% 削減 (137 世帯 ) 省エネの実践内容 実践世帯数 実践割合 エアコン設定温度の適正化 78 56.9% エアコンのフィルター掃除 23 16.8% 冷蔵庫設定温度の適正化 39 28.5% 冷蔵庫設置の適切な間隔 61 44.5% 冷蔵庫内の整理 50 36.5% LED 照明等への取替 47 34.3% 部屋の照明をこまめに消灯 104 75.9% テレビ画面の輝度調整 14 10.2% 省エネ家電への買替 16 11.7% 主電源 OFF プラグを抜く 47 34.3% 高断熱材 二重サッシ 15 10.9% 省エネ家電の種類 : エアコン 冷蔵庫 テレビ 洗濯機 その他の取り組み等 : 契約アンペア数の変更 住宅用太陽光発電設備の設置 エコキュートの設置 表 3-5 前年度比電気使用量の削減率 :40.1% 以上削減 (31 世帯 ) 省エネの実践内容 実践世帯数 実践割合 エアコン設定温度の適正化 16 51.6% エアコンのフィルター掃除 6 19.4% 冷蔵庫設定温度の適正化 11 35.5% 冷蔵庫設置の適切な間隔 15 48.4% 冷蔵庫内の整理 14 45.2% LED 照明等への取替 16 51.6% 部屋の照明をこまめに消灯 22 71.0% テレビ画面の輝度調整 6 19.4% 省エネ家電への買替 6 19.4% 主電源 OFF プラグを抜く 12 38.7% 高断熱材 二重サッシ 4 12.9% 省エネ家電の種類 : エアコン 冷蔵庫 テレビ 洗濯機 その他の取り組み等 : 契約アンペア数の変更 住宅用太陽光発電設備の設置 エコキュートの設置 4

(4) 月別のCO 2 排出量について前年度と比較して 電気使用量が 10,201kWh 減少したことによる CO2の排出量への影響について CO2 排出係数を用いて算定してみます CO2 排出係数とは 電気などのエネルギーを使用した時に排出される CO2の量をエネルギーの使用量から求めるための換算値で エネルギー使用量に CO2 排出係数をかけて計算することで CO2の排出量がわかります 図 3-3 前年の電気使用量の増減から算出した月 C O 2 排出減少量 (kg) 別の CO2 排出増減量 表 3-6 前年の電気使用量の増減から算出した月別の CO2 排出増減量 (A) 前年の電気使用量との増減 (kwh) (B)CO2 排出係数 (kg-co2) CO2 排出増減量 (A) (B) 7 月 (368 世帯 ) -3,605 0.505-1,821 8 月 (558 世帯 ) -18,478 0.505-9,331 9 月 (359 世帯 ) 6,558 0.505 3,312 10 月 (201 世帯 ) -1,859 0.505-939 11 月 (110 世帯 ) 4,450 0.505 2,247 12 月 ( 63 世帯 ) 2,733 0.505 1,380 全体 (1,659 世帯 ) -10,201 0.505-5,152 電気使用 ( 減少 ) 量 CO2 排出係数 = 電気使用に伴う CO2 排出 ( 減少 ) 量 10,201kWh 0.505(kg-CO2) = 5,152kg 平成 28 年度の環境家計簿の実施期間全体 (6 カ月間 ) では 電気使用量が前 年度に比べて 10,201kWh 減少したことに伴って CO2 排出量が前年度に比べ て 5,152kg 減少したという結果になりました ( 表 3-6) 月別にみると 電気使用量が前年度よりも18,478kWh 減少した8 月は 前年度に比べて CO2 排出量が約 9,331kg 減少したことになり 電気使用量が前年度よりも3,605kWh 減少した7 月は 前年度に比べて CO2 排出量が約 1,82 1kg 減少したことになります ( 表 3-6) 5

(5) 前年度と今年度における電気使用量について 家庭における電気使用量は 世帯構成人数の増減 電力契約アンペア数の変更 気温の変化など様々な要因の影響を受けることで変化すると考えられます それぞれの家庭の電気使用量の増減に関する要因を一概に結論づけることは難しいですが 今回の分析では 電気使用量に影響を与える一因として考えられる気温の変化を例に 前年度と今年度で比較してみます 前年度と比べて電気使用量の減少率が大きかった8 月と10 月の気温に関するデータ ( 観測地域 : 甲府 ) について調べてみました 表 3-7 過去 3 年間の甲府市の 8 月と 10 月の気温 8 月 ( 甲府 ) 平成 28 年度 平成 27 年度 前年との増減 平均気温 ( 平年 26.6 ) 27.1 27.2-0.1 最高気温の月平均 33.4 32.6 0.8 最低気温の月平均 23.0 23.5-0.5 10 月 ( 甲府 ) 平成 28 年度 平成 27 年度 前年との増減 平均気温 ( 平年 16.5 ) 18.2 17.2 1.0 最高気温の月平均 23.2 23.5-0.3 最低気温の月平均 14.4 11.9 2.5 データの出典 : 甲府地方気象台 気象庁ホームページ 昨年度の甲府では 8 月の平均気温は 平年に比べて高い気温となりましたが 今年度の8 月も昨年度並みで 平年より高い気温となりました また 10 月については平均気温が平年並みだった昨年度に対して 今年度の平均気温は平年よりもかなり高い気温となりました 特に 最低気温の月平均の気温がかなり高い気温となりました 前年度と今年度における気温の観点から電気使用量の増減結果を考えてみると 今年の8 月は昨年と同様に気温が高かったにも関わらず エアコンなどの冷房機器の使用頻度の減少及び節電効果により 電気使用量が抑えられた可能性が考えられます なお 前年度と比べて電気使用量の増加した 9 月 11 月 12 月を分析すると 世帯員の増加による要因があると考えられます 減少した 5,152kg の CO2 は 杉の木約 585 本が 1 年間に 吸収する CO2 の量と同じくらいになります 杉の木 (40 年生 )1 本は年間で平均して約 8.8kg の CO2 を吸収するとされています ( 林野庁 HP より ) 6

前年度比電気使用量の削減率の大小に関わらず エアコンの設定温度を適切 ( 冷房 28 暖房 20 等 ) にして必要な時だけ使用する の実践割合は5 割程度 使用していない部屋の照明はこまめに消灯する の実践割合は 7 割程度になるなど 2つの省エネの取り組みについては 全ての世帯において比較的高い実践率となっています 電気使用量の削減率が4 割を超えた世帯においては LED 照明等への取替 の取り組みについても 実践割合が5 割程度と高い実践率となっています 家庭で使用する電気使用量の約 4 割は 冷蔵庫 照明器具 テレビ エアコンに使われています 環境家計簿の取り組みを通じて 多くのご家庭で省エネに取り組んでいただきましたが 日常生活で使用する電気製品は使い方を少し工夫することで 効果的に省エネをすることがきます 電気製品ごとの使用方法の工夫については 日常生活の中で身近にできることからはじめて 季節を問わず 年間を通じてご家庭での省エネに積極的に取り組むことが大切です 図 3-2 出典 : 経済産業省総合エネルギー調査会資料 4. アンケートの集計結果 皆さんに回答していただいた環境家計簿内のアンケート ( 環境に配慮した設備等の利用 ) の集計結果です ( 複数回答あり 集計対象世帯数 :897 世帯 未記入 :3 27 世帯 ) 利用設備 世帯数 割合 利用設備 世帯数 割合 太陽光発電設備 244 27.8% ハイブリッド自動車 172 19.6% 太陽光給湯設備 42 4.8% プラグインハイブリッド自動車 8 0.9% エコジョーズ 20 2.3% 電気自動車 6 0.7% エコキュート 478 54.4% 生ゴミ処理機 56 6.4% エコウィル 0 0.0% コンポスター ボカシ 88 10.0% エネファーム 4 0.5% 雨水タンク 68 7.7% 省エネナビ ( 家庭用電力測定装置 ) 20 2.3% 緑のカーテン 246 28.0% HEMS( へムス ) 16 1.8% 7

5. おわりに 今回の環境家計簿の取り組みをきっかけとして 地球温暖化の防止に向けて 皆さん一人ひとりが日常生活を見直し 身近にできるエコライフの実践を行い CO2の排出量削減のために 環境にやさしいライフスタイルへの転換に向けた行動を引き続き実践していきましょう 平成 28 年度環境家計簿の取り組みに参加していただきました皆さんに感謝いたします ご協力ありがとうございました 8