表 2-1 参加世帯の構成人数別件数 割合 世帯構成人数 世帯数 割合 単身 % 2 人 % 3 人 % 4 人 % 5 人 % 6 人 % 7 人 % 8 人以上 3 0.3% 未記入 39 4.

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第 2 表地積 決定価格 課税標準 筆数 ( 括表 ) 評価地積 地積決定価格課税標準 評価筆数 筆 数 地 目 田 畑 一 般 田 1 104,333,87 4 6,850, ,483, ,335, , ,651, ,334,48 6

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家庭の中で最も多くの電力を消費するのが電気冷蔵庫 (14.2%) で 家庭全体の電力消費量の約 7 分の 1 を占めています 続いて照明 (13.4%) テレビ (8.9%) エアコン (7.4%) といった順番になっており この 5 種類を合わせると全体の約 44% になります ( 図 ) この中

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世帯収入 DI 大幅な改善現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は で前回 (11 年 6 月 :-24.6) から +6.8 ポイント上昇した 震災後に混乱していた企業のサプライチェーンが回復し生産体制

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新規文書1

Ⅰ. 記入者ご自身についてお聞きします あてはまる番号 1 つに をつけてください 空欄にはあてはまる数字を記入してください 1. お住まいの地域 1 旧松江市 2 鹿島町 3 島根町 4 美保関町 5 八雲町 6 玉湯町 7 宍道町 8 八束町 9 東出雲町 2. 年齢 120 代 230 代 3

取組概要 ( 申請書からの転記 ) 全 般 排 出 量 の 認 識 取組名称 認証取得者名取組の概要 適用したカーボン オフセット第三者認証基準のバージョン認証の有効期間オフセット主体認証ラベルの使途 認証対象活動 認証番号 :CO 有効期間満了報告書受領済み 持続可能な島嶼社会の発展に

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お知らせ

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平成17年度

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全体の結果 合計台数の比較 124 台の合計 1 台当りの平均 (1 週間 ( 円 (kwh (kg-co 2 ( 円 (kwh (kg-co 2 ステップ1 31, , ステップ ステップ2 29, ,321.0

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目 次 1. 環境方針 会社概要 環境目標とその実績 主要な環境活動計画の内容及び取組結果の評価 年度別環境パフォーマンス実績 環境への取組の自己チェックリストまとめ 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評

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エコアクション 21 環境活動レポート 平成 29 年度 ( 平成 29 年 8 月 ~ 平成 30 年 7 月 ) 作成平成 30 年 11 月 23 日 改訂平成 30 年 12 月 31 日

第 3 章隠岐の島町のエネルギー需要構造 1 エネルギーの消費量の状況 ここでは 隠岐の島町におけるエネルギー消費量を調査します なお 算出方法は資料編第 5 章に詳しく述べます (1) 調査対象 町内のエネルギー消費量は 電気 ガス 燃料油 ( ガソリン 軽油 灯油 重油 ) 新エ ネルギー (

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H18-7月号

2008年度環境活動レポート

真空ガラス スペーシア のご紹介 一般に使用されている一枚ガラスの約 4 倍の断熱効果を発揮!! お部屋全体を快適にします オフィスやパブリックスペースの環境は 冷房や暖房に常に取付専用グレチャン気を配らなければなりません 高断熱 Low-Eガラスしかし一方で経営者の方々にとっては節電対策も重要な項

調査要領 1. 調査の目的 : 4 月からの電力の小売り全面自由化に対する会員事業所の意識及びその影響を把握し 今後の参考資料とする 2. 調査実施機関 : 甲府商工会議所 3. 調査実施時期 : 平成 28 年 3 月 24 日 ( 木 )~31 日 ( 木 ) 4. 調査対象 : 当所会員 30

問 3 あなたのお宅には平日の昼間に在宅者がいますか 平日 は有職者がいる世帯の場合 世帯で主に家計を支える方の就労日とお考えください 有職者がいない世帯の場合 平日 は土 日 祝祭日等を除く日とお考えください 一つに 1 ほぼ毎日いる 2 週 3-4 日いる 3 週 1-2 日いる 4 ほとんどい

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平成 28 年度エネルギー消費統計における製造業 ( 石油等消費動態統計対象事業所を除く ) のエネルギー消費量を部門別にみると 製造部門で消費されるエネルギーは 1,234PJ ( 構成比 90.7%) で 残りの 127PJ( 構成比 9.3%) は管理部門で消費されています 平成 28 年度エ

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地球温暖化対策計画書

2005年6月14日

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( 考察 ) <アクションプラン策定時の排出係数を固定した場合の温室効果ガス排出量 > 環境モデル都市 の取組による温室効果ガス排出量の影響を適切に表現するため 毎年変動する排出係数の外部要因を排除する目的で アクションプラン策定時の排出係数を固定して推計した 電気排出係数 0.418kg-CO2/

新規文書1

事例8_ホール素子

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Transcription:

平成 27 年度環境家計簿の取り組み結果 山梨県森林環境部森林環境総務課 1. 環境家計簿の目的 環境家計簿 は 私たちが日常生活で消費するエネルギーの量( 電気 ガス 自動車燃料の使用量 ) から 地球温暖化の原因となる二酸化炭素 (CO2) をどのくらい排出しているのかを 知るためのものです 環境家計簿を記録することにより 家庭から排出される二酸化炭素の量を把握して自分の生活行動を見直すことができるので 環境にやさしい生活の実践に役立てていくことができます また 環境にやさしい生活を実践することは 地球温暖化防止だけではなく 家計の節約にもつながります 皆さんに環境家計簿の取り組みを通じて 家庭における省エネを実践していただくなど 環境にやさしいライフスタイルへの転換を図るきっかけにしていただくことを目的にしています 2. 実施方法 回収結果 < 実施期間 > 平成 27 年 7 月から平成 27 年 12 月の6ヶ月間のうちで連続する2ヶ月間 < 取り組み項目 > ステップ1( 必須項目 ): 電気 ステップ2( 努力項目 ): ガス 自動車燃料 ( 軽油 ガソリン ) < 回収結果 > 回収件数( 参加世帯数 ):929 件 ( うち電子版環境家計簿 9 件 ) ステップ1( 電気 ) の取り組み件数 :929 件 ステップ2( ガス ) の取り組み件数 :497 件 ステップ2( 自動車燃料 ) の取り組み件数 :474 件 平成 27 年度における環境家計簿の回収件数は929 件となりました 環境家計簿については やまなしエコライフ県民運動の参加団体 ( 環境家計簿に率先して取り組んでいただいている県内の企業 各種団体で 県が登録 公表している団体 ) から提出されたものを含めて 多くの皆さんに提出していただきました 参加世帯の構成人数については 一人暮らしの世帯から8 人以上の世帯まであり また 参加世帯の居住地域については県内 24 市町村となっています ( 表 2-2) 1

表 2-1 参加世帯の構成人数別件数 割合 世帯構成人数 世帯数 割合 単身 114 12.3% 2 人 202 21.7% 3 人 194 20.9% 4 人 221 23.8% 5 人 97 10.4% 6 人 42 4.5% 7 人 17 1.8% 8 人以上 3 0.3% 未記入 39 4.2% 合計 929 100.0% 表 2-2 参加世帯の居住地域 ( 市町村別の内訳 ) 市町村名 世帯数 割合 市町村名 世帯数 割合 甲府市 227 24.4% 市川三郷町 56 6.0% 富士吉田市 45 4.8% 早川町 1 0.1% 都留市 16 1.7% 身延町 9 1.0% 山梨市 26 2.8% 南部町 3 0.3% 大月市 26 2.8% 富士川町 2 0.2% 韮崎市 42 4.5% 昭和町 18 1.9% 南アルプス市 66 7.1% 西桂町 11 1.2% 北杜市 52 5.6% 忍野村 3 0.3% 甲斐市 108 11.6% 山中湖村 2 0.2% 笛吹市 129 13.9% 鳴沢村 5 0.5% 上野原市 1 0.1% 県外 34 3.7% 甲州市 37 4.0% 未記入 0 0.0% 中央市 10 1.1% 合計 929 100.0% 3. 集計 分析結果回収した環境家計簿のデータの分析は 必須取り組み事項 ( ステップ 1) である電 気の取り組みに関して 前年度と比較した電気使用量の増減結果とそれに伴う CO2 排出量の変化について行いました 分析対象としたデータは 参加全世帯 929 世帯のうちで 前年度と今年度の電気 使用量が比較できる 832 世帯 ( 前年度の電気使用量も記入していただいた世帯 ) の データを利用しています なお 残りの 97 世帯の電気使用量に関するデータと ガス及び自動車燃料の使用 量に関する全世帯のデータについても併せて集計を行い 世帯人数別 月別のエネル ギー平均使用量の算定に活用しています ( 集計結果は別途 県のホームページで公 表します ) (1) 電気使用量の増減について分析の対象とした832 世帯のうち 前年度との電気使用量を比較すると 環境家計簿の取り組み期間である2ヶ月間のうち 1ヶ月分のみ記入があった39 世帯では 前年度と比較して使用量が増加したのは22 世帯 減少したのは17 世帯でした また 2ヶ月とも記入があった793 世帯では 前年度と比較して使用量が増加したのは 415 世帯 減少したのは375 世帯 増減がなかったのは3 世帯でした ( 表 3-1) 2

表 3-1 前年度との比較による電気使用量の増加 減少別の世帯数 前年度使用量 1ヶ月分のみ記載前年度使用量 2ヶ月分とも記載 使用量増加世帯 使用量減少世帯 使用量増減無世帯 合計 22 17 0 39 415 375 3 793 合計 437 392 3 832 図 3-1 2 ヶ月間の合計数値により増減を比較 電気使用量が前年度よりも増加したのは437 世帯 ( 全体の約 52.5%) で 前年度よりも減少したのは 392 世帯 ( 全体の約 47.1%) となり 全体では電気使用量が 前年度よりも増加した世帯が多いという結果になりました ( 図 3-1) (2) 月別の電気使用量の年度間比較について 取組期間の 6 ヶ月間の月別累計 (kwh) 図 3-2 月別の電気使用量の比較 1,625 世帯のうち 前年度と 比較して電気使用量を削減できた のは 773 世帯でした 月別の比較では 8 9 10 月 は増加しましたが 7 11 12 月では 減少となりました 電気使用量の減少を月別に見てみる と 11 月が 12,223kWh の マイナス ( 前年比 16.05% 減 ) と最も大きい値になり その次に 12 月が 7,219kWh のマイナ ス ( 前年比 12.96% 減 ) となり ました ( 表 3-2) 表 3-2 月別の電気使用量の比較 (A) 平成 27 年度使用量 (kwh) (B) 平成 26 年度使用量 (kwh) (C) 増減 (A-B) 増減率 (C)/(B) 7 月 (286 世帯 ) 118,114 124,090-5,976-4.82% 8 月 (530 世帯 ) 239,839 232,241 7,598 3.27% 9 月 (353 世帯 ) 134,211 130,035 4,176 3.21% 10 月 (184 世帯 ) 65,747 64,970 777 1.20% 11 月 (170 世帯 ) 63,937 76,160-12,223-16.05% 12 月 (102 世帯 ) 48,465 55,684-7,219-12.96% 全体 (1,625 世帯 ) 670,313 683,180-12,867-1.88% 環境家計簿のデータに自営業分が含まれる若しくは不明と回答したデータ 17 件分を含みます ( ) 内世帯数は 1 カ月分の記入 39 世帯と 2 カ月分の記入 793 世帯のデータを月別に集計したもので 全体の合計は 39 世帯 +(793 世帯 2 ヶ月分 )=1,625 世帯分となります 上記の月別電気使用量の表 3-2 図 3-2 は 平成 27 年に環境家計簿に取り組んだ世帯の集計であり 山梨県全体の月別使用量を示すものではありません 山梨県の電気使用量は夏より冬の方が多い傾向があります 3

環境家計簿の実施期間全体 (6 ヶ月間 ) で 前年度と今年度の電気使用量を 比較すると 今年度は前年度よりも 12,867kWh の減少となり 増減率は前 年比で 1.88% の減少という結果になりました (3) 電気使用量を削減できた世帯における省エネの実践内容について 前年度と比べて電気使用量を削減できた 773 世帯うち 家庭での省エネの取り組 み以外の事由 ( 世帯人数の減少 アンペア契約内容の変更 家族の就職等による日中在 宅時間の減少等 ) で 電気使用状況について昨年と比べて変化が生じた 62 世帯を除い た 711 世帯の省エネの取り組み状況を電気使用量の削減割合別に分けてみます 表 3-3 前年度比電気使用量の削減率 :0.1%~20.0% 削減 (607 世帯 ) 省エネの実践内容 実践世帯数 実践割合 エアコン設定温度の適正化 335 55.2% エアコンのフィルター掃除 103 17.0% 冷蔵庫設定温度の適正化 244 40.2% 冷蔵庫設置の適切な間隔 273 45.0% 冷蔵庫内の整理 274 45.1% LED 照明等への取替 243 40.0% 部屋の照明をこまめに消灯 483 79.6% テレビ画面の輝度調整 96 15.8% 省エネ家電への買替 74 12.2% 主電源 OFF プラグを抜く 248 40.9% 省エネ家電の種類 : エアコン 冷蔵庫 テレビ 洗濯機 その他の取り組み等 : 契約アンペア数の変更 住宅用太陽光発電設備の設置 表 3-4 前年度比電気使用量の削減率 :20.1%~40.0% 削減 (79 世帯 ) 省エネの実践内容 実践世帯数 実践割合 エアコン設定温度の適正化 48 60.8% エアコンのフィルター掃除 15 19.0% 冷蔵庫設定温度の適正化 31 39.2% 冷蔵庫設置の適切な間隔 33 41.8% 冷蔵庫内の整理 41 51.9% LED 照明等への取替 27 34.2% 部屋の照明をこまめに消灯 64 81.0% テレビ画面の輝度調整 18 22.8% 省エネ家電への買替 11 13.9% 主電源 OFF プラグを抜く 38 48.1% 省エネ家電の種類 : エアコン 冷蔵庫 テレビ 洗濯機 その他の取り組み等 : 契約アンペア数の変更 住宅用太陽光発電設備の設置 エコキュートの設置 表 3-5 前年度比電気使用量の削減率 :40.1% 以上削減 (25 世帯 ) 省エネの実践内容 実践世帯数 実践割合 エアコン設定温度の適正化 11 44.0% エアコンのフィルター掃除 6 24.0% 冷蔵庫設定温度の適正化 9 36.0% 冷蔵庫設置の適切な間隔 13 52.0% 冷蔵庫内の整理 11 44.0% LED 照明等への取替 6 24.0% 部屋の照明をこまめに消灯 17 68.0% テレビ画面の輝度調整 1 4.0% 省エネ家電への買替 5 20.0% 主電源 OFF プラグを抜く 16 64.0% 省エネ家電の種類 : エアコン 冷蔵庫 テレビ 洗濯機 その他の取り組み等 : 契約アンペア数の変更 住宅用太陽光発電設備の設置 エコキュートの設置 4

(4) 月別のCO 2 排出量について前年度と比較して 電気使用量が 12,867kWh 減少したことによる CO2の排出量への影響について CO2 排出係数を用いて算定してみます CO2 排出係数とは 電気 ガスなどのエネルギーを使用した時に排出される CO2の量をエネルギーの使用量から求めるための換算値で エネルギー使用量に CO2 排出係数をかけて計算することで CO2の排出量がわかります 図 3-3 前年の電気使用量の増減から算出した月 C O 2 排出減少量 (kg) 別の CO2 排出増減量 表 3-6 前年の電気使用量の増減から算出した月別の CO2 排出増減量 (A) 前年の電気使用量との増減 (kwh) (B)CO2 排出係数 (kg-co2) CO2 排出増減量 (A) (B) 7 月 (286 世帯 ) -5,976 0.530-3,167 8 月 (530 世帯 ) 7,598 0.530 4,027 9 月 (353 世帯 ) 4,176 0.530 2,213 10 月 (184 世帯 ) 777 0.530 412 11 月 (170 世帯 ) -12,223 0.530-6,478 12 月 (102 世帯 ) -7,219 0.530-3,826 全体 (1,625 世帯 ) -12,867 0.530-6,820 電気使用 ( 減少 ) 量 CO2 排出係数 = 電気使用に伴う CO2 排出 ( 減少 ) 量 12,867kWh 0.530(kg-CO2) = 6,820kg 平成 27 年度の環境家計簿の実施期間全体 (6 カ月間 ) では 電気使用量が前 年度に比べて 12,867kWh 減少したことに伴って CO2 排出量が前年度に比べ て 6,820kg 減少したという結果になりました ( 表 3-3) 月別にみると 電気使用量が前年度よりも12,223kWh 減少した11 月は 前年度に比べて CO2 排出量が約 6,478kg 減少したことになり 電気使用量が前年度よりも7,219kWh 減少した12 月は 前年度に比べて CO2 排出量が約 3, 826kg 減少したことになります ( 表 3-6) 5

(5) 前年度と今年度における電気使用量について 家庭における電気使用量は 世帯構成人数の増減 電力契約アンペア数の変更 気温の変化など様々な要因の影響を受けることで変化すると考えられます それぞれの家庭の電気使用量の増減に関する要因を一概に結論づけることは難しいですが 今回の分析では 電気使用量に影響を与える一因として考えられる気温の変化を例に 前年度と今年度で比較してみます 前年度と比べて電気使用量の減少率が大きかった11 月と12 月の気温に関するデータ ( 観測地域 : 甲府 ) について調べてみました 表 3-7 過去 3 年間の甲府市の 11 月と 12 月の気温 11 月 ( 甲府 ) 平成 27 年度 平成 26 年度 前年との増減 平均気温 ( 平年 10.4 ) 12.6 11.5 1.1 最高気温の月平均 17.3 16.9 0.4 最低気温の月平均 8.5 6.8 1.7 12 月 ( 甲府 ) 平成 27 年度 平成 26 年度 前年との増減 平均気温 ( 平年 5.0 ) 7.5 3.9 3.6 最高気温の月平均 13.3 9.6 3.7 最低気温の月平均 2.5-0.9 3.4 データの出典 : 甲府地方気象台 気象庁ホームページ 今年度の11 月及び12 月の平均気温 最高気温の月平均 最低気温の月平均については 全て前年度の気温を上回りました 昨年度の甲府では11 月の平均気温は平年に比べて暖かい気温となりましたが 今年度の11 月はそれを上回る暖かい平均気温となっています また 12 月については平均気温が平年よりも低かった昨年度に対して 今年度の平均気温は平年よりも高く 昨年度と比べると寒さが和らぎました 前年度と今年度における気温の観点から電気使用量の増減結果を考えてみると 今年の11 月及び12 月は昨年に比べて暖かかったことから エアコンなどの暖房機器の使用頻度が減少して 電気使用量が抑えられた可能性が考えられます なお 前年度と比べて電気使用量の増加した 8 月から 10 月を分析すると 世帯員 の増加による要因があると考えられます 減少した 6,820kg の CO2 は 杉の木約 775 本が 1 年間に 吸収する CO2 の量と同じくらいになります 杉の木 (40 年生 )1 本は年間で平均して約 8.8kg の CO2 を吸収するとされています ( 林野庁 HP より ) 6

前年度比電気使用量の削減率の大小に関わらず エアコンの設定温度を適切 ( 冷房 28 暖房 20 等 ) にして必要な時だけ使用する 冷蔵庫内に食品を詰め込みすぎない 主電源 OFF プラグを抜く の実践割合は5 割程度 使用していない部屋の照明はこまめに消灯する の実践割合は7 割程度になるなど 4つの省エネの取り組みについては 全ての世帯において比較的高い実践率となっています 電気使用量の削減率が4 割を超えた世帯においては 冷蔵庫は壁 ( 周囲 ) との間に適切な間隔を空けて設置する 取り組みについても 実践割合が5 割程度と高い実践率となっています 家庭で使用する電気使用量の約 4 割は 冷蔵庫 照明器具 テレビ エアコンに使われています 環境家計簿の取り組みを通じて 多くのご家庭で省エネに取り組んでいただきましたが 日常生活で使用する電気製品は使い方を少し工夫することで 効果的に省エネをすることがきます 電気製品ごとの使用方法の工夫については 日常生活の中で身近にできることからはじめて 季節を問わず 年間を通じてご家庭での省エネに積極的に取り組むことが大切です 図 3-2 出典 : 経済産業省総合エネルギー調査会資料 4. アンケートの集計結果 皆さんに回答していただいた環境家計簿内のアンケート ( 環境に配慮した設備等の利用 ) の集計結果です ( 複数回答あり 集計対象世帯数 :929 世帯 未記入 :1 61 世帯 ) 利用設備 世帯数 割合 利用設備 世帯数 割合 太陽光発電設備 135 14.5% ハイブリッド自動車 106 11.4% 太陽光給湯設備 34 3.7% プラグインハイブリッド自動車 6 0.6% エコジョーズ 12 1.3% 電気自動車 7 0.8% エコキュート 252 27.1% 生ゴミ処理機 30 3.2% エコウィル 2 0.2% コンポスター ボカシ 62 6.7% エネファーム 3 0.3% 雨水タンク 28 3.0% 省エネナビ ( 家庭用電力測定装置 ) 13 1.4% 緑のカーテン 133 14.3% HEMS( へムス ) 7 0.8% 7

5. おわりに 今回の環境家計簿の取り組みをきっかけとして 地球温暖化の防止に向けて 皆さん一人ひとりが日常生活を見直し CO2の排出量削減のために 今後も環境にやさしいライフスタイルへの転換に向けた行動に引き続き取り組んでいきましょう 平成 27 年度環境家計簿の取り組みに参加していただきました皆さんに感謝いたします ご協力ありがとうございました 8