Microsoft Word - 大和コーポレートガバナンス ガイドライン201810

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大和コーポレートガバナンス ガイドライン正式

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

また 代表取締役社長直属の内部監査部門を設置し 法令遵守 内部統制の有効性と効率性 財務内容の適正開示 リスクマネジメントの検証等について 各部門 工場 グループ会社などの監査を定期的に実施し チェック 指導するとともに 監査役との情報共有等の連携を図っております 1-4( 中長期的な経営戦略等 )

1 制定の目的 方針 当社におけるコーポレートガバナンスを向上させるための枠組みである パーク 24 コーポレートガバナンスガイドライン を制定し コーポレートガバナンスの強化 充実に努めることで 当社の中長期的な価値向上と持続的成長を実現する コーポレートガバナンスに対する基本的な考え方公正で透明

マエザワ CG 基本方針 ( 平成 27 年 12 月 11 日施行 ) 前澤工業株式会社

第 Ⅰ 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本ガイドラインは 群栄化学工業株式会社 ( 以下 当社 という ) が 次に定める 社是 理念 実現のため ステークホルダーと協働して企業価値を向上させ 持続的に発展できるよう より良い経営を実現することを目的とする 2. 当社は GCIグループ基本理念 を制

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【PDF】コーポレートガバナンス・ガイドライン

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基本原則

コーポレートガバナンス ガイドライン 2015 年 10 月 27 日制定 2018 年 12 月 13 日改定 大王製紙株式会社 1

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定いたします なお 配当の回数は原則として中間配当と期末配当の年 2 回といたします 3 自己株式 当社は 経営環境の変化に機動的に対応し 株主価値の向上に資する財務政策等の経営の諸施策を実行することを可能とするため 市場環境や資本効率等を勘案しながら適宜自己株式を取得いたします (3) 政策保有株

(2) 変更の内容 定款変更の内容は別紙のとおりであります (3) 日程 定款変更のための株主総会開催日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 定款変更の効力発生日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 以上 - 2 -

2 政策保有株式に係る議決権行使の基準政策保有株式の議決権行使に当たっては 投資先企業の中長期的な企業価値向上が株主利益への向上にも繋がるものであることを前提とし 株主への還元方針 コーポレートガバナンスや企業の社会的責任への取組み等総合的観点から議決権を行使する (4) 買収防衛策は 経営陣 取締

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2019 年 6 月 26 日 各 位 会社名 代表者名 問合せ先 株式会社スターフライヤー代表取締役社長執行役員松石禎己 ( コード番号 :9206 東証第二部 ) 取締役常務執行役員柴田隆 (TEL ) コーポレートガバナンス方針 の改定について 当社は 2019 年 6

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

コーポレートガバナンス・ガイドライン

コーポレートガバナンスに係る方針 基準等 2018 年 12 月 東急建設株式会社

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業活動を行う上で関わる顧客をはじめとするすべてのステークホルダーとの良好なネットワークおよび関係を構築 維持することが大切であると考えます そのために 以下のコーポレートガバナンス コードにおける基本的な考え方に則って コーポレート ガバナンスの充実に取り組みます (1) 株主の権利を尊重し 平等性

コーポレートガバナンス・ガイドライン

規則フォーマット

コーポレート・ガバナンス基本方針

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コーポレートガバナンス基本方針

_コーポレートガバナンス基本方針

コーポレートガバナンス コードについて 本コードにおいて コーポレートガバナンス とは 会社が 株主をはじめ顧客 従業員 地域社会等の立場を踏まえた上で 透明 公正かつ迅速 果断な意思決定を行うための仕組みを意味する 本コードは 実効的なコーポレートガバナンスの実現に資する主要な原則を取りまとめたも

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Microsoft Word - 内部統制システム構築の基本方針.doc

コーポレートガバナンスに関する基本方針 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本基本方針は 当社が その企業理念である THE INTAGE GROUP WAY のもと 遵法精神にのっとり健全な事業活動を進めることを通じて 当社の企業価値の向上を実現していくために 当社のコーポレートガバナンスに関

直しも行う これらの事務については 稟議規程 文書管理規程 契約書取扱規程は管理本部長が所管 情報管理規程 情報セキュリティ管理規程はコンプライアンス推進部長が所管し 運用状況の検証 見直しの経過等 適宜取締役会に報告する なお 業務を効率的に推進するために 業務システムの合理化や IT 化をさらに

コーポレートガバナンス報告書

かつ的確に提供するなど議決権行使の環境整備に努め 株主の平等性確保に向けた取組みを進める また 株主による違法行為の差止め 代表訴訟提起等 議決権行使以外の株主の権利にも配慮し それらの権利が適切に行使されるよう配慮する (2) 株主以外のステークホルダーとの適切な協働安全と快適を提供する自動車部品

ための手段を 指名 報酬委員会の設置に限定する必要はない 仮に 現状では 独立社外取締役の適切な関与 助言 が得られてないという指摘があるのならば まず 委員会を設置していない会社において 独立社外取締役の適切な関与 助言 が十分得られていないのか 事実を検証すべきである (2) また 東証一部上場

「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」一部改定に関するお知らせ

剰余金の配当に関するお知らせ

定款新旧対照表 ( 株式会社オーハシテクニカ ) 第 1 章総則 現行定款 第 1 章総則 下線は ( 下線部分は変更箇所を示す ) ( 商号 ) 第 1 条当会社は株式会社オーハシテクニカと称し 英文では OHASHI TECHNICAINC. と表示する ( 目的 ) 第 2 条当会社は 次の事

補充原則 1-21 上場会社は 株主総会において株主が適切な判断を行うことに資すると考えられる情報については 必要に応じ適確に提供すべきである 株主総会において株主の皆さまが適切な判断を行うことに資すると考えられる情報については 適時適切に提供してまいります また 株主間で情報格差が生じないよう十分

第 1 章 第 1 条 シャルレコーポレートガバナンス基本方針総則 ( 基本方針 ) 原則 3-1-(ⅰ),3-1-(ⅱ) 当社は 基本理念 及び わたしたちの誓い に基づき お客様 従業員 株主等のステークホルダーの立場を踏まえて 持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し コーポレートガバナ

PYT & Associates Attorney at law

定款変更案新旧対照表

後の対応に反映させるべく取り組んでおります 補充原則 1-12 上場会社は 総会決議事項の一部を取締役会に委任するよう株主総会に提案するに当たっては 自らの取締役会においてコーポレートガバナンスに関する役割 責務を十分に果たし得るような体制が整っているか否かを考慮すべきである 他方で 上場会社におい

(3) 当社グループの基本的な理念 当社グループは 以下の基本的な理念のもと 持続的な成長と企業価値の継続的な向上の実現を目的としてグループ全体でビジネスを実践し 株主を始めとしたさまざまなステークホルダーからの信頼に応え 生活者の豊かな未来の創造 経済の伸長 社会の発展に貢献していきます グループ

「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」一部改定に関するお知らせ

別紙 東亞合成グループコーポレートガバナンス基本方針制定 2016 年 2 月 4 日改正 2017 年 3 月 30 日改正 2018 年 12 月 19 日 第 1 章総則 第 1 条 ( コーポレートガバナンスの基本的な考え方 ) 1 当社グループは 素材と機能の可能性を追求し 化学の力で新し

定 款 ( 平成 30 年 10 月 1 日変更 )

平成 30 年 12 月 20 日 株式会社ディア ライフ コーポレートガバナンス コードに関する当社の取り組み 当社は 迅速 透明かつ健全な経営体制のもと 株主 顧客 取引先 従業員 社会等当社が関わるすべてのステークホルダーの利益を尊重し 良好な関係性を維持することが 当社グループの持続的成長と

5 当社は 信託銀行等の名義で株式を保有する機関投資家等が株主総会において議決権行使等 の株主権の行使をあらかじめ希望する場合は 信託銀行等と協議等を行います ( 株主の権利の確保 ) 第 4 条当社は 全ての株主の権利が実質的に確保されるよう適切な対応を行うとともに 少数 株主にも認められている権

別紙 前澤化成工業株式会社 コーポレートガバナンス基本方針 ( 平成 27 年 11 月 11 日版 )

オムロン株式会社定款 第 1 章総則 ( 商号 ) 第 1 条当会社は オムロン株式会社と称し 英文では OMRON Corporation と表示する ( 目的 ) 第 2 条当会社は 次の事業を営むことを目的とする (1) 電気機械器具の製造および販売 (2) 制御機器 コンピュータ等の電子応用


別紙 現行定款第 1 章総則 ( 下線は変更部分を示す ) 変更案第 1 章総則 第 1 条 ( 条文省略 ) 第 1 条 ( 現行どおり ) ( 目的 ) ( 目的 ) 第 条 当会社は 次の事業を営むことを目的とする 第 条 当会社は 次の事業を営むことを目的とする 1. トランプ類の製造販売

コーポレート ガバナンスに関する報告書の主な開示項目 コーポレート ガバナンスに関する報告書 記載項目 ( 内訳 ) 記載上の注意 基本的な考え方 ( 記載例 : コーポレート ガバナンスについての取組みに関する基本的な方針 目的 ) Ⅰ コーポレート ガバナンスに関する基本的な考え方及び資本構成

第 分科会 / 分科会 B 改正会社法等への対応状況と今後の課題 ディスカッションポイント ( 例 ) 参考資料 関西支部監査役スタッフ研究会報告書 改正会社法及びコーポレートガバナンス コードへの対応状況と監査役 監査役スタッフの役割と今後の課題. 監査役会の運営 改正会社法等により監査役会の開催

原則 1-1. 株主の権利の確保 上場会社は 株主総会における議決権をはじめとする株主の権利が実質的に確保されるよう 適切な対応を行うべきである 当社は 全ての株主が その権利行使が実質的に確保されるよう配慮するとともに 議決権行使や対話を促進する環境整備に努めております 補充原則 1-11 取締役

Microsoft Word - 定款最新 doc

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

Microsoft Word - A-03 定款_ 最終版 提出用.doc

定款

第 3 条 ( 株主総会 ) 1. 当社は 株主総会開催日の適切な設定を含め 株主が適切に権利行使できる環境を整備する 2. 当社は 株主が適切に議決権を行使することができるよう 株主総会の招集通知を遅くとも株主総会開催日の 3 週間前までに発送するとともに 発送に先立って当社ホームページに招集通知

取引にあたっては第三者の取引と同様に決定しております 原則 3-1 情報開示の充実 (1) 会社の目指すところ ( 経営理念等 ) や経営戦略 経営計画 < 経営理念 > 顧客満足を第一としたプロフェッショナル集団として 新たな価値創造を通じて社会に貢献します < 経営戦略 経営計画 > 経営計画の

2 名以上の独立社外取締役の選任状況 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社の比率は 市場第一部では 9 割を超え 91.3% に JPX 日経 400では 97.7% に 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社 ( 市場第一部 ) の比率推移 ( 参考 ) 100% 88.0% 91.

個人情報保護規定

6 当社は 反社会的勢力に対しては一切の関係をもたず 不当要求を受けた場合等の 事案発生時には 総務部を対応統括部署として警察および顧問弁護士等と連携し毅然とした態度で対応する (2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 1 当社は 取締役の職務の執行に関する情報 ( 株主総会議

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< 本制度の仕組みの概要 > 5 ポイント付与 委託者 当社 3 自己株式の処分 1 役員株式交付規程の 制定 2 信託 < 他益信託 > を設定 ( 金銭を信託 ) 3 払込 受託者 ( 予定 ) 三井住友信託銀行 ( 再信託受託者 : 日本トラスティ サービス信託銀行 当社株式 株式交付信託 信

( 第 8 条から移動 ) 第 10 条 ( 単元未満株式の売渡請求 ) 当会社の単元未満株式を有する株主 ( 実質株主を含む 以下同じ ) は株式取扱規則の定めるところに従い その有する当会社の単元未満株式の数と併せて単元株式数となる数の当会社の株式を売渡すよう当会社に請求することができる 第 1

有価証券上場規程の一部改正新旧対照表 新旧第 4 章の2 企業行動規範等第 4 章の2 企業行動規範 ( 企業行動規範等 ) ( 企業行動規範 ) 第 12 条の2 上場会社は 別添 企業行動規範第 12 条の2 上場会社は 別添 企業行動規範に関する規則 及び コーポレートガバナンス に関する規則

東急不動産ホールディングス株式会社 定款

定     款

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議決権行使に係る事務取扱手続

東証上場会社における独立社外取締役の選任状況及び委員会の設置状況 2017 年 7 月 26 日株式会社東京証券取引所

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

( 株主総会における議決権の尊重 ) 第 7 条株主総会における議決権の行使は株主の権利であり 次のとおり株主が議決権を適切に行使できるように努める (1) 株主総会招集通知を早期に発送及び開示し 株主がその内容を十分に検討できるだけの時間を確保する (2) 株主との対話の充実と そのための正確な情

取締役会規定

(資料4)運用機関とのコミュニケーションの取り方や情報開示の方法等(案).pdf

4. 本ガイドラインで用いる用語本ガイドラインは本コードの原則 3-1(ⅱ) に端を発したものであるため 本ガイドラインで用いる用語のうち下記に掲げるものは 下記の意味で統一して用いる (1) 経営陣および経営陣幹部 経営陣とは 取締役および執行役員のことをいう 経営陣幹部とは 下記の取締役のことを

スに関する基本方針 の第 2 条に開示しておりますので ご参照ください 3) 当社における取締役報酬の決定方針と手続は 当社ホームページに開示しております コーポレートガバナンスに関する基本方針 の第 1 条第 3 項に記載しておりますので ご参照ください 4) 当社における取締役の選解任と取締役候

コタベーシック ( 基礎となる考え方 ) < 創業精神 ( 創業の目的 存在意義 ) > 美容業界 ( 美容室経営 ) の近代化 美容室の企業としての永続的発展を促しながら 業績を向上させることで生産性を向上させ 労働環境の整備や公私混同を脱した近代的な財務会計による企業経営に導くという 当社の創業

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです STUDIO ATAOCo.,Ltd. 最終更新日 :2018 年 5 月 31 日株式会社スタジオアタオ代表取締役瀬尾訓弘問合せ先 : 証券コード :355

定 款 東亞合成株式会社

Microsoft Word - 【修正】AMU  定款【170625改訂】クリーン.docx

西部瓦斯株式会社定款 第 1 章総則 ( 商号 ) 第 1 条当会社は 西部瓦斯株式会社と称し 英文ではSAIBU GAS CO.,LTD. と表わす ( 目的 ) 第 2 条当会社は 次の事業を営むことを目的とする 1. ガス事業 2. 熱供給事業 3. 電気供給事業 4. 液化天然ガス 液化石油

監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書

解されなければならない 定義 主要株主 とは 当社の株主総会における議決権の 5 パーセント超を実質 的に保有している株主をいう ただし 信託業を営む者が信託財産として株式を保有している場合 証券業を営む者が引受けまたは売出しを行う業務により株式を保有している場合 または証券金融会社がその通常業務と

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです Entrust Inc. 最終更新日 :2019 年 6 月 24 日 株式会社イントラスト代表取締役社長桑原豊問合せ先 : 経営管理部 証券コード :71

す また 同株式の議決権行使については 発行会社の企業価値向上に繋がるか 株主価値を棄損させるものであるかどうかを精査した上で 賛否を判断しております なお 個々の様式に応じた定性的かつ総合的な判断が必要なため 現時点では統一の基準を設けておりません 原則 1-7 関連当事者間の取引 当社は 取締役

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第 3 章 保険募集管理態勢の整備と内部監査 法令等遵守態勢の確認検査用チェックリスト とは別に 保険募集管理態勢の確認検査用チェックリスト により検証する構成がとられています これは 保険募集に関する法令等遵守の重要性が高く また 着目すべきポイントが多岐に渡っていることを反映したものとも考えられ

日本版スチュワードシップ コード についての第一生命の取組み 当社は 責任ある機関投資家 の諸原則 ( 日本版スチュワードシップ コード ) の趣旨に深く賛同し 受け入れることを表明し ます 当コードの原則 1 から 7 について 以下のような方針で取り組んでいきます 原則 1 機関投資家は スチュ


コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 2018 年 8 月 17 日株式会社イーエムネットジャパン代表取締役社長山本臣一郎問合せ先 : 管理統括部 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです


Microsoft Word 株式取扱規則final

2. 本制度の仕組み 株式市場 残余財産の給付残余株式の無償譲渡 消却94 当社株式 4 代金の支払 1 本株主総会決議 54配代当金の支6 委託者 議決権不行使の指図8当社 受託者( 共同受託 ) ( 予定 ) 三菱 UFJ 信託銀行 日本マスタートラスト信託銀行 BIP 信託 当社株式 金銭 4

Transcription:

大和コーポレート ガバナンスガイドライン 制定 :2016 年 10 月 13 日改訂 :2018 年 10 月 11 日 項目に付記されている番号はコーポレートガバナンス コードの項目番号です 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本ガイドラインは 当社グループにおける最良のコーポレート ガバナンスの実現を目的として コーポレート ガバナンスについての基本的な考え方 枠組み等を定めるものである ( コーポレート ガバナンスの基本的な考え方 ) 2-1 3-1 4-5 5-2 第 2 条当社は 店祖遺訓 正しきを履んで怖れず真剣たれ を常に企業活動の信条 従業員の行動指針と掲げ 顧客 株主 取引先 従業員そして社会公共に対する責任を果たすことを使命とする 2. 最良のコーポレート ガバナンスを追求し 継続的にその充実に取り組み 持続的な成長および中長期的な企業価値の向上を目指す ( コーポレート ガバナンス体制 ) 第 3 条当社は監査等委員会設置会社とする 第 2 章株主の権利 平等性の確保 ( 株主の権利の確保 ) 1 1-1 1-1-1 1-1-3 第 4 条当社は 少数株主 外国人株主を含む全ての株主に対し その株式数等に応じて平等に扱い また株主に認められている権利についてもその権利行使の確保に十分配慮する ( 株主総会 ) 1-1 1-1-1 1-2 1-2-1~5 第 5 条当社は 株主が株主総会において適切な判断を行うことに資すると考えられる情報を必要に応じ適確に提供するほか 以下のとおり議決権の行使にかかる環境を整備する (1) 定時株主総会招集通知は できるだけ早期に発送するよう努める (2) 定時株主総会開催日は 決算に関する法定日程 会計監査人や監査等委員である取締役 ( 以下 監査等委員 という ) および監査等委員会の監査日程 取締役会や監査等委員会の開催日等を考慮のうえ 決定する (3) 招集通知発送に先立ち その内容をインターネット上にて開示する (4) 招集通知の英文化 議決権電子行使プラットフォームの導入については 機関投資家 海外投資家の比率等を踏まえ 実施を検討する (5) 信託銀行等の名義で株式を保有する機関投資家が信託銀行等に代わって自ら議決権の行使等を行うことをあらかじめ希望する場合は 信託銀行等と協議する (6) 株主総会において相当数の反対票が投じられた会社提案については その分析を行い また株主との対話その他の要否について検討を行う 1

( 資本政策の基本的な方針 ) 1-3 第 6 条大きく変化する市場環境に適応するため 主力の百貨店事業においてマーケット対応力の強化と顧客基盤の拡大を基軸として 生活者の意識変化の予兆を他社に先駆けて予知し提案していく ライフスタイル ソリューション型百貨店 の構築を目指し その確かな実行を通して安定的収益 財務基盤の確立につなぐことを経営方針とする 2. 当社は 安定的かつ継続的な利益還元が企業の最重要課題のひとつであるとの認識のもと 事業の成長と企業体質の強化に努め 変化する経営環境や収益状況を勘案し 株主への配当を実施することを基本方針とする 3. その他株主還元策の一環として 株主優待を実施する ( 政策保有株式に関する方針 ) 1-4 1-4-1 1-4-2 第 7 条政策保有株式については 当社にとって重要な取引先との関係の維持 強化により 当社の中長期的な企業価値の向上に資することを目的に株式を保有する 個々の政策保有株式については 毎年 取締役会で保有目的や経済合理性 ( 市場環境や株価動向 配当状況 ) を勘案 検証し 適宜削減するものとする 但し 検証の結果 保有合理性が確認されたものについては この限りではない 2. 政策保有株式の議決権については 投資先企業の中長期的な企業価値向上に資するものであるかどうか また当社の持続的成長 中長期的な企業価値の向上に寄与するものであるかどうか等の観点からその行使についての判断を行う 尚 必要があれば 保有先企業と議決権行使について対話するものとする 3. 当社の株式を政策保有株式として保有している会社 ( 政策保有株主 ) から売却等の意向が示された場合は 取引の縮減を示唆する等の売却を妨げることは一切行わず 適切に売却等に対応するものとする ( 買収防衛策 ) 1-5 1-5-1 第 8 条買収防衛策は 当社の取締役の保身を目的とするものではなく その導入 継続 運用に際しては 必要性 合理性をしっかりと検討し 適正な手続を確保のうえ 適時開示等を通じて株主への十分な説明を行う 2. 当社株式が公開買付けに付された場合は 当社取締役会の考え方を十分説明するとともに 株主が株式を手放す権利を不当に妨げるような措置は講じない ( 株主の利益を害するおそれのある資本政策 ) 1-6 第 9 条第三者割当や MBO など株主の支配権に影響を及ぼす資本政策については 独立社外取締役の意見も考慮したうえで 当社の持続的な成長および中長期的な企業価値の向上の観点から その必要性 合理性につき取締役会で検証 検討を行い 株主総会や適時開示等を通じて株主への十分な説明を行う ( 関連当事者間の取引 ) 1-7 4-3 第 10 条当社が当社の取締役および主要株主等の関連当事者と取引を行う場合は 原則 取締役会および監査等委員会の承認を得るなど 会社や株主共同の利益を害することのないよう対応する 2. 当社と関連当事者との取引については 関連法令ならびに東京証券取引所が定める規則に従って開示する 第 3 章ステークホルダーの利益の考慮 2

( ステークホルダーとの関係 ) 2 4-5 第 11 条当社の社会的責任としてのコンプライアンス経営の実現を目的として 株主 顧客 取引先 従業員 地域社会等のステークホルダーとの公平 公正かつ透明な関係を維持するよう努める ( サステナビリティー ) 2-3 2-3-1 第 12 条サステナビリティーに関する課題への対応が重要なリスク管理の一部であるとの認識のもと 社長を委員長とするコンプライアンス委員会を設置し 地域社会への貢献 環境問題への配慮をはじめ 法令 ルールの遵守といった活動に積極的に取り組む ( 多様性の確保 ) 2-4 4-11-1 第 13 条当社グループの持続的な成長には 様々な知識 経験 能力 考え方を有する人材の活躍が必要不可欠であるとの認識のもと 女性の活躍推進など 多様性を配慮した経営や人事制度の運営に注力する ( 内部通報 ) 2-5 第 14 条当社公益通報に関する規程を制定の上 社内通報窓口等を設置する 2. 前項の規程において通報者の保護を規定し 不利益取扱いを禁止する 第 4 章適切な情報開示と透明性の確保 ( 情報開示の考え方 ) 3 3-1-1 3-1-2 4-3 5-2 第 15 条財務情報および非財務情報について 関連法令および東京証券取引所の定める規則に基づく開示を適切に行うとともに 法令に基づく開示以外の情報提供も必要に応じ行う 2. 適正かつ公正な情報開示を行うとともに 正確な情報をわかりやすく表現する 3. 情報の開示に当たっては 開示時点での海外投資家等の比率も踏まえ 情報提供の方法を検討する 4. 当社は 内部者取引に関する規程をはじめ いわゆるインサイダー情報の管理を徹底し 情報開示の公平性を徹底する 5. 当社経営戦略 経営計画は 当社資本コストも考慮の上 事業ポートフォリオ 投資 人材育成 顧客政策等を決定し 当社ウェブサイトやメディア等を通じ公表するものとする 第 5 章会計監査人に関する事項 ( 会計監査人の役割 責務 ) 3-2 第 16 条会計監査人は 株主 投資家に対して責務を負っているとの認識のもと 適正な監査が実施できるよう 独立性 専門性を確保する ( 会計監査人への対応 ) 第 17 条監査等委員会は 会計監査人に対し以下の対応を行う (1) 会計監査人候補の選定および評価のための基準の策定 (2) 会計監査人が会計監査を実施するために必要な独立性および専門性を有しているかの確認 2. 取締役会および監査等委員会は 会計監査人に対し以下の対応を行う (1) 会計監査人が監査を実施するのに十分な時間の確保 (2) 会計監査人と取締役との面談等の機会の確保 (3) 会計監査人と監査等委員 内部監査部門および社外取締役との十分な連携の確保 (4) 会計監査人が監査により不正等を発見した場合における会社側の対応体制の確立 3

第 6 章取締役会 取締役 ( 取締役会の役割 責務 ) 1-1-2 2-2-1 4 4-1 4-1-2 4-1-3 4-3 4-3-1 4-3-2 4-10 第 18 条取締役会は 効率的かつ実効的なコーポレート ガバナンスを実現し それを通じて 当社グループが持続的に成長し 中長期的な企業価値の向上を図ることにより 株主の利益の拡大を行うことについて責任を負う 2. 取締役会は 前項の責任を果たすため 経営全般に対する監督機能を発揮して経営の公正性 透明性を確保するとともに 経営戦略 経営計画の策定 社長その他の取締役 店長等重要な経営幹部の指名 評価およびその報酬の決定 当社が直面する重大なリスクの評価および対応策の策定ならびに当社の重要な業務執行の決定を適切に行う 3. 取締役会は 中期経営計画についてその実現に最善の努力を行う 計画が未達に終わった場合は その原因や自社が行った対応を分析し 株主に説明を行うとともに 次期中期経営計画に分析を反映させる 4. 取締役会は 内部統制システム CSR 体制を整備し コンプライアンス 環境 情報セキュリティ等の運用状況を監督する 5. 代表取締役等経営陣 幹部の後継者の計画については 当社人事制度による人材育成制度を通じ 実施するものとし 取締役会は 当社の経営理念や経営戦略を踏まえ 適切に人材育成の監督を行うものとする ( 取締役会の構成 ) 4-11 4-11-1 第 19 条取締役会は 様々な知識 経験 能力を有する者により構成し 定款の定めに従い 取締役の員数は監査等委員であるものを除く取締役は 17 名以内 監査等委員は 5 名以内とする ( 取締役会決議事項および権限の委譲 ) 4-1-1 第 20 条取締役会は 法令上取締役会で決議すべきとなっている事項のほか 経営計画や重要な事項など 取締役会規則 に定める事項を決議する 2. 取締役会は 法令上可能なものの中から取締役に委譲すべきものを諸規則に定めたうえで委譲することができる ( 取締役会の活性化 ) 4-12 4-12-1 第 21 条取締役会の資料については 会日に十分先立って各取締役に配布するとともに 必要に応じ 各取締役に十分な情報を提供する 2. 毎年 3 月までに 翌年 5 月までの取締役会日程を決定し 各取締役に通知する 3. 審議項目数 開催頻度 審議時間についても適切に設定する ( 取締役の役割 責務 ) 4-5 4-13 4-13-1 4-14-1 第 22 条取締役は株主に対する受託者責任を認識し ステークホルダーとの適切な協働を確保しつつ 会社や株主共同の利益のために行動する 2. 取締役は その職務を執行するために十分な情報を収集するとともに 積極的に意見を表明して議論を尽くさなければならない 3. 取締役は その期待される能力を発揮して 当社のために十分な時間を費やし 取締役としての職務を遂行する 4. 取締役は 就任するにあたり 関連法令 当社定款 取締役会規則その他の当社の内部規程を把握し その職責を十分に理解しなければならない 4

( 取締役候補者等の指名 報酬等 ) 3-1 3-1-1 4-2--1 4-3-2 4-11-1 第 23 条取締役候補者 ( 補欠候補者を含む ) の指名に際しては 以下の点を考慮し 社長および関係取締役が候補者を選定のうえ取締役会で決定する (1) 優れた人格 見識 能力および豊富な経験とともに 高い倫理観を有している者を候補者とする (2) 経営企画 経理財務 法務 人事労務 営業 技術等の専門知識を有した者をバランスよく選任する (3) 監査等委員には 財務 会計に関する適切な知見を有している者を 1 名以上選任するとともに 監査等委員会の同意を得るものとする (4) 性別 年齢 国籍 技能その他多様性にも考慮する 2. 取締役の選解任に関しては 当社業績等を勘案の上 社長および関係取締役含む経営陣の間で論議し 監査等委員である取締役については 監査等委員の同意も得て 独立社外取締役の意見も参考にしながら取締役会に諮問した上で 株主総会の選解任議案として上程するものとする 尚 個々の取締役の選解任の理由や現況については株主総会参考書類等法定の書面に記載する 3. 重要な使用人の選解任については取締役会決議により決定する 4. 取締役の報酬等については総額を定時株主総会決議の承認を経て決定し 個々の取締役の報酬等については 取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) は取締役会の授権を受けた代表取締役が 業績 役割 代表権 社会的水準を総合的に考慮の上 独立社外取締役の意見も参考にしながら決定し 監査等委員である取締役は監査等委員会で協議の上 それぞれ社内規程に基づき決定するものとする ( 社外取締役の役割 ) 4-6 4-7 4-8 第 24 条当社の社外取締役は 取締役会が決定した経営戦略ないし経営計画に照らして 当社の経営の成果および取締役 経営陣のパフォーマンスを検証および評価し 株主共同の利益の観点から 現在の取締役 経営陣に当社の経営を委ねることの適否について判断し 意見を表明することを その主たる役割の一つとする ( 独立社外取締役 ) 4-8 4-9 第 25 条当社の社外取締役の独立性に関しては 東京証券取引所の定める独立役員の独立性基準を満たし かつ本ガイドライン第 23 条第 1 項の資質および第 24 条の役割を全うできる者を選任するものとする ( 評価 ) 4-11-3 第 26 条取締役会は 取締役会全体の実効性についての分析 評価の実施をについて必要に応じ検討する ( 取締役に対するトレーニングの方針 ) 4-14 第 27 条取締役に対するトレーニングの方針は以下のとおりとする (1) 取締役には 外部セミナーへの参加をはじめ 取締役に求められる役割と責務を十分に理解する機会を提供する (2) 新たに社外取締役に就任する者には 当社の事業内容や財務状況 経営戦略の説明を実施する (3) 取締役には 必要に応じ各種情報を 社内会議や担当部署からの説明を通じて提供し また取締役も常に積極的に情報を収集し 研鑽に努めるものとする 第 7 章監査等委員 監査等委員会 5

( 監査等委員および監査等委員会の役割 ) 4-4 4-4-1 第 28 条監査等委員および監査等委員会は 株主に対する受託者責任を踏まえ 独立性と実効性を高め 積極的に権限を行使する 第 8 章株主との対話 ( 株主との建設的な対話を促進するための体制整備 取組みに関する方針 ) 5 5-1 5-1-1~3 第 29 条株主との建設的な対話を促進するための体制整備 取組みに関する方針は以下のとおりとする (1) 株主 投資家との信頼関係を醸成し 企業価値の向上を図るため 総務担当取締役および総務部長統括のもと 適切な IR 活動を実施する (2) 株主 投資家との対話に際しては 総務部が当社の各部門 グループ会社の情報管理責任者から入手した情報を 経営企画部門とその正確性等を検証し 必要に応じ総務担当取締役の承認を得て実施する (3) インサイダー情報については 関連法令 東京証券取引所および当社の定める規則に基づき適切に対応する (4)IR 活動により 株主 投資家から得られた意見については 必要に応じて総務部から総務担当取締役 総務担当取締役から取締役会へ報告する 以上 6