( 退職手当の支給の一時差止め ) 第 5 条理事長は 退職した者に対しまだ退職手当が支払われていない場合において その者が次の各号のいずれかに該当する場合 退職手当の支給を一時差し止めることができる (1) その者の在職期間中の行為に係る刑事事件に関して その者が起訴をされその判決が確定していない

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4 前 3 項の規定による在職期間のうち 休職 ( 業務上の傷病による休職及び次条第 1 項に規定する国等の機関の業務に従事させるための休職を除く ) 若しくは育児休業 介護休暇等に関する規程 ( 平成 18 年規程第 13 号 ) 第 3 条第 1 項の規定による育児休業又は停職により現実に職務を

公益社団法人全国市有物件災害共済会職務権限規程案

(3) 勤続期間が 10 年以上であって定年により退職したとき (4) 勤続期間が 15 年以上であって職務上特に功労があった者が退職したとき (5) 前各号に準ずる理由により増額する必要があると理事長が特に認めたとき ( 減額 ) 第 5 条職員が次の各号のいずれかに該当するときは 第 3 条の規

平成16年規程第03号_役員退職手当規程

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国立研究開発法人土木研究所役員退職手当支給規程

平成16年規程第05号_職員退職手当規程

の合計額とする ⑴ 1 年以上 10 年以下の期間については 1 年につき100 分の125 ⑵ 11 年以上 15 年以下の期間については 1 年につき100 分の137.5 ⑶ 16 年以上年 24 年以下の期間については 1 年につき100 分の200 2 前項の規定は 11 年以上 25 年

役員退職手当支給規程

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独立行政法人大学改革支援・学位授与機構役員退職手当( 改正)

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四勤続 20 年をこえ 30 年までの期間については 勤続 1 年につき 100 分の 200 五勤続 30 年をこえる期間については 勤続 1 年につき 100 分の ( 退職金の増額 ) 第 6 条職員が次の各号の一に該当する場合には 前条の規定により計算して得た額に その者

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職員退職金支給規程

職員退職手当規程

該各月にその者が属していた次の各号に掲げる職員の区分に応じて当該各号に定める額のうち その額が最も多い額から順次その順位を付し その第 1 順位から第 60 順位までの調整月額 ( 当該各月の月数が60 月に満たない場合には当該各月の調整月額 ) を合計した額に100 分の83.7を乗じて得た額とす

職員退職手当規程29度規程第14号

別表第1(第4条関係)

2 理事長は 役員が退職し 解任され又は死亡したとき ( 前条第 1 項ただし書又は第 6 条第 4 項の規定により退職手当を支給しない場合を除く ) は 前項の業績勘案率の決 定を主務大臣に申請するものとする ( 暫定退職手当の額 ) 第 3 条の2 暫定退職手当の額は 前条第 1 項の規定を準用

定年制職員退職金規程

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那覇市職員退職手当支給条例

職員退職手当規程

( 退職手当に係る特例 ) 第 4 条の3 職員のうち 理事長の要請に応じ 引き続いて 国若しくは地方公共団体 ( 退職手当に関する条例において 職員が理事長の要請に応じ 引き続いて 当該地方公共団体に使用される者となった場合に 職員としての在職期間を当該地方公共団体に使用される者としての在職期間に

公益財団法人全国競馬 畜産振興会役員慰労金支給規程 ( 平成 25 年 8 月 1 日会長達第 3 号 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 公益財団法人全国競馬 畜産振興会 ( 以下 振興会 という ) 役員及び評議員の報酬等の支給に関する規程第 5 条の規定に基づき 役員 ( 常勤の者に限る

いて 次の各号の一に該当する場合は 理事長は 当該職員 ( 第 1 号に該当する場合において 当該職員が死亡したときは 当該退職手当の支払いを受ける権利を承継した者 ) に対し 前項に規定する事情及び同項各号に規定する退職をした場合の退職手当との権衡を勘案して 当該退職手当の全部又は一部を支給しない

平成13年9月28日

職員退職手当支給規程

先にし実父母の父母を後にし 父母の養父母を先にし父母の実父母を後にし その他の親族については 職員との親等の近い者を先順位とする 3 退職手当の支給を受けるべき遺族のうち 同順位の者が2 人以上ある場合には その人数によって等分して支給する 4 次に掲げる者は 退職手当の支給を受けることができる遺族

独立行政法人農業者年金基金役員給与規程

鞍手町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の新旧対照表

大阪府退職手当

級が6 級以上であるもの ( これらの職員のうち 組合規則で定める職員を除く 以下 特定管理職員 という ) にあっては 100 分の102.5) 12 月に支給する場合においては100 分の137.5( 特定管理職員にあっては 100 分の117.5) を乗じて得た額 (2) 再任用職員期末手当基

(4) 勤続 20 年を超え 30 年までの期間については 勤続 1 年につき 100 分の 200 (5) 勤続 30 年を超える期間については 勤続 1 年につき 100 分の 100 ( 退職手当の調整額 ) 第 5 条の3 退職手当の調整額は その者の在職期間の初日の属する月からその者の在職

( 退職手当の支払 ) 第 3 条この規程の規定による退職手当は 他の法令に別段の定めがある場合又は労使協定に基づく場合を除き その全額を通貨で直接この規程の規定によりその支給を受けるべき者に支払わなければならない 2 退職手当は 職員等が退職した日から起算して 1 月以内に支払わなければならない

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Taro-水資源機構職員退職手当支給規程

役員給与規程(H 改正)

○地方独立行政法人神戸市民病院機構 職員退職手当規程

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者を確認することができない場合その他特別の事情がある場合は この限りでない ( 一般の退職手当 ) 第 3 条の2 退職した者に対する退職手当の額は 次条から第 9 条の3までの規定により計算した退職手当の基本額に第 9 条の4の規定により計算した退職手当の調整額を加えて得た額とする ( 自己の都合

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◆◆05-1教職員退職手当規則30.3.1

7-33教職員退職手当規則160329

職員の期末手当及び勤勉手当に関する条例

とができる (1) 傷病によりその職に堪えず退職した場合若しくは死亡した場合又は予算の削減若しくは組織の改廃により配置転換が困難なため退職させられた場合 (2) 職員が勤続 10 年以上であって定年により退職した場合又は勤続 15 年以上であって職務上特に功労のあった者が退職した場合 (3) 前 2

200 (5) 勤続 30 年を超える期間については 勤続 1 年につき 100 分の 100 ( 退職手当の基本額の増額 ) 第 4 条職員が次の各号の一に該当する場合には 前条の規定により計算して得た額に退職した日における本給月額に100 分の500 以内の割合を乗じて得た額を加算することができ

( 退職一時金の調整額 ) 第 6 条退職一時金の調整額は 各月 ( 会社都合以外の事由による休職又は育児休業若しくは介護休業によりすべて勤務しなかった月を除く ) にその者が属していた次の各号に掲げる職員の等級に応じて定める調整月額のうち その額が最も多いものから順次その順位を付し その第 1 順

Taro-20国立大学法人宮崎大学職員

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職員退職手当規程

2 この規則の規定による退職手当を受けるべき遺族の順位は 前項各号の順位により 同項第 2 号及び第 4 号に掲げる者のうちにあっては 当該各号に掲げる順位による この場合において 父母については 養父母を先にし実父母を後にし 祖父母については 養父母の父母を先にし実父母の父母を後にし 父母の養父母

( 退職手当の支払 ) 第 2 条の3 退職手当は 他の法令に別段の定めがある場合を除き その全額を 現金で 直接この規則の規定によりその支給を受けるべき者に支払わなければならない ただし 別に定める確実な方法により支払う場合は この限りでない 2 この規則の規定による退職手当は 職員が退職した日か

第 2 条の3 この規程の規定による退職手当は, 他の法令に別段の定めがある場合を除き, その全額を, 現金で, 直接この規程の規定によりその支給を受けるべき者に支払わなければならない ただし, その支給を受けるべき者の申し出がある場合, 銀行その他の金融機関に対するその支給を受けるべき者の預金又は

(1) 教職員を故意に死亡させた者 (2) 教職員の死亡前に 当該教職員の死亡によつてこの規程の規定による退職手当の支給を 受けることができる先順位又は同順位の遺族となるべき者を故意に死亡させた者 ( 退職手当の支払 ) 第 3 条 この規程の規定に基づく退職手当は この規程の規定に基づきその支給を

(Microsoft Word - \201\233\221\336\220E\216\350\223\226\213K\222\366\(H300101\).docx)

2 前項に規定する者のうち 負傷若しくは病気 ( 以下 傷病 という ) 又は死亡によらず か つ 第 8 条の4 第 5 項に規定する認定を受けないでその者の都合により離職した者 ( 第 16 条第 1 項各号に掲げる者及び傷病によらず職員就業規則第 22 条第 1 項第 1 号から第 4 号まで

( 役員の報酬 ) 第 2 条役員に対する報酬は 常勤の役員にあっては 俸給 教育研究等連携手当 通勤手当 単身赴任手当及び期末特別手当とし 非常勤の役員にあっては 非常勤役員手当とする ( 報酬の支給日 ) 第 3 条役員に対する報酬 ( 期末特別手当を除く ) は 毎月 17 日 ( 以下この項

第 11 条育児休業を終了して復帰する教職員の年次有給休暇については 理事長が別に定める ( 育児短時間勤務 ) 第 12 条小学校就学の始期に達するまでの子と同居し 当該子を養育する教職員が申し出た場合には 当該子がその始期に達するまで 当該教職員の所定勤務時間を 6 時間とすること ( 以下 育

議員会において定める 5 各評議員の報酬は 評議員会への出席に伴う職務遂行の対価として定款第 13 条に 規定する年間の総額を超えない範囲で 評議員会において定める ( 退職金 ) 第 5 条退職金は 常勤役員として職務上の義務に違反せず 又はその職務を怠ることなく勤務し かつ任期満了 辞任又は死亡

(3) 16 年以上 20 年以下の期間については,1 年につき100 分の160 (4) 21 年以上 25 年以下の期間については,1 年につき100 分の200 (5) 26 年以上 30 年以下の期間については,1 年につき100 分の160 (6) 31 年以上の期間については,1 年につ


カツデンアーキテック株式会社退職金規程 退職金規程 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 就業規則第 47 条に基づき 社員の退職金に関して 定めたものである 但し パートタイマー アルバイトおよび 契約社員 嘱託社員その他臨時に採用された者については適用しない ( 摘用 ) 第 2 条社員が勤務年数

平成16年規程第02号_役員給与規程

2 前項に掲げる者が退職手当を受ける順位は, 前項各号の順位により, 同項第 2 号及び第 4 号に掲げる者のうちにあっては, 当該各号に掲げる順位による この場合において, 父母については, 養父母を先にし実父母を後にし, 祖父母については, 養父母の父母を先にし実父母の父母を後にし, 父母の養父

2 次条及び第 14 条の規定による退職手当は 職員が退職した日から起算して 1 月以内に支払わなければならない ただし 死亡により退職した者に対する退職手当の支給を受けるべき者を確認することができない場合その他特別の事情がある場合は この限りでない ( 退職手当の額 ) 第 4 条退職した者に対す

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Taro-15.退職手当規則 jtd

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Microsoft Word - 36国立大学法人岐阜大学職員退職手当規則25.1

議第 18 号 ( 趣旨 ) 三島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例案 第 1 条 この条例は 公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律 ( 平成 12 年法律第 50 号 以下 法 という ) 第 2 条第 1 項及び第 3 項 第 5 条第 1 項 第 6 条第 2 項 第

その月の土曜日及び日曜日以外の日の数で除して得た額に その者が役員でなくなった日 ( 役員が退職した場合において退職した日の属する月の末日までに再び役員に任命されたときは 役員でなくなった日の前日 ) までの土曜日及び日曜日以外の日の数を乗じて得た額とする ( 賞与 ) 第 8 条賞与は 毎事業年度

所を異にして異動した場合においては 別に定めるところにより特別都市手当を支給することができる ( 報酬の支給日 ) 第 4 条報酬 ( 賞与及び業績給を除く 以下同じ ) は 毎月 20 日 その月額を支給する ただし その日が休日に当たるときは その直前の休日でない日に繰り上げて支給する ( 新た

2 常勤役員に対する通勤手当の月額は 給与規程第 35 条第 2 項に規定する額とする 3 非常勤役員に対する通勤手当の月額は 給与規程第 35 条第 2 項の規定を準用し その者の当該月における通勤実績に応じた額を翌月の支給定日に支給する 4 前 3 項に規定するもののほか 通勤の実情の変更に伴う

題名

国立大学法人京都大学教職員給与規程

Taro-役員報酬規程( 改正)【機1完2可2】機構内限り

大阪市立大学教職員退職手当規程

国立大学法人富山大学職員退職手当規則

役員報酬規程

合 ( 刑事事件 ( 退職した後に起訴をされた場合にあっては 基礎在職期間 ( 第 5 条第 2 項に規定する基礎在職期間をいう 以下同じ ) 中の行為に係る刑事事件に限る ) に関し退職した後に禁錮以上の刑に処せられた場合を含む ) 三就業規則第 93 条第 1 項の規定により懲戒解雇 ( 以下

大阪市立大学教職員退職手当規程

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究センター職員給与規程 ( 以下 職員給与規程 という ) 第 4 条に規定する基本給月額及び月例給額をいう 以下 退職日基本給月額 という ) に その者の勤続期間を次の各号に区分して 当該各号に掲げる割合を乗じて得た額の合計額とする 一 1 年以上 10 年以下の期間については 1 年につき 1

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

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役員退職手当支給の基準の変更について

平成17年細則第12号_寒冷地手当の支給に関する細則

Transcription:

全国健康保険協会職員退職手当規程 制定平成 20 年 10 月 1 日 平成 20 年規程第 12 号 ( 総則 ) 第 1 条全国健康保険協会 ( 以下 協会 という ) の職員 ( 全国健康保険協会職員就業規則 ( 平成 20 年規程第 4 号 以下 職員就業規則 という ) 第 2 条に規定する職員をいう ) に対する退職手当の支給については この規程の定めるところによる ( 退職手当の支給 ) 第 2 条退職手当は 職員が退職した日から起算して 1 月以内にその者 ( 死亡により退職した場合には その遺族 ) に支給する ただし 死亡により退職した者に対する退職手当の支給を受けるべき者を確知することができない場合 第 5 条に規定する退職手当の一時差止めを行う場合 その他特別の事情がある場合はこの限りでない 2 退職手当は 法令及び労使協定による書面での定めに基づき控除すべき金額がある場合には 支払うべき退職手当の金額からその金額を控除して支給する ( 退職手当の支給制限 ) 第 3 条職員が次の各号のいずれかに該当する場合には 退職手当を支給しない (1) 勤続 1 年未満で退職した場合 (2) 職員就業規則第 40 条第 2 項第 2 号の規定に基づき 禁錮以上の刑に処せられたことにより解雇された場合 (3) 職員就業規則第 53 条の規定に基づき 懲戒解雇により解雇された場合 2 職員就業規則第 53 条の規定に基づき 諭旨解雇により退職した場合は 退職手当の 2 分の1を限度として支払わないことができる ( 起訴中に退職した場合等の退職手当の取扱い ) 第 4 条職員が刑事事件に関し起訴 ( 当該起訴に係る犯罪について禁錮以上の刑が定められているものに限り 刑事訴訟法 ( 昭和 23 年法律第 131 号 ) 第 6 編に規定する略式手続きによるものを除く 次項及び次条第 2 項において同じ ) をされた場合において その判決の確定前に退職したときは 退職手当は支給しない ただし 禁錮以上の刑に処せられなかったときは この限りでない 2 前項の規定は 退職した者に対しまだ退職手当が支払われていない場合において その者が在職期間 ( その退職手当の基礎となる期間をいう 次条及び第 6 条において同じ ) 中の行為に係る刑事事件に関し起訴をされたときについて準用する - 1 -

( 退職手当の支給の一時差止め ) 第 5 条理事長は 退職した者に対しまだ退職手当が支払われていない場合において その者が次の各号のいずれかに該当する場合 退職手当の支給を一時差し止めることができる (1) その者の在職期間中の行為に係る刑事事件に関して その者が起訴をされその判決が確定していない場合 その者が逮捕された場合 又はその者から聴取した事項等に基づきその者に犯罪があると思料するに至ったとき (2) その者の在職期間中の行為に関して 懲戒解雇又は諭旨解雇に相当すると思料するに至ったとき 2 理事長は 前項の規定による退職手当の支給を一時差し止める処分 ( 以下 一時差止処分 という ) について 次の各号のいずれかに該当するに至った場合には 速やかに当該一時差止処分を取り消すものとする ただし 第 2 号に該当する場合において 一時差止処分を受けた者がその者の在職期間中の行為に係る刑事事件に関し現に逮捕されているときその他これを取り消すことが一時差止処分の目的に明らかに反すると認めるときは この限りでない (1) 一時差止処分を受けた者について 当該一時差止処分の理由となった行為に係る刑事事件につき公訴を提起しない処分があった場合 (2) 一時差止処分を受けた者がその者の在職期間中の行為に係る刑事事件に関し起訴をされることなくその者の退職の日から起算して1 年を経過した場合 3 前項の規定は 理事長が 一時差止処分後に判明した事実又は生じた事情に基づき 退職手当の支給を差し止める必要がなくなったとして当該一時差止処分を取り消すことを妨げるものではない 4 理事長は 一時差止処分を行う場合は 当該一時差止処分を受けるべき者に対し 当該一時差止処分の際 一時差止処分の事由を記載した説明書を交付しなければならない ( 退職手当の返納 ) 第 6 条退職した者に対し退職手当を支給した後において その者が在職期間中の行為に係る懲戒解雇を受ける理由に相当する事実が明らかになったとき 又は刑事事件に関し禁錮以上の刑に処せられたときは 理事長はその支給した退職手当の全部又は一部を返納させることができる ( 退職手当の額 ) 第 7 条退職手当の額は 勤続期間を通じて 別表 1 に定める毎年の等級に係る基礎ポ イントに別表 2 に定める当該年の勤務年数に係る支給割合を乗じて得た合計ポイント - 2 -

に 別表 3に定める退職事由別係数及び別表 4に定めるポイント単価を乗じて得た額とする 2 前項の計算において 一の年に2 以上の等級にあった者の基礎ポイントは 在級した各等級について基礎ポイントに在級月数を乗じ 12 で除した値の和を少数第 1 位で四捨五入したポイントとする 3 定年に達する日から6 箇月前までに勧奨 業務上の傷病又は死亡 整理により退職した者であって その勤続年数が 25 年以上あり かつ その年齢が定年から 10 年を減じた年齢以上である者については 前 2 項による退職手当の額に その額から国家公務員退職手当法に基づく調整額に相当する部分として別に定める額を控除した額 ( 以下 調整後退職手当額 という ) に その者にかかる定年と退職の日におけるその者の年齢との差に相当する年数 1 年 (1 年未満端数は1 年に切り上げる ) につき 100 分の2を乗じた額を加算する 4 20 年以上の期間を勤続して別表 3の第 2 号事由以外によって退職した者については 調整後退職手当額 ( 前項の規定が適用される者にあっては その加算後の額 ) に 100 分の4を乗じた額を加算する 5 別表 3における 傷病 は 厚生年金保険法 ( 昭和 29 年法律第 115 号 ) 第 47 条第 2 項に規定する障害等級に該当する程度の障害の状態にある場合又は職員就業規則第 8 条第 1 項第 1 号の休職の限度期間が満了してもなお復職できない状態にある場合をいうものとする ( 勤続期間の計算 ) 第 8 条退職手当の算定の基礎となる勤続期間の計算は 職員としての引き続いた在職期間によるものとし その期間は 職員となった日の属する月から退職した日の属する月までとする ただし その期間が 35 年を超えるときは 職員となった日の属する月から 35 年に達する日の属する月までとする 2 前項の在職期間には 休職及び停職の期間は含めず 育児休業の期間が1 箇月以上あるときはその月数の2 分の1に相当する月数 ( 子が1 歳に達した日の属する月までの育児休業の期間については3 分の1に相当する月数 ) を除算する ただし 除算すべき月数に1 箇月未満の端数がある場合は これを切り捨てる 3 退職手当の計算において 12 箇月に満たない期間について計算する必要がある場合は 基礎ポイントにその月数を乗じ 12 で除し少数第 1 位で四捨五入したポイントを使用する ( 国等の機関から復帰した職員等に対する退職手当に係る特例 ) 第 9 条職員のうち 理事長の要請に応じ 引き続いて国等に使用される者 ( 以下 国 家公務員等 という ) となるために退職し かつ 引き続き国家公務員等として在職 - 3 -

( その者が更に引き続き当該国家公務員等以外の他の国等の機関に係る国家公務員等として在職した場合を含む ) した後 引き続いて再び職員となった者の在職期間の計算については 先の職員としての在職期間の始期から後の職員としての在職期間の終期までの期間は 職員としての引き続いた在職期間とみなす 2 国家公務員等が国等の機関の要請に応じ 引き続いて協会の職員となるため退職をし かつ 引き続いて国家公務員等となった場合におけるその者の職員としての引き続いた在職期間には その者の国家公務員等としての引き続いた在職期間を含むものとする 3 職員が第 1 項の規定に該当する退職をし かつ 引き続いて国家公務員等となった場合 又は前項の規定に該当する職員が退職し かつ 引き続いて国家公務員等となった場合には この規程による退職手当は 支給しない 4 職員を国等の機関の業務に従事させるための休職の期間は 職員の引き続いた在職期間に算入するものとする 5 国家公務員等が その身分を保有したまま引き続いて職員となった場合におけるその者の在職期間の計算については 職員としての在職期間はなかったものとみなす ( 遺族の範囲及び支給順位 ) 第 10 条第 2 条第 1 項に規定する遺族は 次の各号に掲げる者とする (1) 配偶者 ( 婚姻の届け出をしないが 職員の死亡当時事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を含む ) (2) 子 父母 孫 祖父母及び兄弟姉妹で職員の死亡当時主としてその収入によって生計を維持していた者 (3) 前号に掲げる者のほか 職員の死亡当時主としてその収入によって生計を維持していた親族 (4) 子 父母 孫 祖父母及び兄弟姉妹で第 2 号に該当しない者 2 前項に掲げる者が退職手当を受ける順位は 同項各号の順位により 同項第 2 号及び第 4 号に掲げる者のうちにあっては 当該各号に掲げる順位による この場合において 父母については 養父母を先にし実父母を後にし 祖父母については 養父母の父母を先にし実父母の父母を後にし 父母の養父母を先にし父母の実父母を後にし その他の親族については 職員と親等の近い者を先順位とする 3 退職手当の支給を受けるべき同順位の者が2 人以上ある場合は その人数によって等分して支給する ( 遺族からの排除 ) 第 11 条次に掲げる者は 退職手当の支給を受けることができる遺族としない (1) 職員を故意に死亡させた者 - 4 -

(2) 職員の死亡前に 当該職員の死亡によって退職手当の支給を受けることができ る先順位又は同順位の遺族となるべき者を死亡させた者 ( 遺族の受給資格証明 ) 第 12 条第 2 条第 1 項に規定する遺族が退職手当の支給を受けるときは 戸籍謄本 住民登録謄本その他遺族である事実を証明する書類を提出しなければならない ( 端数の処理 ) 第 13 条この規程の定めるところによる退職手当の計算の結果生じた 100 円未満の端 数は これを 100 円に切り上げるものとする ( 実施に関し必要な事項 ) 第 14 条この規程の実施に関し必要な事項は 別に定める 附則 1 この規程は 平成 20 年 10 月 1 日から施行する 2 健康保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 83 号 ) 附則第 15 条第 3 項の規定に基づき協会の職員として採用された者については 平成 20 年 9 月 30 日に定年により退職した場合に国家公務員退職手当法 ( 昭和 28 年 8 月 8 日法律第 182 号 以下 退職手当法 という ) に基づき支給されるべき退職手当 ( 勤続 20 年以上の長期勤続者についての 退職手当法附則第 21 項から第 23 項まで及び国家公務員等退職手当法等の一部を改正する法律 ( 昭和 48 年法律第 30 号 ) 附則第 5 項から第 7 項までによる基本額の調整の適用 並びに退職手当法第 5 条の3に基づく基本額の特例の適用を除く ) を別表 4に定めるポイント単価で除したポイントを第 7 条に基づき計算される協会の職員としての在職期間に係るポイントに合算したポイントを総ポイントとみなして退職手当を支給するものとする この場合において 別表 2に定める勤続年数別支給割合の適用に当たっては 退職手当法第 2 条第 1 項に規定する職員としての引き続いた在職期間を協会の職員としての在職期間とみなす 3 前項の規定が適用される職員が 平成 25 年 9 月 30 日までの間に退職する場合は 退職手当法を準用して退職手当の額を算定し その額を支給するものとする 附則 1 この規程は 平成 22 年 1 月 1 日から施行する 2 雇用保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 19 年法律第 30 号 ) 附則第 26 条第 3 項の規定に基づき協会の職員として採用された者については 平成 21 年 12 月 31 日に定年により退職した場合に国家公務員退職手当法 ( 昭和 28 年 8 月 8 日法律第 182 号 以下 - 5 -

退職手当法 という ) に基づき支給されるべき退職手当 ( 勤続 20 年以上の長期勤続者についての 退職手当法附則第 21 項から第 23 項まで及び国家公務員等退職手当法等の一部を改正する法律 ( 昭和 48 年法律第 30 号 ) 附則第 5 項から第 7 項までによる基本額の調整の適用 並びに退職手当法第 5 条の3に基づく基本額の特例の適用を除く ) を別表 4に定めるポイント単価で除したポイントを第 7 条に基づき計算される協会の職員としての在職期間に係るポイントに合算したポイントを総ポイントとみなして退職手当を支給するものとする この場合において 別表 2に定める勤続年数別支給割合の適用に当たっては 退職手当法第 2 条第 1 項に規定する職員としての引き続いた在職期間を協会の職員としての在職期間とみなす 3 前項の規定が適用される職員が 平成 26 年 12 月 31 日までの間に退職する場合は 退職手当法を準用して退職手当の額を算定し その額を支給するものとする 附則 1 この規程は 平成 25 年 1 月 25 日から施行する 2 平成 20 年 10 月 1 日施行の附則第 3 項及び平成 22 年 1 月 1 日施行の附則第 3 項に規定する退職手当法の準用については 平成 25 年 3 月 31 日までに退職する職員にあっては 国家公務員の退職給付の給付水準の見直し等のための国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律 ( 平成 24 年法律第 96 号 以下 改正法 という ) による改正前の退職手当法を準用し 平成 25 年 4 月 1 日以降に退職する職員にあっては 改正後の退職手当法 ( 以下 新退職手当法 という ) を準用する 3 前項における新退職手当法の準用に当たっては 同法附則第 21 項並びに国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律 ( 昭和 48 年法律第 30 号 ) 附則第 5 項並びに国家公務員退職手当法の一部を改正する法律 ( 平成 17 年法律第 115 号 ) 附則第 3 条中 百分の八十七 とあるのは 百分の八十八 一九 と 百四分の八十七 とあるのは 百四分の八十八 一九 とし 改正法附則第 2 条から第 4 条中 百分の九十八 とあるのは 百分の九十九 三四 と 百分の九十二 とあるのは 百分の九十三 二六 と 百四分の九十八 とあるのは 百四分の九十九 三四 と 百四分の九十二 とあるのは 百四分の九十三 二六 とする 附則 1 この規程は 平成 26 年 1 月 21 日から施行する 2 改正後の第 8 条第 2 項の規定は 施行日前の在職期間についても適用する 3 この改正の施行日に現に全国健康保険協会職員就業規則第 2 条第 2 項に規定する特定職員であって支部長に任命されている職員である者の退職手当の算定のための基礎ポイントは 別表 1の改正に関わらず 平成 29 年 9 月 30 日までの間 なお従前の例による - 6 -

附則 この規程は 平成 29 年 8 月 1 日から施行し 平成 29 年 3 月 1 日から適用する - 7 -

別表 1( 第 7 条第 1 項関係 ) 等級別基礎ポイント表 等級 基礎ポイント 1 級 195 2 級 295 3 級 450 4 級 515 5 級 540 6 級 700 7 級 760 8 級 820 7 級又は 8 級 ( 上記に関わらず 職員就業規則第 2 条第 2 項に規定する特定職員に限る ) 690 別表 2( 第 7 条第 1 項関係 ) 勤続年数別支給割合表 勤続年数 支給割合 勤続年数 支給割合 勤続年数 支給割合 1 年目 1.250 13 年目 1.375 25 年目 2.000 2 年目 1.250 14 年目 1.375 26 年目 1.800 3 年目 1.250 15 年目 1.375 27 年目 1.800 4 年目 1.250 16 年目 2.000 28 年目 1.800 5 年目 1.250 17 年目 2.000 29 年目 1.800 6 年目 1.250 18 年目 2.000 30 年目 1.800 7 年目 1.250 19 年目 2.000 31 年目 1.800 8 年目 1.250 20 年目 2.000 32 年目 1.800 9 年目 1.250 21 年目 2.000 33 年目 1.800 10 年目 1.250 22 年目 2.000 34 年目 1.800 11 年目 1.375 23 年目 2.000 35 年目 1.050 12 年目 1.375 24 年目 2.000-8 -

別表 3( 第 7 条第 1 項関係 ) 勤続年数別退職事由別係数表 勤続年数 1 号事由 2 号事由 3 号事由 4 号事由 1 0.80 0.48 0.80 1.20 2 0.80 0.48 0.80 1.20 3 0.80 0.48 0.80 1.20 4 0.80 0.48 0.80 1.20 5 0.80 0.48 0.80 1.20 6 0.80 0.48 0.80 1.20 7 0.80 0.48 0.80 1.20 8 0.80 0.48 0.80 1.20 9 0.80 0.48 0.80 1.20 10 0.80 0.48 0.80 1.20 11 1.00 0.64 0.80 1.20 12 1.00 0.64 0.80 1.20 13 1.00 0.64 0.80 1.20 14 1.00 0.64 0.80 1.20 15 1.00 0.64 0.80 1.20 16 1.00 0.73 0.80 1.11 17 1.00 0.73 0.80 1.11 18 1.00 0.73 0.80 1.11 19 1.00 0.73 0.80 1.11 20 1.00 0.73 0.80 1.11 21 1.00 0.83 0.83 1.03 22 1.00 0.83 0.83 1.03 23 1.00 0.83 0.83 1.03 24 1.00 0.83 0.83 1.03 25 1.00 0.83 0.83 1.03 26 1.00 0.84 0.84 1.00 27 1.00 0.84 0.84 1.00 28 1.00 0.84 0.84 1.00 29 1.00 0.84 0.84 1.00 30 1.00 0.84 0.84 1.00 31 1.00 0.84 0.84 1.00 32 1.00 0.84 0.84 1.00 33 1.00 0.84 0.84 1.00 34 1.00 0.84 0.84 1.00 35 1.00 0.84 0.84 1.00 ( 注 )1 号事由定年 雇用契約期間満了 勧奨 死亡 ( 業務に起因する死亡を除く ) 通勤による傷病による退職 2 号事由自己都合 ( 傷病によるものを除く ) による退職 3 号事由傷病 ( 通勤による傷病及び業務上の傷病を除く ) による退職 4 号事由整理退職 業務上の傷病 業務に起因する死亡による退職 別表 4( 第 7 条第 1 項関係 ) ポイント単価 ポイント単価 1,000 円 - 9 -