佐賀県西部広域環境組合ごみ処理施設建設工事 入札説明書 平成 24 年 4 月 佐賀県西部広域環境組合
目次 1. 入札説明書の位置付け... 1 2. 工事概要... 1 2.1 工事名称... 1 2.2 施設管理者の名称... 1 2.3 工事場所... 1 2.4 施設概要... 1 2.5 工事期間... 1 3. 入札に関する事項... 2 3.1 入札に関するスケジュール... 2 3.2 入札手続き等... 3 3.3 入札に関する事務局等... 6 3.4 入札参加資格要件... 7 4. 落札者の決定... 9 4.1 ごみ処理施設技術審査委員会の設置... 9 4.2 落札者の決定... 10 5. 入札保証金及び契約保証金... 11 5.1 入札保証金... 11 5.2 契約保証金等... 11
1. 入札説明書の位置付け本入札説明書は 佐賀県西部広域環境組合 ( 以下 組合 という ) が 佐賀県西部広域環境組合ごみ処理施設建設工事 ( 以下 本工事 という ) を実施する事業者を総合評価一般競争入札方式 ( 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16 号 ) 第 167 条の 10 の 2) により募集及び選定するにあたり 入札に参加しようとする者に交付するものであり 本入札説明書と同時に公表する本工事の 発注仕様書 落札者決定基準書 提出図書の作成要領 様式集 提案図書記述要領 様式集 技術提案書に関する様式集 は 入札説明書と一体のもの ( 以下 入札説明書等 という ) とする 応募者は 入札説明書等の内容を踏まえ 必要な書類等を提出すること 2. 工事概要 2.1 工事名称佐賀県西部広域環境組合ごみ処理施設建設工事 2.2 施設管理者の名称塚部芳和 ( 伊万里市長 ) 2.3 工事場所佐賀県伊万里市松浦町地内 2.4 施設概要本工事で整備する施設の概要は 以下のとおりである (1) エネルギー回収推進施設 1 処理方式 : ガス化溶融方式 ( シャフト炉式 ) 2 施設規模 :205t/24h(102.5t/24h 2 炉 ) (2) マテリアルリサイクル推進施設 ( 粗大ごみ処理施設 ) 1 処理方式 : 破砕 選別 2 施設規模 :22t/5h 2.5 工事期間契約締結日から平成 27 年 3 月 31 日まで ( 予定 ) -1-
3. 入札に関する事項 3.1 入札に関するスケジュール 本工事の落札者決定に至るまでのスケジュール ( 予定 ) は に示すとおりである 入札スケジュール ( 予定 ) 内 容 日 程 1 入札公告及び入札説明書等の公表 平成 24 年 4 月 27 日 2 入札説明書等に対する質問受付期限 平成 24 年 5 月 10 日 3 上記質問に対する回答の公表 平成 24 年 5 月 24 日 4 資格審査申請書の提出期限 平成 24 年 5 月 31 日 5 資格審査結果の通知 平成 24 年 6 月 7 日 6 提案書等の提出 平成 24 年 7 月 27 日 7 技術ヒアリングの実施 平成 24 年 8 月下旬頃 8 落札者の決定及び公表 平成 24 年 8 月下旬頃 9 仮契約の締結 平成 24 年 9 月頃 10 工事契約の締結 平成 24 年 10 月頃 注 ) 上記スケジュールにおいて応募者の書類提出の状況 審査委員会の審議の進捗状況等に より 変更が生じる場合は その内容を公表する -2-
3.2 入札手続き等 本工事の入札公告から落札者決定に至るまでの手続きの概要は 以下に示すとおりである (1) 入札公告及び入札説明書等の公表公表日 : 平成 24 年 4 月 27 日 ( 金 ) 公表方法 : 組合ホームページで公開するほか 入札公告の定めるところによる 1 資料の貸与本工事に係る参考資料を次のとおり貸与するものとする 書類リスト : 地質調査報告書 敷地造成実施設計業務報告書 一般廃棄物処理施設整備に伴う環境影響評価書受付期間 : 平成 24 年 4 月 27 日 ( 金 )~ 平成 24 年 5 月 18 日 ( 金 ) 申込方法 : 希望者は 様式第 10 号 に必要事項を記載し E-mail に添付し事務局へ送付する 希望日が複数者となった場合は 先着順とする 事務局は E-mail にて申込者に確認日を連絡する 2 現地確認現地確認を希望する者は 次のとおり現地確認できるものとする 受付期間 : 平成 24 年 4 月 27 日 ( 金 )~ 平成 24 年 5 月 18 日 ( 金 ) 申込方法 : 希望者は 様式第 11 号 に必要事項を記載し E-mail に添付し事務局へ送付する 希望日が複数者となった場合は 先着順とする 事務局は E-mail にて申込者に確認日を連絡する 3 応募者番号の交付資格審査結果の通知の際に 提案書等を作成する際に必要となる応募者番号を交付する 交付日 : 平成 24 年 6 月 7 日 ( 金 )( 予定 ) -3-
(2) 入札説明書等質疑の受付入札説明書等に対する質疑の受付及び回答を以下のとおり実施するものとし 電話等による質問には一切応じない なお 応募者の特殊な技術 資格審査通過者の権利 競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるものを除き 質疑に関する回答は公表するものとし 組合が必要と認めた場合は質疑について直接ヒアリングを行うことがある 入札説明書等質疑の受付及び回答公表について 提出期間 平成 24 年 4 月 27 日 ( 金 )9:00~ 平成 24 年 5 月 10 日 ( 木 )17:00 必着 様式集 に示す 様式第 12 号 入札説明書等に係る質問書 (Excel 形 提出方法 式 ) に記入の上 E-mail に添付し事務局へ送付する なお 持参 郵送 FAX による提出は認めない E-mail タイトル添付ファイル名到達確認回答の公表 ( 会社名 ) 佐賀県西部広域環境組合ごみ処理施設建設工事に係る質問書 ( 会社名 )_ 質問書組合が質問提出企業に E-mail を返信することにより行う 平成 24 年 5 月 24 日 ( 木 )17:00 までにホームページに公表する (3) 資格審査申請書の受付応募者は 以下の要領に従って資格審査申請書を提出すること 資格審査申請書の提出について 提出期間提出要領提出書類結果の通知応募者番号の交付 平成 24 年 4 月 27 日 ( 金 )9:00~ 平成 24 年 5 月 31 日 ( 木 )17:00 必着応募者が事務局へ郵送又は持参により提出する なお E-mail FAX による提出は認めない 別添資料 提出書類の作成要領 に規定する様式による 平成 24 年 6 月 7 日 ( 木 ) までに応募者に書面で発送する 資格審査結果の通知の際に 提案書等を作成する際に必要となる応募者番号を交付する 提出期限を過ぎた資格審査申請書は受け付けない その他 提出時には 身分を証明できるもの ( 社員証 運転免許証 ) の提示を求め る場合がある (4) 提案書等の受付応募者は 以下の要領に従って本工事に対する提案内容を記載した提案図書 技術提案書 及び入札書 ( 以下 提案書等 という ) を提出すること なお 提案書等の受付後 組合は応募者の提案内容についてヒアリングを実施する -4-
提案書等の提出について 提出期間提出要領提出書類ヒアリング結果の通知 平成 24 年 7 月 27 日 ( 金 )17:00 必着応募者が事務局へ郵送又は持参により提出する なお E-mail FAX による提出は認めない 別添資料 提出書類の作成要領 に規定する様式による ヒアリングの詳細については 別途提案書等を提出した者に通知する 平成 24 年 9 月上旬頃に応募者に書面で発送する 結果の概要についてはホームページに公表する 提出期限を過ぎた提案書等は受け付けない その他 提出時には 身分を証明できるもの ( 社員証 運転免許証 ) の提示を求め る場合がある (5) 入札に関する留意事項 1 入札説明書等の承諾応募者は 様式第 3 号 資格審査申請書 の提出をもって 入札説明書等の記載内容を承諾したものとする 2 費用負担入札に関し必要な費用は 応募者の負担とする 3 提出書類の取扱い ( ア ) 提案書等の変更等の禁止提案書等の変更 差し替え及び再提出は認めない ( イ ) 著作権提案書等の著作権は 応募者に帰属する また 応募者の提案書等について 組合は審査以外に応募者に無断で使用しない なお 提案書等は返却しない ( ウ ) 特許権等提案内容に含まれる特許権 実用新案権 意匠権 商標権等の日本国の法に基づいて保護される第三者の権利の対象となっている事業手法 工事材料 施工方法 維持管理方法等を使用した結果生じた責任は 原則として提案を行った応募者が負う 4 資料の取扱い組合が提供する資料は 本件入札に係る検討以外の目的に使用することはできない 5 使用言語及び単位 時刻 提出書類の作成要領 及び各様式に特別に指定するもの以外は 入札に関して使用す -5-
る言語は日本語 単位は計量法 ( 平成 4 年法律第 51 号 ) に定めるもの 通貨単位は円 時刻は日本標準時とする 6 入札の辞退資格審査申請書を提出した者は提案書等の提出期限までは いつでも入札を辞退することができる 入札辞退届の提出要領は以下のとおり 入札辞退届の提出について 提出期間 提出要領 その他 平成 24 年 7 月 27 日 ( 金 )17:00 必着応募者が様式第 9 号 入札辞退届 を事務局へ持参により提出する なお FAX E-mail による提出は認めない 入札辞退の撤回はできない 7 入札無効に関する事項次のいずれかに該当する入札は無効とする ( ア ) 入札説明書に規定する入札参加資格のない者が行った入札 ( イ ) 資格審査申請書に記載された応募者以外の者が行った入札 ( ウ ) 談合その他不正行為があったと認められる入札 ( エ ) 応募者の記名並びに押印を欠く入札又は入札事項を明示しない入札 ( オ ) 提案書等に虚偽の記載をした者が行った入札 ( カ ) 同一事項に対し 2 通以上の書類提出がなされた入札 ( キ ) その他入札説明書等において示した条件等入札に関する条件に違反した入札 3.3 入札に関する事務局等 (1) 事務局本工事に関する事務局 ( 提出書類等受付窓口 ) は次のとおりとする 事務局 住 所 848-0027 佐賀県伊万里市立花町 1542 番地 24 佐賀県西部広域環境組合事務局 TEL 0955-29-8455 FAX 0955-29-8456 E-mail ホームページ jigyou1-2@eco-westsaga.or.jp http://www.eco-westsaga.or.jp/index.html (2) 入札に関する資料公表方法入札に関する資料等は 上記組合のホームページにて随時公表する -6-
3.4 入札参加資格要件 応募者は 以下の資格要件を全て満たすものとする また 組合は応募者の資格確認を行うために資格審査を実施する (1) 特定建設工事共同企業体 ( 以下 共同企業体 という ) の構成 1 本工事は 共同企業体の各構成員が工区を分担し 互いに調整 連携しつつ工事を施工する分担施工方式で施工するものとする 2 共同企業体の構成員は2 社とし 各構成員の資格要件を満たす者による自主結成とする 3 共同企業体の代表者 ( 以下 代表者 という ) は 構成員のうちエネルギー回収推進施設を建設する者とする 4 各構成員は様式第 3 号に示す資格参加申請書 共同企業体協定書 共同企業体編成表等を提出しなければならない 5 本工事の共同企業体の構成員は 本工事の他の共同企業体の構成員を兼ねることはできない 6 共同企業体は施設の瑕疵担保期間中は解散することができない (2) 入札参加の制限次のいずれかに該当する者は 応募者となることはできない 1 地方自治法施行令 ( 昭和 22 年政令第 16 号 ) 第 167 条の 4 の規定に該当する者 2 会社法 ( 平成 17 年法律第 86 号 ) 第 511 条の規定による特別清算開始の申立てがなされている者 3 破産法 ( 平成 16 年法律第 75 号 ) 第 18 条又は第 19 条による破産手続開始の申立て ( 同法附則第 3 条の規定によりなお従前の例によることとされる破産事件に係る同法による廃止前の破産法 ( 大正 11 年法律第 71 号 ) 第 132 条又は第 133 条による破産の申立てを含む ) がなされている者 4 会社更生法 ( 平成 14 年法律第 154 号 ) 第 17 条の規定による更生手続開始の申立て ( 同法附則第 2 条の規定によりなお従前の例によることとされる更生事件に係る同法による改正前の会社更生法 ( 昭和 27 年法律第 172 号 ) 第 30 条の規定による更生手続開始の申立てを含む ) がなされている者 5 民事再生法 ( 平成 11 年法律第 225 号 ) 第 21 条の規定による再生手続開始の申立てがなされている者 6 組合の指名停止措置を受けている者 7 ごみ処理施設技術審査委員会の委員が所属する企業 8 入札公告日から落札者の選定に関する公表までの期間に 本工事について審査委員会の委員と接触を試みた者 9 最近 1 年間の法人税 法人住民税 法人事業税 消費税及び地方消費税を滞納している者 -7-
(3) 代表者の資格要件 1 建築士法 ( 昭和 25 年法律第 202 号 ) に基づく有資格者であること 2 建設業法 ( 昭和 24 年法律第 100 号 ) の清掃施設工事に係る特定建設業の許可を受けていること 3 以下の条件を全て満たす一般廃棄物処理施設の納入実績 ( 元請の実績に限るものとするが JV の構成員として主たる業務を担当した場合も認める ) があること ( ア ) ガス化溶融方式 ( シャフト炉式 ) で 1 炉あたり 50t/ 日以上の規模を有すること ( イ ) 1 炉 90 日以上の連続運転の実績を有すること ( ウ ) 発電設備を有すること ( エ ) 入札公告の前日時点で一定期間以上の稼動実績を有すること 4 本工事に配置できる専任の監理技術者を有すること (4) 構成員の資格要件 ( 代表者を除く ) 1 建築士法 ( 昭和 25 年法律第 202 号 ) に基づく有資格者であること 2 建設業法 ( 昭和 24 年法律第 100 号 ) の清掃施設工事に係る特定建設業の許可を受けていること 3 以下の条件を全て満たす一般廃棄物処理施設の納入実績 ( 元請の実績に限るものとするが JV の構成員として主たる業務を担当した場合も認める ) があること ( ア ) マテリアルリサイクル推進施設 粗大ごみ処理施設 不燃ごみ処理施設 資源化施設等の施設単独であること ( 焼却施設 溶融施設等との同時施工を除く ) ( イ ) 自社製の高速回転破砕機で 10t/5h 以上の規模を有すること ( ウ ) 入札公告の前日時点で一定期間以上の稼動実績を有すること 4 本工事に配置できる専任の監理技術者を有すること (5) 参加資格確認基準日参加資格確認基準日は 本工事への資格審査申請書の提出時から本契約締結時に至るまでの期間とする -8-
4. 落札者の決定 4.1 ごみ処理施設技術審査委員会の設置組合は 審査を専門的知見に基づいて実施するに当たって ごみ処理施設技術審査委員会 ( 以下 審査委員会 という ) を設置している 審査委員会を構成する委員は 次のとおりである 氏名所属 学識経験者松藤康司福岡大学工学部教授 学識経験者 吉田伸隆 福岡大学工学部非常勤講師 ( 財 ) ふくおか環境財団業務部企画啓発課課長 学識経験者二渡了北九州市立大学国際環境工学部教授 武雄市前田敏美武雄市副市長 伊万里市江頭興宣伊万里市副市長 鹿島市北村和博鹿島市副市長 嬉野市中島庸二嬉野市副市長 有田町空閑秀則有田町副町長 大町町西依和則大町町副町長 江北町山中秀夫江北町副町長 白石町川﨑啓義白石町副町長 太良町永淵孝幸太良町副町長 なお 応募者が 落札者決定までに 審査委員会の委員に対し 自己の有利になる目的のために 接触等の働きかけを行った場合は失格とする -9-
4.2 落札者の決定 以下の手順で落札者を選定するものとする ( 詳細は別添資料 落札者決定基準書 参照 ) (1) 資格審査資格審査は 応募者から提出された資格審査申請書等を基に 応募者が 入札参加資格要件 に示した要件を満たすことについての確認を行う 以上を満たすことが確認された応募者のみ 次段階の事業者選定審査に参加できることとし 資格審査結果は応募者に対して通知する (2) 事業者選定審査 1 基礎審査基礎審査は 資格審査を合格した者から提出された提案書等について 技術的観点からみて組合の要求する性能要件を満足するものであることの確認を行うものとする 2 技術提案審査基礎審査において組合の要求する要件を満たした応募者を対象として 落札者決定基準書に基づき技術提案書等について審査する 3 入札価格審査応募者の入札価格について 落札者決定基準書に定める算定式により点数化する なお 入札書比較価格を超過した場合は失格とする (4) 総合評価及び落札者の選定技術提案審査と入札価格審査により総合評価点を算定し 最も高い点数の者を落札者として選定する (5) 落札者決定後の手続き組合と落札者は 本工事に係る契約を締結する 契約の締結をもって 落札者を建設工事請負業者とする 落札者決定後 落札者は組合と協議のうえ契約書を作成することとする -10-
5. 入札保証金及び契約保証金 5.1 入札保証金 入札保証金は免除する 5.2 契約保証金等 (1) 契約保証金の額建設工事請負業者は 施設整備の履行を保証するために 建設請負契約金額の 10 分の 1 に相当する金額を契約期間中の契約保証金として納付する (2) 契約保証金の納付建設工事請負業者は 契約保証金は現金で納付するものとするが 契約金額の 10 分の 1 以上の額に相当する次のいずれかの担保を提供することにより替えることができる 1 国債証券 2 銀行又は保証事業会社の保証 (3) 契約保証金の免除建設工事請負業者は 建設期間における契約金額の 10 分の 1 以上に相当する額を保険金額とする履行保証保険の写しを組合に提出することにより契約保証金を免除することができる -11-