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集積回路配置図設計行政法執行弁法 2001 年 11 月 28 日公布 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 北京センター知的財産権部編 本資料は仮訳の部分を含みます ジェトロでは情報 データ 解釈などをできる限り正確に記するよう努力しておりますが 本資料で提供した情報などの正確性についてジェトロが保証するものではないことを予めご了承下さい

集積回路配置図設計行政法執行弁法 (2001 年 11 月 28 日国家知識産権局令第 17 号公布 ) 第一章総則 第一条集積回路配置図設計 ( 以下 配置図設計 という ) 専有権を保護し 社会主義市場経済の秩序を保護するため 集積回路配置図設計保護条例 ( 以下 条例 という ) 及び関係法律法規に基づき 本弁法を制定する 第二条条例第三十一条にいう国務院知識産権行政部門とは 国家知識産権局をいう 国家知識産権局は集積回路配置図設計行政法執行委員会 ( 以下 行政法執行委員会 という ) を設立し 行政法執行委員会は配置図設計専有権の侵害紛争の処理 配置図設計専有権侵害の賠償金額の調停につき責を負う 各省 自治区 直轄市の知識産権局は国家知識産権局の集積回路配置図設計の行政法執行活動の展開に協力 協調するものとする 第三条行政法執行委員会が行う配置図設計専有権侵害の紛争処理は 事実に依拠し 法律を基準とし 公正 適時という原則を遵守するものとする 行政法執行委員会が行う配置図設計専有権の侵害の賠償金額の調停には 法律規定に基づき 事実を明確にし 是非を区別する基礎の上で 当事者が相互に和解し 協議に達するのを促す 第二章処理と調停の手続 第四条行政法執行委員会に配置図設計専有権の権利侵害紛争の処理を請求する際は 以下に掲げる条件に合致していなければならない ( 一 ) 当該配置図設計が既に登記 公告されている ( 二 ) 請求者が配置図設計専有権の権利者または当該権利侵害紛争と直接の利害関係を有する単位または個人である ( 三 ) 明確な被請求者がいる ( 四 ) 明確な請求事項及び具体的事実 理由がある ( 五 ) 当事者のいずれの一方も当該権利侵害紛争を人民法院に対して提訴していない 第五条請求者の請求の提出は 行政法執行委員会に対し請求書及び関連する配置図設計登記証書の副本を提出するものとする 請求者は被請求者の人数に基づき相応する数量の請求書の副本を提出しなければならない 第六条請求者には以下の内容を記載しなければならない ( 一 ) 請求者の氏名または名称 住所 法定代表者または主な責任者の氏名と職務 代理人に委託した場合は代理人の氏名及び代理事務所の名称 住所 ( 二 ) 被請求者の氏名または名称 住所 ( 三 ) 処理を請求する事項の具体的な事実 理由関係する証拠及び証明材料は 請求書の付属文書の形式で提出することができる

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第十四条当事者が調停 和解協議に至った場合 または請求者が請求を撤回した場合を除き 行政法執行委員会の配置図設計専有権侵害紛争の処理には処理決定書を作成し 以下の内容を明記するものとする ( 一 ) 当事者の名称または氏名 住所 ( 二 ) 当事者の陳述した事実と理由 ( 三 ) 権利侵害行為認定が成立するか否かの理由と依拠 ( 四 ) 処理決定により 権利侵害行為が成立すると認定した場合は 被請求者に即刻停止を命令した侵害行為の類型 対象及び範囲を明記するものとする 権利侵害行為が成立しないと認定した場合は 請求者の請求を棄却するものとする ( 五 ) 処理決定を不服とし 人民法院に行政訴訟を提起した経緯と期限 処理決定書は案件の担当者が署名し 行政法執行委員会の業務専用印を捺印する 第十五条行政法執行委員会の行った処理決定を不服とし 人民法院に行政訴訟が提起されたときは 行政法執行委員会の主任はパネルに対し 出廷して応訴するよう委託する 第十六条行政法執行委員会または人民法院が権利侵害行為の成立を認定する処理決定または判決を行った後 被請求者が同一の配置図設計専有権につき再び同一類型の権利侵害行為を行い 配置図設計専有権の権利者または利害関係者がその処理を請求したときは 行政法執行委員会は直接 権利侵害行為の即刻停止を命じる処理決定を行うことができる 第十七条当事者が行政法執行委員会に配置図設計専有権侵害の賠償額についての調停を請求するときは 請求書を提出しなければならない 請求書には以下の内容を記載するものとする ( 一 ) 請求者の氏名または名称 住所 法定代表者または主要な担当者の氏名 職務 ( 二 ) 被請求者の氏名または名称 住所 ( 三 ) 調停を請求する具体的な事項と理由 第十八条行政法執行委員会は請求書を受領した後 すみやかノ請求書の副本を送付 直接送達またはその他の方式で被請求者に送達するものとし 請求書の副本を受領した後 15 日以内に意見陳述書を提出するよう要求するものとする 第十九条被請求者が意見陳述書を提出し 調停に同意した場合は 行政法執行委員会はすみやかに立案し かつ請求者及び被請求者に対し調停を行う時間及び地点を通知するものとする 被請求者が期限を過ぎても意見陳述書を提出しない場合 または意見陳述書中に調停を受け入れない表明がある場合は 行政法執行委員会は立案せず かつ請求者に通知する 第二十条当事者が調停を経て協議に達したときは 調停協議書を作成し 双方当事者の署名または捺印を経て かつ行政法執行委員会に届け出るものとする 協議に達さないときは 行政法執行委員会が案件の取消方式により案件を終了し 双方当事者に通知する 第三章証拠収集調査

第二十一条行政法執行委員会による配置図設計専有権の侵害紛争処理には 案件の状況の需要に基づいて 処理の過程において職権により関連証拠の調査収集を行うことができる 第二十二条行政法執行委員会の証拠の調査収集には 写真 ビデオ撮影による現場観測 案件と関連のある契約 帳簿等の関連文書の閲覧 複製 当事者及び証人喚問の方式を採用することができる 行政法執行委員会の証拠の調査収集は 記録を作成するものとする 記録には案件の担当者 調査を受けた単位または個人の署名または捺印を要する 調査を受けた単位または個人が署名または捺印を拒絶する場合は 記録上に注記するものとする 第二十三条行政法執行委員会の証拠の調査収集にはサンプリングによる証拠収集方式を採用することができ 権利侵害の疑いのある製品のうち一部をサンプリングすることができる サンプリングされる製品の数量は 事実を証明し得る量を限度とする 行政法執行委員会がサンプル証拠収集には記録を作成し 収集されたサンプルの名称 特徴 数量を明記するものとする 記録には案件の担当者 調査される単位または個人の署名または捺印を要する 第二十四条証拠が滅失するおそれがある場合 または以後取得が難しい場合で サンプリング証拠収集の実施ができない状況下においては 行政法執行委員会は登記保存を行い かつ 7 日以内に決定を行うことができる 調査される単位または個人は 登記を経て保存される証拠を毀損したり 移転してはならない 行政法執行委員会が登記保存を行う場合には 記録を作成し 登記保存される証拠の名称 特徴 数量及び保存地点を明記するものとする 記録は案件の担当者 調査される単位または個人の署名または捺印を要する 第二十五条行政法執行委員会が証拠の調査収集 証拠資料の照合を行うときは 関連単位または個人は事実通りに提供し 調査に協力しなければならない 第二十六条行政法執行委員会が証拠の調査収集 証拠資料の照合を行うときは 関連単位または個人は事実通りに提供し 調査に協力しなければならない 行政法執行委員会が関連する省 自治区 直轄市の人民政府の知的財産権管理部門に証拠の調査収集を委託するときは 明確な要求を提出しなければならない 委託を受けた部門はすみやかに 真剣に証拠の調査収集に協力し できる限り早く回答するものとする 第四章法的責任 第二十七条行政法執行委員会が侵害行為の成立を認定し 処理決定書を作成するときは 以下に掲げる措置を採用し 権利侵害行為を制止するものとする ( 一 ) 被請求者が保護を受ける配置図設計を複製している場合は その複製行為の即刻停止を命令し 複製された図面 マスク 専用設備及び当該配置図設計を含む集積回路を没収 廃棄する

( 二 ) 被請求者が商業目的で保護を受ける配置図設計を輸入 販売 またはその他の方式で提供した場合は その輸入 販売 または提供行為の即刻停止を命令し 関連する図面 マスクを没収 廃棄する ( 三 ) 被請求者が商業目的で保護を受ける配置図設計を含む集積回路を輸入 販売またはその他の方式で提供し かつその中に違法に複製された配置図設計が含まれることを知っていた または知り得るべき合理的理由があるときは その輸入 販売 または提供行為の即刻停止を命令し 当該集積回路を没収 廃棄する ( 四 ) 被請求者が商業目的で保護を受ける集積回路を含む物品を輸入 販売またはその他の方式で提供し かつその中に権利を侵害する集積回路が含まれることを知っていた または知り得るべき合理的理由がある場合は その輸入 販売 または提供行為の即刻停止を命令し 当該物品を没収 廃棄する ( 五 ) 権利侵害行為を停止するその他の必要措置 第二十八条行政法執行委員会が権利侵害行為の成立を認定する処理決定を行った後 被請求者が人民法院に行政訴訟を提起したときも 訴訟期間中は決定の執行を停止しない 被請求者が行政法執行委員会の行った権利侵害行為の成立を認定する処理決定の期間が満了しても 提訴しない場合 または権利侵害行為を停止しない場合は 国家知識産権局は人民法院に強制執行を請求することができる 第五章附則 第二十九条本弁法は国家知識産権局が解釈の責を負う 第三十条本弁法は公布の日より施行する