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Transcription:

LoRa/RS-485 通信変換器 HLR-RS485 取扱説明書 ご注意 本取扱説明書を十分にお読み頂き ご使用ください 本体は精密機器ですので 落とさないようにしてください 本体を分解 改造はしないでください 本体に雨水等が直接かからないようにしてください 本体の汚れ ホコリ等を拭きとる場合は 乾いた布で拭きとってください 汚れがひどい場合は 固く絞った濡れ雑巾で拭きとってください ベンジン アルコール シンナーは絶対に使用しないでください 本体内にごみ等が入る恐れがある作業を行なう場合は 本体にカバーをして異物が入らないようにしてください 本体を直射日光が当たる場所 温度の異常に高い場所 異常に低い場所 湿気や塵挨の多い場所へ設置しないでください 端子台への配線は圧着端子を使用して確実に締めてください 補助電源が停電時 表示は消え 通信できません 通信線は動力ケーブル 高圧ケーブルと平行して設置せず 交差する場合も間隔を取って設置してください 製品及び取扱説明書は 改善 改良のために予告なく変更する場合があります ご了承ください

目次 1 概要... 3 2 品名... 3 3 形名... 3 4 操作パネル... 4 5 設定値について... 4 6 電源 ON 時... 5 7 文字表示パターン... 5 8 操作方法... 5 1キー操作... 5 2 画面遷移... 6 各モードへの画面遷移... 6 通信設定モード画面遷移... 7 LoRa/RS-485 通信送受信エラーカウンタモード... 8 9 設定方法... 10 10 接続... 11 1IoT ゲートウェイとの連携... 11 2RS-485 通信経路としての利用... 11 3RS-485 通信の接続例... 13 11 外形図... 15 12 取付け方法... 17

1 概要 は 有線の RS-485(Modbus) 通信を無線通信に変換またはその逆を行うものです また 当社の IoT ゲートウェイと無線通信で連携し 有線で通信する当社機器からを経由してデータ収集を行うことができます 無線通信は IoT 向け無線技術 (LPWA) の一つである LoRa( ) を使用します 有線通信は RS-485(Modbus) 規格にて通信します は LoRa Private で利用します 2 品名 LoRa/RS-485 通信変換器 3 形名 HLR-RS485-1 ( ご注文時に下記の中からご指定ください ) 1 補助電源 A D AC85~264V DC20~30V ( 開発中 )

4 操作パネル POWER 電源ランプです 補助電源を ON にすると点灯します ERR エラーランプです 機器が正常に動作している場合は消灯して います 通信異常などが発生した時に赤色に点灯または 点滅 します RD 受信ランプです LoRa 通信または RS-485 通信のデータを受信 した時に点灯します SD 送信ランプです LoRa 通信または RS-485 通信のデータ送信時 に点灯します 7 セグメント LED システム状態やバージョンなどを表示します MODE キー 表示モードの切替や設定を行う時に使用します キー 表示項目や設定値の変更に使用します キー 表示項目や設定値の変更に使用します SET キー 設定値の確定など設定を行う時に使用します 5 設定値について 各設定値と初期値は下記の通りです 設定番号 設定項目 設定範囲 初期値 01 通信モード設定 GateWay / Parent/ Child GateWay 02 RS-485 通信速度設定 9600bps / 19200bps 9600 03 RS-485 通信パリティ設定 NONE / ODD / EVEN NONE 04 RS-485 通信ストップビット設定 1bit / 2bit 1bit 05 通信局番設定 開始局番 01 ~ F6 開始局番 01 終了局番 02 ~ F7 終了局番 F7 06 LoRa 通信グループ設定 01 ~ 12 01 07 LoRa 通信 Tx-Power 設定 1 ~ 13 13

6 電源 ON 時 電源を ON すると 約 1 秒間全てのランプを点灯し LoRa 通信受信モードになります 電源 ON 約 1 秒間すべてのランプを点灯 LoRa 通信受信モード表示 7 文字表示パターン LCD の 7 セグメント表示では 数字 アルファベットを下の表で表示します 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z # $ / SP 8 操作方法 1 キー操作 モードの表示を切り換える場合は キーまたは キーで切り換えることができます 通信モードや LoRa/RS-485 通信の設定を確認や変更する場合は MODE キーと SET キーを同時に押し続けることで通信設定モードに切り替わります LoRa/RS-485 通信の送受信カウンタを確認する場合は MODE キーと キーを同時に押し続ける事で 通信の送受信または 送受信のエラーをカウントを表示するモードに切り替わります 全設定のリセットまたは LoRa 通信の詳細設定を確認や変更する場合は MODE キーと キーと SET キーを同時に押し続ける事で 全設定のリセット LoRa 通信の詳細設定の確認や 変更できるモードに切り替わります LoRa 通信モジュールとソフトウェアのバージョンを確認する場合は キーと キーを同時に押している間 バージョン表示モードに切り替わります 通信モジュールとソフトウェアのバージョンは 2 秒ずつ表示が切り替わります 説明書に記載している以外のキー操作は行わないでください

2 画面遷移 各モードへの画面遷移 電源 OFF 全点灯 電源 ON 通常モード ( 受信なし ) 2 秒後 MODE +SET 通信設定モード MODE リセット LoRa 通信 MODE ++SET 詳細設定モード システム状態 (LoRa 通信 ) MODE MODE + LoRa/RS-485 通信送受信 エラーカウンタモードモード システム状態 (RS-485) MODE + を押している間 + を押している間 バージョン表示モード システム状態 ( 全体 ) ソフトウェアバージョン 2 秒ごとに切り替わる 通信モジュールバージョン 通常モード ( 受信なし )

通信設定モード画面遷移 通信モード設定 通信局番設定 RS-485 通信速度設定 LoRa 通信グループ設定 RS-485 通信パリティ設定 LoRa 通信 Tx-Power 設定 RS-485 通信ストップビット設定 通信モード設定 通信局番設定

LoRa/RS-485 通信送受信エラーカウンタモード LoRa 通信受信カウンタ RS-485 通信受信カウンタ LoRa 通信受信エラーカウンタ RS-485 通信受信エラーカウンタ LoRa 通信送信カウンタ RS-485 通信送信カウンタ LoRa 通信送信エラーカウンタ RS-485 通信送信エラーカウンタ RS-485 通信受信カウンタ LoRa 通信受信カウンタ

リセット LoRa 通信詳細設定モード リセット LoRa 通信 BandWidth LoRa 通信キャリアセンスリトライ回数 LoRa 通信 SpreadFactor LoRa 通信キャリアセンスリトライ時間設定 LoRa 通信 CodingRate LoRa 通信 BandWidth リセット

9 設定方法 1 設定値の変更方法各設定項目が表示されているところで SET キーを押す事で設定値を変更するモードになり 7 セグメント LED が点滅します 設定を変更するモードで キーまたは キーで設定値を変更し SET キーを押すと設定値を保存します 変更するモード中に MODE キーを押すと設定の変更が中止されます 2 設定値の変更例 SET を押すことで設定モード に変更 変更箇所が点滅します MODE を押す または 押し設定値を変更 SET を押すことで設定値を保存

10 接続 1IoT ゲートウェイとの連携当社にて提供する IoT ゲートウェイ (HLR-GW-L) を親機とすることで に接続した当社製計測器 (TWPM 等 ) のデータを収集し ブラウザで瞬時値の確認や設定変更 FTP 経由での CSV ファイル収集が行えます 接続例 LoRa 無線通信 Ethernet( 有線 LAN) 要求 応答 RS-485 パソコン IoT ゲートウェイ (HLR-GW-L) (HLR-RS485) 電力量計測器 (TWPM 等 ) 見通し距離で 5km 程度まで通信できますが 受信感度 (RSSI) が安定して-110dBm 以上になる場所に設置してください 2RS-485 通信経路としての利用 (1)1 台のを無線親局として用い 複数台のを子局として利用する場合 親局と子局が 1 対多で無線通信を行えます 子局 1 親局 1 LoRa 無線通信 RS-485 Modbus 通信親機 RS-485 子局 2 Modbus 通信子機 ( スレーブ ) ( マスター ) RS-485

(2) 複数台のを無線親局として用い それぞれに対応した子局を用意する場合 ( 無線が必要な箇所のみ部分的に使用する場合 ) Modbus 通信親機と親局が1 対多で RS-485 通信を行い 親局と子局が1 対 1 で無線通信を行えます LoRa 親局 1 無線通信子局 1 RS-485 RS-485 Modbus 通信子機 Modbus 通信親機 親局 2 子局 2 ( スレーブ ) ( マスター ) RS-485 (3)1 台のを無線親局として用い 一台の子局に Modbus 通信子機を 複数台接続する場合 親局と子局が 1 対 1 で無線通信を行い 子局と Modbus 通信子機が 1 対多で RS-485 通信を行えます LoRa 無線通信 RS-485 親局 1 子局 1 RS-485 Modbus 通信子機 ( スレーブ ) Modbus 通信親機 ( マスター )

3RS-485 通信の接続例 1 屋内配線で接続する場合 ターミネータ接続 ターミネータ接続 SL を 1 点接地 2 屋外を経由して接続する場合 ターミネータ接続 ターミータ接続 注 :RS-485 信号線には通信用 SL を 1 点接地 SPD SPD SPD( サージ防護デバイス )

3 注意事項 通信ケーブルには シールド付きツイストペアケーブルを使用してください 通信線の両端には ターミネータ( 終端抵抗 ) を接続してください 通信ケーブルのシールド線(SL) は 1 点を接地 (D 種 ) してください 禁止事項 ( 次の様な接続はしないでください ) ループ配線をしないでください 分岐配線しないでください SPD 接続例 がボックスに 1 個の場合 がボックスに複数個の場合 SPD SPD SPD 50cm 以内 注意事項 :SPD と間は 50cm 以内で設置してください

11 外形図 1 本体とアンテナ 248±2 50±1 22±2 72±1 111±2 112±1 100±1 90±1

2 アンテナのみ

12 取付け方法 1DINレールに取付ける場合 1. 下側のスライドフックを出す 2. 上部をレールに 3. スライドフックを 引っ掛け取付ける 元に戻す 2 ねじ止めする場合 1. 上下のスライドフックを出す 2. 上下 2 箇所をねじ止めする スライドフックが固い場合は 下図のようにして出してください 1. マイナスドライバなどでスライドフックの爪を浮かせる 2. 爪が浮いたら 矢印の方向に押し出す

品質 性能向上のため 記載内容は改善 改良のために予告なく変更する場合があります ご了承下さい URL www.hakaru.jp 本社 工場 532-0027 大阪市淀川区田川 3-5-11 TEL 06(6300)2112 FAX 06(6308)7766 T-52360 改訂 1 2018.09.28